最近、『ゴッドタン』(テレビ東京系)が、以前にも増して飛ばしている。遠慮なく、コアな部分に迫っている印象だ。 こうなると、喜ぶのは視聴者だけではない。心に闇を、そして腹に一物を持つ報われない芸人たちが、がぜんイキイキしてきた。 ■「お笑い風」に憤る、報われない芸人たちが続々登場 始まりは、ハライチ・岩井勇気の開き直りだった。8月26日に放送された『ゴッドタン ゴールデン3時間半スペシャル!』の「芸人マジ歌ラブソングSP」に出場した岩井は「OWA LIAR(オワライアー)」なる曲を披露。この曲の歌詞は、彼の心の叫びだ。 「小さい頃から夢見てた 憧れの世界ゴールデン それが今、好きになれない」 「芸能人が笑ってる ゲラゲラ奇妙に笑ってる 全く面白くないことで」 「番宣役者を持ち上げて 芸人たちがそれっぽく 笑いに変えて見せている そんなものお笑いじゃない お笑い風……俺はそう呼ぶ」 この日を契機に、『ゴッドタン』はホップ・ステップ・ジャンプ! 9月16日の放送では、岩井と共にインパルス・板倉俊之、平成ノブシコブシ・徳井健太が出演し、現在のテレビ界への憤りを隠さなかった。 「結局、自分より藤田ニコルのほうが稼いでいる。飯食って『うまい』、犬を見て『かわいい』、それを言うために芸人になったわけじゃないので、そんな芸人を見ると『あぁコイツ、ヤッてんなぁ』と思って笑ってしまう」 「(ノブコブ吉村に向かって)偉いなって思うよ。スタッフさんと飲みに行って仕事増やしてたりするじゃん。俺、できないもん」(どちらも板倉の発言) ■割り切って「お笑い風」の仕事をこなす劇団ひとりに訴える、森三中・黒沢の激情 今のテレビに憤りを持つ人材が、とうとう女芸人からも現れた。9月24日放送分にて行われたのは、LINE未読スルーをきっかけに仲たがいした森三中・黒沢かずことアイドルの小池美由を対峙させる特別企画「黒沢と小池に友達になってほしい」であった。 ここで、満を持して黒沢がブチまける。標的になったのは、劇団ひとりだ。黒沢は、ひとりのことを「奇才」と捉え、最大限に評価している。なのに、以下のような辛辣な言葉を彼に向けたのだ。 「岩井君が言っていた“お笑い風”という言葉に共感しましたが、今は(ひとりが)それで食べてるんで微妙な感じです。あんな天才な劇団さんが心をどうコントロールして“おい風”をやってるのか知りたいです」 「本当にすごいと思って。だって奇才な方なのに、なんでゴールデンタイムであんなことできるのか、私は不思議でしょうがないです!」 そういえば、『ゴッドタンSP』でも、ひとりは同じ理由で攻撃されている。おぎやはぎから放たれた「ゴールデンに出てる劇団ひとりは全然面白くない」「『ボンビーガール』で、すげぇ手抜いてる」という指摘は、多くの芸人が抱く歯がゆさなのかもしれない。 ■なぜか、黒沢の“良いところ”を挙げられる人が現れない 話を24日放送分に戻そう。この日は黒沢と小池を仲直りさせることが、企画上の最大の目的。「お互いを理解することが友達になることの近道」と考えた番組側は、2人が事前に回答したアンケートにどんなことが書かれているのか当てるクイズを行う。 この中で、「黒沢が『最近吐いている弱音』は?」というクエスチョンが小池に出題される。果たして、本人による回答は「こんなババアで力がない大喜利もネタも出来ない人間の人気なんてあるわけねーし、この仕事いつまでやってんだろー」であった。 多くの視聴者にとって、黒沢の自己評価に対し異論があるはずだ。彼女のセンスと舞台度胸に関しては、多くのウォッチャーが“一級品”だと認めている。 おぎやはぎと劇団ひとりも、黒沢のことを高く評価する。「大喜利ができない」と自虐する黒沢に対し、「芸人には得意、不得意がある。黒沢は歌ネタが面白い」と言葉をかけるひとり。「歌ネタに代表的なものはない」とまだ抗い続ける黒沢であったが、「毎回、(ネタを)変えるから。志が高いから」と理詰めでフォローするひとりの言葉に、とうとう半泣きになってしまう。 仲直りするとしたら、こんな絶好の流れはない。「そんなに卑屈になる必要は絶対にない!」と涙ながらに黒沢を慰める小池であったが、「どんなところが(黒沢は)芸人として魅力的だと思う?」と問われるや、何も思い浮かばずに無言になってしまう。ついには、「それは自分で考えてよ!」と逆ギレする始末だ。 また、黒沢と小池の“友達候補”として登場したタレント・エヴァンス未希に、ひとりが「(黒沢に)良いところ言ってあげて」と促すと、彼女も黒沢を見つめたまま無言に……。 誰もが実力を認める黒沢であるが、具体的な長所を挙げるまでには至らない不思議な状況が続いてしまう。 この不穏な空気のスタジオに現れたのは、昨今、話題を呼んでいる「いかちゃん」であった。コップと手拍子を駆使し、リズムに乗せて人を褒めるネタを得意とする若手女芸人だ。 彼女は即座に「黒沢さん、人見知りだけどダンス上手♪」と、難なく黒沢のことを絶賛。この芸を見た黒沢のほんわかした表情は、あまりにも印象的だ。 ■25分番組に詰め込まれた、恐ろしい情報量 ここで、ふと気づく。黒沢に対し“良いところ”がまったく言えなかった小池とエヴァンスのくだりが、いかちゃん登場へのフリとして完全に機能しているではないか。 おぎやはぎと劇団ひとりのリアクションも含め、一丸の演技力ゆえに、こちらはみじんも気づくことができなかった。 正攻法で行くのなら、「お笑い風」を主軸に引っ張るだけで、この日は十分イケる。この日どころか、数週にわたり大丈夫なはずだ。しかし、フタを開ければ、1本分を丸々費やしてのロングコントのテイを成していたという。私は、完全に兜を脱いだ。 『ゴッドタン』は25分番組である。CMを外せば、正味20分にも達しない。その中で、この情報量。脱帽だ。 定番企画を発明すれば、それはバラエティ番組にとって強力な武器となる。『ゴッドタン』でいえば、「キス我慢選手権」や「マジ歌選手権」がそれに当たるだろう。今回の「お笑い風」いじりも、定番になり得る金脈だ。 しかし、金脈を手にしつつ、そこだけに定住しない『ゴッドタン』のドライな姿勢が恐ろしい。グラフィックデザイナーからなんの気負いもなく画家へ転身した横尾忠則の思い切りのよさを思い出した。 (文=寺西ジャジューカ)『ゴッドタン』テレビ東京
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“一発屋”AMEMIYAの貴重な持ち駒がヒドイことに……『ゴッドタン』の斬新回
10年ほど前、高橋ジョージが自身の唯一のヒット曲といっていい「ロード」(THE 虎舞竜)を、TOYOTAの純正カーナビCMで替え歌にして熱唱してる姿を見た時は、我が目を疑った。確か、「地デジの付いているナビは~幸せなんだと思う~」という歌詞だったと思う。 通常、パロディとは他者によって行われるもの。自らが作り、自らの存在を世に押し出した作品を、自らの手で茶化してみせる。あの時、高橋に対し「プライドはないのか!?」という声が市井からチラホラ上がったことを、私ははっきりと記憶している。 一方、芸人に関してはどうだろうか? 新陳代謝の早いお笑い界。「売れるよりも出続けるほうが難しい」とはよくいわれることだが、こうなると、打ち上げ花火のような押しの強いヒットギャグとともに売れては消える一発屋が量産される状況となってしまう。この現代に世知辛さを感じるのも事実だ。 そんな中、6月25日放送『ゴッドタン』(テレビ東京系)にて、画期的な企画が実施された。題して「ちょいエロ歌謡祭」。歌ネタやリズムネタを持つ芸人に持ちネタを“エロく”アレンジしてもらい、女性が引かない、ちょうどいいエロさの歌ネタを披露してもらうという趣旨である。 招集された芸人たちは、8.6秒バズーカー、ムーディ勝山、2700、AMEMIYAと、見事に一発屋ばかり。そう、彼らはまさに「一発」しか持っていない。その貴重な弾を、なんと自らの手で脚色してみせる。どのような改変が行われたのか? これが、どれもなかなかにひどかった。だからこそ、ある意味、見ものだった。 例えば、8.6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」。シチュエーションは「風俗の客とキャッチ」だ。はまやねん(太めのほう)が風俗店を探し、ある店の料金表を見て「ちょっと高いな」と帰りかける。その刹那、キャッチ役である相方の田中シングルが出てきて、アレンジ芸が始まった。 *** 田中「ちょっと待って、ちょっと待って、お兄さん。オプションいろいろ付けますよ! 生フェラ、ゴムなし、OKですよ。安くするから見てってよ!」 はまやねん「ラッスンゴレライ、ラッスンゴレライ。欲しいオプションはラッスンゴレライ」 はまやねん「ラッスンゴレライ、ラッスンゴレライ。最後はお口でラッスンゴレライ」 田中「ちょっと待って、ちょっと待って、お兄さん。ラッスンゴレライってもしかして、『最後はお口で」』っていうことは、ゴックンされたいちゃいますのん?」 *** ……書いていて、不憫になってきた。あまりにもゲスすぎるじゃないか。でも、これがウケたのだ。筆者も今回、彼らの芸で初めて笑った。これは、ブラッシュアップされたということになるのか? コンセプトはアレだが、よく練り込んでいると察することができるし、意外な一面を見せてくれた彼らを見直している自分が確かにいる。 ■秀逸なネタを“名刺代わり”にし、トークで笑かしにかかるAMEMIYA ただ、このようなエロネタで再び世に出ていくのは不可能だろう。だって、モラルがなさすぎるので。そんな中、新機軸を見せてくれたのは、AMEMIYAだ。彼が今回披露したネタのタイトルは「子作りはじめました」。子種を望む嫁と、長く連れ添った嫁相手にどうしても興奮できない夫の悲哀を表現した一曲である。 「嫁に似てる女優のAV見てイメトレもした ハードル下げるために逆に超熟女ものも見た それでも不甲斐ないわが息子 愛する嫁のためとうとう 環境チェンジはじめました!」 「ラブホ、公園、ビーチ、雑木林 コスプレもお願いした。ナース、CA、喪服、火星人 それでもうまくいかない 焦った俺、手足に手錠して よだれ玉くわえました!」 さすがのクオリティ。もともと、ネタの内容には定評のあった彼なので、期待通りの出来といえるだろう。 しかし。今回彼が爆笑をさらったのは、実はトーク部分なのだ。とにかく、テンションがおかしい。妙にゆったりしてる。例えば、司会者のおぎやはぎ・矢作兼や審査員・劇団ひとりとのやりとりが変であった。 *** 矢作「AMEMIYAは、あまり下ネタをやりたくなかったっていうことですけども?」 AMEMIYA「んー、……そうですねえ(無言)」 ひとり「なんなの、その間は?」 矢作「大衆演劇の人の間じゃねーかよ!」 AMEMIYA「(ほかの芸人を見て)既婚者の方、多いよね? やっぱりね、だんだん弱くなっていくんですね。やっぱり弱くなっている自分がいるけど、まぁ、奥さんを愛しているんだよな」 ひとり「うるせーよ(笑)」 *** 結果、この回はAMEMIYAが優勝者に輝いた。その勝因は、紛れもなくトーク部分。久しくテレビで見ていなかった彼は、いつの間にか素のトークでのテンションがおかしなことになっていたのだ。 ある放送作家が「ネタが面白いのは当たり前。ネタを名刺代わりにして、芸人は普段のバラエティ番組でテストされていく」と語っているのを聞いたことがあるが、やはり芸人の生命線は本人自身の魅力なのだろうか? そう考えると、自身のヒットギャグを茶化す今回の企画はアリだったのかもしれない。ネット上では「近年まれに見るクズ回」と酷評の嵐であったが、賛否を巻き起こしてこその『ゴッドタン』という気がしないでもない。お笑い、芸人、テレビ、芸……。さまざまな角度から“本質”に迫ってみせた、近年まれに見るほどの有意義な回だったと断言したい。 (文=火の車)
フジテレビ『とんねるずのみなさん~』収録でケガ人続出! ノブコブ・吉村崇も「あわや半身不随」!?
フジテレビは5日、バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』の収録中に、おぎやはぎ・小木博明が右鎖骨を骨折する事故が起きたと発表した。 小木は4日、旅企画で訪れたシンガポールのプールでバランスを崩し、転倒。5日朝に帰国したが、7日の同局『バイキング』の出演は見合わせるという。 なお、収録は22日放送のスペシャル向け。予定通り放送はするが、事故に関連するシーンはカットするという。 「フジは『危険を伴うような状況ではなかった』と説明しており、実際、小木は1人でバランスを崩しコケたそうです。にもかかわらず、この一報が出るや否や、ネット上では『全落では?』『水落だろ』という臆測の声が相次いだ。『みなさんのおかげでした』では、全落・水落シリーズを頻繁に放送しているが、そのたびに『取り返しのつかない事故が起きそう』と視聴者をヒヤヒヤさせてきた。そのため、事故と同企画を結びつける人が続出したようです」(テレビ誌記者) 全落・水落シリーズとは、何も知らない芸能人を落とし穴や水中に落とし、とんねるずやスタッフが大笑いするというもの。小木は、同企画の常連で、3月放送の「全落ハイサイクラシック」でも、落とし穴に豪快に落とされていた。 「1年前の『全落オーガスタ』では、平成ノブシコブシ・吉村崇が後頭部から首の辺りを台に強く打ちつける様子が放送された。一歩間違えば半身不随になる恐れもあっただけに、視聴者から『こんなの放送するな』と批判が相次ぎました」(同) また、2012年のスキー場でのロケでは、ずんのやすが水上スキー用のゴムボートで走行し、トタンに腰を強打。全身麻痺状態となり、約半年間の活動休止を余儀なくされた。 「03年には、出演者が“人間大砲”で空中を飛びながらヒット曲を歌うという企画で、葛城ユキが胸椎骨折の重傷を負い、半年間の活動休止に追い込まれたことも。重傷者が続出しながらも、わざわざ“落とし穴”を目玉企画に掲げ続ける同番組には、首を傾げざるを得ません」(同) またケガ人が出てしまった『みなさんのおかげでした』。事が起きてからでは遅いことを、制作サイドは理解しているのだろうか?
有吉弘行、激減! 理想はバナナマンと、おぎやはぎ!? 「テレビ番組出演ランキング」徹底分析
テレビ放送の調査・測定を行うニホンモニターが13日、「2016年テレビ番組出演本数ランキング」を発表した。1~3位はTOKIO国分太一(659本)、バナナマン設楽統(621本)、ハライチ澤部佑(480本)と、昨年からの3強は変わらず。一方、ベスト20圏外から5位に大躍進したのが、ハリセンボン近藤春菜(457本)だ。 「やはり、帯のレギュラーを持っているタレントは強い。国分と設楽の出演本数は群を抜いていますからね。その点、帯を持たない澤部が昨年に続き3位と、その安定感は大したものです。近藤は女性部門でも、昨年1位だった小島瑠璃子(413本、全体8位)をかわしてトップに立ちました」(テレビ情報誌記者) ベスト20を見渡すと、やはりバラエティ番組などへの出演機会が多いお笑い芸人のランクインが目立つ。7位の加藤浩次(421本)、9位のくりぃむしちゅー上田晋也(411本)、10位のオアシズ大久保佳代子(410本)、13位のオードリー春日俊彰(399本)、14位のサバンナ高橋茂雄(393本)など、常連組がズラリ。圏外からランクインしたのは11位のバナナマン日村勇紀(408本)、15位のおぎやはぎ矢作兼(391本)、17位のアンジャッシュ渡部建(388本)といった面々だ。 「常連組で気になるのは、昨年6位だった有吉弘行が今年は15位タイと大きく順位を下げていること。例の夏目三久との熱愛・妊娠騒動で、業界のドンと称される田辺エージェンシーの田邊昭知社長の逆鱗に触れ、今後干されるのでは、との臆測も流れているので、来年はさらに露出が減るかもしれません」(同) また、ランクインした人気芸人たちのコンビとしての出演本数に目を向けると、興味深い事実が明らかになる。 「帯のピン仕事で出演本数を稼いでいるように見える設楽ですが、実はバナナマンとしての出演本数のほうが345本と多い。実際、テレビで彼らを見ない日はないほどで、コンビとして絶大な人気を誇っているという前提があるわけです。矢作もおぎやはぎとしての出演本数が295本と、ピン出演に比べて圧倒的に多い。一方、澤部のハライチはわずか56本、大久保のオアシズは50本、高橋のサバンナは99本、渡部のアンジャッシュが77本と、コンビ出演に対して極端にピン出演が突出しています。本人たちの人気に比べて、コンビとしてはそれほどでもないと言えるかもしれません。いずれにせよ、コンビ間の格差が心配になりますよね」(同) そう考えると、理想的な状態にあるのがバナナマンとおぎやはぎ。特にバナナマンは出演本数に限れば、当代随一の人気コンビといえそうだが、実はこれを上回るのがブレークタレントにも選出されているトレンディエンジェルの355本。思わぬ伏兵の登場だが、一過性のブームで終わるのか、それともこの勢いがそのまま続くのか、来年のランキングが見ものである。
「ヤレる総選挙」ってなんだ!? 『木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき』10年続く番組の“伝統芸”
ラジオには奇跡的な面白さを見せる神回というのが多数あるのですが、開催すれば必ず神回を生み出す、“神コンテンツ”というものが存在します。第1回でも紹介した『アルコ&ピースのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の「アーティストの乱」や、『金曜JUNK バナナムーンGOLD』(TBSラジオ)の「ヒムペキグランド大賞」などがあります。 今回紹介するのは、そんな神企画中の神企画、先日4年連続4度目の神回を生み出した『木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)の「アイドル妄想総選挙」です。 僕は、偶然にもお笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼さんと同じ豊島区立千川中学校で3年間を過ごしました。そんな千川中で、音楽の時間に「オペラは総合芸術だ」と習いました。音楽、演劇、美術、舞踊とさまざまな芸術がかみ合ったものだと。僕はこの「アイドル妄想総選挙」も、いろいろな要素がかみ合った総合芸術なのではないだろうかと考えています。 ただし、この「アイドル妄想総選挙」には高貴な芸術など出てきません。その2時間で総合芸術を織りなすのは、下世話なパーソナリティ、下世話なスタッフ、下世話なゲスト、下世話な週刊誌、リスナーのクソメンクソガール、そしてヤレそうなアイドルです。下世話とクソと尻軽が芸術を生み出すのです。 2013年6月のスペシャルウィークに、某国民的アイドルの総選挙の裏でひっそりと始まった「アイドル妄想総選挙」は、世に数多いる女性タレントの“神タイミング”(年に数回あるといわれるとにかくヤリたい日)に偶然遭遇したら、俺たちクソメンでもヤレるんじゃないかと思えるタレント1位、さらには本家の神7にあたる“ヤリ7”を選出する総選挙で、少しずつその知名度は増し、そのうち「ヤレる総選挙」というストレートかつ最低なネーミングに自然に変化していきました。 この企画ではパーソナリティのおぎやはぎさんが総合司会を務め、ゲストのケンドーコバヤシさんとともにリスナーからの「この人はこういう理由でヤレそう」というメールを聞いたり、誰とならヤレそうかを雑談しながら、番組終盤の開票を待つという流れになっています。 この開票を待つ時間に大きな役割を果たすのが、下世話なゴシップ誌です。本来ラジオパーソナリティと犬猿の関係であることが多いのですが、『メガネびいき』とは相性が良く、過去にも小木さんがあるタレントの性癖を勝手に予想してしゃべってたのですが、それと全く同じ情報が週刊誌に載った際、小木さんは自分の発言が記事になったのだとも気づかずに「やっぱり俺の予想は当たってたんだ!」と自分発信の記事で大喜びするほどウィンウィンの関係です。「週刊実話」(日本ジャーナル出版)を信頼しきった3人が「アイドル淫相学SEX診断」や「夏はスプラッシュ潮吹き診断」などの下世話な記事を読んでは「マジかよー!!」と大騒ぎ。 この企画で一番盛り上がるのは、やはり前述のリスナーが考える“ヤレそうな理由”です。それでは、ときに秀逸で、ときに童貞くさいその一部を紹介させていただきます。 「指原莉乃はヤラせてくれたけどなぁ」って言ったら負けん気の強さで、菊地亜美は抱けるはず。ホラン千秋は、SEXのことを“ステップアップ”と言えばヤレるはず。手島優は、牛角おごればヤレるはず。矢口真里は、家にクローゼットさえあればヤレるはず。ロンドンハーツ(テレビ朝日系)に出てる女性タレントは、「頭の回転速いよね」と褒めとけば1人くらいは絶対抱けるなど……。 さらには、ケンコバさんが「安藤優子さんは、分け目が逆の日はヤレるらしい」など下世話かつ根拠全くなしのゴシップ。もはや、放課後の部室です。楽しすぎる!! そして、結果発表時には番組側が1位になると予想した方をゲストで呼ぶのですが、これがまた見事に1位を取らない。今年は、矢口真里さんという大本命を番組に呼んだにもかかわらず、センターどころかヤリ7にも入れない15位という結果に。矢口さんも「ここに入れなかったら、私はどの“神7”にも入れない」と落胆していました。 過去4回の傾向を分析すると、上位に進出するのは“ヤレそうでかつ、ヤレたら自慢できるクソメンの夢を背負ったアイドル”。対して、ゲストは“ただただヤレそうな人”であると推測できます。 この企画の面白いところは、ほとんどの女性タレントが上位進出を目指しているという点。総選挙後のポッドキャスト配信では、1位を取れなかった女性タレントがおぎやはぎさんとケンコバさんの口車に乗せられて自らの性生活を暴露したり、おのののかさんに至っては、かわいすぎる喘ぎ声を披露したりと大ハッスル。多くのタレントが公式に上位を狙うと発言をしていて、16年のスキャンダルのほとんどは、この総選挙での上位進出を意識してのことだと、僕は理解しています。 ちなみに開票結果は、ファンと関係を持ったことで、クソメンの心をつかんで離さないHKT48の指原莉乃さんが現在4連覇中。果たして快進撃を阻む“ヤレそうな”アイドルは現れるのでしょうか? 来年6月の総選挙に備えて、我々クソメンは、妄想ばかりの忙しい日々が続きそうです。 (文=菅谷直弘[カカロニ])TBSラジオ『木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき』番組サイトより
卒業決定で、すでにやる気ゼロ! AKB48・小嶋陽菜が「運動会」で何もしなかった!!
「第2回AKB48グループ チーム対抗大運動会」が6日、さいたまスーパーアリーナで行われた。 AKB48、SKE48、NMB48、NGT48は、それぞれ各グループのチームが参戦。飛行機トラブルの影響で会場到着が遅れた指原莉乃率いるHKT48は、単独チームとして参加。その結果、初参戦となったNGT48のチームNIIIが優勝した。 「HKTは開始から3時間遅れで到着。運営側は強引にHKTを競技に参加させようと、ドッジボールや大縄跳びの順番をシャッフルしていたところ、大幅に終了時間が押し、なんと終了までに6時間もかかった。さすがに、若いメンバーたちも疲労困憊だった」(ファンとして観戦したマスコミ関係者) 参加したメンバーたちは、各競技で自分のチームの結果に一喜一憂し大盛り上がりだったというが、たったひとり、まさに“高みの見物”を決め込んでいたのが、6月の総選挙イベントでAKBからの卒業を発表していた“こじはる”こと小嶋陽菜だったというのだ。 「会場には、スペシャルゲストとしてお笑いコンビ・おぎやはぎが来場。小木博明は、番組で共演したこともあるこじはるを気に入り、会場内の客席に設置された特別実況席にこじはるを呼び寄せた。すると、こじはるは運動会の最中、小木の後列に座ってじっと動かず、結局、1種目も競技に参加しないまま。小木相手にずっと雑談をしていた。そのせいもあってか、所属するAKB・チームAの順位は振るわなかった」(同) こじはるといえば、今年の総選挙には謎の覆面メンバー「にゃんにゃん仮面」として立候補。16位で選抜入りを果たしたが、イベント会場であっさり正体を明かして会場の雰囲気をしらけさせた上、当日に各スポーツ紙が報じた通り、AKBからの卒業を発表した。 「これまで何度も卒業をほのめかして卒業せず、“卒業するする詐欺”と揶揄されていただけに、ファンにとってのサプライズはなし。こじはる自身、あまり大々的な卒業イベントを望んでいないようで、卒業の日程も含め、なかなか調整が難しいようだ」(テレビ関係者) もはや、こじはるがAKBの活動で輝くことはなさそうだ。
“共演者キラー”完全否定の綾野剛に「どの口が言っているんだ!」の声
「真っ赤なウソです」 そう語るのは映画関係者だ。 人気俳優の綾野剛が、共演者の女優に手を出す「共演者キラー」と一部で呼ばれていることに対して、「お付き合いしたことすらない」と完全否定した。 綾野は23日深夜放送のラジオ番組『JUNKおぎやはぎのメガネびいき』にゲスト出演。「僕、結構ネットニュースとかで“共演者キラー”とかって書かれてるんです」と自ら切り出し「共演者の方と、お付き合いしたことすらないんです、実は」と述べた。 これに、おぎやはぎの2人が「(撮影が)終わった後によくあるって聞くじゃない?」と突っ込むと、綾野は「ある種、(共演者キラーと呼ばれるのは)死活問題ですからね。世の中に出ちゃったりしたら、共演が難しくなったりするじゃないですか」と反論した。 これに冒頭の映画関係者は「どの口が言っているんだと。名のある女優さんでないにしても、エキストラの女性に手を出していることは間違いない。ある映画の打ち上げでは、キャバクラ嬢役の無名女優を口説いてお持ち帰り。その子とは、映画公開後もたびたび遊んでいましたよ」と明かす。 つまり「手を出したことはない」ではなく「相手を選んで手を出す」ということ。ただ、このタイミングで綾野自ら疑惑を否定した背景には「実際にほかの芸能プロダクションに『手が早い』と思われ、共演NGを通達されることが増えているため」(芸能マネジャー)という。 加えて週刊誌などでは、酒グセの悪さもたびたび報じられている。綾野の告白はある意味、焦りの表れなのかもしれない――。
ドランクドラゴン鈴木は炎上、おぎやはぎ小木は大丈夫? お笑いコンビ「ギャラ折半」事情
お笑いコンビ、ドランクドラゴンの鈴木拓が4月24日放送の朝日放送『ハッキリ5~そんなに好かれていない5人が世界を救う~』で、本来の収入は支給額の6分の1程度であると所属事務所から通告されたことを明かした。 鈴木によると、相方の塚地武雅のほうが圧倒的にピン仕事が多かったのにもかかわらず、4~5年前までギャラは折半だったという。だが、このギャラ配分には以前から、鈴木の妻の周囲から批判が絶えなかったため、妻のことを慮った鈴木がそれまでにもマネジャーに折半をやめるよう掛け合ったことがあったが、「ギャラが6分の1以下になっちゃいますけど、大丈夫ですか?」と通告されたと、共演者らの笑いを取っていた。 「今でこそ鈴木は炎上キャラでテレビ出演も多いですが、俳優としても活躍する塚地に比べて以前は仕事が少なく、それでもギャラか折半だったことは彼らのネタのようになっていました。コンビ芸人の場合、ピン仕事の度合いでどうしても格差が出てしまいがち。最近も『スッキリ!!』(日本テレビ系)のサブMCに決まるなど、ピン仕事が増えているハリセンボンの近藤春菜が、対照的に存在感が薄くなってきた相方の箕輪はるかとモメていたという報道もありましたからね」(芸能ライター) コンビ芸人の場合、当初はギャラは折半であるものの、売れてくるにつれピン仕事の機会も増えてくるため、ギャラの配分が変わってくるというパターン。ある程度のキャリアがあれば、コンビ間格差は避けられないが、ドランクドラゴンと同じ所属事務所のおぎやはぎは今でもギャラが折半という珍しいケース。 「彼らはコンビでのテレビ出演が多いため、それほど格差は目立ちませんが、それでも矢作兼のほうが小木博明に比べてピンでの出演は多いし、高額ギャラのCMの仕事は矢作単体であることが多いですから、本来ギャラに関してはかなりの格差があるはず。矢作はテレビ番組で折半の理由を『ギャラに格差が出てしまうと、それを埋めようとして、小木が頑張ってしまう。それでは小木の良さが失われるし、そんな小木を見たくないから』と語ったことがありますが、仲の良さで知られるおぎやはぎらしい美談でした。ただ、そのとき共演者の南海キャンディーズの山里亮太が、『確かに小木さんは頑張っていない』と言っていたのには笑ってしまいましたが……」(同) 同じギャラ折半でも、笑いになる小木に対して、鈴木には批判が殺到してしまうのは、彼の“炎上キャラ”によるところが大きいのかもしれない。
新炎上タレント誕生! 狩野英孝をネタにテレビに出まくる加藤紗里の計算とは?
元プロ野球選手・清原和博容疑者逮捕の裏で、興味深いことになっているのが、お笑い芸人・狩野英孝をめぐる三角関係だ。 「あの人は今……」状態だったシンガーソングライターの川本真琴が久々に表舞台に登場し、Twitter上で“交際宣言”したかと思えば、今度はほぼ無名のタレント・加藤紗里が「今の彼女は私」とばかりに名乗りを上げた。しかも加藤は川本をストーカー扱いし、ネットで大炎上。ここ数日はメディアに出ずっぱりで、知名度も急上昇中だ。 容姿もまた特徴的で、お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明は5日に自身のラジオで「鈴木その子さんに似ている」と形容。毒舌芸人の有吉弘行も4日に自身のTwitterで「鼻高過ぎー。目大き過ぎー。すごーいすごーい。すごすぎて笑ーう。。。」と意味深につぶやいていた。 これに加藤はインスタグラムで「#安心してください切ってません #安心してください入れてません #安心してください付いてません」と整形疑惑を否定。生出演した5日放送のTBS系『白熱ライブ ビビット』では、インタビュアーに「ちょっと触ってもらっていいですか」と自身の鼻を触らせ「骨がちゃんとあると思う」と、ナチュラルであることを強調した。 「本人は売名疑惑を否定していますが、取材の問い合わせにノリノリで応じ、自分から売り込んでいた。ここまでくるとアッパレ。新たな炎上タレント誕生の瞬間です」とは、テレビ関係者だ。 昨年、国会を病欠しながら秘書と温泉に出掛けたと報じられた“浪速のエリカ様”こと上西小百合がプチブレークしたが、まさにそれと同じ理論。 「“なんか鼻につく”というのは、誰でも出せる色ではないですからね(笑)。タレントとして長続きするかどうかは別として、最近のトレンドはヒールであることを自覚した上での炎上キャラ。加藤さんも事務所と相談して『ここが勝負』と踏んだのでしょう」(同) 事実、加藤には情報番組だけではなく、バラエティー番組のオファーも殺到しているという。裏を返せば、加藤を見て「売名だ」「整形だ」と叫ぶのはナンセンス。狩野、川本、加藤の3人が織り成す“壮大なコント”と考えた方がいいようだ。加藤紗里インスタグラムより
平成ノブシコブシ・吉村崇、2,000万円の高級外車購入に見る“芸人とクルマ”の経済学

BMW i8(BMW公式サイトより)








