
どう、美味しそうでしょ? カツカレー温玉トッピング。でも、この写真、なんかヘン。カレーが妙に四角いし、皿との遠近感が……。
と思ったらドゥーン!

食パンに盛られたトンカツと、溢れ落ちるカレーの迫力。
どうよコレ!?
おしゃれなカラオケ屋さんにある女子に人気のハニートーストとは似ても似つかない、ド体育系なカツカレーパンでしょ?
どでかい食パンもそうだが、頂上にデンと鎮座したトンカツと、トーストの湯船から溶けたチーズを携えて流れ落ちるカレーの様子は、両手に美女を抱いて、札束の風呂に入るデブっちょの怪しい広告を思い起こさせる(筆者だけか!?)。
爽やかさは微塵も感じられないが、実は、女子にも人気のメニューなのだ。

分厚いトンカツ。うちの近くのスーパーのカツカレーのカツは、ハムカツくらいに薄っぺらいゾ。
なんでこんなメガカレーができたのか伺うと、数年前にアルバイトの店員さんがお腹いっぱい食べてもらいたいと考案したメニューがきっかけだという。どおりで、トッピングのトンカツも分厚いわけだ。
何はともあれ実食を、と思ったが、このままでは非常に食べにくい。トッピングのカツを別皿に移してカレーの海にフォークをグサリとぶっ刺して持ち上げる。と……

トーストの湯船の中で、賽の目にカットされたトーストの一部が、ミロ~~ンとカレーとチーズ、千切りキャベツ伴って、「運命の赤い糸」ならぬ、“ウメ~の白い糸”を引く! アッツアツのチーズカレートーストをひとくち頬張ると、口の中もアッツアツ。炎天下、店に入ってやっと汗が引いたと思ったのに、また汗だくというやっかいなメニューなのだ。
そしてこのトースト、さらにやっかいなことに、食べても食べてもなかなか底が見えてこない。カレーを入れるためくり抜いた分、少なくなってるはずなのになんで? と思ったら、実はこんな構造になっていたのだ。

これを理解していないと、安易に挑戦する女子も出てきそう。
くり抜いたんじゃなくて、パンを下にギュッと圧縮してあるだけ。てことは、あたりまえだけど、この食パンの大きさの分のパンが詰まってるってこと。そら、大変ですわ(笑)。
しかし、下の方の白いパンが露出してくる頃には、トッピングやカレーは食べ尽くし、ただのパンを頬張ることになってしまう。そんな、ペース配分のニガテな人のために、追加のカレーもある。なんだったら、バニラアイスやホイップクリームを乗せて、後半はデザートな気分にすれば、満腹でも別腹で完食できるのではないだろうか。
ちなみに筆者は、トーストの耳の部分を残してギブアップとなった。ジャンボがムリならハーフサイズはいかが?

カレーを追加して、さらに食べ進めるが、耳の壁は厚かった……。
千葉 カフェ&ギャラリー呂久呂「カツカレージャンボトースト」2,000円
SNS映え ☆☆☆!!
味 ☆☆☆
店 ☆☆☆
(写真・文=よしよし)