体内に金属針40本、頭部に矢、四肢切断……中国で多発する、冷酷すぎる動物虐待事件

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大量の金属針が体内から発見された仔猫(出典:観察網)
 犬や猫を飼っている人でなくても、動物虐待のニュースを見て憤りを感じるのは当然だろう。今回お伝えするのは、中国で起こった、痛々しい動物虐待事件だ。 「今日頭条網」(5月22日付)によると、広東省深セン市内の動物病院に飼い主によって運び込まれた仔猫のレントゲンを撮影したところ、体内がとんでもないことになっていたという。なんと仔猫の体内に、40本ほどの金属針が刺さっていたというのだ。この仔猫は手術設備の整った広州市内の動物病院に移送され、すぐに金属針の摘出手術が行われた。
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レントゲンに映った猫の体内の金属針(出典:観察網)
 開腹してみると、金属針7本が表面皮膚に近い筋肉に、3本は心臓のすぐ脇、残り約30本はすべて腹部に刺さっていたことが判明。4時間以上の大手術の結果、すべての金属針の摘出手術に成功した。  では、いったい誰がこのような卑劣な虐待をしたのだろうか? この仔猫の飼い主の女性によると、1年前から女性が自宅で飼い始め、1カ月前から仔猫の首の辺りに異変が出始めたという。手術を行った動物病院によると、この針は人の手で直接刺したものではなく、ニードルガンのような器具で刺された可能性が高いという。近所の心ない住人が、遊び半分でニードルガンを使って虐待したということか。現在、仔猫は快方に向かっているというが、真犯人はまだわかっていない。中国版Twitter「微博」では、多くの中国人ネットユーザーが怒りのコメントを寄せている。
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北京市内で発見された犬。頭部に痛々しく矢が刺さっている(出典:有寵網)
「飼い主が犯人でないとしたら、前の飼い主だな。犯人の心臓目がけて、ニードルガンで同じようにぶっ刺してやりたい」 「早くこの犯人を逮捕しないと、そのうちエスカレートして、子どもとかを殺したりするかもしれない。犯人は早く死ね!」  経済成長を経てペットを飼うことが一般化した中国では、虐待事件も増え始めている。ここ最近だけでも、北京市内の路上で頭部に70cmの矢が刺さった状態の犬や(有寵網)、南京市で四肢を切断された仔犬が発見されている(光明網)。いずれの事件も病院に緊急搬送され一命を取り留めたが、犯人はまだ捕まっていない。  中国だけでなく、日本や世界各国で多発する痛ましい動物虐待の事件がなくなることを祈るばかりだ。 (文=広瀬賢)

体内に金属針40本、頭部に矢、四肢切断……中国で多発する、冷酷すぎる動物虐待事件

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大量の金属針が体内から発見された仔猫(出典:観察網)
 犬や猫を飼っている人でなくても、動物虐待のニュースを見て憤りを感じるのは当然だろう。今回お伝えするのは、中国で起こった、痛々しい動物虐待事件だ。 「今日頭条網」(5月22日付)によると、広東省深セン市内の動物病院に飼い主によって運び込まれた仔猫のレントゲンを撮影したところ、体内がとんでもないことになっていたという。なんと仔猫の体内に、40本ほどの金属針が刺さっていたというのだ。この仔猫は手術設備の整った広州市内の動物病院に移送され、すぐに金属針の摘出手術が行われた。
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レントゲンに映った猫の体内の金属針(出典:観察網)
 開腹してみると、金属針7本が表面皮膚に近い筋肉に、3本は心臓のすぐ脇、残り約30本はすべて腹部に刺さっていたことが判明。4時間以上の大手術の結果、すべての金属針の摘出手術に成功した。  では、いったい誰がこのような卑劣な虐待をしたのだろうか? この仔猫の飼い主の女性によると、1年前から女性が自宅で飼い始め、1カ月前から仔猫の首の辺りに異変が出始めたという。手術を行った動物病院によると、この針は人の手で直接刺したものではなく、ニードルガンのような器具で刺された可能性が高いという。近所の心ない住人が、遊び半分でニードルガンを使って虐待したということか。現在、仔猫は快方に向かっているというが、真犯人はまだわかっていない。中国版Twitter「微博」では、多くの中国人ネットユーザーが怒りのコメントを寄せている。
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北京市内で発見された犬。頭部に痛々しく矢が刺さっている(出典:有寵網)
「飼い主が犯人でないとしたら、前の飼い主だな。犯人の心臓目がけて、ニードルガンで同じようにぶっ刺してやりたい」 「早くこの犯人を逮捕しないと、そのうちエスカレートして、子どもとかを殺したりするかもしれない。犯人は早く死ね!」  経済成長を経てペットを飼うことが一般化した中国では、虐待事件も増え始めている。ここ最近だけでも、北京市内の路上で頭部に70cmの矢が刺さった状態の犬や(有寵網)、南京市で四肢を切断された仔犬が発見されている(光明網)。いずれの事件も病院に緊急搬送され一命を取り留めたが、犯人はまだ捕まっていない。  中国だけでなく、日本や世界各国で多発する痛ましい動物虐待の事件がなくなることを祈るばかりだ。 (文=広瀬賢)

強制交配・出産ループの末、食用犬として出荷……韓国「子犬製造工場」の実態に怒りの声

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韓国の動物バラエティ番組『動物農場』(SBS)より
 無理やり妊娠・出産を繰り返させられている犬たちが集まった、いわば「子犬製造工場」の存在が、韓国社会に大きな衝撃を与えている。  日本の『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)に近い、韓国の動物バラエティ番組『動物農場』(SBS)が約6カ月に及ぶ取材で暴き出した子犬製造工場の実態は、同番組のMCやゲストはもちろん、ナレーターまでショックのあまり泣きだすほど残酷極まりないものだった。  番組が取材したのは、19年にわたって犬の“繁殖業”に携わってきたという、ひとりの女性。彼女は、表向き動物飼育場を装った子犬製造工場を裏で営み、犬を商売道具にしていた。数え切れない数の犬たちを鉄製の檻に閉じ込め、強制的に交配させるのは日常茶飯事。時には発情誘導剤を飲ませ、それでもダメな場合は、オスの精液をメスの子宮に直接注入していたという。精液をうまく着床させるべくメスのおなかを叩いたり、ぶら下げて揺らしたりといった行為を、番組スタッフの前で平然とやってのけたほどだった。  妊娠はしたものの、自然分娩できない場合は、この女性自ら帝王切開を強行。もちろん、彼女に獣医師の資格などあるわけもない。「病院で手術を見て学んだ」といい、帝王切開を行うにあたって、違法な麻薬類を麻酔剤代わりに使うこともあるそうだ。  そうやって生まれた子犬たちは、すぐ母犬から引き離され、「代理母」と呼ばれる別の犬のもとで育てられる。その間、母犬にはまた強制的に妊娠と出産を繰り返させるというわけだ。もはや妊娠も出産も不可能になってしまった年老いた母犬は、食用犬として売り飛ばされる。犬をまるで機械のように扱う子犬製造工場は、犬たちにとってはまさに生き地獄だった。  そもそもこの取材は、“スジ”という名の一匹の犬がきっかけだった。年齢的に出産が難しくなって食用として売りに出された8歳のメス犬スジは、奇跡的に救出された。救出直後は腹部周辺に手術の痕が異常に多く、脱腸や腫瘍など、さまざまな問題があったという。驚愕すべきは内臓の状態で、獣医の話によると「誰かが内臓を全部出してから、ぞんざいに放り込んだように見えた」という。  番組放送後、視聴者からの反響はすさまじく、子犬製造工場に対する怒りの声が噴出。現在、子犬製造工場撲滅のための「動物保護法改正」を求める署名運動が起きている。  近年、韓国では、痛ましい動物虐待が絶えない。先日も釜山で頭蓋骨が粉々に砕かれた子猫3匹が路上で死んでいるのが見つかったほか、先月の国政選挙中、ある候補者が犬をボコボコに殴ったことが発覚している。  このような事件が起きる理由はいろいろあるだろうが、そのひとつとして挙げられるのは「動物の命の尊厳に対する認識不足」だ。動物保護団体の関係者は言う。 「韓国では、他人の動物にケガをさせた場合、“財物損壊”として処罰されます。これは、いまだに社会が動物をモノとして認識している証拠ではないでしょうか」  命ある動物をモノとして扱う、その認識。どうか一日も早く変えてほしいものだ。

韓国「男が上半身裸で子犬を殴る動画」が100万回再生! ネチズン激怒で「この男を探し出せ!」

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問題の虐待動画
 ペットを家族のように愛する人がいる一方で、無責任に世話を放棄したり、ストレスのはけ口として暴行を加える者がいるのも確かだ。日本でも一昔前、矢が刺さったカモ「矢ガモ」が社会問題になるなど、動物虐待事件はたびたび起こっている。  そんな中、お隣・韓国では、男がペットを無慈悲に乱暴する動画がインターネット上に拡散して、大きな波紋を呼んでいる。  4月10日にアップされたこの動画は、翌11日には100万回に届く勢いで再生された。わずか1分9秒にすぎない短い映像だが、多くの人の怒りを買った。  問題の動画は、上半身裸の男性がカメラに視線を向けると、まだ子犬のダックスフントの首をつかみ、荒々しい手つきで持ち上げた。すると、聞くに堪えない罵詈雑言を繰り返しながら、小さな頭に向かって何度も拳を振り上げたのだ。  男の残忍な仕打ちに、子犬はキャンキャンと悲痛な叫び声を上げながら身をよじらせる。しかし、男は子犬がどんなに苦しもうとも殴るのをやめず、そのまま映像は終了する……。あまりにもひどい内容だ。  韓国ネット民もこれには怒り心頭で「普通、外国ならこの動画が証拠になって処罰を受けるはずだ。必ずこの男を探し出せ!」「かわいそうな子犬を、動物協会が救出してくれることを望みます」など、男に処罰を望むコメントが多く寄せられている。  これを受け、動物保護団体「ケア」は11日、ホームページ上にダックスフント虐待犯に対する情報提供を求めるメッセージを掲載。同団体によると、告知からわずか1時間で、男の身元の情報と連絡先が寄せられたという。  すると、焦ったのは男だ。「当時は酒に酔っていて……友達に子犬と遊ぶ姿を見せようとしたら、子犬の歯でケガをして、腹が立ってしまい……」と、謝罪動画をアップした。謝れば済むと思っているところが、なんとも情けない。  しかし、これに対する反応は冷たい。ネット民の多くは「謝罪より、処罰を受けろ」という論調を変えなかった。さらに、「ケア」側も、「事実確認を含め、法的処罰に向けた手続きを進める」と立場を明らかにしている。  ネット上の厳しい批判が形となり、解決に近づいた今回の事件だが、目に見えない動物虐待はまだまだあるだろう。これが教訓となって、そうした虐待が少しでも減ってくれたらいいのだが……。

韓国「男が上半身裸で子犬を殴る動画」が100万回再生! ネチズン激怒で「この男を探し出せ!」

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 ペットを家族のように愛する人がいる一方で、無責任に世話を放棄したり、ストレスのはけ口として暴行を加える者がいるのも確かだ。日本でも一昔前、矢が刺さったカモ「矢ガモ」が社会問題になるなど、動物虐待事件はたびたび起こっている。  そんな中、お隣・韓国では、男がペットを無慈悲に乱暴する動画がインターネット上に拡散して、大きな波紋を呼んでいる。  4月10日にアップされたこの動画は、翌11日には100万回に届く勢いで再生された。わずか1分9秒にすぎない短い映像だが、多くの人の怒りを買った。  問題の動画は、上半身裸の男性がカメラに視線を向けると、まだ子犬のダックスフントの首をつかみ、荒々しい手つきで持ち上げた。すると、聞くに堪えない罵詈雑言を繰り返しながら、小さな頭に向かって何度も拳を振り上げたのだ。  男の残忍な仕打ちに、子犬はキャンキャンと悲痛な叫び声を上げながら身をよじらせる。しかし、男は子犬がどんなに苦しもうとも殴るのをやめず、そのまま映像は終了する……。あまりにもひどい内容だ。  韓国ネット民もこれには怒り心頭で「普通、外国ならこの動画が証拠になって処罰を受けるはずだ。必ずこの男を探し出せ!」「かわいそうな子犬を、動物協会が救出してくれることを望みます」など、男に処罰を望むコメントが多く寄せられている。  これを受け、動物保護団体「ケア」は11日、ホームページ上にダックスフント虐待犯に対する情報提供を求めるメッセージを掲載。同団体によると、告知からわずか1時間で、男の身元の情報と連絡先が寄せられたという。  すると、焦ったのは男だ。「当時は酒に酔っていて……友達に子犬と遊ぶ姿を見せようとしたら、子犬の歯でケガをして、腹が立ってしまい……」と、謝罪動画をアップした。謝れば済むと思っているところが、なんとも情けない。  しかし、これに対する反応は冷たい。ネット民の多くは「謝罪より、処罰を受けろ」という論調を変えなかった。さらに、「ケア」側も、「事実確認を含め、法的処罰に向けた手続きを進める」と立場を明らかにしている。  ネット上の厳しい批判が形となり、解決に近づいた今回の事件だが、目に見えない動物虐待はまだまだあるだろう。これが教訓となって、そうした虐待が少しでも減ってくれたらいいのだが……。