長谷川博己・主演ドラマ『小さな巨人』(TBS系)がついに最終回を迎えました。その視聴率はなんと16.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、これまで最高だった第5話の13.9%を大きく上回り、有終の美を飾りました。 次期・捜査一課長と期待されたものの、警察組織の見えざる力によって所轄に左遷させられてしまった香坂真一郎(長谷川博己)の奮闘するさまを描いてきた同ドラマ。ラストは、17年前から連綿と続く学校法人早明学園と政治家、警察組織の癒着関係、およびその裏に隠された殺人事件を暴くことがテーマになっています。 前回、早明学園の裏帳簿、つまり学園と癒着関係にある者たちの名前が記された帳簿に、かつて捜査一課で働いていた父・敦史(木場勝己)の名前を見つけたことにショックを受け、腰を抜かして驚いた香坂。長谷川博己のあまりに下手糞な演技に視聴者が度肝を抜かれたのですが、その話は脇に置いて話を進めたいと思います。 父親の辞表内容やこれまでの捜査結果から香坂は、以下のような真相を知ることになります。17年前、早明学園と現・内閣官房副長官の山田勲(高橋英樹)との癒着関係に気付いた山田の専属運転手・松山が、早明学園の裏帳簿を警察に渡すと金崎に訴えます。それを恐れた金崎が松山を崖から突き落として殺害。しかし、崖から落ちる直前に松山は裏帳簿の1ページ目を破りとり、その切れ端に金崎の血液が付着してしまったのです。 金崎が殺人罪で捕まれば、山田をはじめとした政治家や警察組織の闇も暴かれてしまう。それを阻止するために、松山の死は自殺ということで処理されました。この隠蔽の秘密を共有したことで、学園と警察組織とのつながりはより強固になったというわけです。 警察組織の汚いやり方に香坂は怒りを覚えるのと同時に、疑問を抱きます。金崎の血液が付着した裏帳簿の切れ端を、捜査一課長の小野田義信(香川照之)はなぜ今も金庫の中に大事に保管しているのかということを。そこに何かを感じ取った香坂は、正義感を盾に小野田に食らいつきます。17年前の真相を暴くため、その証拠となる裏帳簿の切れ端を渡してほしいと頼みます。それに対して小野田は「青臭い正義」と罵倒し、感情的になった結果、「殺人の証拠を捨てろと言われた」と、つい口を滑らせ隠蔽工作を認める発言をしてしまいます。そこで香坂は隠し持っていたICレコーダーを取りだし、それをダシにして捜査に協力するように脅します。 観念した小野田は、警察組織をスキャンダルから守るために殺人事件を隠蔽せざるを得なかった捜査一課長としての立場と、それを許すまじと考える正義感との間で揺れ、苦しみ続けてきたことを涙ながらに吐露します。 小野田の協力を得た香坂は金崎を任意同行するのですが、金崎は自供せず。山田も議員職を休んで雲隠れと、結局、17年前の真相はウヤムヤに。そして、所轄署長への人事異動を自ら願い出た小野田の代わりに、香坂山田が捜査一課に戻ったところでドラマは終了となりました。が、これで納得した視聴者ってどれぐらいいるのでしょうか? 悪人だと思っていた人物が、実はそうではなかった。ありがちなオチではありますが、脚本や演出が巧妙であれば大団円が期待できます。つまり、その人物が悪人にならざるを得なかった理由や、悪人に思えたのはこちらの勘違いだったのだと思わせるような巧みなストーリー構成や人物描写ができていれば、大きな効果を発揮したと思うのです。 しかし、それを小野田に当てはめるのは無理があると感じました。これまで香坂の捜査を妨害し続けてきただけに、最後の最後に“悩める捜査一課長”に変身しただけでなく、ドン引きするほどに大号泣をされても感情移入できません。しかも、17年前の事件は何も解決されないまま、香坂が捜査一課に戻り、再び出世コースに乗って終わりというのは、あまりに早急で強引な幕引きだと思いました。 ラストだけでなく、『豊洲署編』に突入してから、なんだかストーリーがごちゃごちゃになってしまった印象なんですよね。森友、加計学園問題が世間を賑わせていたため、強引にストーリーに絡ませようとしたのではないかと疑ってしまいます。ストーリーの整合性よりも話題性重視で、時事ネタを盛り込む方向へと強引に舵を切った結果、伏線投げっぱなしの駆け足ゴールになってしまったのではないでしょうか。 ただ、幸か不幸か最終回の視聴率が良かったため、これに味を占めて続編が制作されるのではないかという気がしないではないのですが、どうなんでしょう。放送枠が同じで共通のスタッフやキャストが多いことから“警察版・半沢直樹”と呼ばれていた今回のドラマ。その“本家”最終回の視聴率42.2%には遠く及ばなかっただけに、もし続編が制作されるならば『半沢直樹』の方をお願いしたいです。 (文=大羽鴨乃)TBS系『小さな巨人』番組サイトより
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えっ!? 長谷川博己の腰抜かし演技に衝撃走る! ドラマ『小さな巨人』第9話レビュー
次回でクライマックスを迎える長谷川博己・主演ドラマ『小さな巨人』(TBS系)。“セミファイナル”にあたる第9話が11日に放送され、平均視聴率13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.1ポイント上げました。 さて、まずは前回のおさらい。学校法人早明学園と政治家との癒着を内偵していた警視庁警務部人事課職員・江口和夫(ユースケ・サンタマリア)が殺害された事件の捜査に奔走する香坂真一郎(長谷川博己)。元・警視庁捜査一課長で、現在は学園の専務を務めている富永拓三(梅沢富美男)を疑うものの、富永に対して恩義がある現・捜査一課長の小野田義信(香川照之)の妨害により追及することができませんでした。 しかし香坂は、学園の裏帳簿を持って逃走していた、学園の癒着問題と江口の殺人事件、両方のカギを握る学園の経理課長・横沢裕一(井上芳雄)を捕まえることに成功。一気に真相解明なるかと喜ぶのですが、今度は部下の山田春彦(岡田将生)が横沢を逃がしてしまうというまさかの事態が発生したところで第8話は終了となりました。 山田の監督責任を問われ、香坂は自宅謹慎を言い渡されてしまうのですが、帰宅するとそこには山田と横沢の姿があります。そして、山田が手に入れた17年前の早明学園の裏帳簿の1ページ目に、山田の父親で現・内閣官房副長官の山田勲(高橋英樹)と富永の名前が記載されていることを知らされます。つまり、勲と富永は早明学園と癒着関係にあるというわけです。また、そのページの破損部分に、今回の事件の真相を知る人物の名前が記載されているのではないか、という憶測を山田が立てます。17年前の勲と富永をよく知る人物に聞けば、何か有力な情報を得られるかもしれない。そう考えた香坂は、他ならぬ自身の父・敦史(木場勝己)に会いに行くことにします。 かつては富永の下で捜査一課の捜査員として活躍していた敦史ですが、部下に裏切られ、不祥事の罪をかぶせられて所轄に左遷させられてしまったことで意気消沈。現在はボケが進行してしまっているため、香坂は特に期待はしていなかったのですが、敦史は裏帳簿のページを見て、「山田さんとの絆だ」と謎の言葉を発します。 “山田さん”が自分の父親のことだと判断した山田は勲に直接会いに行き、涙ながらに不正を責め立てるのですが、勲の心には響かず。その場に駆けつけた小野田に連行されてしまいます。 その山田を逃がしてしまった責任を問われた香坂は、警視庁警務部監察官の柳沢肇(手塚とおる)に呼び出しをくらってしまいます。そして、17年前に父・敦史を裏切った部下が小野田であることを知らされ、小野田への怒りを燃えたぎらせます。 富永と小野田の不正を暴くべく、より一層気合が増した香坂は、早明学園の理事長・金崎玲子(和田アキ子)の旧姓が山田であることを突き止め、“山田さん”は金崎のことを意味していたのではないかと推理します。そして、今回は小野田が妨害できないようにと、企業の収賄などの捜査を担当する捜査二課に協力を仰ぎ、金崎を任意同行させることに成功します。 あとは横沢が貸倉庫に隠している裏帳簿を捜査二課に引き渡せば、学園と政治家、警察幹部らの癒着問題は明るみになる。そう思われたのですが、抜け目ない小野田がそれを阻止し、裏帳簿は奪われてしまいます。 小野田に呼び出されて捜査一課長室へ赴いた香坂は、「あなたは私の父を裏切った」と怒りをぶちまけ、さらには裏帳簿の破損した部分に小野田の名前が記載されているのではないかと言います。しかし、小野田はこれを否定。そして、自身の潔白を証明するため、金庫の中に隠していた裏帳簿の破損した部分を香坂に見せます。小野田の名前があると決めつけ、その切れ端を受け取った香坂ですが、そこにあるのは父・敦史の名前でした。あまりのショックに腰を抜かしてしまった香坂は床に倒れこみ、全身をブルブルと震わせながら、小野田に向かって「ちがーう!」と叫んだところで第9話は終了となりました。 さて、今回の感想を一言。同ドラマは初回から香川照之の顔芸がオーバーすぎることが賛否両論の的になっていました、今回は岡田将生が父親に対して鼻水を垂れ流しながら泣いたり、ラストシーンでの長谷川博己の驚愕演技など、香川だけでなく主要キャスト陣のクサすぎる演技がこれまで以上に悪目立ちする回になってしまっていました。次回が最終回ということで盛り上げようとしているのかもしれませんが、思い切り空回りしていましたし、長谷川の顔を震わせる演技は特に下手糞すぎて失笑ものでした。 最終回は20分延長しての放送ということで、これまでぶん投げまくった伏線がすべて気持ちよく回収されることを願いますが、果たしてどうなるでしょうか。 (文=大羽鴨乃)TBS系『小さな巨人』番組サイトより
えっ!? 長谷川博己の腰抜かし演技に衝撃走る! ドラマ『小さな巨人』第9話レビュー
次回でクライマックスを迎える長谷川博己・主演ドラマ『小さな巨人』(TBS系)。“セミファイナル”にあたる第9話が11日に放送され、平均視聴率13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.1ポイント上げました。 さて、まずは前回のおさらい。学校法人早明学園と政治家との癒着を内偵していた警視庁警務部人事課職員・江口和夫(ユースケ・サンタマリア)が殺害された事件の捜査に奔走する香坂真一郎(長谷川博己)。元・警視庁捜査一課長で、現在は学園の専務を務めている富永拓三(梅沢富美男)を疑うものの、富永に対して恩義がある現・捜査一課長の小野田義信(香川照之)の妨害により追及することができませんでした。 しかし香坂は、学園の裏帳簿を持って逃走していた、学園の癒着問題と江口の殺人事件、両方のカギを握る学園の経理課長・横沢裕一(井上芳雄)を捕まえることに成功。一気に真相解明なるかと喜ぶのですが、今度は部下の山田春彦(岡田将生)が横沢を逃がしてしまうというまさかの事態が発生したところで第8話は終了となりました。 山田の監督責任を問われ、香坂は自宅謹慎を言い渡されてしまうのですが、帰宅するとそこには山田と横沢の姿があります。そして、山田が手に入れた17年前の早明学園の裏帳簿の1ページ目に、山田の父親で現・内閣官房副長官の山田勲(高橋英樹)と富永の名前が記載されていることを知らされます。つまり、勲と富永は早明学園と癒着関係にあるというわけです。また、そのページの破損部分に、今回の事件の真相を知る人物の名前が記載されているのではないか、という憶測を山田が立てます。17年前の勲と富永をよく知る人物に聞けば、何か有力な情報を得られるかもしれない。そう考えた香坂は、他ならぬ自身の父・敦史(木場勝己)に会いに行くことにします。 かつては富永の下で捜査一課の捜査員として活躍していた敦史ですが、部下に裏切られ、不祥事の罪をかぶせられて所轄に左遷させられてしまったことで意気消沈。現在はボケが進行してしまっているため、香坂は特に期待はしていなかったのですが、敦史は裏帳簿のページを見て、「山田さんとの絆だ」と謎の言葉を発します。 “山田さん”が自分の父親のことだと判断した山田は勲に直接会いに行き、涙ながらに不正を責め立てるのですが、勲の心には響かず。その場に駆けつけた小野田に連行されてしまいます。 その山田を逃がしてしまった責任を問われた香坂は、警視庁警務部監察官の柳沢肇(手塚とおる)に呼び出しをくらってしまいます。そして、17年前に父・敦史を裏切った部下が小野田であることを知らされ、小野田への怒りを燃えたぎらせます。 富永と小野田の不正を暴くべく、より一層気合が増した香坂は、早明学園の理事長・金崎玲子(和田アキ子)の旧姓が山田であることを突き止め、“山田さん”は金崎のことを意味していたのではないかと推理します。そして、今回は小野田が妨害できないようにと、企業の収賄などの捜査を担当する捜査二課に協力を仰ぎ、金崎を任意同行させることに成功します。 あとは横沢が貸倉庫に隠している裏帳簿を捜査二課に引き渡せば、学園と政治家、警察幹部らの癒着問題は明るみになる。そう思われたのですが、抜け目ない小野田がそれを阻止し、裏帳簿は奪われてしまいます。 小野田に呼び出されて捜査一課長室へ赴いた香坂は、「あなたは私の父を裏切った」と怒りをぶちまけ、さらには裏帳簿の破損した部分に小野田の名前が記載されているのではないかと言います。しかし、小野田はこれを否定。そして、自身の潔白を証明するため、金庫の中に隠していた裏帳簿の破損した部分を香坂に見せます。小野田の名前があると決めつけ、その切れ端を受け取った香坂ですが、そこにあるのは父・敦史の名前でした。あまりのショックに腰を抜かしてしまった香坂は床に倒れこみ、全身をブルブルと震わせながら、小野田に向かって「ちがーう!」と叫んだところで第9話は終了となりました。 さて、今回の感想を一言。同ドラマは初回から香川照之の顔芸がオーバーすぎることが賛否両論の的になっていました、今回は岡田将生が父親に対して鼻水を垂れ流しながら泣いたり、ラストシーンでの長谷川博己の驚愕演技など、香川だけでなく主要キャスト陣のクサすぎる演技がこれまで以上に悪目立ちする回になってしまっていました。次回が最終回ということで盛り上げようとしているのかもしれませんが、思い切り空回りしていましたし、長谷川の顔を震わせる演技は特に下手糞すぎて失笑ものでした。 最終回は20分延長しての放送ということで、これまでぶん投げまくった伏線がすべて気持ちよく回収されることを願いますが、果たしてどうなるでしょうか。 (文=大羽鴨乃)TBS系『小さな巨人』番組サイトより
次回“セミファイナル”も、伏線ぶん投げまくりで回収は大丈夫? ドラマ『小さな巨人』第8話レビュー
前回、視聴率が微減してしまった長谷川博己・主演ドラマ『小さな巨人』(TBS系)ですが、4日に放送された第8話の平均視聴率は13.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と復調しました。 さて、まずは前回のおさらい。学校法人早明学園と政治家との癒着関係について内偵していた警視庁警務部人事課職員・江口和夫(ユースケ・サンタマリア)が殺害された事件を追う香坂真一郎(長谷川博己)。学園専務・富永拓三(梅沢富美男)が江口を殺害し、学園の裏帳簿を持って失踪した経理課長・横沢裕一(井上芳雄)に罪をかぶせるため、横沢の髪の毛を現場に残す裏工作をしたのではないかと疑います。 地道な捜査の結果、江口が殺害された日の富永のアリバイを崩す証拠をつかんだ香坂は、捜査一課長の小野田義信(香川照之)をたきつけ、富永を任意同行させることに成功。しかし、証拠不十分として小野田はすぐに富永を釈放してしまいます。元・捜査一課長の富永は、小野田を捜査一課に引き上げた恩人。そのため、小野田が富永に手心を加えたのではないか? と香坂が疑いをもったところで第7話は終了となりました。 第8話は、富永を釈放した理由について、香坂が小野田に問い詰めるシーンからスタートします。小野田によれば、江口が殺された当日、学園の裏口に設置された防犯カメラの映像に横沢が逃走する姿が映っていたため、富永を釈放することになったとのこと。また、富永は横沢が学園の金を横領したと吹聴しているため、小野田は「横沢は300%クロだ」と断言し、横沢逮捕に全力を注ぐことになります。 横沢が、妻の亜美(中村アン)に接触してくるに違いないと睨んだ捜査一課と豊洲警察署刑事課の合同捜査チームは、所轄の刑事・三島祐里(芳根京子)を亜美に近づかせて横沢の情報を引き出す作戦を立てます。 しかし、亜美は逆に三島を利用。自分の携帯電話に送られたメールは警察へと転送されてしまうため、三島の携帯電話を使ってこっそり横沢と連絡を取り合います。そのことに気づいた三島は香坂に相談。香坂は、三島の携帯に送られてきたメールを自分の携帯に転送されるように設定してトラップを仕掛けます。 そうとは知らずに亜美は横沢と待ち合わせをし、香坂はその現場を押さえます。ところがそこへ、香坂の同期で捜査一課の指揮を執る藤倉良一(駿河太郎)が現れ、横沢を横取りしてしまいます。藤倉は、所轄よりも先に横沢を逮捕して、横沢が持つ学園の裏帳簿を隠蔽するよう小野田から命じられていたのです。香坂は、「俺たちは何のために警察官になったんだ?」と、正義感を盾に訴えますが、藤倉は「そんなもん、もう忘れた」と聞く耳をもたず、横沢を本庁へと連行します。 しかし、本庁へ移動する途中、香坂の言葉を思い出して良心の呵責に苛まれた藤倉は行き先を変更。小野田の命令に背き、香坂に横沢の身柄を預けます。香坂は、これで江口殺人事件の真相と学園の不正問題が明らかになると安堵します。しかし、喜んだのもつかの間、取調室から横沢が失踪。手引きしたのは山田春彦(岡田将生)であることが発覚したところで第8話は終了となりました。 今回で『豊洲署編』の3話目が終了ということで、ふと気になったのですが、初回から第5話目までの『芝署編』で問題になっていた、IT企業・ゴーンバンク社社長の中田和正(桂文枝)と小野田との癒着問題はどうなってしまったのでしょうか? 『豊洲署編』が始まってから完全に放置されてますが、まさか大風呂敷を広げたままということではないですよね? 今回の山田の裏切りにしろ、視聴者の興味を惹き付けるために行きあたりばったりでどんでん返し演出をしているように思えてならないのですが。伏線をぶん投げるだけぶん投げたまま回収しないで終わるのはやめてくださいね。 それと、第1話のサブタイトルにも使われた「敵は味方のフリをする」というセリフが毎回何度も出てくるのですが、聞き飽きました。今回のドラマは、2013年に同枠で放送された『半沢直樹』のスタッフが集結したということで、半沢が連呼した「やられたらやり返す。倍返しだ!」と同じように流行ることを狙っているのでしょうが、流行りません。むしろ、そのセリフに縛られて無理にでも裏切り者を用意しなければならず、ストーリーに矛盾が生じるという悪循環に陥ってしまっているようにも思えます。 同ドラマは全10話ということで、次回で早くも“セミファイナル”を迎えます。予告では、「17年前の真相」「怪物の正体」などといったテロップが流れ、小野田の過去を掘り下げるようなストーリー展開となるようですが、伏線回収を含めクライマックスに向けて盛り上がりを見せることができるのか注目したいと思います。 (文=大羽鴨乃)TBS系『小さな巨人』番組サイトより
次回“セミファイナル”も、伏線ぶん投げまくりで回収は大丈夫? ドラマ『小さな巨人』第8話レビュー
前回、視聴率が微減してしまった長谷川博己・主演ドラマ『小さな巨人』(TBS系)ですが、4日に放送された第8話の平均視聴率は13.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と復調しました。 さて、まずは前回のおさらい。学校法人早明学園と政治家との癒着関係について内偵していた警視庁警務部人事課職員・江口和夫(ユースケ・サンタマリア)が殺害された事件を追う香坂真一郎(長谷川博己)。学園専務・富永拓三(梅沢富美男)が江口を殺害し、学園の裏帳簿を持って失踪した経理課長・横沢裕一(井上芳雄)に罪をかぶせるため、横沢の髪の毛を現場に残す裏工作をしたのではないかと疑います。 地道な捜査の結果、江口が殺害された日の富永のアリバイを崩す証拠をつかんだ香坂は、捜査一課長の小野田義信(香川照之)をたきつけ、富永を任意同行させることに成功。しかし、証拠不十分として小野田はすぐに富永を釈放してしまいます。元・捜査一課長の富永は、小野田を捜査一課に引き上げた恩人。そのため、小野田が富永に手心を加えたのではないか? と香坂が疑いをもったところで第7話は終了となりました。 第8話は、富永を釈放した理由について、香坂が小野田に問い詰めるシーンからスタートします。小野田によれば、江口が殺された当日、学園の裏口に設置された防犯カメラの映像に横沢が逃走する姿が映っていたため、富永を釈放することになったとのこと。また、富永は横沢が学園の金を横領したと吹聴しているため、小野田は「横沢は300%クロだ」と断言し、横沢逮捕に全力を注ぐことになります。 横沢が、妻の亜美(中村アン)に接触してくるに違いないと睨んだ捜査一課と豊洲警察署刑事課の合同捜査チームは、所轄の刑事・三島祐里(芳根京子)を亜美に近づかせて横沢の情報を引き出す作戦を立てます。 しかし、亜美は逆に三島を利用。自分の携帯電話に送られたメールは警察へと転送されてしまうため、三島の携帯電話を使ってこっそり横沢と連絡を取り合います。そのことに気づいた三島は香坂に相談。香坂は、三島の携帯に送られてきたメールを自分の携帯に転送されるように設定してトラップを仕掛けます。 そうとは知らずに亜美は横沢と待ち合わせをし、香坂はその現場を押さえます。ところがそこへ、香坂の同期で捜査一課の指揮を執る藤倉良一(駿河太郎)が現れ、横沢を横取りしてしまいます。藤倉は、所轄よりも先に横沢を逮捕して、横沢が持つ学園の裏帳簿を隠蔽するよう小野田から命じられていたのです。香坂は、「俺たちは何のために警察官になったんだ?」と、正義感を盾に訴えますが、藤倉は「そんなもん、もう忘れた」と聞く耳をもたず、横沢を本庁へと連行します。 しかし、本庁へ移動する途中、香坂の言葉を思い出して良心の呵責に苛まれた藤倉は行き先を変更。小野田の命令に背き、香坂に横沢の身柄を預けます。香坂は、これで江口殺人事件の真相と学園の不正問題が明らかになると安堵します。しかし、喜んだのもつかの間、取調室から横沢が失踪。手引きしたのは山田春彦(岡田将生)であることが発覚したところで第8話は終了となりました。 今回で『豊洲署編』の3話目が終了ということで、ふと気になったのですが、初回から第5話目までの『芝署編』で問題になっていた、IT企業・ゴーンバンク社社長の中田和正(桂文枝)と小野田との癒着問題はどうなってしまったのでしょうか? 『豊洲署編』が始まってから完全に放置されてますが、まさか大風呂敷を広げたままということではないですよね? 今回の山田の裏切りにしろ、視聴者の興味を惹き付けるために行きあたりばったりでどんでん返し演出をしているように思えてならないのですが。伏線をぶん投げるだけぶん投げたまま回収しないで終わるのはやめてくださいね。 それと、第1話のサブタイトルにも使われた「敵は味方のフリをする」というセリフが毎回何度も出てくるのですが、聞き飽きました。今回のドラマは、2013年に同枠で放送された『半沢直樹』のスタッフが集結したということで、半沢が連呼した「やられたらやり返す。倍返しだ!」と同じように流行ることを狙っているのでしょうが、流行りません。むしろ、そのセリフに縛られて無理にでも裏切り者を用意しなければならず、ストーリーに矛盾が生じるという悪循環に陥ってしまっているようにも思えます。 同ドラマは全10話ということで、次回で早くも“セミファイナル”を迎えます。予告では、「17年前の真相」「怪物の正体」などといったテロップが流れ、小野田の過去を掘り下げるようなストーリー展開となるようですが、伏線回収を含めクライマックスに向けて盛り上がりを見せることができるのか注目したいと思います。 (文=大羽鴨乃)TBS系『小さな巨人』番組サイトより
香坂真一郎(長谷川博己)の学習能力のなさが際立つ回に! ドラマ『小さな巨人』第7話レビュー
新キャストが加わり、前回から『豊洲署編』がスタートした長谷川博己・主演ドラマ『小さな巨人』(TBS系)。その第7話が先月28日に放送されたのですが、平均視聴率12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回から1.4ポイント下落してしまいました。 さて、まずは前回のおさらい。警視庁芝警察署から豊洲警察署刑事課へ異動になった香坂真一郎(長谷川博己)に待ち受けていたのは、学校法人早明学園の事務局で経理課長を務める横沢裕一(井上芳雄)の失踪事件でした。 学園を訪れた香坂は、理事長の金崎玲子(和田アキ子)と、元・警視庁捜査一課長で現在は学園の専務を務める富永拓三(梅沢富美男)から、横沢が学園の金を横領して逃げたのだという情報を得ます。その一方、香坂の部下・山田春彦(岡田将生)は、学園の職員になりすまして内偵をしている、警視庁警務部人事課の職員・江口和夫(ユースケ・サンタマリア)から、学園と政治家が癒着関係にあり、横沢はその不正を暴こうとしていたのだということを知らされます。 新人時代に面識があることから、山田は香坂には内緒で江口の内偵を手伝うことになります。しかし、その不審な動きに気づいた香坂は、江口から不正の証拠となる裏帳簿を受け取るため学園の屋上へと向かった山田を尾行します。すると、江口の死体の傍らで佇む山田の姿を発見。逃走する山田を追い詰めた香坂は、「香坂さんに早く報告すれば良かった」という言葉を投げつけられるのですが、その真意を聞きだす前に、山田が捜査一課の刑事たちに確保されてしまい、そこで前回の放送は終了となりました。 ここから第7話がスタート。取り調べを受けた山田は、江口の死体を発見した直後に背後から誰かに殴られて気を失ったと主張。さらに、現場から横沢の髪の毛が採取されたため、捜査一課長の小野田義信(香川照之)は横沢の指名手配を命じます。 しかし、横沢が学園の不正を暴こうとしていたことを知っている香坂は、横沢犯人説を疑問視します。逮捕される前に放った山田の謎めいた言葉も引っかかるのですが、山田が釈放されないため捜査は行き詰まってしまいます。それを打開するため、香坂は内閣官房副長官を務める山田の父・勲(高橋英樹)のコネを使い、山田を釈放するという大胆な作戦に出ます。 無事に釈放された山田は、江口から見せられた学園の裏帳簿に父親の名前があったことを香坂に告白。横沢はその不正を暴こうとして、何者かに消されたのではないかという説が濃厚になります。 手掛かりを探すため、香坂は山田を引き連れ学園の職員用の更衣室へ。床に落ちていたペンに富永の指紋が付着していたことから、富永が江口を殺害し、横沢のロッカーから採取した髪の毛を現場に置いたのではないか、という仮説を立てます。 身辺を探られていると勘づいた富永から小野田にクレームが入り、香坂は本庁に呼び出されます。そこで富永から、ペンは3日前に落としたこと、事件当日18時には帰宅してアリバイがあることを主張されます。さらに、小野田からは、元・捜査一課長の富永を任意同行させるには、「100%の証拠でも足りない。200%の覚悟というものが必要だ」と言い渡されます。 富永のアリバイを崩すため、香坂は学園内で徹底した聞き込みを開始。そして、事件当日の19時近くに学生がスマホで撮った写真の中に富永が映り込んでいること、その胸ポケットにペンが収まっていることを発見します。つまり、事件前にペンを落としたということもアリバイ供述も全てが嘘だったことが発覚したのです。 それだけでは富永が犯人である証拠としては不十分。しかし香坂は、「200%の覚悟はあります。あとは一課長ご自身の覚悟です」という言葉で小野田の心を動かします。小野田自らが陣頭に立ち、富永を任意同行。取り調べをすることで事件は一件落着……かと思われたのですが、証拠不十分として小野田は富永をあっさり釈放。「これでもう同じ理由で任意同行はできない」と香坂が悔しがったところで第7話は終了しました。 今回の放送を見終えて、まず頭に浮かんだのは、「香坂君、ばかなの?」ということです。これまでの放送で香坂は散々、小野田に手柄を横取りされたり裏切られたりしてきました。さらに、小野田は富永が捜査一課長を務めていた時にお世話になったため、頭が上がらないことも知っていたはず。それなのになぜ、小野田を信じ切って富永の捜査を任せてしまうのでしょうか。学習能力がないのでしょうか? また、放送終了間際に小野田に裏切られるという流れは、『芝署編』とまるで一緒。ただキャストと捜査の内容が変わっただけで、新鮮味は薄れるばかりとなってしまっています。そんなところに、視聴率下落の要因があるのではないでしょうか。次回からはこれまでとは違った展開を期待したいところです。 (文=大羽鴨乃)TBS系『小さな巨人』番組サイトより
ブレーク前夜“元D-BOYS”加治将樹が引っ張りだこのワケは「激安ギャラと性格のよさ」
「彼は、将来的には鈴木亮平さんや新井浩文さんのような脇で重宝される役者になるともっぱらです。今クールも『小さな巨人』(TBS系)に出演してますが、その評判もよかったですよ」(テレビ局関係者) ここにきて、ドラマ、映画、舞台に引っ張りだこなのが、若手俳優集団D-BOYSの元メンバー、加治将樹。この春は長谷川博己主演のドラマ『小さな巨人』(TBS系)の芝署編で所轄刑事を好演しているが、今後も福士蒼汰主演の映画『曇天に笑う』など話題作に出演する一方、舞台でも精力的に活動している。 「彼は役に合わせて体重を変えたり、体を鍛えてきたりする鈴木亮平さんタイプですね。昔はイケメンで痩せてたんですけど、ある映画の役で20キロ太ってからは、そのままにしているようです。太ってから仕事が増えたのがその理由だそうです。彼は仕事の大小やギャラは関係なく、人脈で仕事をするタイプ。性格もいいので、彼と仕事をしたいという人はたくさんいますよ」(芸能事務所関係者) ギャラもドラマだと1話15~20万円ほどと格安で、そちらの面でも使い勝手がいいという。 「彼のライバルとしては遠藤要さんや篠原篤さんの名前が挙がりますが、遠藤さんは例の違法賭博の問題で仕事が減るでしょうから、ますます加治さんの仕事は増えるでしょうね。主役を張るのは難しいでしょうけど、脇で引っ張りだこ状態の方が仕事には困りませんからね。今後も彼の顔を見る機会は増えそうですよ。ただ、その都度、ヒゲをそったりして印象を変えているので、よく注目してないとわからないかもしれませんね(笑)」(ドラマ関係者) 今後の活躍ぶりが楽しみだ。ワタナベエンターテインメント公式サイトより
ブレーク前夜“元D-BOYS”加治将樹が引っ張りだこのワケは「激安ギャラと性格のよさ」
「彼は将来的には鈴木亮平さんや新井浩文さんのような脇で重宝される役者になるともっぱらです。今クールも『小さな巨人』(TBS系)に出演してますが、その評判もよかったですよ」(テレビ局関係者) ここにきて、ドラマ、映画、舞台に引っ張りだこなのが若手俳優集団D-BOYSの元メンバー、加治将樹。この春は長谷川博己主演のドラマ『小さな巨人』(TBS系)の芝署編で所轄刑事を好演しているが、今後も福士蒼汰主演の映画『曇天に笑う』など話題作に出演する一方、舞台でも精力的に活動している。 「彼は役に合わせて体重を変えたり、体を鍛えてきたりする鈴木亮平さんタイプですね。昔はイケメンで痩せてたんですけど、ある映画の役で20キロ太ってからは、そのままにしているようです。太ってから仕事が増えたのがその理由だそうです。彼は仕事の大小やギャラは関係なく人脈で仕事をするタイプで性格もいいので、彼と仕事をしたい人はたくさんいますよ」(芸能事務所関係者) ギャラもドラマだと1話15~20万くらいと格安で、そちらの面でも使い勝手がいいという。 「彼のライバルとしては遠藤要さんや篠原篤さんの名前が挙がりますが、遠藤さんは例の違法賭博の問題で仕事が減るでしょうから、ますます加治さんの仕事は増えるでしょうね。主役を張るのは難しいでしょうけど、脇で引っ張りだこ状態の方が仕事には困りませんからね。今後も彼の顔を見る機会は増えそうですよ。ただ、その都度、髭をそったりして印象を変えているのでよく注目してないとわからないかもしれませんね(笑)」(ドラマ関係者) 気になったら出演者を要チェックだ。ワタナベエンターテインメント公式サイトより
和田アキ子の土佐犬顔が迫力満点! ゲス不倫ネタ投入に期待 ドラマ『小さな巨人』第6話レビュー
長谷川博己・主演ドラマ『小さな巨人』(TBS系)の第6話が放送され、平均視聴率13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前回が13.9%だったので、微減となってしまいました。 前回、香坂真一郎(長谷川博己)が警視庁芝警察署から豊洲警察署刑事課へ異動になったことで、今回から『豊洲署編』がスタート。異動したのは香坂だけではありません。捜査一課長付運転担当だった山田春彦(岡田将生)も、香坂と同じ課へと異動になりました。前回までの放送で、内閣官房副長官を務める父親のコネを使い捜査しすぎたためカドが立ったというのが異動理由。代わってそのポジションに、前回まで芝警察署の刑事だった渡部久志(安田顕)が就くことに。さらに、研修時代に香坂にお世話になり尊敬しているという理由で、前回までは警視庁人事課職員だった三島祐里(芳根京子)が自ら志願して、香坂の部下になりました。 視聴率を稼ぐためとはいえ、かなり強引な配置換えで始まった『豊洲署篇』ですが、そこで香坂を待ち受けていたのは、学校法人早明学園の事務局で経理課長を務める横沢裕一(井上芳雄)の失踪事件でした。横沢の妻・亜美(中村アン)の捜査依頼により、香坂は山田と三島を伴い早明学園へと足を運びます。 学園理事長の金崎玲子(和田アキ子)と、元・警視庁捜査一課長で現在は学園の専務を務める富永拓三(梅沢富美男)と面会する香坂。横沢が学園の金を横領し失踪したのだと聞かされます。しかし、富永が元・捜査一課長の威厳を見せ、これ以上の捜査を打ち切るように暗に圧力をかけてきたことで疑念を抱きます。 さらに香坂は、富永の現役時代の直属の部下で、現・捜査一課長である小野田義信(香川照之)から呼び出しをくらい、捜査の打ち切りを命じられたことで、「何かニオう」と疑惑を強めます。また、山田が捜査に協力せずに単独で横沢家を訪れ、家の中を物色するなど、不審な動きをしていることにも疑問を持ちます。 横沢が以前、同僚の矢部貴志(ユースケ・サンタマリア)を家に招いたことがあるということを知った香坂は、矢部の素性調査を開始。そして、矢部の本名が江口和夫であること、江口が元・捜査二課の刑事で現在は警務部人事課の職員であることを突き止めます。また、山田が新人時代に研修を受けていた時の先輩であることも発覚します。 さらに香坂は、懇意にしている新聞記者から、早明学園と政治家が癒着関係にあるという黒いウワサを聞きつけます。そのウワサとは、国が持て余している土地を学園が10億円で買い取り、その見返りとして学園設立の認可を得たり、有名政治家を顧問として受け入れたり、教師や留学生など海外からの優秀な人材を外務省から斡旋してもらっている、というものでした。 学園の不正を暴くために職員になりすまして内偵捜査していた江口が、その不正の証拠となる学園の裏帳簿を横沢から受け取ろうとしたところで、横沢が謎の失踪。研修時代のよしみから、消えた裏帳簿を探す手伝いを山田が秘密裏に行っていた、という構図が浮き彫りになります。 そのことを山田に問い詰める香坂ですが、「僕にだって言えないこともあるんだ!」と邪険にされてしまいます。仕方なく、三島を伴って山田の尾行を開始。江口に呼び出された山田を追って、早明学園の屋上へと向かうのですが、そこには頭から血を流して倒れている江口と、それを呆然と見下ろし立ちすくむ山田の姿があります。山田は反射的に逃げ出すのですが、香坂がすぐに追い詰めます。逃げ場を駆け付けた捜査一課によって取り囲まれた山田は、「香坂さんに早く報告すれば良かった」と、謎の一言を残し、捜査一課に殺人容疑で確保されてしまいます。そこで、第6話は終了となりました。 さて、今回の放送を振り返っての感想。まず、冒頭でも書きましたが、強引な異動がどうもしっくりきませんでした。特に、『芝署編』では薄汚い身なりをして、泥臭い所轄刑事を演じていた安田顕の、ビシッとしたスーツ姿はかなりの違和感がありました。 その一方、キャスティングが発表された時から批判を浴びていた和田アキ子は、演技は決してうまいとはいえないですが、画面にアップで映りカメラを睨む際の顔はまるで土佐犬のそれのようで迫力満点でした。前回、『芝署編』で悪役だった春風亭昇太の存在感が薄すぎただけに、梅沢富美男を含め、これぐらい濃いメンツの方が良いのではないでしょうか。どちらかというと世間から嫌われているタレント2人を香坂がぎゃふんといわす場面は、大きなカタルシスを生むことでしょう。 それと、今回は明らかに森友学園と加計学園の問題を意識したような時事ネタが盛り込まれてきましたが、香坂を慕い異動してきた三島とのゲス不倫という時事ネタも放り込まれることになるのか。そんな下世話な部分にも注目していきたいと思います。 (文=大羽鴨乃)TBS系『小さな巨人』番組サイトより
TBS『小さな巨人』迫力不足の和田アキ子に酷評! 本人は言い訳連発「のどが痛い」「高い声出ない」
長谷川博己主演ドラマ『小さな巨人』(TBS系)の後編が21日にスタート。悪役を演じる和田アキ子の演技に酷評が相次いでいる。 後編は森友学園問題を彷彿とさせる内容で、和田は「早明学園」の悪徳理事長役。最新回で和田は、初等部・中等部着工記念式典でスピーチするシーンのほか、長谷川演じる主人公と、梅沢富美男演じる学園専務と会話するシーンに登場した。 しかし、和田の演技に対しネット上では「和田だけ浮いてる」「棒読みすごい」「いつもより小さく見える」といった指摘が相次いでいる。 なお、和田の女優仕事は、2015年放送の『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)の“男”役ぶり。連ドラのレギュラー出演は、1993年放送のNHK連続テレビ小説『ええにょぼ』の看護士役以来、24年ぶりとなる。 「和田と梅沢という2大“嫌われタレント”に悪役を演じさせることで、視聴者の感情移入を促す狙いでキャスティングされたようですが、とにかく和田が緊張しすぎ。声に覇気がなく、淡々とカンペを読んでいるかのよう。猫背で手元もモジモジしており、理事長らしい迫力がまるでない。これでは、わざわざ和田をキャスティングした意味がありません」(テレビ誌記者) 20日放送のラジオ番組『ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)でも、ドラマ出演について「(周りに)迷惑をかけないように……」と萎縮していた和田。「台本に“唖然”“ぼう然”“微笑”って書いてあって、どういう演技すればいいのかなと思って」「薄ら笑いをしたら、『もう少し笑いを抑えてください』と言われた。抑えてやったら、結局、笑いが“なし”になった。台本に書かなきゃいいじゃん」と演技に苦戦している様子を明かしたほか、「ロケで八王子に行ったけれど、車中でのどが痛くて、本番では声が出なくなった。(声を)張らなきゃいけないシーンだったのに」「高い声が出ないんです」と、声の不調を訴えていた。 「和田は本番に弱いタイプで、特に最近は急に声が出なくなることもしばしば。和田サイドとしては、今回の悪役で新境地を切り開きたかったようですが、中途半端に終わりそう」(同) 迫力がウリの和田にはうってつけの役柄ながら、「キャスティングミス」との声が上がっている『小さな巨人』。和田にはぜひ、ド迫力の悪役ぶりを見せてほしいところだが……。






