『ドクターX』独走、“恋ダンス”違法YouTuber続出、『IQ246』『砂の塔』のトンデモ脚本……秋ドラマランキング 

 続々と最終回を迎えた秋ドラマ。視聴率をランキング形式で振り返ります。

『ドクターX』2016年首位独走

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 まず、平均視聴率のトップ10は以下の通り(ビデオリサーチ調べ、関東地区/クールまたぎの作品は除く)。 1位『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)21.5% 2位『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)14.6% 3位『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 』(日本テレビ系)12.4% ※全話レビュー 4位『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)10.5% ※全話レビュー 5位『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)10.2% ※全話レビュー 6位『THE LAST COP/ラストコップ』(日本テレビ系)8.3% 7位『カインとアベル』(フジテレビ系)8.2% ※全話レビュー 8位『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(フジテレビ系)8.1% 9位『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)7.7% 10位『キャリア』(フジテレビ系)7.2%  トップは、予想通りの米倉涼子主演『ドクターX』第4期。第3期の全話平均22.9%からは1.4ポイント落としたものの、20%超えは年間通して同作のみでした。  今期から、主要キャストに泉ピン子を投入した同作ですが、開始早々「演技が下品」「邪魔」「小姑みたい」と“ピン子不要論”が続出。テレ朝がそんな視聴者の声を汲んでか否か、第7話ではなぜか出番がゼロだったことが話題となりました。

“恋ダンス”違法動画が大量発生

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 2位は、今期最大の話題作といえる童貞ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』。初回は10.2%でしたが、みるみる上昇し、最終回は20.8%の大台に乗りました。正直なところ、「周りが言うほどハマらなかった」「童貞ドラマなら、『世界一難しい恋』(日本テレビ系)のほうが面白かった」という人ももちろんいるでしょう。しかし、それを人前で口に出せない世間の空気は、NHK『あまちゃん』流行時のそれを思い出させます。  また、星野源やガッキーがエンディングで踊る“恋ダンス”を、YouTube上に公開する素人が続出しましたが、星野の所属レコード会社が音源使用を許可しているのは、最終回が放送された今月20日まで。しかし、YouTube上には、いまだに星野の音源をそのまま使った“踊ってみた”動画が大量に公開されっぱなしです。違法ですし、サムいので早く消しましょう。  あ、そういえば、映画監督の園子温氏による「この前仕事したメンズノンノの売れっ子モデルは目の前で遅刻した理由が昨晩、朝まで好きでもない2人の女とSEXしたせいだと言いわけ?したが、さらにチンポがデカイからさあ、とふざけた奴のツイッターやインスタ見ると、いい人ぶったいい事しか書いてない。これがツィツター、これがインスタ」という5日のツイートが、百合(石田ゆり子)の部下・梅原ナツキ役の成田凌のことではないかとウワサされましたが、どうなんでしょうね? もしそうなら、平匡さん(星野)は自分のと比べて“恐縮”しちゃいそうですね!

『IQ246』『砂の塔』ミステリーものは、揃って脚本がアレ!

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 3位は、全話2ケタと健闘しながらも、『逃げ恥』に話題をかっさらわれた感のある石原さとみ主演『地味にスゴイ!』。世の働く全ての人々への応援歌的なドラマでしたが、主人公の恋も仕事も中途半端なまま終わってしまった最終回には、賛否両論が巻き起こりました。続編ありそうですね。  4位は、最終回で、沙羅駆が敵のマリアTに、悪意や殺意のパルスを判断して犬並みにIQを下げる機能が付いたネックレスをプレゼントするという、トンデモ展開が繰り広げられた『IQ246』。放送前には、織田の珍妙なしゃべり方が話題でしたが、本当にヤバかったのはトリックそのものでした。
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 5位は、松嶋菜々子の美しさを再確認させられた『砂の塔』。放送前にプロデューサーが「3年以上の年月をかけ、丹念にプロットを練り上げてきた」「ワンランク上のサスペンス」とハードルを上げまくっていたものの、最終回では荒すぎる脚本に視聴者がズコー! 松嶋や横山めぐみらが演じるタワーマンションの住人たちが、菅野美穂演じる主人公を追い詰める展開にハラハラさせられたものの、話を広げすぎて収まらなかったのか、放送が終わっても謎だらけです。  また、三代目 J Soul Brothers・岩田剛典演じる体操教室の先生・航平が、主人公と鉄橋でばったり出くわすシーンが毎回頻出。ネット上で「岩ちゃんが橋に住んでる」と話題になりました。

フジ亀山社長が低視聴率報道に反論!!

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フジテレビ公式サイトより
 今期は、テレ朝やTBSのプライム帯ドラマがオール2ケタと大健闘した一方で、日テレが不調。唐沢寿明・窪田正孝主演『THE LAST COP』がイマイチだったほか、沢村一樹主演『レンタル救世主』が第9話で5%台を記録するなど、惨敗してしまいました。  そして、近年、負け続きのフジテレビですが、今期も全作全話1ケタと全滅。特に、天海祐希主演『Chef~三ツ星の給食~』は、全話平均7.1%で、TOKIO・松岡昌宏主演深夜ドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)をも下回る結果に。今年は、『ラヴソング』の福山雅治、『営業部長 吉良奈津子』の松嶋菜々子といった大物俳優に続き、天海までフジの毒牙にかかってしまいました。  そういえば、10月の定例会見で亀山千広社長は、10月からビデオリサーチが始めたタイムシフト視聴率を話題に上げ、月9『カインとアベル』は初回平均8.8%だったけど、録画視聴率は5.9%あるから、合計すると14.0%になるもーーん! と反論しましたが、その計算方法でも他局ドラマに大惨敗していることから、ネット上で失笑を買ってしまいました。  そんなこんなで、視聴者の目を潤したり、カサつかせたりした秋ドラマ。フジは、すっかり俳優から触らぬ神に祟りなし的な存在となってしまったようで、次クールも西内まりや、香里奈、小雪……と、主演俳優の地味さが目立ちますね。頑張れ、フジ! (文=どらまっ子TAMOちゃん)

やっぱり「犯人は岩田」だった菅野美穂『砂の塔』、“視聴者に丸投げ”荒すぎる結末に呆然

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『AZZURRO(アズーロ)』(幻冬舎)
 序盤から「犯人、岩田だろ」の大合唱だった菅野美穂主演『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS系)も、ついに最終回。放送前、プロデューサーは「3年以上の年月をかけ、丹念にプロットを練り上げてきた」「ワンランク上のサスペンス」などとハードルを上げまくっていましたが、本格サスペンスどころか、回を追うたびにツッコミどころ満載の“おバカドラマ”と化しています。  ちなみに、16日放送分の平均視聴率は、自己最高の13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。そんな有終の美を飾った最終回を、早速振り返っていきましょう。  前回、タワマン内で「犯人を見た」と亜紀に電話で報告中、誰かに襲われ、姿を消した和樹(佐野勇斗)ですが、ほぼ同時に、最上階のボスママ・寛子(横山めぐみ)の息子・俊介も失踪。亜紀(菅野)と健一(ココリコ・田中直樹)は、警察に駆け込みますが、「お宅の息子さん、1回補導されてますよねえ。息子さんのいたずらでは?」と全く取り合ってもらえません。どんなバカ警官だよ!  さらに、タワマンにいた航平(三代目 J Soul Brothers・岩田剛典)は、誘拐犯っぽい男を目撃して追いかけるも、腕をナイフで切られ負傷。ここで、半裸のサービスカットが登場。背中には、母親から虐待された傷痕が……。  その後、「ハーメルン事件」を追う荒又刑事(光石研)は、行き着いた山梨県の民家で、誘拐された子どもたちを発見。犯人は車で逃走し、間一髪で捕り逃しますが、後に東京で停車しているこの車を発見。後部座席には、航平の認知症の母親・礼子が乗っています。  一方、東京の警察にいた健一は、刑事が「犯人の車は、成田を頻繁に往復していた盗難車だ」と話しているのを聞き、寛子の夫・阿相(津田寛治)が愛人のために借りている別宅に突入。和樹を探すも、そこには行方不明中の俊介の姿が。人身売買の副業がバレて逮捕状が出ている阿相は、逃走資金の3,000万円を寛子からせしめるため、息子の誘拐事件を自作自演したそうです。  そんな夫の正体を知り、途方に暮れる寛子。自宅のクリスマスツリーを、カセットコンロめがけて、ドーンッ!! ロウソクの火がガスに引火して、最上階が大火事です。  タワマン住民が避難する中、弓子(松嶋菜々子)はなぜか、自宅の“監視ルーム”へ直行。50階をウロついていた亜紀も、脚立が倒れる音を聞き、「和樹ー!」と火の海の中でウロウロ。すると、亜紀に弓子から電話が。弓子は「和樹はそこの奥の部屋にいる。消防隊の到着を待っていたら、間に合わない! 急いで行って!」と促しますが、亜紀は立ち止まって「和樹が!? 奥に!? 和樹……、弓子さん、大丈夫です! 今度は私が、和樹を助けますから! 必ず助けます! 私、母親ですから!」とおしゃべりに夢中です。いやいや、早く行けよ。  やっと、和樹がいる部屋(ストックルーム?)へ向かう亜紀ですが、手足を縛られた和樹をズルズルとどこかへ移動させようとする航平にばったり。ここでも亜紀は、燃えさかる炎の中、「航平くん!? なんでここにいるの……? もしかして、犯人なの?」「なんで……、なんでそんなことしたの!?」「うそでしょ……、航平くん、毎日大変な思いをしてるお母さんを支えたいって言ってたよね」「本当はなんで誘拐なんてしたの!? 誰かを庇ってるの!?」と、のんびり。もちろん、和樹ほったらかしです。そうこうしているうちに、弓子の予想に反して消防隊が到着。最後は亜紀が助けるんじゃないんかいっ!! もう、ツッコミのいないコントみたいです。  航平は、「今すぐ逃げて! 捕まっても、全部俺が勝手にやったって言うんだよ! 母さん!」と母親に電話しながら逃走しますが、警察に取り押さえられ、あえなく御用に。どうやら、“子どもと遊ぶのが何より好きだった”という礼子が、1人目の被害者を誘拐。航平はすぐに返そうと思ったものの、母親にネグレクトされていた被害者が「帰りたくない」と言ったため、そのままに。2人目以降の犯行は全て航平によるもので、理由は母親が子どもが増えて元気になったことと、礼子から虐待を受けていた自分に「重なって見えたから」だそうです。  また、子どもと遊ぶのが好きなはずの礼子が、航平には虐待をしていたという矛盾について、荒又刑事は「歪んでいても、矛盾していても、それも愛だったんだなあ」とまとめちゃいましたが、ここまでの展開の大味っぷりを踏まえると、なんかいろいろ収拾つかなくなって、強引に片付けたようにしか……。それに、荒又刑事って、思い返すと「犯人は未成年の可能性が」とか「ママ友に紛れてる」とか、視聴者の疑いを航平からそらすために、脚本家の都合のいいことばっか言わされてたなあ……。まあ、そんなこんなで、タワマンが燃え、予想通り航平が犯人で、弓子がタワマンから引越し、亜紀ファミリーに平穏が訪れて、『砂の塔』は終了。  認知症の母親が、東京からどうやって山梨の山中まで誰にも見られずに子どもを連れて来られたのか? 航平はどのようにして、子どもたちの「ナイショのお友だち」になったのか? 航平は迷子になった千晶ちゃんを、なぜ山中に置き去りにしたのか? なぜ健一は、弓子のことを「あの女は、目的のためならなんでもするぞ!」などと悪く言うようになったのか? 亜紀の部屋が「事故物件」という設定はなんだったのか? 弓子は火事を見て、なぜ防犯カメラの監視を始めたのか? 頭には「?」だらけですが、もう終わったんです……。気にしても仕方ありません。温かい心で全てを受け入れましょう……。『砂の塔』は、もう終わったんです、ええ。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

“砂かけ婆”役の松嶋菜々子が大活躍!? 菅野美穂『砂の塔』ご都合主義展開でも2ケタキープ

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 菅野美穂主演『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS系)第6話は、平均視聴率10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、前回に続き2度目の2ケタ。第4話まで、タワマン最上階に住むボスママ・寛子(横山めぐみ)率いるママ友グループからイジメに遭ってきた亜紀(菅野)ですが、前回からイジメ描写を排除。結果的に、これが功を奏している形です。やっぱり、視聴者もドラマで胃をキリキリさせたくないですから……。  少し動くだけで、砂がザラザラザラ~とこぼれ落ちる効果音が鳴る“砂かけ婆”のような弓子(松嶋菜々子)ですが、どうやら亜紀の夫・健一(ココリコ・田中直樹)と、過去にただならぬ関係だったようです。さらに、弓子が実は、銀座の高級クラブのママであることが発覚します。  昼間は、フラワーアレンジメント教室を開いているほか、花屋への買い出し、亜紀へのストーカー行為、ハッキングした防犯カメラの監視、待ち伏せ、根回し、カップケーキ作り、シフォンケーキ作り……と、多忙を極める弓子ですが、夜もクラブで接客しているなんて! 働き者の弓子に、メイクを落とす暇なんてなさそうです。  そんな弓子の家で、亜紀一家との夕食会が開かれることに。健一はそこで、亜紀と弓子が友人関係であることを知り、驚愕。そこへ、弓子にナシをつけるため鼻息を荒くした航平が登場しますが、サシの約束のはずが、亜紀一家がいたために、プンスカと帰宅。追いかけてきた亜紀に、航平は弓子が危険人物であることを知らせます。  航平の忠告もあって、弓子が自身のストーカーであることに気づいた亜紀は、ブリザードフラワーから盗聴器を発見。通報するかと思いきや、弓子を待ち伏せして、盗聴器を突きつける亜紀。「やっと気づいたの? このタワーに来てから、おかしなことがいろいろあったでしょう? あれ全部、私よ。んふっ」(ザラザラザラ~~)と鼻で笑う弓子に、亜紀はパチンと平手をかまします。  この後も、寝ても覚めても警察に連絡しない亜紀。なんで? アホなの? なんなの? このドラマって、初回から亜紀が「アホだから」という一点で、都合よく片付けられてる展開が多いんですよね……。フィクションなんで、そこに目くじら立てることもないんでしょうけど、時折見せる常軌を逸した行動が、亜紀に感情移入できない一番の理由なんですよ……。  その後、体操教室主催のもみじ狩りに出かける亜紀一家。亜紀と健一が口論になる中、娘のそらが山で行方不明に。探しに行った亜紀も、傾斜に滑って負傷。同時に、携帯電話の充電がプツンとなくなり、迷子になって山中に取り残されます。このタイミングで充電が切れるとは。はい、そうです。『砂の塔』名物のご都合主義です。  この後、山中で亜紀を発見した健一が「弓子とは、もう会わない」と誓うものの、後日、あっさり約束を破られる亜紀。さらに、弓子は「亜紀さんがこれ知ったら、あの夫婦は終わり」と、航平に“夫婦の秘密”が入った茶封筒を渡します(ザラザラザラ~)。弓子のマメな嫌がらせに、「なんのために、こんなことするんですか……」と航平もドン引きです。  物語も折り返しを過ぎ、“イジメドラマ”から、多くの視聴者が期待していた“サスペンスドラマ”へと生まれ変わった『砂の塔』。ちなみに、今回、ママ友は一瞬も登場しませんでした。最初からこの路線で行っていれば、もう少し視聴者の評価も高かった気がしますが、きっと、あのイジメの数々と、弓子の“真の目的”が繋がる日がやって来るのでしょう……(多分)。ちなみに次回は、弓子の目的と、壮絶な過去が明らかになるそうです。これは、気になりますね! (文=どらまっ子TAMOちゃん)

菅野美穂『砂の塔』に「殺す殺す殺す死ね死ね死ね」……不評のイジメシーン排除で初2ケタ10.1%

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 これまで「ママ友イジメのシーンが辛くて、見ていられない」との声が相次いでいた『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS系)ですが、11日放送の第5話では、ママ友同士のイジメ展開はなし。それが功を奏したのか、平均視聴率10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、初めて2ケタに到達しました。  今回は、これまで“イイコちゃん”だった高校1年生の長男・和樹(M!LK・佐野勇斗)に異変が。これまで、幾度となくばったり会ってはイチャイチャしてきた体操教室コーチ・航平(三代目 J Soul Brothersの岩田剛典)と亜紀(菅野美穂)の不倫関係を疑い始め、亜紀に反抗的に。さらに、亜紀は和樹の高校から呼び出しをくらい、頻繁に無断欠席していることを知ります。  そんな親子関係を知った航平に、「俺、完全に迷惑かけてるね。もう会いません」と告げられる亜紀。遅っ! 前回、いきなり亜紀の家に押しかけたり、その前は居酒屋で酔いつぶれて亜紀に迎いに来てもらったり、本当迷惑! 航平さえいなければ寛子に嫉妬心も生まれなかったわけだし。ぺっぺ!  とはいえ、今、大人気の岩田の出番が減るわけはなく、弓子(松嶋菜々子)を怪しがっている航平は、1人で調査を開始。寛子に気に入られていることを利用して弓子のことを聞きだしたり、弓子のフラワーアレンジメント教室の生徒になったり、弓子の夫の会社に電話して在籍確認したり、弓子が乗っているタクシーを豊洲から銀座まで自転車でシャコシャコーっと尾行してみたりと、大忙しです。  一方、寛子の夫(津田寛治)から、「新宿にいる女の子を車で成田空港に送って、男に引き渡す」という怪しすぎる副業の手伝いを頼まれる健一(ココリコ・田中直樹)。成田空港では、女の子と引き換えに1千万円を受け取り、健一は「なんだよ、この仕事……」と冷や汗が止まりません。津田は、この手の悪役を演じさせたら天下一品ですね。  その頃、和樹が密かに撮り溜めてきた“問題のある親子”の写真データが盗まれ、タワーマンションの壁一面に貼り付けられる事態に。これを見たママたちは、和樹が「ハーメルン事件」の犯人ではないかと疑い始めます。  この一件で、和樹は事情聴取のため警察へ。和樹にはアリバイがあったため、「ハーメルン事件」の疑いは晴れたものの、家の和樹のパソコンから「殺す殺す殺す殺す……死ね死ね死ね……たすけて」などと書かれた文書を見つけてしまう亜紀。「いつから悩んでたの? 気がつかなくてごめん」と涙を流して自分を責めます。  終盤では、弓子が過去に殺人を犯していたことや、全く接点がないと思われた弓子と健一に繋がりがあることが発覚。いやあ、健一との接点は、大どんでん返しですねえ。  視聴後、初めて鬱々とせずに済んだ第5話。前回まではサスペンスよりも、ママ友イジメのボリュームが多く、ひたすらに視聴者をどんよりさせていましたが、ようやく「ハーメルン事件」が動き出しそうな兆しが。あと、おそらく制作サイドは、寛子が「簀巻きにして東京湾に沈めてやりたいわ」と巻き寿司を握り潰すシーンをはじめ、コミカルなセリフと共に亜紀を追い詰めるシーンを気に入っていると思うのですが、正直なところ、視聴者はさほど引っかかっていないんですよね。その辺も、イジメシーンが不人気な理由のひとつのような気が……。しかし、この先、ちゃんとサスペンスドラマになりそうなので、視聴率が伸びる可能性も。今後の展開がさらに楽しみになってきました。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

菅野美穂『砂の塔』に「殺す殺す殺す死ね死ね死ね」……不評のイジメシーン排除で初2ケタ10.1%

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 これまで「ママ友イジメのシーンが辛くて、見ていられない」との声が相次いでいた『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS系)ですが、11日放送の第5話では、ママ友同士のイジメ展開はなし。それが功を奏したのか、平均視聴率10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、初めて2ケタに到達しました。  今回は、これまで“イイコちゃん”だった高校1年生の長男・和樹(M!LK・佐野勇斗)に異変が。これまで、幾度となくばったり会ってはイチャイチャしてきた体操教室コーチ・航平(三代目 J Soul Brothersの岩田剛典)と亜紀(菅野美穂)の不倫関係を疑い始め、亜紀に反抗的に。さらに、亜紀は和樹の高校から呼び出しをくらい、頻繁に無断欠席していることを知ります。  そんな親子関係を知った航平に、「俺、完全に迷惑かけてるね。もう会いません」と告げられる亜紀。遅っ! 前回、いきなり亜紀の家に押しかけたり、その前は居酒屋で酔いつぶれて亜紀に迎いに来てもらったり、本当迷惑! 航平さえいなければ寛子に嫉妬心も生まれなかったわけだし。ぺっぺ!  とはいえ、今、大人気の岩田の出番が減るわけはなく、弓子(松嶋菜々子)を怪しがっている航平は、1人で調査を開始。寛子に気に入られていることを利用して弓子のことを聞きだしたり、弓子のフラワーアレンジメント教室の生徒になったり、弓子の夫の会社に電話して在籍確認したり、弓子が乗っているタクシーを豊洲から銀座まで自転車でシャコシャコーっと尾行してみたりと、大忙しです。  一方、寛子の夫(津田寛治)から、「新宿にいる女の子を車で成田空港に送って、男に引き渡す」という怪しすぎる副業の手伝いを頼まれる健一(ココリコ・田中直樹)。成田空港では、女の子と引き換えに1千万円を受け取り、健一は「なんだよ、この仕事……」と冷や汗が止まりません。津田は、この手の悪役を演じさせたら天下一品ですね。  その頃、和樹が密かに撮り溜めてきた“問題のある親子”の写真データが盗まれ、タワーマンションの壁一面に貼り付けられる事態に。これを見たママたちは、和樹が「ハーメルン事件」の犯人ではないかと疑い始めます。  この一件で、和樹は事情聴取のため警察へ。和樹にはアリバイがあったため、「ハーメルン事件」の疑いは晴れたものの、家の和樹のパソコンから「殺す殺す殺す殺す……死ね死ね死ね……たすけて」などと書かれた文書を見つけてしまう亜紀。「いつから悩んでたの? 気がつかなくてごめん」と涙を流して自分を責めます。  終盤では、弓子が過去に殺人を犯していたことや、全く接点がないと思われた弓子と健一に繋がりがあることが発覚。いやあ、健一との接点は、大どんでん返しですねえ。  視聴後、初めて鬱々とせずに済んだ第5話。前回まではサスペンスよりも、ママ友イジメのボリュームが多く、ひたすらに視聴者をどんよりさせていましたが、ようやく「ハーメルン事件」が動き出しそうな兆しが。あと、おそらく制作サイドは、寛子が「簀巻きにして東京湾に沈めてやりたいわ」と巻き寿司を握り潰すシーンをはじめ、コミカルなセリフと共に亜紀を追い詰めるシーンを気に入っていると思うのですが、正直なところ、視聴者はさほど引っかかっていないんですよね。その辺も、イジメシーンが不人気な理由のひとつのような気が……。しかし、この先、ちゃんとサスペンスドラマになりそうなので、視聴率が伸びる可能性も。今後の展開がさらに楽しみになってきました。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

菅野美穂とEXILE・岩田剛典が毎週ばったり……『砂の塔』ツッコミどころ多すぎて、視聴者イライラMAX

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 怒涛の“鬱”展開に視聴者が悲鳴を上げているドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS系)。4日にオンエアされた第4話の平均視聴率は9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、前回より0.9ポイント上昇しました。  ネット上では、「ツッコミどころ多すぎ」「ママ友イジメのシーンが辛すぎる」といった声も多いようですが、やはり松嶋菜々子演じる弓子の存在が不気味すぎて、正体が気になっちゃうんでしょうね。幼児が次々と失踪する「ハーメルン事件」が軸となっている同作ですが、もしかしたら弓子の笛の音に誘われているのは、子どもたちではなく、あなたのほうなのかもしれません……(タモリ風に)。  さて、すっかりママ友イジメのターゲットとなった亜紀(菅野美穂)ですが、ボスママの寛子(横山めぐみ)から「嘘つきの粉を撒き散らす蛾」なるキャッチフレーズを付けられ、さらに孤立。娘のそら(稲垣来泉)の同年代のお友だちも、「ママが嘘つきだから、うつったらヤダも~ん」と言って、誰も遊んでくれません。  ママ友に誤解を与えた原因として、責任を感じた体操教室コーチの航平(EXILE・岩田剛典)は、亜紀の家に突然押しかけ、「全部、俺のせいです」「俺から皆さんに一部始終を話して、誤解を(解きます)」と提案しますが、亜紀は「それだけは止めてえ~。余計、面倒なことになるから」と断固拒否……。なんでだよっ! 寛子を刺激したくないのはわかりますが、そらがハブられてるんですよ! あ~、イライラする~。  一方で、弓子のことを急に慕いだしたそらは、勝手に部屋を出て、26階の弓子の部屋へ。亜紀が迎えに行くと、「弓子おばちゃん家ってすごいんだよう。奥の部屋に、いっぱいテレビみたいのがあってえ、よそのおうちが見れるようになってるの。ママも映ってたよう。あとう、おもちゃもあってえ、絵本もあったの」と報告するそら。さらに、亜紀は弓子にかつて子どもがいたことを知り、「ハーメルン事件」の犯人ではないかと疑い始めます。  そんな中、同じ幼稚園のママから、動物園に誘われる亜紀。久しぶりにお友だちと遊べることになったそらは、「やったー!」と大喜びしますが、案の定、当日「寛子さんたちと行くことになったので」とドタキャンされてしまいます。  あくる日、幼稚園から忽然と姿を消すそら。亜紀は弓子の家に乗り込みますが、そらが動物園に行けなかったことを不憫に思った兄・和樹(佐野勇斗)が、勝手に動物園へ連れていったことが発覚。弓子は和樹から密かに相談を受け、お金(交通費? 動物園の入場料?)を貸したといいます。この様子を見ていた寛子から、「弓子さんを誘拐犯扱いするなんて」「母親失格」などと責められる亜紀。この辺の展開は、ツッコミどころ満載でコントのようでしたが、劇中ではシレ~ッと何事もなく流れていってしまいました。う~ん……。  その後、夫の健一(ココリコ・田中直樹)と夫婦喧嘩となり、家を飛び出す亜紀。道で落ち込んでいると、航平とばったり!「世界中が敵になっても、俺は亜紀さんの味方だから」と、またいい感じになります。それにしてもこの2人、毎週毎週、外で偶然会いすぎ! もう、これはもう運命かストーカーのどちらかですよ……。  主人公夫婦がどん臭すぎて、もはや誰にも感情移入できない同作。マンションなんて引っ越しちゃえばいいわけですから、亜紀にとって最大のピンチは、旦那の営業成績がヤバイことなんじゃ? それに、寛子たちは低層階の人たちと付き合わないことをモットーにしてるんだから、24階以下のママと仲良くすればいいじゃん! 違うの? ダメなの? 死ぬの? なんなの?  まあ、毎週イライラしつつも、結局、次週を待ちわびてしまうんですよね~。公式サイトによれば、次回は「隣人の正体! 全ての謎が明らかに!」とのこと。弓子の正体がわかるのなら、もう見るしかありませんね! (文=どらまっ子TAMOちゃん)

菅野美穂『砂の塔』8.6%自己最低……EXILEファン以外「見てるのつらすぎ」!?“残鬱感”に脱落者続出か

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 今クール最“鬱”ドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS系)の第4話が28日にオンエアされました。平均視聴率は自己最低の8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。一度も2ケタに到達しておりません。  ネット上では、「サスペンスが主体かと思って楽しみにしてたのに、ママ友イジメがメインで、本当に気持ちが鬱々としてくる」「事件の犯人は気になるけど、イジメが見ていられない」「毎週、同じところをグルグル回っているようなストーリーで、疲れる」「3話でイライラがMAXになりました。脱落します」といった声ばかり。多くの視聴者が、鬱シーンの連続にグッタリしているようです。  第2話で最上階に住むボスママ・寛子(横山めぐみ)にすっかり嫌われてしまった25階の住人・亜紀(菅野)ですが、第3話ではイジメが本格化。何やら、亜紀の部屋に以前住んでいたママも、寛子に追い詰められた挙げ句、姿を消してしまったといいます。ひーっ。  そんな中、寛子にハロウィンパーティーの手伝いを押し付けられた亜紀。会場で流す動画の編集に苦戦し、航平(EXILE・岩田剛典)を頼ります。ああ、また寛子に見つかるよ!  ハロウィンパーティーの当日、仮装行列に参加するため、亜紀は娘のそら(稲垣来泉)を連れて会場へ。しかし、居酒屋から電話があり、店で酔いつぶれた航平を引き取ってほしいと言われます。すぐさま、そらを他のママに任せ、航平の元へ向かう亜紀。その間に、そらが怪しい“仮面の男”に連れ去られてしまいます。  男がそらをスーツケースに入れようとしたところ、こちらも負けじと怪しい雰囲気を漂わせながら、おもむろに弓子(松嶋菜々子)が登場。男が手にするナイフで、わざと自分の腕を切りつける弓子。その気のふれた行動にドン引きした男は、その場から立ち去りますが、すぐに御用に。男は、「ハーメルン事件」の犯人ではなく、模倣犯だったようです。何それ! 予告映像であんなに煽ってたのに……。  そんな事態とはつゆ知らず、航平といい雰囲気になる亜紀。「なんで結婚しちゃったんだ!」と抱きしめる航平を振りほどき、仮装行列に戻ると、弓子に助けられたというそらと合流します。  そらが無事に戻ってきたことにほっとする亜紀ですが、自身が編集したVTRに、見に覚えのない梨乃(堀内敬子)の学歴詐称映像を加えられていたことで、恨みを買うはめに。もちろん、あれもこれも弓子の仕業ですが、亜紀はまだ気付いていません。第4話も、ひたすらどんよりしました……。  居酒屋の店員が客のスマホを勝手にいじって電話したり、主人公が子どもを街中に置いて酔っ払いに会いに行く毒親っぷりを見せるなど、ツッコミどころ満載だった第3話。いや、決してつまらないわけじゃないんですよ。ただ、イジメ系ドラマに欠かせない“ほっこりシーン”や、サスペンスの謎解き要素が弱すぎて、後味として不快感だけが残ってしまうんです。『僕のヤバイ妻』(フジテレビ系)までとは言いませんが、寛子のキャラを笑っちゃうほどコミカルに見せるとか、サスペンスにもうスピード感があるとか、ワクワクする要素があれば視聴者も見やすくなるかも!? まあ、EXILEファンは、岩田のシーンにワクワクしてるんでしょうけど……。  また、公式サイトによれば、第3話までが“第1章”で、次回から“第2章”が始まるらしいです。ん? どういうこと? そらが誘拐されるまでが第1章で、そらが誘拐されてからが第2章ってこと? とりあえず、次回のドンデン返しに期待したいです。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

菅野美穂『砂の塔』8.6%自己最低……EXILEファン以外「見てるのつらすぎ」!? “残鬱感”に脱落者続出か

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 今クール最“鬱”ドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS系)の第4話が28日にオンエアされました。平均視聴率は自己最低の8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。一度も2ケタに到達しておりません。  ネット上では、「サスペンスが主体かと思って楽しみにしてたのに、ママ友イジメがメインで、本当に気持ちが鬱々としてくる」「事件の犯人は気になるけど、イジメが見ていられない」「毎週、同じところをグルグル回っているようなストーリーで、疲れる」「3話でイライラがMAXになりました。脱落します」といった声ばかり。多くの視聴者が、鬱シーンの連続にグッタリしているようです。  第2話で最上階に住むボスママ・寛子(横山めぐみ)にすっかり嫌われてしまった25階の住人・亜紀(菅野)ですが、第3話ではイジメが本格化。何やら、亜紀の部屋に以前住んでいたママも、寛子に追い詰められた挙げ句、姿を消してしまったといいます。ひーっ。  そんな中、寛子にハロウィンパーティーの手伝いを押し付けられた亜紀。会場で流す動画の編集に苦戦し、航平(EXILE・岩田剛典)を頼ります。ああ、また寛子に見つかるよ!  ハロウィンパーティーの当日、仮装行列に参加するため、亜紀は娘のそら(稲垣来泉)を連れて会場へ。しかし、居酒屋から電話があり、店で酔いつぶれた航平を引き取ってほしいと言われます。すぐさま、そらを他のママに任せ、航平の元へ向かう亜紀。その間に、そらが怪しい“仮面の男”に連れ去られてしまいます。  男がそらをスーツケースに入れようとしたところ、こちらも負けじと怪しい雰囲気を漂わせながら、おもむろに弓子(松嶋菜々子)が登場。男が手にするナイフで、わざと自分の腕を切りつける弓子。その気のふれた行動にドン引きした男は、その場から立ち去りますが、すぐに御用に。男は、「ハーメルン事件」の犯人ではなく、模倣犯だったようです。何それ! 予告映像であんなに煽ってたのに……。  そんな事態とはつゆ知らず、航平といい雰囲気になる亜紀。「なんで結婚しちゃったんだ!」と抱きしめる航平を振りほどき、仮装行列に戻ると、弓子に助けられたというそらと合流します。  そらが無事に戻ってきたことにほっとする亜紀ですが、自身が編集したVTRに、見に覚えのない梨乃(堀内敬子)の学歴詐称映像を加えられていたことで、恨みを買うはめに。もちろん、あれもこれも弓子の仕業ですが、亜紀はまだ気付いていません。第4話も、ひたすらどんよりしました……。  居酒屋の店員が客のスマホを勝手にいじって電話したり、主人公が子どもを街中に置いて酔っ払いに会いに行く毒親っぷりを見せるなど、ツッコミどころ満載だった第3話。いや、決してつまらないわけじゃないんですよ。ただ、イジメ系ドラマに欠かせない“ほっこりシーン”や、サスペンスの謎解き要素が弱すぎて、後味として不快感だけが残ってしまうんです。『僕のヤバイ妻』(フジテレビ系)までとは言いませんが、寛子のキャラを笑っちゃうほどコミカルに見せるとか、サスペンスにもうスピード感があるとか、ワクワクする要素があれば視聴者も見やすくなるかも!? まあ、EXILEファンは、岩田のシーンにワクワクしてるんでしょうけど……。  また、公式サイトによれば、第3話までが“第1章”で、次回から“第2章”が始まるらしいです。ん? どういうこと? そらが誘拐されるまでが第1章で、そらが誘拐されてからが第2章ってこと? とりあえず、次回のドンデン返しに期待したいです。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

菅野美穂『砂の塔』不幸シーン連発で視聴者が胸焼け? 8人のママ友に縛られる主人公に「現実味ない」

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 タワーマンションのネガティブキャンペーンのようだと話題の『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS系)。21日放送の第2話の平均視聴率は9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、初回の9.8%から微減。ネット上では、「やりすぎ感が面白い」「今クール、一番の見応え」という賛辞が見られる一方で、「最悪なシーンのオンパレードで、胸焼けしそう」「主人公夫婦がドン臭すぎて、イライラする」という声も。好みが分かれる脚本だけに、視聴率は期待できないかもしれません。  そんな『砂の塔』ですが、第2話は初回以上にやるせないシーンの連続。初回ではタワマン上層階のママ友グループとなんとかかんとかうまくやっていた亜紀(菅野美穂)ですが、今回はベビーシャワー(出産前の妊婦を祝うパーティー)の幹事を強引に任されたことで、身も心も疲弊。そこへ、自分を捨てた毒親がズカズカとやってきて、嫌味をぶつけて去っていきます。  さらに、イケメン体操コーチ・航平(EXILE・岩田剛典)の初恋相手が亜紀だと知ったボスママ・寛子(横山めぐみ)は、嫉妬から「こんなに侮辱されたのは初めて」と激怒。ベビーシャワー中に、亜紀の壮絶な生い立ちを次々と暴露したほか、亜紀が用意したケータリングの料理を床にぶちまけ、「亜紀さん、掃除してくださる?」と、『家なき子』(同)ばりのイジメをスタート。その光景を目にした5歳の娘は、「ママ、いじめられてるのぉ?」と痛烈な一言をかまします。  それでも「このおうち、大好き!」と瞳を輝かせる娘のため、「よし、わかった」と、耐えることを決意する主人公。地獄のタワマン生活が終わることはなさそうです、ああ……。  視聴者から「リアリティがなさすぎる」との指摘が相次いでいる同作ですが、一因にママ友グループのコミュニティの小ささがあるかもしれません。現段階で、ママ友と最初から気が合わない亜紀も、すでにハブられている綾香(ホラン千秋)も、「自分が浮いてしまったら、子どもたちに友だちができない」という一心で下品なママ友たちとつるみ続けています。しかし、例えば同作の撮影に使われている江東区のタワマン「アーバンドックパークシティ豊洲タワー」の戸数は約1,500戸。一方、劇中のママ友グループは、レギュラーメンバーが8人(ベビーシャワー時など、いきなり増えるケースあり)。数千人が住んでいるタワマンが舞台にもかかわらず、描かれているコミュニティが小っさいんですよね。  ただ、そこをいちいち気にしていては、一向に楽しめませんよ。フィクションですし。いっそのこと、階ごとに1世代ずつしか住んでいない50階建ての細~いマンションで、主人公が“引っ越せない呪い”にかけられていると思ったほうが、しっくりくるかも!?  さて、公式サイトよれば、第3話で衝撃の事実が明らかとなり、“第一章のクライマックス”が訪れるとか。ということは、第4話から第二章!? なんだかすごいドンデン返しが待っていそうです。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

TBS・菅野美穂『砂の塔』に島崎和歌子を出すべき! 松嶋菜々子が怖すぎて……豊洲の地価に影響か

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 菅野美穂にとって約4年半ぶりの主演ドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS系)が、14日にスタート。初回平均視聴率は9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、そこそこの結果に。しかし、前クールの堤幸彦氏演出ドラマ『神の舌を持つ男』の初回は6.4%でしたから、視聴者の期待値はそれなりに高そうです。  同作は、東京・豊洲のタワーマンションの周辺で起きる連続幼児失踪事件を軸に、セレブな主婦たちの内に潜む醜い虚栄心が描かれるとか。ただでさえ土壌汚染問題で地価の下落が報じられている豊洲周辺のベイエリアですが、このドラマの影響でさらにイメージが悪くならないことを祈ります。  初回では、冒頭から血まみれの浴槽を汗だくで洗う弓子(松嶋菜々子)が登場。もう怖い! それにしても松嶋は、『家政婦のミタ』(日本テレビ系)しかり、不気味な役がよく似合いますね。早くも当たり役になりそうな予感です。  そんな弓子が住む26階の真下の25階に引っ越してきた亜紀(菅野)一家。すかさず最上階の50階に住むボスママ・寛子(横山めぐみ)から「お宅は何階でしたっけ?」と聞かれ、ママたちの中に存在する“フロア差別”を目の当たりにします。“意地悪セレブ”といえば、横山! 安定のキャスティングですね。  そういえば昨年、島崎和歌子がバラエティ番組で「友達夫婦の話なんですけど、芝浦のタワーマンションとか今すごいじゃないですか。あんなすごいとこなのに、3階に住んでんの。普通はエレベーターなんだけど、階段で上るの。あそこレインボーブリッジ見えるじゃない? でもベランダ出たら、なんにも見えない。タワーマンションなのにねえ! でも『設備は他の階と一緒だから』と言って住んでるの。あ~っはっはっは!」と発言して、「自分の価値観を押しつけるな」「頭がバブル時代で止まってる」などと炎上してたっけ……。まさにこれですよ! 島崎が『砂の塔』に出れば、リアリティ増したのに!  タワマン内のアクの強いママ友たちとの1回5,000円の高額ランチ会や、「強制ハロウィン」「ゴミ出しにも正装」「園バスは学費の順に並ぶ」といったローカルルールに縛られ、疲弊していく亜紀。しかし、子どもたちが新たな環境で浮いてしまわないよう、普段付けないアクセサリーを引っ張り出したりと、馴染もうと必死です。  同時に、タワマン周辺では、連続幼児失踪事件が。3人の幼児が失踪した現場には、「軽蔑」が花言葉の黄色いカーネーションが残されており、幼児の親はそれぞれ、育児放棄、ギャンブル依存症、不倫と問題を抱えていたことが判明します。  そんな中、弓子と偶然出会う亜紀。弓子の夫は海外赴任中で、子どもはなく、自宅でフラワーアレンジメント教室を開いているといいますが、ひー、これ、過去に子どもが死んでたり、悲しい幼少期の思い出を引きずってたりするパターンのやつ~(推測)。もしや、ブリザードフラワーを応用して、誘拐した幼児で人体標本を作ってるんじゃ……。まるでエド・ゲインだ! 弓子怖い!  しかし、そんな弓子と亜紀の距離が縮まる出来事が。ある時、亜紀がママ友たちに対し「フロアが低いからって人間性まで低いみたいに言うのはどうなのかなあ」と反論したところ、寛子が「せっかくだから、これから亜紀さんの家にみんなでお邪魔しませんか~?」と提案。そうしましょう、そうしましょうと、バカにする気満々で押しかけるママ友たち。引っ越したばかりで散らかっている自宅に愕然とする亜紀ですが、タイミングよくやってきた弓子がテーブルコーディネートを手伝ったことで、ママ友の“押しかけチェック”を乗り切ります。  この一件で、弓子を慕うようになった亜紀。しかし、ドラマ終盤では、自宅に大量のモニターを並べ、他人の部屋を監視する弓子の姿が。どうやら、住人がスマホから室内をチェックできるセキュリティーシステムをハッキングし、他人の家を覗き見しているようです。不気味!  ほかにも、亜紀と幼なじみの航平(EXILE・岩田剛典)との再会に恋の予感を感じさせたり、男と蒸発した亜紀の母親(烏丸せつこ)が金をせびりに来たりと、初回から盛りだくさんだった『砂の塔』。取材を含め3年以上かけてプロットを練り上げたというだけあり、見応え十分でした。そんな『砂の塔』を、日刊サイゾーでは最終回まで勝手にレビューしていきます。