フジテレビ月9『突然ですが、明日結婚します』も第3話。視聴率は7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、少し盛り返しました。 お話は、前回のラストでスーパーエリート神谷(山崎育三郎)が、主人公・あすか(西内まりや)に突然プロポーズした続きから。付き合ってもいないのに、なんで? と訝しがるあすかに、神谷は「素敵な専業主婦になって温かい家庭を築いてくれる、そんな気がするから」と、まっすぐに目を見つめて告げるのでした。 しかし、あすかは“ナナリュー”こと人気アナ・名波竜(flumpool・山村隆太)に、すっかりお熱。ママのアドバイスでナナリューに味噌汁を振る舞うと、「あすか」と呼ばれてドギマギ赤面。帰り道には手をつなぐなど、いい感じになっております。 なので、あすかは神谷からのプロポーズを断ることに。仕事で一緒に外出した際に、「好きな人がいるので」とストレートに告げました。すると、そこにテレビの取材班が現れて「カップルの結婚事情」について街角インタビューをお願いされます。 当然、あすかは神谷と付き合っていないのでお断りしますが、神谷はなぜか「面白いじゃん、人助けだよ」「記念になるから」と言って、取材に応じることにしました。 現れたインタビュアーは、よりによってナナリュー。神谷はなぜかカメラの前であすかの肩を抱き寄せたり、「5年のお付き合い」とウソを言ったり。けっこう重度のセクハラ行為ですが、なぜかあすかも、されるがままです。ナナリューは仕事としてインタビューを継続します。 インタビューが終わり、スタッフが「OAは2月6日です」と言って、取材班は去っていきます。 カメラが止まってからでも、別に「OAしないで」って言えばいいのに、あすかは言いません。神谷に「ふざけすぎじゃないですか?」と言うものの、怒ってもいないそうです。怒れよ。 すごく奇妙なシーンだし、あすかの気持ちも、神谷の気持ちも、まったく理解できない一連のやり取りでした。ちなみに神谷があすかにプロポーズした理由は「好きかどうかもわかんないけど、条件が合ってるから」だそうです。あすかは、その部分だけ「ありえないありえない」と言ってますが、テレビでさっきのやつを放送されるほうが、よっぽどありえないでしょう。なんなのこれ。 その後、flumpool・山村隆太にとって、非常につらいシーンが訪れました。ナナリューにとって、ではなく山村にとってです。 仕事をしているナナリューが同僚アナにランチに誘われて断り、その後、打ち合わせに呼ばれて立ち去るシーンがありました。 ごくごく平素のナナリューの振る舞いなんですが、その直後に同僚アナが、こう言うんです。 「名波さん、なんか不機嫌じゃない?」 ふ、不機嫌だったのか……。セリフで別の役者に補足させないと、ナナリューが不機嫌であるという芝居すら伝わらない現実。現場の苦労が垣間見えますし、今回の月9の闇を見た思いです。 その後、不機嫌なナナリューは仕事がバタバタなのもあって、なかなかあすかと会う時間を作れません。かつての不倫相手である女優・桜木夕子(高岡早紀)とともに司会を務める番組で、夕子が楽屋に閉じこもるなどのトラブルもあり、寝る時間すらまともに取れない多忙ぶりです。 で、ようやく会えて、紅茶を飲みながらイチャイチャしてキスして、朝帰りして、あすかもナナリューもゴキゲンになりました。あすかは、ナナリューの「結婚したくない」気持ちを「変えてみせます」と宣言。とりあえず付き合うことになったようです。 その翌朝、ナナリューが司会を務める朝のワイドショーで、夕子の夫である女好きの舞台俳優が“ゲス不倫”をしていたというニュースを放送していました。どうやら、夕子の楽屋立てこもり事件は、これが原因だったようですね。 若手アナが原稿を読む一方、ナナリューが何かを考えている顔が、さまざまなアングルから抜かれます。その画面を見ているあすかの顔と、カットバックしながらどんどんアップになっていきます。 しかし、ここでも山村の顔は「平素のナナリュー」でした。全然、どんな感情を表現しようとしているのか読み取れない。読み取れないまま、エンドテーマに……。 なんだろう。3話までの印象として、ホントに捉えどころのないドラマだな、という感じです。設定も芝居もセリフも地に足が着いていないし、原作からの改変も含めて、作り手側のなんの意図も感じられない。「とりあえずこの企画で決まったから、話数を埋めるだけ埋めようぜ」感というか、おもしろいとかつまらないとか、好きとか嫌いとかでなく、それ以前のところに視聴者を置き去りにしているような、そんな気がします。そもそも「楽しませよう」ということすら、あきらめちゃってるような。 flumpoolのメンバーはこの作品、どんな風に見てるのかな。一緒にロックバンドやってて、ボーカルが月9に出てこんな感じで、ケンカにならないのかな、とも思いましたが、もともとNON STYLE・井上裕介さんをメンバーに加入させたりとか、そういうバンドでしたね。心配ないか。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『突然ですが、明日結婚します』番組サイトより
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いよいよ草なぎ剛『嘘の戦争』に抜かれる!?『A LIFE~愛しき人~』過去最低も、内容は……
もう何度もいわれていることですが、いよいよ“キムタク神話崩壊”が現実味を帯びてきたようです。日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)第4話の視聴率は、12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と過去最低を更新。いちおうまだ今期の連ドラではトップを走っていますが、草なぎ剛主演の『嘘の戦争』(フジテレビ系)、好評を得ている『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)の足音が聞こえてきました。 とはいえ今回は、本来なら21時台にかぶってこない『世界の果てまでイッテQ!10周年アワード イモトWT99か国の奇跡2時間SP』(日本テレビ系)がスペシャルで裏に入り、しかも22.5%という番組史上2位の高視聴率を残していることを見れば、健闘といえるのかもしれません。 実際、内容的には今回の『A LIFE』は充実していたと思います。 第4話でフィーチャーされたのは、壇上記念病院のオペナース・柴田(木村文乃)。外科手術について熟知し、常に先回りして器械出し(メスなどを執刀医に手渡す役割)を行う技術には、主人公・沖田(木村)をはじめとする壇上記念病院の外科医たちも全幅の信頼を寄せています。 しかし、今回はそんな柴田の“有能ぶり”がアダとなることに。 副院長の壇上壮大(浅野忠信)は、片山関東病院という中規模医院との提携を画策中。まずは挨拶代わりに世界的な実績のある沖田を送り込み、壇上のレベルの高さを見せつけてやることになりました。 その沖田に、オペナースとして同行することになった柴田。しかし、手術中に前立ち(助手のこと)を務めていた片山の院長の息子である外科医・孝行(忍成修吾)に背き、指定されたものとは別の器械を差し出します。 「サテンスキーのほうが、いいと思いますよ(キッパリ)」 その場こそ、沖田が柴田の判断を支持したため手術は滞りなく終わりますが、孝行は当然ブチ切れ。院長パパ(鶴見辰吾)に告げ口し、パパは壇上との提携話を白紙に戻そうとします。 これに慌てたのが壮大でした。片山での手術を見学に行っていた井川(松山ケンイチ)から事情を聞き出すと、柴田をオペから外すことに。ちなみに井川は副院長に告げ口したのではなく、柴田のことが大好きなので「柴田さんが優秀すぎるんですよー」と、手柄として報告したのでした。 柴田の言い分はシンプルです。 「沖田先生が執刀医だったので、いつも使ってるものをと出しました」 そして、オペから外されることを告げられると「辞めます」と踵を返して部屋を出て行きました。ちなみに壮大は沖田からは何も話を聞いていませんが、このとき柴田に「沖田は何も言ってなかった」と言います。聞いてないんだから何も言ってないに決まっているんですが、沖田がフォローしてくれなかったと思い込んだ柴田は、深く傷つきました。 実は柴田は、医者になりたかったのだそうです。親が医者で、自分も当たり前に医者を目指したのに、ひとつの医療ミスで実家の医院が潰れてしまい、高額な医学部の学費を払えず、奨学金をもらって看護学校に行くしかなかった。そうした過去を、ヤケクソでOKした井川との砂浜デートでぶちまけます。 井川も医者の息子で、親は今も大病院の院長で、親の金で当たり前に医者になった人間です。だから柴田は井川に、ずっとムカついていました。でも、気持ちを全部吐きだしたことで楽になったようです。突然の告白にうろたえる井川に背を向けて、 「おなかすいた!」 と、今の素直な気持ちを、もうひとつ吐きだすのでした。 今回、主役はほとんど井川と柴田でした。同じ医者の家の生まれなのに、片や医者、片やナース。柴田には、どうしたって拭えないコンプレックスがある。一方の井川は柴田の知識や技量にほれ込んでいるし、たぶん性格や顔にも惚れ込んでいる。 そういう2人を、木村文乃は徹底的に仏頂面に、松山ケンイチはコロコロと表情を変えながら、2人とも感情表現を全面に出して演じていました。環境が変わる、心持ちが変わる、関係性が変わる、そうすると人間というのは、顔が変わるんだということが、実に丁寧に演出されていたし、演じられていました。 さらに表情の芝居といえば、孝行を演じた忍成修吾もすごかった。登場シーンは少ないし、手術中はほとんど顔が見えないのに、一瞬で視聴者に「イヤな奴ですよ」という主張を伝えてくる。 この3人の演技合戦が、第4話を1本のお芝居として見応えあるものにしたと思います。 一方、沖田を演じる木村拓哉はといえば、キャラ設定として「芯が通っている」ので、特に変化はありません。なんか、壁打ちの壁みたいな感じです。そういう役だからそういう芝居をしているのか、そういう芝居しかできないからそういう役を与えられるのか、それはまあ、とりあえず置いておきます。 というか、実は4話になって沖田にも小さな変化が与えられました。壮大の妻で壇上院長の娘である深冬(竹内結子)と10年前に付き合っていたわけですが、「お互いにフラれた」と思い込んでいたことが明らかになったのです。 深冬は脳腫瘍を患っていて、沖田が執刀予定。なんか面倒なことにもなりそうですが、これってどうなんですかね。柴田の抱えていた深い挫折と劣等感に比べれば、いかにも軽く映ってしまいます。このドラマに登場するいろいろな事情の中で、「沖田が深冬に未練があるかも?」って、もっともどうでもいいことに見えてしまう。ここまでの沖田なら、そんなことでブレが生じるとは思えないし、ブレが生じたらキャラ矛盾だし、ブレが生じないなら無駄な設定ということになるし……。 ともあれ、柴田はいろいろあってオペナースとして壇上での仕事を続けることになり、深冬は沖田の目の前でブッ倒れて、今回はおしまい。 あ、あと、いちおう言っときますけど、今回も浅野忠信は最高でしたよ。 (文=どらまっ子AKIちゃん)TBS系『A LIFE~愛しき人~』番組サイトより
黒木瞳が“すご〜く嫌な感じ”!? 『就活家族 きっとうまくいく』は低空飛行を続けるか
回数を重ねるごとに、どんどんどん底へ突き進む富川一家がお送りする、テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』。5日放送の視聴率は9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と微増。 さて、いよいよ4話で大企業のエリート社員からアルバイトという、わかりやすい転落を遂げることになる富川洋輔(三浦友和)ですが、気持ちがどんよりするこの話題よりも先に、転落していく洋輔と対象的に、明るい未来に進んでいるように見える、息子で就活生の光(工藤阿須加)から、今回は入りましょうか。 前回、晴れて内定をゲットした光。一流大学を卒業し、大手企業の社員としてエリート街道まっしぐらの洋輔にコンプレックスを感じていて、何度も衝突していました。ですが、そんな光に声をかけた国原耕太(新井浩文)の運営する「国原就活塾」で、メキメキと就活への情熱を燃やし、面接の態度もすっかり見違えるほどに。なんやかんやあって内定をゲットした光は「世界で活躍する人材になるために」と国原から売りつけられた英語教材を使って、黙々と英語を勉強中。 そんな光に、姉で宝石販売業で働く栞(前田敦子)がこう言います。「まだ猶予があるんだから、やりたいことを仕事にした方がいい」と。光は、その言葉に胸打たれ、一度諦めていた経済誌の編集部でアルバイトをスタートします。国原の言葉を真に受けたり、栞の小言に従ってアルバイトを始めるなど、なんか光って、自我がないんでしょうか? 心配です。ちなみに、その言葉の主の栞のやりたいことは「ファッションとか、音楽とか」だそう。なるほど、頭の中が空っぽなんですね! 光は、憧れていた編集部でのアルバイトということで熱心に取り組み、記事を一本担当することに。一流企業の上層部にインタビューをするというこの光の記事が、今後の展開に大きく関わりそう。嫌な予感しかしないゾ……! 対する洋輔は、踏んだり蹴ったりです。依然として失業したことを隠したままの洋輔は、公園で知り合った失業者の天谷吾郎(段田安則)から、家族に失業を隠し通すためのあれやこれを伝授してもらいます。口から出まかせで、京都出張があると言ってしまったからです。天谷の場合、最寄りのカプセルホテルで寝泊まりを続けたところ、自分のいない間に妻が浪費して、その結果恐ろしい額のローンが積み上がっていたそうです。 その話に血の気が引く洋輔。残念ながら、八方塞がりのこの状況を打破する術を、天谷が持っているわけではないのでした。洋輔の転落劇は、まるで人生ゲームみたいです。大企業のエリート社員になる、同僚にハメられる、振り出しに戻って無職になる。川村優子(木村多江)の紹介で高待遇で職を得る、国原にハメられる、振り出しに戻って無職になる。職業安定所で、職を探す、エリートはジャマだと言われる、振り出しに戻る。 自分の経歴や誇りにあぐらをかいて、高望みしていた洋輔と、その洋輔に小バカにされていた天谷。天谷は、再就職先を見事獲得。まるで、イソップ物語『アリとキリギリス』、『ウサギとカメ』のようです。 なりふり構ってられない洋輔は、天谷がバイトしていた清掃業を紹介してもらい、働くことに。洋輔は1話で国原に出会う前の光に「就職先ぐらい自分で見つけられないで、どうするんだ!」とか言ってたくせに。 一方、栞は同じ職場の真壁雄斗(渡辺大)との関係が上司の中原綾子(山本未來)にバレ、会議の資料が用意されない、挨拶を無視されるなどわかりやすく、干されています。真壁と中原は以前に体の関係があり、中原には未だに真壁への気持ちがある様子。 そもそもバレたのも、真壁が「今日はダメ」だと拒否していたのにもかかわらず、勝手に家に押しかけたところへ中原が来たから。原因は紛れもなく栞にあるのに「三角関係に巻き込んで、最低!」と怒鳴りつけます。もうね、身勝手過ぎて前田敦子が嫌いになりそうです。結局、栞は中原にプッツンしてそのまま退職。 母親の水希(黒木瞳)は、引きこもり生徒の一件をなんとか収めました。熱心に生徒を指導し、家庭教師なんかもしちゃう始末。 「先生、なんか今日明るいね」と言われるのには理由がありました。水希には、お気にいりの若いホストができたのです。ふらっと立ち寄ったホストクラブで知り合ったホストの真咲(長田成哉)にメロメロになった水希は、いつもより化粧を塗りたくり、学校帰りに足繁く通うようになります。 引きこもり生徒への指導=自分の雇用延長につながる水希は、同僚の英語教師(宮崎吐夢)に家庭教師を頼みますが、これに校長の原口亨(矢島健一)が激怒。原口としては、学校のメンツもあるので勝手なことをされると困るんですね。 そんな原口の言葉に「私は、間違ったことをしていません」と対話すらしようとしない水希はすご〜く嫌な感じですよね。今後、どんどん孤立していきそう……かわいそう! 互いに本当のこと言えないまま、借金で購入したマイホームを見に行く富川一家。目を輝かせて、バシャバシャ写真を撮ったり、まだ家具のない部屋を見つめたりしますが、この時すでに栞は仕事を辞め、洋輔はもう役員候補でもないしアルバイトで働いています。水希は「雇用延長がなくなりそう……」と職場に自分の居場所がないと感じている様子。 家族に失業を打ち明けるつもりの洋輔ですが、水希から呪いの言葉が飛び出します。「大丈夫よ、洋ちゃんがいるから」と。思わず洋輔は、言葉を飲み込み「なんとかするさ……」と小さくつぶやくことしかできないのでした。 1、2、3話とそれぞれの抱えていた問題が表面化した今回。次回予告では光が「一家で無職なんて」というセリフがあったので、互いの問題が互いの問題に介在して、がんじがらめになっていく……という最悪なパターンを予想してしまいます。 暗い気持ちになるとわかっていながらも、次回も絶対見てしまうんでしょうね。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)テレビ朝日系『就活家族 きっと、うまくいく』番組サイトより
『タラレバ娘』は元AKB48・大島優子の出世作!? 田中圭に「はまり役」の声相次ぐも、坂口健太郎は……
そこいらの恋愛指南書よりためになると話題の連ドラ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)の第3話。平均視聴率は、前回より0.4%アップの11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。 ドラマ化に伴い、原作コミックがバカ売れしているようで、講談社の方が「ドラマ化で、こんなに売上げが伸びるのは久々」とおっしゃってました。確かに、ドラマ版はかなり端折ってますから、ドラマと併せて見るのも楽しいです。 しかし、筆者がこないだ会った婚活4年目の女友達(36歳)は、「ドラマはギリギリ見れるけど、原作は辛くて読み進められなかった」と、どんよりしていました。そうなんですよ。婚活がうまくいっていない女性に現実を突きつける残酷度合いで言うと、ドラマ版は原作の3割くらいに抑えられているんです。 ネット上では、そこに不満を漏らす視聴者も少なくないようですが、これがプライム帯でのドラマ化というものなのでしょう。 さて、前回、付き合ってもない男とヤッてしまった倫子(吉高由里子)と香(榮倉奈々)ですが、第3話で恋に進展はあったのでしょうか? あらすじを振り返りましょう。
いよいよ3人ともドツボに
モデルのKEY(坂口健太郎)に「俺とヤッてみる?」と誘われるまま、自宅でいたしてしまった倫子は、すかさず香と小雪(大島優子)を招集し、報告。しかし、女子会ばかりやってきたせいで、3人ともこの先にすべき行動がわからず、「ヤリ逃げされたとしても、年下のイケメンだよ。あざーっすって感じ」「4年も男日照りが続いてたんだから、何もないよりはマシ」と、お気楽な言葉しか見つかりません。 そんな3人の中で堅実派の小雪ですが、道でじゃがいもを拾ってくれたサラリーマンの丸井(田中圭)に、半ば一目惚れ。丸井もまんざらでもなく、恋の予感ビンビンです。 一方、「なんで、あいつとしたんだろう?」と、自分がKEYのことを好きなのかどうかすらわからず、悩み続ける倫子。そんな倫子に代わって、香と小雪がKEYを「あんた倫子とセックスしたんでしょ!? 倫子のことどう思ってるの?」と問い詰めますが、「あなたちには関係ない」と吐き捨てられます。 しかし、倫子も「イケメンと出会えただけマシ」「何かあっただけマシ」とマシを数えたところで、「幸せではない」という結論を見出し、KEYを探しに部屋着のまま外へ。 ようやくKEYを見つけ、「私のことどう思ってるの?」と質問しますが、「それ、さっきあんたの友だちにも言われたよ。どうせ俺とヤッたってベラベラしゃべって、盛り上がったんだろ。だからあんたたちはダメなんだよ」と説教された挙げ句、「そんな女とは恋愛できない」とフラれます。 また、別の場所では、小雪と丸井がバーでいい雰囲気に。丸井から「好きになってもいいですか? いや、もうなってるかも」と口説かれますが、同時に結婚していて、妻とは別居中であることも告げられました。いや~、こじれてまいりました。田中圭に「はまり役」の声相次ぐ
第3話にして、香は彼女持ちの元カレのセフレに、小雪は不倫地獄に、そして倫子は、恋愛ドラマの脚本家でありながら、恋愛の仕方がわからないという、3人ともドツボにはまる構図が完成しました。 ネット上では、無邪気なサラリーマンの丸井役を演じる田中が、「はまり役」と話題のようです。原作者の東村アキコ氏も、「まんま丸井さんだあああああああああああああだっっっ」とTwitterで大興奮しておられました。いろんな意味で、絶妙に丁度いいんでしょうね。 一方、KEY役の坂口はというと、「KEYのイメージと違う」という書き込みが目立ちます。しかし、そもそも原作のKEYはべらぼうに攻撃的ですが、ドラマ版では、優しさがにじみ出た世話焼きキャラに変えられているので、坂口どうこうではなく、その違いに不満を漏らしているだけのようにも感じます。 また、演技が心配されていた小雪役の大島ですが、ネット上では「演技うまくなった!」「低い声や堂々とした表情が、小雪っぽい」と賛辞が目立ちます。実際、2015年に出演した『銭の戦争』(フジテレビ系)や、主演ドラマ『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』(TBS系)で見せていた“大島臭”ムンムンの演技は鳴りを潜め、今回は小雪になりきっています。この間、2本の舞台を経験したから? ただメガネをかけているから? 実は、筆者はこれまで、大島の演技が本当に本当に苦手だったので、助かりました。ありがとう、大島優子!告白は「好きになってもいい?」で
同ドラマの妙なリアルさは、登場人物がLINEを駆使している点にもあるんでしょうね。それに、みんなが自然と集まってくる居酒屋「呑んべぇ」の存在のおかげで、恋愛ドラマが多用せざるを得ない「男女がばったり会う」という展開が不自然にならず、物語がすんなり頭に入ってきます。……と、“偶然”を重ねすぎて、偶然のミルフィーユ状態になっている月9『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)と、つい比較してしまいました。 そういえば、今回、小雪に「好きになってもいいですか?」と告っていた丸井ですが、『突然ですが、明日結婚します』のイケメンアナウンサー(flumpool・山村隆太)も、主人公のOL(西内まりや)に「好きになってもいい?」と告っていました。 これ、告白のスタンダードながら、改めていいなあと思いました。だって、断る際に「嫌ですよ~」「やめてくださいよ~」って言いやすいですもん。これが、「好きです!」だと、「ごめんなさい!」って相手に謝らせちゃいますから、みんな「好きになってもいい?」にするべきだと思います。 あと、ネット上では、榮倉の妊娠疑惑が騒がれていますね。理由は、同ドラマの番宣で出演した『スッキリ!!』(日本テレビ系)を突然、途中退場したことと、劇中で腹回りがゆったりとした衣装が多いからだとか。どうなんでしょうね~。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)『タラレバ娘』は元AKB48・大島優子の出世作!? 田中圭に「はまり役」の声相次ぐも、坂口健太郎は……
そこいらの恋愛指南書よりためになると話題の連ドラ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)の第3話。平均視聴率は、前回より0.4%アップの11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。 ドラマ化に伴い、原作コミックがバカ売れしているようで、講談社の方が「ドラマ化で、こんなに売上げが伸びるのは久々」とおっしゃってました。確かに、ドラマ版はかなり端折ってますから、ドラマと併せて見るのも楽しいです。 しかし、筆者がこないだ会った婚活4年目の女友達(36歳)は、「ドラマはギリギリ見れるけど、原作は辛くて読み進められなかった」と、どんよりしていました。そうなんですよ。婚活がうまくいっていない女性に現実を突きつける残酷度合いで言うと、ドラマ版は原作の3割くらいに抑えられているんです。 ネット上では、そこに不満を漏らす視聴者も少なくないようですが、これがプライム帯でのドラマ化というものなのでしょう。 さて、前回、付き合ってもない男とヤッてしまった倫子(吉高由里子)と香(榮倉奈々)ですが、第3話で恋に進展はあったのでしょうか? あらすじを振り返りましょう。
いよいよ3人ともドツボに
モデルのKEY(坂口健太郎)に「俺とヤッてみる?」と誘われるまま、自宅でいたしてしまった倫子は、すかさず香と小雪(大島優子)を招集し、報告。しかし、女子会ばかりやってきたせいで、3人ともこの先にすべき行動がわからず、「ヤリ逃げされたとしても、年下のイケメンだよ。あざーっすって感じ」「4年も男日照りが続いてたんだから、何もないよりはマシ」と、お気楽な言葉しか見つかりません。 そんな3人の中で堅実派の小雪ですが、道でじゃがいもを拾ってくれたサラリーマンの丸井(田中圭)に、半ば一目惚れ。丸井もまんざらでもなく、恋の予感ビンビンです。 一方、「なんで、あいつとしたんだろう?」と、自分がKEYのことを好きなのかどうかすらわからず、悩み続ける倫子。そんな倫子に代わって、香と小雪がKEYを「あんた倫子とセックスしたんでしょ!? 倫子のことどう思ってるの?」と問い詰めますが、「あなたちには関係ない」と吐き捨てられます。 しかし、倫子も「イケメンと出会えただけマシ」「何かあっただけマシ」とマシを数えたところで、「幸せではない」という結論を見出し、KEYを探しに部屋着のまま外へ。 ようやくKEYを見つけ、「私のことどう思ってるの?」と質問しますが、「それ、さっきあんたの友だちにも言われたよ。どうせ俺とヤッたってベラベラしゃべって、盛り上がったんだろ。だからあんたたちはダメなんだよ」と説教された挙げ句、「そんな女とは恋愛できない」とフラれます。 また、別の場所では、小雪と丸井がバーでいい雰囲気に。丸井から「好きになってもいいですか? いや、もうなってるかも」と口説かれますが、同時に結婚していて、妻とは別居中であることも告げられました。いや~、こじれてまいりました。田中圭に「はまり役」の声相次ぐ
第3話にして、香は彼女持ちの元カレのセフレに、小雪は不倫地獄に、そして倫子は、恋愛ドラマの脚本家でありながら、恋愛の仕方がわからないという、3人ともドツボにはまる構図が完成しました。 ネット上では、無邪気なサラリーマンの丸井役を演じる田中が、「はまり役」と話題のようです。原作者の東村アキコ氏も、「まんま丸井さんだあああああああああああああだっっっ」とTwitterで大興奮しておられました。いろんな意味で、絶妙に丁度いいんでしょうね。 一方、KEY役の坂口はというと、「KEYのイメージと違う」という書き込みが目立ちます。しかし、そもそも原作のKEYはべらぼうに攻撃的ですが、ドラマ版では、優しさがにじみ出た世話焼きキャラに変えられているので、坂口どうこうではなく、その違いに不満を漏らしているだけのようにも感じます。 また、演技が心配されていた小雪役の大島ですが、ネット上では「演技うまくなった!」「低い声や堂々とした表情が、小雪っぽい」と賛辞が目立ちます。実際、2015年に出演した『銭の戦争』(フジテレビ系)や、主演ドラマ『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』(TBS系)で見せていた“大島臭”ムンムンの演技は鳴りを潜め、今回は小雪になりきっています。この間、2本の舞台を経験したから? ただメガネをかけているから? 実は、筆者はこれまで、大島の演技が本当に本当に苦手だったので、助かりました。ありがとう、大島優子!告白は「好きになってもいい?」で
同ドラマの妙なリアルさは、登場人物がLINEを駆使している点にもあるんでしょうね。それに、みんなが自然と集まってくる居酒屋「呑んべぇ」の存在のおかげで、恋愛ドラマが多用せざるを得ない「男女がばったり会う」という展開が不自然にならず、物語がすんなり頭に入ってきます。……と、“偶然”を重ねすぎて、偶然のミルフィーユ状態になっている月9『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)と、つい比較してしまいました。 そういえば、今回、小雪に「好きになってもいいですか?」と告っていた丸井ですが、『突然ですが、明日結婚します』のイケメンアナウンサー(flumpool・山村隆太)も、主人公のOL(西内まりや)に「好きになってもいい?」と告っていました。 これ、告白のスタンダードながら、改めていいなあと思いました。だって、断る際に「嫌ですよ~」「やめてくださいよ~」って言いやすいですもん。これが、「好きです!」だと、「ごめんなさい!」って相手に謝らせちゃいますから、みんな「好きになってもいい?」にするべきだと思います。 あと、ネット上では、榮倉の妊娠疑惑が騒がれていますね。理由は、同ドラマの番宣で出演した『スッキリ!!』(日本テレビ系)を突然、途中退場したことと、劇中で腹回りがゆったりとした衣装が多いからだとか。どうなんでしょうね~。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)草なぎ剛『嘘の戦争』満足度ダントツも11.1%にダウン! 「占い師と詐欺師は半分同業者」発言は大丈夫?
元SMAP・草なぎ剛の代表作になりそうな予感の『嘘の戦争』(フジテレビ系)。先月31日放送の第4話の平均視聴率は、前回から0.2%ダウンの11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。 現段階の期間平均視聴率では、木村拓哉主演『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)や、『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)に負けている同作ですが、データニュース社が発表した初回満足度ランキングによれば、『嘘の戦争』はダントツトップなんだそうです。 ちなみに、2位は金曜8時台の『三匹のおっさん3~正義の味方、みたび!!~』(テレビ東京系)。民放ドラマで視聴率トップの『A LIFE』は、満足度では結構下のほうとなっています。数字と満足度は全くの別物なんですねえ。 さて、第4話の浩一(草なぎ)の標的は、ジュディ・オング演じる代議士・四条綾子。今回も、浩一の華麗な詐欺っぷりに“魅せられ”ちゃうのでしょうか? ジュディ・オングだけに。
今回の復讐は、結構簡単
冒頭シーンでは、第1話で浩一にコテンパンにやられた五十嵐(甲本雅裕)が登場。精神がやられちゃっていて、入院中です。そんな五十嵐に、「この男が、あなたの前に現れませんでしたか?」と容赦なく浩一の写真を見せつける隆(藤木直人)。案の定、五十嵐は「リンダリンダ」中の甲本ヒロトばりに、「ああああああああ!」とベッドの上で暴れだしました。やっぱり兄弟ですねえ。 五十嵐が「リンダリンダ」状態であるため、隆に正体がばれずに済んだ浩一ですが、早速、ターゲットである綾子と、そのバカ息子の司(森岡豊)に接近。綾子は、30年前に浩一の一家が殺される原因となった、大学生によるOL強姦事件の揉み消しを、興三(市村正親)に依頼した人物なんだそうです。 綾子が、過去に占い師に心酔していたことを突き止めた浩一は、占い師に扮したハルカ(水原希子)を綾子のもとに送り込み、5億の隠し金があることを突き止めます。浩一の師匠であるユウジ(マギー)いわく、「占い師も詐欺師も似たようなもん」で、「半分同業者」なんだそうです。フジテレビに、占い師から抗議が来ないか心配です。一応、世間に認められた職業だと思うのですが……。 一方、「親子ともども、地獄を見せてやる!」とキメ顔をかました浩一は、司が出資者を集めているウナギの養殖事業に、5,000万円を出資するとメールで伝えます。司はバカなので、メールだけで信じてしまい、大喜びです。 その後、浩一は、ハルカ、ユウジ、カズキ(Sexy Zone・菊池風磨)との連携プレーにより、綾子の隠し金の5億円を奪うことに成功。さらに、司は出資法違反で逮捕され、復讐は成功します。今回の敵は、結構簡単でした。主人公が若い子にモテモテ
これまで、仲間の詐欺師と仲良く仕事をしてきた浩一ですが、今回は新たな波乱を予感させる展開が。 浩一は、奪った5億円を、綾子が「偽善だわ」と毛嫌いしていた「世界の子を救おう協会」に全額寄付しまいました。これに納得がいかないユウジは、「冗談じゃねえ。復讐なんか、協力できっかよ」と不満を漏らし、カズキに「浩一には協力する振りをして、どっかで金を奪う」と裏切りを持ちかけます。 確かに、浩一が募金をしてもしなくても、綾子の精神的ショックはそんなに変わらなかったような気もします。これには、ユウジに同情しちゃいます。 また、興三に近づくため、娘の楓(山本美月)と付き合っている浩一ですが、そのラブラブぶりに、ハルカが嫉妬。浩一からプレゼントされた指輪を身につけている楓に対し、ハルカは「それ、ネットでも数百円で買える安物」と言い放ちます。あら~。 それにしても、浩一は若い子からモテまくりですね。浩一を頼りきっているハルカはわかるとしても、楓まで即効ウットリさせちゃいましたから、詐欺師って怖いですね。 まあ、浩一みたいに、やたらと彼女の父親に会いたがる男なんてそうそういませんから、女性なら「大切にされてる」と勘違いしちゃうかも。オープニング映像にキーワード
「かっこいい!」と話題のオープニングのタイトル映像ですが、登場人物それぞれに言葉が添えられています。浩一が「REVENGE(復讐)」、ハルカが「HAPPINESS(幸福)」、興三が「SUCCESS(成功)」、ユウジが「MONEY(金)」……という具合に。 中でも、隆の「JUSTICE(正義)」はグッときますね。隆は社長ですから、当然、仕事も多忙でしょう。今回も“手術支援ロボット”の開発プロジェクトがどーたらとか言ってましたし。 そんな忙しい隆が、自らの足で五十嵐を訪ねたり、三瓶(大杉漣)を訪ねたり、オーストラリアにいる千葉陽一(の偽者)のブログにせこせことメッセージを送ったりと、ニシナコーポレーションの未来のために必死なわけですよ。社長が! 部下とかにやらせないで! まさに、同ドラマの「正義」です。頑張れ、隆! あと、養護施設の園長である三瓶のキーワードが「REGRET(後悔)」なのも気になりますね。なんかあるんでしょうねえ……。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)草なぎ剛『嘘の戦争』満足度ダントツも11.1%にダウン! 「占い師と詐欺師は半分同業者」発言は大丈夫?
元SMAP・草なぎ剛の代表作になりそうな予感の『嘘の戦争』(フジテレビ系)。先月31日放送の第4話の平均視聴率は、前回から0.2%ダウンの11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。 現段階の期間平均視聴率では、木村拓哉主演『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)や、『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)に負けている同作ですが、データニュース社が発表した初回満足度ランキングによれば、『嘘の戦争』はダントツトップなんだそうです。 ちなみに、2位は金曜8時台の『三匹のおっさん3~正義の味方、みたび!!~』(テレビ東京系)。民放ドラマで視聴率トップの『A LIFE』は、満足度では結構下のほうとなっています。数字と満足度は全くの別物なんですねえ。 さて、第4話の浩一(草なぎ)の標的は、ジュディ・オング演じる代議士・四条綾子。今回も、浩一の華麗な詐欺っぷりに“魅せられ”ちゃうのでしょうか? ジュディ・オングだけに。
今回の復讐は、結構簡単
冒頭シーンでは、第1話で浩一にコテンパンにやられた五十嵐(甲本雅裕)が登場。精神がやられちゃっていて、入院中です。そんな五十嵐に、「この男が、あなたの前に現れませんでしたか?」と容赦なく浩一の写真を見せつける隆(藤木直人)。案の定、五十嵐は「リンダリンダ」中の甲本ヒロトばりに、「ああああああああ!」とベッドの上で暴れだしました。やっぱり兄弟ですねえ。 五十嵐が「リンダリンダ」状態であるため、隆に正体がばれずに済んだ浩一ですが、早速、ターゲットである綾子と、そのバカ息子の司(森岡豊)に接近。綾子は、30年前に浩一の一家が殺される原因となった、大学生によるOL強姦事件の揉み消しを、興三(市村正親)に依頼した人物なんだそうです。 綾子が、過去に占い師に心酔していたことを突き止めた浩一は、占い師に扮したハルカ(水原希子)を綾子のもとに送り込み、5億の隠し金があることを突き止めます。浩一の師匠であるユウジ(マギー)いわく、「占い師も詐欺師も似たようなもん」で、「半分同業者」なんだそうです。フジテレビに、占い師から抗議が来ないか心配です。一応、世間に認められた職業だと思うのですが……。 一方、「親子ともども、地獄を見せてやる!」とキメ顔をかました浩一は、司が出資者を集めているウナギの養殖事業に、5,000万円を出資するとメールで伝えます。司はバカなので、メールだけで信じてしまい、大喜びです。 その後、浩一は、ハルカ、ユウジ、カズキ(Sexy Zone・菊池風磨)との連携プレーにより、綾子の隠し金の5億円を奪うことに成功。さらに、司は出資法違反で逮捕され、復讐は成功します。今回の敵は、結構簡単でした。主人公が若い子にモテモテ
これまで、仲間の詐欺師と仲良く仕事をしてきた浩一ですが、今回は新たな波乱を予感させる展開が。 浩一は、奪った5億円を、綾子が「偽善だわ」と毛嫌いしていた「世界の子を救おう協会」に全額寄付してしまいました。これに納得がいかないユウジは、「冗談じゃねえ。復讐なんか、協力できっかよ」と不満を漏らし、カズキに「浩一には協力する振りをして、どっかで金を奪う」と裏切りを持ちかけます。 確かに、浩一が募金をしてもしなくても、綾子の精神的ショックはそんなに変わらなかったような気もします。これには、ユウジに同情しちゃいます。 また、興三に近づくため、娘の楓(山本美月)と付き合っている浩一ですが、そのラブラブぶりに、ハルカが嫉妬。浩一からプレゼントされた指輪を身につけている楓に対し、ハルカは「それ、ネットでも数百円で買える安物」と言い放ちます。あら~。 それにしても、浩一は若い子からモテまくりですね。浩一を頼りきっているハルカはわかるとしても、楓まで即効ウットリさせちゃいましたから、詐欺師って怖いですね。 まあ、浩一みたいに、やたらと彼女の父親に会いたがる男なんてそうそういませんから、女性なら「大切にされてる」と勘違いしちゃうかも。オープニング映像にキーワード
「かっこいい!」と話題のオープニングのタイトル映像ですが、登場人物それぞれに言葉が添えられています。浩一が「REVENGE(復讐)」、ハルカが「HAPPINESS(幸福)」、興三が「SUCCESS(成功)」、ユウジが「MONEY(金)」……という具合に。 中でも、隆の「JUSTICE(正義)」はグッときますね。隆は社長ですから、当然、仕事も多忙でしょう。今回も“手術支援ロボット”の開発プロジェクトがどーたらとか言ってましたし。 そんな忙しい隆が、自らの足で五十嵐を訪ねたり、三瓶(大杉漣)を訪ねたり、オーストラリアにいる千葉陽一(の偽者)のブログにせこせことメッセージを送ったりと、ニシナコーポレーションの未来のために必死なわけですよ。社長が! 部下とかにやらせないで! まさに、同ドラマの「正義」です。頑張れ、隆! あと、養護施設の園長である三瓶のキーワードが「REGRET(後悔)」なのも気になりますね。なんかあるんでしょうねえ……。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)視聴率「2割減」……6.9%に沈んだ月9『突然ですが、明日結婚します』テーマに合わない西谷まりやの“カンタンな女”度
これはちょっと、どこまで落ちるのかなと思ってしまいますね……。 フジテレビ系の月9『突然ですが、明日結婚します』第2話の視聴率は6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、同枠史上最低スタートだった前回の8.5%から、約2割減です。たった1話で2割減って、なかなかの数字です。このペースで減っていったら5話くらいでゼロになりそうです。 ともあれ、そんな第2話を振り返ってみましょう。 前回、すこぶるイケメン(という設定らしい)の“ナナリュー”こと名波竜(flumpool・山村隆太)と偶然出会った銀行員・高梨あすか(西内まりや)は、「結婚して専業主婦になることが夢」の女のコ。一方のナナリューは「結婚なんて絶対したくない」と言い張るキー局の人気男性アナです。 あすかの先輩である小野さん(森田甘路)とナナリューが同居していたことから、接点ができた2人。ナナリューは、あすかの夢が「専業主婦」だと知ると、「結婚のきれいなところ並べてるだけだよ」「結婚の夢なんて聞いてもおもしろくないよ」「結婚なんて意味がない」「もしかして永遠の愛とか信じてる?」「紙っペラ1枚でお互いを縛って」「呪いだよ」「人を不幸にする」などなど、言葉のプロであるアナウンサーの語彙力を存分に生かした罵詈雑言を浴びせたため、あすかの第一印象は最悪でした。 しかし、あすかはナナリューにちょっと優しい言葉をかけられたり、買い物にいったスーパーでポテチに伸ばした手が触れあったり、雨の中で傘を持って待っていてくれたり、ビン詰めのキャンディをプレゼントされたことにより、ナナリューを好きになってしまいました。ろくに話をしていなくても、その程度のことで27歳の女性が好きになっちゃうくらい、ナナリューはイケメンだという設定になっているのです。 ちなみにナナリューも結婚願望こそないものの、あすかのことを好きみたいです。そりゃ、西内まりやはかわいいですからね。ろくに話をしていなくても、好きになっちゃうのはしょうがないと思います。 そんなある日、あすかは街で偶然、系列会社のスーパーエリート証券マン・神谷(山崎育三郎)と遭遇します。聞けば神谷は、BSの経済番組に出演することになったそうです。流れで、2人で近所のスイーツ屋さんでお茶などすることに。 そこに偶然、ナナリューが通りかかりました。ナナリューを見てびっくりしたあすかは、コーヒーをこぼしてしまいます。するとナナリュー、懐からウェットティッシュを取り出して、なんとあすかの手を拭き拭きしてあげます。なんで拭き拭きしてあげるんでしょう。男性がティッシュで女性の手を拭き拭きしてあげるシーンなんてAVでしか見たことありませんが、とにかくナナリューは、あすかが別の男といるのを発見して、ちょっと嫉妬しているようです。 一方あすかは、結婚願望優先なので料理婚活などに参加してみますが、なしのつぶて。後日、小野さん家の飲み会で「仕事で来れない」はずだったナナリューが偶然、早上がりになって帰ってくると、目をキラキラさせて喜びます。 ナナリューは、そんなあすかの女心を手玉に取ることにしたようです。あすかが料理をすると聞けば、「今度作ってよ」と思わせぶりに甘えたり、あすかが婚活に参加したことに「ムカついた」と言ってみたり、先日さんざんコケにした「専業主婦の夢」も「スゴイと思ってる」と理解を示してみたり、「ごめん、でも一緒にいたい」と流し目でつぶやいてみたり。あすかは、口では「あの人とはもう無理、合わない」とか言ってますが、仕事中もポーっとしちゃうくらいナナリューに夢中です。 その後、あすかは偶然、エリート神谷に届け物をすることになりました。すると偶然、神谷はすでに外出していて、ホテルのラウンジで打ち合わせをしているようです。さらに偶然、そのホテルではナナリューと、かつて不倫していた女優・桜木夕子(高岡早紀)も、共演する番組の打ち合わせをしていました。偶然、あすかがホテルに着いたのと、ナナリュー&夕子が出てきたタイミングが一致してしまい、あすかは2人がタクシーに乗り込むのを見てしまいます。神谷に届け物をしたあすかは、偶然その場にナナリューの先輩アナ・三上(沢村一樹)がいたこともあって、神谷と3人で痛飲することに。 途中で、2人に「付き合っちゃえば」と言い残して退散した三上は、翌日の現場でナナリューに「あすかと神谷がイイ感じ」と伝えると、ナナリューはあすかを食事に誘うことにしますが、あすかはそのメールを無視します。ナナリューと夕子がホテルから出てきたところを見たからです。 しかし偶然、帰り道に2人は出会ってしまいました。気まずい雰囲気に……すると偶然、そこにあすかの父親が通りかかり、偶然にも「うちの嫁が大ファン」だったため、強引にナナリューを家に連れて帰ってしまいます。こんなに偶然が重なること、あるんですね! ないですよ。 今回、このドラマで特に顕著だったのが、「偶然」の乱用です。 あらゆる展開が、登場人物の行動や心理ではなく「偶然」によって転がっていきます。偶然によって「胸キュン」「嫉妬」「胸キュン」「嫉妬」という記号が繰り返し提示されるだけ。それでも、これが単なるティーン向けの恋愛ドラマだったら別にいいと思うんですが、「結婚」という積極性と決断を必要とする大人のテーマと、どうしてもつながってこないんです。 終盤、あすかの家で晩ごはんとお風呂をいただいたナナリューが、あすかの部屋で結婚観に理解を示すくだりもありますが、すでにナナリューから見たあすかが「ヤレる女」になってしまっているので、まるで説得力がない。あすかの感情の流れとして「結婚観は相容れないけど、理解を示してくれるから好きになった」のであれば説得力も出るものですが、「好きな人が理解を示してくれた」というこのシーンは、男から見れば「ヤレそうだから適当に話を合わせた」ようにしか見えないんです。 案の定、すっと手を握ったナナリューを、あすかは拒否しません。その直後、偶然、階下から大きな笑い声が聞こえてきて、それに驚いたあすかが偶然、ナナリューの身体にのしかかってしまうわけですが(もうむちゃくちゃ)、そのままナナリューが抱きしめてきても、あすかは拒否しません。はい、この女、もういつでもヤレます。ナナリューが部屋から出て行った後も、身体が火照って眠れません。 ここまでコロッと恋に落ちるカンタンな尻軽女として高梨あすかが描かれると、視聴者も「専業主婦が夢」というキャラクターの背骨そのものに疑いを持ってしまうのではないかと思うんですよね。だって、そういう夢の持ち主なら、身持ちは固そうですもん。 で、そんなこんなのあとにエリート神谷が、あすかにいきなりプロポーズして今回はおしまい。 まだ第2話ですが、いろいろ失敗してるなー、という印象しかないです。フジテレビの月9にとってこの布陣、この企画がベストの選択でなかったことは察するにあまりありますが、それにしても、もうちょっとね、なんとかならなかったのかしら、というのが正直なところで。 あと、身もフタもないけど、このナナリューって、やっぱり、ぜんぜんイケメンじゃないですよね……。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『突然ですが、明日結婚します』番組サイトより
視聴率「2割減」……6.9%に沈んだ月9『突然ですが、明日結婚します』テーマに合わない西内まりやの“カンタンな女”度
これはちょっと、どこまで落ちるのかなと思ってしまいますね……。 フジテレビ系の月9『突然ですが、明日結婚します』第2話の視聴率は6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、同枠史上最低スタートだった前回の8.5%から、約2割減です。たった1話で2割減って、なかなかの数字です。このペースで減っていったら5話くらいでゼロになりそうです。 ともあれ、そんな第2話を振り返ってみましょう。 前回、すこぶるイケメン(という設定らしい)の“ナナリュー”こと名波竜(flumpool・山村隆太)と偶然出会った銀行員・高梨あすか(西内まりや)は、「結婚して専業主婦になることが夢」の女のコ。一方のナナリューは「結婚なんて絶対したくない」と言い張るキー局の人気男性アナです。 あすかの先輩である小野さん(森田甘路)とナナリューが同居していたことから、接点ができた2人。ナナリューは、あすかの夢が「専業主婦」だと知ると、「結婚のきれいなところ並べてるだけだよ」「結婚の夢なんて聞いてもおもしろくないよ」「結婚なんて意味がない」「もしかして永遠の愛とか信じてる?」「紙っペラ1枚でお互いを縛って」「呪いだよ」「人を不幸にする」などなど、言葉のプロであるアナウンサーの語彙力を存分に生かした罵詈雑言を浴びせたため、あすかの第一印象は最悪でした。 しかし、あすかはナナリューにちょっと優しい言葉をかけられたり、買い物にいったスーパーでポテチに伸ばした手が触れあったり、雨の中で傘を持って待っていてくれたり、ビン詰めのキャンディをプレゼントされたことにより、ナナリューを好きになってしまいました。ろくに話をしていなくても、その程度のことで27歳の女性が好きになっちゃうくらい、ナナリューはイケメンだという設定になっているのです。 ちなみにナナリューも結婚願望こそないものの、あすかのことを好きみたいです。そりゃ、西内まりやはかわいいですからね。ろくに話をしていなくても、好きになっちゃうのはしょうがないと思います。 そんなある日、あすかは街で偶然、系列会社のスーパーエリート証券マン・神谷(山崎育三郎)と遭遇します。聞けば神谷は、BSの経済番組に出演することになったそうです。流れで、2人で近所のスイーツ屋さんでお茶などすることに。 そこに偶然、ナナリューが通りかかりました。ナナリューを見てびっくりしたあすかは、コーヒーをこぼしてしまいます。するとナナリュー、懐からウェットティッシュを取り出して、なんとあすかの手を拭き拭きしてあげます。なんで拭き拭きしてあげるんでしょう。男性がティッシュで女性の手を拭き拭きしてあげるシーンなんてAVでしか見たことありませんが、とにかくナナリューは、あすかが別の男といるのを発見して、ちょっと嫉妬しているようです。 一方あすかは、結婚願望優先なので料理婚活などに参加してみますが、なしのつぶて。後日、小野さん家の飲み会で「仕事で来れない」はずだったナナリューが偶然、早上がりになって帰ってくると、目をキラキラさせて喜びます。 ナナリューは、そんなあすかの女心を手玉に取ることにしたようです。あすかが料理をすると聞けば、「今度作ってよ」と思わせぶりに甘えたり、あすかが婚活に参加したことに「ムカついた」と言ってみたり、先日さんざんコケにした「専業主婦の夢」も「スゴイと思ってる」と理解を示してみたり、「ごめん、でも一緒にいたい」と流し目でつぶやいてみたり。あすかは、口では「あの人とはもう無理、合わない」とか言ってますが、仕事中もポーっとしちゃうくらいナナリューに夢中です。 その後、あすかは偶然、エリート神谷に届け物をすることになりました。すると偶然、神谷はすでに外出していて、ホテルのラウンジで打ち合わせをしているようです。さらに偶然、そのホテルではナナリューと、かつて不倫していた女優・桜木夕子(高岡早紀)も、共演する番組の打ち合わせをしていました。偶然、あすかがホテルに着いたのと、ナナリュー&夕子が出てきたタイミングが一致してしまい、あすかは2人がタクシーに乗り込むのを見てしまいます。神谷に届け物をしたあすかは、偶然その場にナナリューの先輩アナ・三上(沢村一樹)がいたこともあって、神谷と3人で痛飲することに。 途中で、2人に「付き合っちゃえば」と言い残して退散した三上は、翌日の現場でナナリューに「あすかと神谷がイイ感じ」と伝えると、ナナリューはあすかを食事に誘うことにしますが、あすかはそのメールを無視します。ナナリューと夕子がホテルから出てきたところを見たからです。 しかし偶然、帰り道に2人は出会ってしまいました。気まずい雰囲気に……すると偶然、そこにあすかの父親が通りかかり、偶然にも「うちの嫁が大ファン」だったため、強引にナナリューを家に連れて帰ってしまいます。こんなに偶然が重なること、あるんですね! ないですよ。 今回、このドラマで特に顕著だったのが、「偶然」の乱用です。 あらゆる展開が、登場人物の行動や心理ではなく「偶然」によって転がっていきます。偶然によって「胸キュン」「嫉妬」「胸キュン」「嫉妬」という記号が繰り返し提示されるだけ。それでも、これが単なるティーン向けの恋愛ドラマだったら別にいいと思うんですが、「結婚」という積極性と決断を必要とする大人のテーマと、どうしてもつながってこないんです。 終盤、あすかの家で晩ごはんとお風呂をいただいたナナリューが、あすかの部屋で結婚観に理解を示すくだりもありますが、すでにナナリューから見たあすかが「ヤレる女」になってしまっているので、まるで説得力がない。あすかの感情の流れとして「結婚観は相容れないけど、理解を示してくれるから好きになった」のであれば説得力も出るものですが、「好きな人が理解を示してくれた」というこのシーンは、男から見れば「ヤレそうだから適当に話を合わせた」ようにしか見えないんです。 案の定、すっと手を握ったナナリューを、あすかは拒否しません。その直後、偶然、階下から大きな笑い声が聞こえてきて、それに驚いたあすかが偶然、ナナリューの身体にのしかかってしまうわけですが(もうむちゃくちゃ)、そのままナナリューが抱きしめてきても、あすかは拒否しません。はい、この女、もういつでもヤレます。ナナリューが部屋から出て行った後も、身体が火照って眠れません。 ここまでコロッと恋に落ちるカンタンな尻軽女として高梨あすかが描かれると、視聴者も「専業主婦が夢」というキャラクターの背骨そのものに疑いを持ってしまうのではないかと思うんですよね。だって、そういう夢の持ち主なら、身持ちは固そうですもん。 で、そんなこんなのあとにエリート神谷が、あすかにいきなりプロポーズして今回はおしまい。 まだ第2話ですが、いろいろ失敗してるなー、という印象しかないです。フジテレビの月9にとってこの布陣、この企画がベストの選択でなかったことは察するにあまりありますが、それにしても、もうちょっとね、なんとかならなかったのかしら、というのが正直なところで。 あと、身もフタもないけど、このナナリューって、やっぱり、ぜんぜんイケメンじゃないですよね……。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『突然ですが、明日結婚します』番組サイトより
過去最低の13.9%……木村拓哉『A LIFE~愛しき人~』ドラマの根幹を揺るがす、院長の“キャラ変更”
木村拓哉が、手術の腕に絶対の自信を持つ“職人外科医”を演じている日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)。キムタクにとってSMAP解散後初のピン仕事ということもあって注目が集まっていますが、第3話の視聴率は13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、過去最低に。ガッツリ予算をつぎ込んでいるTBSさんの心中お察しするばかりであります。 今回のゲスト患者は、謎の腹痛に苦しむ小学生・友梨佳ちゃん(石井小咲)。お母さんの実家に預けられているときだけお腹が痛くなるので、どうやら原因は心因性らしいということでしたが、その診断に納得ができないお母さんがセカンドオピニオンを取りに来院しました。 何を隠そう、沖田(木村)の専門は小児外科。今回も、院長の娘である小児科医・深冬(竹内結子)とともにサクっと原因を突き止め、さっそく手術の準備を進めます。 しかし、ここで問題が。 友梨佳ちゃんの腹痛を「心因性」と判断した以前の担当医が、小児外科治療学会の重鎮である蒲生教授なる人物だったのです。この病院で友梨佳ちゃんのお腹を開くということは、蒲生教授に逆らうということ。蒲生教授に逆らうと小児外科治療学会に居場所がなくなるのだそうです。深冬が小児科の指導医を目指していることもあって、沖田が所属する壇上記念病院では、友梨佳ちゃんの手術ができないという結論に。ひどい話です。 ひどい話なので、沖田は「だったら俺はここを辞める」と言い出しました。別の病院で、自分が友梨佳ちゃんの手術をすると。 しかし、沖田が病院を辞めると困るのが、副院長で深冬の入り婿でもある壮大(浅野忠信)です。深冬の脳には腫瘍があり、その手術ができるのは沖田しかいない。院長の娘であり副院長の妻である深冬を、壇上以外の病院で手術させるわけにもいきません。 そこで、副院長・壮大は独断で、沖田に友梨佳ちゃんの手術を許可します。ただし、小児科医としての将来がある深冬を手術に参加させないことを条件としました。 一度は深冬自身、「手術ができない」という結論を飲みこんでいましたので、沖田にとっては、なんの問題もない条件です。しかし、一本気な沖田の医師魂に心を打たれた深冬は直前になって翻意。「医者として一番大切なこと忘れてた」「目の前の命を救うことに一生懸命の医者でありたい」と言って手術への参加を沖田に直訴し、メスを握ります。ちなみにここまで、深冬が脳腫瘍による激しい頭痛に襲われて動きが鈍くなるシーンがたびたび描かれていますが、術中はなぜか大丈夫なようです。脳内麻薬が出てるとか、そういう理屈なんでしょうか。わかりません。 ところでこの病院の院長室と副院長室には、外科手術を生中継しているモニターがあります。院長・虎之介(柄本明)と副院長・壮大はそれぞれの部屋でモニターを眺めていましたが、友梨佳ちゃんの手術が行われていることを知らされていなかった院長は、沖田が執刀している姿を見て激昂! しかも…… 「深冬までいるじゃないかー!」 勢い込んで手術室に乗り込み「すぐに(腹を)閉じるんだ!」と怒鳴りつけるのでした。 今回、最初から最後まで蒲生教授に気を使って、友梨佳ちゃんの命を危険にさらしたのは、院長・虎之介でした。もともと「ビジネスよりも医療の本質を追及せよ」というキャラクターとして登場した院長でしたが、3話にして、もう「人の命」を蔑ろにしてしまった。これ、ドラマの根幹を揺るがすキャラ変更だと思うんですよね。 結果、友梨佳ちゃんの手術は成功します。院長が小学生の命を犠牲にしてまで守ろうとした「小児外科治療学会での娘・深冬の立場」も、電話一本でどうにでもなる問題でした。 「目の前の命を救う」ことが絶対的信念の沖田にとって、今回の院長の判断は、心の底から軽蔑すべきものだったはずです。今後、どれだけこの院長がいいことを言おうが、医師として正しい判断をしようが、「あのとき、友梨佳ちゃんを見殺しにしようとした」という事実は消えません。つまり、この序盤の段階で『A LIFE』は、院長という“理想の医師”を1人、殺してしまったということです。 まともに辻褄を合わせていくなら、もうこの病院の経営陣に沖田が信頼すべき人物はひとりもいません。院長と副院長のソリが合わないことも語られましたが、どちらも「患者の命が最優先」の医者ではないので、沖田が同調すれば矛盾が生じることになります。よって、ひとつの大きな流れになるはずだった「院内の派閥争い」に、沖田が積極的に関係することはできなくなったわけです。まあ、今回の院長のアレを気の迷いだったことにして、強引に進めるのかもしれませんが。 一方、もうひとつの流れである「深冬の脳腫瘍」については、壮大の沖田に対する嫉妬に火が付き始めていて、苦虫をかみ潰しながら「まだ好きなのか、深冬のこと……」とか言い出しました。もう絵に描いたようなメロドラマですが、こちらは浅野忠信のテンション芝居に見応えがあるので、まだまだ楽しめそうです。今回はそんなところで! (文=どらまっ子AKIちゃん)TBS系『A LIFE~愛しき人~』番組サイトより




