
『坂本龍一[音盤] ビートサウンド』
(ステレオサウンド)
最近では脱原発運動にも熱心に取り組む、“世界のサカモト”こと坂本龍一。デモ参加中の「たかが電気」との発言に対し、産経新聞がコラムで取り上げて批判するなど、一部マスコミからのバッシング報道が沸き上がっている。8月8日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、「異様なNYエコライフ」と題された記事で、坂本のセレブな生活ぶりが揶揄的にレポートされている。
「昨年7月には坂本氏のインタビュー記事を掲載するなど、同氏の脱原発活動に好意的だった文春ですが、今年に入って新谷学編集長体制になってから編集方針が変わりましたね。スクープ主義を打ち出して大物のスキャンダル記事を次々と掲載する一方、東電や原発を批判する記事は明らかに減りました。坂本バッシング記事の掲載も、そうした流れの一環と見ていいでしょう」(別の週刊誌記者)
そんな中、一部の週刊誌では坂本氏の女性スキャンダルを追う動きも出ているようだ。
「坂本氏にとって最大の魅力であり、またアキレス腱でもあるのが女性問題です。“現代のカサノバ”と呼ばれるほど旺盛な精力を誇り、数々の女性と浮名を流す中で、トラブルに発展したケースも少なくありません。音楽業界では、若き日の坂本さんが女性ファンに手を出すだけでは飽きたらず、ある有名女性シンガーを強引に組み伏せたという逸話が語り継がれています。DV癖もあるとささやかれる坂本さんですから、俳優・森本レオのような“古傷”が出てこないとも限りません」(前出の記者)
かつては、嫌いな音楽は絶対に聴かないと公言し、気に入らない服装をしていた友人と絶交するなど、自らの美意識に反するものを徹底して退けてきた坂本龍一。ところが、最近の脱原発イベントでは、どう見ても坂本氏の好みとは思えないバンドとも共演している。これは人間的に円くなった結果なのだろうか?
「坂本さんは確かに円くなりました。周囲の人を怒鳴ったりすることもありませんし、共演の申し込みにも、よく応じるようになりました。その背景には、事務所の経営状態がさほど良くないという事情もあるようです。自身のコンサートにエコ電力を導入するなど、相当の資金を音楽活動につぎ込んでますからね。そんな中、事実上の妻である事務所社長のSさんが、坂本氏をうまくコントロールしている面も大きいでしょう」(レコード会社関係者)
デビューから30年以上、日本の音楽界の話題の中心には、いつも坂本龍一がいた。音楽関係者の一部には「音楽よりも人間性のほうが面白い」と揶揄する向きもあるが、今後も硬軟取り混ぜた話題を提供してもらいたいものだ。
(文=市村彰)
「2555」カテゴリーアーカイブ
新聞・週刊誌にバッシングされる脱原発の旗手・坂本龍一のアキレス腱は「オンナ」?

『坂本龍一[音盤] ビートサウンド』
(ステレオサウンド)
最近では脱原発運動にも熱心に取り組む、“世界のサカモト”こと坂本龍一。デモ参加中の「たかが電気」との発言に対し、産経新聞がコラムで取り上げて批判するなど、一部マスコミからのバッシング報道が沸き上がっている。8月8日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、「異様なNYエコライフ」と題された記事で、坂本のセレブな生活ぶりが揶揄的にレポートされている。
「昨年7月には坂本氏のインタビュー記事を掲載するなど、同氏の脱原発活動に好意的だった文春ですが、今年に入って新谷学編集長体制になってから編集方針が変わりましたね。スクープ主義を打ち出して大物のスキャンダル記事を次々と掲載する一方、東電や原発を批判する記事は明らかに減りました。坂本バッシング記事の掲載も、そうした流れの一環と見ていいでしょう」(別の週刊誌記者)
そんな中、一部の週刊誌では坂本氏の女性スキャンダルを追う動きも出ているようだ。
「坂本氏にとって最大の魅力であり、またアキレス腱でもあるのが女性問題です。“現代のカサノバ”と呼ばれるほど旺盛な精力を誇り、数々の女性と浮名を流す中で、トラブルに発展したケースも少なくありません。音楽業界では、若き日の坂本さんが女性ファンに手を出すだけでは飽きたらず、ある有名女性シンガーを強引に組み伏せたという逸話が語り継がれています。DV癖もあるとささやかれる坂本さんですから、俳優・森本レオのような“古傷”が出てこないとも限りません」(前出の記者)
かつては、嫌いな音楽は絶対に聴かないと公言し、気に入らない服装をしていた友人と絶交するなど、自らの美意識に反するものを徹底して退けてきた坂本龍一。ところが、最近の脱原発イベントでは、どう見ても坂本氏の好みとは思えないバンドとも共演している。これは人間的に円くなった結果なのだろうか?
「坂本さんは確かに円くなりました。周囲の人を怒鳴ったりすることもありませんし、共演の申し込みにも、よく応じるようになりました。その背景には、事務所の経営状態がさほど良くないという事情もあるようです。自身のコンサートにエコ電力を導入するなど、相当の資金を音楽活動につぎ込んでますからね。そんな中、事実上の妻である事務所社長のSさんが、坂本氏をうまくコントロールしている面も大きいでしょう」(レコード会社関係者)
デビューから30年以上、日本の音楽界の話題の中心には、いつも坂本龍一がいた。音楽関係者の一部には「音楽よりも人間性のほうが面白い」と揶揄する向きもあるが、今後も硬軟取り混ぜた話題を提供してもらいたいものだ。
(文=市村彰)
「子どもたちが希望を持てる国にするために」東日本大震災追悼イベントに坂本龍一が登場

3月10日・11日の2日間、東京・日比谷公園で『311東日本大震災 市民のつどい Peace On Earth(ピースオンアース)』が開催された。
震災から1年、犠牲になった方々を追悼し黙とうを捧げ、これからの未来を共有する場をつくるという理念の下、学者や活動家、ミュージシャン、アーティストらが参加。トークイベントやライブが行われた。
11日には、この日のためにニューヨークから駆けつけた坂本龍一氏がトークイベントに登場。活動の拠点をニューヨークに移している坂本氏は、11年前の同時多発テロも体験している。
「9.11のとき現場のすぐそばにいたのですが、思考停止状態になりました。あのにぎやかなニューヨークが静まり返ったんですよ。誰も音楽をかけないし、ストリートミュージシャンもいなくなっちゃったし、車のクラクションも聞こえなくなった。こういうとき、人間って静かになるんだなと思いました」
3.11のときは9.11と同じような気持ちになり、「長いこと音楽が聴けなくなりましたね」という。また「メディアでよく音楽の力とか、音楽で元気を与えるというけど嫌なんだね、不遜な感じがして。音楽が寄り添うというのが合っているんじゃないかな」と独自の音楽観を語った。
また、原発に関しても強い危機感を持っている一方、「東電の中にも自然エネルギーを普及させようと考えている人たちもいるし、魔女狩りみたいに東電は悪だとか、その家族の人たちまで差別するのはいけないと思う」と冷静な視点も。
そして、日本のエネルギー自給率が低いことに対しては強い苦言を呈す。
「戦争とか災害が起きたときには、日本国民は生きていけない。エネルギーがなくなったら産業活動や生活ができない。日本はそんな脆弱なインフラの上に成り立っているのです。外国からエネルギーを毎年ものすごい量、年間11兆から12兆円も買っています。みなさんの税金が燃料と交換で海外に出ていく。そんなことをするよりは国内でエネルギーを自給するために使ったほうがいいんじゃないのか。やり方次第ではできると思うんです」
その実現のためには法整備が重要であると訴えた。
「まずは政治を変えなくてはいけない。(宗教学者の)中沢新一君みたいに、日本における『緑の党』を作ろうとしている、思いを託せる人を政治の場に送り込むことが大切なのでは」
子どもたちにとって希望の持てる国にするためにも、今こそ坂本氏の言葉をかみ締める必要があるのではないか。
(撮影・文=シン上田)
「子どもたちが希望を持てる国にするために」東日本大震災追悼イベントに坂本龍一が登場

3月10日・11日の2日間、東京・日比谷公園で『311東日本大震災 市民のつどい Peace On Earth(ピースオンアース)』が開催された。
震災から1年、犠牲になった方々を追悼し黙とうを捧げ、これからの未来を共有する場をつくるという理念の下、学者や活動家、ミュージシャン、アーティストらが参加。トークイベントやライブが行われた。
11日には、この日のためにニューヨークから駆けつけた坂本龍一氏がトークイベントに登場。活動の拠点をニューヨークに移している坂本氏は、11年前の同時多発テロも体験している。
「9.11のとき現場のすぐそばにいたのですが、思考停止状態になりました。あのにぎやかなニューヨークが静まり返ったんですよ。誰も音楽をかけないし、ストリートミュージシャンもいなくなっちゃったし、車のクラクションも聞こえなくなった。こういうとき、人間って静かになるんだなと思いました」
3.11のときは9.11と同じような気持ちになり、「長いこと音楽が聴けなくなりましたね」という。また「メディアでよく音楽の力とか、音楽で元気を与えるというけど嫌なんだね、不遜な感じがして。音楽が寄り添うというのが合っているんじゃないかな」と独自の音楽観を語った。
また、原発に関しても強い危機感を持っている一方、「東電の中にも自然エネルギーを普及させようと考えている人たちもいるし、魔女狩りみたいに東電は悪だとか、その家族の人たちまで差別するのはいけないと思う」と冷静な視点も。
そして、日本のエネルギー自給率が低いことに対しては強い苦言を呈す。
「戦争とか災害が起きたときには、日本国民は生きていけない。エネルギーがなくなったら産業活動や生活ができない。日本はそんな脆弱なインフラの上に成り立っているのです。外国からエネルギーを毎年ものすごい量、年間11兆から12兆円も買っています。みなさんの税金が燃料と交換で海外に出ていく。そんなことをするよりは国内でエネルギーを自給するために使ったほうがいいんじゃないのか。やり方次第ではできると思うんです」
その実現のためには法整備が重要であると訴えた。
「まずは政治を変えなくてはいけない。(宗教学者の)中沢新一君みたいに、日本における『緑の党』を作ろうとしている、思いを託せる人を政治の場に送り込むことが大切なのでは」
子どもたちにとって希望の持てる国にするためにも、今こそ坂本氏の言葉をかみ締める必要があるのではないか。
(撮影・文=シン上田)
