おばさん女優たちの座談会と化すも、爆笑ヨーグルト姫の登場に期待! 『監獄のお姫さま』第2話

おばさん女優たちの座談会と化すも、爆笑ヨーグルト姫の登場に期待! 『監獄のお姫さま』第2話の画像1
TBS系『監獄のお姫さま』番組サイトより
 人気脚本家・宮藤官九郎作品にお馴染みのスタッフ&キャストが集結したドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)の第2話が24日に放送され、平均視聴率9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回と変わらずの結果となりました。  その前回、EDOミルク社・社長の板橋吾郎(伊勢谷友介)を誘拐することに成功した馬場カヨ(小泉今日子)、大門洋子(坂井真紀)、足立明美(森下愛子)、勝田千夏(菅野美穂)、若井ふたば(満島ひかり)の5人。その犯罪の背景には、6年前に吾郎に二股をかけられ、その浮気相手だった横田ユキ(雛形あきこ)の殺害に関わった罪で捕まってしまった江戸川しのぶ(夏帆)の冤罪を晴らすという目的があったのです。  今回は6年前に遡り、浮気した夫を刺した罪で懲役5年の実刑判決を受けたカヨが、しのぶとの出会いの場『自立と再生の女子刑務所』に入所したところからスタートしました。  洋子や明美と同じ雑居房に収監されたカヨは、カリスマ経済アナリストの千夏が脱税の罪で収監されていることを知り、心を躍らせます。というのも、銀行でキャリアウーマンとして鳴らしたカヨは、著作のすべてを読破するほど千夏のファンだからなのです。そしてある日の休み時間、運動場で千夏の姿を見つけたカヨはその想いをぶつけるのでした。  しかし、これが千夏の気分を害してしまうことに。その日からカヨは雑居房内で嫌がらせのターゲットにされてしまうのです。洋子や明美たちは、千夏にSNS上で悪評を書かれることを恐れてその指示にしたがっているのですが、そのことに気づいたカヨは刑務官のふたばに千夏と十種競技で勝負させてくれと直訴。その勝負を通じてカヨが、千夏や雑居房のメンバーたちと打ち解けたところで今回は終了となりました。  ドタバタ犯罪コメディーだった前回から一転、今回は女子刑務所が舞台になったのですが、そのテイストはどこか今年4月期に放送された剛力彩芽・主演ドラマ『女囚セブン』(テレビ朝日系)を思わせるところがありました。同ドラマも雑居房内の女囚たちをコメディータッチで描いたものだったのですが、こちらは出演者にトリンドル玲奈や橋本マナミ、安達祐実など華やかなキャストが顔を揃えていました。その一方、『監獄のお姫さま』は50代の小泉今日子と森下愛子がナチュラルメイクで登場とビジュアル面で劣ることは否めません。菅野美穂にしてもうっすらメイク&緑の囚人服という姿で初登場した際には、一瞬誰だかわからないほど地味でした。  見た目で負ける分、経験豊富な演技面で勝ったかと思うとそうでもありませんでした。小泉は終始声が小さいため台詞が聞き取りづらく、森下は同局で放送された『池袋ウエストゲートパーク』や『木更津キャッツアイ』(ともにTBS系)など他の宮藤脚本ドラマ出演時と似たような演技&キャラクターのため新鮮味が薄いのです。  また、今回は刑務所が舞台のシチュエーションコメディに近いカタチのため、松尾スズキが主宰する劇団・大人計画の座付き作家として身を起こした宮藤にとっては得意中の得意なハズなのですが、くすりとも笑えない台詞のオンパレード。おばさん女優たちの座談会を延々と見せられているような気分に陥ってしまいました。  演出に関しても、カヨが刑務所のルールや特色を説明された際に流れたVTRにモデルの押切もえが登場したり、劇中で流れるドラマ内にお笑いコンビ・阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子が出演していたりと、宮藤作品では定番の“こんなところにこんなキャストが!?”という意外性で笑いをとる小ネタがいくつかあったのですが、どれもスベリ気味。また、カヨと千夏が十種競技勝負を通じて仲良くなる展開も無理やりな感じがあり、その勝負自体もどれも退屈に思えました。  今作に限らず宮藤の脚本には“わかる人にだけわかればいい”というニュアンスが見え隠れするような印象を個人的には受けるのですが、それがバッチリとはまれば前述した『池袋~』などのような大ヒットに繋がる一方、笑いのツボをことごとく外してしまうと目も当てられない低視聴率に終わってしまう危険性をはらんでいるように感じます。そして現時点では、今回の作品は後者のタイプに近いのではないでしょうか。  ただ、物語のキーパーソンであるしのぶがまだほとんど登場していないため、これから巻き返していく可能性は十分にあるでしょう。ネット上に爆笑している姿が出回ったこと+乳製品会社の令嬢であることから“爆笑ヨーグルト姫”と称されている設定には若干のサムさを感じてしまいますが、演技派の夏帆の登場によって他のキャストたちが活き活きとしてくるかもしれません。  次回、そのしのぶがいよいよ刑務所に収監されるということで、物語が本格的に動き出すことを期待したいと思います。 (文=大羽鴨乃)

宮藤官九郎の脚本にキレなく、テンポの悪いダダ滑りコメディー『監獄のお姫さま』第1話

宮藤官九郎の脚本にキレなく、テンポの悪いダダ滑りコメディー『監獄のお姫さま』第1話の画像1
TBS系『監獄のお姫さま』番組サイトより
“クドカン”の愛称で知られる人気脚本家・宮藤官九郎の新作ドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)の第1話が17日に放送され、平均視聴率9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。1ケタ台からのスタートとなってしまいました。  さて、まずはあらすじを少し。“イケメン社長”として人気を集めるEDOミルク社の板橋吾郎(伊勢谷友介)は、日曜朝の情報バラエティ番組『サンデージャポン』(同)に出演中、ADから出された“息子が誘拐された”というカンペに驚き、妻・晴海(乙葉)に慌てて連絡。しかし、息子・勇介(前田虎徹)は無事ということで安堵します。  その一方、勇介と他の子を間違えて誘拐に失敗してしまった馬場カヨ(小泉今日子)、“女優”こと大門洋子(坂井真紀)、“姐御”こと足立明美(森下愛子)、“財テク”こと勝田千夏(菅野美穂)の4人は大慌て。吾郎の秘書を務める“先生”こと若井ふたば(満島ひかり)に助けを求めたところ、晴海が勇介を連れて美容院へ連れて行くことがわかり、今度は誘拐に成功します。そしてカヨは吾郎に連絡して、その夜に予定されているチャリティ・イベントで“告白”をするよう促すのです。  てっきり身代金を要求されるものだと思っていた吾郎は、犯人の指示を聞いてゾッとします。というのも吾郎の脛には傷が。それは6年前のことでした。当時の経営者一族と叩き上げの吾郎を社長に推す一派との間で内部抗争が勃発。結局、吾郎が社長令嬢・江戸川しのぶ(夏帆)と恋仲になったため、結婚して婿養子になれば同族経営の体面も保てるということで、抗争は終結を迎えることになったのでした。  しかしその後、吾郎が二股をかけていたことが発覚。そして、もう1人の恋人・横田ユキ(雛形あきこ)が殺され、実行犯がしのぶに殺害を依頼されたと供述したため、“嫉妬に狂っての犯行”と嫌疑をかけられたしのぶが実刑判決を受けることになってしまったのです。  勇介を誘拐した犯人は、6年前の真相について語るよう要求している。そう気づいた吾郎は動揺するのですが、今の地位を失うことを恐れてチャリティ・イベントでは何も語りません。  そんな吾郎の予想通り、カヨたちはしのぶの仲間。女子刑務所で共に過ごした元囚人なのです。まだ監獄にいる“姫”の復讐を果たすべく今回の計画を実行したのですが、吾郎が真実を話さないため強行作戦に打って出ることに。まず吾郎を誘拐して、その代わりに解放した勇介にネット動画でしのぶの裁判やり直しを求める声明を出させたのです。そして、世間がザワつき始めたところで今回は終了となりました。  さて、感想。今回はクドカンの出世作となったドラマ『池袋ウエストゲートパーク』や『木更津キャッツアイ』(いずれもTBS系)でプロデューサーを務めた磯山晶が企画を担当し、同じく両ドラマで演出を務めた金子文紀が演出とプロデューサーを兼任。また、キャストも小泉や森下などクドカン作品でお馴染みのメンバーが集結したため、良作を期待する声が集まっていました。  しかし、今回は終始ダダ滑りしている感が否めませんでした。まず冒頭、『サンデージャポン』のMCを務めるお笑いコンビ・爆笑問題の2人だけは本物で、壇蜜や杉村太蔵などのコメンテーターたちはソックリさんというところで笑いをとろうとしたのかもしれませんが、その意図がミエミエで笑えず。しかもそのシーンが、吾郎の悪夢と正夢、カヨの視点と合計3回も繰り返されたためテンポの悪さを感じてしまいました。  それと、誘拐時のカヨたちのドタバタ劇も見ていられませんでした。ターゲットを間違える、車のエンジンがかからなくてピンチになるなど、素人でも考えられるようなどうしようもないトラブル続き。美容室で勇介を連れ去る際、カヨと女優がレンジャーものの全身衣装を着ていたシーンも意味不明な演出でした。また、クドカンの脚本といえばサブカル的な小ネタを挟んで笑いを誘うのが肝ともいえますが、今回は台詞にまったくキレがなく、それを演じる女優たちのリズムもイマイチでした。  また、憎まれ役である吾郎はもっと悪い男に描いてもよいのではないでしょうか。今回見た限りでは、ただの女好きの優男といった感じ。復讐コメディーなわけですから吾郎が悪ければ悪いほど、痛い目をみた時の痛快さが増す。そういった意味では、6年前の事件に吾郎がどう関わっていたのか、しのぶを裏切ったのかどうかなどといった点は気になるところではあります。  さて、次回はその6年前に遡り、しのぶとカヨたちが女子刑務所で出会う場面が描かれるようです。出所した後に復讐の加担をするということは相当な動機があってのこと。今回ほとんど出番がなかったしのぶですが、一体どのような女性なのか。次週の放送を待ちたいと思います。 (文=大羽鴨乃)

最終回で明暗分けた『砂の塔』と『IQ246』 TBSドラマはオール2ケタの快挙

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笑ってる場合じゃない!
 TBS系連続ドラマ、『砂の塔~知りすぎた隣人』(菅野美穂主演/金曜午後10時~)と、『IQ246~華麗なる事件簿~』(織田裕二主演/日曜午後9時~)が共に最終回を終え、くっきり明暗を分ける格好となった。  菅野にとって4年ぶりの連ドラ主演作となった『砂の塔』は、初回9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で1ケタ発進。当初は「ドラマの雰囲気が暗い」「松嶋菜々子が怖すぎ」「岩田剛典(EXILE、三代目J Soul Brothers)の演技が棒」などと批判も多く、その後も、9.6%→8.6%→9.5%と上がる気配がなかった。  しかし、第5話で10.1%と初の2ケタ台に乗せると、流れが変わった。第6話も10.1%で2ケタをキープ。第7話は9.9%、第8話は9.8%で惜しくも10%割れしたが、第9話で自己最高の11.3%をマーク。  そして迎えた最終回(第10話)では、よもやの13.2%まで上昇した。最後の最後で、「ハーメルン事件」の犯人が誰かに注目が集まった模様だ。全話平均は10.2%で、菅野としてはなんとか面目を保った形だ。  TBSの「金10」ドラマは、1月期の綾瀬はるか主演『わたしを離さないで』が全話平均6.8%、7月期の向井理主演『神の舌を持つ男』が5.6%と低調が続いていたが、昨年10月期の綾野剛主演『コウノドリ』の11.5%以来、1年ぶりの2ケタ台となった。  一方、2013年7月期『Oh,My Dad!!』(フジテレビ系)以来、3年ぶりの地上波連ドラ主演となった織田の『IQ246』。初回は13.1%、第2話は12.4%と上々のスタートで注目度の高さを示したが、その後、第3話で10.1%と降下。以後、11.7%→10.1%→10.4%→10.0%→10.3%と、なんとか2ケタ台を維持していたが、第9話で9.3%と初の1ケタ台に転落。さらに最終回(第10話)では、7.8%と大コケした。26.8%の高視聴率を獲得した『FIFAクラブワールドカップ決勝 レアル・マドリード対鹿島アントラーズ』(日本テレビ系)が延長戦となり、完全にバッティングした影響もあるだろうが、それだけが原因ではなかろう。最後の最後で、これだけ数字を落とすからには、視聴者が最終回を前に脱落したことを意味する。当初は織田以下、土屋太鳳、ディーン・フジオカ、中谷美紀ら豪華キャストの魅力で視聴者を引っ張ってきたが、ドラマの内容が伴わず、終盤で失速したのだろう。全話平均は10.7%で、なんとか2ケタ台をキープしたが、なんとも後味の悪い終わり方になってしまった。  今クールのTBSドラマでは、新垣結衣主演『逃げるは恥だが役に立つ』(火曜午後10時~)が大ヒット。同局の「火10」ドラマは14年4月期のスタート以来、10作連続で視聴率1ケタ台だったが、初の2ケタ台を記録。これでプライム帯の3つのドラマがすべて2ケタ台とは、ここ最近、ドラマの低視聴率が続いてきたTBSにとって、“快挙”といえそう。この流れを、来年1月期のドラマにつなげてほしいものだ。 (文=田中七男)

最終回で明暗分けた『砂の塔』と『IQ246』 TBSドラマはオール2ケタの快挙

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笑ってる場合じゃない!
 TBS系連続ドラマ、『砂の塔~知りすぎた隣人』(菅野美穂主演/金曜午後10時~)と、『IQ246~華麗なる事件簿~』(織田裕二主演/日曜午後9時~)が共に最終回を終え、くっきり明暗を分ける格好となった。  菅野にとって4年ぶりの連ドラ主演作となった『砂の塔』は、初回9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で1ケタ発進。当初は「ドラマの雰囲気が暗い」「松嶋菜々子が怖すぎ」「岩田剛典(EXILE、三代目J Soul Brothers)の演技が棒」などと批判も多く、その後も、9.6%→8.6%→9.5%と上がる気配がなかった。  しかし、第5話で10.1%と初の2ケタ台に乗せると、流れが変わった。第6話も10.1%で2ケタをキープ。第7話は9.9%、第8話は9.8%で惜しくも10%割れしたが、第9話で自己最高の11.3%をマーク。  そして迎えた最終回(第10話)では、よもやの13.2%まで上昇した。最後の最後で、「ハーメルン事件」の犯人が誰かに注目が集まった模様だ。全話平均は10.2%で、菅野としてはなんとか面目を保った形だ。  TBSの「金10」ドラマは、1月期の綾瀬はるか主演『わたしを離さないで』が全話平均6.8%、7月期の向井理主演『神の舌を持つ男』が5.6%と低調が続いていたが、昨年10月期の綾野剛主演『コウノドリ』の11.5%以来、1年ぶりの2ケタ台となった。  一方、2013年7月期『Oh,My Dad!!』(フジテレビ系)以来、3年ぶりの地上波連ドラ主演となった織田の『IQ246』。初回は13.1%、第2話は12.4%と上々のスタートで注目度の高さを示したが、その後、第3話で10.1%と降下。以後、11.7%→10.1%→10.4%→10.0%→10.3%と、なんとか2ケタ台を維持していたが、第9話で9.3%と初の1ケタ台に転落。さらに最終回(第10話)では、7.8%と大コケした。26.8%の高視聴率を獲得した『FIFAクラブワールドカップ決勝 レアル・マドリード対鹿島アントラーズ』(日本テレビ系)が延長戦となり、完全にバッティングした影響もあるだろうが、それだけが原因ではなかろう。最後の最後で、これだけ数字を落とすからには、視聴者が最終回を前に脱落したことを意味する。当初は織田以下、土屋太鳳、ディーン・フジオカ、中谷美紀ら豪華キャストの魅力で視聴者を引っ張ってきたが、ドラマの内容が伴わず、終盤で失速したのだろう。全話平均は10.7%で、なんとか2ケタ台をキープしたが、なんとも後味の悪い終わり方になってしまった。  今クールのTBSドラマでは、新垣結衣主演『逃げるは恥だが役に立つ』(火曜午後10時~)が大ヒット。同局の「火10」ドラマは14年4月期のスタート以来、10作連続で視聴率1ケタ台だったが、初の2ケタ台を記録。これでプライム帯の3つのドラマがすべて2ケタ台とは、ここ最近、ドラマの低視聴率が続いてきたTBSにとって、“快挙”といえそう。この流れを、来年1月期のドラマにつなげてほしいものだ。 (文=田中七男)

NHK大河『真田丸』で“高視聴率男”ぶりを証明した堺雅人 争奪戦にフジテレビも参入か!?

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 NHK大河ドラマ『真田丸』が18日、最終回を迎え、視聴率は14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。全話平均は16.7%で、2012年以降の大河では最高視聴率をマーク。主演の堺雅人は、“高視聴率男”ぶりをあらためて示す格好となった。 『真田丸』は初回19.9%でスタート。20%の大台を超えたのは第2話のみだったが、終始安定した視聴率をキープ。最低は第42話の13.0%で、15%を割ったのは、わずかに7回だけだった。  最終回の視聴率が伸び悩んだ感もあるが、これは裏で放送された『FIFAクラブワールドカップ決勝 レアル・マドリード対鹿島アントラーズ』(日本テレビ系)が26.8%の高視聴率を獲得した影響を受けたものと思われる。  その点、2時間早い午後6時から放送されているBSプレミアムの最終回視聴率は、5.6%と驚異的な数字を弾き出した。BSの全話平均は4.7%と高く、地上波と単純に合算すると、21.4%と高い視聴率を記録した。  こうなると、各局が堺を放っておくわけがなく、その争奪戦が熾烈さを増すのは必至。中でも一番熱心なのが、『半沢直樹』の続編を実現したいTBSだ。TBSは三顧の礼を尽くしてオファーをかけ続けたが、「役のイメージがつきすぎる」などの理由で堺は首を縦に振らなかった。それでも今期、妻・菅野美穂を『砂の塔~知りすぎた隣人』の主役に起用するなど、その切り崩しに躍起だ。15年4月期に『Dr.倫太郎』を制作した実績がある日本テレビも、虎視眈々と堺の獲得を狙っている。  そんな中、フジテレビも堺争奪戦に名乗りを挙げるようだ。フジと堺といえば、人気ドラマ『リーガル・ハイ』シリーズがある。第1弾(12年4月期)は12.5%、第2弾(13年10月期)は18.4%の高視聴率を記録。14年11月22日にオンエアされたスペシャルも、15.1%をマークした。フジにとって、『リーガル・ハイ』はキラーコンテンツのひとつであり、第3弾の実現に向け、意欲を見せ始めているという。 「『リーガル・ハイ』はセリフが多く、堺自身、あまり続編にはノリ気ではないようです。ただ、ドラマの視聴率が低迷するフジとしては、なんとしても第3弾を実現させたいところ。フジがその方向にかじを切ったのは、『リーガル・ハイ』のヒロイン・新垣結衣が主演した『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)がヒットしたからだといいます。今の堺と新垣のコンビなら、これまでより、さらに高い視聴率が見込めるとの算段のようです」(スポーツ紙記者)  確かに、『真田丸』で“高視聴率男”ぶりを示した堺と、『逃げ恥』で株を上げた新垣とのコンビ再結成となれば、高い視聴率が約束されたようなもの。とはいえ、主役級の俳優、女優から嫌われまくりのフジだけに、交渉がスムーズに行くとは思えないが……。 (文=田中七男)

NHK大河『真田丸』で“高視聴率男”ぶりを証明した堺雅人 争奪戦にフジテレビも参入か!?

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 NHK大河ドラマ『真田丸』が18日、最終回を迎え、視聴率は14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。全話平均は16.7%で、2012年以降の大河では最高視聴率をマーク。主演の堺雅人は、“高視聴率男”ぶりをあらためて示す格好となった。 『真田丸』は初回19.9%でスタート。20%の大台を超えたのは第2話のみだったが、終始安定した視聴率をキープ。最低は第42話の13.0%で、15%を割ったのは、わずかに7回だけだった。  最終回の視聴率が伸び悩んだ感もあるが、これは裏で放送された『FIFAクラブワールドカップ決勝 レアル・マドリード対鹿島アントラーズ』(日本テレビ系)が26.8%の高視聴率を獲得した影響を受けたものと思われる。  その点、2時間早い午後6時から放送されているBSプレミアムの最終回視聴率は、5.6%と驚異的な数字を弾き出した。BSの全話平均は4.7%と高く、地上波と単純に合算すると、21.4%と高い視聴率を記録した。  こうなると、各局が堺を放っておくわけがなく、その争奪戦が熾烈さを増すのは必至。中でも一番熱心なのが、『半沢直樹』の続編を実現したいTBSだ。TBSは三顧の礼を尽くしてオファーをかけ続けたが、「役のイメージがつきすぎる」などの理由で堺は首を縦に振らなかった。それでも今期、妻・菅野美穂を『砂の塔~知りすぎた隣人』の主役に起用するなど、その切り崩しに躍起だ。15年4月期に『Dr.倫太郎』を制作した実績がある日本テレビも、虎視眈々と堺の獲得を狙っている。  そんな中、フジテレビも堺争奪戦に名乗りを挙げるようだ。フジと堺といえば、人気ドラマ『リーガル・ハイ』シリーズがある。第1弾(12年4月期)は12.5%、第2弾(13年10月期)は18.4%の高視聴率を記録。14年11月22日にオンエアされたスペシャルも、15.1%をマークした。フジにとって、『リーガル・ハイ』はキラーコンテンツのひとつであり、第3弾の実現に向け、意欲を見せ始めているという。 「『リーガル・ハイ』はセリフが多く、堺自身、あまり続編にはノリ気ではないようです。ただ、ドラマの視聴率が低迷するフジとしては、なんとしても第3弾を実現させたいところ。フジがその方向にかじを切ったのは、『リーガル・ハイ』のヒロイン・新垣結衣が主演した『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)がヒットしたからだといいます。今の堺と新垣のコンビなら、これまでより、さらに高い視聴率が見込めるとの算段のようです」(スポーツ紙記者)  確かに、『真田丸』で“高視聴率男”ぶりを示した堺と、『逃げ恥』で株を上げた新垣とのコンビ再結成となれば、高い視聴率が約束されたようなもの。とはいえ、主役級の俳優、女優から嫌われまくりのフジだけに、交渉がスムーズに行くとは思えないが……。 (文=田中七男)

やっぱり「犯人は岩田」だった菅野美穂『砂の塔』、“視聴者に丸投げ”荒すぎる結末に呆然

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『AZZURRO(アズーロ)』(幻冬舎)
 序盤から「犯人、岩田だろ」の大合唱だった菅野美穂主演『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS系)も、ついに最終回。放送前、プロデューサーは「3年以上の年月をかけ、丹念にプロットを練り上げてきた」「ワンランク上のサスペンス」などとハードルを上げまくっていましたが、本格サスペンスどころか、回を追うたびにツッコミどころ満載の“おバカドラマ”と化しています。  ちなみに、16日放送分の平均視聴率は、自己最高の13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。そんな有終の美を飾った最終回を、早速振り返っていきましょう。  前回、タワマン内で「犯人を見た」と亜紀に電話で報告中、誰かに襲われ、姿を消した和樹(佐野勇斗)ですが、ほぼ同時に、最上階のボスママ・寛子(横山めぐみ)の息子・俊介も失踪。亜紀(菅野)と健一(ココリコ・田中直樹)は、警察に駆け込みますが、「お宅の息子さん、1回補導されてますよねえ。息子さんのいたずらでは?」と全く取り合ってもらえません。どんなバカ警官だよ!  さらに、タワマンにいた航平(三代目 J Soul Brothers・岩田剛典)は、誘拐犯っぽい男を目撃して追いかけるも、腕をナイフで切られ負傷。ここで、半裸のサービスカットが登場。背中には、母親から虐待された傷痕が……。  その後、「ハーメルン事件」を追う荒又刑事(光石研)は、行き着いた山梨県の民家で、誘拐された子どもたちを発見。犯人は車で逃走し、間一髪で捕り逃しますが、後に東京で停車しているこの車を発見。後部座席には、航平の認知症の母親・礼子が乗っています。  一方、東京の警察にいた健一は、刑事が「犯人の車は、成田を頻繁に往復していた盗難車だ」と話しているのを聞き、寛子の夫・阿相(津田寛治)が愛人のために借りている別宅に突入。和樹を探すも、そこには行方不明中の俊介の姿が。人身売買の副業がバレて逮捕状が出ている阿相は、逃走資金の3,000万円を寛子からせしめるため、息子の誘拐事件を自作自演したそうです。  そんな夫の正体を知り、途方に暮れる寛子。自宅のクリスマスツリーを、カセットコンロめがけて、ドーンッ!! ロウソクの火がガスに引火して、最上階が大火事です。  タワマン住民が避難する中、弓子(松嶋菜々子)はなぜか、自宅の“監視ルーム”へ直行。50階をウロついていた亜紀も、脚立が倒れる音を聞き、「和樹ー!」と火の海の中でウロウロ。すると、亜紀に弓子から電話が。弓子は「和樹はそこの奥の部屋にいる。消防隊の到着を待っていたら、間に合わない! 急いで行って!」と促しますが、亜紀は立ち止まって「和樹が!? 奥に!? 和樹……、弓子さん、大丈夫です! 今度は私が、和樹を助けますから! 必ず助けます! 私、母親ですから!」とおしゃべりに夢中です。いやいや、早く行けよ。  やっと、和樹がいる部屋(ストックルーム?)へ向かう亜紀ですが、手足を縛られた和樹をズルズルとどこかへ移動させようとする航平にばったり。ここでも亜紀は、燃えさかる炎の中、「航平くん!? なんでここにいるの……? もしかして、犯人なの?」「なんで……、なんでそんなことしたの!?」「うそでしょ……、航平くん、毎日大変な思いをしてるお母さんを支えたいって言ってたよね」「本当はなんで誘拐なんてしたの!? 誰かを庇ってるの!?」と、のんびり。もちろん、和樹ほったらかしです。そうこうしているうちに、弓子の予想に反して消防隊が到着。最後は亜紀が助けるんじゃないんかいっ!! もう、ツッコミのいないコントみたいです。  航平は、「今すぐ逃げて! 捕まっても、全部俺が勝手にやったって言うんだよ! 母さん!」と母親に電話しながら逃走しますが、警察に取り押さえられ、あえなく御用に。どうやら、“子どもと遊ぶのが何より好きだった”という礼子が、1人目の被害者を誘拐。航平はすぐに返そうと思ったものの、母親にネグレクトされていた被害者が「帰りたくない」と言ったため、そのままに。2人目以降の犯行は全て航平によるもので、理由は母親が子どもが増えて元気になったことと、礼子から虐待を受けていた自分に「重なって見えたから」だそうです。  また、子どもと遊ぶのが好きなはずの礼子が、航平には虐待をしていたという矛盾について、荒又刑事は「歪んでいても、矛盾していても、それも愛だったんだなあ」とまとめちゃいましたが、ここまでの展開の大味っぷりを踏まえると、なんかいろいろ収拾つかなくなって、強引に片付けたようにしか……。それに、荒又刑事って、思い返すと「犯人は未成年の可能性が」とか「ママ友に紛れてる」とか、視聴者の疑いを航平からそらすために、脚本家の都合のいいことばっか言わされてたなあ……。まあ、そんなこんなで、タワマンが燃え、予想通り航平が犯人で、弓子がタワマンから引越し、亜紀ファミリーに平穏が訪れて、『砂の塔』は終了。  認知症の母親が、東京からどうやって山梨の山中まで誰にも見られずに子どもを連れて来られたのか? 航平はどのようにして、子どもたちの「ナイショのお友だち」になったのか? 航平は迷子になった千晶ちゃんを、なぜ山中に置き去りにしたのか? なぜ健一は、弓子のことを「あの女は、目的のためならなんでもするぞ!」などと悪く言うようになったのか? 亜紀の部屋が「事故物件」という設定はなんだったのか? 弓子は火事を見て、なぜ防犯カメラの監視を始めたのか? 頭には「?」だらけですが、もう終わったんです……。気にしても仕方ありません。温かい心で全てを受け入れましょう……。『砂の塔』は、もう終わったんです、ええ。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

菅野美穂『砂の塔』に“松嶋菜々子は悪くない”劇団登場! 「犯人、岩田だろ」の大合唱も……?

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 ご都合主義ながら、豪快な大味展開が楽しくなってきた菅野美穂主演『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS系)。イジメで主人公を追い込む鬱ドラマ時代は、平均視聴率も1ケタが続いていたものの、ジェットコースタードラマ化してからは、2ケタの回が増加。9日放送の第9話では、自己最高の11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。  第9話は、冒頭からボスママ・寛子(横山めぐみ)の夫・阿相社長(津田寛治)がピンチ! 女を海外に売りさばいていることが警察にバレ、逮捕状が出てしまいました。同時に、この闇仕事を手伝ってしまった健一(ココリコ・田中直樹)も、事情聴取のため警察へ。イジメの主犯格を不幸にして、視聴者にすっきり感じを味わわせたいのかもしれませんが、イジメ展開はもう、遠い過去って感じで……。  残された亜紀(菅野)は、弓子(松嶋菜々子)の過去を知るために、荒又刑事(光石研)に接触。荒又が言うには、弓子は自活するために大学時代にホステスをしていましたが、その客の1人がストーカー化。健一と結婚し、ホステスをやめ、和樹(佐野勇斗)を出産。東京から北海道に移り住んでもストーカー被害は続き、とうとう自宅に出現。「お前を殺した後、子どもも殺す」と言って弓子に包丁で襲いかかってきましたが、逆に刺し返して殺してしまったといいます。ハロウィン回でも誘拐犯の男をねじ伏せていましたが、弓子強すぎ!  ここで、弓子が血だらけの風呂場を洗う、第1話の冒頭シーンにつながるわけですが、この後、過剰防衛による殺人罪と見なされ、懲役2年の実刑判決を受けて服役。「殺人犯の息子にしたくない」と和樹を気遣い、健一に離婚を申し入れたそうです。あれ? 第5話で荒又が弓子のことを「ある事件の容疑者でな……」って語るシーンがあったけど、バリバリ犯人じゃん。途中で設定変えたのかしら……?  また、これまで弓子が殺人鬼であるかのような言い草をしてきた荒又ですが、「自分の人生を捨ててまでも、和樹を守った」などと、急に同情的に語りだしました。しかも、「自分も子どもをなくしてまして」と、亜紀が聞いてもいない身の上話までぶっこんで、急に“弓子は悪くない”キャンペーンを展開します。過去の光石の演技を思い返すと、もう違和感しかありません。  さらに、亜紀が自宅に戻ると、そこには亜紀を捨てた母親・久美子(鳥丸せつこ)が。久美子も“弓子は悪くない”劇団の一員とばかりに、「男と逃げたのは嘘」と突然、告白。亜紀を借金取りから守るためだったといい、これにより亜紀はさらに、弓子に同情的になります。いや~、今回の豪快なご都合主義っぷりは、気持ちがいいですね。光石しかり、鳥丸しかり、何人もの役者が「こんな設定があるなんて聞いてない」と、過去の演技を後悔してそうです。  一方、「本当の母親に会わせてあげる」と誘う弓子と共に、北海道の生家を訪れた和樹。実母とこの家に住むと決め、荷物を取りに1日だけ東京の自宅に帰宅。「子どもの前では泣かない」とばかりに涙をこらえる亜紀ですが、和樹と別れた後に号泣。  その頃、そらからのSOSの電話を受け、航平(三代目J Soul Brothers・岩田剛典)が羽田空港にダッシュ。航平に「亜紀さんの元に戻れ」と説得された和樹は、「母さんが泣いてる気がする……」と不思議なことを言い出し、北海道行きを中止。タワマンに戻った弓子は、花を蹴散らし、花瓶を叩き割り、ひとり荒くれてしまいました。夜はクラブのママとして働き、きっと寝る間も惜しんでストーカー行為に勤しんできた弓子ですが、結局、目的を達成できませんでした……。  ただでさえ弓子に航平にと、ストーカーだらけの同作ですが、弓子もストーカー被害に遭っていたとは……。そして、ついに来週は最終回。「ハーメルン事件」の犯人が判明するようですが、ネット上では「航平以外ないだろ」「知りすぎた隣人って、航平のことでしょ」と言われすぎていて、もし本当にそうなら、航平以外の誰かに脚本を書き換えたほうがいいレベルの騒ぎとなっています。そうは言っても、タワマンに住む健一を妬んでいた上司の猪瀬(木村祐一)かもしれませんし、数回で出番がなくなってしまった綾香(ホラン千秋)かもしれまんせんよ? 少なくとも、嵐・相葉雅紀主演ドラマ『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)の犯人のように、「お前、誰だよ!」と総ツッコミが起きないことを祈るばかりです。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

松嶋菜々子も三代目・岩田剛典も「ギフハブ」!? ストーカーだらけの菅野美穂『砂の塔』

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 イジメドラマからサスペンスへと一変し、さらに「産みの親か、育ての親か?」という家族ドラマへと変貌を遂げている『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS系)の第8話。第6話以降、亜紀(菅野美穂)と直接対決するようになった弓子(松嶋菜々子)ですが、前半の数々の嫌がらせは、単なる“陰湿な性格”から来る行動である可能性が高くなってきました。イジメを苦にして亜紀がさっさと引っ越しちゃったら、和樹(佐野勇斗)のことを奪え返せないと思うのですが……。まあ、そんなツッコミどころも含め、『砂の塔』を楽しみましょう。  さて、前回、いつものように鉄橋で亜紀と“ばったり”出会った航平(三代目J Soul Brothers・岩田剛典)は、思わずギュッと抱きしめちゃったわけですが、案の定、45階の梨乃(堀内敬子)に目撃され、写真をパシャパシャ。これを早速、ボスママ・寛子(横山めぐみ)にチクる梨乃。寛子は航平を呼び出し、職場の体操教室に生徒の母親との不倫を知られたくなかったら、「大人の男と女として、取り引きしましょう」と、要は「クビになりたくなかったら、私を抱け!」と迫ります。  しかし、「俺が、一方的にストーカーのように付け回しただけ」と、亜紀への思いが本気であることを打ち明ける航平。ストーカーの自覚あったのか、どうりで……。  航平の告白に激怒した寛子が、タワマンのロビーで「みなさ~ん。亜紀さんは、体操のコーチと不倫してるんですよ~」と大声で吹聴した結果、亜紀と取っ組み合いのケンカに。亜紀は頭を強打し、入院してしまいます。航平は心底、疫病神ですね。あと、今回の不幸は、珍しく弓子が噛んでなさそう。  母親不在となった高野家で、健一(ココリコ・田中直樹)が、フライパンのインフォマーシャルばりにグチャグチャなハンバーグを作っていると、おいしそうなハンバーグを持って弓子がピンポーンと到着。高野家にスルリと入り込むことに成功します。  その後、「本当の母親を知ってる」という弓子に、擦り寄る和樹。亜紀の指輪に刻まれた結婚記念日を見て、血が繋がっていないことを知ったという和樹ですが、一向に真実を伝えようとしない両親への不信感を「この人たち、俺を信用してないんだなって。やっぱ所詮、他人なんだなって」と語ります。  あの……、義母の皆さんって、息子が中学生になるまでに、「私は本当の母親じゃないのよ」と伝えるものなのでしょうか?「あいつら、2歳から13年間も、俺を騙しやがって!」という和樹の心情があまりピンとこなかったのですが、その辺の捕らえ方は、人それぞれなんでしょうね。  一方、入院中の亜紀の元を訪れ、「帰ってこなくてもいいわよ」「私のほうが、母親にふさわしいわ」とダメージを与える弓子。さらに、眼球をひんむきながら、「あなた知らないでしょ。和樹のイジメが始まったの、もう3年も前よ。私は知ってたわ。あの子をずっと見てたから」「いつ助けてくれるかと、私はあなたをずーっと見てた」とまくし立てます。このドラマは、ストーカーだらけですね。これが、ASKA容疑者の言う「ギフハブ」でしょうか?  この後、寛子が騒いだせいで、航平が体操教室を去る事態に。その帰り、鉄橋の上で退院したばかりの亜紀とばったり(2回目)。航平は逃避行に誘いますが、亜紀はすんでのところで思い留まり、航平を置いて13年間家族と見てきたクリスマスツリー点灯式へダッシュ。そこへ健一とそらが合流。和樹不在の中、3人で仲良くツリーを眺めます。  久々に、寛子が大活躍だった第8話。ツッコミどころ満載ながら、最近のスピード感はわくわくしますね。やっと、このイカれたドラマの見方がわかりました(最初の頃、マジメに見て損した……)。そういえば、ドラマのために書き下ろされた主題歌『砂の塔』を、いろいろな音楽番組で披露しているTHE YELLOW MONKEYですが、「傾いた塔、安定はしないっ♪」ってとこ、本当に暗い気持ちになりますね。『NHK紅白歌合戦』では、是非、別の曲でお願いします。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

松嶋菜々子も三代目・岩田剛典も「ギフハブ」!? ストーカーだらけの菅野美穂『砂の塔』

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 イジメドラマからサスペンスへと一変し、さらに「産みの親か、育ての親か?」という家族ドラマへと変貌を遂げている『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS系)の第8話。第6話以降、亜紀(菅野美穂)と直接対決するようになった弓子(松嶋菜々子)ですが、前半の数々の嫌がらせは、単なる“陰湿な性格”から来る行動である可能性が高くなってきました。イジメを苦にして亜紀がさっさと引っ越しちゃったら、和樹(佐野勇斗)のことを奪え返せないと思うのですが……。まあ、そんなツッコミどころも含め、『砂の塔』を楽しみましょう。  さて、前回、いつものように鉄橋で亜紀と“ばったり”出会った航平(三代目J Soul Brothers・岩田剛典)は、思わずギュッと抱きしめちゃったわけですが、案の定、45階の梨乃(堀内敬子)に目撃され、写真をパシャパシャ。これを早速、ボスママ・寛子(横山めぐみ)にチクる梨乃。寛子は航平を呼び出し、職場の体操教室に生徒の母親との不倫を知られたくなかったら、「大人の男と女として、取り引きしましょう」と、要は「クビになりたくなかったら、私を抱け!」と迫ります。  しかし、「俺が、一方的にストーカーのように付け回しただけ」と、亜紀への思いが本気であることを打ち明ける航平。ストーカーの自覚あったのか、どうりで……。  航平の告白に激怒した寛子が、タワマンのロビーで「みなさ~ん。亜紀さんは、体操のコーチと不倫してるんですよ~」と大声で吹聴した結果、亜紀と取っ組み合いのケンカに。亜紀は頭を強打し、入院してしまいます。航平は心底、疫病神ですね。あと、今回の不幸は、珍しく弓子が噛んでなさそう。  母親不在となった高野家で、健一(ココリコ・田中直樹)が、フライパンのインフォマーシャルばりにグチャグチャなハンバーグを作っていると、おいしそうなハンバーグを持って弓子がピンポーンと到着。高野家にスルリと入り込むことに成功します。  その後、「本当の母親を知ってる」という弓子に、擦り寄る和樹。亜紀の指輪に刻まれた結婚記念日を見て、血が繋がっていないことを知ったという和樹ですが、一向に真実を伝えようとしない両親への不信感を「この人たち、俺を信用してないんだなって。やっぱ所詮、他人なんだなって」と語ります。  あの……、義母の皆さんって、息子が中学生になるまでに、「私は本当の母親じゃないのよ」と伝えるものなのでしょうか?「あいつら、2歳から13年間も、俺を騙しやがって!」という和樹の心情があまりピンとこなかったのですが、その辺の捕らえ方は、人それぞれなんでしょうね。  一方、入院中の亜紀の元を訪れ、「帰ってこなくてもいいわよ」「私のほうが、母親にふさわしいわ」とダメージを与える弓子。さらに、眼球をひんむきながら、「あなた知らないでしょ。和樹のイジメが始まったの、もう3年も前よ。私は知ってたわ。あの子をずっと見てたから」「いつ助けてくれるかと、私はあなたをずーっと見てた」とまくし立てます。このドラマは、ストーカーだらけですね。これが、ASKA容疑者の言う「ギフハブ」でしょうか?  この後、寛子が騒いだせいで、航平が体操教室を去る事態に。その帰り、鉄橋の上で退院したばかりの亜紀とばったり(2回目)。航平は逃避行に誘いますが、亜紀はすんでのところで思い留まり、航平を置いて13年間家族と見てきたクリスマスツリー点灯式へダッシュ。そこへ健一とそらが合流。和樹不在の中、3人で仲良くツリーを眺めます。  久々に、寛子が大活躍だった第8話。ツッコミどころ満載ながら、最近のスピード感はわくわくしますね。やっと、このイカれたドラマの見方がわかりました(最初の頃、マジメに見て損した……)。そういえば、ドラマのために書き下ろされた主題歌『砂の塔』を、いろいろな音楽番組で披露しているTHE YELLOW MONKEYですが、「傾いた塔、安定はしないっ♪」ってとこ、本当に暗い気持ちになりますね。『NHK紅白歌合戦』では、是非、別の曲でお願いします。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)