きゃりーぱみゅぱみゅが5日、14thシングル「良すた」(ワーナーミュージック・ジャパン)をリリース。17日付のオリコン週間CDシングルランキングでは、推定売上枚数4,440枚で15位に留まった。 同シングルは、イオン「イースターキャンペーン」のCMソングに起用されている表題曲と、グリコ「アイスの実」のCMソングである「とどけぱんち」が収録されている。 「『良すた』はイオンが大々的にタイアップしていただけに、プロモーション効果は抜群だったはず。しかし、きゃりーの世界観は、『またこういう感じか……』と世間に飽きられる一方。ファン離れが進んでいます」(音楽ライター) 全盛期の2013年には、5thシングル「にんじゃりばんばん」が初動2万6,648枚を記録していたきゃりー。しかし、おととし9月リリースの11thシングル「Crazy Party Night~ぱんぷきんの逆襲~」以降は1万枚を切るようになり、今年1月にリリースした13thシングル「Crazy Crazy (feat. Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu) / 原宿いやほい」は初動3,928枚と、ピーク時の約7分の1となった。 「CDは3年前の『ファミリーパーティー』まで買っていましたが、もう買ってません。きゃりーちゃんには申し訳ないのですが、CDを聞くよりYouTubeでMVを見たほうが楽しいので。それに、海外ファンたちは配信で買ってると思います。『人気がなくなった』とかいろいろ言われるんだから、もうCDは出さなくてもいいのにって思います」(きゃりーファン) 実際、CDが売れなくなり、シングルのリリースを止めてしまった現役アーティストも存在する。 「浜崎あゆみです。あゆは2010年までオリコン連続1位記録が8年間続いていたものの、14年に出した52ndシングル『Terminal』(avex trax)が最高位24位と不発。そのせいで、15年から今まで1枚もシングルCDを制作していません。どうやら、本人が『出したくない』と言ったわけではなく、周囲が落ち込みやすいあゆを気遣ったのと、あゆのブランドに傷がつくのを恐れ、出さないよう仕向けたというのが真相のよう。きゃりーもあゆのように痛々しい空気が漂う前に、同様の手を打ってもよさそう」(前出の音楽ライター) 14年の出場を最後に『NHK紅白歌合戦』の出場歌手から消えるなど、人気の凋落が見えるきゃりー。このまま、浜崎のように「昔、流行った人」になってしまうのだろうか?
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きゃりーぱみゅぱみゅ新曲「原宿いやほい」初動3,928枚の衝撃! CM契約激減でオワコンまっしぐら
きゃりーぱみゅぱみゅの13thシングル「Crazy Crazy (feat. Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu) / 原宿いやほい」(ワーナーミュージック・ジャパン)が初動3,928枚に留まり、世間に衝撃を与えている。 18日にリリースされた同シングルは、中田ヤスタカのソロ曲とのダブルA面。「原宿いやほい」は、きゃりーが「原宿でいやほい!」と繰り返すサビが印象的な楽曲となっている。 しかし、1月30日付のオリコン週間CDシングルランキングでは、初登場15位と寂しい結果に。最も勢いがあった5thシングル「にんじゃりばんばん」の初動2万6,648枚の、約7分の1のセールスだ。 なお、初動が1万枚を切るようになったのは、おととし9月リリースの11thシングル「Crazy Party Night~ぱんぷきんの逆襲~」以降。10thシングル「もんだいガール」は、初動1万6,032枚のヒットを記録したが、「Crazy Party Night」で7,677枚までガクッと下がり、昨年リリースの「最&高」は初動5,009枚とさらに落ち込んだ。 「『最&高』は、楽曲の販促効果抜群といわれるコカ・コーラのタイアップがついていたにもかかわらず、大惨敗。これまでの2形態から、『原宿いやほい』は1形態のみでの発売だったことも数字が伸びなかった一因と考えられるものの、『原宿いやほい』のMVには既視感が漂い、『またこの感じか……』と世間に飽きられた感は否めない」(音楽ライター) きゃりーといえば、全盛期の2013年には12社のテレビCMに出演していたものの、ここ最近は激減。おととし、『NHK紅白歌合戦』に落選した際には、自身のTwitterで「スタイリストさんが送ってくれた言葉が染みすぎて朝からずっと泣いてる」(後に削除)と悔しさをにじませていた。 「同じく中田ヤスタカがサウンドプロデュースを務めるPerfumeは、所属事務所のアミューズのイメージ戦略が成功しており、変わることなくファンがついてきている印象。一方、きゃりーは、恋愛スキャンダルや、ネット炎上、バラエティ番組進出などの影響で、カリスマ性が低下。下火感が否めない。来年で25歳を迎えることもあり、何か手を打たないと完全にオワコン化するのも時間の問題」(同) 21日発売の著書『あたしアイドルじゃねぇし!!!』(東京ニュース通信社)では、「日本は異常だ」「異常に気づない人こそ、異常です」と、ネット社会に警鐘を鳴らすきゃりー。「カワイイ」のカリスマだった彼女は、一体どこへ行くのだろうか?
宇多田ヒカル“無特典アルバム”が、EXILEの“金ザイル商法”に完勝! ネットには「痛快」の声も
発売日が1日違いであることから注目されていた、宇多田ヒカルとEXILEのアルバム売り上げ競争は、宇多田の圧倒的勝利となった。 宇多田は先月28日、8年半ぶりとなるオリジナルアルバム『Fantome』(UNIVERSAL MUSIC)を、1形態のみでリリース。初週売上25万3,000枚を記録し、10月10日付オリコン週間アルバムランキングで初登場1位を獲得した。 さらに、発売日翌日のiTunesアルバム総合ランキングでは、全米3位を記録。アジア各国においても、香港、台湾、シンガポールで1位になったほか、ヨーロッパでも多くの国で軒並み上位に。全世界のiTunesアルバム総合ランキングでは6位を記録し、宇多田本人も「なにこれどういうこと?笑」「ええええ?!」とツイートし、驚きを隠せない様子だった。 「宇多田のアルバムは今時珍しく、購入者特典を一切付けず、パッケージも通常版のみ。特典商法が蔓延する日本の音楽シーンにおいて、あくまでも楽曲で勝負する潔さに『かっこいい』『貫禄が違う』と賛辞が相次いだ。AKB48の“握手会商法”以降、無価値となった日本の音楽チャートですが、宇多田自身、それを理解していて、『ランキングなんて、どうでもいい』という思いがあるのかもしれない」(芸能記者) 一方、EXILEは、宇多田のアルバム発売前日の先月27日、デビュー15周年記念ベストアルバム『EXTREME BEST』(rhythm zone)を発売。「CDのみ」「CD+DVD」「CD+Blu-ray」をリリースし、購入特典として、ポスターや、オリジナルパスケース&ステッカーが付いてくるといった特典商法を実施。結果、初週17万8,000枚を売り上げ、オリコン週間アルバムランキングでは、宇多田に続き2位を記録した。 今回、“無特典”の宇多田がEXILEをくだしたことに対し、ネット上では「純粋な音楽が、その商法に勝利をしたのはとても痛快」「正攻法で勝利、なんて気持ちの良い」「あんなねぇベスト盤に特典つけて複数枚買わせる姑息な商法なんて通じるわけないんだよ」「EXILE、ざまあ。楽曲に魅力があったら買うんだよ」といった声が相次いでいる。 「今回のベストアルバムは、EXILEとしては、わりとシンプルな売り方だったのですが、宇多田との比較で叩かれる結果に。EXILE一族といえば、これまでシングルを17形態でリリースしたり、コンサートチケット付きCDを販売したりと、特典商法がエスカレート。また、コンサート会場で“スクラッチカード商法”が行われた際には、『バックヤードでメンバーに会える』という特典をめぐり、当たるまで買い続けるファンが続出。ネット上で“金ザイル商法”などと揶揄され、ファンからも不満が絶えなかった。今回、2003年から続くアルバム連続1位(最高位)記録がストップしそうなEXILEですが、内心『ざまあみろ』と思っている人も少なくないのでは?」(同) ブランクを感じさせない歌声に、ネット上では「久しぶりに、CDを買おうという気にさせられた」という声が目立つ宇多田の復帰アルバム。EXILEに勝利したことで、音楽ファンを一時でも「日本の音楽業界も捨てたもんじゃない」という良い気分にさせたようだ。
宇多田ヒカルの“無特典商法”に賛辞! 複数購入促すEXILEベストアルバムが「ズル勝ち」か
8年半ぶりとなるオリジナルアルバム『Fantome』(UNIVERSAL MUSIC)を28日に発売するアーティスト・宇多田ヒカルに対し、称賛の声が相次いでいる。 2010年に「人間活動に専念する」として、翌年以降の活動休止を発表した宇多田だが、活動再開後はテレビ出演にも積極的。休止中の6年間は「ほぼ歌っていなかった」という彼女だが、19日放送の『ミュージックステーション ウルトラFES 2016』(テレビ朝日系)で「桜流し」を歌唱すると、変わらぬ歌声に「前にも増して、染みる」「若い頃より、バラードが似合う」などと視聴者が沸いた。 そんな宇多田のニューアルバムの“売り方”に対し、ネット上では「かっこいい」「さすが」「貫禄が違う」といった声が目立つ。 「宇多田のアルバム発売日は、EXILEのベストアルバムのリリース日の翌日にぶつけており、チャートを気にしていないことがうかがえる。また、3形態でのリリースや、購入者特典で複数購入を促しているEXILEとは違い、宇多田は通常版1形態のみで、特典もなし。宇多田はライトファンが多いため、特典商法が合わないのかもしれませんが、それでも歌で勝負しようという宇多田の心意気が感じられます」(音楽誌記者) 確かに、宇多田の『Fantome』が近年では珍しく、ごくシンプルな販売方法であるのに比べ、EXILEのベストアルバム『EXTREME BEST』(rhythm zone)は、パッケージや、収録内容の異なる3形態を発売。さらに、DVD付きとBlu-ray付きを併せて購入することで、非売品パスケースやステッカーが付いてくる特典も。ちなみに、このDVDとBlu-rayに収録されているのは同じ映像で、ジャケットのデザインもほとんど変わらないため、熱心な若いファンの懐事情を思うと、少々気の毒な印象だ。 「EXILEは、ほかにも通常盤の購入特典としてポスターを付けており、複数購入するファンも多そう。ただ、宇多田はこれまでリリースした5枚のアルバムが全てミリオンセラーを記録しており、ネット上では『久しぶりにCDを買いに行こう』という声も目立つ。どちらが首位を獲得するか、見ものですね」(同) 1999年のアルバム『First Love』が、日本で870万枚以上出荷され、国内アルバムセールス歴代1位を保持している宇多田。帰ってきた歌姫と、今をときめくEXILE、どちらに軍配が上がるだろうか?
AKB48の特典商法がここまでエスカレート! 多すぎる特典会に「メンバーは死んだような目で……」
AKB48のシングル特典が「どんどん増えている」と話題だ。 AKBは8月31日に両A面シングル『LOVE TRIP / しあわせを分けなさい』(キングレコード)を発売。先月開票が行われたシングル選抜総選挙で1位になった指原莉乃がセンターを務めるシングルで、収録曲「LOVE TRIP」は放送中の連ドラ『時をかける少女』(日本テレビ系)の主題歌。さらに、作曲を箭内道彦が手掛けた「しあわせを分けなさい」は『ゼクシィ』(リクルート)のCMソングに起用されているほか、「光と影の日々」は「2016ABC 夏の高校野球応援ソング」に選ばれている。 全曲タイアップ付きということもあり、ミリオン達成は余裕かと思いきや、どうやらそうではないらしい。同CDの特典を見てみると、「オリジナルクレジット入りメンバー個別生写真」がランダムで封入されているほか、メンバーと触れ合える「AKB48グループ秋祭り」の参加券や、「大握手会」の参加券(握手に加え、「ババ抜きトランプサイン会」「自撮り2ショット写真会」「メンバー録音会」「メンバー1ショット動画会」「ご来場認定プレミアムカードサイン会」から選ぶ)、「フォトセッション&囲み取材大会」の参加券、「大握手会」の当日メンバー指名参加券が付いているものなどが販売されるという。 また、同シングルから、グループ初の試みとなる「推し増し制度」なるシステムを導入。詳しい説明は割愛するが、要は人気のないメンバーにもファンが付きやすくなるシステムだ。 「かつて握手券と生写真が付いていたAKBのシングルも、最近はファンすら理解が難しいほどに多様化。イベントがマンネリ化すると“ファン離れ”につながるため、特典商法はエスカレートしている。しかし、特典会が増えるということは、メンバーの負担も増えるということ。“握手会アイドル”と呼ばれたAKBも、今やそれを超えた“特典会消費アイドル”となり、メンバーは死んだような目で淡々と特典会を消費する日々を送っています」(アイドルに詳しいライター) 選抜総選挙の投票券が付いた前シングル「翼はいらない」は、累計売上約151万枚を突破。これにより、2011年発売の「桜の木になろう」から、25作連続ミリオンを達成した。 「シングルリリースのたびにミリオン連続記録の更新が大々的に報じられるAKBですが、実は昨年12月発売の『唇にBe My Baby』の初動は約90万枚。これに慌てた運営が急きょ、個別握手会の開催を追加発表し、帳尻を合わせたことがあった。今回のシングルは総選挙直後のため、ファンの士気も落ち、握手券だけで100万枚に届かせるのは困難。“イベント増量”という力技で、ミリオンを達成させようとしています」(同) ファンからも「ミリオン記録に取り憑かれている」と失笑が漏れている同運営。過剰な特典商法で達成した記録に、なんの意味があるというのだろうか?撮影=岡崎隆生
「AKB48のライブはファンすら価値なし!?」オリコン上半期CDランキング上位独占も“DVDは圏外”のナゼ
24日、「オリコン2016年上半期ランキング」が発表され、「シングル部門」でAKB48の44thシングル「翼はいらない」(キングレコード)が売上148万枚で1位、43rdシングル「君はメロディー」が売上129万枚で2位となり、6年連続で1・2位を独占。さらに、姉妹グループであるSKE48、NMB48、HKT48のシングルも、それぞれ30万枚前後を売り上げ、トップ10入りを果たした。 相変わらずの“国民的アイドル”ぶりを見せ付けたAKB48グループだが、一方で50位まで発表されている「ミュージックDVDランキング部門」及び20位まで発表されている「ミュージックBlu-ray部門」を見ると、AKB48および姉妹グループの作品は1つも見当たらない。 ちなみに、AKB48が上半期にリリースした音楽DVD及びBlu-rayは、『第5回 AKB48紅白対抗歌合戦』『TOYOTA presents AKB48チーム8 全国ツアー ~47の素敵な街へ~』『AKB48単独リクエストアワー セットリストベスト100 2016』『AKB48グループリクエストアワー セットリストベスト100 2016』の4タイトル。加えて、姉妹グループも、それぞれコンサートを収録した映像作品をリリースしており、それぞれの冠番組などでは、DVD及びBlu-rayのCMが繰り返し流れている。 また、「上半期ミュージックDVDランキング」50位の倖田來未のライブ作品の推定累積売上数は1万1,832枚、「ミュージックBlu-rayランキング部門」20位のEXOのライブ作品は1万9,993枚であり、AKB48及び姉妹グループの映像作品は、これを下回る売上数ということになる。 確かに、同グループのシングルCDに対し、握手券や投票券目当てに複数買いするファンがいるのは周知の事実。だが、数万人規模の会場で全国ツアーを行っているAKB48の映像作品が、ここまで“売れない”ということは、ありえるのだろうか? 「全然ありえます。AKB48の映像作品は、とにかく売れない。なぜなら、彼女たちのライブには、改めて見返すような価値がなく、ファンすら買わないからです。一方、握手券の需要はいわずもがな。このランキングのちぐはぐさで、AKBにとって歌やダンスがいかに添え物でしかないかということが、よくわかります」(芸能ライター) 歌はほぼ“口パク”とはいえ、汗を流してダンスレッスンに励むメンバーたちは、ファンから“おさわり”にしか価値がないと判断されている現状に、何を思うのだろうか?撮影=岡崎隆生
GACKTがAKB48の“特典商法”を大批判!?「本来はやってはならないこと」「音楽がダメになる」ときっぱり
アーティストのGACKTが、CDの“特典商法”について「本来はやってはならないこと」と批判した。 GACKTは、音楽総合サイト「エキサイトミュージック」のインタビューで「特典が欲しくてCDを何枚も1人で買って、CDを破棄する……それはミュージシャンとしての正しい在り方なのか?」と発言。さらに、「そんなことをすればするほど、間違いなく音楽がダメになるし、損失のほうが大きい」と苦言を呈した。 昨今のGACKTのファンの数はさておき、GACKTはこれまで自身のCDをリリースする際、“DVD有り・無し”の2形態での販売を基本としてきたこともあり、「音楽で勝負している」という自負があるのだろう。多くの人気アーティストがアイドルの特典商法について言葉を濁す中、今回の発言はGACKTのみならず、多くのアーティストたちの“本音”といえそうだ。 それもそのはず、2014年の「年間シングルCDランキング」(オリコン調べ)の上位5作品は、すべてAKB48。先月発表された「上半期シングル売り上げランキング」も、トップ10のうち6作品がAKB48関連グループ。さらに、イベント抽選券を封入したKis-My-Ft2などもランクイン。チャートはまさに“特典商法ランキング”と化している。 「4月にミュージックカードのランキング集計合算を廃止したオリコンも、ほかの特典商法については理解を示していますから、もはやチャートは崩壊しているといっていい。一方で、特典商法をアーティストサイドの“企業努力”と見る向きもあり、頭ごなしに否定するのはどうかという意見も。音楽業界も音楽ファンも、GACKTが危惧する『音楽がダメになる』という問題について、すでに諦めモードといえそう」(音楽ライター) 音楽自体の価値が落ちるばかりの今、GACKTの声はどこまで届くのだろうか?プンプン!
AKB握手会、SKEセット売り、キスマイ応募券……「特典商法ランキング」化した“オリコン上半期売り上げ”発表
オリコンが17日、上半期のシングル売り上げランキングを発表。トップ10のうち、6商品がAKB48関連グループのシングルだったことがわかった。 首位は、AKB48「僕たちは戦わない」(キングレコード)で、推定売り上げ数は177万1,608枚。2位以降は、AKB48「Green Flash」(同/104万1,084枚)、SKE48「コケティッシュ渋滞中」(avex trax/68万7,284枚)、乃木坂46「命は美しい」(SMR/61万5,449枚)、嵐「青空の下、キミのとなり」(ジェイ・ストーム/55万2,360枚)と続く。 「今年の上半期も、まさに『特典商法ランキング』といった印象。AKB48は言わずもがなですが、SKE48の『コケティッシュ渋滞中』は、個別握手券付きの劇場盤CDにミュージックカード1枚を同梱することで、オリコン集計上はCD2枚分にカウントさせる力技に打って出た。さらに、8位にランクインしたKis-My-Ft2の『Thank youじゃん!』(avex trax/47万5,048枚)は、イベントに応募するためのシリアルコードを封入。イベントが1日ではなく4日間開催され、1つのシリアルコードで1公演にしか応募できなかったことが、さらに複数買いを促したといわれている。ちなみに、SKE48、Kis-My-Ft2共に、レコード会社はエイベックス。あそこは、ファン心理を巧みについた新戦法を生み出すことに、情熱を注いでいますからね」(音楽ライター) 音楽業界の不況が続く中、あの手この手を尽くすアーティストサイド。そんな中、オリコンは4月、安価な上にトレーディングカード要素の強いミュージックカードのランキング集計合算を廃止。それに伴い、複数のアーティストがミュージックカードの販売を取り止めている。 「『“音楽のヒットを正確に伝える”という弊社の使命に照らし、看過することはできない』ともっともな理由で、ミュージックカードの合算廃止に踏み切ったオリコンですが、この先、過剰な特典商法の締め出しに本腰を入れるかと思いきや、その気配はなし。それどころか、オリコンの小池恒社長は『一度AKB48のイベントに行ってみてください。ファン同士がすごく盛り上がっている』などと“握手会商法”を擁護する発言を繰り返す始末。特典商法はレコード会社の企業努力でもあるため、頭ごなしに否定する必要はありませんが、せめてオリコンには、『音楽のヒットを正確に伝える』ために努力するポーズは見せ続けてほしいですね」(同) アイドルが上位を占めて久しいオリコンチャート。このままでは、音楽自体の価値が落ちるばかりだ。
AKB48のチャート上位独占がなくなる!? ビルボードが“総合人気チャート”に挑戦
AKB48グループのCDがオリコンチャートをにぎわすようになって久しい。ミリオンを突破するたびに「握手券商法だ」と揶揄する声も多く聞かれるが、日本経済新聞も4月10日、「AKB人気は本当か 新世代の音楽チャート作れ」と題した記事を掲載。アイドルが上位を占める現状のオリコンチャートに対し「楽曲の人気を表すバロメーターに位置付けることに違和感を感じる消費者は多いだろう」と批判めいた指摘をし、話題となっている。 たしかに、2013年のオリコン年間チャートは、1~4位をAKB48が独占。5位はEXILEの初ミリオン突破作となる「EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~」だが、これも「ライブチケットにCDを1枚つける」などの“EXILE商法”を行った結果だ。指摘の通り、人気の度合いではなく、熱心なファンに支えられているという実態を映し出していると言ったほうが正確かもしれない。 そんな中、米ビルボードは新しい音楽の総合人気チャート作りに挑戦している。CDの売上枚数だけでなく、ネット配信やレンタルの動向、ラジオでの再生回数、さらには「Twitterでどのくらいつぶやかれたか」を計算に含んだチャートだ。同記事によると、ビルボードは「日本の音楽ファンが好んで聞いている楽曲が何かを正確に反映した総合チャートを作りたかった」のだという。 3月10~16日の集計結果を見ると、オリコンでは10位以下だったBUMP OF CHICKENの「ray」や、赤い公園「絶対的な関係」などがトップ10内に浮上。BUMPの根強い人気と、若手バンド・赤い公園の勢いが反映された形になる。興味深い結果だが、「好んで聞いている楽曲が何かを正確に反映」できているのか? 音楽業界関係者はこう話す。 「いくつか問題があります。まず、レンタルを行っていないアーティストがいること。例えば、マキシマム ザ ホルモンは昨年、6年ぶりのフルアルバム『予襲復讐』をレンタル禁止でリリースしました。こうしたケースの場合、レンタル枚数もカウントされるこのチャートでは、一気に順位が落ちてしまう……ということもありえます」 もうひとつは、ファンの性質によって、順位が大きく変動する可能性があることだ。 「3月10~16日のチャートにおいて、ケツメイシの『カリフォルニー』は、ラジオ・CD販売・ネット配信では1ケタ台に食い込んでいますが、レンタルとTwitterの順位は29位と低い。ケツメイシのファンは、いわゆる“マイルドヤンキー”が多いので、メディア利用が活発ではないのでしょう。見方を変えれば、確実にCDを買ってくれる良質なファンを獲得しているとも言えます。このようなことを考えると、総合人気チャートは“すべて”ではないし、正確とも言い切れない。ただ、画期的な取り組みだとは思いますし、今後の成長には期待しています」 売上枚数だけで順位を決めるオリコンチャートは、客観的な指標として意義がある。一方、ビルボードの総合チャートは「CDを買うお金はないが、毎日Twitterで応援している」など、数字には表れにくいファンの姿も反映していく。どちらかに頼るのではなく、両者を見比べて人気の度合いを分析していくと、最も正確に把握できそうだ。 (文=井上琴美)Billboard JAPAN
新曲「ゆめのはじまりんりん」初登場9位……“真っ向勝負”きゃりーぱみゅぱみゅがオリコン上位に入れないワケ
26日に発売された、きゃりーぱみゅぱみゅのニューシングル「ゆめのはじまりんりん」(ワーナーミュージック・ジャパン)が、オリコンデイリーランキングで初登場9位を記録したことが分かった。これに、ネット上では「意外と低いな」「もっと売れてると思ってた」という驚きの声が上がっている。
ちなみにこの日、きゃりーよりも売れた1~8位のアーティストは、上位から順にAKB48、E-girls、Lead、AAA、スフィア、ALLOVER、KANA-BOON、MBLAQ。AKB48やE-girlsはともかく、中にはきゃりーよりも上位であることに首を傾げたくなるような、一般的に無名のアーティストも……。
そこで、きゃりーのこれまでのオリコンシングル週間ランキングの最高順位を見てみると、1st「つけまつける」が7位、2nd「CANDY CANDY」が8位、3rd「ファッションモンスター」が5位、4th「キミに100パーセント/ふりそでーしょん」~5th「にんじゃりばんばん」が3位、6th「インベーダーインベーダー」が6位、7th「もったいないとらんど」が8位。意外にも、シングル7タイトル中、トップ3に入ったのは2タイトルだけであった。
だが一方で、動画共有サイト「YouTube」の再生数は昨年、きゃりーのミュージックビデオが1、3、4位と上位を独占(国内総合)。1位の「にんじゃりばんばん」は、昨年だけで再生数2600万回を突破している。
「きゃりーは、特別に“クレヨンしんちゃんバージョン”を発売した4thシングルを除いては、ジャケット違いの“初回限定盤”と“通常版”の2形態のみ、というシンプルな販売方法を徹底している。一方、今回のAKBのニューシングル『前しか向かねえ』は、8形態リリースされた上、それぞれにイベント応募券や握手券、写真を封入している。E-girlsも、CD3形態や、ミュージックカード29種類を発売し、3形態同時購入で特典も。今の音楽業界はそんな調子ですから、真っ向勝負のきゃりーが太刀打ちできるわけもありません」(芸能ライター)
現在、自身2度目のワールドツアーで、アメリカやカナダ、オーストラリア、フランス、ドイツなど、世界15カ所を巡っているきゃりー。世界を相手に挑戦する彼女は、もはやオリコンランキングなど気にしちゃいないのかもしれない。







