日本で“ぼったくり”といえば、歌舞伎町のぼったくりキャバクラ事件が記憶に新しいが、この分野においては中国も負けてはいない。「湖南衛視」(11月1日付)によると、湖南省長沙市内のショッピングセンターにある美容院の呼び込みに誘われ、入店。担当の美容師はヘアスタイリストを名乗り、女性はその技術に期待し、カットを任せることに。しかし15分後、女性を驚かせたのは美容師の技ではなく、カット代だった。なんと、請求されたカット代金は3万8,000元(約76万円)だったからだ。 入店前、女性はこの美容院の店員から「有名ファッション誌や人気バラエティ番組で専属ヘアスタイリストをやっている美容師が、人数限定で無料ヘアカットをしてくれる。残り、あとひとり! さぁ、やるしかないでしょ」と勧誘されていたという。しかし、カット後に数名の店員に囲まれて、言われるがままクレジットカードで料金を支払ってしまった。帰宅後、冷静になったところで自分がだまされたことにようやく気づき、返金を求めて美容院を再訪。しかし、ここでも店員の口車に乗せられ、3万3,000元(約66万円)の返還という“和解策”に応じてしまったという。 後日、この女性は同じショッピングセンターを歩いていると、その美容院が同様の客引きをしているのを発見。地元テレビ局に情報提供をし、その一部始終が放映されて、ようやく警察が動いた。もちろん美容師の肩書はすべてウソで、客から毎月数百万円だまし取っていたという。結果、美容院は無許可営業と詐欺の容疑で、摘発された。 美容院を舞台にした詐欺は最近、中国でトレンドのようだ。中国ではプチ整形やシミ・ニキビの除去を施術する美容院も多いのだが、「福州晩報」(10月27日付)によると、南京市内の美容院で男性が9,600元(約19万円)をだまし取られる事件が発生。男性は美容院から「最新美容機器の無料体験」の勧誘を受けた際、「あなたの顔のニキビはがんに変異する可能性があるので、除去しましょう」と言われ、ニキビ治療を受けることに。施術前は59元(約1,200円)という料金を提示していたにもかかわらず、終了したら100倍以上の値段になっていた。男性が不審に思い、店員に尋ねると「ニキビひとつの除去が59元だ。160個ほどあったから、その値段になる!」と逆ギレされたという。その後、男性は警察に相談し、美容院に調査が入って摘発されたという。 美容院を舞台にしたぼったくり行為の多発について、上海市在住の日本人主婦は事情をこう説明する。 「中国では最近、小エビ料理を一皿注文したら、会計時に『(表示していたのは)1匹あたりの値段だ』と言い張るぼったくりレストランが話題になりましたが、飲食だけでなく美容院やエステでも増えていますね。もともと中国の美容業界は参入ハードルが低く、美容師も“昨日まで工場で働いてました”みたいな地方出身の若い子が大勢いる。景気のいいときは成立していましたが、今は不況でどこも厳しい。元工場労働者みたいな美容師は、詐欺でもして稼がないと生活していけないんでしょう。私も、子どものカットをしにいった美容院で、謎の高級シャンプーを勝手に使用され、250元(約5,000円)ほどぼったくられたことがあります」 景気が悪くなると、さまざまな商売でぼったくりが発生する中国。その規模は、日本の比ではないようだ。 (取材・文=青山大樹)イメージ画像(「足成」より)
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被害児童は悪夢にうなされ、失禁の日々……中国・女体罰教師のトンデモ言い訳「体罰は免疫力を高める!」
現在、日本の教育現場において体罰は激減しているが、中国ではまだまだ横行しているようだ。このほど、江蘇省にある小学校で痛々しい体罰事件が報じられたが、体罰を加えていた教師の驚きの“言い訳”も注目された。「揚子晩報」(11月9日付)などが伝えた。 江蘇省連雲港市に通う小学3年生の男子児童(8歳)は学校で度重なる体罰を受け、睡眠中に寝言で「先生、叩かないで」と絶叫したり、悪夢で失禁する日々を送っていたという。その理由は、女性教師による尋常ならざす体罰方法だ。ある日、この女性教師はクラスの全員の前で、男子児童の背中を木製の指示棒で30回以上、力いっぱい突き始めたのだ。中国版Twitter「微博」に男子児童の親が投稿した画像によると、背中には点状の青たんが無数にできている。被害に遭った男子児童の背中。痛々しい傷が、こんなにも……
母親によると週に4~5回はこのような体罰を受けているといい、そのせいで男子児童は不登校となり、食欲もなくなって自宅で糞尿を漏らすようになったという。ほかにも同様の体罰を受け、精神状態が不安定になった児童が数名いるという。驚くことに、女性教師は母親たちの追及に対し、体罰を認めた上で「体に悪影響はない。むしろ免疫力を高める」と、開き直ったというのだ。 現地の教育機関はこの女性教師に対し、調査を開始したというが、一部の保護者は体罰を肯定しており、賛否両論が巻き起こっているとか。中国の体罰事情について、北京市在住の日本人大学講師はこう説明する。上半身裸にし、掃除具で叩く教師(参考画像)
「地方都市や田舎に行けば、親は子どもに対して虐待に近い“しつけ”をしていますし、共同体全体で体罰が肯定されているので、学校内でも当然、教師は躊躇なく体罰を与える。都市部でも、出稼ぎ労働者の子息のための民間学校のようなものがあって、そこでは教師のレベルが低いこともあり、体罰がまかり通っている。個人的な印象ですが、体罰をするのは男性教師より女性教師が多いですね。それも、中年前後の先生が多い。『自我が芽生える前の子どもは、動物と同じ』という古い考えを持つおばさんが多いんでしょう」 近年はスマホの普及で、児童自身が撮影したり、親がSNSにアップして発覚するケースも多い。前時代的な体罰がこの国からなくなる日は、来るのだろうか? (取材・文=棟方笙子)小学生に土下座させる教師。こうした体罰も横行している(参考画像)
同性愛“アンチ”多数の韓国で、最高学府・ソウル大学の学生会長候補がカミングアウト! その影響力は――
渋谷区で同性カップルへのパートナーシップ証明書交付が始まり、同性愛をめぐる議論が大きな転機を迎えている日本。韓国でも、同性愛者の活動が日増しに目立ち始めている。 今回、韓国ではとある女性がレズビアンであることをカミングアウトし、注目を浴びた。舞台となったのは、超名門校ソウル大学。カミングアウトしたのは、同校で学生会長に立候補中のキム・ボミさんだ。 キムさんは「多様性の実現に向けたひとつの動き」というスローガンを掲げ、選挙運動を展開。渋谷区でパートナーシップ証明書が発行された日と同じ今月5日に、校内の選挙イベントで自らの性的指向をカミングアウトした。 キムさんは過去に、同性愛者であることをカミングアウトした、アップルCEOティム・クック氏の言葉に感銘を受けたそう。自らのカミングアウトを社会の変化を促す一助にしたいと言及し、イベントに集まった参加者に対して「ソウル大学が、学生のありのままの姿を肯定し、堂々と生きていける空間になることを望む」と投げかけた。当日、イベントに参加した学生約40人は、キムさんのカミングアウトと主張に感激、応援することを誓ったそうだ。 ソウル大学以外の大学でも、キムさんのカミングアウトを支持している。例えば、釜山大学セクシャルマイノリティサークル「QIP」、韓国外国語大学セクシャルマイノリティサークル「キュサディア」などが、SNSを通じて応援の声を上げている。 キムさんはこれまで、「ソウル大教授セクハラ・性暴力の問題を解決するための共同行動」の大学生代表、ソウル大総学生会傘下団体である「学生及び少数者の人権委員会」運営委員などとして活動してきた。勉強と社会活動にいそしむ大学生活の中で、“ストレート”のように振る舞わざる得ない自分に違和感を持っていたそうだ。仲のいい知人を中心にカミングアウトを続けてきたが、その時の反応が思ったよりも好意的、かつ同じような悩みを抱えた友人も少なくなかったことから、同性愛に関する主張も含め、選挙戦に立候補することを決めたと話している。 韓国では、キリスト教系団体を中心に相次いで反対の意が表明されるなど、同性愛に対して宗教的見地からの反対論が多い。また、大手メディアKBSの理事チョ・ウソク氏など、社会的発言力を持つ人物たちも、同性愛を嫌悪する主張を続けている。つまり、日本以上に逆風が強いといえよう。しかし今回、エリートが集まるソウル大学で、しかもその学生会長候補が同性愛を肯定的に掲げることは、韓国社会にとっても大きなインパクトになるはず。同性愛に対する世界的な動きとともに、韓国の今後にも注目したい。 (取材・文=河鐘基)
妻、娘に、60歳近い母親まで!? 「肉親に売春させる男たち」は中国貧困地域の“闇の風習”か
昨年2月に突如始まった性風俗一掃運動「掃黄(サオファン)」が現在も続けられる中国で、摘発された売春組織の驚くべき実態が明らかになった。 「中国新聞網」によると11月4日、寧夏回族自治区銀川市で、ある売春組織が摘発され、あっせん者の男らと売春婦ら、合わせて25人が逮捕された。その後、警察が容疑者たちの身元を照会して判明したことは、彼らがみな湖南省や河南省、甘粛省、四川省、湖北省といった、貧しい内陸部の出身者だということ。そして、あっせん者と売春婦の多くが、なんと夫婦であったということだ。逮捕された売春婦たち。18歳から50代までが在籍していた
つまり、あっせん者の男たちは、自分の妻に客を取らせていたというわけである。さらに驚くべきことに、ひとりのあっせん者は、妻ではなく、60歳近い自分の母親に売春を強要していたことも明らかとなった。 中国では、成人してなお年老いた親に経済的依存を続ける、いわゆる「すねかじり族」の増加が社会問題となっているが、母親に売春させて金銭を得るヤカラがいるとは、まさに世も末である。 超高齢化社会に直面し、親孝行の励行が呼びかけられている中で明るみになったこの事件。ネット上ではさぞや人民たちの怒りの声が巻き起こっているだろうと思いきや、実際は意外と冷めている。それどころか、中国版Twitter「微博」には、「こうした習慣は四川省でもあった。当時付き合っていた男の父親も、妻を売って金を稼いでいた」「俺は遊んだ女から『夫に連れてこられた』という話を聞いたことがある」などと、親族に売春させて生計を立てることを「風習」だと指摘する声もある。 さらに、「広西(チワン族自治区)では、夫に言われて都市部に出てきた売春婦がかなりいる。子どもを2人ほど産んだら、母親が娘を、姑が嫁を、姉が妹を連れて都市部へ出てくる。多くの農村部で家を建てられるのは、全部こうした女性が稼いだ金のおかげだ」と、家計の主な収入源だとする証言もあるほどだ。売春婦たちのあっせん者であり、夫、または息子でもあった男たち
広東省在住の日本人男性(36歳)も、自らの体験をこう語る。 「3年ほど前、広州市の近くの恵州市というところで、置屋に行ったときのこと。部屋に上がって出てきた娘が、階下で見た店のマネジャーのオヤジにソックリだったんです。まさかとは思いましたが、コトが終わって店を出た直後、その娘が『お父さん!』と叫ぶ声が聞こえてきて、ブルーな気分になりました……」 この国で生きるということは、かくも過酷なことなのか……。拠点となっていたのは、市内のタイル市場の一角。周囲の治安は劣悪だったという
目立つためには仕方ない!? 売れないK-POPアイドルが学祭で“SEXパフォーマンス”も、ネット民はドン引き!
韓国で、あるK-POP新人ガールズグループが話題となっている。渦中にいるのは「Laysha」という4人組のグループ。彼女たちは今年5月にデビューしたが、お世辞にも売れているとはいえない状況だ。しかし、そんな無名な彼女たちが、ネット上に拡散されたある動画をきっかけに、大きな注目を集めている。
その動画とは10月中旬、ある大学の学園祭に出演したLayshaがステージ上で見せた、過激なパフォーマンスだ。下着のような露出度の高い衣装を身に着け、腰やお尻を振りながら胸を寄せ上げるその姿を、韓国メディアは“SEXパフォーマンス”などと揶揄している。動画を見たネット民たちも「まるでエロ動画だ」と若干引き気味で、「本当に売れないと、大変なんだな」と、同情を寄せているありさまだ。
近年、K-POPガールズグループの“露出合戦”は過熱の一途をたどっており、売名行為として確かな効果を発揮している。「Girl's Day」などは、露出の激しい衣装と、太ももやお尻を見せつけるような挑発的なダンスで話題を集めた。その後も、「Dal Shabet」「AOA」など枚挙にいとまがないほど、数々のガールズグループが過激なパフォーマンスで世間の注目を集めてきた。
そんな現状を見かねた放送通信審議委員会は、テレビ局各社を招集し、扇情的な露出やパフォーマンスを控えるように要請。2014年7月には「大衆文化芸術産業発展法」が施行され、そこには「10代アイドルに過度な露出行為や扇情的な表現を強要して警告を受けた場合、1,000万ウォン(約100万円)以下の罰金を科す」という条項まで設けられている。しかし、現在も過度な露出パフォーマンスがまったく収まっていないことは、Layshaの動画を見れば一目瞭然だ。日本でもデビューした「Rainbow」のジスクなどは、「ガールズ・グループは国内だけで200以上。目立つためには仕方がない」と、セクシー路線に頼らなければならない本音を明かしたこともある。
ちなみに、今回のパフォーマンスで注目を集めているLayshaは、公式Facebook上にも谷間を強調したセクシーショットを掲載している。手段を選ばない彼女たちだが、メディアに取り上げられている現実を見ると、確かに売名行為は成功しているようだ。
もちろん、清純系で成功した「Apink」などの例もあるにはあるが、“逆張り”感は否めない。やはりK-POPアイドルの“本流”はセクシー路線なのだろう。いまやセクシーを通り越して下品な感じもするが、今後も過激なパフォーマンスは続きそうだ。
“半裸ウエイトレス”から“Tバックコンパニオン”まで! 中国各地で寒さ知らず「ビキニ祭り」絶賛開催中
日ごとに寒さが募ってくる今日この頃だが、中国ではなぜか、その寒さをものともしない「ビキニ祭り」が各地で絶賛開催中のようである。 最初に目撃されたのは、10月31日。中国東北部の遼寧省瀋陽市のレストランで、ウエイトレスが下はビキニ、上半身は裸にボディ・ペインティングという、ほとんど半裸姿で料理を運んでいたのだ。しかも、ウエイトレスは皆、20歳前後の若い女性たちばかりだったという。お盆に載せられているものから察するに、このレストランは火鍋店のようである
このサービスに、男性客は大喜び。その時の模様が次々とネットにアップされ、あっという間に中国全土に伝わっていった。 「女性を物のように扱ってケシカラン」という声も一部からは上がったが、どうやらこれはハロウィン用の特別な催しで、ウエイトレスも、この日のために特別に雇った女性たちだとレストラン側は説明している。興味本位からなのか、女性客の姿も。しかし、ウエイトレスを見つめる視線は心なしか鋭い
同じころ、河南省駐馬店市のショッピングモールでは、不動産デベロッパーによるマンション販売促進パーティーが開催され、招待された見込み客をもてなしたのが、ビキニ姿の美女。こちらは仮面をつけることなく、しかも見事なプロポーションの持ち主ばかりとあって、ネット民からは「やっぱ金持ちはいいな。うらやましい」と、やっかみの声も聞かれた。マンション販売促進パーティーのコンパニオン
彼女たちのおかげでマンションの売れ行きも好調だったかどうかはわからないが、「もし奥さんと一緒にパーティーへ行ってたら、買いたくても買えなかったんじゃないか?」という声も出ている。ついでに、お部屋の案内までしてくれたらいいのだが……
そして11月3日、今度は首都・北京で、黒いビキニ姿の20数名の若い女性が繁華街を練り歩いた。女性のカラダには新発売のパソコンソフトの名前がペイントされており、どうやらその製品のキャンペーン活動だったようだ。女性はTバック姿で、美尻に目を奪われた男たちも多かったという。 公共の場所だったので、さすがにこれは公序良俗に反するとして、地元警察も問題視。それを聞いたソフト販売会社は翌日、すぐさまお詫びの声明を発表した。この日の北京は最高気温17度、最低気温は5度だったという
くしくも、ほぼ同時期に行われた、これらビキニ祭り。どれも男性だけをターゲットにしていることを考えると、女性の社会進出は日本より進んでいるなどといわれる中国も、まだまだ男性中心の社会のようだ。 (文=佐久間賢三)Tバックのお尻の部分にはQRコードが描かれている。スマホでスキャンできるのだろうか……
「またお前らか……」硬貨600万個を溶かして約2,000万円GET! 韓国10ウォン硬貨をめぐるカラクリ
韓国の通貨であるウォンの価値は、11月5日時点で約0.10円。つまり、10ウォンの価値がだいたい1円くらいだ。硬貨で最大の500ウォンでも50円ほどであるため、韓国で使われるのは、基本的に紙幣がメインとなる。中には「最後に10ウォン硬貨を使ったのがいつか思い出せない」と話す人までいる。 3日、それほど存在感の薄い10ウォン硬貨をめぐる驚きの事件が発覚した。硬貨を溶かし、銅を抽出して、2億ウォン(約2,000万円)近い利益を得た8人が、韓国銀行法違反容疑で立件されたのだ。 犯罪のもととなった10ウォン硬貨だが、実は1966年の誕生から、83年と06年の2回にわたって、素材が一新されている。今回ターゲットになったのは、83年製造の10ウォン硬貨だ。 “2代目10ウォン硬貨”は、直径22.86ミリ、重さ4.06グラム。その成分は銅が65%、亜鉛が35%と、銅の比率が非常に高い。通貨としての価値は10ウォンなのだが、溶かして銅を抽出した場合、10ウォン硬貨1枚で25ウォン分の価値がある。 そこに目をつけたのが、融解工場を営むイ容疑者(57歳)だ。彼は仲間を集め、今年5~10月にかけて、2代目10ウォン硬貨を600万個(総重量24トン)集めたのだ。 逮捕につながった経緯は、実に間抜けなものだ。なんと、イ容疑者とその仲間たちは、3代目10ウォン硬貨を袋に詰め込み、2代目10ウォン硬貨に換える作業を全国の銀行で行っていたのだ。そんな怪しい客がマークされないわけがない。そんなことに気がつかないイ容疑者たちは、間もなく御用となった。なんとも情けない話だ。 一方、報道を聞きつけた韓国ネット民の反応は意外なものだった。 「この事件、何回起きてるんだよ。刑罰が甘いから、こうなるんだ」 そう、実はこの2代目10ウォン硬貨から銅を抽出するという事件は、昔から何度も起きていて、中には5億ウォン分の10ウォン硬貨を溶かして、12億ウォンを荒稼ぎした者もいた。 さらに、驚くことに、今回逮捕されたイ容疑者は昨年、同様の事件を起こして逮捕されていたのだ。韓国銀行法では鋳造した硬貨に意図的に傷をつけた場合、6カ月以下の懲役、または500万ウォン以下の罰金が科される。前回の事件でイ容疑者に下された判決は、懲役4カ月と、かなり甘いものだった。捕まっても大した罪にならないと実証した上での再犯なのは明らかだ。 ネット民たちは、それほどありふれた犯罪でありながら、根本的な対策がなされない現状と、量刑のヌルさに怒りを抱いているのだ。 実際、韓国銀行の発表によると、今年1~9月の間に流通した2代目10ウォン硬貨は合計16億ウォン分あるが、そのうち銀行に戻ってきた額は1億ウォン(約1,000万円)分にも届かない。当然、誰かの財布の中で眠っているということも考えられるが、15億ウォン分もの10ウォン硬貨の所在が不明なことから、同様の事件に対する警戒が必要だ。韓国内では、多発する“10ウォン硬貨融解事件”に対して、10ウォン硬貨自体を廃止すべきだという声も大きい。 10ウォン硬貨が誕生した当時、10ウォンもあれば、おなかいっぱいのパンを買うこともできた。しかし、今では10ウォン硬貨には飴玉1つを買う価値もない。誕生から来年で50年になるが、その存在感は希薄になるばかりだ。
中国人観光客がビーチリゾートで「はいてませんよ!?」 沖縄上陸も時間の問題か
世界中をお騒がせしている中国人観光客が、またやらかした。今回は、マレーシアのサバ州の東端に位置し、透明度の高い海で知られるビーチリゾートのセンポルナ。10月下旬、ここで中国人観光客がネット上にアップした写真が大問題となったのだ。「中国新聞網」などが10月28日付で報じた。 写真には、7人の男性が全裸になってカメラにお尻を向けて撮ったものや、3人の女性がトップレスになって後ろ向きに撮ったもの、4人の男性が船の上で全裸になって撮ったものなどがあった。海とは思えないほどの水の透明度。思わず脱ぎたくなる気持ちは、わからないでもないが……
マレーシアはイスラム教が国教で、男女の裸に対しては非常に保守的な考えを持つ国である。現地の人たちはこれらの写真に対して不快感を示し、事態を問題視したサバ州の警察はすぐさま調査を開始。30歳の男性中国人観光客1人を拘束した。きれいなビーチで開放的な気分になり、ついハメを外してしまっただけかもしれないが、場所はまだまだ保守的な気風が残るマレーシア。そういう意味では、考えなしの行動だったともいえる。 外国人観光客の日本へのインバウンドを担当する旅行代理店の社員は、言う 「日本でも今年8月、奈良公園で中国人観光客が鹿に無理やりまたがって記念撮影をする事件が起きた。奈良公園の鹿は神の使いとされ、また天然記念物であることなどお構いなし。そんなことは知らなかったということなのでしょうが、そもそも外国に来て現地の基本的な習慣やルールなど知ろうともしない姿勢のほうが問題。しかも、知っていても、それを守ろうともしない人が多いのでタチが悪い」 では、海外に行った時だけつい裸になってしまうのかというとそうでもないようで、最近は中国でも、路上でいきなり服を脱ぎ、全裸または半裸で走り回ったり、写真撮影をしたりする“裸族”のニュースが頻繁に伝えられている。安心してください、はいてませんよ!?
「つい先日も、恋人と口論になった若い女性が激高して街中で素っ裸になった事件が起きたし、夜間に路上で下半身を露出して撮った写真をネットにアップした若い女性もいた。閉鎖的な社会で暮らすストレスが原因なのかはわからないが、脱ぎたがる人が増えているのは事実。きれいなビーチに行ったとなれば、心がつい騒いでしまうのでしょう」(上海市在住ライター・佐賀沼譲二氏) 日本できれいなビーチといえば、やはり沖縄。今、中国人観光客たちからも大きな注目を集めているという。 「最初の訪問時に沖縄に1泊以上すれば、その後3年間は日本に何度でも訪問できる『沖縄数次ビザ』というものがあり、これを使って沖縄に来る中国人観光客が増えています。最近では本島だけでなく、人の少ない離島にまで行くようになった。今回のマレーシアのような騒動を起こさなければいいのですが……」(前出・旅行代理店社員) 中国人“裸族”たちの次の狙いは沖縄か!? (文=佐久間賢三)女性までトップレス姿に。ここは欧州のヌーディストビーチではない
ソウル市“渾身”の新スローガンに失笑の嵐! 「I.SEOUL.U」って、なんだ!?
10月に東京都が発表した「&TOKYO」ロゴにパクリ疑惑が浮上、炎上騒ぎがあったが、韓国でもソウル市の新しいスローガンが「意味不明」だと酷評されている。 その新しいスローガンとは、「I.SEOUL.U」。問題はデザインではなく、文法のほうだ。公式には「私とあなたのソウル」と韓国語訳されていて、「私とあなたの間にソウルがある」という意味を込めているそうだが、よく見てみる必要もないほど、文法的に間違っている。 本来 「I 〇〇 You」は、「私はあなたを〇〇する」と使われる。だから「I.SEOUL.U」の正しい訳は「私はあなたをソウルする」だ。まるでグーグル翻訳にかけて出てきた誤訳のようなスローガンであるため、当然、外国人の反応はイマイチ。テレビのインタビューに応じた外国人たちは、「何か包括的なメッセージなのは理解できるけど、パッと見ただけでは確かにわかりづらい」「英語圏の人には、I sold you.みたいな、“私はあなたを売った”というふうに聞こえる。いいスローガンとはいえない」「ちょっと普通じゃないね」と、失笑気味だった。 ソウル市は、14年間使ってきたスローガン「Hi Seoul」と「Soul of Asia」を捨て、心機一転、今回のプロジェクトを始動。だが、1年間という決して短くない期間と約8億ウォン(約8,000万円)の予算をかけ、1万6,000件に及ぶ市民からのアイデアや、10万人による投票、専門家の意見を合わせた結果にしてはあまりにも不評で、ネットには「予算の無駄遣い」「変えた意味がない」「我々に恥をかかせる気か」など、非難のコメントが絶えない。また、これをネタにしたさまざまなギャグも登場している。 「I.SEOUL.U = ソウル市が歌手のIUちゃん(韓国人歌手)に掌握された姿を表しています」 「I.SEOUL.U = お前を地下鉄に閉じ込めるぞ、という意味じゃね?」 「I.KOREA.U = 私はお前に死ぬほどの努力を強要する」 などなど。いま韓国のSNSは、このパロディで持ち切りだ。 プロジェクトの1次審査に参加したという著名なコピーライターは、「韓国のコピーライターとして、正直恥ずかしい。絶対作り直すべきだし、それが難しいなら、当分はスローガンなしで過ごすのも悪くない」と苦言を呈した。 図らずもノイズ・マーケティングに成功してしまったソウル市は「文章としてではなく、ロゴとして見ていただきたい」と必死に訴えかけており、「確かに文法は間違っているが、ニューヨークの“I・(ハートマーク)NY”やベルリンの“be Berlin”、アムステルダムの“I amsterdam”のように世界で十分通用するし、名詞と動詞の区分が曖昧な現代英語においてはむしろ洗練された表現」と説明するも、波紋はますます広がるばかり。見慣れればきっと受け入れられると、お偉いさんたちは信じているようだが、ソウル市民の傷ついたプライドは、そう簡単には回復しそうにない。 (文=李ハナ)ソウル・明洞
中国「美しすぎる警察学校教師」登場は、1日1人以上が殉職する警察官のイメージアップ戦略!?
このところ、河南省にある警察学校の英語教師に就任した女性が、ネット民たちから「美しすぎる」と、熱い視線を浴びている。 きっかけは、同校の学生が撮ったものと思われる彼女の複数の写真がネット上にアップされたことだ。 いかついイメージのある警察学校に、女神のように降臨した美しすぎる英語教師。ネット上では、 「うー残念! もう卒業しちまった。同僚を集めて、また英語の授業を受けにいくか」 「オレ、警察官になる!」 「オレは頭悪いから、校門の外で出待ちする」 「やっぱコスプレなんかより、本物の制服美女のほうがいいなあ」 と、男たちの鼻息荒いコメントが寄せられている。イガグリ頭の学生たちから熱い視線を集める、美人英語教師。“制服姿がタマらない”という人も多いのでは
地元河南省の新聞記者が取材したところによると、この美女は捜査科の英語教師で、今年この学校に就任したばかりだという。彼女が電話でのインタビューに答えたところによると、写真を撮られたことにはまったく気づかず、この騒ぎのことも知ったばかり。「明日の授業では、学生たちにもっと授業に集中するように言わなくちゃ」と語っていたという。 写真のおかげで、この警察学校には今後、入学志望者が殺到するものと思われるが、その一方で気になるのが次の数字。北京の日刊紙、京華時報が今年4月6日付で報じたところによると、2010年から昨年までの5年間で、勤務中に死傷した警察官の数は2万2,870人、そのうち殉職した警察官の数は2,129人もいるというのだ。平均すると1年に約426人、つまり、1日に1人以上の警察官が殉職していることになるのだ。先生を取り囲む学生たち。私服姿もまた格別?
日本における警察官の殉職者数は公にされていないようだが、推測では年間10人以下だといわれている。警察官の総数が両国ではかなり開きがあるだろうから単純に比較することはできないが、それでも、日本に比べて中国のほうが警察官の任務はずっと危険といえそうだ。 そんななか話題となった美人教師だが、その裏には当局による思惑も見え隠れする。 中国在住フリーライターの吉井透氏は話す。 「現政権下での反腐敗運動により、警察官は袖の下を得ることができなくなった。さらに、警察不信も高まっており、嫌われ者で危険が伴う警察官にわざわざなろうと思う人は少ない。そのため、中国の公安では人員確保が火急の課題となっている。当局は、彼女のような美人教師を宣伝に使うことで、イメージアップを図ろうとしているのかもしれない」 しかし、美女につられて警察官を志すような者たちに、治安が守れるのかどうかは謎である……。 (文=佐久間賢三)写真を撮られていることに気づいて、恥ずかしがっているようだ






















