極楽とんぼ・加藤も苦言! “天才子役”寺田心くんを「作り上げた」大人たちの責任とは

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ジョビィキッズ公式サイトより
 天才子役の呼び声高い寺田心くん(8)の周囲が騒がしい。  今月10日に行われた「イトーヨーカドーのおせち 2017」では、完璧な食レポを披露。心くんはおせちを見るなり、驚きの表情を見せ「鮮やかですごくキレイですね」「彩りがあって、もうぜいたくのぜいたくです」と、大人顔負けのコメントを連発。そして、料理を一口食べるや「チーズのふわふわが卵によく合って、とてもおいしいです!」と称賛した。  これには、監修の料理研究家・浜内千波氏も「心から言ってる?」と、ツッコミを入れるほど。この模様を紹介した11日放送の『スッキリ!!』(日本テレビ)では、司会の加藤浩次が「(食レポを)練習させられたんだろうね~!」「練習しすぎだよ!」と声を張り上げた。  加藤は“優等生すぎる”心くんを作り上げた責任は、周囲の大人たちにあると指摘した上で「ここまで求めちゃうからなぁ、大人がな。これは大人が悪いな」と苦言を呈した。  だが、テレビ関係者からは、こんな声も……。 「心くんが尊敬しているのは、同じく天才子役の芦田愛菜ちゃん。彼女も大人びた振る舞いがたびたび話題となり、今ではすっかり女優然としている。ドラマの現場では『愛菜ちゃん』はNGワードで、『芦田さん』と呼ばなければいけないほどですからね(笑)。そんな彼女を尊敬しているのだから、心くんはわれわれが思うよりも計算高いのかもしれません」  ネット上では、なぜかアンチの多い心くん。「見ていてイラッとする」「あの年で狙いすぎ」など、散々な言われようだ。わずか8歳の子どもにこうした反応を見せる大人こそ、心くんを見習うべきだろう。

打ち切りに向け待ったなし!? 芦田愛菜&シャーロット主演のフジ『OUR HOUSE』は爆死続き……

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フジテレビ系『OUR HOUSE』番組サイトより
 もう、打ち切りは確定か?  芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックス主演のフジテレビ系連続ドラマ『OUR HOUSE』(日曜午後9時~)がボロボロだ。  初回から、いきなり4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と爆死した同ドラマ。第2話では5.0%と、やや盛り返したものの、5月1日放送の第3話では自己最低の4.0%まで落ち込み、爆死続きだ。  裏のTBS系『99.9-刑事専門弁護士-』(松本潤主演/日曜午後9時~)は16.2%で、前週(4月24日)の19.1%から大きくダウン。日本テレビ系の人気バラエティ番組『行列のできる法律相談所』(日曜午後9時~)も、前週(同)の15.1%から13.9%に落としただけに、『OUR HOUSE』には巻き返しの絶好の機会だったが、そのチャンスをモノにできなかった。  これで、第3話までの平均視聴率は4.6%と悲惨な状況。昨年7月期に放送され、大爆死で話題となった『HEAT』(AKIRA主演/フジテレビ系)でさえ、序盤の3話までは、初回6.6%、第2話3.9%、第3話4.2%で、『OUR HOUSE』はそれをも下回るペースなのだ。  ライバル(?)ドラマの『99.9』が、3週連続15%超えの好調ぶりを見せているだけに、ここから『OUR HOUSE』が巻き返すのは至難のワザで、早くも“打ち切り”がちらついてきた。  主役のひとりである芦田は、今回と同枠の『マルモのおきて』(2011年4月期)などのヒット作を生み、“天才子役”の名を欲しいままにしてきた。  全国児童養護施設協議会、全国里親会などからドラマの内容にクレームが入り、スポンサーがCM放送を見合わせる事態に陥った、芦田主演の問題作『明日、ママがいない』(14年1月期/日本テレビ系)でさえ、平均12.8%と、まずまずの視聴率を取っていた。  今回、単独ではなく、シャーロットとのW主演の形となったが、『99.9』との闘いに大惨敗を喫したとなると、芦田の商品価値が落ち、ドラマの出演料がダウンしてしまう可能性も出てくる。芦田サイドにとって、これは看過できない由々しき問題で、「もうフジのドラマには出ない!」といった事態に発展しかねないだろう。 (文=森田英雄)

『OUR HOUSE』初回4.8%! 大爆死から見るフジテレビの“3つの大誤算”とは!?

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フジテレビ『OUR HOUSE』番組サイトより
 フジテレビがおよそ3年ぶりに復活させた日曜午後9時のドラマ枠で、今月17日より芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックスがW主演を務める『OUR HOUSE』の放送が開始された。しかし、第1話目の視聴率は4.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)と、同時間帯の全局の番組の中で最下位という歴史的大爆死。これに対し、ネット上では「当然だろ」「案の定すぎるわ」との意見もあり、フジの大誤算は必然だったようだ。 「まず1つ目の敗因は、強力な裏番組の存在です。この枠には近年、話題作を次々に輩出している『日曜劇場』(TBS系)がありますからね」(芸能ライター) 『日曜劇場』は1956年にスタートし、93年以降、連続テレビドラマ枠として現在まで多数の名作を生み出してきた。フジの日曜午後9時ドラマ枠が消えるとその勢いは増し、『ATARU』『半沢直樹』『天皇の料理番』『下町ロケット』というメガヒット作を連発、『日曜劇場』ブランドは確立された。 「このブランド力からか、『花より男子』(TBS系)以降、ドラマでの活躍がパッとしない嵐・松本潤主演『99.9 -刑事専門弁護士-』の初回が15.5%という輝かしい数字を記録。さらにこの枠では、ほかにも日本テレビ系の高視聴率バラエティ番組『行列のできる法律相談所』も放送されていて、並大抵の作品では“そこそこ”の視聴率すら望めないのが現状です」(同) 『OUR HOUSE』はコメディよりの作品だったため、『99.9 -刑事専門弁護士-』とは住み分けが可能かと思われたが、そこも『行列のできる法律相談所』に潰されたというわけか。しかし、今作はNHK連続テレビ小説『マッサン』で主役を務めたシャーロットに加え、芦田愛菜、加藤清史郎、寺田心といった「子役オールスターズ」が集結しており、話題性抜群。“そこそこ”程度ではないほど、注目されていたはずだが……。 「そのキャストが2つ目の敗因です。シャーロットが『マッサン』に出演したのは、2014年でおよそ2年前。この間に彼女は三十路になり、すっかり『劣化したな』『ただの白人のおばさんになってる』『美しい記憶を汚さないでほしい』なんて声も上がってしまうようになりました。そして子役に関しても、芦田は『順調にかわいくなってる!』『愛菜ちゃんのセーラー服やばい』なんて言われていますが、ほかは『寺田心くん苦手』『心くん見ると笑えるから、ドラマに集中できない』『心くんはもうネタとしてしか見られない』と話題性はあるものの、視聴率とはつながらないものばかりです」(同)  確かに芦田と寺田のネット人気は高く、頻繁に画像を目にすることもあったが、芦田は“美少女”として、寺田は“ネタ”としか扱われていなく、この話題性はドラマの視聴率アップに貢献できていなかったのかもしれない。 「また、脚本家には『101回目のプロポーズ』『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系)、『未成年』(TBS系)など、社会現象まで起こしたドラマを手がけた野島伸司氏を起用したのですが、それが逆に『昭和臭漂うドラマ』『古臭すぎる』と言われる原因になった感も否めません。フジはこの前も『東京ラブストーリー』『ラストクリスマス』で大ヒットを飛ばした脚本家、坂元裕二を迎え、月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』を制作も、大爆死をしていましたよね。これが3つ目の敗因です」(同)  やることすべてが裏目に出た結果が、4.8%という歴史的大爆死につながったのだろうか? これだけ世間とは逆に突き進んでしまうフジはいっそ、自分たちの案をひっくり返してやってみたらどうだろうか。

『OUR HOUSE』初回4.8%! 大爆死から見るフジテレビの“3つの大誤算”とは!?

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フジテレビ『OUR HOUSE』番組サイトより
 フジテレビがおよそ3年ぶりに復活させた日曜午後9時のドラマ枠で、今月17日より芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックスがW主演を務める『OUR HOUSE』の放送が開始された。しかし、第1話目の視聴率は4.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)と、同時間帯の全局の番組の中で最下位という歴史的大爆死。これに対し、ネット上では「当然だろ」「案の定すぎるわ」との意見もあり、フジの大誤算は必然だったようだ。 「まず1つ目の敗因は、強力な裏番組の存在です。この枠には近年、話題作を次々に輩出している『日曜劇場』(TBS系)がありますからね」(芸能ライター) 『日曜劇場』は1956年にスタートし、93年以降、連続テレビドラマ枠として現在まで多数の名作を生み出してきた。フジの日曜午後9時ドラマ枠が消えるとその勢いは増し、『ATARU』『半沢直樹』『天皇の料理番』『下町ロケット』というメガヒット作を連発、『日曜劇場』ブランドは確立された。 「このブランド力からか、『花より男子』(TBS系)以降、ドラマでの活躍がパッとしない嵐・松本潤主演『99.9 -刑事専門弁護士-』の初回が15.5%という輝かしい数字を記録。さらにこの枠では、ほかにも日本テレビ系の高視聴率バラエティ番組『行列のできる法律相談所』も放送されていて、並大抵の作品では“そこそこ”の視聴率すら望めないのが現状です」(同) 『OUR HOUSE』はコメディよりの作品だったため、『99.9 -刑事専門弁護士-』とは住み分けが可能かと思われたが、そこも『行列のできる法律相談所』に潰されたというわけか。しかし、今作はNHK連続テレビ小説『マッサン』で主役を務めたシャーロットに加え、芦田愛菜、加藤清史郎、寺田心といった「子役オールスターズ」が集結しており、話題性抜群。“そこそこ”程度ではないほど、注目されていたはずだが……。 「そのキャストが2つ目の敗因です。シャーロットが『マッサン』に出演したのは、2014年でおよそ2年前。この間に彼女は三十路になり、すっかり『劣化したな』『ただの白人のおばさんになってる』『美しい記憶を汚さないでほしい』なんて声も上がってしまうようになりました。そして子役に関しても、芦田は『順調にかわいくなってる!』『愛菜ちゃんのセーラー服やばい』なんて言われていますが、ほかは『寺田心くん苦手』『心くん見ると笑えるから、ドラマに集中できない』『心くんはもうネタとしてしか見られない』と話題性はあるものの、視聴率とはつながらないものばかりです」(同)  確かに芦田と寺田のネット人気は高く、頻繁に画像を目にすることもあったが、芦田は“美少女”として、寺田は“ネタ”としか扱われていなく、この話題性はドラマの視聴率アップに貢献できていなかったのかもしれない。 「また、脚本家には『101回目のプロポーズ』『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系)、『未成年』(TBS系)など、社会現象まで起こしたドラマを手がけた野島伸司氏を起用したのですが、それが逆に『昭和臭漂うドラマ』『古臭すぎる』と言われる原因になった感も否めません。フジはこの前も『東京ラブストーリー』『ラストクリスマス』で大ヒットを飛ばした脚本家、坂元裕二を迎え、月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』を制作も、大爆死をしていましたよね。これが3つ目の敗因です」(同)  やることすべてが裏目に出た結果が、4.8%という歴史的大爆死につながったのだろうか? これだけ世間とは逆に突き進んでしまうフジはいっそ、自分たちの案をひっくり返してやってみたらどうだろうか。

「いったい誰のため?」フジ“子役たちの引きつった笑顔”が物語る、野球中継の未来

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さすがの芦田プロも、お手上げ!?
「どうせ野球なんか誰も見ないだろ。だったら番宣しろ。子役でも呼んどけ」  そんな編成の声が聞こえた気がした。4月12日のフジテレビ系「東京ヤクルト対読売ジャイアンツ」中継のことだ。  プロ野球中継は数字が取れない、といわれて久しい。今年の開幕戦(日本テレビでの巨人戦)は珍しく2ケタ(10.4%)を記録したものの、そういった「開幕戦」「優勝決定戦」といったオプションでもつかなければ、なかなか地上波でプロ野球を見ることはできなくなった。  だからこそ、平日のゴールデンで中継してくれるのは野球ファンとしてうれしい限り……のはずなのに、テレビ欄を見て暗澹たる気持ちになった。 「何かが起こるSG東京決戦!超強力S打線と新生・由伸Gが激突!さらにドラマと超合体芦田&寺田心がドキドキリポート」  芦田愛菜、加藤清史郎、寺田心、松田芹香の4名の子役が、17日から始まるドラマ『OUR HOUSE』の番宣のため、神宮球場の最前列に陣取っていた。  実際にテレビに映し出されたこの光景には、本当に胸が締め付けられた。子役たちの「やらされてる感」が半端ないのだ。結局、この日の中継は、誰に向けて作ったものだったのか? 最後までわからなかった。  プロ野球ファンのため? もちろんそれは間違いないが、だとしたら、子役の作り笑顔が何度もインサートされる画面に耐えられるだろうか?   ドラマファンや子役ファンのため? まだ始まってもいないドラマに、どれだけ「集客力」があるのか? そもそも、巨人ファンの芦田愛菜、熱狂的な阪神ファン(しかも、鳥谷シンパ)を自任する加藤清史郎に、ヤクルトユニフォームをまとわせている時点で胸が痛んでしまう。しかも、子役たちは8時以降、画面に映ることは許されない。  ならば、8時以降は、よりマニアックに野球を伝えてくれるのか? と期待しても、特に変化は見られなかった。そして、3回途中から始まった中継が8回途中でサヨウナラ、では、試合の流れも勝敗も堪能できない。  結局、この日の中継は、日本シリーズの放映権を手にするための「義理」「付き合い」としか見えなかった。制作サイドが本気になれない中継を見て、誰が楽しめるのだろうか?  プロ野球は数字が取れない、といっても、それはプロ野球そのものの人気が落ちているというわけではない。観客動員数も、グッズの売り上げも、ファンクラブ会員数も、ここ数年は増加傾向だ。女性ファンだって、各球団の努力で確実に増えている。そんな現状を顧みず、いまだに巨人戦に固執し、中継スタイルも旧態依然としていれば、視聴率など望めるはずもないだろう。  これは何も、フジテレビに限った話ではない。たとえばラジオ中継では4月7日に、NHK第一、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送の4局がそろって巨人戦を中継する、という出来事があった。ライオンズ戦がなかったとはいえ、「パ・リーグ聞こうぜ」の文化放送まで、いったいなぜ?  10年前ならいざ知らず、これほど「多様性」が叫ばれる時代にあってこの編成は、未来や現在の野球ではなく、過去の栄光しか見ていないから、と言わざるを得ない。  結局、野球中継は数字が取れない、のではない。数字を取るための工夫が足りないのだ。たとえば、メジャーリーグ中継では一般的になりつつある投球や打球情報を細かく解析・可視化する「トラッキングシステム」の活用。今回のフジテレビの野球中継は、日本における「トラッキングシステム」の業界トップ・データスタジアム社がサポートしていたのだから、技術的にはできたはずだ。  データ的なものでは少数のコアなファンにしか訴求できない、というのなら、プロレス的な盛り上げ方をしたっていい。今回であれば、ヤクルトのお騒がせマスコット・つば九郎がトラ党・加藤清史郎君にどんどん横ヤリを入れる、といったことだってできただろう。阪神戦じゃない、と言われようとも、子どもたちの引きつった笑顔を見せられるより、野球ファンであればそっちのほうがよっぽど楽しめるはずだ。 『プロ野球ニュース』(フジテレビ系)の初代キャスターである佐々木信也は、自著『「本番60秒前」の快感』(2009年、ベースボール・マガジン社新書)の中で、「野球演出家」の必要性を訴えている。 《ヒーローインタビューにしてもそうですが、現状の野球界を演出家としての視点で眺めたとき、改善したほうがいいのではないか、と思われるポイントは山ほどあります》  佐々木のこの指摘は、「球場演出」を中心に述べたもの。この本が上梓されて以降、佐々木が期待した通り、野球場の演出方法は急激に進化を遂げている。それが、観客動員やファンクラブ会員数の増加につながっている。  むしろいま必要なのは「野球演出家」ではなく。「野球“中継”演出家」だ。本来それは、番組プロデューサーやディレクターの役割であるはずなのだが……。今のままでは、野球中継に未来はない。 (文=オグマナオト)