みやぞん『24時間テレビ』トライアスロン企画がパワハラ!?「断れない性格なのをいいことに……」

 6月3日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系/以下同)では、『24時間テレビ 愛は地球を救う』のマラソンランナーが発表された。走者に選ばれたのはANZEN漫才のみやぞん。しかし今年のマラソンは“24時間テレビ”史上最も過酷なものになるようで、視聴者からは「いくらなんでも無茶させすぎ……」と心配の声が上がっている。

「みやぞんはこれまで、同番組で類まれなる身体能力を発揮して人々を驚かせてきました。空中ブランコに挑戦した回では、たった10日ほどの練習で見事に成功させ話題に。また偶然転がってきたボールを投げ返して高校の野球部にスカウトされたというエピソードには、内村光良も“漫画のよう”と驚いています」(芸能ライター)

 今回の『イッテQ!』では、『24時間テレビ』の応援団長に就任した出川哲朗がマラソンランナーを発表。みやぞんが走ることになったのだが、彼の身体能力を考慮し今年は“トライアスロン形式”のチャレンジが行われるという。

 一般的にトライアスロンとは、水泳・自転車ロードレース・長距離走の3種目を一度に行う過酷な競技。それでもみやぞん本人は「『イッテQ!』背負ってるってのはありますから、泣き言えないなって思って」「やらせて下さい!」と快諾していたのだが……。

「以前から『24時間テレビ』のマラソンは“過酷すぎる”と指摘されていました。昨年はブルゾンちえみが選ばれたのですが、彼女にランナーであることを伝えられたのは放送当日。準備期間も用意されなかったため、『負担が大きすぎでは?』といった声が寄せられています。今回は前もって発表されましたが、チャレンジの難易度は格段にアップ。加えてみやぞんは“優しい性格”という印象が強いため、『みやぞんが断れない性格なのをいいことに酷使しすぎ』『これはパワハラなのでは?』といった声が上がっていました」(同)

『24時間テレビ 愛は地球を救う』の放送日は、夏後半の8月25日から26日。そのため「そうとうな炎天下になりそうだし倒れないか心配」「真夏日にトライアスロンを素人にやらせるのは危なくない?」といった意見も寄せられている。

 しかし一方で、これまでいくつもの無茶な企画に挑んできたみやぞんには、「絶対最後まで走り切ってくれそう」「むしろ早すぎて時間が余ってしまうのでは?」と期待する声も。本番までにしっかり調整して、無事に走り切ってくれることを祈るばかりだ。

みやぞん『24時間テレビ』トライアスロン企画がパワハラ!?「断れない性格なのをいいことに……」

 6月3日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系/以下同)では、『24時間テレビ 愛は地球を救う』のマラソンランナーが発表された。走者に選ばれたのはANZEN漫才のみやぞん。しかし今年のマラソンは“24時間テレビ”史上最も過酷なものになるようで、視聴者からは「いくらなんでも無茶させすぎ……」と心配の声が上がっている。

「みやぞんはこれまで、同番組で類まれなる身体能力を発揮して人々を驚かせてきました。空中ブランコに挑戦した回では、たった10日ほどの練習で見事に成功させ話題に。また偶然転がってきたボールを投げ返して高校の野球部にスカウトされたというエピソードには、内村光良も“漫画のよう”と驚いています」(芸能ライター)

 今回の『イッテQ!』では、『24時間テレビ』の応援団長に就任した出川哲朗がマラソンランナーを発表。みやぞんが走ることになったのだが、彼の身体能力を考慮し今年は“トライアスロン形式”のチャレンジが行われるという。

 一般的にトライアスロンとは、水泳・自転車ロードレース・長距離走の3種目を一度に行う過酷な競技。それでもみやぞん本人は「『イッテQ!』背負ってるってのはありますから、泣き言えないなって思って」「やらせて下さい!」と快諾していたのだが……。

「以前から『24時間テレビ』のマラソンは“過酷すぎる”と指摘されていました。昨年はブルゾンちえみが選ばれたのですが、彼女にランナーであることを伝えられたのは放送当日。準備期間も用意されなかったため、『負担が大きすぎでは?』といった声が寄せられています。今回は前もって発表されましたが、チャレンジの難易度は格段にアップ。加えてみやぞんは“優しい性格”という印象が強いため、『みやぞんが断れない性格なのをいいことに酷使しすぎ』『これはパワハラなのでは?』といった声が上がっていました」(同)

『24時間テレビ 愛は地球を救う』の放送日は、夏後半の8月25日から26日。そのため「そうとうな炎天下になりそうだし倒れないか心配」「真夏日にトライアスロンを素人にやらせるのは危なくない?」といった意見も寄せられている。

 しかし一方で、これまでいくつもの無茶な企画に挑んできたみやぞんには、「絶対最後まで走り切ってくれそう」「むしろ早すぎて時間が余ってしまうのでは?」と期待する声も。本番までにしっかり調整して、無事に走り切ってくれることを祈るばかりだ。

『24時間テレビ』毎年批判殺到でも「チャリティーマラソン」をやめられない裏事情とは?

 毎年夏の恒例行事となっている『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)の「チャリティーマラソン」が中止になるのではと複数のメディアが報じている。

 昨年の2017年度は、本番当日までランナーが発表されず、フタを開けてみればブルゾンちえみであった。汗をかいても落ちないメイクや、「誰得」と言われた“揺れ乳”、お約束の放送時間ギリギリのゴールなど、できすぎた展開が批判を浴びた。

「今年の『24時間テレビ』のパーソナリティーは、ジャニーズアイドルグループの“セクゾ”ことSexy Zoneが担当します。例年だと4月から5月の発表だったものが、早くも1月に発表され、メンバーの一人である中島健人が『ぐるぐるナインティナイン』(同)の名物企画『グルメチキンレース・ゴチになります!』の新レギュラーに加入するなど、局を挙げて宣伝に力を入れている様子がうかがえます。セクゾの知名度が低いこともあるでしょうが、これまでにない、新しい『24時間テレビ』像を模索しているのも確かでしょう」(業界関係者)

 だが『24時間テレビ』のマラソン企画が、何があっても実行されるという見方もある。それには、お正月の名物番組が関係している。

「実は『24時間テレビ』のマラソン中継は、『箱根駅伝』の公開リハーサルを兼ねているともいわれています。『箱根駅伝』はレースのすべての時間が中継されますが『24時間テレビ』の場合は断片的にしか映りません。その放送されていない時間を利用して、機材のチェックや、スタッフの中継練習として、この企画が使われているといった話もあるんです」(同)

『箱根駅伝』は毎年30%近い高視聴率を記録する人気コンテンツのひとつである。同番組を成功させるために、批判があろうとも「チャリティーマラソン」を続ける理由が、日本テレビにはあるのだ。
(文=平田宏利)

『24時間テレビ』毎年批判殺到でも「チャリティーマラソン」をやめられない裏事情とは?

 毎年夏の恒例行事となっている『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)の「チャリティーマラソン」が中止になるのではと複数のメディアが報じている。

 昨年の2017年度は、本番当日までランナーが発表されず、フタを開けてみればブルゾンちえみであった。汗をかいても落ちないメイクや、「誰得」と言われた“揺れ乳”、お約束の放送時間ギリギリのゴールなど、できすぎた展開が批判を浴びた。

「今年の『24時間テレビ』のパーソナリティーは、ジャニーズアイドルグループの“セクゾ”ことSexy Zoneが担当します。例年だと4月から5月の発表だったものが、早くも1月に発表され、メンバーの一人である中島健人が『ぐるぐるナインティナイン』(同)の名物企画『グルメチキンレース・ゴチになります!』の新レギュラーに加入するなど、局を挙げて宣伝に力を入れている様子がうかがえます。セクゾの知名度が低いこともあるでしょうが、これまでにない、新しい『24時間テレビ』像を模索しているのも確かでしょう」(業界関係者)

 だが『24時間テレビ』のマラソン企画が、何があっても実行されるという見方もある。それには、お正月の名物番組が関係している。

「実は『24時間テレビ』のマラソン中継は、『箱根駅伝』の公開リハーサルを兼ねているともいわれています。『箱根駅伝』はレースのすべての時間が中継されますが『24時間テレビ』の場合は断片的にしか映りません。その放送されていない時間を利用して、機材のチェックや、スタッフの中継練習として、この企画が使われているといった話もあるんです」(同)

『箱根駅伝』は毎年30%近い高視聴率を記録する人気コンテンツのひとつである。同番組を成功させるために、批判があろうとも「チャリティーマラソン」を続ける理由が、日本テレビにはあるのだ。
(文=平田宏利)

難航する『24時間マラソン』にとんねるずが名乗り!? “出禁”日テレとの雪解け目的で……

 日本テレビ系で放送される夏の風物詩『24時間テレビ』。その目玉である「チャリティーマラソン」のランナー選考が今年も難航しているという。

 昨年はブルゾンちえみがランナーを務めたが、当日のサプライズ発表となり、ブルゾン本人にはスタート1時間前に告げられた。

「チャリティー番組なのに、わざわざサプライズ発表にして視聴率を稼ごうとする手法に批判が殺到しました。そのため、今年は早い段階からランナーを発表する方針となっています。かつては1,000万円といわれていたギャラについても、『それを募金したほうがいい』という声に押され、今では100万円程度まで下げられている。その後、日テレがプッシュしてくれるとはいえ、半端ではない練習量が必要ですから、誰も引き受けたがらない」(テレビ関係者)

 日テレサイドも、昨年中からこうした状況を想定して、候補者についてはアタリをつけていたという。日テレ関係者が耳打ちする。

「岡田結実、ANZEN漫才・みやぞん、ピース・又吉直樹の名前が挙がっていました。しかし、岡田は父親である、ますだおかだの岡田圭右が昨年離婚。母親が親権を持つため『岡田圭右の娘』とアピールしづらくなった。みやぞんは身体能力が高すぎて、感動に乏しい。『NEWS ZERO』でキャスターを務める又吉も、“芥川賞作家”の肩書が飽きられ、米国留学中の相方・綾部祐二を呼び寄せたとしてもインパクトは弱い」

 そんな中、意外な人物が水面下で名乗りを上げているというのだ。業界関係者が明かす。

「芸能界からリストラ危機にあるとんねるずが、売り込みをかけているとのウワサがあるんです。とんねるずといえば、過去に日テレの有力プロデューサーとのいざこざで“出禁”状態となっており、ランナーを引き受けることで雪解けを狙っているといいます。おそらく、走るのは木梨憲武のほうで、彼は6月のロンドンを皮切りに、7月からおよそ2年かけて全国で個展を開催します。チャリティマラソンは、そのプロモーションとして最適ですからね」

 スタートラインに立つのは果たして誰だ!?

難航する『24時間マラソン』にとんねるずが名乗り!? “出禁”日テレとの雪解け目的で……

 日本テレビ系で放送される夏の風物詩『24時間テレビ』。その目玉である「チャリティーマラソン」のランナー選考が今年も難航しているという。

 昨年はブルゾンちえみがランナーを務めたが、当日のサプライズ発表となり、ブルゾン本人にはスタート1時間前に告げられた。

「チャリティー番組なのに、わざわざサプライズ発表にして視聴率を稼ごうとする手法に批判が殺到しました。そのため、今年は早い段階からランナーを発表する方針となっています。かつては1,000万円といわれていたギャラについても、『それを募金したほうがいい』という声に押され、今では100万円程度まで下げられている。その後、日テレがプッシュしてくれるとはいえ、半端ではない練習量が必要ですから、誰も引き受けたがらない」(テレビ関係者)

 日テレサイドも、昨年中からこうした状況を想定して、候補者についてはアタリをつけていたという。日テレ関係者が耳打ちする。

「岡田結実、ANZEN漫才・みやぞん、ピース・又吉直樹の名前が挙がっていました。しかし、岡田は父親である、ますだおかだの岡田圭右が昨年離婚。母親が親権を持つため『岡田圭右の娘』とアピールしづらくなった。みやぞんは身体能力が高すぎて、感動に乏しい。『NEWS ZERO』でキャスターを務める又吉も、“芥川賞作家”の肩書が飽きられ、米国留学中の相方・綾部祐二を呼び寄せたとしてもインパクトは弱い」

 そんな中、意外な人物が水面下で名乗りを上げているというのだ。業界関係者が明かす。

「芸能界からリストラ危機にあるとんねるずが、売り込みをかけているとのウワサがあるんです。とんねるずといえば、過去に日テレの有力プロデューサーとのいざこざで“出禁”状態となっており、ランナーを引き受けることで雪解けを狙っているといいます。おそらく、走るのは木梨憲武のほうで、彼は6月のロンドンを皮切りに、7月からおよそ2年かけて全国で個展を開催します。チャリティマラソンは、そのプロモーションとして最適ですからね」

 スタートラインに立つのは果たして誰だ!?

「メンバー知名度低すぎ!」Sexy Zone司会決定の『24時間テレビ』“募金額ワースト”決定か?

 8月25~26日放送の『24時間テレビ41 愛は地球を救う』(日本テレビ系)のメインパーソナリティを、ジャニーズのアイドルグループ・Sexy Zoneが務めることが27日放送の同局『嵐にしやがれ』内で発表された。

 Sexy Zoneは、中島健人、菊池風磨、佐藤勝利、松島聡、マリウス葉による平均年齢20.6歳の5人組グループ。昨年10月リリースのシングル「ぎゅっと」(ポニーキャニオン)は、オリコン初動売上11.9万枚を記録した。

 なお、昨年のメインパーソナリティーは、嵐・櫻井翔、NEWS・小山慶一郎、KAT-TUN・亀梨和也。一昨年はNEWSで、さらに前年はV6とHey! Say! JUMP。Sexy Zoneが同パーソナリティを務めるのは、初となる。

「Sexy Zoneは、ジャニーズ事務所が今年もっとも“ゴリ押し”しているグループと言われている。しかし、熱心なファンが付く一方で一般知名度は低く、メンバーの個人名となると知らない人がほとんど。Sexy Zoneだけで『24時間テレビ』を引っ張っていくのは無謀とも思えるだけに、V6とHey! Say! JUMPが合同でメインパソナリティーを務めた2015年のように、追加で先輩グループが発表される可能性は否めません」(芸能記者)

 SMAP、TOKIO、嵐に続く“国民的グループ”がなかなか育たず、最近は焦りが垣間見えるジャニーズ事務所。そんな事務所の言いなりになっているようにも見える『24時間テレビ』だが、当然、日テレ側にとってSexy Zoneの知名度の低さは不安材料と言えるだろう。

「今月、同局『ぐるぐるナインティナイン』の人気企画『ゴチになります!』の新メンバーに、TOKIO・国分太一と入れ替わりで中島を加入させたのも、『24時間テレビ』へ向けて知名度を上げるための策略と見られています。また、例年、メインパーソナリティは4月頃に発表されることが多い中、1月という早い段階で発表したのも、時間をかけて注目度を上げるための戦略でしょう」(同)

 視聴率と同じく、毎年注目されるのが募金額だが、昨年の総額は6億9,915万3,512円。7億円を下回ったのは、35年ぶりの出来事だった。

「嵐がメインパーソナリティを務めた4年前には、募金総額が15億円を超えていた。激減した最たる要因は、多くの視聴者が同番組の“エセチャリティぶり”に気付き始めたことでしょう。ただ、パーソナリティの人気度も募金額に影響すると言われるだけに、Sexy Zoneでは厳しそう」(同)

 昨年は募金額が減る一方で、平均視聴率は18.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と番組歴代2位の好数字を記録した『24時間テレビ』。このチャンスを足がかりに、Sexy Zoneは嵐に続く国民的スターとなれるだろうか?

Sexy Zone・中島健人の『ぐるナイ』ゴチ加入は『24時間テレビ』出演への布石か?

『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気企画「ゴチになります!」に新メンバーとしてSexy Zoneの中島健人と橋本環奈の加入が発表された。

「ゴチ」では昨年末に、TOKIO・国分太一と、ナインティナイン・矢部浩之の“クビ”が発表されている。番組のルールにより矢部は1年間の休業となるが、国分は19年間続けたレギュラー枠を卒業となった。

 中島の加入により、ネット上では「ジャニーズ枠あるのか」「なんか、できすぎだな」といった声も聞こえる。なによりセクゾは、日テレと“蜜月”にあるジャニーズアイドルグループである。

「中島は『BAD BOYS J』(13)、『黒崎くんの言いなりになんてならない』(15)と、日本テレビ系のドラマにおいて相次いで主演しています。さらに、セクゾのほかのメンバーでも菊池風磨が『吾輩の部屋である』(17)、佐藤勝利が『49』(13)と日テレ系のドラマで主演していますね」(放送作家)

 こうした露出の多さに加え、今回の中島の「ゴチ」加入で可能性が高まったのが、夏の恒例番組『24時間テレビ』へのセクゾ登場だろう。

「『24時間テレビ』では、毎年ジャニーズタレントがメインパーソナリティを務めています。昨年は櫻井翔、亀梨和也、小山慶一郎の並びですが、通常は特定のグループが務めます。嵐やHey! Say! JUMPはすでに経験していますから、ジャニーズ事務所としては、そろそろSexy Zoneをお披露目したいところでしょう」(同)

 中島の「ゴチ」加入は、本人にバラエティ対応力をつけさせたいのはもちろん、『24時間テレビ』に向けての地ならしといえるかもしれない。
(文=平田宏利)

『24時間テレビ』の「感動ポルノ」を障害者はどう見るのか?――バニラ・エア騒動の木島英登氏に聞く

 8月26~27日に放送される『24時間テレビ 愛は世界を救う』(日本テレビ系)。今年も障害者や難病患者などのチャレンジ企画が行われるが、近年、同番組における障害者への演出に対し「感動ポルノ(健常者に勇気や希望を与えるための道具)ではないか?」という声も寄せられている。昨年放送された裏番組『バリバラ』(NHK Eテレ)では「検証!『障害者×感動』の方程式」がテーマに掲げられ、本家を「感動ポルノ」と皮肉に扱った内容が大きな話題を呼んだ。はたして『24時間テレビ』は「感動ポルノ」なのだろうか? 6月にバニラ・エア搭乗拒否騒動で話題になった「バリアフリー研究所」代表の木島英登氏に、同番組の障害者の取り上げ方について聞いた。

■“募金する人が正しい”とされる、押しつけ感のある雰囲気が好きでない

ーーご自身も過去のけがで下半身不随になり、車いすで生活する障害者のおひとりですが、『24時間テレビ』はご覧になりますか?

木島英登氏(以下、木島) 自分が障害を持つ前から、『24時間テレビ』は見ていません。もともと、ファンタジーよりリアリティーが好きなので、『24時間テレビ』のように作られた演出で涙を誘うものよりも、リアリティーあるドキュメンタリー番組のほうが好きですね。

ーー『24時間テレビ』のような番組を放送することについて、どう思いますか?

木島 見る人がいるから番組が放送されていると思うんですが、個人的には「皆、なぜ見るのかな?」という思いです。私も、たまたまテレビをつけたら『24時間テレビ』が放送されていて、見たことはあるのですが、どうも心地悪いというか……リアリティーがないんですよね。私が、怪我で車いすの生活になったのは高校3年生のときでした。当時は「もしかしたら、『アルプスの少女ハイジ』のクララのように、奇跡が起きて歩けるようになるんじゃないか」と考えたこともありましたが、そんな奇跡は絶対にありえない。リハビリすれば歩けるようになる病気もあるんでしょうけれど、私のように脊髄損傷で下半身不随になった場合、歩くことは絶対に不可能なんです。

 『24時間テレビ』も視聴者からしたら、「かわいそうな人が頑張るストーリー」がわかりやすいから、受けているのかもしれませんね。事実、視聴率も高いから放送しているんでしょうけど、個人的には残念という思いはあります。また、募金もあまり好きではないです。アフリカやアジアで、募金がひどい使われ方をしているのをたくさん見ています。募金しても政治家が半分持っていったりとか、寄付した洋服が流れ流れて露店で売られているとか、使われ方を末端まで管理するのが難しいんですね。とはいえ、寄付自体を全否定しているわけではなく、“募金する人が正しい”とされる、押しつけ感のある雰囲気があまり好きではないです。

ーー近年ますます批判が高まっているにもかかわらず、番組を毎年放送することをどう思いますか?

木島 批判が高まっているといっても、テレビを見ている人たちは、批判されていることすら知らないかもしれません。確かにネット上では批判されているかもしれませんが、今の世の中、テレビを見ているほとんどが高齢の方ばかりで、ネットを見る人たちはテレビを見ていないのでは、と思います。また、『24時間テレビ』に限らず、ネットの評価って基本批判が多いじゃないですか。良い評価ってあまり書かれないので、一概に批判が高まっているとも言い切れません。ただ、障害当事者の中では、あまり評判がよくない印象はあります。

ーーなぜ評判がよくないのですか?

木島 毎年放送される内容は、チャリティーがメインですよね。障害者運動は、世界的にチャリティー(慈善事業)からオポチュニティー(機会平等)へという流れなのに、いつまでもチャリティーをやっているのは時代遅れなのでは、とも感じます。たとえば電車の障害者割引制度とか、そういう割引があるから、(特別扱いされて)障害者の機会平等が進まない。完全な交通バリアフリーが達成されない。もっと障害者に対して普通に接して、社会参画を促せばいいのに、と思います。とはいえ『24時間テレビ』も、障害のある出演者が番組に出ることによって、やりたいことに挑戦できるというメリットはあります。番組だから特別に許可が下りたり、金銭面や人的な周りのサポートがついたりするからです。ただ単純に、やりたいことに挑戦しているだけなのかもしれないのに、取り上げ方が感動ストーリーになるのは、さすがに出演者もわかっていることでしょう。お涙頂戴の番組と感じますが、年に一度ですし、別にいいのではないでしょうか。ちなみに、私のところへ出演依頼が来たことはありません(笑)。

ーー「感動ポルノ」と言われるものについて、どう考えていますか?

木島 うまく翻訳した、よく言ってくれた、という気持ちです。個人的には感動を煽る番組や映画は好きじゃありません。その感動ものに、障害者が使われるのは、しょうがないのかもしれません。だからといって止められるものでもないので、もっとほかの取り上げ方が増えたらいいなとは思います。最近は、パラリンピックの選手がメディアに出ることが増えましたが、重度な障害を持っていながら企業で働いている人や、結婚して家庭を守っている人、お金もうけで成功した人、さまざまな形で社会参画している人など、スポーツ以外の活動についても取り上げてほしいと思います。就労という部分が、生活の基盤として、最も大切な部分ですから。

ーー『24時間テレビ』の裏番組『バリバラ』は、ご覧になりますか?

木島 見ることもありますが、録画してまでは見ていません。先ほどお話しした「障害者の感動以外の取り上げ方」は、『バリバラ』やEテレが、多少なりともその役割を果たしています。ただ、やはりプラスの良いところばかりが放送されることが多いので、現実的なマイナス部分、社会の闇の部分も放送してほしいと思います。マイナス面をテレビで放送しても面白くないのかもしれませんが、実際は悲惨だったり苦労する話、差別を受けたりする場面もたくさんあるので、そういう部分も取り上げて、社会が変わるキッカケ、考えるキッカケを作ってほしいですね。

ーー木島さんといえば、6月に格安航空会社「バニラ・エア」の旅客機への搭乗を拒否され、自力でタラップをよじ登って乗り込んだという、一連の騒動が印象に残っていますが、また同じようなことが起きたそうですね。

木島 このインタビューの直前に、中国の大連に1週間ほど出張していました。関西空港で、行きの飛行機に危うく乗れなくなりそうになりました。「(車椅子利用者であると)48時間前までに事前連絡を行わなかった」のが理由です。利用したのはエアチャイナ(中国国際航空)でしたが、過去に4~5回は搭乗したことがあり、いずれも事前連絡はしなくてもスムーズに乗れていたので、驚きました。翌日の便に変更してほしいと頼みました。バニラ・エアの件があったばかりなのに、「また問題提起しないといけないのか、再炎上してしまうかな」と考えていると、出発25分前くらいに「手伝いは不要です」という文書に署名することで、どうにか乗ることができました。内部でも結構、揉めていたみたいですね。

ーーバニラ・エアの騒動では、事前連絡をしていなかったことへの批判が多かったですね。

木島 そうなんです。飛行機に乗れなくなりそうな現実を目の当たりにして、「私自身も考えを改めなきゃいけないのか」と自問しました。どうして私が事前連絡をしないかというと、大したことを頼まないからです。機内の通路を通る、小さな車いすを用意してもらうのみ。それがなければ、這って乗ります。車いすもバッテリーなどなく、8キロぐらいの軽いもの。中国国際航空から、「復路の便には、機内用車いすを積むよう手配した」と連絡をいただきましたが、実際には積まれてませんでした。小さな車いすひとつ積むことだけに事前連絡が必要というのは、よく理解できません。病人を運ぶのにも使えるから、ほかの航空会社のように標準で積み込んでおいてほしいと思います。

ーー木島さんは、なぜ事前連絡をしないことにこだわるのでしょうか?

木島 「事前連絡がないことを理由に、歩けない人の搭乗を拒否すること」は、私は差別だと考えます。そもそも外国で飛行機に乗るときなど、言葉が通じないので、事前連絡が無理なことがあります。飛行機がキャンセルや災害で飛ばなくなって、急に違う便に乗り換えることもあります。世界の主要な航空会社の中には、医療機器や分解が必要な電動車いす以外のときは、事前連絡が必要ないと明言しているところもあります。24年間ずっと、事前連絡なしに飛行機に乗ってきましたが、考え方を改めないといけないのか、一度、国土交通省に問い合わせてみようと思っています。ところで、出張で訪れた中国はバリアフリーが遅れていましたが、急速に改善の兆しが見られ、中国新幹線も車いす利用者がネット予約で簡単に乗れるようになっていました。いまだに電話で長々と手続きをさせられた上で、車いす席を事前予約しないといけない、日本の新幹線より優れていましたね。
(カワノアユミ)

『24時間テレビ』に登場しない障害者……精神障害や発達障害はなぜいない?

 8月26~27日に放送される『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)。同番組の定番企画として、足の不自由な障害者が登山をしたり、知的障害者の子どもたちがコンサートをしたりといった「障害者が何かにチャレンジする」というコーナーがある。これらが「募金目当ての感動ポルノだ」という視聴者からの批判が出るのも夏の風物詩のようなものだが、不思議なのは、同番組で取り上げられる障害者が身体障害者および知的障害者ばかりなことだ。そこには、うつ病・パニック障害等の精神障害者、ADHD(注意欠陥・多動性障害)・ASD(自閉症スペクトラム)等の発達障害者は出てこない。それはいったいなぜなのだろうか?

 日本テレビに電話でコメントを求めたところ、担当者不在で話を聞くことはできなかった。そこで、精神障害や発達障害の当事者の声を聞いてみた。

 筆者がTwitter上で「#もしも24時間TVに出てくる障害者が全員ADHDだったら」というハッシュタグを作って拡散したところ、「募金が集まらない」「障害者に見えないと苦情が入る」といった自虐的な意見が散見された。もはや彼らは『24時間テレビ』に自分たちが取り上げられることを諦めているのだ。

 精神障害、発達障害のような“見えない障害”というものは地味でわかりづらい。たとえば、うつ病は気分障害の一種で、気分が落ち込み、思考に歪みが生じる。

「物事を楽しく思うことが難しくなり、好きだった趣味などからも興味を失ってしまいます。寝込みがちになって体力が落ちる・不眠等の二次的な障害が発生すると、近場への外出や、上体を起こしているだけでもひどく疲弊してしまうことがあるんです」(うつ病のAさん)

 うつ病患者が『24時間テレビ』で何かにチャレンジするならば、行きたかったという場所へ旅行に行くのはどうだろう? 「うつ病になる前の夢だったんだ」と当人が言うのであれば、夢を叶えてみせてもいいだろう。

「うつ病患者は、調子の良い状態から急に体調が悪化することがよくあり、何度も途中下車を強いられるかもしれません。そうすると、申し訳なくて途中下車のたびにスタッフに何度も謝罪することになると思います」(Aさん)

 うつ病と併発しやすい病気に「パニック障害」がある。突然激しい動悸や焦燥感に襲われるパニック発作が起こり、「同じ発作が起きるのではないか」という不安で、発作を起こした場所に行けなくなってしまう人も多い。

 それならば、『24時間テレビ』のチャレンジコーナーで、パニックを起こした場所を克服する企画があってもいいだろう。

「いつパニック発作を起こすかはわからないので、もし発作を起こしたら、その場所への恐怖はより一層大きなものとなってしまいます。確かにトレーニングを積めば、そこへ近づけるようになると思いますが、もしそれができたとしたら、一見 “普通の人”が目的地まで行けた、という映像にしかならないでしょう」(パニック障害のBさん)

 発達障害だとどうだろうか? ADHDの当事者は、著しく注意力が欠如しており、一般的に整理整頓や片付けが苦手で、定型発達者(発達障害ではない人)の何倍もの労力が必要である。

 ならば、克服企画として、自分の汚部屋を片付けることにチャレンジしたら……?

「ものすごく苦労して片付け、息を切らして掃除機をかけても、やっと一般家庭の“ちょっときれいな状態”になるくらいだと思います」(ADHDのCさん)

 このように、“見えない障害”の当事者が『24時間テレビ』で障害を克服する企画に挑戦したとしても、足に障害のある少年少女が登山をする映像と比べると、インパクトの弱いものになってしまうだろう。とはいえ、それが精神障害者・発達障害者の実態であるならば、ありのままの姿を伝えることで、わかりづらい障害への理解を深めることにつながるのではないだろうか? ありのままの姿を伝えられないのならば、彼らをほかの障害者と同様に扱っており、昨年の『24時間テレビ』のパロディが障害者たちに好評だった裏番組の『バリバラ』(NHK)に、その役目を期待したほうがいいのかもしれない。
(Cyndi)