リオ五輪まであと4カ月。そして、4年後に迫った2020年東京五輪に向けて、今まで以上にスポーツニュースへの需要が伸びると予想されている。当然、各局とも競うようにスポーツ系の新番組を用意。そこで興味深いのが、NHK、日本テレビ、フジテレビにおける三者三様のキャスティングだ。 NHKはジャニーズ、嵐の相葉雅紀。日本テレビはお笑い芸人、くりぃむしちゅーの上田晋也。フジテレビは、月からフリーとなるアナウンサーの加藤綾子。 ジャニーズ、お笑い、女子アナ。生粋のスポーツファンであれば「それだけはヤメテ」となるトップ3そろい踏み、ともいえる状況だが、そのキャスティングの裏にある狙いを見ていきたい。 ■NHKの場合 これまで、スポーツでは硬派を貫いていたNHKも、ついにジャニーズ帝国に陥落か。 嵐の相葉をMCに据え、新番組『グッと!スポーツ』をスタートさせる。旬のアスリートをスタジオに招き、「驚異の技」「強い心」「意外な素顔」など心に“グッと”くるエピソードを味わうスポーツエンタテインメント、だという。 ジャニーズがスポーツ番組でMCを務めるのは今に始まったことではない。ただ、NHKは最後の牙城、といってもよかっただけに衝撃は大きい。 もっとも、NHK側の狙いもよくわかる。スポーツの需要が増えている、といっても、まだまだ「マニア向け」という捉え方をされることも多い。ラグビーにおける五郎丸歩のようなわかりやすいスターでも現れない限り、新規開拓はなかなか難しい。そこで、すでにいるスター(ジャニーズ)の力を借りて、特に女性の目を向けさせたい、という狙いは明白だ。 従来のスポーツファンがうなだれるような番組だけはやめてほしいが、そこはこれまで、最もスポーツと真摯に向き合ってきたNHK。そして『あさイチ』でも見事にV6井ノ原快彦をブレークさせたNHK。スポーツ×ジャニーズのかけ算であっても、うまくやってくれるはず、と信じるしかない。 ■日本テレビの場合 日本テレビ×上田晋也×スポーツ、といえば週末深夜の『Going! Sports&News』。この組み合わせだけなら新しくもなんともないが、今年に入ってさらに、日テレスポーツにおける上田の影響力が増している。 1月からは深夜枠で、まだ無名の若手アスリートを取り上げる『上田晋也の日本メダル話』がスタート。さらに2月からは、BS日テレで民放BS初の障害者スポーツ専門番組『ストロングポイント』が始まり、上田がナレーションを務めている。 今年のリオ五輪どころか2020年までも見据え、若いアスリートと、これから人気も注目度も飛躍的に高まることが予想されるパラスポーツに目をつけた日テレと上田。さすがの先見の明、と感じる一方で気になる点も。すでに『Going!』も7年目に突入したというのに、上田からなかなか“スポーツのにおい”がしないのだ。 それだけ、本業であるバラエティが順調だから、ともいえる。だが、局のスポーツの顔として打ち出したい日テレとして、これでいいのだろうか? ■フジテレビの場合 NHK、日テレ以上に先行きが不安なのが、フジテレビだ。 3月で終了する『すぽると!』に代わって、土日夜の新スポーツ情報番組『スポーツLIFE HERO'S』がスタート。その日曜MCとして抜擢されたのが、4月からフリーとなる加藤綾子アナウンサーだ。 かつて、日本のスポーツニュースのあり方を変えた『プロ野球ニュース』。その流れをくむ『すぽると!』が終了する、という点だけでもスポーツファンにしてみればショックは大きい。それに加えて、後番組のメインMCがスポーツ報道歴のない加藤アナ、という人選では、フジのスポーツに対する姿勢が疑われても仕方がない。 女性という新たなマーケットに目を向けたNHK。将来性と新機軸に目を向けた日テレ。この二局と比較すると、明らかに「番組の意図」「今後の伸び代」が見えにくいのがフジなのだ。 加藤アナに希望があるとすれば、これまでレギュラーだった『めざましテレビ』において、あの三宅正治アナの隣にいた、ということ。『すぽると!』初代MCであり、長年フジアナウンス室の「スポーツ担当部長」を務めたのが三宅アナだ。誰よりもスポーツとスポーツ報道を愛してきた男の薫陶を知らずと受けていてくれればいいのだが。 三宅アナは自著『言葉に魂をこめて』(ワニブックス)の中で、こんな言葉を紹介している。 「アナウンサーはつまらない試合を面白くする事はできない。でも面白い試合をつまらなくする事はできてしまう」 加藤アナにもこの言葉、ちゃんと伝えてくれているのだろうか? (文=オグマナオト)
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1日でギャラ3,000万円!「負け戦を引き受けて……」くりぃむしちゅーが“大御所”になった日
「大みそかの2人のギャラを聞いて驚きましたよ。2人で3,000万円ですよ! 1日の放送でこれだけのギャラをもらえるのは、芸能界を探してもそういないですよ。ギャラだけでいえば、2人は大御所の仲間入りをしたといっても過言ではないでしょうね」(テレビ朝日関係者) 大みそかにテレビ朝日で放送された『今年スゴかった人全員集合テレビ2013』。MCを務めたのは、テレ朝で週3本のレギュラー番組を持つ、くりぃむしちゅーだった。 「昨年、テレ朝が年間視聴率で、開局以来初めてゴールデン帯で1位となりましたが、彼らの貢献も多大であると判断して、大みそかの特番を任せたようです。18時から7時間半にわたって放送された年越し特番でしたが、いろいろなコーナーの撮影もあったりで、4日間拘束されたようですよ」(バラエティスタッフ) 当然、視聴率ではNHKの『紅白歌合戦』や、日本テレビの『絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時!』に勝てないのは分かっていたという。 「それも含めてです。誰でも負け戦を引き受けたくはないでしょう。それを快く引き受けてくれた、感謝料も入っているんじゃないでしょうか。それに、彼らはあの明石家さんまさんからも後継者指名を受けているという話もありますし、“今年もテレ朝をよろしく”という意味合いもあって、その金額になったんじゃないでしょうか」(芸能事務所関係者) 年末年始と、とにかくテレビに出まくった2人。テレ朝のバラエティは、今年もこの2人を中心に回っていきそうだ。「クイック・ジャパン Vol.55」(太田出版)
“60歳で引退”へカウントダウンに入った明石家さんま 後継者は、くりぃむ上田に確定か!?
「タモリさんの『笑っていいとも!』が来年終わることで、お笑い界もいろいろな動きがあるんじゃないかといわれています。特に注目されているのが、かねてから『60歳で引退する!』と公言しているさんまさんの動向ですね」(芸能事務所関係者) お笑い“BIG3”のひとり、タモリの看板番組だった『笑っていいとも!』(フジテレビ系)が来年の3月をもって終了することが、世間に大きな波紋を呼んだことは記憶に新しい。 「現在、低視聴率の番組に対する処置は、長寿番組や大御所が出演していても容赦ない感じがしますね。次に打ち切りになるのは誰の番組だとか、局内だけでなく、タレントさんの間でもかなり話題になってますよ」(テレビ局関係者) そんな中、“60歳引退”を公言しているさんまの今後の動向が、芸能界に大きな影響を与えそうだという。 「まあ、そもそも本当に引退するかどうかは置いといて(苦笑)。先日、ある特番で、くりぃむしちゅーの2人を『お前ら、年末年始は暇か?』と誘ってました。さんまさんは毎年、年末年始はオーストラリアのゴールドコーストの別荘で過ごすのですが、芸人仲間はあまり大っぴらに誘ってこなかったんです。現地ではほかの芸能人とゴルフをしてますが、一緒に行くのは昔なじみの村上ショージさんやラサール石井さん、佐藤浩市さんですからね。そこにくりぃむの2人を誘うということは、彼らを仕事のない年末年始も“英才教育”するという思惑もあるのかもしれませんね」(バラエティスタッフ) かつて、自身の後継者を聞かれたときに、「中山ヒデか上田」と答えていたさんま。“ポストさんま”争いは、いまや上田が本命と見てよさそうだ。「本人 vol.11」(太田出版)
「後継者にくりぃむを指名」現実味を帯びてきた明石家さんま“完全引退”へのカウントダウン
「先日の『FNS27時間テレビ』でも本人が発言していたように、今のところは2年後に辞める予定だそうですよ。完全引退はしなくても、冠番組は辞めるというのが定説です。そうなると、気になるのは後継者争いですよね」(芸能事務所関係者) 自身が定めた“定年”まで、あと2年と迫った明石家さんま。現在でも7本のレギュラー番組を持ち、季節ごとに特番も数多くこなす大物芸人だけに、退いたあとの影響は計り知れない。 「特にバラエティ番組のMCは、代わりになるような人はいませんからね。候補としては何人かいますが、今のところはこれといった決め手を持っている人はいないんじゃないでしょうか」(同) そんな中、最近になって、さんま自身が自分の後継者に指名したコンビがいるのだという。 「くりぃむしちゅーさんです。さんまさんとくりぃむさんは、特番の『さんま&くりぃむの芸能界(秘)個人情報グランプリ』(フジテレビ系)を5年前から一緒にやっていますが、最近そこでさんまさんが『くりぃむの番組に出たいわ~』と、かなり評価しているんです。わざわざ楽屋に行って、有田さんに『ゴルフ行ってるんか? 今度連れて行ってやる』って、かなりかわいがっているようですしね。この2人が、頭一つ抜けているんじゃないでしょうか」(同) 実際、さんま自身も、「この2人なら安心して番組に出られる。信頼できる!」と親しいスタッフには話しているという。 「同じ吉本興行のナインティナインや雨上がり決死隊などについては、こういった話を聞きませんしね。仮にリップサービスだとしても、この発言にはかなり意味があると思いますよ」(同) 2年後の覇権争いは始まったばかりだが、今のところは、くりぃむの2人が一歩リードしているといってよさそうだ。
「深田恭子、ローラに続き……?」くりぃむしちゅー有田が韓国美人ゴルファーにロックオンか

『むちゃぶり! 3rd.シーズン Vol.2
完全版』(Happinet)
この年末年始も、レギュラー番組に特番に引っ張りだこのくりぃむしちゅー。お互いがピンでも活動しているため、相当多忙な毎日を送っているというが、そんな中でも有田哲平は趣味のゴルフに週1のペースで行っているのだという。
「ゴルフ自体、昨年から始めたものですが、すでにまあまあな腕前になってるようですよ。いろいろな人を誘って行っているようですし、先日の『しゃべくり007』(日本テレビ系)の収録では『イ・ボミをゲストに呼びたいんだよね~』と、ずっと言っていましたね。今、一番のお気に入りみたいですよ」(芸能事務所関係者)
イ・ボミは、今年の日本女子ツアーで3勝を挙げ、賞金ランキングも2位に入るなど韓国女子ゴルフ界の若手エースのひとり。いつも笑顔を絶やさないことから“スマイルキャンディー”とも呼ばれている、人気の美人ゴルファーだ。
「彼女には熱心な追っかけもいるくらい人気ですね。彼女が予選落ちすると、観客動員に影響するとまでいわれていますからね」(ゴルフ関係者)
そんな彼女を、有田は番組に呼んでどうしようというのか?
「彼には前科がありますからね。彼は女優の菅野美穂さんの大ファンで、彼のたっての希望で『しゃべくり007』にゲスト出演させていましたからね。オンエアされてない部分でも、相当積極的に行ってましたよ。結果は伴いませんでしたが、過去には深田恭子やローラを落とした有田さんですからね。イ・ボミさんも今は独身ですし、何があるかわかりませんよ」(バラエティスタッフ)
久々の“大物喰い”を見たいものだ。



