お笑い芸人の渡辺直美が仕事に子育てに奮闘するシングルマザー役を演じるドラマ『カンナさーん!』(TBS系)の第5話が15日に放送され、平均視聴率10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回9.3%の2ケタ割れから回復しました。 ファッションデザイナーとして働く河東カンナ(渡辺直美)は前回、世界的に活躍するファッション業界のカリスマ・ニック難波(加藤雅也)にその腕を見込まれ、パートナーシップを結ぶことに。さらには「君を好きになってしまいそうだ」と、恋のアプローチまで受けるという急展開を迎えました。 その告白シーンの続きから始まった今回。魅力的な難波に言い寄られたことに満更でもないカンナですが、元夫・鈴木礼(要潤)の浮気が原因で離婚したばかり。また、大家の都合で3カ月以内に今のマンションから出ていかなければいけないなど、身辺がバタバタしていることもあって、今は仕事と子育てが大事だと交際を断ってしまいます。 そんな折、カンナは息子・麗音(川原瑛都)が通う保育園の保育士・青田壮介(工藤阿須加)から、会社の同僚・境川翔子(トリンドル玲奈)との間を取り持って欲しいとお願いされます。それを承諾したカンナは、麗音を遊ばせるのにもちょうどいいと、週末に4人で遊園地へ行く計画を立てます。 迎えた日曜日。遊園地を満喫するカンナの前に、ピエロに扮した難波がサプライズ登場します。少々強引なアプローチに驚くカンナですが、その心は次第に難波へと惹かれ始めていくのです。 その一方、自分の浮気が原因で離婚したものの、カンナとの復縁を考えている礼は、お詫びのしるしとしてマンションを購入してから交際を申し込むことを画策。カンナには内緒で計画を進めていたのですが、同僚の片桐裕太(お笑いコンビ・シソンヌ・じろう)が、カンナの上司・片岡美香(山口紗弥加)と婚活パーティーでたまたま知り合ったことで、情報が漏れてしまいます。 カンナの心が難波に傾きつつあることを知る美香は、礼の努力が無駄になってしまうことを危惧。カンナの気持ちをそれとなく探ろうと、翔子を連れ立ってカンナの家を訪ねるのですが、そこで難波の姿を目撃してしまうのです。 実は難波は、風邪をひいたカンナを看病しに来ていただけなのですが、そうとは知らない美香と翔子は、2人の仲を邪魔してはまずいと引き返すことに。しかし、そこにタイミング悪く礼が登場。礼と難波が鉢合わせしてしまうことを恐れた美香と翔子は、しどろもどろになりながら何とか礼を追い返します。 そんなハプニングなど知る由もないカンナは、献身的に看病してくれる難波の優しさに心を動かされ、その背中に抱き着いて「私と付き合って下さい」と告白。ここで第5話は終了となりました。 さて感想ですが、今回は特に麗音役の子役の演技が良かったと思います。難波の突然の出現に戸惑い、カンナと親し気にしている様子を見て悲しみの表情を浮かべるシーンは秀逸でした。礼のことが大好きなだけに、それにとって代わろうとしている難波を受け入れがたい。カンナを奪われてしまうのではないかという不安もある。そんな心情を見事に表現していました。 また、難波役を演じる加藤のいかにもファッション業界人的な軽いノリも、このドラマの雰囲気に合っていていいと思います。明るい性格ながらも時折、「家族は僕の憧れ」と真剣な表情で語るなど、家族に関して何か暗い過去があるような雰囲気も漂わせていました。これが次回以降、難波のキャラを掘り下げる伏線になってくるのかもしれません。 その難波に対して気持ちを隠そうとしながらも、感情が顔に出てしまうという渡辺の顔芸も面白かったと思います。シリアスなシーンでは演技の稚拙さが出てしまうところもありますが、コミカルなシーンでは持ち味を存分に発揮。回を重ねるごとにカンナ役を自分のものにしている印象を受けます。 また、忘れてはならないのが礼の存在です。カンナが次の恋に向かっていることなど露知らず、「これ以上、いいかげんな男にはなりたくない」と自身のゲスぶりを改心してマンション購入に奮闘するのですが、その間の悪さ、都合の良い考え方は見ていて面白いものがありました。 次回は、その礼が難波と直接対決。かと思いきや、礼の前に新たな美女が登場して浮気の虫が疼き、四角関係に発展!? と波乱含みな展開になる予感。果たしてカンナと礼の復縁なるか、お楽しみです。 (文=大羽鴨乃)TBS系『カンナさーん!』番組公式サイトより
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「愛が欲しいんだ!」高嶋政伸が演じる橋田の唐突な発情&強姦未遂シーンに唖然『黒革の手帖』第4話
女優・武井咲が腹黒い銀座のママ役を演じるドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)の第4話が10日に放送されました。 前回、銀座で1番のクラブ・ルダンが3億円で売りに出されているというウワサを耳にした原口元子(武井咲)。銀座で1番のママを目指すからには、是が非でも手に入れたい。現在、自身が経営するクラブ・カルネの不動産価値が約1億円。残りの2億円をどうやって調達するか。元子の手元には、派遣社員として働いていた東林銀行で手に入れた、脱税者の情報をメモした“黒革の手帖”があります。 その手帖には、カルネの常連客で大手予備校・上星ゼミナールの理事長を務める橋田常雄(高嶋政伸)の名前と預金額3億1千万円という情報が記されています。橋田は、医学部受験生の裏口入学を斡旋することで莫大な利益を得ているのです。元子はそのメモを見て、「次の獲物はこの男だ」と、橋田から金を奪い取る決心をします。 そんなことなど露程も知らない橋田は、元子をくどき落そうとカルネに来店。そこに政財界のフィクサー・長谷川庄治(伊東四朗)も現れて同席することに。ここで元子は、神楽坂にある料亭・梅村を2億円で購入するよう、長谷川が橋田に催促しているのを目の当たりにします。 長谷川に逆らえない橋田はとりあえず梅村を下見することに。元子を同伴させるのですが、そこでばったり、カルネの常連客で衆議院議員秘書をしている安島富夫(江口洋介)に出くわします。元子の気持ちが安島にあることを感じ取った橋田は嫉妬心を抱き、座敷で元子と2人きりで酒を飲み始めると、その感情を剥き出しにして、「愛が欲しいんだ!」と鼻息荒く元子に迫ります。そこへタイミングよく仲居・島崎すみ江(内藤理沙)が現れ、元子は危機を脱するのですが、これが縁となりすみ江はカルネで働くことになります。 強姦未遂に終わった橋田ですが、懲りずにカルネに来店。元子にホテルのカードキーを押し付け、部屋に来なければもう店には顔を出さないと宣告して去って行きます。経営状態が芳しくないカルネにとって、定期的に大金を落としてくれる橋田は大事な常連客。それだけに、元子は頭を抱えてしまいます。しかし、ピンチはチャンスとばかり、妙案を思いつくのです。それは、100万円の報酬ですみ江を身代わりとして行かせ、橋田のパソコンから裏口入学の斡旋者リストを盗んでこさせるというもの。その任務をすみ江が無事に終えたところで、第4話は終了となりました。 さて、感想ですが、今回なによりもインパクトがあったのは、橋田が元子を襲うシーンでした。ちびちびと日本酒を飲みながら会話していたかと思うと、いきなり発情して元子に抱き着き押し倒すのですが、その展開があまりにも唐突すぎて唖然としてしまいました。酒癖が悪いというシーンがその前に少しでも挿入されていればまた違ったのでしょうが、「愛が欲しいんだ!」「真実の愛が欲しいんだ!」などと連呼しながら襲う姿は、何か危ないドラッグでもやったのかと疑ってしまうほどに常軌を逸していました。 そして、そんな事件を起こしながらも、再びカルネに顔を出すという流れもおかしい。大手予備校の理事長という肩書をもち、社会的地位がある人間がこんな無鉄砲な行動を起こすでしょうか? また、すみ江を身代わりにホテルへ行かせたことにも違和感を感じてしまいました。原作ではその前に、橋田が元子からすみ江に心変わりしつつある描写があったために納得できたのですが、今回の放送では会話シーンすらありませんでした。それなのに橋田は、元子の身代わりで来た、ほとんど面識のないすみ江をあっさりと受け入れて抱くのです。あんなにも元子に執着していたというのに。確かにすみ江は美人ですが、この展開だと橋田はただ性処理のための相手が欲しかっただけということになってしまいます。梅村でのシーンも含め、あまりにも動物的に描きすぎなのではないでしょうか。 それと、すみ江役を演じる内藤理沙。画面に出てきた瞬間、誰? と思いプロフィールを調べたところ、武井と同じ芸能事務所に所属する女優でした。つまり、バーター出演ということでしょうか。美人ですが、演技がたどたどしい。これまでの放送回で、仲里依紗や高畑淳子が強烈な演技を見せていただけに、余計にインパクトの薄さを感じてしまいました。すみ江は重要な役どころなだけに、もっと実力のある女優をキャスティングすべきだったと思います。 次回は、そのすみ江が盗み出してきた裏口入学者のデータを脅しのネタに、元子が橋田から大金を奪い取る展開になるようです。果たして元子はルダンを買い取り、銀座で1番のママになれるのでしょうか。次回の放送を楽しみに待ちたいと思います。 (文=大羽鴨乃)テレビ朝日系『黒革の手帖』番組公式サイトより
視聴率下落も蒼井優の演技が秀逸! 原作に忠実なら次回ヌードに!?『ハロー張りネズミ』第4話
瑛太主演ドラマ『ハロー張りネズミ』(TBS系)の第4話が4日に放送され、平均視聴率4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。初回の10.3%をピークに、右肩下がりが続いてしまっています。 さて、視聴率下落の原因はひとまず置いておいて、まずは今回のあらすじを少し。主人公・七瀬五郎(瑛太)が働く『あかつか探偵事務所』に今回訪れた依頼主は、人気漫画家の北村アキコ(内田慈)。その依頼とは、アキコが離れで仕事をしている間、自宅で留守をする5歳の娘・七恵(後藤由依良)に起こる不可思議な現象を解き明かして欲しいというものでした。 その現象というのは、誰も家に侵入した形跡がないのに、七恵が1人で作れるはずのないオムレツが用意されていたり、アキコの画風に似た絵が描かれた紙があるといったもの。七恵によれば「ママが作った(描いた)」とのことですが、もちろんアキコには身に覚えがありません。 依頼を引き受けた五郎は、七恵が1人で留守番する姿を防犯カメラの映像で見守ることに。するとそこには、誰もいない場所に向かって「ママ」と話しかけ始め、「抱っこ」と駆け寄ると本当に誰かに抱っこされているように空中に浮遊する七恵の姿が映し出されるのです。 目を疑う超常現象にお手上げ状態となった五郎は、児童心理学者の梶谷隆一(古舘寛治)にアドバイスを求め、五郎の話に興味を抱いた梶谷が北村家を訪れるのですが、ここでとんでもない事件が起こります。トイレに入った梶谷の頭上に巨大な手が現れ、頭頂部を爪で引っ掻かれて血だらけになってしまうのです。 困り果てた五郎は、知り合いの出版社社長・南(リリー・フランキー)に相談。すると、南が昔、オカルト系雑誌を出版していた頃に知り合ったという霊媒師・河合節子(蒼井優)を紹介されます。 北村家を訪れた節子は、すぐさま超常現象の原因を察知。和室にある1本だけ古びた柱から強い霊気を感じると言うのです。そして、護符縄を取りに部屋を離れるのですが、その間、1人きりになった五郎の前に突如として巨大な手が現れ、爪で引き裂かれそうになってしまいます。 護符縄を手に戻ってきた節子によって間一髪のところで助けられる五郎。節子はその護符縄を柱に縛りつけて幽霊を閉じ込めるのですが、それはあくまでも応急処置。効力があるのは3日ほどで、その間に根本的な原因、つまり、古い柱の正体が一体何なのかを探らなければならないと告げます。そこで、第4話は終了となりました。 今回の感想ですが、率直な意見としてはまず、テンポの悪さを感じてしまいました。というのも、児童心理学者の梶谷が幽霊に襲われるシーンが2回も流れるんですね。まず冒頭で、視聴者の関心を引くためのショッキングなシーンとして流れます。 そこから画面暗転して、アキコがあかつか探偵事務所を訪れる1週間前のシーンに切り替わります。今度は時間経過を順番に追っていく中で、再び梶谷が襲われるシーンが流れるのですが、これが冒頭とまったく同じ。こちらとしてはもうすでに何が起こるかわかってるわけですから、テンポの悪さにイライラしてしまうのです。 冒頭にインパクトのあるシーンをもってきて視聴者の心を掴むのは、ドラマや映画での常套テクニック。しかし、中盤でまた同じシーンを流すのであれば、アングルを変えるなど目新しさを加えるべきだと思うんですね。あるいは、冒頭のシーンでは幽霊の手を見せず、梶谷が血だらけになってしまった姿だけを映すとか工夫できたのではないでしょうか。 そもそも、原作を読む限り、今回の話は2回に分けるほど内容の濃いものではないんですよね。無理に分けてしまったために、こういった微妙に冗長に感じるシーンが出てきてしまったのではないでしょうか。正直、次回の視聴率はさらに下がるような気がしてなりません。 ただ、節子役を演じる蒼井優のキャラ作りは秀逸だと思いました。原作での節子は太った中年女性で特に特徴はありません。しかし蒼井は、くだらない冗談を言うかと思えば、霊気を感じた途端にキリっとした表情になるなど、どこか飄々として掴みどころのない独特の存在感を発揮しています。 今回のエピソードは、その蒼井の演技によって成り立っている部分が大きいのではないでしょうか。これを下手な女優が演じていたら、次回はおろか、今回の放送分だけでもかなりダレてしまっていたと思います。 さて、超常現象の謎が明らかになる次回。原作では幽霊から発せられるすさまじい霊気によって節子の衣服が破れて素っ裸になるのですが、果たして忠実に再現されるのでしょうか。期待したいと思います。 (文=大羽鴨乃)TBS系『ハロー張りネズミ』番組公式サイトより
視聴率続落で2ケタ割れも、斉藤由貴の不倫騒動で面白さアップ!?『カンナさーん!』第4話
お笑い芸人の渡辺直美が主演を務めるドラマ『カンナさーん!』(TBS系)の第4話が8日に放送され、平均視聴率9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から続落し、遂に2ケタ割れとなってしまいました。 まずは前回までのあらすじを少し。ファッションデザイナーとして働く河東カンナ(渡辺直美)は、夫・鈴木礼(要潤)が学生時代の恋人・草壁真理(シシド・カフカ)と浮気したことが許せず、シングルマザーとして生きる道を選択しました。 前回はその真理がカンナの前に登場。礼と息子・麗音(川原瑛都)をめぐる女の戦いが勃発…するかと思いきや、すぐに打ち解けてお互いのことを認め合うことに。さらには、礼の気持ちがまだカンナにあることを悟った真理が、別れを告げて去っていく展開になりました。 真理からの指摘で自分の気持ちに改めて気づかされた礼は、復縁することを考えます。その一方、カンナには仕事上で大きな転機が訪れることに。ファッション業界のカリスマ・ニック難波(加藤雅也)にデザインの才能を認められたのです。 その難波が登場したところからスタートした今回。難波はカンナの才能を認めながらも、まだ商品化するほどのレベルには達していないと指摘し、明後日までに新しく50枚のデザイン画を用意するように要求します。かなり厳しい注文ですが、自分がデザインした服を世界中の人に着てもらいたい、という夢を追い続けてきたカンナにとって、これ以上ないビッグチャンス。是が非でも難波に認められようと奮起します。 しかし、ここで問題が発生。大家さんの都合で、3カ月以内に家から出なければならなくなったのです。その報せはまず、賃貸契約者である礼のもとに来たのですが、カンナとの復縁を考えている礼はチャンスとばかり、自分の実家で同居しないかとカンナに持ち掛けるのです。 同居と復縁を同時に迫ってきた礼の都合の良さに怒り心頭になるカンナですが、今は夢を叶えるための時間が1分1秒でも欲しい。同居すれば、礼の母・柳子(斉藤由貴)や父・徹三(遠山俊也)が麗音の面倒を見てくれ、家事の負担も減る。その分、仕事に集中できます。そして悩んだ末に、期間限定での同居を受け入れることにしました。 早速、麗音を連れて礼の実家にお邪魔するカンナ。柳子のネチネチとした小言にイラつきはするものの、家事や子育ての負担が減り、“楽”だと感じる。ただ、“楽しく”はない。そんな心理状態が影響したのか、提出したデザイン画に対して難波から「線が躍ってない」とボツをくらってしまいます。 難波からもう1度チャンスをもらったカンナは、徹三から「いつも自分らしくいるところ」が長所だと指摘されたことで、同居によりその“らしさ”を失っていたことに気づきます。そして、礼と柳子に「楽するより、少々辛くても楽しい方を選択したい」と申し出て同居生活を解消するのです。 自分らしさを取り戻したカンナのデザインには躍動感が蘇り、難波からOKをもらうことに成功。さらには、「君を好きになってしまいそうだ」と、ビジネスだけでなくプライベートでもパートナーになることをアプローチされたところで第4話は終了となりました。 さて、感想ですが、今回はストーリーよりも斉藤由貴が注目される回となったのではないでしょうか。というのも、前回の放送翌日に発売された「週刊文春』(文藝春秋)で不倫疑惑が報じられたからです。 報道と同日に開いた会見で不倫を否定した斉藤ですが、世間の疑惑は募るばかり。そんな中、放送された同ドラマで斉藤が演じているのは、初回から優柔不断で身勝手な姿を見せ、ゲス不倫の挙句にカンナに見放されてしまった礼の母親役。過去にも何度か不倫報道で世間を賑わせたことがある斉藤ですが、このタイミングでのスキャンダルにより、図らずも“この親にしてこの子あり”という説得性を高めることになりました。 そんな斉藤がよりにもよって今回はカンナと同居し、元・嫁いびりをするのですから、ドラマのメインターゲットである主婦層のフラストレーションはこれまで以上に溜まったのではないでしょうか。その分だけ、カンナに強く感情移入するという効果をもたらしたかもしれません。 また、カンナに同居を提案した際、率直に復縁を申し出ればいいものの、「真理に言われて(カンナへの未練に)気づいた」と、わざわざ浮気相手の名前を出し、余計な前置きをしてカンナを怒らせてしまう礼の空気の読めなさ、ゲスっぷりは相変わらず光るものがありました。 次回は、そんな礼とカンナの間に難波が割り込み、三角関係に陥るということで、どんな展開になっていくのか楽しみに放送を待ちたいと思います。 (文=大羽鴨乃)TBS系『カンナさーん!』番組公式サイトより
視聴率続落で2ケタ割れも、斉藤由貴の不倫騒動で面白さアップ!?『カンナさーん!』第4話
お笑い芸人の渡辺直美が主演を務めるドラマ『カンナさーん!』(TBS系)の第4話が8日に放送され、平均視聴率9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から続落し、遂に2ケタ割れとなってしまいました。 まずは前回までのあらすじを少し。ファッションデザイナーとして働く河東カンナ(渡辺直美)は、夫・鈴木礼(要潤)が学生時代の恋人・草壁真理(シシド・カフカ)と浮気したことが許せず、シングルマザーとして生きる道を選択しました。 前回はその真理がカンナの前に登場。礼と息子・麗音(川原瑛都)をめぐる女の戦いが勃発…するかと思いきや、すぐに打ち解けてお互いのことを認め合うことに。さらには、礼の気持ちがまだカンナにあることを悟った真理が、別れを告げて去っていく展開になりました。 真理からの指摘で自分の気持ちに改めて気づかされた礼は、復縁することを考えます。その一方、カンナには仕事上で大きな転機が訪れることに。ファッション業界のカリスマ・ニック難波(加藤雅也)にデザインの才能を認められたのです。 その難波が登場したところからスタートした今回。難波はカンナの才能を認めながらも、まだ商品化するほどのレベルには達していないと指摘し、明後日までに新しく50枚のデザイン画を用意するように要求します。かなり厳しい注文ですが、自分がデザインした服を世界中の人に着てもらいたい、という夢を追い続けてきたカンナにとって、これ以上ないビッグチャンス。是が非でも難波に認められようと奮起します。 しかし、ここで問題が発生。大家さんの都合で、3カ月以内に家から出なければならなくなったのです。その報せはまず、賃貸契約者である礼のもとに来たのですが、カンナとの復縁を考えている礼はチャンスとばかり、自分の実家で同居しないかとカンナに持ち掛けるのです。 同居と復縁を同時に迫ってきた礼の都合の良さに怒り心頭になるカンナですが、今は夢を叶えるための時間が1分1秒でも欲しい。同居すれば、礼の母・柳子(斉藤由貴)や父・徹三(遠山俊也)が麗音の面倒を見てくれ、家事の負担も減る。その分、仕事に集中できます。そして悩んだ末に、期間限定での同居を受け入れることにしました。 早速、麗音を連れて礼の実家にお邪魔するカンナ。柳子のネチネチとした小言にイラつきはするものの、家事や子育ての負担が減り、“楽”だと感じる。ただ、“楽しく”はない。そんな心理状態が影響したのか、提出したデザイン画に対して難波から「線が躍ってない」とボツをくらってしまいます。 難波からもう1度チャンスをもらったカンナは、徹三から「いつも自分らしくいるところ」が長所だと指摘されたことで、同居によりその“らしさ”を失っていたことに気づきます。そして、礼と柳子に「楽するより、少々辛くても楽しい方を選択したい」と申し出て同居生活を解消するのです。 自分らしさを取り戻したカンナのデザインには躍動感が蘇り、難波からOKをもらうことに成功。さらには、「君を好きになってしまいそうだ」と、ビジネスだけでなくプライベートでもパートナーになることをアプローチされたところで第4話は終了となりました。 さて、感想ですが、今回はストーリーよりも斉藤由貴が注目される回となったのではないでしょうか。というのも、前回の放送翌日に発売された「週刊文春』(文藝春秋)で不倫疑惑が報じられたからです。 報道と同日に開いた会見で不倫を否定した斉藤ですが、世間の疑惑は募るばかり。そんな中、放送された同ドラマで斉藤が演じているのは、初回から優柔不断で身勝手な姿を見せ、ゲス不倫の挙句にカンナに見放されてしまった礼の母親役。過去にも何度か不倫報道で世間を賑わせたことがある斉藤ですが、このタイミングでのスキャンダルにより、図らずも“この親にしてこの子あり”という説得性を高めることになりました。 そんな斉藤がよりにもよって今回はカンナと同居し、元・嫁いびりをするのですから、ドラマのメインターゲットである主婦層のフラストレーションはこれまで以上に溜まったのではないでしょうか。その分だけ、カンナに強く感情移入するという効果をもたらしたかもしれません。 また、カンナに同居を提案した際、率直に復縁を申し出ればいいものの、「真理に言われて(カンナへの未練に)気づいた」と、わざわざ浮気相手の名前を出し、余計な前置きをしてカンナを怒らせてしまう礼の空気の読めなさ、ゲスっぷりは相変わらず光るものがありました。 次回は、そんな礼とカンナの間に難波が割り込み、三角関係に陥るということで、どんな展開になっていくのか楽しみに放送を待ちたいと思います。 (文=大羽鴨乃)TBS系『カンナさーん!』番組公式サイトより
「お金を支配したい!」 元子のお金に対する並々ならぬ執着心があらわに『黒革の手帖』第3話
女優・武井咲が“銀座で1番若いママ”役を演じるドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)の第3話が放送され、平均視聴率10.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から1.4ポイント減となってしまいました。 さて、その前回までのあらすじを少し。脱税している顧客の情報をメモした“黒革の手帖”を脅しのネタにして、派遣社員として働いていた東林銀行から1億8,000万円を横領し、その資金を元手に銀座でクラブ・カルネを開いた原口元子(武井咲)。前回、お金に困っているという銀行員時代の同僚・山田波子(仲里依紗)を店のホステスとして雇うことになりました。 外見も内面も地味だった波子ですが、働き始めると一変。夜の仕事が性に合っていたらしく、瞬く間に売り上げを伸ばしていきます。そして、クラブの常連である楢林クリニック院長・楢林謙治(奥田瑛二)をパトロンにして、独立することを宣言。しかし、波子が出店しようとしているのは、元子の店と同じビルでした。 恩を仇で返された元子は、妨害工作に打って出ます。実は、元子の持つ黒革の手帖には、楢林の名前も記されているんですね。さらに、楢林の愛人・中岡市子(高畑淳子)を味方につけ、脱税をバラすと脅して楢林に波子への出資をやめさせます。 クラブ出店ができなくなり、元子に怒りを覚える波子。銀行を辞める直前の元子の不穏な様子を思い出し、探りを入れるべく銀行員時代の上司・村井亨(滝藤賢一)に会いに行きます。 その村井は、黒革の手帖で脅されて元子の横領を許し、自身は責任を取らされて出世コースから外され給料はカット。元子が横領した金で店を開いたことを知り、怒りをたぎらせます。 村井は営業中のカルネへ直接足を運び、元子に「100万円貸してくれ」と要求。応じない元子に業を煮やし、ネクタイで首を絞めて殺そうとするのですが、ここでタイミングよく現れた、クラブの常連客で衆議院議員秘書の安島富夫(江口洋介)に妨害され逃走。元子は危ういところで命をとりとめました。 命の危険にさらされながらも、元子のお金への執着心が弱まることはありません。銀座で1番のクラブ・ルダンが売りに出されることを知り、その購入資金を得るために黒革の手帖から次なる獲物を探します。そして、そのターゲットに選ばれた大手予備校・上星ゼミナールの理事長・橋田常雄(高嶋政伸)がカルネに来店しところで第3話は終了となりました。 さて、今回の感想。前回は、夜の蝶へと変貌していく波子の様子や、楢林、市子との三角関係がメインに描かれ、そのいざこざを陰で操っていた元子は、主役ながらもどこか蚊帳の外といった印象でした。 しかし、今回は再び、元子にスポットライトが戻りました。特に印象的だったのは、楢林とヨリを戻した市子との会話シーンです。元子は、父親が遺した借金返済で母親が苦労する姿を嫌というほど見てきたため、男の犠牲になる女に共感できないのです。 そのため、楢林のもとへ戻った市子に対して元子は、嘲笑ともとれるような態度を見せてしまいます。それにムッとした市子は、「元子さん、今、幸せ?」と切り出し、男女の幸不幸は当事者たちしかわからないこと、借金返済に苦しみながらも元子の母親もきっと幸せだったことなどを語るのです。しかし、幼少期の苦労で“お金こそすべて”という価値観をもつ元子の心には、愛だの恋だのという市子の話はまったく響きません。 また、元子が安島に対して、「誰よりたくさんお金を手にして、お金を支配したいんです」と言うシーンもありました。元子がお金に苦労したという情報は初回から明かされていましたが、今回は特にそれを強調するシーンが目立ちました。これは、今後ますますお金にがめつくなっていく元子を描くための布石だったのでしょう。 原作の元子は30代半ばという設定で、銀行内での肩身の狭さや不満が募った挙句に大金を横領。今まで自分に見向きもしなかった男たちへの復讐心が、銀座でのし上がっていく原動力になっていました。しかし、ドラマ版では20代前半という設定になったため、お金に執着する動機を変える必然性があった。今回は、その動機を明らかにすることにシーンを費やす回となったようです。 育った環境やお金への考え方が違うことで、元子の人間性は原作とは異なったものになるはず。基本的なストーリーラインは寄り添いつつも、キャラクター的には今後ドラマならではのオリジナル性が発揮されていくことになるのではないでしょうか。 さて、次回は、橋田が隠し持つ預金3億円をターゲットにするということで、ますます悪女になっていくであろう元子に目が離せません。 (文=大羽鴨乃)テレビ朝日系『黒革の手帖』番組公式サイトより
視聴率右肩下がり! 深田恭子がただのお飾りに? 『ハロー張りネズミ』第3話
瑛太主演ドラマ『ハロー張りネズミ』(TBS系)の第3話が先月28日に放送され、平均視聴率6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。初回10.3%、前回7.6%と右肩下がりが続いてしまっています。 前回、四俵蘭子(深田恭子)から育ての父・四俵乙吉(平田満)の25年前の死の真相を突き止めて欲しいと依頼された、あかつか探偵事務所の探偵・七瀬五郎(瑛太)。乙吉は当時、大規模な土地の転売に失敗しそうになり、サンダー貿易の副社長職を追われ、それを苦に自殺したとみなされていました。 しかし最近、蘭子の元に、乙吉が殺される寸前のものと思しき生々しい音声が録音されたCDが送られてきたというのです。そのため蘭子は、乙吉は自殺したのではなく、25年前に社内で派閥争いを繰り広げていた、現・サンダー貿易会長の舞原(中原丈雄)に殺されたのではないかと主張します。 そのCDに吹き込まれていたメッセージを頼りに、当時総会屋をしていた南謙次郎(リリー・フランキー)の元に辿り着いた五郎は、舞原と建設大臣・蛭田庄次郎(千本松喜兵衛)との癒着関係を証明する資料を手に入れます。 そこから判明した25年前の真相は、こういったものでした。まず、アラブ系の企業が巨大レジャーランドの建設を計画していることを乙吉が聞きつけ、転売目的で予定地を購入。しかし、その情報は舞原が流したデマだったのです。途方に暮れる乙吉に代わって舞原は政府にネクストエネルギー施設(原作では原発)を売却したのですが、これは蛭田と結託して行われた乙吉の追い落とし作戦だったのです。 また、五郎の同僚・小暮久作(森田剛)の調査により、蘭子にCDを送り付けてきたのが、乙吉の秘書を務めていた仲井隆(吹越満)だということが判明します。 仲井の説明によれば、25年前の事件をきっかけに会社を辞め、何もかも忘れようと実家に戻ったとのこと。しかし、何の因果か、実家のすぐそばにはネクストエネルギー施設があり、6年前に爆発事故が起きたというのです。その爆発に巻き込まれ、妻子を失ってしまったことで復讐心を募らせ、乙吉の死の真相を調査してもらうために蘭子に匿名でCDを送ることにしたのだと打ち明けます。 仲井の復讐を叶えるため、五郎は奮起します。しかし、乙吉を殺した実行犯が誰なのかはわからず。乙吉が自らの血で書き残した「ARABIAN」というダイイングメッセージだけが手がかり。ここから五郎は、アラブ系の企業の関係者なのではないかと推測するのですが、事態は急転直下。仲井がサンダー貿易に乗り込み、舞原を殺害してしまうのです。 実は、「ARABIAN」というダイイングメッセージは、頭文字がNではなくMで、しかも逆から読まなければならない。つまり乙吉は「MAIBARA」と書いていたんですね。それを知った仲井は、そのことを五郎たちには告げず、ひとりで乙吉の仇を討ったのです。 乙吉の死の真相を突き止めたことで調査は終了。蘭子はホステスの仕事を辞めて、あかつか探偵事務所の事務員として働くことになり、そこで第3話は終了となりました。 さて、感想ですが、前回のレビューで、25年前の事件をなぜ今更になって調査するのか疑問だと書きました。蘭子にはCDが送られてきたという動機がありますが、その背景、つまり送り主の動機が前回は提示されていませんでした。 それが今回、仲井の登場で明かされることになるのですが、かなり強引だと感じました。ネクストエネルギー施設の爆発に妻子が巻き込まれたため復讐を思いついたとのことですが、それが6年前のことで、その間は一体何をしていたのでしょうか? 最後は舞原に銃を突き付けてまで殺すほどに憎悪の念を抱いていたのに、CDを匿名で送り付けて調査は蘭子任せというのはちょっと無理がある気がしました。 それに、仲井が舞原を殺して終わりというのは何とも味気なく感じました。原作では、舞原たちを殺すのは南なんですね。実は南は、建設大臣の妾の子供。芸者をしていた母の手で育てられ、貧しい生活で苦労したことから父親に憎しみを抱き殺したという経緯がありました。 また、原作で南は蘭子の元カレでもあり、五郎との三角関係というちょっとした緊張感のある人間ドラマも描かれていました。そのことで必然的に蘭子のキャラクターも掘り下げられたのですが、ドラマの蘭子は、ただフェロモンを振りまいているだけのお飾りのようになってしまっています。特に五郎と深い仲になったわけでもないのに、ホステスから場末の探偵事務所の事務員に転職した動機もさっぱりです。 個人的には3話分を使ってでも蘭子篇をしっかりと描いて欲しかったのですが……。次回はポルターガイスト現象に関する調査で、霊媒師役として蒼井優が登場するとのこと。今回のモヤモヤを吹き飛ばすような面白いエピソードとなることを期待したいと思います。 (文=大羽鴨乃)TBS系『ハロー張りネズミ』番組公式サイトより
視聴率急落10.1%! シシド・カフカ演じるカンナの恋敵役が中途半端なキャラで残念な『カンナさーん!』第3話
お笑い芸人の渡辺直美が主演を務めるドラマ『カンナさーん!』(TBS系)の第3話が1日に放送され、平均視聴率10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から2.5ポイント下落してしまいましたが、何とか2桁台はキープしました。 前回のラストシーンで、元夫・鈴木礼(要潤)とその恋人・草壁真理(シシド・カフカ)、ひとり息子の麗音(川原瑛都)が3人で遊んでいる場面に出くわしてしまった河東カンナ(渡辺直美)。真理は礼と浮気し、離婚の原因となった相手なだけに、麗音とこっそり会っていたことにカンナは激怒します。おまけに、売れっ子空間デザイナーだという真理はスタイリッシュでクール。そのどこか見下したような態度にカンナは反発心を抱くのです。 そんな大人たちの事情を知らない麗音の提案で、礼の母・柳子(斉藤由貴)と父・徹三(遠山俊也)も誘い、週末に皆で海水浴へ行くことに。真理が礼だけではなく麗音も奪おうとしているのではないかと危機感を抱いたカンナは、海水浴場で真理に向かい「気に食わない」と噛みつきます。それに対して真理はただ微笑み返すばかり。眼中にないといった態度に、カンナの怒りはさらに燃え上がります。 そして、お互いに本気モードになってのビーチバレー対決に発展。その勝負には負けてしまったカンナですが、ランチタイムになると、気合を入れて作ってきたキャラクター弁当を取り出し、良き母親ぶりをアピール。自分の分の弁当しか作ってこなかったという真理に対して優越感を抱くのです。 しかし、真理は実際には、皆が食べられる分の弁当を用意してきていたんですね。キャラ弁によろこぶ麗音の姿を見て気兼ねしたのだと悟ったカンナは、真理が実は思ったほど冷たい人間ではないのだと考え直し、わだかまりが解けます。 その日の帰り道にカンナは、礼をよろしくと真理に伝えて去ります。しかし、真理は礼の気持ちがカンナにあることに気づき、別れを告げます。そして、カンナと礼の復縁か? という予感を抱かせたところで第3話は終了となりました。 さて、感想ですが、カンナと真理が初顔合わせした前回のラストシーンと今回の序盤のシーンは、波乱を感じさせるものとなっていました。なにせ、カンナからすれば真理は家庭を壊した張本人。真理は真理で、それまでの礼との会話の端々にカンナへのライバル心をのぞかせていたからです。 そんなわけで、今回はかなり激しい戦いが見られるのではないかと期待していたのですが、カンナが真っ向から不満をぶちまけて勝負を挑んでも、真理は何も言い返さず。唯一の“直接対決”として描かれたビーチバレーのシーンも特に盛り上がるわけでもなく、ランチタイムになるとあっさり争いは終焉を迎えてしまいました。 そして、礼の心が自分よりもカンナにあると悟った真理は、「礼のことは本気じゃなかった」と別れを告げ、礼から離れた場所でボソッと「愛してる、永遠に」と呟つぶやいて去って行きます。つまり、礼への想いはありながらも、カンナと麗音の幸せのために譲ったということだったのですが、そんな気遣いができるならなぜ、それまで礼に対して離婚を催促するような言動をしていたのでしょうか? 真理のキャラクターが支離滅裂に思えてしまいました。 今回、いまいち盛り上がりに欠けたのは、見た目も内面もカンナとは対照的だという真理の役柄設定と、その役をシシドに任せたことが中途半端だったためではないでしょうか。確かにシシドは、渡辺とは身長と体重差があり、クールな顔立ちも含めて外見的にギャップがあります。ただ、コメディードラマですからもっと露骨に、グラマーなボディの女優を登場させて渡辺とのボディラインの違いを見せたり、原作の真理のようにおしとやかで家庭的なタイプにしたりと、はっきりとカンナとコントラストが出るキャラを登場させた方が良かったのではないでしょうか。わざわざ海まで行って、肌を露出させているのが渡辺だけというのも、ビジュアル的にキツイものがありました。 その一方、真理からの「本気じゃなかった」を真に受け、さらに自分自身のカンナへの気持ちに改めて気づき、復縁を考えるゲス夫・礼の都合の良さはもはや笑えるレベル。ドラマのメインターゲットである主婦層が礼に対して反感を抱くかどうかが、今後の視聴率推移のキーポイントになっていきそうな気がします。 さて、次回は、カンナと礼が復縁するのかどうかも見どころですが、ファッション業界のカリスマ・ニック難波(加藤雅也)にデザインの才能を認められたカンナが、キャリアアップに奮闘する姿も見逃せない展開になっていきそうです。 (文=大羽鴨乃)TBS系『カンナさーん!』番組公式サイトより
「泥棒猫!」鬼気迫る高畑淳子と仲里依紗のバトル、武井咲の色気に目が離せない『黒革の手帖』第2話
女優・武井咲が、銀座を舞台に暗躍する悪女役を演じるドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)の第2話が27日に放送され、平均視聴率は12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得。前回よりも0.6%アップしました。 前回、脱税者の名前を記した“黒革の手帖”を脅しのネタに、派遣社員として勤めていた東林銀行から1億8,000万円を横領することに成功した原口元子(武井咲)。その資金を元手に銀座の一等地にクラブ『カルネ(フランス語で手帖の意)』をオープンさせました。 今回は、クラブをオープンさせてから幾ばくかの月日が経過したところからスタート。煌びやかな服に身を包み、我が物顔で銀座の街を歩く元子ですが、その内実はというと資金繰りに苦戦しています。“銀座で1番若いママ”をウリに集客できたのは最初の頃だけだったのです。 そんな折、銀行員時代の同僚・山田波子(仲里依紗)に遭遇します。聞けば、波子は彼氏に貢いだ金の返済に追われているとのこと。波子の素人っぽさに目をつけた元子は、カルネで働いてみないかと持ちかけます。 最初はリボ払いの返済が終わるまでという条件で働き始めた波子ですが、ホステスとしての頭角をメキメキと現し、クラブの常連である楢林クリニック院長・楢林謙治(奥田瑛二)にタワーマンションの一室や高級外車を貢がせるまでに成長を遂げます。 しかし、客を横取りするなど、なりふり構わない営業スタイルが火種となり、他のホステスたちと乱闘騒ぎに発展。その結果、波子はクラブを辞めるのですが、次に元子の前に現れた時、楢林の出資で自身のクラブをオープンすることを宣言します。 その出店場所はなんと、カルネと同じビルの2つ上のフロアで、面積は2倍あるとのこと。オープンすれば、カルネの客がそちらへ流れてしまうことは必至です。恩を仇で返された元子は、波子を叩き潰す秘策に打って出ます。 実は、“黒革の手帖”には、楢林の名前も記されているのですね。東林銀行に脱税用の借名口座を設けているのですが、それを管理しているのが、楢林クリニックで30年以上も看護師長として働き、楢林の愛人でもある中岡市子(高畑淳子)。元子はその市子に、楢林が波子に総額で2億円以上も貢いでいることを密告。そして、ご丁寧にも、波子の住むマンションの住所まで教えます。 嫉妬に狂った市子は、その足で波子の住むマンションに怒鳴り込み、殴り合いの修羅場を演じます。そこへ楢林が駆け付け、結局、市子が捨てられることに。ただ、このまま市子が引き下がるわけもなく、遺恨を残したところで第2話は終了となりました。 さて、今回の感想。前回、武井は前評判を覆すような悪女ぶりを見せ、いい意味で期待を裏切ってくれました。今回はカルネのオープンから月日が経ったということですが、ママ役が板についてきた印象です。放送前に着物姿を披露した際には「貫禄がない」との批判が少なくありませんでしたが、ドラマ内では23歳とは思えない妖艶な色気を発揮。目力があるだけに悪女役がぴったりと合い、特に企み顔をしている時はゾクゾクとさせるような魅力を放っています。 しかし、今回は武井以上に波子役の仲里依紗の演技が秀逸でした。見た目も性格も地味で男に貢ぐ側だった普通の女の子から、楢林に2億円以上も貢がせる悪女へと変身するまでに、放送時間にしてわずか30分たらず。ともすれば性急に過ぎる展開といえたのですが、仲は違和感なく、金の魔力に憑りつかれ、女の武器の使いように目覚めていく波子の内面の変化を、わずか数シーンで表現してみせました。 また、その波子に楢林を奪われてしまう市子役の高畑淳子も、さすがの存在感を示していました。市子は、楢林クリニックがまだ下町のイチ皮膚科だった頃から楢林を支え、美容施術のノウハウや経営法を一緒に考えるだけでなく、身近な世話までしてきました。さらに、他の看護師や事務員たちから“ケチケチババア”と陰口を叩かれようとも気にせず、節約に徹して新病院設立のための資金を蓄えてきたのです。 それを波子にあっさりと横取りされてしまったのですから、怒り心頭に発するのも当然。原作では波子との直接的な対立は描かれていませんでしたが、実際には殴りたくもなるでしょう。「泥棒猫!」というセリフを連呼するのは失笑ものでしたが、髪を掴んで殴り合うガチンコバトルは鬼気迫るものがありドラマを盛り上げていました。 さて、気になる次回。元子は、脱税をばらすと楢林を脅し、波子への出資を止めさせます。それを知った波子が元子を恨み、復讐していく展開になるということで、どんな激しいバトルが繰り広げられていくのか楽しみに待ちたいと思います。 (文=大羽鴨乃)テレビ朝日系『黒革の手帖』番組公式サイトより
「泥棒猫!」鬼気迫る高畑淳子と仲里依紗のバトル、武井咲の色気に目が離せない『黒革の手帖』第2話
女優・武井咲が、銀座を舞台に暗躍する悪女役を演じるドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)の第2話が27日に放送され、平均視聴率は12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得。前回よりも0.6%アップしました。 前回、脱税者の名前を記した“黒革の手帖”を脅しのネタに、派遣社員として勤めていた東林銀行から1億8,000万円を横領することに成功した原口元子(武井咲)。その資金を元手に銀座の一等地にクラブ『カルネ(フランス語で手帖の意)』をオープンさせました。 今回は、クラブをオープンさせてから幾ばくかの月日が経過したところからスタート。煌びやかな服に身を包み、我が物顔で銀座の街を歩く元子ですが、その内実はというと資金繰りに苦戦しています。“銀座で1番若いママ”をウリに集客できたのは最初の頃だけだったのです。 そんな折、銀行員時代の同僚・山田波子(仲里依紗)に遭遇します。聞けば、波子は彼氏に貢いだ金の返済に追われているとのこと。波子の素人っぽさに目をつけた元子は、カルネで働いてみないかと持ちかけます。 最初はリボ払いの返済が終わるまでという条件で働き始めた波子ですが、ホステスとしての頭角をメキメキと現し、クラブの常連である楢林クリニック院長・楢林謙治(奥田瑛二)にタワーマンションの一室や高級外車を貢がせるまでに成長を遂げます。 しかし、客を横取りするなど、なりふり構わない営業スタイルが火種となり、他のホステスたちと乱闘騒ぎに発展。その結果、波子はクラブを辞めるのですが、次に元子の前に現れた時、楢林の出資で自身のクラブをオープンすることを宣言します。 その出店場所はなんと、カルネと同じビルの2つ上のフロアで、面積は2倍あるとのこと。オープンすれば、カルネの客がそちらへ流れてしまうことは必至です。恩を仇で返された元子は、波子を叩き潰す秘策に打って出ます。 実は、“黒革の手帖”には、楢林の名前も記されているのですね。東林銀行に脱税用の借名口座を設けているのですが、それを管理しているのが、楢林クリニックで30年以上も看護師長として働き、楢林の愛人でもある中岡市子(高畑淳子)。元子はその市子に、楢林が波子に総額で2億円以上も貢いでいることを密告。そして、ご丁寧にも、波子の住むマンションの住所まで教えます。 嫉妬に狂った市子は、その足で波子の住むマンションに怒鳴り込み、殴り合いの修羅場を演じます。そこへ楢林が駆け付け、結局、市子が捨てられることに。ただ、このまま市子が引き下がるわけもなく、遺恨を残したところで第2話は終了となりました。 さて、今回の感想。前回、武井は前評判を覆すような悪女ぶりを見せ、いい意味で期待を裏切ってくれました。今回はカルネのオープンから月日が経ったということですが、ママ役が板についてきた印象です。放送前に着物姿を披露した際には「貫禄がない」との批判が少なくありませんでしたが、ドラマ内では23歳とは思えない妖艶な色気を発揮。目力があるだけに悪女役がぴったりと合い、特に企み顔をしている時はゾクゾクとさせるような魅力を放っています。 しかし、今回は武井以上に波子役の仲里依紗の演技が秀逸でした。見た目も性格も地味で男に貢ぐ側だった普通の女の子から、楢林に2億円以上も貢がせる悪女へと変身するまでに、放送時間にしてわずか30分たらず。ともすれば性急に過ぎる展開といえたのですが、仲は違和感なく、金の魔力に憑りつかれ、女の武器の使いように目覚めていく波子の内面の変化を、わずか数シーンで表現してみせました。 また、その波子に楢林を奪われてしまう市子役の高畑淳子も、さすがの存在感を示していました。市子は、楢林クリニックがまだ下町のイチ皮膚科だった頃から楢林を支え、美容施術のノウハウや経営法を一緒に考えるだけでなく、身近な世話までしてきました。さらに、他の看護師や事務員たちから“ケチケチババア”と陰口を叩かれようとも気にせず、節約に徹して新病院設立のための資金を蓄えてきたのです。 それを波子にあっさりと横取りされてしまったのですから、怒り心頭に発するのも当然。原作では波子との直接的な対立は描かれていませんでしたが、実際には殴りたくもなるでしょう。「泥棒猫!」というセリフを連呼するのは失笑ものでしたが、髪を掴んで殴り合うガチンコバトルは鬼気迫るものがありドラマを盛り上げていました。 さて、気になる次回。元子は、脱税をばらすと楢林を脅し、波子への出資を止めさせます。それを知った波子が元子を恨み、復讐していく展開になるということで、どんな激しいバトルが繰り広げられていくのか楽しみに待ちたいと思います。 (文=大羽鴨乃)テレビ朝日系『黒革の手帖』番組公式サイトより




