小池栄子が主役を“喰っちゃった”!? 日本テレビ『母になる』で沢尻エリカがピンチ!

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「イープロダクション」HPより
 沢尻エリカが中学生の子持ちを演じる『母になる』(日本テレビ系)の第3話。平均視聴率は前回から1.4ポイント減の9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。  初回に登場した若い頃の結衣(沢尻)は、毛先を巻いたり、ワンピースを着たりとおしゃれな感じでしたが、一人息子が誘拐されたショックからか、はたまたただ困窮しているのか、ダサファッションへガラリ。放送中の藤原竜也主演ドラマ『リバース』(TBS系)の主人公と、ダサファッション対決をしてほしいくらいです。といわけで、あらすじを振り返ります。

風吹ジュンのものわかりの良さ!

 広(関西ジャニーズJr.・道枝駿佑)と暮らすために復縁することにした結衣と陽一(藤木直人)。陽一の母・里恵(風吹ジュン)は、「部屋数が多いから」と、実家の戸建てで3人で暮らすことを提案。自分は陽一のマンションに移り住んで、1人暮らしをするといいます。  あら。広がいなくなった後、他人の子を誘拐しそうになるほど取り乱していた里恵ですが、自分は同居しないのですね。間取りは3DKに見えますが、寝室が足りないなら居間で寝ればいいのに。それとも、結衣たちに気をつかったのでしょうか? どちらにせよ、ものわかりのいいおばあちゃん!  またこの日、広を呼んで13歳の誕生日を祝う結衣たち。欲しがっていたスマホをプレゼントすると、早速、育ての親である麻子(小池栄子)に隠れて電話するようになります。麻子と話せてうれしそうな広の表情が、寂しさを誘いますね……。  親子で暮らし始めてからも、結衣が作った料理の写真などをいちいち麻子に送る広。そんな麻子の登場シーンは、なぜかネットカフェ。なぜか、ここに住んでるっぽいです。  そんな謎多き麻子ですが、突然、結衣の家を訪ね、9年前に広を見つけたときのことを語り始めます。麻子いわく、アパートの隣の空き家で震えていた広を、“虐待されている”と思い込み、救ったつもりになって勝手に育てていたんだそうです。  結衣に謝罪し、自分を訴えても構わないと告げながらも、「でもあのとき、私が助けなければあの子は死んでいました」と付け加える麻子。それでも事を荒立てたくない結衣は、「助けていただいてありがとうございました」と頭を下げます。  と、そのとき、広が帰宅。鉢合わせた麻子は、「(広とは)もう二度と会わない」と言い残し、足早に帰っていきます。  部屋に戻った広は、ノートに「行かないで」と何度も書き殴った後、家を飛び出して麻子の後姿を追いかけダッシュ。しかし、麻子は「本当のお母さんのとこいきな。ママはもう、会いたくない」と冷たく言い放ち、立ち去ります。

小池栄子の“顔力”がやっぱすごい!

 今回から小池が本格的に登場。いや~、改めて言うことでもないですが、やはり小池の演技はいいですね~。グラドル時代には“癒し系”ならぬ“威圧系”と呼ばれた小池ですが、セリフがなくても“顔力”だけで視聴者の涙を誘います。  特に最近は、女性からの支持が上昇中の小池ですが、ネット上でも「完全に主役を喰ってる」「沢尻より演技うまい」「沢尻より自然」と話題に。確かに、これまで沢尻がいくら泣いてもつられなかった筆者も、小池の登場シーンでは2度も泣いてしまいました。  とはいえ、妊娠中から3歳まで過ごした結衣と、3歳から7年間暮らした麻子のどちらに感情移入するかは、視聴者によって違うようです。筆者は、小池の演技力に押され、すっかり麻子に感情移入してしまいましたが、視聴者の中には麻子を「頭のおかしい女」として嫌悪感を抱いている人も少なくない様子。  また、小池も出演する映画『八日目の蝉』(2011年)と比較する視聴者も目立ちますが、『母になる』は『八日目の蝉』と違って育ての親が直接誘拐していない分、視聴者の感情は揺さぶられっぱなし。案の定、ネット上では「麻子は悪人か否か?」「生みの親か? 育ての親か?」といった議論が繰り広げられ、ドラマ制作サイドの思惑通りといったところでしょう。  そういえば、道枝くんの“棒演技”問題ですが、個人的には子役のわざとらしい演技よりも、よっぽどリアルな中学生に見えます。もし、『3年B組金八先生』シリーズ(TBS系)が続いていたら、ジャニーズが道枝くんをメインに押し込んだんでしょうね。  そんなこんなで、小池にいろいろ持ってかれた感のある第3話。次回は麻子の過去がひとつ明らかになりそうですよ! (文=どらまっ子TAMOちゃん)

亀梨和也の頭カラッポ系ドラマ『ボク、運命の人です。』、芸人だらけのキャスティングの意図とは? 

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 KAT-TUN・亀梨和也主演のラブコメディ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)の第2話。平均視聴率は2.4ポイントダウンの9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、少々寂しい結果となりました。  30年後に誠(亀梨)と晴子(木村文乃)の子どもが地球を救うことから、神様(山下智久)が2人をなんとかくっつけようとするオモシロ設定の同作。早速あらすじを振り返ってみましょう。

恋のライバルに満島真之介登場!

 運命の後押しによって誠との偶然が重なり、露骨に気持ち悪がる晴子ですが、第2話では誠の恋敵となる定岡(満島真之介)が登場。定岡は、高校時代に同級生の晴子に告白し、「受験に集中したいから」とフラれたことがあるんだそうです。  晴子といえば、彼氏が付き合った途端ヒモになったり、実は既婚者だったりと、男運のない人生を歩んできたものの、なぜか男を見る目には自身満々。正直、「こんな難解な性格の女、関わりたくね~」と思っていましたが、第2話では高校時代にモテモテだったことが発覚しました。だから自己評価高いのか?  一方、神様から、“晴子を振り向かせるためには、努力してお金を手にせよ”とのアドバイスを受けた誠は、ウォーターサーバーの営業に精を出し、会社から報酬金10万円をゲット。  そんな中、新規顧客に晴子の父・大地(杉本哲太)が。2人はすぐに仲良くなりますが、それを知った晴子は、誠に対し「本当に偶然ですか?」「偶然だとしても、運命なんて言わないでください。単なる確率の話です」と敵意剥き出し。ストーカー疑惑をかけられた誠は「運命が僕らを後押ししてる」と説明しますが、晴子は「うぬぼれるのはやめてください!」と高飛車発言で一蹴します。  食い下がる誠は、2人が初めて会った5歳のとき、晴子が虹を指さし「あそこを最初にくぐった人と結婚するんだ」と言っていたこと、さらにそれ以来、虹を見るたびに全力疾走していたことを伝え、「いまだにちょっと信じてます」とメルヘン発言。これに晴子は、「1人で楽しんでればいいじゃないですか」と冷たくあしらいます。

田辺誠一のブラック上司ぶりが酷い!

 10万円を手にした誠は、晴子に誕生日プレゼントを買おうとしますが、上司の烏田(田辺)に押し切られ、みんなに焼き肉をおごるはめに。なんたるブラック企業!  焼き肉後、誠がお釣りの小銭を握り帰宅する道すがら、雨宿りする晴子とばったり。コンビニに走り、その小銭で傘を購入。晴子に傘を渡した瞬間、近くで「ハッピバースデイトゥーユ~はるお~♪」と歌う男たちの集団が。さらに、誠が傘を買ったコンビニの店名が「Rainbow」であることに気づいた晴子は、思わず噴き出し、笑顔を見せます。まさしく山下主演『プロポーズ大作戦』(フジテレビ系)っぽい展開(脚本家同じ)!  あくる日、晴子の勤務先のビルの前で待ち伏せし、飲みに誘う定岡。神様いわく、ノーマルな状況でも誠の3倍モテる定岡に、この春、人生最大のモテ期が訪れているのだそうです。  てな感じで、第2話は終了しました。

芸人だらけのキャスティング

 内容はどーってことはありませんが、週末にボンヤリとテレビを眺めるには都合のいいドラマじゃないでしょうか。回を追うごとに誠を応援したくなりますし、今回、部屋の飾りつけをしながら誠の帰りを待っていた山P神様も愛らしいですし。  中には、未来の地球で2人の子どもが地球を救っているのに、なぜ過去を変える必要があるのか? という疑問のドツボにはまっている視聴者も少なくないようですが、そこは考えるだけ野暮というものでしょう。  同作のためにロングヘアから“ゆるふわボブ”にイメチェンした木村ですが、ネット上では「かわいい」「ヅラみたい」「なんか不自然」「髪質に合ってない」などと賛否両輪が巻き起こっているようです。  どちらにせよ、作品によって髪型をコロコロと変える木村さんの姿勢は好感が持てます。それに引き換え、亀梨の万年にわたる“亀梨感”たるや。演技では冴えない営業マンの感じがよく出ているだけに、それを殺してしまっているように見えて残念。キムタクを見習ってほしいです。肌黒すぎるけど。  また、ここ2~3年で“芸人枠”が急増したと言われるドラマ業界ですが、同作には主人公の近くに同期役のハライチ・澤部佑、同僚役のオテンキ・のり、主人公を慕う女社長役の阿佐ヶ谷姉妹・渡辺江里子と3人もの芸人をがっちり配置。さらに、田辺以外はブサメン系の男性俳優を取り揃え、亀梨がくっきり引き立つキャスティングになっています。  確かに、主人公を際立たせる効果が抜群の状態なのですが、ジャニヲタ以外の視聴者が少々うんざりするポイントでもあるかと。1時間ずーーーっと亀梨を見続けないといけない苦痛というか、なんちゅーか、本中華……。そのため、亀梨が唯一登場しない晴子家の夕食シーンが、ホッとさせてくれます。すごく短いけど。  なお、今クールは、桐谷美玲主演『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)の3番手にブルゾンちえみが、藤原竜也主演『リバース』(TBS系)にバッファロー吾郎Aが出演しています。  そんな芸人満載の“頭空っぽ系ドラマ”の『ボク、運命の人です。』ですが、次回は再び2ケタに戻れるといいですね。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

亀梨和也の頭カラッポ系ドラマ『ボク、運命の人です。』、芸人だらけのキャスティングの意図とは? 

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 KAT-TUN・亀梨和也主演のラブコメディ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)の第2話。平均視聴率は2.4ポイントダウンの9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、少々寂しい結果となりました。  30年後に誠(亀梨)と晴子(木村文乃)の子どもが地球を救うことから、神様(山下智久)が2人をなんとかくっつけようとするオモシロ設定の同作。早速あらすじを振り返ってみましょう。

恋のライバルに満島真之介登場!

 運命の後押しによって誠との偶然が重なり、露骨に気持ち悪がる晴子ですが、第2話では誠の恋敵となる定岡(満島真之介)が登場。定岡は、高校時代に同級生の晴子に告白し、「受験に集中したいから」とフラれたことがあるんだそうです。  晴子といえば、彼氏が付き合った途端ヒモになったり、実は既婚者だったりと、男運のない人生を歩んできたものの、なぜか男を見る目には自身満々。正直、「こんな難解な性格の女、関わりたくね~」と思っていましたが、第2話では高校時代にモテモテだったことが発覚しました。だから自己評価高いのか?  一方、神様から、“晴子を振り向かせるためには、努力してお金を手にせよ”とのアドバイスを受けた誠は、ウォーターサーバーの営業に精を出し、会社から報酬金10万円をゲット。  そんな中、新規顧客に晴子の父・大地(杉本哲太)が。2人はすぐに仲良くなりますが、それを知った晴子は、誠に対し「本当に偶然ですか?」「偶然だとしても、運命なんて言わないでください。単なる確率の話です」と敵意剥き出し。ストーカー疑惑をかけられた誠は「運命が僕らを後押ししてる」と説明しますが、晴子は「うぬぼれるのはやめてください!」と高飛車発言で一蹴します。  食い下がる誠は、2人が初めて会った5歳のとき、晴子が虹を指さし「あそこを最初にくぐった人と結婚するんだ」と言っていたこと、さらにそれ以来、虹を見るたびに全力疾走していたことを伝え、「いまだにちょっと信じてます」とメルヘン発言。これに晴子は、「1人で楽しんでればいいじゃないですか」と冷たくあしらいます。

田辺誠一のブラック上司ぶりが酷い!

 10万円を手にした誠は、晴子に誕生日プレゼントを買おうとしますが、上司の烏田(田辺)に押し切られ、みんなに焼き肉をおごるはめに。なんたるブラック企業!  焼き肉後、誠がお釣りの小銭を握り帰宅する道すがら、雨宿りする晴子とばったり。コンビニに走り、その小銭で傘を購入。晴子に傘を渡した瞬間、近くで「ハッピバースデイトゥーユ~はるお~♪」と歌う男たちの集団が。さらに、誠が傘を買ったコンビニの店名が「Rainbow」であることに気づいた晴子は、思わず噴き出し、笑顔を見せます。まさしく山下主演『プロポーズ大作戦』(フジテレビ系)っぽい展開(脚本家同じ)!  あくる日、晴子の勤務先のビルの前で待ち伏せし、飲みに誘う定岡。神様いわく、ノーマルな状況でも誠の3倍モテる定岡に、この春、人生最大のモテ期が訪れているのだそうです。  てな感じで、第2話は終了しました。

芸人だらけのキャスティング

 内容はどーってことはありませんが、週末にボンヤリとテレビを眺めるには都合のいいドラマじゃないでしょうか。回を追うごとに誠を応援したくなりますし、今回、部屋の飾りつけをしながら誠の帰りを待っていた山P神様も愛らしいですし。  中には、未来の地球で2人の子どもが地球を救っているのに、なぜ過去を変える必要があるのか? という疑問のドツボにはまっている視聴者も少なくないようですが、そこは考えるだけ野暮というものでしょう。  同作のためにロングヘアから“ゆるふわボブ”にイメチェンした木村ですが、ネット上では「かわいい」「ヅラみたい」「なんか不自然」「髪質に合ってない」などと賛否両輪が巻き起こっているようです。  どちらにせよ、作品によって髪型をコロコロと変える木村さんの姿勢は好感が持てます。それに引き換え、亀梨の万年にわたる“亀梨感”たるや。演技では冴えない営業マンの感じがよく出ているだけに、それを殺してしまっているように見えて残念。キムタクを見習ってほしいです。肌黒すぎるけど。  また、ここ2~3年で“芸人枠”が急増したと言われるドラマ業界ですが、同作には主人公の近くに同期役のハライチ・澤部佑、同僚役のオテンキ・のり、主人公を慕う女社長役の阿佐ヶ谷姉妹・渡辺江里子と3人もの芸人をがっちり配置。さらに、田辺以外はブサメン系の男性俳優を取り揃え、亀梨がくっきり引き立つキャスティングになっています。  確かに、主人公を際立たせる効果が抜群の状態なのですが、ジャニヲタ以外の視聴者が少々うんざりするポイントでもあるかと。1時間ずーーーっと亀梨を見続けないといけない苦痛というか、なんちゅーか、本中華……。そのため、亀梨が唯一登場しない晴子家の夕食シーンが、ホッとさせてくれます。すごく短いけど。  なお、今クールは、桐谷美玲主演『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)の3番手にブルゾンちえみが、藤原竜也主演『リバース』(TBS系)にバッファロー吾郎Aが出演しています。  そんな芸人満載の“頭空っぽ系ドラマ”の『ボク、運命の人です。』ですが、次回は再び2ケタに戻れるといいですね。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

沢尻エリカ『母になる』で大どんでん返し! ジャニーズ俳優の“衝撃の棒演技”はわざとだった!?

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 沢尻エリカが12歳の子持ちを演じる『母になる』(日本テレビ系)の第2話。平均視聴率は初回から0.1ポイント増の10.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。  初回では、主人公の息子役を演じるジャニーズJr.・道枝駿佑による衝撃の“棒演技”が視聴者をザワつかせた同作ですが、今回はどんな塩梅でしょうか?

なんていい子なんでしょう

 前回、3歳で誘拐された息子・広(道枝)と9年ぶりに再会した結衣(沢尻)ですが、2人は最初から仲良さげな雰囲気に。児童養護施設で生活する広ですが、電話をかけてきた結衣から「どんなものが好き?」と聞かれると、「ツナサン」と答えます。  早速、スーパーでツナ缶を買い、ツナサンドを作る結衣。ツナサンドを頬張りながら、次に広に会える日を楽しみに待ちます。  あれ? 道枝くんのしゃべり方が前回より自然になってる? 何があったの? あれれ(真相はこの後、明らかに……)。  一方、児童福祉司の木野(Hey! Say! JUMP・中島裕翔)は、広が見つかったことを伝えるため、DNA鑑定の結果を持って父親の陽一(藤木直人)の元へ。元々大学の准教授でしたが、誘拐事件をきっかけに自宅に引きこもっているとか。なんだかドン引きするほどゲッソリとやつれています。藤木の役作りすごい!  その夜、養護施設を抜け出し、結衣のアパートを訪れる広。寝付く前には、「お母さん。お母さんだね! お母さんがいる。お母さ~ん。お母さん。お母さーん」と、あらゆるパターンでお母さんを連呼し始める広。ああ、なんていい子なんでしょう。結衣も超幸せそうです。

道枝くん、ごめん!

 しかし、翌朝、事件が発生。結衣がツナサンドを用意すると、広は「ツナサンって、ゲームのことだったんですけど」とがっかり。しかし、すぐさまサンドイッチを食べ始め、「おいしそう! いただきまーす! うま! おいしい本当に!」とべた褒めします。あれ? また棒読みスイッチが入った。この安定しないしゃべり方は何? でもいい子!  その後、結衣が広を養護施設に送り届けると、そこには陽一が。陽一と広が感動の再会を終えた後、おもむろに結衣に一通の手紙を差し出す木野。それは、広を7年間育てた門倉麻子(小池栄子)という女性が養護施設に預ける際に広に宛てたもの。  そこには、“お母さんと名乗る知らないおばさん”が現れたときの教えが綴られており、「一つ、ママはママじゃなくなるときがきます。一つ、その時はちゃんとご挨拶するのよ。お母さん、会いたかったって。できたら涙ぐんだりするのもいいかもしれない」「一つ、相手はいきなり抱きしめてくるかもしれない。嫌がらずにじっとしていること」「お母さん、お母さんって、甘えた感じで何度も言ってあげるといいと思います」「何を出されても、おいしいと言って食べなさい。こんなおいしいもの初めて食べたと言って喜びなさい」などなど……。  ひいいいい! 広に騙されてたあああ!  あの“完全なる棒演技”と“少し棒演技”の違いは、育ての親の申しつけを守っているシーンと、そうでないシーンの違いだったんですね! 道枝くんごめん! 前回のレビュー(こちら)で、「ジャニーズ俳優が衝撃の“棒演技”」なんてタイトルを付けて、世界中に配信しちまいました! 私、完全に騙されてました! 恥ずかしいほどに! 道枝くん、「衝撃の棒」とか言ってごめんなさい! ジャニー社長はじめ喜多川一族に土下座したいくらいです!

脚本のクセが強い!

 とはいえ、それを抜きにしても相変わらず抑揚のない道枝くんですが、声変わり真っ最中の男の子のしゃべり方としては、リアルにも思えてきました。中学生くらいの男の子って、なんだかみんな棒読み気味にしゃべってません? ほら、そう思うと、急に道枝くんが演技派に見えてきましたよ。ほらほら。  また、沢尻の“泣きの演技”が100点なのは当然ですが、藤木のヤツレ具合が妙にセクシー! 目は潤み、涙袋は垂れ下がり、頬はゲッソリ。毛先が遊んでいるからか、今一歩“イケメン俳優”の枠から抜け出せないでいる印象の藤木ですが、前クール『嘘の戦争』(フジテレビ系)での“疑り深い社長役”に続き、私の中での株はうなぎ上りです。  さらに、前回の「イトシイダヨ……」や、今回の「お母さん」の連呼など、同作は全体的に「なんだそれ(笑)」とツッコミたくなるクセの強いセリフが多い! でも、そんな嘘っぽさとリアルを行ったり来たりするムズ痒い感じがとっても楽しいです。その辺は、同じ脚本家が手掛けた『ホタルノヒカリ』シリーズ(日本テレビ)に通じるものがあります。  第2話で思わぬ大どんでん返しを見せた『母になる』。今後がさらに楽しみになってきました。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

亀梨和也『ボク、運命の人です。』お遊戯会レベルのEDダンスに一体なんの意味が……恋ダンスとは別物

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 KAT-TUN・亀梨和也主演のラブコメディ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)が15日にスタート。初回平均視聴率は12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、好発進となりました。  亀梨といえば、2006年放送の“月9”『サプリ』(フジテレビ系)以降、『たったひとつの恋』(日本テレビ系)、『ヤマトナデシコ七変化』(TBS系)、『セカンド・ラブ』(テレビ朝日系)といった恋愛モノをはじめ、数多くの連ドラで主演。ジャニーズきっての“主演俳優”です。  しかし、筆者は正直なところ、「亀梨の魅力って何?」と疑問に思い続けてきました。演技もそれなりにこなせて、きっといろいろ努力もしているだろうし、なんかヘンに真面目そうだし、少し残念なところを元KAT-TUNの田中聖にはバカにされてそうだったし、そういうとこも含めて世間の好感度は高いと思います。  ただ、突出したものがないというか、迫力に欠けるというか、プラスアルファが感じられず……。これまで主演作を見ても、「物足りない」「シーンが印象に残らない」「亀梨が主演か……」という感じでした。  というわけで、ここでのレビュー連載では、ドラマの魅力のみならず、俳優・亀梨和也の魅力に気付けたら、個人的にはこれ幸いです。では早速、初回のあらすじを振り返りましょう。

『プロポーズ大作戦』の焼き直し!?

 この4月、静岡から都内の営業所に異動してきたウォーターサーバーの営業マン・誠(亀梨)。人をすぐに信じるお人よしで、女性を見た目で判断しない誠ですが、なぜか恋愛相手に恵まれず、元カノは「ヘンな女」ばかり。しかも、いつも最後はフラれてしまうといいます。  夜、誠が帰宅すると、部屋に土足で上がる謎の男(山下智久)が。男は、「神だよ!」「GOD right here!」と“神”を自称。その神から、同じビル内の隣の会社に勤める晴子(木村文乃)の写真を見せられ、「はい、ここ大事。彼女が君の運命の人!」と告げられます。さらに、年内に晴子と結婚し、来年に子どもを産まないと、30年後に地球に隕石が直撃して人類が滅亡するとか。2人の子どもは科学者になって、隕石の軌道を外すのだそうです。  また、誠と晴子にはこれまで、運命の後押しによってあらゆる接点が。しかし、お互い一度も気付けなかったため、2人とも不幸な恋愛が続いていたんだそうです。  ここまで見て、『プロポーズ大作戦』(フジテレビ系)を彷彿をさせるなあ、と思っていたら、脚本家が同じ方でした。たしか『プロポーズ大作戦』は、山Pが天使の力で何度も過去をやり直し、長澤まさみと自分が結婚できるよう仕向ける話。時間軸的には逆転の発想とも言えますが、設定の使い回しというか、シリーズというか、ほとんど亀梨版『プロポーズ大作戦』と言っていいでしょう。これには、フジも内心「ムギギ……」となっているかもしれませんね。

晴子の性格が地味にヤバい!

 晴子とエレベーターで2人きりになった誠は、いきなり「驚かないで聞いてください。あなたは僕の運命の人なんです」と告げますが、不審者扱いする晴子。その夜も部屋にいた神は、今度会ったら、かつて大学受験で後ろの席だった晴子から借りたえんぴつを返すよう助言します。  次の日、出張先の山奥で晴子とばったり会った誠は、えんぴつを返却し、改めて「大変お待たせしました。僕があなたの運命の男です」と説明。しかし、晴子は「気持ち悪いです。ほんとうに、気持ちが悪いです」と一蹴します。  晴子って、地味にヤバい性格なんですよね……。運命に逆らってきたため、誠同様に男運は最悪。しかし、なぜか男を選ぶ力には自身満々。とんでもなく自己評価が高い女性なのでしょうか? 実際いたら、心配になる性格です。  すっかり自信をなくした誠は、美人局の元カノと行く予定だったクラシックコンサートへ。そこで、球児だった高校時代の思い出がフラッシュバックすると、そこには晴子らしき女性の姿が。高校時代にがっつり接点があったんじゃ……? と思わせて、初回は終了しました。

「ボク運ダンス」はお遊戯会レベルだった

 全く頭を使わずに見られるラブコメディとしては、人気が出そうです。晴子のサバサバ系女子ぶりも、ちょっとイタくていい感じですし、亀梨の上司役の田辺誠一の不思議ちゃんぶりや、女社長役の阿佐ヶ谷姉妹・渡辺江里子のデキる女風演技も、今後話題になりそう。山Pの神役も、『DEATH NOTE』のリューク的な愛されキャラで支持を集めそうです  で、問題の亀梨ですが、誠が素の亀梨に近いのか、主人公のオタオタ感が演技でうまく表現されていました。が、欲を言うと、ルックスの部分で役作りをしてもよかったのでは、と思います。  髪型を少しもっさりさせるとか、色気を消すために目張りを弱めにするとか、細眉を隠すとか……この役を引き立てる見た目って、もっと他にあったと思うんですよ。キムタクだって、TOKIO・長瀬智也だって、出演作によって髪型変えてますから、もう少しお化粧っけを薄めてほしかったです。  また、散々「恋ダンス」のパクリと言われているエンディングの「ボク運ダンス」ですが、ダンスはサビだけなうえ、顔のドアップも多いので、視聴者に振付を覚えさせようという意図は感じられません。  しかも、その振りは幼稚園のお遊戯会並みに簡単ですから、「踊ってみたい!」という欲は刺激されません。要は、「恋ダンス」に並ぶようなものではないです。  だとすると、なぜパクリと言われるリスクを負ってまで、わざわざ「ボク運ダンス」を入れたんでしょう? 謎すぎます……。今後、その答えが明かされることを信じ、最終回まで見届けたいと思います。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

「お前が死ねよ」時代に突入した沢尻エリカ主演『母になる』、ジャニーズ俳優が衝撃の“棒演技”

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「別に……」時代から「お前が死ねよ」時代へ華麗にジャンプアップした沢尻エリカ様主演の連続ドラマ『母になる』(日本テレビ系)の全話レビュー。12日に放送された第1話の10分拡大スペシャルは、平均視聴率10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。同枠前クールの『東京タラレバ娘』の初回が13.8%でしたから、少々寂しいスタートとなりました。  同作は、2年ぶりに連ドラ出演するエリカ様が話題ですが、メーンでHey! Say! JUMP・中島裕翔、ジャニーズJr.・道枝駿佑が出演する“ジャニーズドラマ”の側面もあります。中でも主人公の息子役を演じる14歳の道枝は、これがドラマ初出演。演技経験もほとんどなさそうです。かなり重要な役ですが、どんなフレッシュな演技を見せてくれるのか、ワクワクしますね! さっそく初回のあらすじをザッと振り返りましょう。

初回で19歳から34歳まで演じるエリカ様!

 2001年春、両親を亡くし、19歳で単身上京した結衣(沢尻)は、勤め先の書店に客として訪れた大学講師・陽一(藤木直人)に一目惚れ。ボールペンを渡して手が触れてドキッ! ZOKKONです。  交際に発展し、クリスマスを共に過ごす2人。包丁片手にホールケーキを切ろうとしている結衣は、足を滑らした陽一に後ろからぶつかられ、顔面からケーキにダイブ。あわや! 顔のすぐ横に包丁! 母になる前に血だらけにならなくてよかったです。結果、“顔面ケーキ”きっかけでチューする2人。コミカル!  この後、結衣の妊娠が発覚し、2人は“デキ婚”。男児・広(こう)を出産し、幸せな家庭を築きます。  3歳になった広(子役・吉武歓)は、寝る前に突然、結衣に向かって「そのひとのことをおもうとね、こころがぎゅーっとなってきゅーんとなって、なきそうになるのぉ、なんていうかしってるぅ? そういうきもち、なんていうかしってるぅ? ぼくしってるよぅ、いとしいっていうんだよぉ」「いとしいだよぉ、ぼくままのこと、いとしいだよぉ」と話し始めます。  うを! ここまで見事に棒読みの子役って、初めて見ました。わーわー! でも顔はかわいい。  しかし、この棒読み事件の翌日に悲劇が。幼稚園のお迎え時に結衣が一瞬目を離した隙に、広が忽然と姿を消してしまいました。誘拐したのは、陽一に恨みを持っていた教え子。犯人は陽一に電話で「お子さんをさらったのは僕です」と自白した直後、広の居場所を告げずに大学の屋上からダーイブ! エリカ様が「お前が死ねよ」って言ったからでしょうか。

棒読みのまま成長する広

 この日以来、笑顔が消える結衣と陽一。結衣は「うううううう、広に会いたい、ううう、ちゃんとご飯食べてるかなあ、ううう」と号泣。孫が消えて気を病んでしまった陽一の母親(風吹ジュン)も、他人の子に「ババとくる? おいで! おいで!」と迫って警察の厄介になるなど、もう地獄です。  そして、一気に17年春のシーンへ。何があったかわかりませんが、結衣はアパートで一人暮らし。中華料理店で働いていますが、なんか貧乏そうです。  そんな中、児童福祉司の愁平(中島)から結衣に電話が。結衣が養護施設に駆けつけると、AAA・西島隆弘似のイケメンが登場。最初は本当に広か半信半疑の結衣ですが、そのイケメンはとびっきりの棒読みで「いまこのへん、ぎゅってなって、きゅーんていうか、そういうかんじで……」との聞き覚えのあるフレーズを口にします。  うお! その棒読みは絶対に広だよ! 間違いないよ! 全視聴者がそう思ったであろう次の瞬間、「広……」「お母さん?」と抱き合う2人。親子が9年ぶりの再会を果たし、初回は終了しました。  フレッシュの度が過ぎる道枝くんですが、案の定、ネットでも「道枝の演技ヤベー!」と話題になっているようです。そういえば、ジャニーズ事務所はダンスや歌のレッスンはあっても「演技レッスンはない」と有名ジャニタレがテレビで言っているのを聞いたことがありますが、一説には「最近はジュニアのレッスンに演技を取り入れているらしい」との情報も。本当かなあ。なんにせよ、ジャニーズ事務所は今後、道枝くんをゴリ押していくんでしょうね。既に映画デビューも決まっているようですし。  ただ、道枝くんの棒ゼリフに「わざとでは?」「今後の伏線かも」との声も。確かに、広の空白の9年間はまだ何もわかってませんから、「演技ヤベー」と揶揄するには早すぎます。何かの呪いで、抑揚を封じられたのかもしれません。  そんなことより、沢尻の主演女優としての貫禄は、圧倒されるものがありますね。もちろん“泣きの演技”は天下一品ですし、いい女風のしゃべり方さえ気にならなければ、もらい泣き必至です!  というわけで、まだまだ序章にすぎない『母になる』。当サイトでは、最終回まで粛々とレビューさせていただきます! (文=どらまっ子TAMOちゃん)

「お前が死ねよ」時代に突入した沢尻エリカ主演『母になる』、ジャニーズ俳優が衝撃の“棒演技”

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「別に……」時代から「お前が死ねよ」時代へ華麗にジャンプアップした沢尻エリカ様主演の連続ドラマ『母になる』(日本テレビ系)の全話レビュー。12日に放送された第1話の10分拡大スペシャルは、平均視聴率10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。同枠前クールの『東京タラレバ娘』の初回が13.8%でしたから、少々寂しいスタートとなりました。  同作は、2年ぶりに連ドラ出演するエリカ様が話題ですが、メーンでHey! Say! JUMP・中島裕翔、ジャニーズJr.・道枝駿佑が出演する“ジャニーズドラマ”の側面もあります。中でも主人公の息子役を演じる14歳の道枝は、これがドラマ初出演。演技経験もほとんどなさそうです。かなり重要な役ですが、どんなフレッシュな演技を見せてくれるのか、ワクワクしますね! さっそく初回のあらすじをザッと振り返りましょう。

初回で19歳から34歳まで演じるエリカ様!

 2001年春、両親を亡くし、19歳で単身上京した結衣(沢尻)は、勤め先の書店に客として訪れた大学講師・陽一(藤木直人)に一目惚れ。ボールペンを渡して手が触れてドキッ! ZOKKONです。  交際に発展し、クリスマスを共に過ごす2人。包丁片手にホールケーキを切ろうとしている結衣は、足を滑らした陽一に後ろからぶつかられ、顔面からケーキにダイブ。あわや! 顔のすぐ横に包丁! 母になる前に血だらけにならなくてよかったです。結果、“顔面ケーキ”きっかけでチューする2人。コミカル!  この後、結衣の妊娠が発覚し、2人は“デキ婚”。男児・広(こう)を出産し、幸せな家庭を築きます。  3歳になった広(子役・吉武歓)は、寝る前に突然、結衣に向かって「そのひとのことをおもうとね、こころがぎゅーっとなってきゅーんとなって、なきそうになるのぉ、なんていうかしってるぅ? そういうきもち、なんていうかしってるぅ? ぼくしってるよぅ、いとしいっていうんだよぉ」「いとしいだよぉ、ぼくままのこと、いとしいだよぉ」と話し始めます。  うを! ここまで見事に棒読みの子役って、初めて見ました。わーわー! でも顔はかわいい。  しかし、この棒読み事件の翌日に悲劇が。幼稚園のお迎え時に結衣が一瞬目を離した隙に、広が忽然と姿を消してしまいました。誘拐したのは、陽一に恨みを持っていた教え子。犯人は陽一に電話で「お子さんをさらったのは僕です」と自白した直後、広の居場所を告げずに大学の屋上からダーイブ! エリカ様が「お前が死ねよ」って言ったからでしょうか。

棒読みのまま成長する広

 この日以来、笑顔が消える結衣と陽一。結衣は「うううううう、広に会いたい、ううう、ちゃんとご飯食べてるかなあ、ううう」と号泣。孫が消えて気を病んでしまった陽一の母親(風吹ジュン)も、他人の子に「ババとくる? おいで! おいで!」と迫って警察の厄介になるなど、もう地獄です。  そして、一気に17年春のシーンへ。何があったかわかりませんが、結衣はアパートで一人暮らし。中華料理店で働いていますが、なんか貧乏そうです。  そんな中、児童福祉司の愁平(中島)から結衣に電話が。結衣が養護施設に駆けつけると、AAA・西島隆弘似のイケメンが登場。最初は本当に広か半信半疑の結衣ですが、そのイケメンはとびっきりの棒読みで「いまこのへん、ぎゅってなって、きゅーんていうか、そういうかんじで……」との聞き覚えのあるフレーズを口にします。  うお! その棒読みは絶対に広だよ! 間違いないよ! 全視聴者がそう思ったであろう次の瞬間、「広……」「お母さん?」と抱き合う2人。親子が9年ぶりの再会を果たし、初回は終了しました。  フレッシュの度が過ぎる道枝くんですが、案の定、ネットでも「道枝の演技ヤベー!」と話題になっているようです。そういえば、ジャニーズ事務所はダンスや歌のレッスンはあっても「演技レッスンはない」と有名ジャニタレがテレビで言っているのを聞いたことがありますが、一説には「最近はジュニアのレッスンに演技を取り入れているらしい」との情報も。本当かなあ。なんにせよ、ジャニーズ事務所は今後、道枝くんをゴリ押していくんでしょうね。既に映画デビューも決まっているようですし。  ただ、道枝くんの棒ゼリフに「わざとでは?」「今後の伏線かも」との声も。確かに、広の空白の9年間はまだ何もわかってませんから、「演技ヤベー」と揶揄するには早すぎます。何かの呪いで、抑揚を封じられたのかもしれません。  そんなことより、沢尻の主演女優としての貫禄は、圧倒されるものがありますね。もちろん“泣きの演技”は天下一品ですし、いい女風のしゃべり方さえ気にならなければ、もらい泣き必至です!  というわけで、まだまだ序章にすぎない『母になる』。当サイトでは、最終回まで粛々とレビューさせていただきます! (文=どらまっ子TAMOちゃん)

元SMAP対決は「視聴率はキムタク、演技は草なぎ」だった、冬ドラマ視聴率ランキング!

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 続々と最終回を迎えた冬ドラマ。期間平均視聴率をランキングで振り返ります(ビデオリサーチ調べ、関東地区/クールまたぎ除く)。 1位『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)14.5% 2位『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)11.4% 3位『嘘の戦争』(フジテレビ系)11.3% 4位『就活家族』(テレビ朝日系)9.9% 5位『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)9.5% 6位『視覚探偵 日暮旅人』(日本テレビ系)9.2% 7位『カルテット』(TBS系)8.9% 8位『下剋上受験』(TBS系)8.2% 9位『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)6.6% 10位『嫌われる勇気』(フジテレビ系)6.5%

キムタク以上でも以下でもなかった『A LIFE』

 初回15%を超えるドラマがなく、軒並み低調で始まった今期ですが、終わってみると期間平均2ケタは3作品のみ。2~3年前から「15%超えが合格点」などと言われてきましたが、瞬く間に2ケタを取ることがスポーツ紙などに「好調」と報じられる基準となってしまいました。  そんな中、トップは、キムタクがシアトル帰りの天才外科医に扮した『A LIFE~愛しき人~』。リアルな手術シーンがウリだったため、キムタクは手術の練習用キットを自前で購入し、“糸結び”の練習を続けたそうです。が、リアリティーを押し出した作風の中にチラチラ現れるファンタジーな展開に、医療現場からは「難しい脳腫瘍の手術を、専門外の医師が行うなどあり得ない」「『絶対に救う』なんてセリフは、医療現場ではありえない」「視聴者に誤解や混乱を招く」といった声も上がりました。  また、毎度ながら、キムタクを「少年ジャンプ」のヒーローのような扱いで描いた同作ですが、物語が進むにつれ、浅野忠信演じる壮大の行く先や、浅野の怪演ばかりが話題に上るように。ネット上では、「本当の主役は浅野だった」という声まで見受けられます。で、キムタクの演技はというと、キムタク以上でもキムタク以下でもなく、いつものキムタクでした。 ※『A LIFE』全話レビューはこちら

見事な尻すぼみを見せた『東京タラレバ娘』

 2位は、吉高由里子主演『東京タラレバ娘』。原作コミックは「恋愛指南書よりよっぽど役に立つ」とバカ売れ。キャストのルックスの再現率も高く、期待していた視聴者が多かったようです。しかしフタを開けると、後半に進むにつれ「リアルな女の恋愛模様」という“根っこの部分”が原作からどんどん離れていき、最終回ではすっかり“月9”的な子ども向けの恋愛ドラマの仕上がりに。  脚本家は、『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)などのヒットドラマを手掛けた方ですから、この改悪ぶりは、裏でいろいろなしがらみを強いられたとしか思えません。  ただ、大方のキャストの演技はすごくよかった。特に、元AKB48・大島優子の成長ぶりが感じられるドラマでした。 ※『東京タラレバ娘』全話レビューはこちら  3位の草なぎ剛主演『嘘の戦争』は、放送中にとにかく草なぎの熱のこもった演技が絶賛されていた作品。放送前には、SMAP繋がりで『A LIFE』との視聴率争いが話題になっていましたが、「視聴率はキムタク、演技は草なぎ」という至極平和的な結果となりました。  同作は、『銭の戦争』からの「戦争」シリーズですが、この評判を見る限り、3作目もありそうですね。草なぎの独立問題がキモとなりそうですが……。 ※『銭の戦争』全話レビューはこちら

カルテットロス民続出も数字伸びず

 7位の松たか子主演『カルテット』は、熱烈ファンは多いものの、視聴率は撃沈。同枠前クールの『逃げるは恥だが役に立つ』が最終回で20%超えを達成しているだけに、第9話以外1ケタだった同作の不調ぶりが際立ちます。  ただ、会話劇という作風や、胸に残るセリフの数々、メーンキャストが歌うテーマソングなど、制作サイドの強い意欲が垣間見える作品だっただけに、ネット上でも「最高のドラマ」「余韻がいつまでも残るドラマ」といった声が目立ちます。ただまあ、若い子はあまり興味ないでしょうね……。  9位の月9『突然ですが、明日結婚します』は……、もう特に何も言うことはないので、気になる方は当サイトのレビューを読んでください。ライターのどらまっ子AKIちゃんが毎週、ウンザリした顔でドラマを観て、血を吐きながら書いていましたので……。 ※『突然ですが、明日結婚します』の全話レビューはこちら  10位は、予想通り大コケしてしまった香里奈主演の刑事ドラマ『嫌われる勇気』。先月上旬、「日本アドラー心理学会」から「アドラー心理学の一般的な理解とは、かなり異なっている」と抗議文が送りつけられた同作ですが、何事もなかったかのように完走しました。  ちなみにこのフジの「木曜劇場」枠ですが、『白い巨塔』『Dr.コトー診療所2006』『電車男』など数々の大ヒット作を生み出してきたものの、2011年のフジテレビデモを境に、すっかり“ドンズベリ枠”に。フジの凋落ぶりが明確に読み取れるドラマ枠という印象です。次クールの桐谷美玲主演『人は見た目が100パーセント』がとっても心配……。  というわけで、トップ3はTBS、日テレ、フジが1本ずつランクインした今クール。ただ結局のところ、NHKの朝ドラや、22日に最終回を迎えた『相棒season15』(テレビ朝日系)の数字には到底届かないというのが現状です。なお、日刊サイゾーでは今後も全話レビューに力を入れていく予定ですので、4月クールもぜひチェックしてくださいね。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

日テレ『東京タラレバ娘』最終回で“クソ展開”連発! 陳腐すぎるセリフの来襲にウンザリ

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キャストは何も悪くない!
 原作漫画の“結婚のタイムリミット”を7歳も引き下げた(原作は40歳、ドラマは33歳)ことで、初回からずっと不安が付きまとっていた『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)。22日放送の最終回の平均視聴率は11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。全10話の期間平均は11.4%でした。  最終回の放送日、主演の吉高由里子らが、番宣のため同局ニュース番組『ZIP!』に出演。吉高が隣にいた坂口健太郎を笑顔で突き飛ばし、妊娠中の小熊美香アナウンサーにぶつけ、よろけさせてしまうという悲しい事件が起きてしまいました。きっと今頃、「あの時、突き飛ばしていなかっタラ」「奇行に走らなけレバ」と後悔していることでしょう。  さて前回、早坂(鈴木亮平)との自宅デートの約束をブッチ切って、KEY(坂口)を抱きしめた倫子(吉高)ですが、結局、早坂には「お腹痛い」と嘘をつきドタキャン。KEYを自宅に連れて帰り、リビングで寝かせました。  その後、倫子、香(榮倉奈々)、小雪(大島優子)が居酒屋で女子会を開いていると、早坂とKEYが合流。挙動不審レベルに気まずい空気を出すKEY。さらに、居酒屋の店主である小雪の父(金田明夫)が「そうだ、鍵谷くん(KEYの本名)、倫子ちゃんと同じアパート住んでるんだって? スーさん(常連客の街の電気屋)言ってたよ。日曜日の朝早く、鍵谷くんが出てくるところ見かけたって」とぶっこんできたため、早坂に嘘がバレた上、倫子がKEYに思いを寄せていることもバレバレです。  って、ええええええ!! 何、このクソ展開! 展開させるためとはいえ、スーさんに目撃させるとか強引すぎてもう……。  なんとか早坂に取り繕うも、1人になった途端、「やっと思い描いてた幸せが目の前まで見えてきたのに、なんであいつに惹かれてしまうんだろう……」とオセンチになる倫子。いやあ、ほんとこれですよ。ドラマのKEYって、全然魅力的に描かれてないんですよ……。脚本がアレなのか、坂口の演技がアレなのか……、とにかく、なんで倫子が好きになったのかわからん。  そんなKEYへの気持ちにフタをして、早坂と同棲の準備を進める倫子ですが、物件を決めて帰る途中にKEYとばったり。しかも、それを早坂が目撃しちゃうっていう、もうね、大昔の“月9”ですよ、これは。  結局、早坂から「一緒に住むのはやめましょう」「気持ちにフタをすることも、嘘をつくことと同じじゃないかな」と別れを切り出され、破局。倫子は「やっと掴みかけた幸せが、手の平からすり抜けて消えていく……」とまたオセンチに。なんかもう、勝手にやってろって感じです。  一方、女好きのクソバンドマン・涼(平岡祐太)は、モデルの本命彼女と別れ、香の元へ。「やっぱ香じゃないとダメだ!」と叫び、香も「もしかしたら、変わるかもしれないし、やっぱりダメかもしれないし。そこも含めて、時間かけてみていこうかなと思って。涼ちゃんのことちゃんと見ていけるの、私だけだと思うから……」と受け入れてしまいました。  この報告を受け、「私さあ、男いない、仕事ないってタラレバ愚痴ってたときも、別に不幸じゃなくて、幸せって思ってた気がする」「私たち何に縛られてるんだろう」とか言い出す倫子。  これに、小雪が「世間の価値観的な?」と乗っかったと思えば、香も「30までに結婚したい、それが幸せだって縛られてたけど、よく考えたらさあ、年齢で区切られる必要ないよねえ」と、出産のタイムリミットを無視した発言。しかも、倫子の心の声のタラとレバも、「幸せって一言で言えないタラよ」「倫子さんが幸せだって思うことが幸せタラ」とクソつまんないことを言い出しました。  あ~、アホらし。最終回の陳腐すぎるセリフの怒涛の来襲にウンザリです。でも、こんなディスり魔と化した私も、原作に忠実だった第3話くらいまでは、期待で胸がGカップくらいまで膨らんでたんです。実際、心に突き刺さる言葉や展開も多かったですし(原作のまんまだったからだけど)、『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)的な子ども向け恋愛ドラマを一蹴するようなドラマであると、信じて疑わなかったんです。  しかし、次第に原作から離れてオリジナル脚本に移行するにつれ、明らかに陳腐なセリフが増量。ついに最終回では、『突然ですが、明日結婚します』を「こいつらは一体、何をしてるんだ?」と思いながらぼんや~りテレビを眺めているときの感覚に近づいてしまいました。  なぜ、こんなことに……。初回で倫子と香がそれぞれセックスしたことで、スポンサーから「子どもも見られる夢のあるドラマにしろ!」と怒号が飛んだとしか思えません。  ちなみに、ラストは倫子がKEYに告って、2人がいい感じになって、倫子と香と小雪が並んで歩くシーンになって、「私たちはこれからも、いろんなことに悩んで、もがいて生きていくんだと思う。でも、それでいいんだ。だって、人生という長い長い物がたりの主人公は、自分なんだから」という全く心に響かない倫子の心の声で終了。あ~あ、期待して損した。あっ、でも、脚本がアレだっただけで、キャスティングとか、女子会シーンの小気味よい3人の演技とか、と~てもよかったと思います、はい。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

7カ月妊婦・榮倉奈々と上戸彩の共通点とは? 日テレ『東京タラレバ娘』3週連続視聴率下降の原因

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オメデトー!
 30歳独身女性3人の恋愛模様を描く『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)の第9話。民放で放送中の連ドラの中では、『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)に次ぐ高視聴率をたたき出してきた同作ですが、今回は平均視聴率8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と急落。自己最低だった前回の10.5%を下回り、初の1ケタとなってしまいました。  実は、同作は第7話からずっと下降線をたどっています。なぜですかねえ? 最初は「何年も男日照りで、あたし終わってるわ……」と卑屈だった主人公が、劇中でモテまくりだからでしょうか? それとも、第6話で衝撃的な原作レイプが行われたからでしょうか……(記事参照)?  そういえば、ざわちんが主要キャラ3人の“ものまねメイク”をブログで披露し、オリコンさんなどが囃し立てていますね(関連記事)。かつて注目を集めた“ものまねメイク”ですが、本人写真との合成疑惑(関連記事)が浮上して以降、正直どんな気持ちで見たらいいのかわかりません。  さて、第9話も元気にあらすじを振り返りましょう!

“月9”さながらのドラマチック展開

 かつての会社の先輩・早坂(鈴木亮平)と付き合い始めた倫子。餃子デートや家呑みといった“おしゃれじゃないけどラク”なデートに「普通最高ー!」と感動しきりです。  恋が順調な倫子は、脚本の仕事も順調。連ドラの担当プロデューサー・荒川(井上晴美)に、「30過ぎると、駆け込み結婚が多い」などのアラサーあるあるをドラマに入れたいと提案。これに、アラフォーの荒川が「恋愛はいつでもできるけど、出産にはタイムリミットがあるからねえ」と返すと、この言葉に衝撃を受けた倫子は「セリフに使わせてください!」とメモります。  この時、目から鱗的な表情をしていた倫子ですが、これまでとにかく結婚に焦ってきました。前回なんて、「僕たちのペースで、ゆっくりやっていきませんか?」と告白した早坂に、「ゆっくりなんてイヤです。早く次に進みましょう。私たち、ゆっくりなんてしてる時間、ないですから」と抱きついていました。出産のタイムリミットも実感していない上、仕事にも燃えている30歳が、なぜ結婚をそんなに焦ってるんでしょうか? ねえ、教えて。  そんな倫子に、今晩、ピェンロー鍋(白菜鍋)を作るから、一緒に食べようと誘う早坂。そんな早坂の元へ、白ワインを買ってルンルンで向かう倫子ですが、道中で道に座り込むKEY(坂口健太郎)とばったり。この日、死んだ妻の七回忌に参加したKEYは、妻の父親から「娘のことはもう忘れてくれていい」と言われ、飲んだくれていたのでした。  倫子に対し、「俺たちの結婚、意味あったのかなあ」「彼女も俺のこと好きかどうかわかんねえし」「彼女、本当に幸せだったのかなあ」とウダウダと話しだすKEY。正直、知らねえよって感じですが、倫子は「そんなの、感謝しかないよ!」と死んだ妻の言葉を代弁。  早坂家では、ピェンロー鍋がグツグツ煮えているにもかかわらず、倫子は早坂からの電話を無視し、グスングスンと号泣するKEYを抱きしめます。  これは実にテレビドラマっぽい展開! KEYは売れっ子のタレントさんですが、倫子もお構いなしに外で抱き合いますし、KEYに「3人でピェンロー鍋を囲もう」と誘うようなこともしません。それにしても、坂口と鈴木の両天秤なんて、うらやましい主人公ですね。

丸井のクソっぷりがマックスに

 一方、小雪(大島優子)は、父親がギックリ腰なのをいいことに、自宅兼居酒屋に不倫相手の丸井(田中圭)を呼び、そのまま妻が里帰り出産で不在にしている丸井の自宅へなだれ込みます。「奥さんが選んだカーテン、奥さんが選んだソファ、奥さんが選んだグラス……」といちいちショックを受けながらも、結局、奥さんが選んだベッドでセックス。小雪は普段着は地味ですが、なかなかエロい下着つけてますね。  しかし翌朝、丸井の妻が緊急帝王切開になったため、ひとり家に取り残される小雪。タラ(声:加藤諒)とレバ(声:Perfume・あ~ちゃん)に「不倫女に明るい未来はなーい!」と説教された挙げ句、丸井が妻の第2子出産に「1人目のときは実感湧かなかったんだけど、今回は感動しちゃった」と父親の自覚を覗かせたため、別れを決意。小雪は「丸井さんとは会いません」と告げ、泣きながら帰路につきます。そんな第9話でした。

上戸彩と同じパターン登場

 香役の榮倉奈々が妊娠7カ月であることを発表しましたね。5カ月頃に発表する芸能人が多い中、まさかの7カ月! そりゃあ、ドラマ出演中にみるみる巨大化していくわけです。おめでとうございます。  ちなみに、前回はクッションでお腹を隠していた榮倉ですが、今回は“風邪を引いて寝込む”という強引な展開で大きなお腹を隠していました。そういえば、妊娠中の上戸彩が木村拓哉主演ドラマ『アイムホーム』(テレビ朝日系)に出演していたときも、ハンドバック、お盆、キッチンのアイランド部分、子役……とお腹隠しアイテムに四苦八苦していましたが、終盤では榮倉同様に劇中で風邪を引いて寝込んでいました。これは、妊婦女優あるあるといえそう。  それより、井上晴美は美人ですね。昨年、熊本地震で自宅が全壊したと聞いたときは心配しましたが、こう元気な姿が見られると安心します。さて、ついに次回は最終回! こちらのレビューもお楽しみに~。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)