中国版「戸塚ヨットスクール」!?  14人の半裸児童の雪上軍事訓練に批判殺到

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雪上訓練スタート! とにかく寒そうだ
 中国・南京市の運動場で奇抜なイベントが行われ、話題になっている。14人の子ども(3~12歳まで。うち3人は女児)が上半身裸になり、“雪上訓練”を行ったのだ。寒波で激しい積雪に見舞われた同市での、“虐待”とも取れるトレーニングの様子に、中国のネット上では激しく賛否が分かれた。  ミリタリー服に身を包んだ子どもたちは、雪の上を走らされたり、ほふく前進をやらされている。さらに、雪上で格闘技をしている写真もあり、軍事訓練さながらだ。主催者の呼びかけで中国全土から子どもたちが集まったというが、応募したのはもちろん、その父母たち。「医師によるアドバイスを受けた上で行った」と主催者は述べているが、子どもたちの写真を見る限り、かなり寒そうで、健康に良いはずはない。
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寒さのあまり、不安そうな表情をする子どもたち……
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へそに湿布を貼ってあるのは防寒のためだという。本当かよ?
 この「戸塚ヨットスクール」顔負けのイベントを主催したのは、地元企業家の何烈勝氏。実は、彼には“前科”があった。2012年、暴風雪に見舞われた米ニューヨークで3歳になる我が子をパンツ一丁でランニングさせ、その動画をネットにアップ。この3歳児には「雪小弟」という名前がつけられ、何氏が「教育の一環」と発言したことから中国ネットが大炎上したのだ。
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12年に富士山に登頂したときの様子。15時間かかったという
 何氏は自身を「鷹パパ」と名乗って独自の教育論を語るようになり、たちまち有名人に。いわく、「鷹は幼い頃、親鷹から谷底へ突き落とされるが、墜落しないよう必死に羽を使って飛ぼうとする。そうすることで、飛ぶことを覚える」のだそうだ。そんな鷹パパ式教育法に異を唱える声も多いが、同氏を慕う父母たちも少なくないという。中国版「戸塚宏」ともいえる何氏だが、12年9月には前述の息子を連れて富士山登頂も行い(この時は半裸ではなかった)、話題になったこともある。  今回のイベントは「売名行為」と見る向きも多いが、それにしても、本人の同意なしに雪上訓練をやらされた子どもたちは哀れである。 (文=五月花子)

「未来のための合理的な選択」!? 国籍を放棄して、米軍に入隊する韓国の若者たち

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米軍HPより
 格差が広がり、若者が生きづらいとされる韓国社会で、あるニュースがあらためて人々の注目を集めている。それは、多くの若者が韓国国籍を放棄し、米国籍を獲得するため、米軍に続々と入隊しているというものだ。  現在、米軍にはMAVNI(Military Accessions Vital to the National Interest)というプログラムがある。これは、米軍内で不足している言語に詳しい兵士と、医療系兵士を補充する目的で、外国人を募集するプログラム。2009年、LAタイムスの報道によれば、その中のいわゆる“語学特技者”として米軍に入隊した外国人兵士のうち、約30%が韓国人であり、他国に比べ圧倒的に多いという。  MAVNIプログラムに選ばれると、米国の市民権を得ることができる。本来、米国で永住権や市民権を獲得しようとすると、平均で6年の年月を要するが、同プログラムに入ることができれば、10週の基礎訓練後、すぐに市民権を得ることができる。そのため、韓国国籍を放棄して米国籍を取得しようとする、主に留学生に高い人気を誇っているのだそうだ。  韓国籍を放棄する若者たちは、何を考え、米軍に入隊するのだろうか? 米陸軍に服務中の20代男性のひとり、チョさんは次のように話す。 「僕は最初からMAVNIを念頭に、米国へ留学しました。市民権、医療保険など、韓国軍とは比べものにならない恩恵を受けられる。そもそも、国家とはサービスだと思います。携帯電話を購入する時、よりよいサービスを提供してくれる通信会社を選びますよね? それと同じです」  チョさんの発言には、韓国の政治家や教育者にとって耳の痛い指摘も多い。韓国メディアの「韓国という国家のサービスが足りないと思う理由は?」という質問に、チョさんは次のように答えている。 「僕は大学院進学を目標としていますが、韓国の大学院は教授の人脈と関連した不正が多い。公正で自由な米国で、自分の夢を存分にかなえたい」  チョさん以外にも、MAVNIに参加した多くの韓国人が韓国メディアの取材に応じているが、彼らは口をそろえて「未来のための合理的な選択だ」と話している。  現在、韓国の若者は、就職、結婚、出産などを放棄しなければならない世代という意味で「3放世代」や、それ以上に多くのことをあきらめなければならないという意味で「N放世代」と呼ばれている。  しかし、彼らの中にはそんな“みじめでかわいそうな若者”というレッテルを貼る祖国を簡単に見限り、新しい人生を勝ち取ろうという者も少なくない。米軍に入隊し、米国籍を取得しようという韓国の若者の動きは、その象徴的なもののひとつではないだろうか。そもそも、韓国にいても徴兵制で兵役に就かなければならない。同じ苦労をするならば、よりよいサービスを受けられる国に行ったほうがメリットは大きい。  これまで、韓国の若者たちは弱者または搾取される対象として語られてきたが、若者の流出が加速する現在、国力の低下とともに取り残されるのは、高みの見物をしていた年配世代や、既得権益層なのかもしれない。 (取材・文=河鐘基)

ホームレスに洋服をあげたら病院送りに!? 善人が損をする、中国“人心荒廃のスパイラル”

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意識不明の重体状態が続く、被害者の林伯勛氏
 道に倒れている老人を助けた人が、逆に賠償請求されてしまうという例が相次いでいる中国で、再び「人助けリスク」を痛感させる事件が起きた。  広東省珠海市でホームレスに洋服を差し出した男性が、感謝されるどころか逆に暴行を受けて意識不明の重体となっているのだ。  台湾「中時電子報」によると、被害者は台湾出身の映像監督の林伯勛(リン・ボーシュン)氏。子どもに安全を呼びかける教育映画『宝貝、別害怕(ベイビー、怖がらないで)』製作のため、同地に滞在していたという。  林氏は1月16日、寒空の下で半袖で凍えているホームレスの男を見て心が痛み、自分の着ていたコートを差し出した。ところが、この行為を侮辱と受け取ったのか、男は持っていた鋭利な刃物で林氏を襲撃。さらに、林氏の所持品を奪い取った。  林氏は当初、意識がはっきりしており、自分で病院に駆け込み、4日後に退院したが、翌日に容体が急変。再び病院へ運ばれたときには意識不明となり、現在は植物状態で危険な状態が続いているという。  また、高額な医療費も台湾のネット民を驚かせている。林氏の家族の話では、一日の医療費が1万8,000元(約33万円弱)に及んでいる。治療を始めてすでに数日が経過していることから、林氏の家計は困窮状態に陥っているという。  中国のネット上では、林氏の回復を願うコメントが相次いだが、中には「中国でホームレスをしているやつは、趣味だったり仕事だったりする。本当のホームレスなんて、どこにもいない。仕事が終われば、普通の服に着替えるんだ」「善良な心を行動に移す必要はない」と、被害の発端となった林氏の行動を批判するような声もある。  中国社会にはびこる人心荒廃のスパイラルは、まだまだ続きそうだ。 (文=牧野源)

襲われたくなければ、短髪&重ね着を!? 韓国警察「性暴力犯を撃退する方法」がひどすぎる!

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慶南警察署ブログより
 韓国警察が公式ブログに書き込んだ「性暴力犯を撃退する方法」が、ひどすぎると話題になっている。    1月末、韓国警察は公式ブログ「ポーリンラブ(polinlove)」に、「彼女が危険にさらされた理由は?」というタイトルの記事を掲載した。これは、警察庁が過去に起きた女性に対する性暴力の事例を挙げ、予防策を伝えようというもの。一見、とてもよい試みのようにも見えるのだが……。その中には、まるで冗談としか思えない内容がつづられていた。 「性暴力犯は、短髪より長い髪の女性を標的にしやすい。なぜかというと、長い髪のほうがつかみやすいから。逆に、短髪の人は標的になりにくい。女性の皆さん、これを機に、バッサリとショートヘアにするのはいかがでしょうか?」  確かにそのような統計があるのかもしれないが、「バッサリいっちゃえば?」という女性を軽んじる表現に対して批判が殺到した。女性と思われるユーザーからは「彼氏じゃあるまいし、何様のつもり?」「仕事しろよ、警察」など、かなり手痛い書き込みが相次いだ。  だが、記事はこれだけでは終わらない。 「セクシーな服より、脱がしやすい服を着た女性が標的になりやすい。たくさん重ね着して、性暴力犯の戦意を削ぎましょう!」  まるで襲われるほうに原因があるかのような言い回しは、「バッサリいっちゃえば?」発言よりもさらに多くの怒りを買った。ネットユーザーからは「蒸し暑い夏にも、性暴力犯を気遣って厚着しろというのか」「こういう警察の思考回路が、女性被害者が申告しにくい環境を作り、むしろ羞恥心を抱かせる要因になる」などと手厳しい、批判的な書き込みが相次いだ。  同ブログ記事はすでに削除されており、警察側は「不適切な表現があったのにもかかわらず、しっかり確認できなかった。似たような事例が起きないように努力する」と謝罪文を掲載している。  おそらく、警察ではネット文化に適応すべく、ポップな文体で情報配信を心がけたのだろう。その結果、期せずして一線を越える書き込みになってしまったに違いない。  なお、韓国警察は最近、相次ぐ汚職で評判が地に落ちている。2月に入ってからも、大邱地域の警察関係者が相次いで摘発されている。罪状も、収賄、公務秘密漏洩、犯人逃走ほう助、取り締まり情報漏えい、偽の石油販売など、犯罪組織顔負けのラインナップである。ヘタなブログでイメージ改善に努めるよりも、襟元を正すのが先決だといえそうだ。 (取材・文=河鐘基)

SEXなし1日2万円でも「実家の親を安心させたい」中国・春節で“レンタル彼女”大流行!

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レンタル彼女の募集サイト。まるで出会い系サイトである
 今年も春節(旧正月)を迎えた中国だが、一風変わったサービスがはやっているという。結婚適齢期が迫り、春節で帰省するたびに両親から「結婚はまだか」と催促をされる独身の男女の間で、里帰りに同行して彼氏や彼女を演じてくれる「レンタル恋人」を利用する人が増えているというのだ。香港紙「東方日報」(2月3日付)などが報じた。  春節が差し迫ったこの時期、レンタル価格は1日当たり1,000~1,500元(約1万8,000~2万7,000円)と高騰中だ。前掲紙によると、広東省のIT企業に勤める30歳のある男性は、実家にいる父母から結婚を催促されるのを避けるためにレンタル彼女を利用することを決意。男性は「彼女いない歴5年」で、SNSを通じて「親戚や友達と、うまく話を合わせられる人」を募集したという。1日当たりのレンタル料相場が1,000元と、サラリーマンからすると高めだが、いまだに応募してくる女性はいないという。  一方で、詐欺被害に遭う男性もいる。同じくIT企業勤めの28歳の独身男性は、今年の春節には、ついに親から「彼女を連れてこないなら、家に帰ってくるな」とまで言われてしまった。そこで、彼はレンタル恋人でその場をしのごうと考えた。結んだ契約は7日間。報酬は1日1,000元で、食費、宿泊費、交通費などは男性が負担する。男性は3,000元(約5万4,000円)を前払いしたあと、遠方からやってくるレンタル彼女のために飛行機のチケットを手配し、空港で会う約束をした。しかし出発4時間前に連絡があり、女性が「スクーターに衝突されて足を痛めたので、一緒に行けない」と言いだした。契約をほごにした場合、前金を返金するはずだったが、女性からは返金されず、そのまま連絡が取れなくなったという。 「レンタル恋人は専用のサイトを通じて応募したり、SNS上で個人間でやりとりするパターンがある。求められる条件は、コミュニケーション力が高く、50~60代の家庭がよく見るテレビドラマの内容など、話題になりそうな知識に精通していること。また、レンタル彼女は期間中、男性の実家で家事手伝いをしたり、朝の運動や買い物にも付き合わなければいけない。宴会などアルコールを飲む必要のある場合、ビール一杯につき日本円で約300円など追加料金を設定しているケースも多い。もちろんですが、レンタル彼女と性交渉することはできません」(北京市在住の日本人駐在員)
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「実家の父母を安心させたいので、一緒に帰省してくれる女性を募集」と掲げた紙を持つ独身男性
 一方、専門の仲介サイトは、ここ数年で急増中だ。150~300元(約2,700~5,300円)の仲介費用を支払うと、1週間以内に条件に見合った彼氏・彼女をレンタルすることができる。サイトに登録している女性は自身の職業を明記するよう義務付けられており、「モデル」「役者」「ホワイトカラー」などの項目があるという。  あるレンタルサイトの運営側によれば、春節時期はレンタル人材が枯渇しており、1日あた当たり1,200元だったレンタル費用が1,500元にまで値上がりしているとか。一方で、女性側にも強姦リスクなどがあり、警鐘を鳴らす専門家もいる。  中国ならではのサービスだが、もし実家の父母がレンタルだと知ったら、さぞかし悲しむことだろう。 (取材・文=棟方笙子)

女性の社会進出に嫉妬!? 政治家も加勢する、韓国人男性の“女叩き”がエスカレート!

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イメージ画像(Photo By David Sim from Flickr.)
 韓国で“女叩き”が止まらない。  今年の干支は「丙申(ひのえさる)」だが、韓国ではこれを「ピョンシンニョン」という。「ピョンシン」の同音異義語は「障がい者」を、また「ニョン」は女性を、それぞれ蔑視するときに使う単語。漢字に置き換えると、「病身女」といった具合か。そのため男性同士の飲み会の席などで、「ピョンシンニョン」が笑いのネタになっているという。SNS上では「ピョンシンニョン冗談NOキャンペーン」といったものが行われたほどだ。  そんな丙申年だからか、一般人だけでなく、社会的責任の大きい政治家からも女性に関する失言が飛び出している。  渦中の人物は、リュ・グンチャン元国会議員。彼は自身のTwitterで、新政治民主連合を離党して新党結成に動くなどと何かと動きの激しいアン・チョルスという国会議員を非難したのだが、その表現方法がまずかった。「アン・チョルスは、嫁入りしていない処女のときは新鮮に見えた。しかしこの間、彼は2度、3度と結婚して雑巾になってしまったのだから、今さら誰と結婚しようが、なんの関心があるだろうか」などと発言。処女を“新鮮”、離婚経験者を“雑巾”などと表現した軽率な発言は、女性を侮辱したとして非難を集めた。本人は慌ててツイートを削除したが、自身の女性観を端的に表すものであったことは否めない。  また、与党セヌリ党のキム・ムソン代表も最近、韓国の低出生率に関する対策特別委員会で「朝鮮族(中国在住の朝鮮民族)を多く受け入れるべきだ」「女性に子どもを3人産ませる運動を展開すべきだ」などと発言し、女性団体から「中国同胞に対する蔑視、女性たちに対する誤った見解」と痛烈な批判を受けている。女性が安心して子どもを産める環境や制度を作るのではなく、「3人産ませればいい」という安直な発言だけに、批判されるのも無理はないだろう。    ネット上はもちろん、リアルにおいても韓国で女叩きが止まらない原因のひとつとして、近年の韓国女性の活躍が下地になっているという見方がある。周知の通り、韓国大統領は女性であるし、キム・ヨナをはじめとする女性アスリートの活躍も目立った。一方で、より身近な女性の社会進出が増えたことも一因になのかもしれない。  ソウル市が2月2日に発表した「2015年ソウル市事業体調査主要結果」を見てみよう。それによると、ソウルの事業体で働く女性は、14年末時点で206万316人となっており、前年比4.12%も増加した。男性は2.81%増(260万6,372人)にとどまっており、ソウル市で働く全人口の43.7%を女性が占めていることがわかる。  日本では「女性の活躍推進」が掲げられ、「上場企業で女性役員1人登用」などが呼びかけられているが、ソウルには女性が代表を務める事業体が27万228社あることも判明。前年よりも3.8%増で、すべての事業体のうち、女性が代表を務める事業体の比率が33.25%となった。10年前と比べると、全体の比率が2.31%ポイント上がっており、今後も増加する見込みだ。具体的な数字を並べてみると、一般社会においても女性の活躍がめざましいことがわかるだろう。  今年に入って、ますます加速しているように見える韓国社会の女叩き。今のところ、解決の糸口は見つかっていないようだ。

春節のおせち料理の食材としても……中国人が南極のアノ生き物を食べ尽くす!?

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ナンキョクオキアミを扱う、青島市の水産業者
 2月8日は、中国の正月に当たる春節である。毎年この時期になると、大型連休を利用して多くの中国人観光客が海外を訪れ、ひと騒動起こしている。しかし本来は、日本の正月同様に家族一同が集まり、おせち料理に相当するごちそうを囲んで新年を祝うのが、伝統である。 「青島日報」(1月26日付)によると、そんなおせち料理の食材として、人気が高まっている意外なものがあるという。  山東省青島市内の水産市場で買い物をしていた、ある女性。「今日は春節中の食材の買い出しに来たんですが、これを買うことに決めました。食べたことはないんですけど……」と話す彼女が指さしていたのは、小エビ似た赤い生き物、ナンキョクオキアミである。  春節を前にしたこの日、ほかにも多くの市民がこのナンキョクオキアミを買い求めていたという。また、青島市内では現在、10店舗ほどがこれを販売しているという。  日本では、主に釣りのエサとして利用されているだが、中国では食用にされているのだ。現在の相場は500グラムで35元(約600円)と、エビに比べて格段に安いことも人気の理由のひとつだ。  上海市在住の日本人男性は、その調理法についてこう話す。 「炒め物に入れたり、スープにして飲んだりといった調理法が一般的です。アミノ酸やタンパク質が豊富ということで、健康志向の人にも受けています。また、ナンキョクオキアミから作った蝦油という油も売られています」
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乾燥オキアミ。釣りのエサにしか見えないが……。ノルウェーでも、ナンキョクオキアミから生成した食用油の生産が盛ん。
 市民の間での人気の高まりを受け、中国による漁獲量も増加している。  南極の海洋生物資源の保存に関する委員会(CCAMLR)の統計によると、2011年に4,265トンだった中国のナンキョクオキアミ漁獲量は、わずか3年後の14年には10倍以上の約5万4,000トンに急増。いまやノルウェー、韓国に並び、世界第3位の漁獲量となっているのだ。  現在のところ、各国の漁獲量は、CCAMLRによって定められた漁獲制限の範囲内だ。しかし、食に目がない中国人の間で本格的なブームとなれば、南極の生態系を狂わすことにもなりかねない!?

春節のおせち料理の食材としても……中国人が南極のアノ生き物を食べ尽くす!?

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ナンキョクオキアミを扱う、青島市の水産業者
 2月8日は、中国の正月に当たる春節である。毎年この時期になると、大型連休を利用して多くの中国人観光客が海外を訪れ、ひと騒動起こしている。しかし本来は、日本の正月同様に家族一同が集まり、おせち料理に相当するごちそうを囲んで新年を祝うのが、伝統である。 「青島日報」(1月26日付)によると、そんなおせち料理の食材として、人気が高まっている意外なものがあるという。  山東省青島市内の水産市場で買い物をしていた、ある女性。「今日は春節中の食材の買い出しに来たんですが、これを買うことに決めました。食べたことはないんですけど……」と話す彼女が指さしていたのは、小エビ似た赤い生き物、ナンキョクオキアミである。  春節を前にしたこの日、ほかにも多くの市民がこのナンキョクオキアミを買い求めていたという。また、青島市内では現在、10店舗ほどがこれを販売しているという。  日本では、主に釣りのエサとして利用されているだが、中国では食用にされているのだ。現在の相場は500グラムで35元(約600円)と、エビに比べて格段に安いことも人気の理由のひとつだ。  上海市在住の日本人男性は、その調理法についてこう話す。 「炒め物に入れたり、スープにして飲んだりといった調理法が一般的です。アミノ酸やタンパク質が豊富ということで、健康志向の人にも受けています。また、ナンキョクオキアミから作った蝦油という油も売られています」
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乾燥オキアミ。釣りのエサにしか見えないが……。ノルウェーでも、ナンキョクオキアミから生成した食用油の生産が盛ん。
 市民の間での人気の高まりを受け、中国による漁獲量も増加している。  南極の海洋生物資源の保存に関する委員会(CCAMLR)の統計によると、2011年に4,265トンだった中国のナンキョクオキアミ漁獲量は、わずか3年後の14年には10倍以上の約5万4,000トンに急増。いまやノルウェー、韓国に並び、世界第3位の漁獲量となっているのだ。  現在のところ、各国の漁獲量は、CCAMLRによって定められた漁獲制限の範囲内だ。しかし、食に目がない中国人の間で本格的なブームとなれば、南極の生態系を狂わすことにもなりかねない!?

酔っ払い対策に奔走する「美しすぎる新米警察官」の神対応に、韓国ネット民が完全ノックアウト!

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 韓国のネット民たちの間で話題の現役美人警察官がいる。彼女の名前は、イ・ソジョンさん。まだ22歳の新米警察官だ。  彼女の名を一躍有名にしたのは、昨年11月に韓国の教育専門チャンネル、EBS(韓国教育放送公社)で放映された、とある番組だった。『治安死角地帯 チュボクとの戦争』と題された同番組は、警察官とチュボク(酒暴)と呼ばれる悪質な酔っ払いたちを描いたドキュメンタリー番組なのだが、そこで新米警察官の奮闘ぶりを取り上げられたのがソジョンさんだった。  慶尚北道の浦項(ポハン)市出身の彼女は、中央警察学校の第285期生として、ソウル地方警察庁・江東警察署に巡警(巡査のこと)として実習に参加。番組では、先輩警察官と共に夜の街に出動して酔っ払いを介抱したり、酒場での口論の仲裁に入ったりと大活躍。夜道を歩く女性たちが事件やトラブルに巻き込まれぬよう、市内をパトロールし啓蒙活動に取り組む姿もカメラに収められた。
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 ただ、現場では修羅場も多数。介抱しようとした女性の酔っ払いからは胸ぐらをつかまれたり、自分の頭をかきむしりながら警察署に入ってきた泥酔気味の祈祷師から「お前の体内に宿る悪霊を取り払え!!」などと、わけのわからない罵声も浴びていた。それでもけなげに振る舞う彼女の“神対応”に、ネット民たちは大盛り上がりだった。 「なんて素晴らしい女性警察官なんだ」「アイドルにも見劣りしないかわいさだ」「乳白色の肌と、はっきりした目鼻立ち。こんな美貌の警察官、見たことない」「酔っ払って介抱されたい」との声が殺到。彼女のウワサは瞬く間に広がり、とあるコミュニティサイトでは「とある女性警察官の美貌」「女優だと思った女性警察官」などと題された複数のスレッドが立つほどなのである。
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 番組内では彼女のオフも追っかけており、ボルダリングで体力作りに励む映像とともに、彼女のこんなコメントも紹介されている。 「酔っ払いを相手にするときは力もたくさん使いますし、女性警察官だからといってひるむこともできない。筋力と体力を鍛えるために、トレーニングは欠かせません!」    ちなみに昨今、韓国では男性よりも女性のほうが警察官になるための競争率が高いらしい。昨年12月に発表された16年度の韓国中央警察学校合格者は、男子88名・女子12名の100名だったが、女子の競争率は史上最高の245.1倍だったという。ソジョンさんもそんな激しい競争を勝ち抜いて中央警察学校に入学し、今年から晴れて警察官になった。  ただ、前述の通り話題が先行したため、彼女の配属先はまだ明らかになっていない。美しすぎる新米女性警察官の配属先が正式決定となれば、ネット民たちが殺到しそうだが……。

K-POPアイドルたちには大人気も……旧正月の定番・韓服離れ加速で、あの人物が立ち上がる!?

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左上からA-Pinkのソン・ナウン、少女時代のユナ、ク・ハラ、ムン・チェウォン
 2月7日から旧正月休みに入った韓国。韓国にとって旧正月(2月8日)は年に一度の「名節」とされており、帰郷して家族や親戚たちと過ごすのが定番だ。また、そうした家族だんらんの席では“韓服”と呼ばれる伝統衣装に身を包み、新年の挨拶を行うのが伝統儀式。そのため旧正月の時期になると、芸能人やスポーツ選手など各界有名人たちも韓服姿でメディアに登場し、新年の挨拶を行ってきたが、最近はFacebookやインスタグラムなど、自身のSNSで韓服姿を披露して新年の挨拶をする芸能人たちが増えている。  そんな芸能人たちの中で特に話題となるのは、やはりガールズアイドルたちだ。今年は少女時代のユナ、A-Pinkのソン・ナウン、さらにはKARA離脱で今後が注目されているク・ハラなどが、自身のSNSで韓服姿を披露して話題になった。ネット民たちの間では「今年の韓服ベストドレッサーは誰か」といった“勝手にランキング”なども行われるほどだ。  もっとも、最近の韓国の若者たちの間では“韓服離れ”が進んでいるらしい。その実態を調査したのは、自称“韓国広報専門家”を名乗るソ・ギョンドク教授だ。ソ教授が首都ソウルやその近郊で暮らす20~30代の男女300名を対象にアンケート調査した結果、84.7%が「旧正月に韓服は着ない」という答えが返ってきたという。  その理由としては「不便だ」(35.3%)、「価格が高い」(33%)、「管理が大変」(22%)、「趣と流行に遅れている」(6%)とさまざまなで、中には「着方が複雑でわからない」(3.7%)という回答もあったという。アイドルや芸能人たちの韓服姿には注目しても、自分たちには無縁のものと考えている若者たちが多いというわけだ。  ソ教授は、そんな韓国の状況に警鐘を鳴らす。 「日本といえば着物というように、その国の伝統衣装は国家イメージに大きな影響を与えるが、最近は我々自身が韓服を遠ざけてしまっている。今年はSNSなどで“名節の時ぐらい韓服を着よう”キャンペーンを始めている。韓服の大衆化と世界化が目標だ」  ソ教授といえば、過去にニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、ウォール・ストリート・ジャーナルなどに竹島は韓国の領土と主張する広告を出稿したり、慰安婦問題に関して日本に謝罪を促す広告を出稿。「日本海(the Sea of Japan)」と表記するメディアや関係各所に抗議して、「東海(the East Sea)」と書き直させる運動も展開している。愛国を利用して日本の歴史認識問題を批判する急先鋒であり、職業的に嫌日をうたうタレントのような人物だ。そんなソ教授が、今度は韓国の伝統衣装を世界に広めるキャンペーンを展開しようともくろんでいるというのだ。  主義や主張、政治性なしにファッションとして韓服を着ることを楽しんでいるアイドルや芸能人たちのイメージが、悪用されなければいいのだが……。