今月AV女優を引退した桜井あゆ所属のアイドルユニット、ミリオンガールズZ(桜井あゆ、星美りか・佐倉絆・友田彩也香)が2日、大塚Hearts+で“桜井あゆ卒業ワンマンライブ”を行った。桜井はイベント後にミリガのステージ衣装のひとつであるミニハットを手に改めて単独でステージに立つと、「アイドルの方が引退するときはいろんなものをステージに置いていっていますよね。マイクだったり、ローラースケートだったり……。でもミリガといえば帽子です。この帽子、安っぽいですけど、裏に“桜”って書いてあるんです。今日はこれを投げてお別れにしたいと思います」と宣言。会場が大歓声に包まれると「やさしいね、みんな……」と声を潤ませた。 会場には開始前からミリガの桜井のラストを一目見ようとファンが長蛇の列。開場前の静かなステージ上に取材のために立った4人もそれぞれ感慨深げで、ライブ前日は4人で仲良くご飯を食べに行ったと告白。桜井が加入した当時のことを思い出したり、和気あいあいと過ごすうちに自然と全員が号泣していたと明かした。佐倉は「涙は昨日散々流したので、今日は笑顔であゆちゃんを送り出したい」とコメント。桜井は「ここ数日間本当にしんどかった。自分のツィッターを開くだけでやっぱり泣きたくなっちゃうし、泣きながらメンバーにムービーを送りつけてみたり……」と照れ笑い。「今日という日が来なければいいと思っていたけど、来てしまったので、今日は精一杯ミリガとして最後まで頑張りたいです」と意気込んだ。イベント開始前にフォトセッション!これがミリガの桜井あゆ最後の勇姿
ライブがはじまると会場は大歓声!
ライブは「1000000テレパシー」でスタート。大歓声の中、メンバーは会場を見渡し「すごいパンパンに入っていますね!」「よく入った!」と驚きの表情。続けて「-kiss時を超えて- 」を披露すると、会場は「あゆちゃーん!」「泣かせるね!」とファンの叫びがこだま。その後、桜井自ら進んでステージ中央に立ち、「泣いてしまう前にわたしからミリガのメンバーやファンの皆さんにあたしの気持ちを伝えたいです」とコメント。メンバーやファンへの思いを込めたソロ曲を披露。歌う途中こらえきれないといった様子で涙を零すと「みんな大好きです……ミリオンガールズZを愛してくれてありがとうございました。わたしが抜けてミリガは再出発ですが、今後も応援をよろしくお願いします」と話して目頭を押さえた。桜井熱唱!
ソロ曲を歌う桜井
ソロ曲披露後は「少しお時間頂いてもいいでしょうか」と前置きして桜井からそれぞれのメンバーへメッセージ。まずは佐倉を指名し、「きずぽん……一昨年のニコ生のミリガのライブではじめて会って、すごく可愛らしい顔と声と言葉のギャップに驚かされて……。その後でミリガで一緒に活動することになって、最初はお互いちょっとだけ気を遣い合う関係だったんですけど、本当に仲良くなりたかったから、ある時、あゆがきつい言葉を思いっきり言ってしまったことがあって……その後で、心の底から仲良くなれた。もうちょっと早く仲良くなれていたらなって思うこともあります。もう仕事で一緒になることはないけれど、今後ともぜひ友達として仲良くしてください」とスピーチ。佐倉はこれにぽろぽろと涙を零した。そして涙……みんな大好きです……
きずぽんもライブの途中何度か涙。それでも最後は笑顔で桜井を見送った
続いて「リーダー……」と星美を指名した桜井。「りかちゃんって実はわたしより年上なんですよ。でもいい意味でずっとそう見えなかった。いつだって愛されるりかちゃん。りかちゃんが好きだからみんなこうして集まってきてくれている。そこは自信を持ってステージに上がってください。『自分は資格がない』なんて悩まないでください。ミリガのリーダーはこれからもずっとりかちゃんです!」とエール。「ありがとう」と星美を感動させた。ミリガのリーダー星美、桜井との別れが誰より辛そうだった
桜井とは親友関係だった友田。ライブ中何度も目を潤ませる
最後に「わたしの彼女を紹介します」と友田を引き寄せた桜井。「ともちんはわたしのデビューのときから知っていました。最初はともちんからしたらわたしは生意気な後輩。でも、何回も共演させてもらって、ミリガに入るきっかけもともちんから聞いた。一緒に何回もご飯に行って、仕事の話ばかりして。わたしはともちんがいなかったらここまでやってこれなかったと思います。ともちんには支えられました」としみじみ。「わたしが先に卒業して置いて行く形になりますが、でも、ともちん含めともちんサポーターもみんないい人ばかりでした。ありがとう」とコメント。「あゆちゃんこそありがとう!」と友田もうるうる。桜井と熱い抱擁を交わして、ミリガでの別れを惜しんだ。3人とはそれぞれに熱い抱擁もかわした
桜井のスピーチの後、ライブ再開!
アンコールではメンバーからプレゼントも
その後は「まだまだみんな盛上がって行けるよね!」とライブは「KANPAIファイター」で再開。ライブ終了後は「あゆ!」「あゆ!」の大コールでアンコールもスタート。桜井はアンコール冒頭で改めて「ミリガの思い出はたくさん。最初に加入が決まったときは本当に、壮大なドッキリだと思っていました」とスピーチし、その後ファンに感謝のメッセージ。星美、佐倉、友田の3人からは「卒業おめでとう!」とサプライズのプレゼントが用意され、「うちらだと思って枯らさないでね」とそれぞれのテーマカラーの花も贈られた。また、毎回、桜井はメンバーの誕生日の度に自ら動いて、それぞれの似顔絵をプロの似顔絵描きに発注していたというが、この日は3人から桜井の似顔絵と寄せ書きがプレゼントされ、桜井は「これは宝物ですね。ミリガって本当に仲がいいでしょう!」と感激。プレゼントをしみじみ見つめた後は「LoveKissBaby 」「1000000テレパシー」を熱唱。ミリガとしての最後のステージを終えた。プレゼントの似顔絵は似ていなかった?
完全に終演後に再びステージに立った桜井はミリガのステージ衣装のひとつであるミニハットをファンにプレゼント。泣き腫らした目でファンとしばし談笑し、大歓声を受けると、「やさしいね、みんな……」と桜井らしい一言。名残惜しそうにステージを退場し、ミリガとしてのキャリアを締めくくっていた。 これからは一ファンとして、一社会人としてライブに遊びに来る可能性もあるという桜井。次期ミリガのライブに来るとひょっとしたらまた再会できるかもしれない。 (取材・文=名鹿祥史)最後の最後でミリガのミニハットを手に再登場












