女性の性欲から夫婦の性生活まで……中国で“性教育のエキスパート”を養成する学部が創設

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講義で使われるという人形。なんとなく安っぽい……
 中国で、HIV感染者の増加が問題となっている。医療機関から報告されたHIV感染者の数は昨年50万人を超えたが、中でも顕著なのが10~20代の若者への感染拡大だ。  その一因として指摘されているのが、性教育の不備だ。  そんな中、四川省の成都大学に創設された、性教育のエキスパートを養成するための「性教育学部」を、ポータルサイト「新浪」が取材している。 「男性と女性の性欲が強まる年齢は、反比例している。男性が20代なのに対し、女性は30代でオオカミのごとく、40代は虎のごとく性欲が強まっていく。特に出産をした後から、女性の性欲は強くなる」  女性講師による熱のこもった講義に聞き入る学生たち。これは「性と生殖健康」という講座の一幕だ。性的衝動・セックス・性欲・浮気・不倫などをテーマとして扱うという。開講当初は30名ほどの学生しか集まらなかったが、現在では立ち見が出るほど人気の講座となった。  学生からも、矢継ぎ早に質問が上がる。 「女性は閉経後に、女性らしさを失っていくと聞きました。ホルモン注射などは有効ですか?」 「20代男性と30代女性が結婚すれば良好な性生活を送れると思いますが、なぜ男性は若い女性を好むんですか?」 「なぜ結婚後は、女性の浮気より男性の浮気のほうが多いのですか?」
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人気の講座となると、教室の外にも学生があふれるほどだという
 第一期生として性教育学部で学ぶ学生は約160名。その95%は女子学生だという。卒業後は、全国の教育機関で講師として性教育を行っていくことになる。  同記事に対し、ネット上では多くの反響が巻き起こっている。中国版Twitter「微博」には、 「小学校や中学校でも、早期に性教育を行うべきだ」 「俺の性教育の教科書は、日本のAVだった。中国の男は独学で学んでいくのだ」 「海外の学校では、性教育の際に避妊具を配布すると聞いている。中国でもそんな時代がやってくるのか」 といった、賛否両論が寄せられている。  (文=青山大樹)

「SEXはOKでも、気持ちよくなるのは違法!?」韓国で未成年への“特殊型コンドーム”販売が禁止に

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「コンドーム うすぴた High-Grade 1500」
 韓国の政府機関が、とんでもない理由で未成年者への特殊型コンドームの販売を禁止し、問題になっている。  その政府機関とは、韓国内では悪名高い「女性家族部」(「部」は日本における「省」に相当)。その名の通り、女性や家族、青少年、児童の人権に関する政策を打ち出すことを仕事としており、今まで青少年たちの夜間ゲームシャットダウン制(16歳未満のユーザーは午前0~6時の間、オンラインゲームのプレイを禁じるという法案)や児童ポルノ法(児童青少年性保護法)など、主に男性が不利益を受ける法律を施行してきた。ちなみに、歴代の長官はみんな女性ばかり。一部ではフェミニスト集団とも呼ばれており、廃止を求める声も少なくはない。  女性家族部が未成年に向けて、一般型と超薄型以外の特殊型コンドーム禁止法を作った理由は、「セックスの時、快楽を感じる可能性があるため」だという。このちんぷんかんぷんな理由に、国民は怒りを通り越してあきれ果てているようだ。  コンドームが薄ければ薄いほど、快感が増加するのは言わずと知れた事実。超薄型は許され、つぶつぶの突起が付いた特殊型はダメという規制に、一体なんの意味があるのだろうか。  女性家族部によると、特殊型コンドームの使用によって「未成年者がセックスをするたびに快感を求め、女性の体に刺激を与えてしまう」ので、この法律を作ったという。これに対し、専門家たちは「コンドームの種類で快楽を規定するのは非常識な発想」だと指摘。人間の性や、コンドームの使用目的について、しっかりとした認識のない人たちが作った、バカな規制法というわけだ。  ネット民は今回の禁止法を、「未成年者の快楽すら統制する」という皮肉を込めて「快統法」と呼び、猛反発している。 「快楽のないセックスが存在するとでも思っているのか? アホだな」 「未成年者が快感を味わってはいけない理由を説明してくれ」 「特殊型より超薄型のほうが快感はアップするはずだけど。わかってないな」 「なぜ個人の快楽まで法律で決めようとするんだ?」  未成年者のセックスは合法だが、快楽は不法と言わんばかりの女性家族部には、ネット民たちもさすがにお手上げのようだ。  未成年者全体の約18%が成人前に性行為を経験しているといわれる韓国だが、その中で避妊をしない率は約75%。いま何よりもコンドームの正しい使い方を未成年者に教えるべき政府が、異常な理屈を並べている場合ではないと思うのだが……。 (文=李ハナ)

被害総額数千万円! 20兆円規模の中国電子マネー市場を狙う、“悪質ハッカー”の正体とは

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中国の警察が公開した、サイバー犯罪者と部屋の様子(イメージ画像)
 スマホの映画チケット予約アプリのセキュリティホールを悪用し、ユーザーが送信する情報を盗み取って6,000枚近いチケットを詐取したグループが逮捕された。詐取したチケットを第三者に転売し、利益を得ていたという。犯人は上海を拠点に犯行を重ねていた3人の男たちだった。「新浪新聞」などが12月10日付で報じた。  しかし、逮捕されると余罪が明らかに。このグループは同様の方法で、スマホで購入できる宝くじアプリからチャージされた金額を盗み取り、少なくとも100万元以上(2,000万円以上)の利益を得ていたという。  主犯格の男は、スマホで映画のチケットを予約した際、処理済みの内容に不正アクセスできることを発見。通常通り数十元で購入した後、価格を0.01元(約0.2円)、0.1元(約2円)などに変更して、不正取得を繰り返した。2014年10~11月の間、広州の映画会社が運営する映画チケット予約サイトから不正に得た交換コードは5,600枚余りで、通常の価格に換算すると35万元(約700万円)に上る。チケットはすべて転売していた。  味を占めた男が次の目標としたのは、ある宝くじの購入サイトだった。男は犯罪方法をチャットやメールなどを通してほかの2人に伝え、グループによる犯行が始まった。11月19日、宝くじサイトのチャージシステムのセキュリティホールを利用して、購入価格を変更。サービスセンターに「チャージしたのに、金額が表示されない」とクレームを入れ、5,000元(約1万円)分チャージしてもらうことに成功した。この方法で、計5万元(約10万円)分のチャージを詐取。うち1.5万元(3万円)を宝くじ購入に充てていた。その後、3人はそれぞれ単独で犯行を繰り返し、被害額は100万元(2,000万円)に上ったという。  主犯格の男は窃盗罪、詐欺罪、教唆の罪で懲役13年と罰金8万元(約160万円)の刑に処された。残る2人も、それぞれ詐欺罪で有罪判決となった。  中国では、こうしたセキュリティホールを利用した不正取引や詐取が相次いでいる。「揚子晩報」(12月9日付)によると、江蘇省揚州市で、ゲーム商品をネット販売する会社のシステムにセキュリティホールが存在することを、大学生カップルが発見。同サイトが販売している1枚10元(約200円)のカードを100元(約2,000円)で返品する不正操作を行い、差額を詐取して総額29万元(約580万円)を得ていたことが判明。警察に逮捕されている。  中国は、日本以上に電子マネーや電子決済が普及しているが、不正や犯罪はなぜ起こるのか? 中国在住経験のあるITライターは言う。 「中国の電子マネー市場は20兆円といわれていて、スマホのオンライン決済だけでも14兆円あります。これだけの市場規模になれば、犯罪が増えるのも仕方ない。またロシアやナイジェリアと同じ構図で、悪質ハッカーが生まれやすい土壌もある。すなわち、就職できない大卒者が多く、彼らは知識と時間とパソコンだけがある。サイバー犯罪に手を染めやすい環境にあるということです。景気減退で就職難となり、理系の大卒者でも職にあぶれる時代です。今後も、こうした犯罪は増えていくでしょう」  とにかく、日本の市場に害が及ぶことだけは阻止したいところだが……。 (文=棟方笙子)

被害総額数千万円! 20兆円規模の中国電子マネー市場を狙う、“悪質ハッカー”の正体とは

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中国の警察が公開した、サイバー犯罪者と部屋の様子(イメージ画像)
 スマホの映画チケット予約アプリのセキュリティホールを悪用し、ユーザーが送信する情報を盗み取って6,000枚近いチケットを詐取したグループが逮捕された。詐取したチケットを第三者に転売し、利益を得ていたという。犯人は上海を拠点に犯行を重ねていた3人の男たちだった。「新浪新聞」などが12月10日付で報じた。  しかし、逮捕されると余罪が明らかに。このグループは同様の方法で、スマホで購入できる宝くじアプリからチャージされた金額を盗み取り、少なくとも100万元以上(2,000万円以上)の利益を得ていたという。  主犯格の男は、スマホで映画のチケットを予約した際、処理済みの内容に不正アクセスできることを発見。通常通り数十元で購入した後、価格を0.01元(約0.2円)、0.1元(約2円)などに変更して、不正取得を繰り返した。2014年10~11月の間、広州の映画会社が運営する映画チケット予約サイトから不正に得た交換コードは5,600枚余りで、通常の価格に換算すると35万元(約700万円)に上る。チケットはすべて転売していた。  味を占めた男が次の目標としたのは、ある宝くじの購入サイトだった。男は犯罪方法をチャットやメールなどを通してほかの2人に伝え、グループによる犯行が始まった。11月19日、宝くじサイトのチャージシステムのセキュリティホールを利用して、購入価格を変更。サービスセンターに「チャージしたのに、金額が表示されない」とクレームを入れ、5,000元(約1万円)分チャージしてもらうことに成功した。この方法で、計5万元(約10万円)分のチャージを詐取。うち1.5万元(3万円)を宝くじ購入に充てていた。その後、3人はそれぞれ単独で犯行を繰り返し、被害額は100万元(2,000万円)に上ったという。  主犯格の男は窃盗罪、詐欺罪、教唆の罪で懲役13年と罰金8万元(約160万円)の刑に処された。残る2人も、それぞれ詐欺罪で有罪判決となった。  中国では、こうしたセキュリティホールを利用した不正取引や詐取が相次いでいる。「揚子晩報」(12月9日付)によると、江蘇省揚州市で、ゲーム商品をネット販売する会社のシステムにセキュリティホールが存在することを、大学生カップルが発見。同サイトが販売している1枚10元(約200円)のカードを100元(約2,000円)で返品する不正操作を行い、差額を詐取して総額29万元(約580万円)を得ていたことが判明。警察に逮捕されている。  中国は、日本以上に電子マネーや電子決済が普及しているが、不正や犯罪はなぜ起こるのか? 中国在住経験のあるITライターは言う。 「中国の電子マネー市場は20兆円といわれていて、スマホのオンライン決済だけでも14兆円あります。これだけの市場規模になれば、犯罪が増えるのも仕方ない。またロシアやナイジェリアと同じ構図で、悪質ハッカーが生まれやすい土壌もある。すなわち、就職できない大卒者が多く、彼らは知識と時間とパソコンだけがある。サイバー犯罪に手を染めやすい環境にあるということです。景気減退で就職難となり、理系の大卒者でも職にあぶれる時代です。今後も、こうした犯罪は増えていくでしょう」  とにかく、日本の市場に害が及ぶことだけは阻止したいところだが……。 (文=棟方笙子)

「1発3万円超!」強気すぎる中国JD援交、ネット売春の隆盛で相場高騰中

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女子大生が援交あっせんサイトに掲載している写真
 中国から日本に伝わった漢字文化だが、日本で作られた単語が中国に逆輸入されることもある。そんな言葉のひとつが「援助交際」だ。中国ではスマホやSNSが普及し、援助交際を行う女性が急増している。 「中国青年網」(12月8日付)は、中国で援助交際を行っている女子大生の模様をレポートしている。記事はまず、広州市内に住む20歳の女子大生のインタビューを掲載。援交あっせんサイトに、ベッドの上で自撮りしたセクシーな写真を掲載していたこの女子大生は、「1発1,600元(約3万2,000円)、お泊まりは3,600元(約7万2,000円)」という強気な値段設定だ。彼女は自慢の巨乳を武器に相手を募集しているが、記者のインタビューに対し、イマドキの援交事情を赤裸々に語った。
jd002
「写真を載せるときに気を付けていることは、モザイクのかけ方ね。特に、顔にかけるモザイクが一番大事。自分の素顔を隠すのが目的だけど、神秘的な印象を与える効果もあるのよ。あと“この業界”の女の子は、みんな美白注射やヒアルロン注射している。私は唇と鼻に注射したわ」  女子大生は記者の質問に答えている間も、ずっと顔にファンデーションを塗っていたという。 「私が援交を始めたきっかけは、友達の紹介だった。もちろん家族や同級生には、このバイトのことは話してないわ。最近は援交する女の子も、客も、どんどん低年齢化している。特に、20代前半の客が本当に増えた。最初はもちろん、このバイトに抵抗はあったけど、お金の誘惑には勝てなかった。多い時で、週に一度のペースで援交してる」  この女子大生は援交の条件として、「部屋は必ず3つ星以上の高級ホテル」「避妊具の使用」「大人のおもちゃ不可」などを挙げている。キスは全身どこにしてもOKだが、「唇だけにはしない」という条件も相手に求めている。中国で急増する女子大生の援助交際に関して、中国版Twitter「微博」には多くのコメントが寄せられた。
jd003
援助交際の価格と条件についてのメールの内容。「一緒にシャワー可」「前支払い」など条件が書かれている
「最近の女子大生はたくましい。学生時代は体で稼ぎ、卒業したら結婚か」 「さすが広州の女は質がいいから、1発の値段も高いな。俺の地元じゃ、800元(約1万6,000円だ」 「中国の物価高騰の波は、この業界にまで来てるぞ!」
appli004
援交あっせんサイトに掲載された別の女子大生。胸元を強調する写真を掲載している
 広州市在住の日本人ビジネスマンは、中国で急増する援助交際について以下のように話す。 「習近平政権で、エロマッサージやKTV(カラオケ付きの個室キャバクラ)、置屋など店舗型の風俗が一掃される中、みんな地下に潜ってしまって、ネットでの売買春が最高潮に盛り上がっている感じはしますね。デリヘル、SNS個人間売春、『伴遊』と呼ばれる売春マッチングサイトなどなど、多種多様です。私もたまに利用していますが、価格と容姿、条件が十人十色なのがまた面白いんです。かわいい子が平日だけ安かったり、ブサイクなのに高かったり……。宝探しのような感覚も、盛り上がっている原因じゃないでしょうか」  本サイトでも既報の「伴遊」(参照記事)は、当局の一斉摘発によってほとんどサイト閉鎖に追い込まれたようだが、援交がなくなることはないだろう。 (取材・文=青山大樹)

「1発3万円超!」強気すぎる中国JD援交、ネット売春の隆盛で相場高騰中

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女子大生が援交あっせんサイトに掲載している写真
 中国から日本に伝わった漢字文化だが、日本で作られた単語が中国に逆輸入されることもある。そんな言葉のひとつが「援助交際」だ。中国ではスマホやSNSが普及し、援助交際を行う女性が急増している。 「中国青年網」(12月8日付)は、中国で援助交際を行っている女子大生の模様をレポートしている。記事はまず、広州市内に住む20歳の女子大生のインタビューを掲載。援交あっせんサイトに、ベッドの上で自撮りしたセクシーな写真を掲載していたこの女子大生は、「1発1,600元(約3万2,000円)、お泊まりは3,600元(約7万2,000円)」という強気な値段設定だ。彼女は自慢の巨乳を武器に相手を募集しているが、記者のインタビューに対し、イマドキの援交事情を赤裸々に語った。
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「写真を載せるときに気を付けていることは、モザイクのかけ方ね。特に、顔にかけるモザイクが一番大事。自分の素顔を隠すのが目的だけど、神秘的な印象を与える効果もあるのよ。あと“この業界”の女の子は、みんな美白注射やヒアルロン注射している。私は唇と鼻に注射したわ」  女子大生は記者の質問に答えている間も、ずっと顔にファンデーションを塗っていたという。 「私が援交を始めたきっかけは、友達の紹介だった。もちろん家族や同級生には、このバイトのことは話してないわ。最近は援交する女の子も、客も、どんどん低年齢化している。特に、20代前半の客が本当に増えた。最初はもちろん、このバイトに抵抗はあったけど、お金の誘惑には勝てなかった。多い時で、週に一度のペースで援交してる」  この女子大生は援交の条件として、「部屋は必ず3つ星以上の高級ホテル」「避妊具の使用」「大人のおもちゃ不可」などを挙げている。キスは全身どこにしてもOKだが、「唇だけにはしない」という条件も相手に求めている。中国で急増する女子大生の援助交際に関して、中国版Twitter「微博」には多くのコメントが寄せられた。
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援助交際の価格と条件についてのメールの内容。「一緒にシャワー可」「前支払い」など条件が書かれている
「最近の女子大生はたくましい。学生時代は体で稼ぎ、卒業したら結婚か」 「さすが広州の女は質がいいから、1発の値段も高いな。俺の地元じゃ、800元(約1万6,000円だ」 「中国の物価高騰の波は、この業界にまで来てるぞ!」
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援交あっせんサイトに掲載された別の女子大生。胸元を強調する写真を掲載している
 広州市在住の日本人ビジネスマンは、中国で急増する援助交際について以下のように話す。 「習近平政権で、エロマッサージやKTV(カラオケ付きの個室キャバクラ)、置屋など店舗型の風俗が一掃される中、みんな地下に潜ってしまって、ネットでの売買春が最高潮に盛り上がっている感じはしますね。デリヘル、SNS個人間売春、『伴遊』と呼ばれる売春マッチングサイトなどなど、多種多様です。私もたまに利用していますが、価格と容姿、条件が十人十色なのがまた面白いんです。かわいい子が平日だけ安かったり、ブサイクなのに高かったり……。宝探しのような感覚も、盛り上がっている原因じゃないでしょうか」  本サイトでも既報の「伴遊」(参照記事)は、当局の一斉摘発によってほとんどサイト閉鎖に追い込まれたようだが、援交がなくなることはないだろう。 (取材・文=青山大樹)

今年だけで11人! フィリピンで多発する韓国人殺害事件は「身から出たサビ」!?

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フィリピン・マニラ Photo By Bar Fabella from Flickr.
 フィリピンで、韓国人が“また”殺害された。12月20日深夜、チョさん(57)が自宅でフィリピン人の妻と子どもと就寝中、事件は起こった。4人組の男が侵入し、チョさんに3発の銃弾を撃ち込んで殺害したのだ。男たちは現金やノートパソコンなどを奪って逃走しており、捜査が続いている状況。今回の事件を含め、フィリピンでは今年だけで11人の韓国人が殺害されている。  フィリピンで韓国人殺害事件がいかに多発しているかは、数字を見れば明らかだ。2013年から15年にかけて海外で殺害された韓国人は計79人に上るが、そのうちフィリピンで殺された韓国人は31人、全体の40%に上る。  その理由のひとつとして挙げられるのは、「韓国人は金持ち」というフィリピン人のイメージだという。というのも、フィリピンには買春目的で訪れる中年韓国人が多く、売春婦に少なくない金を落とす韓国人は金持ちに見えるそうだ。また、海外ということで態度が大きくなり、現地人を軽視した行動を取ることも多々あり、トラブルの原因になっているという。  実際、フィリピンで起こる韓国人殺害事件の多くは、金銭トラブルが原因と考えられている。  去る10月2日に殺害されたイさん(54)夫婦は、自宅を建設中、現地工事業者と代金の問題で激しく言い争っていたという。夫は脅迫も受けており、それを警察に伝えた記録も残っているが、結局、事件を防ぐことはできなかった。また、8月19日に自宅で10数発の銃弾を受けて殺害されたナさん(64)も、自動車の代金や自宅の工事費などで揉めて、脅迫を受けていた。  ちなみに、フィリピンでは住宅や建物を韓国人単独で所有することができない。そのため、複数の韓国人の名義で登録されることが多く、それがトラブルにつながることも少なくない。実際、先述したナさんの自宅は16人の名義で登録されており、彼がほかの出資者と揉めていたことも、事件に関係していたのではないかという臆測が出ているようだ。    頻発する韓国人殺害事件に対して、韓国警察も本格的に動きだした。警察庁はチョさんが殺害された事件を捜査するため、ソウルからフィリピンに捜査チームを派遣すると12月21日に発表。韓国の警察が海外で発生した事件を現地捜査するのは、初めてのことだ。    年々増加しているフィリピンでの韓国人殺害事件。被害は気の毒だが、どうしても“身から出たサビ”のように思えてしまうのも致し方ないところだろう。

原価は1本10円! 中国キャバクラ「毒ワイン」まん延で、緑色のウンコが……

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中国のKTVで、毒ワインや詰め替えワインがまん延しているという(イメージ画像)
 中国では、KTV(カラオケ付きの個室キャバクラ)などに行くと、サービスとして無料のワインが出されたりする。カラオケボックスも過当競争になっており、このようなサービスで客を引き寄せようとしているわけだ。  しかし、この無料ワイン、実は1本当たりの原価が0.4元(約10円)という、トンデモない粗悪品だったことが判明し、カラオケ好きの人民たちに大きな衝撃を与えている。  吉林省の地元紙「新文化報」(12月9日付)が伝えたところによると、同省吉林市の公安局(警察)がこれから迎えるクリスマスや元旦の宴会シーズンを前に、ニセモノ摘発を目的にKTVやサウナを検査したところ、ある店が客に提供していたワインの仕入れ値が異常に安いことを発見したという。  その仕入れ値は、なんと1本1.5元(約30円)。あまりの安さに疑いを抱いた警察が店のオーナーに話を聞くと、くだんのワインはある男が店に直接届けにきて、しばらくすると空き瓶を回収しに来る。注文をするわけでもないので、連絡先はわからないという。ほかの店でも聞き込みをすると、やはり同じような話が出てきた。  そこで、警察はさらなる調査を開始。夜間、KTVの前に張り込み、怪しい男と車を発見。車による尾行を行い、ついに密造現場を突き止めた。そして中に踏み込むと、製造設備や原材料とともに、ワイン12本入りの箱150個あまりを発見。現場にいた夫婦ら3人を逮捕した。  調べによると、そこで作られていたワインは、乳酸やブドウ味のエッセンス、カラメル、食品添加物などを混ぜ合わせ、最後に水をブレンドして調整してから瓶に詰められていたという。つまり、アルコール分は一切含まれておらず、ワインでもなんでもなかったわけだ。偽ワインが詰められていた瓶にしても、回収していた瓶のほかに、廃品回収業者から購入していたものも使っており、消毒などせず、水ですすいでいただけだった。  その原価が1本当たり0.4元。それを1.5元でKTV店などに卸していたのだが、購入した店側はそれをサービスとして無料で客に提供したり、1本数十元(数百円)で販売していた。犯人はすでに10万元以上(約200万円)を稼いでおり、吉林省内の100軒以上の店に6万超を販売したとみられている。
caba121702
摘発された毒ワイン工場。衛生環境も最悪だ……
 警察では、この偽ワインが体に悪いのは確実で、具体的にどのような悪影響を与えるのかは調査中だとしているが、広州市に駐在経験のある日本人はこう証言する。 「中国でワインは最近になってブーム化したので、一般人はほとんど味がわからない。それをいいことに、偽者も多く流通している。フランスやイタリアの高級ワインの空き瓶を売る専門業者もいて、そこに中国産の激安偽ワインを詰め替える。日本人駐在員なら一発でわかりますよ。そんなワインを飲んで、翌朝に緑色のウンコが出たり、謎の湿疹が出たこともあります。偽酒の中で、白酒やウイスキーよりワインが今、一番ヤバいといわれています」  偽ワインを作るほうも作るほうだが、買うほうも買うほうで、1本30円もしないワインがまともなものではないことくらい、一目瞭然だ。  やはり中国では、“無料”“サービス”“格安”などというものには、決して手を出してはいけないようだ。 (文=佐久間賢三)

原価は1本10円! 中国キャバクラ「毒ワイン」まん延で、緑色のウンコが……

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中国のKTVで、毒ワインや詰め替えワインがまん延しているという(イメージ画像)
 中国では、KTV(カラオケ付きの個室キャバクラ)などに行くと、サービスとして無料のワインが出されたりする。カラオケボックスも過当競争になっており、このようなサービスで客を引き寄せようとしているわけだ。  しかし、この無料ワイン、実は1本当たりの原価が0.4元(約10円)という、トンデモない粗悪品だったことが判明し、カラオケ好きの人民たちに大きな衝撃を与えている。  吉林省の地元紙「新文化報」(12月9日付)が伝えたところによると、同省吉林市の公安局(警察)がこれから迎えるクリスマスや元旦の宴会シーズンを前に、ニセモノ摘発を目的にKTVやサウナを検査したところ、ある店が客に提供していたワインの仕入れ値が異常に安いことを発見したという。  その仕入れ値は、なんと1本1.5元(約30円)。あまりの安さに疑いを抱いた警察が店のオーナーに話を聞くと、くだんのワインはある男が店に直接届けにきて、しばらくすると空き瓶を回収しに来る。注文をするわけでもないので、連絡先はわからないという。ほかの店でも聞き込みをすると、やはり同じような話が出てきた。  そこで、警察はさらなる調査を開始。夜間、KTVの前に張り込み、怪しい男と車を発見。車による尾行を行い、ついに密造現場を突き止めた。そして中に踏み込むと、製造設備や原材料とともに、ワイン12本入りの箱150個あまりを発見。現場にいた夫婦ら3人を逮捕した。  調べによると、そこで作られていたワインは、乳酸やブドウ味のエッセンス、カラメル、食品添加物などを混ぜ合わせ、最後に水をブレンドして調整してから瓶に詰められていたという。つまり、アルコール分は一切含まれておらず、ワインでもなんでもなかったわけだ。偽ワインが詰められていた瓶にしても、回収していた瓶のほかに、廃品回収業者から購入していたものも使っており、消毒などせず、水ですすいでいただけだった。  その原価が1本当たり0.4元。それを1.5元でKTV店などに卸していたのだが、購入した店側はそれをサービスとして無料で客に提供したり、1本数十元(数百円)で販売していた。犯人はすでに10万元以上(約200万円)を稼いでおり、吉林省内の100軒以上の店に6万超を販売したとみられている。
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摘発された毒ワイン工場。衛生環境も最悪だ……
 警察では、この偽ワインが体に悪いのは確実で、具体的にどのような悪影響を与えるのかは調査中だとしているが、広州市に駐在経験のある日本人はこう証言する。 「中国でワインは最近になってブーム化したので、一般人はほとんど味がわからない。それをいいことに、偽者も多く流通している。フランスやイタリアの高級ワインの空き瓶を売る専門業者もいて、そこに中国産の激安偽ワインを詰め替える。日本人駐在員なら一発でわかりますよ。そんなワインを飲んで、翌朝に緑色のウンコが出たり、謎の湿疹が出たこともあります。偽酒の中で、白酒やウイスキーよりワインが今、一番ヤバいといわれています」  偽ワインを作るほうも作るほうだが、買うほうも買うほうで、1本30円もしないワインがまともなものではないことくらい、一目瞭然だ。  やはり中国では、“無料”“サービス”“格安”などというものには、決して手を出してはいけないようだ。 (文=佐久間賢三)

「“愛人志望者”に天罰!?」富豪を装い、美女をヤリ逃げした肉体労働者に称賛の声

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逮捕された男。犯行時には香水を振りまいて汗臭さを消すなど、富豪になりきっていた。
「美女は金持ちのもの」。そんな中国の常識を大胆にブチ壊した男が話題となっている。  12月7日付の「重慶晩報」によると、重慶市内に住む1970年代生まれの肉体労働者の男が、ネット上で若い女性に愛人契約を持ち掛け、90年代生まれの女性2人と情交に及んだ後、携帯や現金、銀行カードを盗んだとして、窃盗や詐欺の容疑で警察に逮捕された。  男は、「あなたを囲います」というIDネームでチャットアプリに登録。会社経営者を名乗り、月収20万元(約400万円)を自称していた。   被害者のうち、ひとりの女性の話によると、男は市内にある高級マンションの前を待ち合わせ場所として指定。落ち合った直後に「私からの気持ちだ」と言って、5,000元(約10万円)を女性に手渡してきたという。そして男の誘導でホテルへ行き、ベッドイン。行為の後、彼女がシャワーを浴びているすきに、最初に手渡した5,000元を含む現金やiPhone 6、時計、銀行カードなどを奪い、逃走したという。  男は彼女の通報によって、間もなく警察に拘束された。その際、男が持っていたiPhone 6は彼女のものではなかったが、男の供述により、11月中旬に同様の手口でヤリ逃げした女性から奪ったものであることがわかった。 「囲われようとしてだまされたなんて、恥ずかしくて通報できなかった」というこの女性は、被害に遭った翌日、男に連絡して「銀行カードだけでも返してほしい」と訴えたところ、逆に恐喝されて3,000元(約6万円)を脅し取られたという。  日本なら強姦罪にも問われかねない行為だが、中国のネット上では「自業自得だ。ざまあみろ」「この女はどうせ、金もiPhoneも別の愛人からもらったんだろう」と、被害者女性に厳しい声が寄せられている。    さらに、「拝金主義のふしだらな女を罰した男はエラい!」「弟子入りしたい」などと、男を英雄視する向きさえあり、今後、模倣犯が出てくる可能性もありそうだ。