“特売”おむつや粉ミルクめぐり、中国「転売ヤー」が世界各地で大乱闘!

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言い争う中国人男女の間に入って止めようとするスーパーの店員
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もつれ合って殴り合う3人
 11月18日、オランダのロッテルダムで、中国人にとってなんとも恥さらしな事件が起こった。とあるスーパーの入り口前で、中国人の男女3人が大乱闘を起こした模様がネット上にアップされたのだ。大乱闘の原因は、なんと特売の粉ミルクだった。  映像を見ると、スーパーの入り口の前で男と女が何やら言い争っている。2人とも、かなり激高しているようだ。それをとりなすように、傍らに立つスーパーの店員たち。  女が怒って男に蹴りを入れようとしたところから揉み合いとなり、それにもうひとりの中国人女性も加わり、地面にもつれ合うようにして倒れ込んでいった。店員が止めに入って3人を離そうとしたがなかなか止まらず、騒ぎは大きくなるばかり。  現地の報道によると、このスーパーでは毎朝、粉ミルクの限定特売があり、中国人たちは先を争って買い求めていた、彼らはそれを転売して、商売にしていたのだという。つまり今回の乱闘は、商売敵同士による醜い争いだったわけだ。  実は日本でもこの8月、神戸市垂水区のホームセンターで中国人や日本人が、紙おむつをめぐってつかみ合いのケンカとなり、警官が駆けつける騒ぎとなっている。警察によると、騒動を起こしたのは中国人夫婦ら4人と、日本人の夫と中国人妻ら3人の2組で、以前から同じ場所で紙おむつをめぐって口論をすることがあったという。彼らもやはり、中国で転売して利ざやを稼いでいたグループだと思われる。  海外での同胞の醜態には、当の中国人たちもあきれるばかり。中国版Twitter「微博」には、 「もう十分メンツを失ったか? そのまま外国で死んでしまえ」 「これだけやれば、中国人のメンツなんてもうどこにもないよな」 「金のあるヤツの品格が、必ずしも貧乏人より高いわけではないってこと」 「オランダのミルクがそんなにいいなら、乳牛ごと中国に持って帰ってこい」 「ケンカを止めるのは外国人で、傍観してビデオに撮るのは永遠に中国人」 といったコメントが並ぶ。  粉ミルクにしても紙おむつにしても、海外の商品を転売しても儲かるのは、それだけ国内産製品が信頼されていないから。それゆえ、たとえ外国のメーカーが現地で生産したものでも、途中でニセモノにすり替えられている可能性すらあるのだ。  香港人は、香港に来て商品を買い漁る中国人のことを「バッタ」呼ばわりしたが、中国でニセモノが一掃されない限り、この流れを止めることはできそうにない。その日が来るのは、かなり先になりそうだが……。 (文=佐久間賢三)

遺体を掘り起こして販売する窃盗団まで! 死んだ恋人と永遠の愛を誓う、中国の不思議風習「冥婚」とは

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死んだ彼女の骨壷を持って冥婚式に臨む男性
「冥婚」という言葉をご存じだろうか? 未婚のまま若くして亡くなった子どもに対して、その親族などがあの世では結婚して幸せになってほしいとの思いを込めて行う結婚式のことで、中華圏や朝鮮半島の一部にいまだ存在する伝統文化だ。起源は、紀元前の漢王朝時代にまでさかのぼるといわれている。 「新浪新聞」(11月15日付)では、台湾・台中市で、亡くなった彼女のために冥婚を行った男性の様子が報じられた。男性は彼女の骨壺に白い花嫁ドレスを掛けて、あの世にいる彼女と結婚したことを報告した。
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生前の2人の様子。どこにでもいる、仲の良さそうカップルだ
 2人を知る関係者によると、彼女は男性の態度が最近、急に冷たくなったことに不安を覚え、そのまま自殺してしまったという。亡くなった彼女のFacebookには、今も友人たちから冥福を祈るコメントが寄せられている。  女性の恋人だった男性は白いスーツを着用し、必死に笑顔を作って彼女との冥婚式に臨んだ。式の途中、結婚証明書にサインをする場面では、彼女の親族の前で「彼女を一生、大切にします」と宣言したり、彼女の両親にひざまずいて感謝の言葉を述べた。亡くなった娘が、あの世で幸せな結婚生活を送れるということで、両親は悲しみの中で喜びも感じている様子で、号泣していたそうだ。  今回の冥婚に関して中国版Twitter「微博」では、多くのコメントが寄せられている。 「ネットのウワサでは、自殺した女性は妊娠していたらしいぞ。それで彼氏の浮気にショックを受けて、自殺したんだ。決して美談ではない」 「冥婚した場合、この男は一生独身でいなきゃいけないのか? ほかの女と結婚したら、重婚になるの?」 「もしこの男が違う女と結婚することになったとしたら、なんだか怨念で呪われそうだな」  
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中国の田舎で行われている冥婚。男女そろって埋葬されようとしている
 中華圏における冥婚という風習について、北京市在住の日本人大学講師はこう話す。   「今回の一件は、片方が生きているパターンですが、死んだ若い男性と、同じく死んだ女性を結婚させ、一緒に埋葬するパターンは、今でも田舎へ行けばよくあります。死んだ女性の親も、冥婚を歓迎する風潮がある。田舎の保守的な家庭では、女性は嫁ぎ先で供養されるもので、実家では成仏できないと考えられており、冥婚をした上で“里帰り”という形式を取らないと実家に霊が帰れない、という考えが残っているからです」  冥婚をめぐっては、2013年、冥婚用に遺体を販売するため、墓を掘り起こして女性の遺体を盗んでいた集団が逮捕されたこともあった。21世紀になった今でも、中華圏に残るこの不思議な風習は廃れる気配がないようだ。 (取材・文=青山大樹)

韓国最大のアダルトサイトがついに閉鎖!? 米国を味方につけた警察の捜査から逃れられるのか

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「ソラネット」より
 100万人にも及ぶ会員数を誇る韓国最大のアダルトサイト「ソラネット」(参照記事)が、閉鎖の危機を迎えている。以前から韓国の2ちゃんねる「イルベ」とともに“ネット上で最も厄介な存在”と、国家機関から目をつけられていたソラネットだが、今日まで海外にサーバーを置いて、URLを頻繁に変更しながら生き延びてきた。しかし、今回ばかりは難しいのかもしれない。  11月23日、カン・シンミョン警察庁長は国会で、「現在、捜査に着手しており、今回は根本的な解決のために、(サーバーが置かれている)アメリカ側と協議して、サイト自体の閉鎖を検討している。アメリカ側とも原則的な合意がなされている」と明かした。これまでとは違う、本格的な捜査が入る見通しだ。  それに対して、ソラネットの運営者は真っ向から反発。「最近になって、ソラネットに対する弾圧が強化されています。21世紀の民主主義社会において、成人たちの見る権利と知る権利を奪おうとする、時代錯誤なことが起こっています」と書き出された、運営者のメール文を要約しよう。 「一部の急進的なフェミニストたちによって始まったソラネット反対運動が、ソラネット会員を人間以下の存在に追いやっています。ソラネットに関する記事を見た会員の皆様は、コメントを通じて成人たちの権利を堂々と主張してください。ソラネットは、アメリカの法律と成人物に関連する国際法を厳格に遵守して運営されています」  ソラネットと韓国警察は、これまでも激しく激突している。2004年、警察はソラネットに対する大々的な捜査を行い、運営者やバナー広告業者などを多数検挙した。しかし、当時のソラネットのサーバーは日本にあり、警察はサイトを完全閉鎖に追い込むことができなかった。サーバーはその数カ月後、アメリカへと移され、ソラネットは見事に復活。ソラネット側の勝利といえるだろう。    そんな過去の勝利を誇るかのように、ソラネット運営者はあくまで徹底抗戦を宣言したが、やはり状況は厳しいといわざるを得ない。「国際法を遵守している」と主張しているが、実際に同サイト上にはエロ動画だけでなく、盗撮したと思われる写真や性売買情報まで掲載されている。最近、ソラネットに「酒を飲んで意識を失った女がいるから早く来い」というコメントと写真がアップされたのだが、会員たちは一斉に性的なイタズラを要求するコメント書き込んでおり、“性犯罪の温床”といわれてしまうのも無理もないようだが……。  警察は今年5月、ソラネットにエロ動画を600件アップした37歳の男をはじめ、ソラネット会員8人を立件するなど、本気の姿勢を見せている。今後、運営者に捜査のメスが入ることは確実だろう。当局が過去の教訓を生かして、サーバーが置かれたアメリカとも連携するとなれば、今度こそ完全閉鎖となるかもしれない。    はたして、ソラネットは警察の捜査から逃げ切れるのだろうか? アクセス制限するしかなく、“治外法権”とされる海外サーバーに、当局がどう立ち向かうか注目したい。

息子の女はオレのモノ!? 中国農村で義父に犯される嫁が続出するワケ

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農村部の家族(イメージ画像)
 中国の農村部で、鬼畜すぎる事件が相次いで報じられた。  11月18日、湖北省東南部に位置する通城県で、男が、17歳の息子と同居していた15歳の少女と何度も性行為に及んだ挙げ句、少女が妊娠するという事件が起きた。  事の発端は昨年10月。少女は学校に通わず仕事に就いていたが、職場が家から遠すぎることから、交際相手の家で同居を始めた。  しかし、4カ月ほどたったある日、少年が登校して留守中、部屋で寝ていた少女を、少年の父親が強姦。その後、父親は息子が学校へ行くたびに何度も彼女に関係を要求し、今年9月には妊娠が発覚したという。  少年、少女、少年の父親、少女の両親で話し合いが持たれたが、進展が見られなかったため、少女は警察に通報。DNA鑑定などの結果、少女が身ごもった胎児が、少年の父親の子であることが判明した。父親も強姦について罪を認めており、現在拘留中だ。  さらに11月19日には、四川省の東部に位置する広安市で、息子の嫁と情事に及んでいた父親が、帰宅した息子に現場を目撃され、警察に突き出されるという事件も起きている。  息子はこの日、予定よりも早く仕事を早く終えて帰宅すると、下半身をあらわにした父親が妻の上に覆いかぶさり、一心不乱に腰を動かしているのを目撃した。  ところが、父親は息子に逆ギレ。息子はなすすべもなく、自身の寝室に戻るしかなかったという。その後、息子が妻を問い詰めたところ、関係はすでに3年ほど続いており、「言えば家から追い出す」と脅されていたので、仕方なく父親に従ったと話した。  警察の事情聴取に対し、父親は強姦に及んだ理由を「憂さ晴らし」と供述している。10年前に妻を亡くし、心臓病と糖尿病を患っていることもあり、悶々とした日々を送っていた。そこに、息子夫婦の子どもが産まれ、嫁が孫に乳を与える姿を見て、邪念が湧いたのだという。  父親は逮捕こそされたものの、被害者である息子の嫁が、父親の病気などを鑑みて罪を追及しなかったため、保釈されている。  聞くもおぞましいこうした事件だが、「農村部では同様の事例が頻発している」と話すのは、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏だ。 「貧しい農村部では“嫁は家の所有物”という概念がいまだに根強く、四川省の奥地などには、家長に初夜権に近い権利が与えられている地域もあると聞く。嫁も、家を追い出されたら帰るアテがないため、従うしかないんです」  なすすべもなく性奴隷にされる女性の心中は、察するに余りある。

「うらやましいぞ、日本人!」韓国ネット民が熱狂したAVファン感謝祭と上原亜衣の引退

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『団地妻 蜜のしたたり』(オールイン エンタテインメント)
 11月17~18日にかけて行われた、日本最大のアダルトコンテンツの祭典「Japan Adult Expo 2015」。日本AV好きな韓国ネット民たちの間では、その熱気はまだまだ冷めやらない。  イベント開催時からこの模様は韓国メディアで詳しく報じられ、「日本の成人産業のすべてがここに…Japan Adult Expo 2015開催」「成人産業のメッカ、日本。エキスポも桁違い。AVモデルたちが果敢なポーズ連発」「AV女優たちが、あふれんばかりのボリュームで男心を狙撃してオール・キル!!」といった見出しが並んだ。ネットニュースサイト「OSEN」などは、わざわざカメラマンと特派員を派遣して大特集を組んだほどである。  また一般紙、国民日報も、「韓国国内では想像すらできないことが日本で行われている。もしも国内でこのようなイベントが開かれた日には、参加したAV女優全員が公然淫乱罪違反で逮捕されているだろう」と、舌を巻いていた。  そんな記事や写真を目の当たりにして、ネット民たちも大興奮。コミュニティサイトでは「AV女優たちが目の前で肌を見せ、わいせつなポーズをしてくれるなんて。見ているだけで発狂して、飛びついてしまいそうだ」「ルールを守って観覧しているのが日本人らしい。韓国だったら修羅場だ」「うらやましいぞ、日本人!」「来年はJapan Adult Expoに合わせて休暇を取って、日本に行かねば」との書き込みが相次いでいる。  イベントでは、人気女優の上原亜衣が年内限りでの引退を発表したが、そのニュースも報じられた。「有名AV女優の引退発表に列島が揺れた」(「アジア経済」)など、いささか大袈裟な表現もあるが、それだけ上原が韓国で有名な証拠でもある。 「韓国の日本AV好きたちの間で上原はもともと有名人でしたが、今年1月に彼女が主演したピンク映画『妊娠したい新妻の淫乱情事』(原題『団地妻 蜜のしたたり』)が韓国でも公開され、広く知られるようになりました。“日本最高のAV女優”というキャッチコピーが話題になり、公開時には“上原亜衣ノーモ(ノーモザイクの略)”という単語が検索キーワード上位にランクインしたほど。韓国版ウィキペディアには、彼女のプロフィールはもちろん、作品目録コーナーまであります」(韓国の芸能記者)  そんな人気者が突然の引退発表をしただけに、韓国のファンもショックを隠せない。コミュニティサイトには「悲しいけど、彼女の決断は認めよう」「引退しても、彼女のAVは見続ける」といったコメントが相次いでいる。  韓国のAVファンたちに衝撃を与えた「Japan Adult Expo 2015」と、上原亜衣の引退。彼らが言う通り、日本のAVファンたちは幸せ者なのかもしれない。

ドリンクバーで数時間居座り、イチャイチャ! 中国「サイゼリヤ」が熟年不倫カップルのデートスポットに

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中国のサイゼリヤ。日本から進出して成功しているが……(写真はイメージです)
 明らかに夫婦ではないが、ただらなぬ雰囲気を醸し出している熟年カップル。上海市内ではよく見かける光景だが、こうした不倫カップルが好むのが、エアコンが効いていて快適に長居できる、コスパに優れた店だ。日本発イタリアンファミレス「サイゼリヤ」の午後の時間帯には、このような不倫カップルが数多く出没する。  2003年に中国進出したサイゼリヤは、日本同様、中国でも圧倒的なコスパを武器に、庶民の味方としてすっかり定着している。特に「日本」や「和風」をアピールしていないので、サイゼリヤが日系のイタリアンレストランだと知らない中国人も多いようだ。  食事時はたいてい並ばないと入れないほど混んでいるが、ランチの混雑が一段落し、空席が増える午後の時間帯に目につくのは、50~60代と思われる、熟年不倫カップルだ。  男のほうは安っぽい背広を着ているものの、まったく働いているようには見えず、「子どもはいるけど、孫はまだ」といった雰囲気。女は時々スーパーのレジのパートに出る主婦で、夕方になると広場に集まり、大音響で踊り狂う「広場ダンス」の一員といった感じだ。  1人7元(約140円)のドリンクバーを注文し、おしゃべりに夢中になる2人。2時間ほど居座り続け、店を後にした。まるで、日本の中学生カップルのようだ。  サイゼリヤばかりではない。日本でも有名なあの場所も、中高年の格好のたまり場と化している。 「低価格でおしゃれな家具が人気のIKEAも、中高年の行きつけの場所かつ、不倫お見合いの場として有名ですよ。上海では、夏になると涼みに来た人々がベッド売り場を占拠してグースカ寝入る姿が毎年恒例ですが、カフェブースは会員なら無料。非会員でも、5元(約100円)で飲み放題のドリップコーヒーがあり、中高年の目的はこのコーヒー。朝から晩までオジさんとオバさんが無料コーヒーと、持ち込んだ菓子(本来は禁止されているが)を広げているのをよく見かけます」 (上海市駐在のIT企業社員)
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中国のIKEAで、本気で寝るおばちゃん。いびきが聞こえてきそうだ
 ほかにも、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンも人気のデートスポットだが、ここではもはや消費しない。実は、中国のファストフード店では、何も買わずに席に居座り続ける人が多いのだ。注意する店員はほとんどいないし、あいている時間帯ならなおさらスルー。何も買わずに自前の水筒を手に、長時間話し込んでいる熟年カップルの姿も珍しくない。 「中国の今の60代は、社会の秩序が破壊された文化大革命の中でどっぷり青春時代を過ごしたので教育を受けていないし、一番育ちの悪い“ギャング世代”。また50代は、幼少期に文革を経験し、青春時代は妄信的に海外崇拝になった、振り幅が大きい“混乱世代”。この層は『自分たちの人生は損をしている』という被害者意識が強いため、快楽主義に走りがちな一方、お金はないので徹底してケチ。だから、コスパに優れた店に群がって、やりたい放題。失った青春を謳歌していますよ(苦笑)」(同)  今、中国社会を動かしている国家の代表たちはまさしくこの世代に属し、世界秩序を無視してまい進中だが、国内における同年代の庶民たちのやりたい放題も、相当なものである。 (取材・文=ルーシー市野)

ドリンクバーで数時間居座り、イチャイチャ! 中国「サイゼリヤ」が熟年不倫カップルのデートスポットに

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中国のサイゼリヤ。日本から進出して成功しているが……(写真はイメージです)
 明らかに夫婦ではないが、ただらなぬ雰囲気を醸し出している熟年カップル。上海市内ではよく見かける光景だが、こうした不倫カップルが好むのが、エアコンが効いていて快適に長居できる、コスパに優れた店だ。日本発イタリアンファミレス「サイゼリヤ」の午後の時間帯には、このような不倫カップルが数多く出没する。  2003年に中国進出したサイゼリヤは、日本同様、中国でも圧倒的なコスパを武器に、庶民の味方としてすっかり定着している。特に「日本」や「和風」をアピールしていないので、サイゼリヤが日系のイタリアンレストランだと知らない中国人も多いようだ。  食事時はたいてい並ばないと入れないほど混んでいるが、ランチの混雑が一段落し、空席が増える午後の時間帯に目につくのは、50~60代と思われる、熟年不倫カップルだ。  男のほうは安っぽい背広を着ているものの、まったく働いているようには見えず、「子どもはいるけど、孫はまだ」といった雰囲気。女は時々スーパーのレジのパートに出る主婦で、夕方になると広場に集まり、大音響で踊り狂う「広場ダンス」の一員といった感じだ。  1人7元(約140円)のドリンクバーを注文し、おしゃべりに夢中になる2人。2時間ほど居座り続け、店を後にした。まるで、日本の中学生カップルのようだ。  サイゼリヤばかりではない。日本でも有名なあの場所も、中高年の格好のたまり場と化している。 「低価格でおしゃれな家具が人気のIKEAも、中高年の行きつけの場所かつ、不倫お見合いの場として有名ですよ。上海では、夏になると涼みに来た人々がベッド売り場を占拠してグースカ寝入る姿が毎年恒例ですが、カフェブースは会員なら無料。非会員でも、5元(約100円)で飲み放題のドリップコーヒーがあり、中高年の目的はこのコーヒー。朝から晩までオジさんとオバさんが無料コーヒーと、持ち込んだ菓子(本来は禁止されているが)を広げているのをよく見かけます」 (上海市駐在のIT企業社員)
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中国のIKEAで、本気で寝るおばちゃん。いびきが聞こえてきそうだ
 ほかにも、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンも人気のデートスポットだが、ここではもはや消費しない。実は、中国のファストフード店では、何も買わずに席に居座り続ける人が多いのだ。注意する店員はほとんどいないし、あいている時間帯ならなおさらスルー。何も買わずに自前の水筒を手に、長時間話し込んでいる熟年カップルの姿も珍しくない。 「中国の今の60代は、社会の秩序が破壊された文化大革命の中でどっぷり青春時代を過ごしたので教育を受けていないし、一番育ちの悪い“ギャング世代”。また50代は、幼少期に文革を経験し、青春時代は妄信的に海外崇拝になった、振り幅が大きい“混乱世代”。この層は『自分たちの人生は損をしている』という被害者意識が強いため、快楽主義に走りがちな一方、お金はないので徹底してケチ。だから、コスパに優れた店に群がって、やりたい放題。失った青春を謳歌していますよ(苦笑)」(同)  今、中国社会を動かしている国家の代表たちはまさしくこの世代に属し、世界秩序を無視してまい進中だが、国内における同年代の庶民たちのやりたい放題も、相当なものである。 (取材・文=ルーシー市野)

氾濫する整形外科“やりすぎ”広告写真の裏に、韓国人を悩ます「ルックス至上主義」?

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国民日報より
 韓国で、1枚の写真が話題となっている。おそろいの革のジャケットとミニスカートを着た2人の女性。その脚には、何やら赤い文字が書かれている。一見、フェミニストのデモに参加した女性が、自身の考えを主張しているようにも見えるのだが、実はそうではない。赤い文字の意味は「太もも注射、欲しい?」。これは、最近韓国で流行している下半身整形のひとつ、太もも注射をアピールする、整形外科の野外広告なのだそうだ。  通行人がこの様子を撮影し、SNS上にアップしたところ、瞬く間に拡散。メディアにも取り上げられ、反響を呼んでいる。ちなみに、太もも注射はセルライトや脂肪を溶かす効果が期待できる施術法。副作用などは詳しく明らかにされていないが、太い足がみるみる細くなり、2年ほど効果が持続するとして、ちまたでウワサになっている。  そんな最新整形事情はさておき、この“太もも”広告には賛否両論が集まっている。どちらかといえば、「女性の体を商品化している」という非難の声のほうが多いようだが、正直、お上品とは言い難い。注目を集めただけに、広告としては成功したと言えなくもないのだが……。  韓国では整形外科が乱立しているせいか、街頭やウェブ上にはとにかく目立とうとする広告であふれかえっている。中には「ルックスが人生を左右する」といった過激な広告も少なくない。
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the-prニュースより
 一時期、この手の広告写真を取り締まるべきだという議論が盛り上がったことがあり、法的には、取り締まったり、掲載をやめさせることができるが、実際にはあまり慎重な審査はなされておらず、野放しにされている。 「韓国では、外見で人生が決まってしまうという社会的な雰囲気があります。親しい友人同士でも、外見に深く立ち入った話をするのはタブー。外見を否定することは、人生を否定するのと同じなんです。日本ではさほど気にしない欠点についても、韓国ではコンプレックスとして悩んでいる人が多いような気がします」(韓国人留学生)  韓国に氾濫しているトンデモ整形広告写真の数々は、そんな過度のルックス至上主義を反映したものなのだろうか? あるがままの姿を認められない過度な競争社会というのは、はたから見ると少し滑稽だが、当人たちがそのことに気づくのは難しいのかもしれない。 (取材・文=河鐘基)

【閲覧注意】中国農村で「男児の新鮮な●●で作ったゆで卵」を売る“親孝行”息子

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屋台で童子蛋を売る王さん。看板には、寄付を募るための銀行口座番号まで書かれている
 中国・四川省の田舎町で売られているゆで卵。見た目はなんということのない普通のゆで卵だが、値段はなんと1個90元(約1,700円)! 中国の街角でよく売られている「茶葉蛋」と呼ばれる殻がついたままの味付き煮卵は1個30円程度で買えるので、これがいかに破格かがわかるだろう。  このゆで卵を売るのは、王建波さん。両親が病気を患っており、自身も松葉杖をつかなければ歩けない障害者であるため、なんとか両親の医療費を稼ぎ、できることなら旅行にも連れていってあげたいと、商売を始めたという。
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東陽市の小学校で廊下に並べられたポリバケツ。尿は小学1~3年生のものに限るという
 王さんいわく、このゆで卵は「値段以上の価値がある」そうで、聞けば、なんと男児の新鮮な“おしっこ”を使ってゆでたものなのだという。王さんはかつて、中国東部の浙江省に出稼ぎに行っていたことがあり、そこで現地の人の間で健康食として人気のあった「童子蛋」を真似て作ったようだ。  調べてみると、同省東陽市では毎年春になると、男の子の尿でゆでた卵が売り出され、市民の間で健康食として人気があるのだという。毎年この時期になると、現地の小学校の廊下にはポリバケツが並べられ、男の子たちはそこで用を足す。それを専門の業者が回収に来て、卵をゆでるのに使うわけだ。
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この茶色い液体がなんとも……
 王さんが作る童子蛋は特別で、毎日農村に行って新鮮な地鶏卵を仕入れ、男児の尿も自分で団地や公園に行って、親や子どもに頼んで集めているのだという。その尿をしばらく冷蔵保存してから卵を浸し、薬草などと一緒に一昼夜煮て、ようやく完成する。「作り方は複雑で、薬草も高価なものを使っている」と王さん。
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見た目は普通のゆで卵と変わらない
 屋台の看板に「親の医療費を捻出するため」などと書いていることから、ボランティア精神で90元を出して買っていく人も多いようだ。ただし、買った卵を実際に食べているかどうかは、知るよしもない……。 (文=佐久間賢三)

表紙をすり替えて内容を丸パクリ! 韓国“盗作疑惑”で大学教授200人が一斉にクビ!?

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チャンネルAより
 韓国の大学が、過去に例を見ないスキャンダルに揺れている。韓国検察は24日、全国50大学の教授200人を立件したと発表した。問題になったのは本の盗作。教授らは、他人の本の表紙だけをすり替え、自らの著作として出版していた罪に問われている。  出版を手助けした3つの出版社とその従業員4名も立件されており、盗作の事実を知りながらこれを黙認した大学関係者たちもまた、処罰の対象に含まれているそうだ。  200人の教授たちの中には有名大学の講師や、人気や知名度を集める教授も大勢名を連ねている。一部には同じ方法で3~4冊もの本を出版した教授や、金銭的な報酬と引き換えに著作の中身だけを売る大学関係者もいた。  今回の摘発を受け、教授ら200人は大学を一斉に解雇される可能性がある。というのも、韓国の大学では、論文盗用などの罪で法廷から罰金300万ウォン(約30万円)以上の罰則を言い渡された教授については、基本的に雇用しないという方針となっているからだ。  韓国学会ではこれまでも、有名教授たちによる論文盗作などがたびたび発覚し、世論の非難を浴びてきた。が、今回の事件は少し次元が異なり、法廷の裁量次第では大量の教授が職を失うかもしれない。ちなみに検察関係者は「立件された教授たちの多くは、有罪判決を受けることになるだろう」と心証を明かしている。  韓国メディアは、研究実績を挙げたい大学教授たちの出世欲と、在庫処理を促したい出版社の意向が絡み合い、“表紙すり替え”が多くの大学で組織的に蔓延していたものと分析している。  実はこの表紙すり替えは、1980年代以前からすでに蔓延し始めていたそうだ。当時はそれが事件化しにくかったという時代背景もあり、現代まで脈々と受け継がれていた。韓国の学歴社会は有名だが、その最高府である大学の威信は、社会にとって日に日に重要になりつつある。そのためか、検察にとっても抜き差しならない問題となり、重い腰を上げるに至ったと推測される。  また、一部の韓国メディアは「歪んだ成果主義がもたらしたスキャンダルだ」とも指摘。韓国の私立大学では、国内で本を1冊発刊すると教授の研究実績表に5点が加算されるが、一方、韓国学術引用索引のデータベースに登録される論文を書いたとしても3点しか加算されない。地道な研究よりも、目立つ本を出したほうがメリットは高く、かつパクリが蔓延していさめる人もいないとなれば、ある意味、当然の帰結なのかもしれない。  それでも、国を担うインテリたちの慢心は百害あって一利なし。東亜日報のインタビューに答えた私立大学教授のひとりは「表紙すり替えは、教授と学会の発展に役に立たない。その影響を受けるのは学生たちで、許されない犯罪行為だ」と厳しく非難している。 (取材・文=河鐘基)