次は誰だ!? 球界激震の巨人野球賭博騒動「他球団も含め、14人の名前が……」

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読売巨人軍オフィシャルサイトより
 わかっているだけでも、14人の名前が浮上中……。野球賭博にはまだ疑わしき者がいるようだが、現時点でその名前は公にされていない。  3月8日、読売ジャイアンツが発表した高木京介投手の野球賭博。昨年、福田聡志、笠原将生、松本竜也の巨人3投手が解雇されてから4カ月、事態は収束どころか、さらに広がりを見せてしまった。  実は昨年、筆者の取材に内情を打ち明けていた球団関係者は「この3人で終わったらウソ」と漏らしており、“笠原人脈”と呼ばれる疑惑の人物名を数名挙げていた。そのひとりが高木だった。 「高木さんは熱狂的なパチンコ好きで、危ないよ。本人は否定しているけど、聞かれたことに首を横に振っただけだから疑惑は晴れない。もっと調べれば、何か出てくると思う」(同)  この関係者からは、ほかに疑わしい人物として中堅投手と野手の3名の名前が聞かれたが、巨人は「ほかに関与した人物はいない」との調査結果を発表した。ただし、その調査とやらはヒアリングをしただけで、当人が「やってません」と言えば、それ以上の追及はないものだった。 「たとえば選手が違法な裏カジノに出入りしていたことは、“野球賭博ではない”という理由だけでお咎めなしのまま封印されています。高木から賭けトランプに誘われたチームメイトがいたんですが、その話もセーフにしちゃって公表しなかった」(同)  昨年の3選手の処分で幕引きしようとしたわけだが、結果的にその判断はアダとなった。今回、あらためてその球団関係者に聞くと「ほら、言った通りになった。でも、いま他球団を含め、14人の名前が挙がっている」と驚くべき話をした。 「彼らがみんな摘発されるかもしれないから、球団最高顧問のナベツネ(渡邉恒雄)さんらは逃げるようにさっさと引責辞任したんです。問題が拡大する暗示みたいなもの。高木の記者会見だって、一部で潔いという感じで扱われているけど、実際には野球賭博の胴元から『この件をバラすぞ』と脅されていて、泣く泣く罪を認めたわけだから」  野球賭博に詳しい元暴力団組員に、その脅しをかけてきた人物について聞いてみた。 「黒幕といわれている人物は、その世界ではちょっと知られた人物だと聞いている。野球賭博で飯を食ってきたようなやつだとすれば、それ専門にやっているはずで、高木投手が逃げても別の選手にも弱みをネタに脅しをかけるだろうね。多くは若い選手がターゲットにされる。その世界の業界用語では、賭け金をIN、払い戻し金はOUTと呼ぶんだけど、若い人のほうが『IN高』といって、賭け金を高く設定する傾向があるから。賭博をやっていることを知られたらまずい人ほど抜けられなくなるわけで、若い選手の参加は一番おいしいということ。その世界の連中なら、こんな騒動さえも逆手に取って参加した選手に揺さぶりをかけるはず。そうなると、高木投手みたいに泣きながら全部ぶちまける人のほうが少なくないと思う」  聞けば野球賭博の利益構造は複雑で、一球団だけを顧客ターゲットにしているなんてことはまずありえないという。事実、熊崎勝彦コミッショナーは12球団に再調査を指示。続々と「実はウソついてました」と言いだす者が出てくるのか、そうでなければ、闇の連中に取り込まれたままになるということだ。 (文=ハイセーヤスダ)

Twitterで新たな「容疑者」も浮上!? 野球賭博問題で「4人目」発覚も、さらに衝撃の事実が……

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 プロ野球界の顔・読売巨人軍に過去最大といって差し支えない危機が訪れている。  シーズン開幕を2週間後に控えた8日、またしても巨人選手から「野球賭博」の当事者が発覚してしまった。その人物は高木京介投手。リリーフが中心ながらも1軍でコンスタントに登板を続けてきた選手である。昨年末に福田聡志、笠原将生、松本竜也と巨人の3選手の賭博が相次いで発覚。しかし、巨人に根付いた“闇”は、どうやら底なしに深い様子だ。 “4人目”となった高木投手は、野球賭博で50万円~60万円負けた時点で賭けから足を洗ったとのこと。笠原や福田を通じて野球賭博に手を出してしまったそうで、調査の際にもウソをつき続けていたものの、最終的には洗いざらい事実を語り、反省しているそうだ。これによって巨人の上層部3名が辞任することになったのだから、その重大ぶりがわかるというもの。 「巨人軍は紳士たれ」という言葉が以前は使われていたが、今の巨人にそんな印象を抱くような人がどれだけいるのか。「野球を愛する子どもたちに悪影響が」という声も聞かれるが、今のプロ野球にそれだけの求心力や影響力があるとは思えない。今回の賭博発覚も、驚きこそあれ意外性はないというのが本質ではないだろうか。  清原和博容疑者の薬物逮捕が象徴的ではあるが、今や世間にプロ野球が「品行方正」と感じている人がどれだけいるのだろうか。もちろん努力はしているのかもわからないが、一般的には試合後に繁華街で毎晩遊び呆けているだけというイメージが定着しているのではないか。週刊誌などにも選手の女性スキャンダルやトラブルが定期的に報じられている。野球人気が低迷するのも当然と言えるだろう。  そんな中、プロ野球のイメージを地の底までおとしめたこの「野球賭博」の発端が、プロ野球界を代表する球団である巨人というのだから実に皮肉である。さらに、事件の余波はこのままでは終わらないという情報も……。 「若手の有望株で、デビュー時から1軍で活躍する選手Xが、現在ネット上で話題になっています。賭博行為をした1人である笠原のTwitterで、最初に賭博が発覚した福田聡志、そしてXと一緒に食事をしている様子の写真が掲載されており(現在は削除)、さらには松本がそのツイートに意味深な返信をするといった内容で……。Xは知名度でいえば現状発覚している4人よりもバリューがありますから、より衝撃は強い。このXは、現在2軍に落ちています」(記者)  このXの賭博行為が事実となれば、野球界はさらなる衝撃と落胆に包まれるだろう。巨人、そしてプロ野球イメージの崩壊は止められそうにない。

プロ野球・巨人が“野球賭博問題”の幕引きを急いだワケと、表に出なかった有望選手「X」とは?

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読売巨人軍公式サイトより
 強引な幕引きだ。プロ野球界を揺るがせた野球賭博問題。コミッショナーが10日出した結論は、福田聡志、笠原将生、松本竜也の巨人3投手の無期の失格処分だった。  野球協約で、無期の失格処分は永久失格処分(永久追放)の次に重い処分。無期失格選手は最低5年間は処分が解除されず、事実上選手生命が絶たれた形だ。  調査の過程では、3選手の隠蔽工作も明らかになった。  報告書によると、3投手は野球賭博が発覚しそうになった際、携帯電話から野球賭博のやり取りのメールを削除。野球賭博に誘った飲食店経営の男性と相談するなどし「賭けていたのは食事だった」「復元されたメールに金銭の記載があるとしても、それは冗談を言い合っていた」などと口裏を合わせていた。  これにスポーツ紙記者は「かなり悪質。巨人では賭け事が常習化しており、賭けトランプや賭け麻雀に参加していた人数は十数人にのぼる。ところが、球団はその十数名の実名は公表せず……。福田ら3投手に責任をなすりつけて強引に幕引きを図った感は否めない」と話す。  事実、週刊誌界隈では「本当はもう1人処分されてもいい選手がいるんだけど……」という声もチラホラ。  この選手を仮に「X」としよう。  Xは、ほかの3選手と違い、今年の1軍出場経験があり「ポジションも手薄なことから、来年以降も重宝されるであろう選手」(野球担当記者)という。  週刊誌デスクは「実はXは、あとから名前の出た松本と同じタイミングで報じられてもおかしくなかった。我々の取材の感触からして、限りなくクロに近い。ところが表に出たのは“問題児”として名高い松本だけ。裏では読売が『Xはご勘弁を』と当局に働きかけがあったとウワサされている。処分された3選手は仮に来季を迎えたとしても実力的に1軍登録は絶望的。早い話が、遅かれ早かれ戦力外の選手だった」と明かす。  このまま一件落着で終わってしまうのか――。

ダルビッシュ有の弟・翔容疑者にウワサされる“新しい格闘技のビッグイベント”との関係は……?

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 野球賭博で逮捕された米メジャーリーグ・レンジャーズのダルビッシュ有投手の弟、ダルビッシュ翔容疑者が、夏ごろに「来年1万人集める興行をやるかも」と話していたことを、関西の格闘技関係者が証言している。 「これから立ち上がる新しい格闘技のビッグイベントの大阪興行を、俺が任されることになるかも。有名な選手がゴロゴロ出るけど、俺自身も試合をしてくれって言われてる。プロモーターのままでもいいけど、一度大きな舞台でやってみたいな」  翔容疑者からこんな話を聞いたとする格闘技関係者は、過去に有名選手のサポートもしていたことから、大阪興行を開催するときの協力を求められたのだという。 「デリケートな話なので実名は言えませんが、この業界でかなり知られた大物から、翔クンに依頼があったということでした」(同関係者)  アマチュア格闘家として3試合の経験がある翔容疑者は、格闘技ジムの副代表という顔もあったが、いきなり重要な興行への協力依頼が届いたのは、翔容疑者の豊富な資金力と人脈を見込まれたという。 「昨年あたりから翔クンの羽振りがかなりよくなっていて、本人は起こした会社が成功したからだと言ってはいました。ただ、その実態は仲間内でもよくわかっていない感じだったんですよ」(同)  翔容疑者自身が出場した7月の格闘技イベントも、自らがその資金を提供した実質的な主催者だったともいわれるが、ひょっとすると、その金の出どころが野球賭博の売り上げだった可能性はある。  翔容疑者は5月、レンジャーズの試合を含むメジャーリーグや日本のプロ野球の試合を対象に、16人の客から1口1万円で計1,854口の申し込みを受けて賭博を開帳した疑いで逮捕。ほかにも多くの野球賭博に関与し、5億円もの金を動かして、その約1割の約5,000万円を得ていたと見られる。 「翔クンの友人が飲食店を開店したいと言ったら、ポンと500万円の現金を出したって話も聞きましたし、『俺はローンが組めないから』と言って、超高級な国産車を現金で買ったという話をしていたり……」(同)  警察の調べに対し翔容疑者は「賭けはしたけど、俺は胴元ではない」と、一部容疑を否認しているというが、一説には負け金が払えなくなった者を、格闘技仲間に頼んで追い込んでいたという話も聞かれる。 「我々格闘技関係の仲間には、翔クンは礼儀正しかったし、トラブルは一切なかった」と関係者。しかし、その一方で「不良の間では相当恐れられていたようだったし、暴力団とのつながりもウワサされた」(同)という。 「ただ、暴力団については格闘技関係だとよくある話ではあったんですよ。興行を開催するときに間に入ってくる暴力団の対応をする役目という感じで」(同)  実際にどこまで暴力団との関係があったかは定かではないが、少年時代は少年院への出入りを繰り返し、11年には大麻所持と女性への傷害で2度逮捕され、13年にも傷害で逮捕という札付きのワルだった翔容疑者。少なくとも興行に付き物の暴力団と揉めないよう取り計らうぐらいの力はあってもおかしくはない。  翔容疑者が口にしていた新しい格闘技のビッグイベントについては具体名は明かしてもらえなかったが、新イベントといえば年末に埼玉で開催される「RIZIN」が思い当たる。同団体は暴力団との深いつながりが発覚して消滅した「PRIDE」を前身とするものだけに、コンプライアンスに一層の配慮が求められている。再出発後に大阪興行をプランして、翔容疑者がなんらかの協力を頼まれていてもおかしくはない。  しかし、そんな話があったとしても今回の逮捕でプランは幻と消えたはずだ。過去にK-1デビューを持ちかけられたこともある翔容疑者だが、八百長ともつながる野球賭博に関与してしまっては格闘技界からも追放となってしまいそうだ。 (文=和田修二)