成長株・銀シャリも育成の場はナシ……特番MC芸人の「人材不足」と「上が詰まりすぎ」問題

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ナチュラルエイト公式サイトより
「いま秋の特番の構成を行っているのですが、どの番組もMCの起用に頭を悩ませているようです。というのも、みんなが起用したいMCというのが、ほぼ2人に集中してるんです。どの企画でも名前が挙がるものですから、局内でまず調整しないと難しい状況なんです」(テレビ局関係者)  現在、バラエティのMCを席巻しているのは、言うまでもなくお笑い芸人。その中でも、ダウンタウン、ナインティナインをはじめとした吉本興業の勢いはすさまじいものがある。 「ダウンタウン、ナイナイは別格ですが、中堅層でいうと、フットボールアワーの後藤輝基さんは引く手あまたですね。特番、新番組、どちらも彼の名前が挙がらないことはないです。ギャラもまだゴールデンで80~100万円くらいと、費用対効果も高いですからね」(バラエティスタッフ)  西の筆頭が後藤なら、東の筆頭はくりぃむしちゅーの上田晋也だという。 「上田さんも、後藤さんに負けず劣らずオファーが多いですね。2人に共通して言えるのは、大御所相手にも臆せずにツッコミができることと、例え話の言い回しが秀逸だということですかね。ただ、ギャラに関しては事務所が独立系の分、上田さんのほうがはるかに高い。ゴールデンで最低でも100~150万円くらいでしょうか。大みそかの特番は1,500万円という破格のギャラだったそうですし、今後もギャラはどんどん上がっていくでしょうね」(芸能事務所関係者)  まさに芸人冥利に尽きる話だが、この2人をブッキングできなかった番組は頭を悩ませることになりそうだという。 「この2人をツモれないと、続く芸人がなかなかいないんです。次に名前が挙がってくるのが、西ではブラックマヨネーズ、東ではバナナマンやタカアンドトシあたりですが、大物相手に弱かったりで、明らかに人材不足です。いま成長株とみられているのが銀シャリと、意外なところではトレンディエンジェルなんですが、とにかく上が詰まりすぎているので、なかなか若手MCを育てられる場がないんです」(前出バラエティスタッフ)  若手のイメージが残るナイナイや上田も、あと数年で50歳となる。MCがこなせる若手の育成は、急務だと思われるが……。

自分が好きなものを、いかに人に伝えるか――『有田と週刊プロレスと』という伝え方の教科書

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『有田と週刊プロレスと』公式サイトより
「プロレスとは人生の教科書」  そんな言葉を聞いた時点で、拒否反応を示す人は多いだろう。プロレス好きでもない人にとって、プロレスファンのそういった物言いは圧が強すぎるし、実際に話を聞いたとしても、「ああ、そうですか」としか反応できない。  自分が好きなものを、それに興味がない人に話すのは、とても難しいことだ。  そんな中、冒頭の言葉がキャッチフレーズになっている番組がある。それがAmazonプライム・ビデオで配信されている『有田と週刊プロレスと』(毎週水曜更新)だ。  番組はその名の通り、くりぃむしちゅー・有田哲平が「週刊プロレス」(ベースボール・マガジン社)を元に語り、その中から人生の教訓を導き出していくというもの。 「だったら、私はプロレスファンじゃないし、結構です」となってしまうのは、あまりにもったいない。  番組は昨年11月からシーズン1が始まり、今年5月まで全25回配信された。それが好評を博し、早くも7月26日よりシーズン2の配信が開始されたのだ。  アシスタントは元AKB48の倉持明日香。小橋建太の大ファンだ。現在のプロレスには詳しいが、昭和のプロレスはそれほど知識がないという。  ゲストは、ピース・綾部や宮澤佐江のようなまったくのプロレス初心者から、武井壮やアンガールズ・田中のように一時期だけプロレスを見ていた人、そしてケンドーコバヤシや水道橋博士のようなプロレスマニアまでさまざま。  もちろん、プロレスマニアがゲストの回は話がスイングして面白いが、何よりも面白いのは、プロレスに対し、あまり知識のない人がゲストの時だ。そんな時、有田の驚異的な解説力が浮き彫りになるのだ。  有田はまず、時系列を簡潔かつ丁寧に説明する。そして、マニアックで激似なモノマネを駆使しながら、表舞台で起こったことはもとより、裏で交わされた話も、あたかも現場にいたかのような臨場感たっぷりに話していく。  最初は、“お仕事”的に話を聞いていたゲストが、徐々に前のめりになり、最後には有田の語り口に魅了され、興奮していく。実際、番組を見終わると、そこで語られたことや試合をネットで検索せずにはいられなくなってしまう。  番組では、最初に有田に封筒が渡される。そこに入っているのは1冊の「週刊プロレス」。どの時期のどんな号が入っているかは、事前に知らされてはいない。その場で見て、それをテーマに語るのだ。  いきなり渡されて語れるというだけでもスゴいが、それだけではない。とかくプロレスファンは、昔であれば「新日本プロレス派」「全日本プロレス派」など思い入れのある団体以外は見ないということになりがちだが、有田は新日、全日、UWF……なんでも見ている。好みに濃度の違いはあったとしても、優劣をつけて語ったりはしない。  そしてなにより、昭和プロレスファンと現在のプロレスファンの断絶がいわれる中、今も現役で見続けているという強みがある。昭和プロレス好きは、最近のプロレスは語れないという人が多いが、有田は最近の「週刊プロレス」がお題でも、難なく解説してみせるのだ。  また、この番組が特異なのは、プロレスを語る番組を作ろうという時、そのテーマをたとえば「長州力」だとか「新日本プロレス」だとか個人や団体、あるいは「長州力vs藤波辰爾」のようなある一戦などにしがちだが、そうではなく1冊の「週刊プロレス」にしたということだ。  日本のプロレスは、独自の進化を遂げた。もちろん、アントニオ猪木やジャイアント馬場をはじめ、プロレスラーや団体運営者の力が大きかったのは言うまでもないが、それとは別の側面から見ると、「週刊プロレス」などのような活字メディアの力が大きかった。  それは「活字プロレス」と呼ばれ、試合だけではなく、その背景や心情などを伝えることで、プロレスに奥行きを生み、ファンの想像力を膨らませていった。いわば、活字メディアがプロレスファンを育てていったのだ。  個人的な話をすれば、僕も「プロレスファン」というよりは「プロレス雑誌ファン」だった。実際の試合を見るよりは、そのレポートやコラム、インタビューなどを読むことが主眼になるという本末転倒な状態にもなった。  けれど、そういうファンが多いからこそ、プロレスは、歴史をひもとき、背景を探りながら「語る」べき対象になったのだ。    だから「週刊プロレス」は、たとえ1冊だけでも、さまざまなことが語れてしまうのだ。その語り部に、全方位のプロレスファンであり、いまだに「週刊プロレス」を毎週読み込んでいるという有田ほど、うってつけな人材はいない。  たとえば、2017年2月22日号をテーマにした回。札幌でのオカダ・カズチカvs鈴木みのる戦が表紙だ。そこには「もう事件はいらない!」という意味深なコピーが添えられている。 「アジャ・コング?」  と、オカダ・カズチカの写真を見て言ってしまうほどプロレスに疎い宮澤佐江を相手に、そのコピーの意味を有田が解説してくのだ。  まず有田は、オカダや鈴木がどんな存在なのか、また現在の新日本プロレスの勢力図を、AKBなどを例えに出しながら、わわかりやすく示していく。その上で、コピーに書かれている「事件」とはどういう意味なのかを語り始める。  それは1983(昭和58)年までさかのぼる。そこで有田がプロレスを見始めるきっかけとなった長州力vs藤波辰爾戦が行われ、初めて長州が藤波を破り、王者となった。そして翌84年2月、札幌で長州vs藤波の再戦が組まれたのだ。選手自身もファンも待ち望んだ試合だったが、入場時に長州が藤原喜明に襲撃を受け、試合が不成立になってしまうのだ。いわゆる「雪の札幌テロ事件」である。 「その後、藤波さんは控室に戻らずに、そのまま雪の街を歩いてパンツ一丁で。記者が追っかけていって『大丈夫ですか、藤波さん?』と。藤波さん、ちょっと泣いてるんですよ。『こんな会社辞めてやる』って言って。それくらい藤波さんはこの試合をやりたくて、(できなかったのが)悲しかったの」 と、有田は現場で見ていたかのように生々しく語り、それ以降、札幌は新日本プロレスにとって「事件が起こる場所」になったということをひもといていく。 「だから、札幌、『もう事件はいらない!』なんです!」と、再び「週刊プロレス」の表紙を見せる有田。  オカダと戦ったのは、長州を襲撃した藤原の直系の弟子筋に当たる鈴木。彼自身も試合前のインタビューなどで「事件」をにおわせていた。だが、「事件」は起こらなかった。 「この日、オカダ・カズチカと鈴木みのるは事件をまったく起こさず、普通に試合をして、めちゃくちゃ盛り上げたんです!」  つまり、現在の新日本は、「事件」に頼らずとも、試合内容そのもので盛り上げることができる。そのことを表現した表紙だった。その短いコピーの中に、それだけの歴史と意味が詰まっていることを、有田は鮮やかに解説するのだ。  好きなものを伝える時、熱すぎても相手は冷めてしまう。逆に冷静に客観視しても、相手は引き込まれない。ならば、どうすればいいのか? そのお手本が『有田と週刊プロレスと』の有田の解説だ。自分の知識をひけらかしたり、自分の好みと物事の優劣とを混同したりは決してしない。いかに相手に伝わるかを第一に考え、提示する情報を取捨選択していく。その上で思い入れを加えることでメリハリが生まれ、話自体が面白く、聞きやすくなる。 「プロレスとは人生の教科書」と番組は言うが、『有田と週刊プロレスと』の有田の語り口こそ、人への伝え方の教科書なのだ。 (文=てれびのスキマ http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

引退危機のローラに醜聞続出! くりぃむしちゅー・有田との“関係”も蒸し返される!?

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 人気タレントのローラが、芸能界引退の危機に瀕している。理由は所属事務所社長とのトラブル。ローラはTwitterで「ローラ最近裏切られたことがあって心から悲しくて沈んでいるんだけど」「黒い心を持った人とは絶対に一緒にいたくない。10年の信頼をかえしてください」とつぶやくなど、すでに関係は修復不能となっている。 「仕事の方向性や金銭をめぐってモメているようだが、その舞台裏をツイートするのは完全なルール違反。一部では独立や大手事務所への移籍もささやかれているが、契約をめぐるトラブルに芸能界はとにかく厳しい。彼女には多くのファンがいるが、芸能界では同情の声は皆無だね」(芸能プロ関係者)  18日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)では、ローラ変心の裏に世界的デザイナーのマッシモ・ジョルジェッティ氏の存在があると報道。同氏は今年4月まで一流ブランド「エミリオ・プッチ」のクリエイティブディレクターを兼務する一方で、故郷・イタリアで「MSGM」なるブランドを立ち上げ、大成功を収めている。  2人の出会いは2013年ごろ、マッシモ氏のブランドを着ていたローラの姿をインスタグラムで発見した同氏が、関係者を通じて猛アプローチしたことだという。  以来、ローラはマッシモ氏にゾッコン。次第に所属事務所よりもマッシモ氏の言うことを聞くようになったとか。スポーツ紙記者は「能年玲奈さんが『生ゴミ先生』と呼ばれる魅力開発トレーナーの女性に心酔した時と似ている。こうなると、もうどうしようもない。所属事務所はすでに説得を諦め、後輩のダレノガレ明美を売り出すなど、完全にローラを干しにかかっている」と話す。  現時点では円満退社からは程遠く、双方がいがみ合う展開にしかならない。そうなると危惧されるのは、これまで押さえていた醜聞が飛び出すことだ。週刊誌記者が声を潜めて明かす。 「表に出ていないだけで、彼女は恋多き女。陽気なイタリア人デザイナーの言うことを真に受けるくらいですから、男性にハマリやすい。例えば、かねて熱愛がウワサされたお笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平との仲。彼女は笑って否定していましたが、真相はガチ。何度も有田の家に泊まりに行っているし、プライベートでローラとの関係について聞かれた有田も否定していなかった。ローラのほうが熱を上げていたようです」  このほか三代目J Soul Brothersの登坂広臣や、モデル男性とのただならぬ関係もささやかれた。前出スポーツ紙記者は「彼女は一連のトラブルを含めて、日本の芸能界に辟易している。マッシモ氏を追いかけ、拠点を海外に移し、モデルとして活動していく考えもあるそうです」と話す。 “傷だらけのローラ”は、一体どこへ向かうのか――。

引退危機のローラに醜聞続出! くりぃむしちゅー・有田との“関係”も蒸し返される!?

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 人気タレントのローラが、芸能界引退の危機に瀕している。理由は所属事務所社長とのトラブル。ローラはTwitterで「ローラ最近裏切られたことがあって心から悲しくて沈んでいるんだけど」「黒い心を持った人とは絶対に一緒にいたくない。10年の信頼をかえしてください」とつぶやくなど、すでに関係は修復不能となっている。 「仕事の方向性や金銭をめぐってモメているようだが、その舞台裏をツイートするのは完全なルール違反。一部では独立や大手事務所への移籍もささやかれているが、契約をめぐるトラブルに芸能界はとにかく厳しい。彼女には多くのファンがいるが、芸能界では同情の声は皆無だね」(芸能プロ関係者)  18日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)では、ローラ変心の裏に世界的デザイナーのマッシモ・ジョルジェッティ氏の存在があると報道。同氏は今年4月まで一流ブランド「エミリオ・プッチ」のクリエイティブディレクターを兼務する一方で、故郷・イタリアで「MSGM」なるブランドを立ち上げ、大成功を収めている。  2人の出会いは2013年ごろ、マッシモ氏のブランドを着ていたローラの姿をインスタグラムで発見した同氏が、関係者を通じて猛アプローチしたことだという。  以来、ローラはマッシモ氏にゾッコン。次第に所属事務所よりもマッシモ氏の言うことを聞くようになったとか。スポーツ紙記者は「能年玲奈さんが『生ゴミ先生』と呼ばれる魅力開発トレーナーの女性に心酔した時と似ている。こうなると、もうどうしようもない。所属事務所はすでに説得を諦め、後輩のダレノガレ明美を売り出すなど、完全にローラを干しにかかっている」と話す。  現時点では円満退社からは程遠く、双方がいがみ合う展開にしかならない。そうなると危惧されるのは、これまで押さえていた醜聞が飛び出すことだ。週刊誌記者が声を潜めて明かす。 「表に出ていないだけで、彼女は恋多き女。陽気なイタリア人デザイナーの言うことを真に受けるくらいですから、男性にハマリやすい。例えば、かねて熱愛がウワサされたお笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平との仲。彼女は笑って否定していましたが、真相はガチ。何度も有田の家に泊まりに行っているし、プライベートでローラとの関係について聞かれた有田も否定していなかった。ローラのほうが熱を上げていたようです」  このほか三代目J Soul Brothersの登坂広臣や、モデル男性とのただならぬ関係もささやかれた。前出スポーツ紙記者は「彼女は一連のトラブルを含めて、日本の芸能界に辟易している。マッシモ氏を追いかけ、拠点を海外に移し、モデルとして活動していく考えもあるそうです」と話す。 “傷だらけのローラ”は、一体どこへ向かうのか――。

俺たちの『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』が帰って来た! 放送前にチェックしておきたい“神回”

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ニッポン放送『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』番組サイトより
 私、名もなき若手芸人、カカロニ菅谷が好きなラジオについて書かせていただくこの「ラジオ神回列伝」。今回は、ついに僕の一番好きな番組『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)について書かせていただきます。 『くりぃむしちゅーのANN』は、2005年7月から08年12月にかけてニッポン放送で放送されていた、カルト的人気を誇るラジオ界の伝説的番組です。  その人気は番組終了後もとどまることを知らず、いまだに一番好きなラジオ番組に同番組を挙げるファンが多く、当時リアルタイムでリスナーでなかった人でさえ、評判を耳にしてネット上でラジオ音源を探して第1回から聴くほどの人気ぶり。まさに、カリスマ的番組だったのです。  そんな番組が、昨年6月に約7年ぶりに復活し、同じく昨年12月には再度特番として生放送。多くのリスナーに7年前にタイムスリップしたかのような感動と笑いを与えてくれました。  そして、5月29日深夜25時から3度目の復活が決まり、今回はこの放送をより楽しむために、知っておくべき同番組の過去の神回を網羅していきます。  まずおすすめしたいのは、06年5月30日放送の「上田の記憶力チェック」の回、その翌週の6月6日放送の「済々黌高校(せいせいこうこうこう)ラグビー部祭り」の回。リスナーには言わずと知れた大人気回です。  同番組の魅力といえば、2人と同じ部活の友達になったかのような感覚になれるトークでしょう。コンビ仲のよさはもちろん、身内ネタの多さが部室のような雰囲気を作るのですが、この回を聴いておけば、かなり多くのネタをカバーできるはずです。  有田さんが上田さんの記憶力をチェックするという名目で、高校時代の友人や先生に関するクイズを出し、上田さんがそれに答え、そこから話が広がっていく「上田の記憶力チェック」の回。高校時代のエピソードは圧倒的なトーク技術も相まって、どれもバカバカしくて、楽しそうで、聴いているだけで2人と思い出を共有しているような錯覚を起こしてしまう、そんな放送です。  あまりの反響に、翌6月6日の放送はSPウィークであったにもかかわらず、放送予定を変更し、2人が通っていた熊本の済々黌高校での思い出話を「済々黌高校ラグビー部祭り」と題し放送時間丸々話したほど。こちらの回にグッときた人は、高校卒業後、下積み時代から若手時代のエピソードがたくさん語られる、06年7月4日の放送も聴いてみてください。  そして次の神回は迷いに迷いましたが、08年11月4日放送の「心に一杯のミルクティーを」の回をご紹介。  この神回は、あまりの身内ネタの多い放送を憂えた有田さんが、もっとリスナーと向き合った放送をしたいと言い出したことに端を発します。  というのも、とある13歳の女の子のリスナーから真面目な相談が届いたのです。もっとこういう質問に答える「心に一杯のミルクティーを くりぃむしちゅーCAFÉ」的な放送にしたいという有田さん。対する上田さんは、いまいち腑に落ちていない様子。するとリスナーから次々質問や悩み相談が届きます。しかし、その内容は「上田さんはイチゴが好きですか?」と、全く意に介さないもの。  吹き出してしまう上田さんに有田さんは、真剣に向き合ってくださいと注意します。渋々真面目に質問に答える上田さんですが、質問は次第に中身のないものに。採用されるリスナーのラジオネームも「おなろー」「チンカスばぁちゃん」果ては「あの子としてからチンコが痒い」と下品なものが並びます。それでも有田さんはあくまでリスナーの味方につき、悩み相談を続けます。  最終的に上田さんが振り回されてしまう、いつもの流れに。2時間の放送で、メールを採用するスタッフ陣、リスナー、そしてくりぃむしちゅーの2人が一体となって生放送とは思えないくらい、すべてが面白く転がった、まるで作品のような神回でした。  そんな数々の神回を生み出したくりぃむしちゅー。5月29日の生放送では重大発表があるそうなので、放送当時のリスナーも後追いのリスナーも、そうでない方もお聴き逃しなく! (文=菅谷直宏[カカロニ])

くりぃむしちゅー有田哲平のプロレス愛が炸裂!『有田と週刊プロレスと』

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『有田と週刊プロレスと』公式サイトより
『有田と週刊プロレスと』がない水曜日がやってくるだなんて……。いま、そのくらいの喪失感がある。自分に「有田ロス」が訪れるとは想像もしていなかった。  昨年11月末の配信開始以来、毎週水曜に更新されてきたAmazonプライム限定コンテンツ『有田と週刊プロレスと』が5月10日、第1シーズンの最終回を迎えた。先週は習慣のごとくAmazonプライムのページを訪ね、ついバックナンバー25話を一気に振り返ってしまったほど。今週も、また同じことをしてしまいそうである。  プロレスとは、人生の縮図。「週刊プロレス」とは、人生の教科書。くりぃむしちゅー有田哲平が毎回1冊の「週刊プロレス」(ベースボール・マガジン社)をテーマに、語って、語って、語りまくり、プロレスから学ぶべき人生の教訓を伝授する……それが『有田と週刊プロレスと』。とにもかくにも、プライム会員であれば一度見ていただきたいし、まだ会員でないならば『有田と週刊プロレスと』を見るために会員になってもいいと思う。  この番組の素晴らしい点はいくつもあるのだが、大きくは3つ。プロレス初心者も詳しい人間も、共に楽しめる点。そして、「プロレスの歴史」を懇切丁寧に、何度でも解説してくれる点。そして、映像が使えない、という枷(かせ)を感じさせない。というか、その枷があるからこそ、光ってくる有田の話芸にある。  まず、秀逸なのが、MC有田以外の配役だ。有田と共にMCを務めるのは、元AKBの倉持明日香。女性タレント随一のプロレスファンだ。得てしてこのポジションには、プロレス初心者の女性タレントを配置しがち。だが、プロレスについての素養を持つ倉持が、プロレスマニアに向けた目線で番組進行に徹してくれるから、番組としての熱量が終始高いまま推移する。  一方で、毎回登場するゲストには、多くの場合プロレス初心者、またはかつては見ていたけど……という、ここ最近のプロレス事情に詳しくない人選でバランスを取っていた。  序盤ゲストの綾部祐二(ピース)は、プロレスについてまったくの素人。その綾部が、回を追うごとに知識を身につけていく過程もまた面白い。それもこれも、知識がなくてもその世界観に引っ張り込んでいく有田の話芸があればこそだ。  以降、福田充徳(チュートリアル)→田中卓志(アンガールズ)→武井壮と、少しずつ、プロレスやスポーツについての知識量・マニアック度が高めのゲストに推移していき、中盤ではついに水道橋博士(浅草キッド)とケンドーコバヤシという、芸能界でも有田と並ぶプロレスマニアが登場。一気に熱量をMAXに持っていくかと思いきや、その後に、綾部以上のプロレス初心者・元AKBの宮澤佐江が登場。その宮澤に対して、AKBやアイドルに喩えながら、プロレスの歴史をわかりやすく説明しようとする有田の姿勢にも好感が持てた。  この1~2年ほど、「プロレスブーム再燃」といわれて久しい。ただ、プロレスにあまり詳しくない筆者からすると、どうにも「プロレス村」で騒いでいるだけのような印象を受けることもあった。そもそも、なぜブームが再燃しているのか? 過去のブームと今のブームは、どう違うのか? それを端的に解説してくれるコンテンツは、これまであまりなかった。  そこに目をつけたのがこの『有田と週刊プロレスと』。熱量高く、でも決してマニアックに振り切ることなく、毎回毎回、全日と新日の歴史的な背景から振り返り、それぞれのキーマンとなるレスラーの位置付け、キャラ付けを解説してくれる。  ある回で、有田自身がこう発言したことがあった。 「(エンタテインメントは)歴史を知れば知るほど、もっと楽しめるんです」  たとえば、第7回の「天龍・全日離脱事件」と、その続編ともいえる第12回の「天龍・全日劇的再会」エピソード。ちょうど収録のタイミングは、SMAP解散騒動で揺れていた昨年末。明示こそしなかったが、全日の内紛劇を通してSMAP解散についても語っているのは明らかだった。 「どんなに憎しみ合っても、いずれは時が解決し、わかり合える日が来る」と説いた有田。その、いつか来るはずの「わかり合える日」に向けて、「歴史を学ばなければならない」と有田は熱弁を振るう。  有田の話芸が際立つのは、プロレスの肝ともいえる「試合映像」が使えない点にある。それでも、「週刊プロレス」の過去記事と写真、そして、さまざまな歴史的シーンに居合わせたかのような有田のモノマネ再現によって、映像がないという弱みを感じさせないどころか、よりわかりやすく、面白くプロレスの知識を高めることができるのだ。 『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)では終始、生徒役の有田。だが、実は誰よりも先生役、というか「伝道師」が似合っている。この番組における有田は、まさに「プロレス伝道師」であり、「プロレス宣伝部長」なのだ。  第2シーズンがあるかどうかは未定、と最終回で語った有田。だが、間違いなく第2シーズンはやってくるはず。 「人生とは100m走ではなく、終わりのないマラソンのようなものである」  有田自身がこう語ったように、伝えたい話題もプロレス愛も、マラソンのようにまだまだ長い道のりがあるはずだから。その来たるべき新シーズンに向け、ぜひ一度Amazonプライム『有田と週刊プロレスと』のページを開いてみるのをオススメしたい。 (文=オグマナオト) ◆「熱血!スポーツ野郎」過去記事はこちら

“日テレ・スポーツの顔”上田晋也に期待したい、障害者スポーツの伝え方

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BS日テレ『ストロングポイント』番組サイトより
 くりぃむしちゅー・上田晋也の、“日テレ・スポーツの顔”化が止まらない。  週末の『Going! Sports&News』に、未来のメダリストを取り上げる『上田晋也の日本メダル話』、24日放送の「金曜ロードShow!」枠では、スポーツエンタテインメント特番『人生が二度あれば 運命の選択』で大トリのナビゲーターも務めた。  そんな上田が関わる日テレ系スポーツ番組で、もっと知られるべきだと思うのが、BS日テレの『ストロングポイント』(毎週土曜17時30分~)だ。上田がナレーションを務める「民放BS初のレギュラー障がい者スポーツ番組」が、この2月末で1周年を迎えた。  年々、注目度が高まっているパラスポーツということもあって、地上波でも『PARA DO!』(フジテレビ系)や『勇気のシルシ~パラアスリートの挑戦~』(TBS系)といった番組が始まっている。だが、こちらはどちらも5分に満たないミニ番組。その中にあって、毎週30分、一人のアスリートをじっくり掘り下げる『ストロングポイント』は、パラスポーツを知る手がかりとして貴重な存在だ。  パラスポーツはクラス分けが複雑だったり、個々の抱える障害がどう競技に影響を及ぼしているのか、言葉では伝わりにくい場合も多い。だからこそ、ルール解説から含め、丁寧に競技特性を伝えてくれるのも、この番組の魅力のひとつといえる。  ただまあ、気になる点もある。良くも悪くも、上田のナレーションだ。どうにも「カッコつけすぎる」のだ。ちょっと想像してほしい。もはや懐かしい「うんちく王・上田」の決めゼリフのときのような、あのドヤ顔をしているに違いないという低音ボイスで番組が始まる。もういきなり重い。そこから少しずつ冗談も交えながら、軽いナレーションに切り替わっていくのだが、番組内容やコンセプトがいいだけに、入り方はもうちょっとどうにかしていただきたい。  それと比べて、ごくまれにあるロケの回は、もう抜群に面白い。パラアスリートのスゴさを、上田ならではの純粋な驚きで表現してくれる。  筆者自身、パラアスリートに取材する機会があるのだが、彼ら・彼女らは普段なかなか注目されないからこそ、語りたがりであることが多い。そして、健常者アスリート同様、世界で戦っている選手たちは常軌を逸した「超人性」を秘めている。その「素の部分」と「超人性」を的確に表現できるのは、例えツッコミの元祖ともいえる上田ならではだ。  特に1月放送のブラインドサッカー回は、その魅力が顕著だった。この回では、上田のほかに横浜F・マリノスの新10番・齋藤学がロケに参加し、上田とともにブラインドサッカーに初挑戦。期待通りのズッコケプレーを見せる上田に対して、齋藤は目隠し状態でも足元の感覚だけでスムーズなドリブルを披露するという、J屈指の技術の高さを見せつける形となった。そして、その齋藤も舌を巻く、ブラインドサッカー選手の「視覚に頼らない空間把握能力」という異能ぶり。ひとつの放送で、パラアスリートとサッカー日本代表の技術力を証明する形となったのだ。  加えて、齋藤がミスをすると、おなじみ「ぶはははは!」の大爆笑。障害者番組で、ここまで笑いがあふれるのは珍しい。  障害者をテーマにする番組は、往々にして真面目すぎたり、変に「感動」の方向性に持っていこうとしがちだ。もちろん、それはそれで正しいのだが、時には、とことんふざけた一面を見せてもいい。『ストロングポイント』はそのへんのバランス感覚にも優れているから、毎週見ていて、変におなかいっぱいにならない。上田のバランス感覚の妙もあるはずだ。  だからこそ、上田晋也にというか、日本テレビに期待したいことがある。  ひとつは、もっと『Going! Sports&News』でもパラスポーツを取り上げてほしいということ。もちろん、相対的な注目度からいって時間を割けない、というのはわかる。だが、19日の『Going! Sports&News』では亀梨和也の4月からの新ドラマの話題をわざわざニュース枠で取り上げ、上田が「スポーツ番組ですけどぉ!」と声を荒らげる場面があった。  上田の発言はもちろんポーズではあるだろうが、上田の憤りを「その通り」と思った視聴者も多いに違いない。だって、その時間で、もっとほかの競技について扱うことができるから。  特にこの日は、パラアスリートの中では知名度の高い成田緑夢と山本篤が、障害者スノボ全国大会に出場。成田が連覇を達成したニュースは、NHK『サンデースポーツ』も取り上げる大きなネタだった。山本に至っては『ストロングポイント』の最多出演者。上田ならではのコメントだって出せたはずだ。プロ野球のペナントレースが始まれば、もっともっと野球一辺倒になっていくのが目に見える『Going! Sports&News』なだけに、オフシーズンの今くらいは、適度なバランス感覚を保持してほしい。  そしてもうひとつ、切実に期待したいのが『24時間テレビ』における障害者の取り上げ方だ。「感動ポルノ」と批判されて久しい『24時間テレビ』にこそ、『ストロングポイント』の真摯な番組作りを見習ってほしい。なんならこの番組をベースにして『24時間テレビ』をやってみてはどうだろうか? いや、本気で。 (文=オグマナオト)

『くりぃむしちゅーのANN』復活、『ゆうゆうワイド』終了……2016年“神回”総決算! ラジオ業界激動の1年を振り返る

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ニッポン放送『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』番組サイトより
 今年、ラジオ業界は激動の1年でした。お昼の帯番組『大沢悠里のゆうゆうワイド』(TBSラジオ)が30年の節目で終了し、後番組として『伊集院光とらじおと』(同)がスタートしました。また、radikoではタイムフリー放送が始まり、放送後1週間以内のラジオ番組であればいつでも放送を聞けるようになり、よりラジオが身近なものになりました。  毎回、ラジオ業界に燦然と輝く“神回”を紹介してきたこのコラムでは、そんな2016年に放送されたラジオ番組から厳選の“ベスト・オブ・神回”を3つ紹介させていただきます。   ■『ニューヨークのオールナイトニッポン0 WHY 悲しき女たちSP』(ニッポン放送、16年10月20日深夜)  偏見ネタや毒のあるネタで、屈指の実力を持つ若手芸人のニューヨークのおふたりが今年4月から放送している番組『ニューヨークのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)。芸風と同じように偏見ネタを募集するコーナーが多い中、セフレあるあるを募集するコーナー「加藤ミリヤか!」が思いがけない展開を見せます。  “セフレ=尻軽”という方程式をぬぐえない童貞丸出しの常連ハガキ職人たちが苦戦する中、「本当に誰かのセフレなんじゃないか!?」と思うくらい生々しい投稿が複数の女性リスナーから届き、屋敷さんが放送中に泣きそうになるほど盛り上がりをみせます。僕も聞きながら、体験したことのない「悲し笑い」というものがあるんだと知りました。  そして、現在セフレをしている女性をゲストに招き、恋のから騒ぎ方式で話を聞くことに。「私を好きじゃないところ以外全部好き」「駆け引きしたくて、次に電話が来たら一回無視してみようと思うけど、もう2度とかかってこないと思うと出ちゃう」など、その男性への愛ゆえの悲しいエピソードの数々は、深夜ラジオでは感じたことのないタイプの面白さ。  最後までセフレの本質を理解できない童貞リスナーを??りつける、ニューヨークさんのよさも存分に出ている神回でした。 ■『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン 第160回』(ニッポン放送、16年6月17日深夜)  05年から08年末まで全159回が放送され、深夜ラジオ界では伝説との呼び声高い『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』が7年ぶりの復活です。  僕としても、この番組を聞いて芸人を志したので思い入れが深いのですが、芸人仲間にもヘビーリスナーが多く、今やニッポン放送に就職する学生の半数はくりぃむリスナーだそうで、その影響力は計り知れません。また、年の瀬の有楽町に200人を超える番組リスナーが集まった最終回は今でも語り草です。  そんな『くりぃむANN』復活回。有田さんが、あえて第160回としたように、タイムスリップしたかのような懐かしいノリやエピソードが次々と盛り込まれ、番組は進行していきます。当時のリスナーにしかわからないくだりがありつつも、初めて聞いた人も思わず笑ってしまうような放送で、上田さんのキレキレのツッコミも当時のまま。文句なしの神回でした。
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ニッポン放送『アルコ&ピースのオールナイトニッポン0』番組サイトより
■『アルコ&ピースのオールナイトニッポン0(二期)最終回』(ニッポン放送、16年3月24日深夜)  13年の番組開始以降、リスナーを巻き込んだミニコントや、着地点の見えない企画を軸に置く番組構成でリスナーの心をつかみ、知名度はそこまで高くないにもかかわらず、今でも根強いファンを抱える同番組。  ニッポン放送社内にもファンがいるなど、関係者人気までも獲得。結果、終了の危機をオールナイト史上初のオールナイトニッポン0枠(ANN0枠)への降格という形で切り抜けました。しかし、そのANN0枠でも番組終了のときがやってきます。  最終回で放送された企画は、番組のキラーコンテンツ「アーティストの乱」。もはや何でもありの、リスナーが身内ノリで大暴れできる企画を選んだのです。初めて番組を聞くリスナーに対する酒井さんの「去れ!」の一言がアクセルになり、この番組らしいぶっ飛んだ最終回を聞かせてくれました。  そして、放送中ニッポン放送の前には300人もの番組リスナーが集結。『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)からレポーターが派遣されるほどの大盛り上がりは、先に触れたように同じくANNで番組を持っていたくりぃむしちゅーさん以来でした。最後は、リスナーによる「アルピー!」コールが有楽町の空に響き、幕を閉じました。  ちなみに、個人的な今年ナンバーワンの神メールは、『アルピーANN0』最終回に60歳男性「平林さん」の「体調がよくなく入院中に、たまたまこの番組の第1回の放送を聞き、笑い過ぎて苦しくなって緊急治療室に入ってしまい、3週放送が聞けませんでした。それからは毎週聞くようになりファンになり、そして番組終了が発表された翌日に退院できました」という投稿でした。不謹慎ながら爆笑してしまいました。心も温まる文句なしのナンバーワンメールです。  現在、ニューヨークさんは毎週木曜深夜27時から、『ニューヨークのオールナイトニッポン0』を引き続き担当中。アルコ&ピースさんは毎週火曜深夜24時から『アルコ&ピースのD.C.GARAGE』(TBSラジオ)で、深夜ラジオ界に返り咲きました。くりぃむしちゅーさんは、テレビを中心に多忙を極める中、熊本大地震で傷ついた地元熊本の復興支援の活動までしています。  では、2017年も神回が聞けると確信しつつ、何卒! 僕からは以上! 暖かくして寝ろよ! (文=菅谷直弘[カカロニ])

『くりぃむしちゅーのANN』復活、『ゆうゆうワイド』終了……2016年“神回”総決算! ラジオ業界激動の1年を振り返る

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ニッポン放送『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』番組サイトより
 今年、ラジオ業界は激動の1年でした。お昼の帯番組『大沢悠里のゆうゆうワイド』(TBSラジオ)が30年の節目で終了し、後番組として『伊集院光とらじおと』(同)がスタートしました。また、radikoではタイムフリー放送が始まり、放送後1週間以内のラジオ番組であればいつでも放送を聞けるようになり、よりラジオが身近なものになりました。  毎回、ラジオ業界に燦然と輝く“神回”を紹介してきたこのコラムでは、そんな2016年に放送されたラジオ番組から厳選の“ベスト・オブ・神回”を3つ紹介させていただきます。   ■『ニューヨークのオールナイトニッポン0 WHY 悲しき女たちSP』(ニッポン放送、16年10月20日深夜)  偏見ネタや毒のあるネタで、屈指の実力を持つ若手芸人のニューヨークのおふたりが今年4月から放送している番組『ニューヨークのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)。芸風と同じように偏見ネタを募集するコーナーが多い中、セフレあるあるを募集するコーナー「加藤ミリヤか!」が思いがけない展開を見せます。  “セフレ=尻軽”という方程式をぬぐえない童貞丸出しの常連ハガキ職人たちが苦戦する中、「本当に誰かのセフレなんじゃないか!?」と思うくらい生々しい投稿が複数の女性リスナーから届き、屋敷さんが放送中に泣きそうになるほど盛り上がりをみせます。僕も聞きながら、体験したことのない「悲し笑い」というものがあるんだと知りました。  そして、現在セフレをしている女性をゲストに招き、恋のから騒ぎ方式で話を聞くことに。「私を好きじゃないところ以外全部好き」「駆け引きしたくて、次に電話が来たら一回無視してみようと思うけど、もう2度とかかってこないと思うと出ちゃう」など、その男性への愛ゆえの悲しいエピソードの数々は、深夜ラジオでは感じたことのないタイプの面白さ。  最後までセフレの本質を理解できない童貞リスナーを??りつける、ニューヨークさんのよさも存分に出ている神回でした。 ■『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン 第160回』(ニッポン放送、16年6月17日深夜)  05年から08年末まで全159回が放送され、深夜ラジオ界では伝説との呼び声高い『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』が7年ぶりの復活です。  僕としても、この番組を聞いて芸人を志したので思い入れが深いのですが、芸人仲間にもヘビーリスナーが多く、今やニッポン放送に就職する学生の半数はくりぃむリスナーだそうで、その影響力は計り知れません。また、年の瀬の有楽町に200人を超える番組リスナーが集まった最終回は今でも語り草です。  そんな『くりぃむANN』復活回。有田さんが、あえて第160回としたように、タイムスリップしたかのような懐かしいノリやエピソードが次々と盛り込まれ、番組は進行していきます。当時のリスナーにしかわからないくだりがありつつも、初めて聞いた人も思わず笑ってしまうような放送で、上田さんのキレキレのツッコミも当時のまま。文句なしの神回でした。
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ニッポン放送『アルコ&ピースのオールナイトニッポン0』番組サイトより
■『アルコ&ピースのオールナイトニッポン0(二期)最終回』(ニッポン放送、16年3月24日深夜)  13年の番組開始以降、リスナーを巻き込んだミニコントや、着地点の見えない企画を軸に置く番組構成でリスナーの心をつかみ、知名度はそこまで高くないにもかかわらず、今でも根強いファンを抱える同番組。  ニッポン放送社内にもファンがいるなど、関係者人気までも獲得。結果、終了の危機をオールナイト史上初のオールナイトニッポン0枠(ANN0枠)への降格という形で切り抜けました。しかし、そのANN0枠でも番組終了のときがやってきます。  最終回で放送された企画は、番組のキラーコンテンツ「アーティストの乱」。もはや何でもありの、リスナーが身内ノリで大暴れできる企画を選んだのです。初めて番組を聞くリスナーに対する酒井さんの「去れ!」の一言がアクセルになり、この番組らしいぶっ飛んだ最終回を聞かせてくれました。  そして、放送中ニッポン放送の前には300人もの番組リスナーが集結。『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)からレポーターが派遣されるほどの大盛り上がりは、先に触れたように同じくANNで番組を持っていたくりぃむしちゅーさん以来でした。最後は、リスナーによる「アルピー!」コールが有楽町の空に響き、幕を閉じました。  ちなみに、個人的な今年ナンバーワンの神メールは、『アルピーANN0』最終回に60歳男性「平林さん」の「体調がよくなく入院中に、たまたまこの番組の第1回の放送を聞き、笑い過ぎて苦しくなって緊急治療室に入ってしまい、3週放送が聞けませんでした。それからは毎週聞くようになりファンになり、そして番組終了が発表された翌日に退院できました」という投稿でした。不謹慎ながら爆笑してしまいました。心も温まる文句なしのナンバーワンメールです。  現在、ニューヨークさんは毎週木曜深夜27時から、『ニューヨークのオールナイトニッポン0』を引き続き担当中。アルコ&ピースさんは毎週火曜深夜24時から『アルコ&ピースのD.C.GARAGE』(TBSラジオ)で、深夜ラジオ界に返り咲きました。くりぃむしちゅーさんは、テレビを中心に多忙を極める中、熊本大地震で傷ついた地元熊本の復興支援の活動までしています。  では、2017年も神回が聞けると確信しつつ、何卒! 僕からは以上! 暖かくして寝ろよ! (文=菅谷直弘[カカロニ])

「ローラじゃなかったの!?」くりぃむ有田哲平に“戸田恵梨香似”新恋人報道、妊娠説も……

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『むちゃぶり! 2ndシーズン 完全版 1』(Happinet)
 かねてよりタレントのローラと結婚秒読みなどとウワサされていたくりぃむしちゅー・有田哲平だが、28日発売の「フライデー」(講談社)が新恋人の存在を報じている。  記事によると、有田とローラはとっくに別れており、現在は戸田恵梨香似のスレンダー美女と半同棲中。年内結婚も十分ありえるといい、掲載写真では、女性が「TEPPEI ARITA HOLE IN ONE」とプリントされたトートバッグを提げながら生活用品を買う姿や、3億円ともいわれる有田の豪邸に通う様子が見てとれる。 「トートバッグは、有田がゴルフでホールインワンを達成した記念に作ったオリジナルのようです。そんなことより、この報道にマスコミが揺れている。有田とローラがゴールイン間近と信じて疑わなかった関係者は多く、近しいテレビ関係者が『まだ続いている』と断言するなど周辺情報も少なくなかった。今回の記事が本当だとすれば、先月テレビでも大々的に取り上げられた“ローラの誕生日入籍”のウワサは、一体なんだったのでしょうか……」(芸能ライター)  ネット上でも、「え!? ローラと付き合ってるんじゃなかったの?」とあっけに取られるような反応が圧倒的。また、「一般人かよ」「ローラがよかった」「お似合いだったのに」「がっかり」という声が上がるほか、「おめでた?」「お腹の膨らみが気になる」と新恋人の妊娠を疑う声も少なくない。 「『フライデー』の記事では触れられていませんが、掲載写真のスレンダー美女のお腹が、ふっくらして見えるんです。これが仮に妊娠だとしたら、5~6カ月目くらいでしょうか。ネット上では妊娠説が一人歩きしています」(同)  これまで安田美沙子、坂下千里子、深田恭子……と、数々の有名芸能人と浮き名を流してきた有田。最後に“HOLE IN ONE”を決めるのは、一体誰なのだろうか?