【閲覧注意】橋の下で500~600匹分の“犬の毛皮”が発見「死骸からは体液が滴り……」

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橋の下に並べられた犬の毛皮。買い手がつくまでの、一時的な保管場所だったようだ。
 日本では痛ましい動物虐待事件がたびたび報じられているが、お隣中国でも愛犬家ならずとも目を覆いたくなるようなショッキングな事件が発生した。 「中国青年網」(12月15日付)によると、安徽省合肥市内を流れる川に架かる橋の下で、500~600匹分の犬の毛皮が発見されたのだ。  その多くは、一匹分の毛皮が切れ目なく剥ぎ取られており、生前の姿をとどめているものもある。そして、それらが等間隔に整然と並べられている光景は、異様そのものである。記事によると、辺りには強烈な腐敗臭が漂っていたという。  近所に住む女性によると、犬の死骸がこの橋の下に並べられるようになったのは1カ月ほど前からで、日を追うごとにその数は増えていったという。また、近隣住民らは、犬の死骸から流れ出る体液による川の水質汚染や感染病を危惧しているという。  地元の動物衛生監督署の調査によると、犬の毛皮を橋の下に並べていたのは地元の漁師で、副業として犬肉の販売も行っていという。男性は、精肉の過程で不要となった毛皮を集め、毛皮業者へ販売するつもりだったようだ。  地元の警察は、男性の行為に違法性がないか捜査中だが、犬肉や毛皮の販売だけでは罪に問うことはできないという。  しかし犬の毛皮に、どれほどの価値があるというのだろうか? 広東省地方紙の社会部記者に話を聞いた。 「中国では、犬の毛皮はフェイクファーよりも安いため、安物の毛皮製品に使われていることが多い。キツネやタヌキの毛皮と偽られた上で、海外輸出されているものもあります」  中国製の毛皮製品を持っている人は、それが本当はなんの毛皮なのか、疑ってみたほうがいいかもしれない。 (文=青山大樹)

韓国ナンバーワンレースクイーン決定も「30代は賞味期限切れ」「愛人契約要求」の現実

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 レーシングモデル(日本でいうところのレースクイーン)のナンバーワンを決める「韓国レーシングモデル・アワード」がソウルで開催された。今年で4回目を迎える同アワードは、今年行われたモーターショウや新車発表会、さらにはモータースポーツ大会などで活躍したレーシングモデルたちの中から、「大賞」「最高人気賞」「最優秀グローバルスター賞」「最優秀モデル賞」「最高人気新人賞」などを投票によって決める、韓国で唯一のレーシングモデル表彰式でもある。
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ハン・ガウン
 栄えある大賞に輝いたのは、ハン・ガウン。1990年10月生まれの彼女は、2008年に業界トップの「韓国タイヤ」専属レーシングモデルとしてデビュー、今年はモータースポーツはもちろん、ソウル・モーターショウ、ソウル・オートサロンショウ、G-STARゲームショウなど、各種イベントでも大活躍だった。
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ウンビン
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キム・ハユル
 大賞に次ぐステイタスとなる「最高人気賞」に選ばれたのは、ウンビンとキム・ハユル。キム・ハユルはアワードのスポンサー会社から特別賞も受賞し、2冠に輝いている。  最優秀グローバルスター賞には、イ・ユウン、イ・ソンファ、最優秀モデル賞にはイ・ウンへ、チェ・ビョリ、チョ・インヨン、ヨン・タビンが受賞。いずれも、韓国のカメラ小僧たちの間では、その名が知られたレーシングモデルたちばかりだ。
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イ・ユウン
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イ・ソンファ
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イ・ウンへ
 韓国のレーシングモデル専門サイト「ミスタカ」の集計によると、現在、韓国でレーシングモデルとして活動しているのは150数名。そのうち、モータースポーツに力を入れているタイヤメーカーや自動車部品メーカーの専属モデルとして契約できているレーシングモデルは3分の1にも満たず、ほとんどが所属事務所を持たないフリーランサーたちだという。  それだけに、年俸格差も大きい。超トップクラスになると、年間1億ウォン(約1,000万円)ほど稼ぐ者もいるが、平均すると3,000~4,000万ウォン(約300~400万円)ほどで、30代になると賞味期限が切れる。
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チェ・ビョリ
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チョ・インヨン
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ヨン・タビン
「一口にレーシングモデルと言っても、ステージでポーズを取るメインモデル、ステージの下で同じようなポーズを取るサブモデル、観客やファン、マスコミにサービスするフロアモデルの三段階がある。経験を積めばメインになれるわけではなく、必要なのは美貌と若さ。中堅モデルになると、“ギャラはいらないから、サブで使ってください”と売り込む場合もある。それでも起用されず、食えないレーシングモデルたちは撮影会で稼いでいる」(業界関係者)  これは、マニアやアマチュア写真愛好家たちを集めて行われる素人撮影会のことで、レーシングモデルには1回当たり40~60万ウォン(約4~6万円)のギャラが支払われる。ただ、その相場も崩れ、最近は30~40万ウォン(約3~4万円)になっているらしい。  まさに、過酷なサバイバル競争を強いられる韓国のレーシングモデル業界。最近はその競争についていけず、水商売や風俗店に走る者も多いらしい。また、そんな彼女たちの弱みにつけ込み、スポンサーを名乗り出る代わりに、肉体関係を要求する輩もいるとか。実際、かつて人気レーシングモデルだったイ・スジンは、出演したとあるテレビ番組で「一日500万ウォン(約50万円)で肉体関係を結ぼうと提案を受けたことがある」と告白しているのだ。  美しくセクシーな韓国のレーシングモデルたち。華やかできらびやかなスポットライトの陰で、彼女たちは日々過酷な現実と戦っているようだ。

中国人は金持ちに弱い!? アウディを乗り回し、携帯800台を“借りパク”した男

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犯人が使用していたアウディA4と、盗まれた携帯電話の一部。
 12月11日、広東省で、半年間で800台以上の携帯電話などを盗み、転売していた37歳の男が逮捕された。被害の大きさと同時に注目されているのが、その手口だ。  男は、ドイツ車のアウディA4を犯行の小道具として使用。運転席から道行く人に「電話をかけたいが、自分のiPhoneはバッテリーが切れてしまったので貸してくれないか」と声をかけ、携帯電話を借りるとそのまま逃走していたのだった。男は盗んだ携帯電話を、中古携帯ショップを経営する知人のツテを使って転売しており、日本円で200万円以上の利益を上げていたとみられている。  男はガソリン代などのコストから計算し、1日6台の窃盗を目標としていたという。さらに「女が金を稼ぐのは簡単じゃない」として、女性はターゲットにしないという妙な信念を持ち合わせていたという。    金持ちを装っての犯罪といえば、当サイトでは「「拝金主義の“愛人志望女”に天罰!?」富豪を装い、美女をヤリ逃げした肉体労働者に称賛の声」(参照記事)を報じたばかりだが、カモにされるのは金に目がない女性ばかりではないようだ。  11月末には同省東莞市の工業区内で、停車中の貨物車からガソリンを盗んでいた男が逮捕されている。男は「怪しまれないように」との理由で、BMWで犯行現場に乗り付けていたという。  さらに今年4月には、福建省廈門市で香港の富豪を装い、宝くじ販売店から掛け買いで約400万円分の宝くじを購入した上、支払いをせずに逃亡しようとした男も逮捕されている。  さまざまな詐欺が横行し、他人に対する警戒心も強い中国だが、金持ちを装うだけで人を簡単にだますことができるのはなぜか? 中国事情に詳しい吉井透氏は話す。 「『金持ちなら、コソ泥のようなマネをしないだろう』と考える人も多い。しかしそれ以上に、格差社会が広がる中、庶民にはどうにかして金持ちとお近づきになり、おこぼれにあずかろうという意識がある。そうした一種の下心につけ込む犯罪が増えている」   格差社会をはい上がろうとする庶民をカモにする手口は、卑劣というしかない。

中国人は金持ちに弱い!? アウディを乗り回し、携帯800台を“借りパク”した男

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犯人が使用していたアウディA4と、盗まれた携帯電話の一部。
 12月11日、広東省で、半年間で800台以上の携帯電話などを盗み、転売していた37歳の男が逮捕された。被害の大きさと同時に注目されているのが、その手口だ。  男は、ドイツ車のアウディA4を犯行の小道具として使用。運転席から道行く人に「電話をかけたいが、自分のiPhoneはバッテリーが切れてしまったので貸してくれないか」と声をかけ、携帯電話を借りるとそのまま逃走していたのだった。男は盗んだ携帯電話を、中古携帯ショップを経営する知人のツテを使って転売しており、日本円で200万円以上の利益を上げていたとみられている。  男はガソリン代などのコストから計算し、1日6台の窃盗を目標としていたという。さらに「女が金を稼ぐのは簡単じゃない」として、女性はターゲットにしないという妙な信念を持ち合わせていたという。    金持ちを装っての犯罪といえば、当サイトでは「「拝金主義の“愛人志望女”に天罰!?」富豪を装い、美女をヤリ逃げした肉体労働者に称賛の声」(参照記事)を報じたばかりだが、カモにされるのは金に目がない女性ばかりではないようだ。  11月末には同省東莞市の工業区内で、停車中の貨物車からガソリンを盗んでいた男が逮捕されている。男は「怪しまれないように」との理由で、BMWで犯行現場に乗り付けていたという。  さらに今年4月には、福建省廈門市で香港の富豪を装い、宝くじ販売店から掛け買いで約400万円分の宝くじを購入した上、支払いをせずに逃亡しようとした男も逮捕されている。  さまざまな詐欺が横行し、他人に対する警戒心も強い中国だが、金持ちを装うだけで人を簡単にだますことができるのはなぜか? 中国事情に詳しい吉井透氏は話す。 「『金持ちなら、コソ泥のようなマネをしないだろう』と考える人も多い。しかしそれ以上に、格差社会が広がる中、庶民にはどうにかして金持ちとお近づきになり、おこぼれにあずかろうという意識がある。そうした一種の下心につけ込む犯罪が増えている」   格差社会をはい上がろうとする庶民をカモにする手口は、卑劣というしかない。

「完全に新しい世界……」韓国で爆発的に成長する女性用オナニーグッズ市場、お得意様は30代?

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イメージ画像(「Thinkstock」より)
 韓国で、女性用オナニーグッズ市場が爆発的に成長中だ。  ネット通販サイト「Auction」が公開した統計によれば、韓国ではここ3年間で女性用オナニーグッズの売り上げが急上昇しているという。2013年には前年比197%増、14年は128%増、15年は100%増と、毎年2~3倍の増え幅をマークしている。一方、男性用オナニーグッズの売り上げは、この3年間で1.5倍程度の増加率にとどまった。  購買層としては30代が最も多いそうで、約36%。次いで僅差で40代(35%)、20代(14%)、50代(11%)、60代以上(3%)の順位となった。なお、韓国の女性たちが最も多く購入するオナニーグッズは、挿入用バイブレーターだそうだ。アダルグッズ販売関係者は「全商品のうち、バイブレーターが占める需要の割合は90%」としている。また、韓国女性はオナニーグッズをデザインで選ぶ傾向があり「荒々しい形より、かわいい形のものをよく購入する」(同)そうだ。  女性用オナニーグッズ市場の急激な成長を受け、多くの韓国メディアが実際に使用している女性たちにアンケートを試みている。「最近、初めてバイブレーターを購入した」と話すAさん(35)は、「完全に新しい世界」と、その“仕事ぶり”を絶賛。また、Cさん(33)は「痛いと誤解していたけど、最近のバイブレーターは振動が繊細。ラインナップの豊富さに満足している」としている。  ちなみに、世界で最も歴史のあるアダルトグッズ企業ベアテ・ウーゼ(独、Beate Uhse)が、初めてアジアに進出する際に選んだ市場が韓国だったそう。また、韓国大手ケーブルテレビ「CJハロービジョン」は今年、成人番組を視聴した利用者の65%が女性だったことを明らかにしている。同様に、デジタルコンテンツ配信サービス「SKプラネット」からは、成人映画を視聴した会員のうち、65%が女性だったという統計も発表された。  性に対してあまりオープンではないイメージのある韓国女性だが、実際には彼女たちによって現在の韓国アダルトグッズ産業が支えられているのかもしれない。 (取材・文=河鐘基)

「完全に新しい世界……」韓国で爆発的に成長する女性用オナニーグッズ市場、お得意様は30代?

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イメージ画像(「Thinkstock」より)
 韓国で、女性用オナニーグッズ市場が爆発的に成長中だ。  ネット通販サイト「Auction」が公開した統計によれば、韓国ではここ3年間で女性用オナニーグッズの売り上げが急上昇しているという。2013年には前年比197%増、14年は128%増、15年は100%増と、毎年2~3倍の増え幅をマークしている。一方、男性用オナニーグッズの売り上げは、この3年間で1.5倍程度の増加率にとどまった。  購買層としては30代が最も多いそうで、約36%。次いで僅差で40代(35%)、20代(14%)、50代(11%)、60代以上(3%)の順位となった。なお、韓国の女性たちが最も多く購入するオナニーグッズは、挿入用バイブレーターだそうだ。アダルグッズ販売関係者は「全商品のうち、バイブレーターが占める需要の割合は90%」としている。また、韓国女性はオナニーグッズをデザインで選ぶ傾向があり「荒々しい形より、かわいい形のものをよく購入する」(同)そうだ。  女性用オナニーグッズ市場の急激な成長を受け、多くの韓国メディアが実際に使用している女性たちにアンケートを試みている。「最近、初めてバイブレーターを購入した」と話すAさん(35)は、「完全に新しい世界」と、その“仕事ぶり”を絶賛。また、Cさん(33)は「痛いと誤解していたけど、最近のバイブレーターは振動が繊細。ラインナップの豊富さに満足している」としている。  ちなみに、世界で最も歴史のあるアダルトグッズ企業ベアテ・ウーゼ(独、Beate Uhse)が、初めてアジアに進出する際に選んだ市場が韓国だったそう。また、韓国大手ケーブルテレビ「CJハロービジョン」は今年、成人番組を視聴した利用者の65%が女性だったことを明らかにしている。同様に、デジタルコンテンツ配信サービス「SKプラネット」からは、成人映画を視聴した会員のうち、65%が女性だったという統計も発表された。  性に対してあまりオープンではないイメージのある韓国女性だが、実際には彼女たちによって現在の韓国アダルトグッズ産業が支えられているのかもしれない。 (取材・文=河鐘基)

奇行を繰り返す鹿に、命を落とす動物も……韓国“デパート動物園”で不祥事続々

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Facebook上にアップされた、ララの様子
 韓国の動物園で、ずさんな管理による不祥事が続出している。  特に問題となっているのが、デパートの屋上などに作られる“ミニ動物園”だ。最近デパートでは、客足が落ちると子連れ客を引き込もうと、犬やウサギ、ニワトリなどの動物と触れ合う広場を作るのが流行している。  中でも注目を集めたのが、釜山(プサン)のロッテ百貨店で育てられた鹿のララだ。デパート側は公式ブログを通じて「都心に隠れるヒーリングスポット」と銘打ち、ララや屋上動物園の存在を大々的にアピールしていた。しかし、10月末にある中国人観光客がララの窮状を訴えると、事態は急変。  ララは、頭を柵にこすりつけてグルグル回る、自分の糞を食べる、といった奇行を延々と繰り返していたのだ。檻の中で孤独に過ごすララに衝撃を受けた観光客は、その様子を動画に収め、自身のFacebookで公開。精神に異常を来したララを救いたいと書き込んだ。  この訴えはたちまち拡散され、ロッテ百貨店には非難の声が殺到。ララはすぐに野生に返された。しかし、同園で被害を受けていたのはララだけではなかった。動物の多くが、ずさんな管理によりエサを食べすぎて過剰体重に陥ったり、食べさせてはいけないエサを口にしたりして命を落としていたのだ。  このニュースを受けて、韓国ネット民の多くは「心が痛い」「ここだけではない」「またロッテか……」など、多くのバッシングを浴びせた。  事実、ネット民の言うように“ミニ動物園”の被害は多い。専門家は「韓国では一般のアルバイトが動物の世話をするケースが多く、エサや排泄物の処理が正しくされない場合が多い。また、国内動物園でも獣医がいない場所が多いのに、デパートがまともに管理できているのか、はなはだ疑問だ」と、現状の深刻性を訴えている。  一方、韓国の動物園が抱える問題は、動物の管理だけではない。12月に入ると、釜山の動物園「サムチョンドパーク」で起きた違法営業も話題にもなった。  同施設は経営不振からフードコートが臨時休業に入ったのだが、休日の来場者確保のために、無許可で3台のフードトラックを運営していることが発覚したのだ。これは食品衛生法違反に該当。責任者は、3年以下の懲役、3,000ウォン(約300万円)以下の罰金に処せられる。  もともと「サムチョンドパーク」は、年間120万人の来場者を予想したドンブリ勘定で営業を続けていた。しかし、実際の入場者数はその半分にも満たず、苦しい経営に追い込まれていく。その結果、法律違反のフードトラックを導入したわけだ。  動物園は、動物たちと触れ合うことで至福の時間を味わえる貴重な場所。動物たちの大切な命を預かる以上、また、小さなこどもたちが大勢集まる場所であるということを忘れず、施設管理には細心の注意を払ってほしいものだ。

奇行を繰り返す鹿に、命を落とす動物も……韓国“デパート動物園”で不祥事続々

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Facebook上にアップされた、ララの様子
 韓国の動物園で、ずさんな管理による不祥事が続出している。  特に問題となっているのが、デパートの屋上などに作られる“ミニ動物園”だ。最近デパートでは、客足が落ちると子連れ客を引き込もうと、犬やウサギ、ニワトリなどの動物と触れ合う広場を作るのが流行している。  中でも注目を集めたのが、釜山(プサン)のロッテ百貨店で育てられた鹿のララだ。デパート側は公式ブログを通じて「都心に隠れるヒーリングスポット」と銘打ち、ララや屋上動物園の存在を大々的にアピールしていた。しかし、10月末にある中国人観光客がララの窮状を訴えると、事態は急変。  ララは、頭を柵にこすりつけてグルグル回る、自分の糞を食べる、といった奇行を延々と繰り返していたのだ。檻の中で孤独に過ごすララに衝撃を受けた観光客は、その様子を動画に収め、自身のFacebookで公開。精神に異常を来したララを救いたいと書き込んだ。  この訴えはたちまち拡散され、ロッテ百貨店には非難の声が殺到。ララはすぐに野生に返された。しかし、同園で被害を受けていたのはララだけではなかった。動物の多くが、ずさんな管理によりエサを食べすぎて過剰体重に陥ったり、食べさせてはいけないエサを口にしたりして命を落としていたのだ。  このニュースを受けて、韓国ネット民の多くは「心が痛い」「ここだけではない」「またロッテか……」など、多くのバッシングを浴びせた。  事実、ネット民の言うように“ミニ動物園”の被害は多い。専門家は「韓国では一般のアルバイトが動物の世話をするケースが多く、エサや排泄物の処理が正しくされない場合が多い。また、国内動物園でも獣医がいない場所が多いのに、デパートがまともに管理できているのか、はなはだ疑問だ」と、現状の深刻性を訴えている。  一方、韓国の動物園が抱える問題は、動物の管理だけではない。12月に入ると、釜山の動物園「サムチョンドパーク」で起きた違法営業も話題にもなった。  同施設は経営不振からフードコートが臨時休業に入ったのだが、休日の来場者確保のために、無許可で3台のフードトラックを運営していることが発覚したのだ。これは食品衛生法違反に該当。責任者は、3年以下の懲役、3,000ウォン(約300万円)以下の罰金に処せられる。  もともと「サムチョンドパーク」は、年間120万人の来場者を予想したドンブリ勘定で営業を続けていた。しかし、実際の入場者数はその半分にも満たず、苦しい経営に追い込まれていく。その結果、法律違反のフードトラックを導入したわけだ。  動物園は、動物たちと触れ合うことで至福の時間を味わえる貴重な場所。動物たちの大切な命を預かる以上、また、小さなこどもたちが大勢集まる場所であるということを忘れず、施設管理には細心の注意を払ってほしいものだ。

「1体72万円!?」 中国“水死体引き揚げ”ビジネスで一攫千金を狙う漁師たち

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川に浮かぶ死体を見て、泣くことしかできない家族
 中国の四川省攀枝花市で、25歳の青年が川に飛び込んで自殺した。数日後、死体を発見した漁師が警察に通報。現場へ確認に行った両親を待ち受けていたのは、漁師による死体引き揚げ手間賃の値段交渉だった。12月8日付の「法制晩報」などが伝えた。  3万6,000元(約72万円)から始まり、数時間の交渉末、8,000元(約16万元)に。だが、年収1万元(20万円)ほどの農民夫婦には、とても支払える額ではない。交渉は決裂し、両親は金の工面に村へ戻り、青年の死体は、そのまま水面を漂うことに……。
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黄河に浮かぶ水死体を引き揚げる、地元の漁師(イメージ画像)
 漁師のリーダーは「30年あまり漁師をやってきて、今まで200体ほどの死体を引き揚げてきた。値段で揉めたのは今回が初めて」と同メディアに語る。通常は漁師をしているが、頻繁に死体が上がるので20年前からチームを結成し、行方不明者の捜索から死体引き揚げまで行っているという。  3日後、たまたま川に遊びに来ていた子どもが青年につないであったロープを引っ張って、水面に浮く死体を発見、再度通報される。警察の協力の下、価格交渉は5万400元(約10万8,000円)に落ち着き、青年はようやく埋葬されたのだった。  高額の手間賃をふっかけた漁師に対し、「貧しい農民夫婦が、そんな大金持っているはずがない。強欲すぎる!」「水死体をそのまま放置するなんてひどい」と、ネットでは大ブーイングが巻き起こった。  中国では2009年にも似たような事件が起きている。湖北省荊州市内を流れる長江で水遊びしていた子ども2名が溺れ、それを助けようとした大学生3人も次々と溺れて戻ってこられなくなった水難事故にまつわるものだ。そこは水深が急に深くなっており、川底の水流が複雑に流れる、危険なエリアだった。引き揚げ業者は死体の捜索に、3人分で3万6,000元(約72万円)を前金で要求。大学生たちは、もともと教授を含めた15人の団体だったため、ほかの学生たちが土下座して引き揚げをお願いするも、無視。教授が手持ちの4,000元(約8万円)を支払うと、しぶしぶ1人目の捜索を開始。10分後、発見し、再度残りの金額を要求した。結局、大学の経理担当者がポケットマネーを現場に届け、なんとか2人目、3人目の捜索を行った。この現場写真が中国報道写真の最高栄誉賞などを授賞したこともあり、引き揚げ会社に対して「国民の恥」と大批判が巻き起こった。
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川の岸壁に書かれた「水死体を見つけたら連絡を」の“広告”
 しかしながら、同様の事件は今なお綿々と続いている。12月13日付「京華時報」によれば、陝西省のダムで17歳の少女の水死体が見つかった。発見したダムの従業員はすぐに通報せず、死体にロープをかけて水面に浮かせたまま、両親に連絡。両親が確認に駆けつけると、引き揚げ代として、6,000元(約12万円)を要求したという。交渉の下、両親は1,500元(約3万円)を支払ったが、法的に問題視されている。  これらの事件に対し、上海市に住む中国在住歴20年の日本人は言う。 「09年の事件では、引き揚げ会社の船頭は60代の元清掃員。対して、亡くなったのは大学生。徹底した前金を要求するあたり、単に拝金主義だけでなく、世知辛い環境で生きてきた人たちの“社会への報復”という感じ。漁師にしても、ダムの従業員にしても、一攫千金のビジネスチャンスという認識でしかないのです」  水死体の引き揚げがビジネスになってしまうことに驚くが、それよりも現場の警察や消防がなぜ動かないのか、という疑問も湧いてくる。いったい、この国はどうなっているのか? (取材・文=ルーシー市野)

「1体72万円!?」 中国“水死体引き揚げ”ビジネスで一攫千金を狙う漁師たち

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川に浮かぶ死体を見て、泣くことしかできない家族
 中国の四川省攀枝花市で、25歳の青年が川に飛び込んで自殺した。数日後、死体を発見した漁師が警察に通報。現場へ確認に行った両親を待ち受けていたのは、漁師による死体引き揚げ手間賃の値段交渉だった。12月8日付の「法制晩報」などが伝えた。  3万6,000元(約72万円)から始まり、数時間の交渉末、8,000元(約16万元)に。だが、年収1万元(20万円)ほどの農民夫婦には、とても支払える額ではない。交渉は決裂し、両親は金の工面に村へ戻り、青年の死体は、そのまま水面を漂うことに……。
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黄河に浮かぶ水死体を引き揚げる、地元の漁師(イメージ画像)
 漁師のリーダーは「30年あまり漁師をやってきて、今まで200体ほどの死体を引き揚げてきた。値段で揉めたのは今回が初めて」と同メディアに語る。通常は漁師をしているが、頻繁に死体が上がるので20年前からチームを結成し、行方不明者の捜索から死体引き揚げまで行っているという。  3日後、たまたま川に遊びに来ていた子どもが青年につないであったロープを引っ張って、水面に浮く死体を発見、再度通報される。警察の協力の下、価格交渉は5万400元(約10万8,000円)に落ち着き、青年はようやく埋葬されたのだった。  高額の手間賃をふっかけた漁師に対し、「貧しい農民夫婦が、そんな大金持っているはずがない。強欲すぎる!」「水死体をそのまま放置するなんてひどい」と、ネットでは大ブーイングが巻き起こった。  中国では2009年にも似たような事件が起きている。湖北省荊州市内を流れる長江で水遊びしていた子ども2名が溺れ、それを助けようとした大学生3人も次々と溺れて戻ってこられなくなった水難事故にまつわるものだ。そこは水深が急に深くなっており、川底の水流が複雑に流れる、危険なエリアだった。引き揚げ業者は死体の捜索に、3人分で3万6,000元(約72万円)を前金で要求。大学生たちは、もともと教授を含めた15人の団体だったため、ほかの学生たちが土下座して引き揚げをお願いするも、無視。教授が手持ちの4,000元(約8万円)を支払うと、しぶしぶ1人目の捜索を開始。10分後、発見し、再度残りの金額を要求した。結局、大学の経理担当者がポケットマネーを現場に届け、なんとか2人目、3人目の捜索を行った。この現場写真が中国報道写真の最高栄誉賞などを授賞したこともあり、引き揚げ会社に対して「国民の恥」と大批判が巻き起こった。
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川の岸壁に書かれた「水死体を見つけたら連絡を」の“広告”
 しかしながら、同様の事件は今なお綿々と続いている。12月13日付「京華時報」によれば、陝西省のダムで17歳の少女の水死体が見つかった。発見したダムの従業員はすぐに通報せず、死体にロープをかけて水面に浮かせたまま、両親に連絡。両親が確認に駆けつけると、引き揚げ代として、6,000元(約12万円)を要求したという。交渉の下、両親は1,500元(約3万円)を支払ったが、法的に問題視されている。  これらの事件に対し、上海市に住む中国在住歴20年の日本人は言う。 「09年の事件では、引き揚げ会社の船頭は60代の元清掃員。対して、亡くなったのは大学生。徹底した前金を要求するあたり、単に拝金主義だけでなく、世知辛い環境で生きてきた人たちの“社会への報復”という感じ。漁師にしても、ダムの従業員にしても、一攫千金のビジネスチャンスという認識でしかないのです」  水死体の引き揚げがビジネスになってしまうことに驚くが、それよりも現場の警察や消防がなぜ動かないのか、という疑問も湧いてくる。いったい、この国はどうなっているのか? (取材・文=ルーシー市野)