女子アナへの“二股愛”が報じられたHey! Say! JUMP・伊野尾慧が、そのお相手のひとりとされるフジテレビの三上真奈アナウンサーと1日、朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)で共演。共に、報道については一切、触れなかった。 1日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、TBSの宇垣美里アナウンサーが伊野尾のマンションに足しげく通う姿を伝えているほか、伊野尾のマンションでお泊まりする三上の姿を掲載。さらに、同誌に撮られたことを知った宇垣が、上司と思しき人物に「すいません、撮られたみたいで」と電話をかける生々しい様子も伝えている。 「記事を読んだ大方のジャニヲタの認識は、宇垣が本命で、三上はただの飲み友達で、“二股ではなさそう”というもの。伊野尾くんが真剣交際すること自体は、ファンも“問題ない”として見守っていますが、それよりも記事中の『中学時代から彼女が何人かいた』『中三の時、同級生の細身のギャルと付き合っていた』という“地元の知人”の詳しい証言や、宇垣が『ケイくん』と呼んでいる生々しい描写など、リアルな情報に大きなショックを受けています」(ジャニーズファン) ジャニーズと女子アナの熱愛疑惑といえば、7月に半同棲が報じられた嵐・二宮和也と、セントフォースの伊藤綾子が記憶に新しい。また、昨年には、日本テレビの水卜麻美が、関ジャニ∞・横山裕の自宅マンションを訪れる姿が報じられた。 「ここ数年、帯の情報番組にレギュラー出演するジャニタレが急増し、これに比例するように、夜な夜な女子アナと遊ぶジャニタレの目撃情報も増えている。昔は、AV女優やレースクイーンあたりと遊ぶジャニタレが目立ったが、『女子アナは賢いし、口が堅い』と、最近は女子アナと連絡を取ろうとするジャニタレが増えています。伊野尾が、宇垣アナとの橋渡し役をTBSのプロデューサーに頼んだと伝えられたように、スタッフを経由することは多いようです」(芸能記者) 9月にAV女優の明日花キララとのツーショットが報じられるなど、愛くるしい外見とは裏腹な“肉食系男子”の素顔が暴かれつつある伊野尾。今後、NEWS・手越祐也に続く“チャラ男”として、認識が広まりそうだ。
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JUMP伊野尾慧の本命はTBS宇垣美里アナ!? TBS&フジ二股疑惑より、ファンがショックなこととは
女子アナへの“二股愛”が報じられたHey! Say! JUMP・伊野尾慧が、そのお相手のひとりとされるフジテレビの三上真奈アナウンサーと1日、朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)で共演。共に、報道については一切、触れなかった。 1日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、TBSの宇垣美里アナウンサーが伊野尾のマンションに足しげく通う姿を伝えているほか、伊野尾のマンションでお泊まりする三上の姿を掲載。さらに、同誌に撮られたことを知った宇垣が、上司と思しき人物に「すいません、撮られたみたいで」と電話をかける生々しい様子も伝えている。 「記事を読んだ大方のジャニヲタの認識は、宇垣が本命で、三上はただの飲み友達で、“二股ではなさそう”というもの。伊野尾くんが真剣交際すること自体は、ファンも“問題ない”として見守っていますが、それよりも記事中の『中学時代から彼女が何人かいた』『中三の時、同級生の細身のギャルと付き合っていた』という“地元の知人”の詳しい証言や、宇垣が『ケイくん』と呼んでいる生々しい描写など、リアルな情報に大きなショックを受けています」(ジャニーズファン) ジャニーズと女子アナの熱愛疑惑といえば、7月に半同棲が報じられた嵐・二宮和也と、セントフォースの伊藤綾子が記憶に新しい。また、昨年には、日本テレビの水卜麻美が、関ジャニ∞・横山裕の自宅マンションを訪れる姿が報じられた。 「ここ数年、帯の情報番組にレギュラー出演するジャニタレが急増し、これに比例するように、夜な夜な女子アナと遊ぶジャニタレの目撃情報も増えている。昔は、AV女優やレースクイーンあたりと遊ぶジャニタレが目立ったが、『女子アナは賢いし、口が堅い』と、最近は女子アナと連絡を取ろうとするジャニタレが増えています。伊野尾が、宇垣アナとの橋渡し役をTBSのプロデューサーに頼んだと伝えられたように、スタッフを経由することは多いようです」(芸能記者) 9月にAV女優の明日花キララとのツーショットが報じられるなど、愛くるしい外見とは裏腹な“肉食系男子”の素顔が暴かれつつある伊野尾。今後、NEWS・手越祐也に続く“チャラ男”として、認識が広まりそうだ。
月9史上最低視聴率ドラマ『カインとアベル』が“挽回”するために必要なこととは
このところ、弟・優くん(山田涼介)への嫉妬に悶える兄・隆一(桐谷健太)の「のたうち顔」だけが見どころとなっていたフジテレビ月9『カインとアベル』は第7話。そんな見どころだけで視聴率を稼げるわけもなく、数字は前週から0.2ポイント下げて8.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となりました。月9史上最低視聴率ドラマになることが濃厚となっております。 今回はそんな隆一の「ギギギ成分」が少な目だったので、フツーにストーリーを振り返ってみたいと思います。 アメリカの有名ホテルチェーン「ドレイモンド」と新規リゾートを共同開発するプロジェクトのリーダーを任されることになった高田総合地所の次男坊・優くんは、今日も元気にお仕事中。ドレイモンドのボス・スティーブンを建設候補地に呼んで、社運を賭けた交渉を一手に引き受けることになりました。 聞けば、このホテル予定地は東京から2時間の好立地。43ヘクタールの土地に27室のスイートを構え、全室に天然温泉かけ流しの露天風呂を備えるそうです。集客の目算は年間20万人とか。単純に、20万人を集客するとなると1日548人の計算となり、その人数を27室に振り分けると約20人。仮に年間客室稼働率を100%としても(ありえない)、スイート1室に毎日20人ずつが宿泊することになります。修学旅行かな? しかも、まだ舗装道路も通じていない未開の断崖にですよ……。 でも、そんな無茶な計画も、優くんなら、優くんなら……きっとなんとかしてくれる! そう思わせるだけのカリスマ性というか、ファンタジー性をイヤというほど見せつけてくるのが、このドラマです。 今回の交渉の要点は2つ。 まず、この土地で共同開発をやるのかどうかをスティーブンに納得させること。それと、ドレイモンドの取り分を総売り上げの20%に抑えることでした。「総売り上げの20%」って、なんだかモノポリーみたいに簡素な契約内容ですが、お互いが了承すれば、まあいいんでしょう。 交渉内容は、ホテルのブランディングから支配人はじめスタッフの派遣、デザインなどを含め、すべてドレイモンドが担うということになっていましたが、優くんは予定地にベッドを置いてスティーブンに「ここに寝ころべ」と指示。さらに「風が通るから壁は作らない、全部ガラスで、障子みたいに開け閉めできるようにする」と、前夜に考えたオリジナルの設計案を披露します。すると、スティーブンが感動。場所については、さくっとOKもらえました。 続いて、取り分の交渉です。この日に先んじて、優くんは父・貴行社長(高嶋政伸)から交渉のテクニックを教えてもらっていました。いわく「相手は30%って言ってくるから、こっちは最初に15%って言って、そしたら相手は20%まで下げてくるから、そこで手を打って」と。そんなにうまくいくかいな、と思っていましたが、またも優くんの神通力が発揮されます。 社長の言うとおり「30%」を要求したスティーブンでしたが、優くんが「15%」と返すと、自動的に「25%……」と言い出しました。さらに優くんが睨みをきかせると、「20%……」と、ものの十数秒で妥結ラインに到達。全盛期の天才棋士・羽生善治は“羽生睨み”をきかせるだけで相手のミスを誘ったといいますが、“優睨み”はそれ以上の効力を発揮するようです。何しろ、自動的に下がるんですから。 しかし優くん、ここで社長からの言いつけを無視し「15%、ノーモア!」宣言。交渉は決裂しましたが、後にスティーブンが高田の本社を訪れ「やっぱり15%でいいよ」と、もはや驚きませんけど、なんだか見ていて恥ずかしくなるような展開でした。 ちなみに優くんが「15%」を譲らなかったのは、「チームのみんなが汗をかいて頑張ってくれたから」。頑張ってプレゼン映像を作ったり、開発許可を取ったり、資料を完璧に作ったりしたから、「報われるべき」だと思ったんだそうです。「トータルで考えて、それ以上渡す必要はない」とか「5%の差が高田の未来を作っていく」とか、急にトータルで考え始めた優くん。つい前日まで、ホテル近辺にヘリポートがあるかどうかも知らなくて梓さん(倉科カナ)にフォローされてた人とは思えません。 と、いつも通り、山田涼介に対してだけ甘々な『カインとアベル』でしたが、今回は山田くんのアップショットが多く、その美しい顔面だけで画面が「もつ」シーンも多々あったんですよね。ラストショット、役員に抜擢された優くんが隆一に無視され、何か覚悟を決めたようなおっかない顔をしていたシーンなど、なかなか迫力と説得力のあるカットだったと思います。 さて、ドラマも中盤を過ぎ、優くんのステータスは上がるところまで上がりきりました。ようやく、ジェットコースターの頂点にたどりついたといったところでしょう。ここまでジリジリジリジリとクソ甘いダラダラ展開で上昇させた優くんを、このドラマはどこまで、どう落とすのか。どう汚すのか。そして原典の『カインとアベル』になぞらえるなら、どう殺すのか。ジャニーズアイドルを相手に、フジテレビ月9は、どこまでやれるのか。 今後、制作側が試されるのはストーリーの展開力や演出のケレン味といった表面的なところでなく、胆力のようなものなのかもしれません。まだまだ、挽回もあると思いますよ。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『カインとアベル』番組サイトより
月9史上最低視聴率ドラマ『カインとアベル』が“挽回”するために必要なこととは
このところ、弟・優くん(山田涼介)への嫉妬に悶える兄・隆一(桐谷健太)の「のたうち顔」だけが見どころとなっていたフジテレビ月9『カインとアベル』は第7話。そんな見どころだけで視聴率を稼げるわけもなく、数字は前週から0.2ポイント下げて8.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となりました。月9史上最低視聴率ドラマになることが濃厚となっております。 今回はそんな隆一の「ギギギ成分」が少な目だったので、フツーにストーリーを振り返ってみたいと思います。 アメリカの有名ホテルチェーン「ドレイモンド」と新規リゾートを共同開発するプロジェクトのリーダーを任されることになった高田総合地所の次男坊・優くんは、今日も元気にお仕事中。ドレイモンドのボス・スティーブンを建設候補地に呼んで、社運を賭けた交渉を一手に引き受けることになりました。 聞けば、このホテル予定地は東京から2時間の好立地。43ヘクタールの土地に27室のスイートを構え、全室に天然温泉かけ流しの露天風呂を備えるそうです。集客の目算は年間20万人とか。単純に、20万人を集客するとなると1日548人の計算となり、その人数を27室に振り分けると約20人。仮に年間客室稼働率を100%としても(ありえない)、スイート1室に毎日20人ずつが宿泊することになります。修学旅行かな? しかも、まだ舗装道路も通じていない未開の断崖にですよ……。 でも、そんな無茶な計画も、優くんなら、優くんなら……きっとなんとかしてくれる! そう思わせるだけのカリスマ性というか、ファンタジー性をイヤというほど見せつけてくるのが、このドラマです。 今回の交渉の要点は2つ。 まず、この土地で共同開発をやるのかどうかをスティーブンに納得させること。それと、ドレイモンドの取り分を総売り上げの20%に抑えることでした。「総売り上げの20%」って、なんだかモノポリーみたいに簡素な契約内容ですが、お互いが了承すれば、まあいいんでしょう。 交渉内容は、ホテルのブランディングから支配人はじめスタッフの派遣、デザインなどを含め、すべてドレイモンドが担うということになっていましたが、優くんは予定地にベッドを置いてスティーブンに「ここに寝ころべ」と指示。さらに「風が通るから壁は作らない、全部ガラスで、障子みたいに開け閉めできるようにする」と、前夜に考えたオリジナルの設計案を披露します。すると、スティーブンが感動。場所については、さくっとOKもらえました。 続いて、取り分の交渉です。この日に先んじて、優くんは父・貴行社長(高嶋政伸)から交渉のテクニックを教えてもらっていました。いわく「相手は30%って言ってくるから、こっちは最初に15%って言って、そしたら相手は20%まで下げてくるから、そこで手を打って」と。そんなにうまくいくかいな、と思っていましたが、またも優くんの神通力が発揮されます。 社長の言うとおり「30%」を要求したスティーブンでしたが、優くんが「15%」と返すと、自動的に「25%……」と言い出しました。さらに優くんが睨みをきかせると、「20%……」と、ものの十数秒で妥結ラインに到達。全盛期の天才棋士・羽生善治は“羽生睨み”をきかせるだけで相手のミスを誘ったといいますが、“優睨み”はそれ以上の効力を発揮するようです。何しろ、自動的に下がるんですから。 しかし優くん、ここで社長からの言いつけを無視し「15%、ノーモア!」宣言。交渉は決裂しましたが、後にスティーブンが高田の本社を訪れ「やっぱり15%でいいよ」と、もはや驚きませんけど、なんだか見ていて恥ずかしくなるような展開でした。 ちなみに優くんが「15%」を譲らなかったのは、「チームのみんなが汗をかいて頑張ってくれたから」。頑張ってプレゼン映像を作ったり、開発許可を取ったり、資料を完璧に作ったりしたから、「報われるべき」だと思ったんだそうです。「トータルで考えて、それ以上渡す必要はない」とか「5%の差が高田の未来を作っていく」とか、急にトータルで考え始めた優くん。つい前日まで、ホテル近辺にヘリポートがあるかどうかも知らなくて梓さん(倉科カナ)にフォローされてた人とは思えません。 と、いつも通り、山田涼介に対してだけ甘々な『カインとアベル』でしたが、今回は山田くんのアップショットが多く、その美しい顔面だけで画面が「もつ」シーンも多々あったんですよね。ラストショット、役員に抜擢された優くんが隆一に無視され、何か覚悟を決めたようなおっかない顔をしていたシーンなど、なかなか迫力と説得力のあるカットだったと思います。 さて、ドラマも中盤を過ぎ、優くんのステータスは上がるところまで上がりきりました。ようやく、ジェットコースターの頂点にたどりついたといったところでしょう。ここまでジリジリジリジリとクソ甘いダラダラ展開で上昇させた優くんを、このドラマはどこまで、どう落とすのか。どう汚すのか。そして原典の『カインとアベル』になぞらえるなら、どう殺すのか。ジャニーズアイドルを相手に、フジテレビ月9は、どこまでやれるのか。 今後、制作側が試されるのはストーリーの展開力や演出のケレン味といった表面的なところでなく、胆力のようなものなのかもしれません。まだまだ、挽回もあると思いますよ。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『カインとアベル』番組サイトより
桐谷健太の「ギギギ顔」は素敵だけど……フジテレビ月9『カインとアベル』視聴率上昇の怪現象
今週も隆一(桐谷健太)の「ギギギ顔」が冴えに冴えたフジテレビ月9『カインとアベル』第6話。視聴率は9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、前回の7.6%から急伸しました。これも、フジテレビが絶賛実施中の「フジ3連ドラ ヒロインフェスティバル!」なるリレー企画で『Chef~三ツ星の給食~』から川口春奈がカメオ出演したことによる相乗効果でしょうか。それとも、実際ドラマがおもしろくなってきたんでしょうか。 前回から、弟の優くん(Hey!Say!JUMP・山田涼介)と婚約者の梓(倉科カナ)が、どことなくイイ感じであることに業を煮やし続ける隆一。梓に「今すぐ結婚して! そして仕事辞めろ!」と迫るなど、だいぶ不安定になってきました。 隆一の、ものすごく怖い(そして長い)顔で寿退社を迫られた梓は、仕事大好きなので意気消沈。残業中の優くんをわざわざ訪ね、しくしくと泣きながら抱きついたりします。 明らかに梓と兄・隆一の間に「何かがあった」ことを察した優くんでしたが、家に帰ると、隆一はなぜかゴキゲンです。優くんに「結婚はいいもんだぞー」「お前は、いい人いないのか?」などと強がります。さらに家族で囲んだ翌朝の食卓でも、優くんに聞こえよがしに披露宴の主賓の話をしたり、「男は仕事も家庭も大切に」と説教したりと、「もう梓と結婚するから! 仲良くしないで!」というアピールに必死。 しかし、父で社長の貴行(高嶋政伸)が、優くんと一緒に仕事の相談をしながら出社してしまうと、拳を握りしめて今回一発目の「ギギギ……」な顔面を見せてくれました。「恋も仕事も完璧」な人物として登場した第1話の面影は、まるでありません。恋も仕事も、優くんに大嫉妬中です。 会社では、いきいきと楽しそうに打ち合わせをしている優くんと梓を見かけて、廊下で「ギギギ」。その晩、改めて梓に「仕事を辞めて家庭に入れ」と迫るも、「それは私のことを縛っておきたいってこと?」と言い返され、「それじゃいけないか」とか言いながら「ギギギ」。 社長室に呼び出されると、先に貴行社長と優くんが仕事の話をしていたのを見た瞬間、もう「ギギギ」。それでも副社長としての仕事をこなさなければいけませんが、優くんと梓の仕事ぶりについて「いいコンビなんですよ、あの2人」という報告を受ければ、それ以上、話を聞いていられないくらい苦虫を全力で噛みつぶしながら「ギギギ」。優くんが作った資料のクレジットに「矢作梓」の名前を見つければ「ギギギ」。貴行の「優は見どころがある」という発言を思い出して「ギギギ」。ついには、まだ夕方で業務時間中にもかかわらず梓の携帯を鳴らすと、出ないことにブチ切れて「うわぁー!」と叫んじゃいました。もう大変です。 一方、そのころ。 優くんはあいかわらず絶好調です。リゾート開発事業のプロジェクトリーダーとして大活躍しつつ、梓の「本当は仕事を辞めたくない」という気持ちを察しながら、美しい顔で切なげにダーツなど投げてみたりしています。新しくホテルのコンセプトを考えてみれば大絶賛。共同事業を手掛けることになるアメリカのホテル会社との事前交渉でも、Skypeでは相手が日本語でしゃべってくれるわ、日本語の資料を読み込んでくれるわ、とことん優しい世界が繰り広げられました。 阪神・藤浪晋太郎投手にクリソツな同期の女子・ひかり(山崎紘菜)は無条件に好き好きビームを出してくれるし、ホテル開発予定地に2人で前乗りした兄の婚約者・梓までもが「もしあたしと優くんが付き合ったとしたら……」なんて言い出しちゃう。「あ! 何言ってんだろ私」だって。そんで見つめ合っちゃって、優くんも「俺、梓さんのこともっと知りたいです」とか言いながらキスしそうになってしなかったり、丘から見渡す海面に沈んでいく夕陽が美しかったり、梓のバッグでは携帯電話が隆一からの着信でバイブしてたり……「うわぁー!」って、なりますよ、そりゃ。 このドラマの優くんの人生って、どう見ても、やっぱり、違和感がすごいんです。あらゆる価値観、あらゆる行動、あらゆる言動を周囲が歓迎し、丁重に扱ってくれている。まるで、みんながみんなこの「優くんにだけ都合のいい世界」を壊さない努力をしているように見える。優くんが建築家に「安く設計して!」といえば、そうしてくれるし、投資家に「100億円ちょーだい!」といえば、100億円くれる世界。これ、ちょっと引いて見れば、優くんひとりがピエロ扱いされて立ち回っているような雰囲気がビンビン漂ってるんですよね。 なんでそんな雰囲気になるかといえば、優くんが特別な価値観を提示したり、特別な技法や行動でもって物事を推進しているわけではないからです。ごく一般的な、普通の家で生まれた普通の男子並みの柔軟な思考をもっていて、それでいて自由で善良な23歳の若者らしい判断基準しか持っていないんです。よくも悪くも、頭の中が平凡なんです。 そういう平凡な若者を、いかにも特別な能力者であるかのように描くために、彼を囲む世界を、少し古臭くて、少し時代錯誤で、少し変な人物と設定で満たしている。まんま、映画『トゥルーマン・ショー』(1998)が物語の中でやったのと同じことが行われてる。この構造って、山田涼介にとっても、すごく損だと思うんですよね。わたしは次回以降も、桐谷さんの「ギギギ顔」だけ見られれば満足なんですが……。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『カインとアベル』番組サイトより
桐谷健太の惨めっぷりが加速するフジ月9『カインとアベル』 山田涼介の存在感が、もう……
どんどん惨めになっていく桐谷健太を愛でるためのドラマになってきたフジテレビ月9『カインとアベル』は第5話。視聴率は7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回より0.6ポイントアップ! とはいえ、月9史上最低ペースはキープしております。 日本有数のデベロッパー「高田総合地所」を経営するのは、主人公・優くん(山田涼介)のお父さん・貴行(高嶋政伸)、桐谷演じる優くんの兄貴・隆一は副社長です。 前回、副社長であり海外事業のプロジェクト責任者でもある隆一は、急に必要になった100億円の融資を受ける目処が立てられず、葉山の別荘に遁走。その間、優くんが怪しい投資家・クロサワ(竹中直人)から融資を取り付けると、「俺を助けたつもりか!」と激高し、優くんのアイドルフェイスを殴りつけたりしました。実に惨めです。 そんな隆一の悲しみを知ってか知らずか、今回、父・貴行は新たなプロジェクトのリーダーに優くんを指名します。アメリカの「ドレイモンドホテルズ」と一緒に行う日本国内でのリゾート開発の仕事で、会社のこの先10年を左右するビッグプロジェクトだそうです。 社長が優くんを指名した理由は、言うまでもなく100億円の融資を取り付けたこと。しかし、このことは高田家の人間以外は知りませんし、表向きは隆一がこの融資を確保したことになっています。つまり、役員会の方々にとって優くんのリーダー就任は「ヒラだけど社長の息子だから」でしかないわけですが、社長の発表にみなさん拍手喝采。「大抜擢ですなー」「楽しみですなー」と、ものすごいイエスマンぶりを発揮します。 おそらく、視聴者全員が「この会社、大丈夫なのかよ!」とツッコんだかと思われます。社員1,000人いるそうですけど……。 画面の中にも、ひとりだけ「大丈夫なのかよ!」とツッコんだ人間がいました。そう、隆一です。隆一は、会議から颯爽と出ていく社長を追いかけ、「社長の判断が間違いとは思いませんが、失敗が許されない」「もし優を試してみたいということでしたら、私が面倒を見ます」と、すごく常識的な進言をしますが、社長は「このプロジェクトは優に任せる!」と一刀両断。声がでかい! 隆一はしょんぼりするしかありません。 一方、優くんはウキウキです。茶髪も真っ黒に染め直し、リーダー特権でお気に入りの美人先輩で兄貴の彼女でもある梓(倉科カナ)をチームに引き入れ、リゾート雑誌をたくさん買い込み、夜な夜なGoogleで「リゾート」と画像検索したようなパソコンの画面に見入ったりしています。 まったく信頼していなかった弟・優くんがメキメキと出世していく中、兄の隆一は焦ります。とりあえず優くんと仲良しの梓と早く結婚しちゃおうとばかり、2人で教会を下見に。教会のステンドグラスには、旧約聖書の「カインとアベル」が描かれていました。神父さんが、この絵について説明します。 「旧約聖書に出てくる兄弟です」 「彼らはアダムとイブの息子たちで、神の愛をめぐって仲違いし、ついには悲しい運命をたどるのです」 その絵を眺めながら優くんとの関係を考えているうちにテンションが上がってきた隆一、改めて「俺たち、幸せになろう」と梓にプロポーズすると「今すぐ仕事を辞めてほしい」「できるだけ早く、家庭に入ってほしい」と告げます。 優くんに見初められてリゾート開発チームに入ったばかりの梓は戸惑いますが、隆一はさらに「俺から父さんに言って外してもらうから」とゴリ押し。そのうえ、「優にはやれない」「優にはリーダーの資質がない」とダメ押しします。 これに怒った梓は「ずいぶん決めつけた言い方なのね」と言い返し、「それにバンコクの件だって優くんがいたから!」と、わりと言っちゃいけないことを言っちゃいました。 もう取り返しがつきません。隆一の惨めが止まりません。 「梓……ホントはどっちなんだ……教えてくれ……君がこのプロジェクトにこだわるのは、家庭に入りたくないからなのか? それとも優と一緒にいたいからなのか? 俺との結婚より優と一緒に働きたいというのか!?」 うう~たまらん! エリートの嫉妬が爆発しておる! そもそもこのドラマでは「高田家の結婚」は単なる結婚ではなくビジネスであり、そこらへんの娘さんとホレタハレタで結婚しちゃダメなのよという価値観を提示しながら、なぜかヒラで普通の家の出の梓さんだけは認められちゃってるという矛盾点があったわけですが、結婚後に仕事を辞めるかどうかすら話し合ってなかったんですね。準備不足にもほどがある。そら惨めにもなりますよ、隆一さん! さらに惨めなことに、梓はこのあと会社でGoogle画像検索している優くんのところに行って、泣きながら抱きついたりしちゃいます。仕事でも追い抜かれ、婚約者も奪われることになりそうな隆一さん。次回予告では「あー!」とか言ってました。楽しみ! その一方で、もはや山田涼介は本格的にどうでもよくなってきました。この人の演じるキャラクターは失敗しないし、挫折しないし、どうあれ救われる人のようです。天真爛漫で屈託がなく、性格もすごくいい。こうなってくると、もう誰でもいいんですよね。適当な大きさのマグロか何かに化粧してそこらへんに転がしといても、あんまりドラマの心象に影響ないでしょう。まあ数字はさらに下がるでしょうけど……。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『カインとアベル』番組サイトより
カトパン離脱で大幅テコ入れも完全不発! フジ“最後の砦”『めざましテレビ』の視聴者離れが止まらない!?
フジテレビにとって最後の砦とも言われる朝の情報番組『めざましテレビ』。しかし、4月に加藤綾子アナウンサーがメインキャスターを降板してからというもの、視聴者離れが加速し、苦戦しているという。 「数年前は平均視聴率13%台を連発するなど、同時間帯の民放で独走状態だった『めざましテレビ』ですが、今年2月以降は枡太一アナの『ZIP!』(日本テレビ系)が首位に。さらに『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)を下回る日も増え、完全に抜かれるのも時間の問題。フジは6月の株主総会で『めざましテレビ』の好調ぶりをアピールしていましたが、すでに印籠としては使えないでしょう」(テレビ誌記者) 同番組は、加藤の降板を機に大幅リニューアル。それまで情報キャスターを担当していた永島優美アナがメインキャスターに昇格したほか、ジャニーズの人気タレントであるHey! Say! JUMPの伊野尾慧が曜日レギュラーに加わり、話題の関心ごとを紹介する「イノ調」や、Hey! Say! JUMPの楽屋で撮った写真などを公開する「いのおピクチャー」、白米に合うおかずを伊野尾が試食する「伊野尾慧のいのお飯」といったコーナーを担当。また、スタジオセットを4年ぶりに一新した。 さらに先月、タレントのローラが健康や美容に良いレシピを紹介する料理コーナー『ローラの休日~キレイになれる健康ごはん~』がスタート。これまで、美容に良いとされるオイル「ギー」を使ったオムライスや、ココナッツオイルを使ったグラノーラなどを紹介した。 「テコ入れを繰り返しているものの、効果は出ていない。伊野尾を猛プッシュして若者を取り込む作戦も、むしろジャニヲタに興味がない視聴者を離れさせてしまった印象。ウリであるエンタメコーナーも、最近は軽部真一アナが草なぎ剛の話題で『元SMAP』と発言して炎上するなど、評判もイマイチです。一方、『ZIP!』の速水もこみちに対抗して投入したローラも、最近は人気が下降気味。内容も『MOCO’Sキッチン』の劣化版で、女性の間で話題になっている様子は感じられない」(同) テコ入れがことごとく空回っている印象の『めざましテレビ』。打開策はあるのだろうか?
まるで“枕営業”!? Hey!Say!JUMP・山田涼介『カインとアベル』繰り返される超展開
Hey!Say!JUMP・山田涼介主演のフジテレビ月9『カインとアベル』第4話、視聴率は7.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。前回より0.1ポイントアップですが、依然低調です。 このドラマ、各マスコミでは当初のリリース通り「兄へのコンプレックスと父に認められたいという思いを持った主人公の高田優が、家族や仕事、そして恋する人とのせめぎ合い、葛藤を通じ、本当に大切なものをつかもうとする姿を描く」と紹介されていますが、実際にはまったく逆の展開となっています。山田演じる優くんが、あらゆる問題を“神がかり的”な能力で解決し、マジメに生きてきた兄・隆一(桐谷健太)は弟への嫉妬に狂い、ぶっ壊れていくお話となっているのです。 優くんが勤める高田総合地所は、国内屈指のデベロッパー。父・貴行(高嶋政伸)が社長、兄・隆一は副社長です。 前回まで、優くんはそんな大企業の仕掛けるアウトレットモールのプロジェクトチームで大活躍。有名レストランの誘致、大物建築家への設計依頼、地元自然保護団体との交渉といった無理難題を成功させ、たったひとりで事業を軌道に乗せてしまいました。なぜ優くんがそんなに仕事ができるのかといえば、仕事相手の偉い人たちが、優くんに簡単に籠絡されてしまうからです。優くんがどれだけ失礼な立ち居振る舞いをしても、「おまえ、気に入った!」となってしまうのです。 なぜそんなことになってしまうのか。 たぶん、優くんのつぶらな瞳から人間の目には見えない「籠絡ビーム」みたいなものが出ているんでしょう。もしくは、アレですね。あのー、昔、別に美人でもないし仕切りもできない女性タレントが島田紳助の横でベタベタしながらアシスタントやってたことあったじゃないですか。あーゆう、アレでしょう。枕営業でしょう。顔カワイイし、フェラが超うまいんでしょう。と悪態をついてしまいたくなるくらい、何もかもがうまくいくんだなー。 今回も、そんな優くんの超籠絡パワーが炸裂です。 兄・隆一は、バンコクでの海外事業継続に必要となった100億円の融資を受ける目処が立たず、失踪してしまいます。それを知った優くん、なんと自分で100億円を用立てることを決意するのでした。 そんなとき、都合よく現れたのが謎の投資家クロサワ(竹中直人)でした。父の姉・桃子(南果歩)の婚約者として登場したクロサワは、どう見ても詐欺師のような人物。こうして都合のいい人が都合よく現れるのも、このドラマの特徴となっています。 初対面の場で、優くんはクロサワにいきなり「100億円、用立ててくれませんか?」と申し出ます。クロサワは「ふふっ」と怪しい笑みを浮かべると、「わかった、いいだろう」と投資に応じます。いつも、優くんの仕事はだいたいこんな感じです。 その後、クロサワは隆一の失踪先を訪ね、100億円の融資を確約。隆一は有頂天で会社に戻ってきます。「奇跡を呼び寄せた!」「1人でやってのけた!」「やっぱり俺は持ってる!」と自信を深めた隆一ですが、裏で優くんが手を引いていたことを知りません。それを恋人の梓(倉科カナ)に伝えられると、怒髪天。家に帰って「助けたつもりか……」とか言いながら優くんを殴り飛ばしましたとさ。 かように、山田涼介だけがオイシイ展開となっているわけですが、これ「輝いている山田涼介」を見せるための脚本というより「堕ちていく桐谷健太」をより残酷に、残酷に傷つけるための展開になってきている気がするんですね。で、激しく浮き沈みする桐谷健太が、これまた実に軽薄な人物として描かれていて、「ざまあみろ」的な快感に満ちた演出になっているんです。 この作品、4話までの平均が8%を割り込んでいまして、4月期の“史上最低月9”『ラヴソング』が記録した全話平均8.5%を下回る可能性が高くなってきました。 正直、ビジネスシーンを描いた“お仕事ドラマ”としては見るべきものはありません。真面目に追いかけるには、あまりにファンタジーすぎる。ネット上には真面目に追いかけている方々による「仕事をナメんな!」というご意見が散見されますが、まさにその通りだと思います。 今後、『カインとアベル』を見続けていく視聴者は、キラキラと恋に仕事に駆け回る山田涼介を眺めたい熱心なファンか、桐谷健太がギッタギタに打ちのめされて悶えまくる様子を楽しみたい悪趣味なごく少数か、その2種類しかいないように思うんです。 この2種類の方々には、けっこう深く刺さる作品になっていると思います。実際、わたしも後者的な視点で次回を楽しみに待つひとりです。でも、そんな視聴者、この国に何パーセントいるんでしょうね……。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『カインとアベル』番組サイトより
聴率急落でも……フジ月9・山田涼介の『カインとアベル』が“正しいアイドルドラマ”になってきた!
Hey!Say!JUMP・山田涼介主演のフジテレビ月9『カインとアベル』は第3話。視聴率は6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、前回の8.6%から急落です。6.9%という数字は、4月期『ラヴソング』の6・7話で記録した6.8%に次ぐ低さだそうで。 まぁ、ハロウィンもあったし、視聴者層が渋谷に繰り出していたパリピのみなさんとかぶってたのかな。ちょっとTwitterで反響など検索してみたところ、「録画に失敗した!」という嘆きがポツポツと見つかりました。 さてさて、内容に入る前に、まずは謝らなければなりません。今回、『カインとアベル』が面白いということに気づきました。わたし、完全にドラマを読み違えていました。 公式ホームページにある設定や1話、2話を見たところで、このドラマは『カインとアベル』と言いつつ、ジェームズ・ディーン主演の映画『エデンの東』(1955年)がベースなのだろうなと思っていたんです。完璧超人なのは兄貴の副社長・隆一(桐谷健太)で、嫉妬に狂うのは弟の優くん(山田涼介)だと思ってた。だから前回までの、「兄貴に嫉妬しつつ、なんでも完璧にこなしちゃう優くん」に「それじゃ成立しないだろー」「優くんがこんなに仕事できちゃったら、嫉妬してる設定そのものが破たんするだろー」と思ってたんです。 このドラマ、正しく『カインとアベル』だったんですね。「完璧な弟に対して、嫉妬に狂う兄」というドラマだったんです。兄貴の彼女を弟が奪うという設定とか、もともと『エデンの東』という仮題で企画が進んでいたことも耳に入っていたので、偏見を持って見ていました。挙げ句、そんな誤解のもとに山田涼介のキャリアそのものに対しても、ちょっと言い過ぎなことを言ってしまいました。本当にごめんなさい。 今回、優くんこそが“神に祝福されし仔”であることが、ことさら明確に描かれました。 なんの苦労もなく就職し、なんの実力も示さないまま社運を賭けたアウトレットモールのプロジェクトチームに抜擢された優くんでしたが、第1話の有名レストラン誘致、第2話の大物建築家への設計依頼という難題を神がかり的なラッキー展開で成功させ、すっかり部長・団(木下ほうか)にも気に入られたようです。団は、あらゆる重要な仕事を優くんと梓(倉科カナ)に任せます。梓がここに加わる理由はよくわかりませんが、“神に祝福されし仔に選ばれしマリア”ですので、特に深い理由はないのでしょう。おっぱいが大きくて美人だし、別に文句ないです。 で、今回は、ゼネコンの選定です。チームは競争入札で優秀な点数を叩き出した港区の巨大ゼネコンに依頼したいところでしたが、地元では「白河湖の環境を守ろうの会」という自然保護団体が反対運動をしており、建設を認める条件は「環境がよくわかっている地元の建設会社を使うこと」。ところが、この団体が実は建設会社の回し者で、ドラマ終盤には優くんたちが“本物”と呼ぶ「白河湖の環境を守る会」がいきなり登場し、ニセモノのリーダーが「バレた! やばいやばいやばい! 撤収!」と逃げていく様が描かれました。 このすべての解決を担ったのが、優くんその人。しかも、大して知恵を搾るわけでもなく、成り行きのスーパーラッキーと持ち前の“人たらし”ぶりだけで、だいたいまわりの大人たちが勝手に解決に舵を切ってくれる、まさに“神の仔”展開。スーパースターって、アイドルって、こういう存在なのだろうなと思わせます。そりゃ真面目にコツコツ生きてきた兄貴は嫉妬するしかありませんですよ。このへんは前回、批判的に書いた展開そのまんまなんですが、一度この『カインとアベル』が「輝け! われらがアイドルドラマ!!」なんだと飲み込んでしまえば、けっこう心地よく眺めることができました。 一方、悲惨なのは兄貴の副社長です。バンコクで進めている都市開発は、いつの間にか地元のゼネコンが破たん寸前に陥り、100億円の追加融資が必要に。懇意にしている銀行の頭取にアポを取り付け、土下座せんばかりにお願いしますが、あっさり断られてしまいます。どうやら夜も眠れないみたいで、精神的にも肉体的にも、もうボロボロです。 そんな折、優くんがチーム内で「頑張ってる」「戦力になってる」という報告を受け、嫉妬の感情が爆発! 行方をくらましてしまうのでした。 というわけで、このドラマは山田涼介のキラッキラに輝く振る舞いをまぶしく見守りながら、桐谷健太がいかにズタボロに壊れていくかを楽しむという、けっこう残酷なお話になっていくようです。残酷なお話、嫌いじゃないんですよねー。 ちなみに聖書の『カインとアベル』では、兄貴が弟をブッ殺しちゃいますので。どこまでやるのかな、月9で! (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『カインとアベル』番組サイトより
聴率急落でも……フジ月9・山田涼介の『カインとアベル』が“正しいアイドルドラマ”になってきた!
Hey!Say!JUMP・山田涼介主演のフジテレビ月9『カインとアベル』は第3話。視聴率は6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、前回の8.6%から急落です。6.9%という数字は、4月期『ラヴソング』の6・7話で記録した6.8%に次ぐ低さだそうで。 まぁ、ハロウィンもあったし、視聴者層が渋谷に繰り出していたパリピのみなさんとかぶってたのかな。ちょっとTwitterで反響など検索してみたところ、「録画に失敗した!」という嘆きがポツポツと見つかりました。 さてさて、内容に入る前に、まずは謝らなければなりません。今回、『カインとアベル』が面白いということに気づきました。わたし、完全にドラマを読み違えていました。 公式ホームページにある設定や1話、2話を見たところで、このドラマは『カインとアベル』と言いつつ、ジェームズ・ディーン主演の映画『エデンの東』(1955年)がベースなのだろうなと思っていたんです。完璧超人なのは兄貴の副社長・隆一(桐谷健太)で、嫉妬に狂うのは弟の優くん(山田涼介)だと思ってた。だから前回までの、「兄貴に嫉妬しつつ、なんでも完璧にこなしちゃう優くん」に「それじゃ成立しないだろー」「優くんがこんなに仕事できちゃったら、嫉妬してる設定そのものが破たんするだろー」と思ってたんです。 このドラマ、正しく『カインとアベル』だったんですね。「完璧な弟に対して、嫉妬に狂う兄」というドラマだったんです。兄貴の彼女を弟が奪うという設定とか、もともと『エデンの東』という仮題で企画が進んでいたことも耳に入っていたので、偏見を持って見ていました。挙げ句、そんな誤解のもとに山田涼介のキャリアそのものに対しても、ちょっと言い過ぎなことを言ってしまいました。本当にごめんなさい。 今回、優くんこそが“神に祝福されし仔”であることが、ことさら明確に描かれました。 なんの苦労もなく就職し、なんの実力も示さないまま社運を賭けたアウトレットモールのプロジェクトチームに抜擢された優くんでしたが、第1話の有名レストラン誘致、第2話の大物建築家への設計依頼という難題を神がかり的なラッキー展開で成功させ、すっかり部長・団(木下ほうか)にも気に入られたようです。団は、あらゆる重要な仕事を優くんと梓(倉科カナ)に任せます。梓がここに加わる理由はよくわかりませんが、“神に祝福されし仔に選ばれしマリア”ですので、特に深い理由はないのでしょう。おっぱいが大きくて美人だし、別に文句ないです。 で、今回は、ゼネコンの選定です。チームは競争入札で優秀な点数を叩き出した港区の巨大ゼネコンに依頼したいところでしたが、地元では「白河湖の環境を守ろうの会」という自然保護団体が反対運動をしており、建設を認める条件は「環境がよくわかっている地元の建設会社を使うこと」。ところが、この団体が実は建設会社の回し者で、ドラマ終盤には優くんたちが“本物”と呼ぶ「白河湖の環境を守る会」がいきなり登場し、ニセモノのリーダーが「バレた! やばいやばいやばい! 撤収!」と逃げていく様が描かれました。 このすべての解決を担ったのが、優くんその人。しかも、大して知恵を搾るわけでもなく、成り行きのスーパーラッキーと持ち前の“人たらし”ぶりだけで、だいたいまわりの大人たちが勝手に解決に舵を切ってくれる、まさに“神の仔”展開。スーパースターって、アイドルって、こういう存在なのだろうなと思わせます。そりゃ真面目にコツコツ生きてきた兄貴は嫉妬するしかありませんですよ。このへんは前回、批判的に書いた展開そのまんまなんですが、一度この『カインとアベル』が「輝け! われらがアイドルドラマ!!」なんだと飲み込んでしまえば、けっこう心地よく眺めることができました。 一方、悲惨なのは兄貴の副社長です。バンコクで進めている都市開発は、いつの間にか地元のゼネコンが破たん寸前に陥り、100億円の追加融資が必要に。懇意にしている銀行の頭取にアポを取り付け、土下座せんばかりにお願いしますが、あっさり断られてしまいます。どうやら夜も眠れないみたいで、精神的にも肉体的にも、もうボロボロです。 そんな折、優くんがチーム内で「頑張ってる」「戦力になってる」という報告を受け、嫉妬の感情が爆発! 行方をくらましてしまうのでした。 というわけで、このドラマは山田涼介のキラッキラに輝く振る舞いをまぶしく見守りながら、桐谷健太がいかにズタボロに壊れていくかを楽しむという、けっこう残酷なお話になっていくようです。残酷なお話、嫌いじゃないんですよねー。 ちなみに聖書の『カインとアベル』では、兄貴が弟をブッ殺しちゃいますので。どこまでやるのかな、月9で! (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『カインとアベル』番組サイトより





