本サイトでもたびたび紹介している、中国の人体寄生虫に関する事件だが、今度は女性の体内から寄生虫とその卵が摘出されたという、おぞましいニュースが入ってきた。 「頭条日報」(7月19日付)によると、江蘇省に住む女性が屋台で串焼き肉を食べた数日後、激しい腹痛に襲われ、病院に運ばれたという。すると、体内から肥大化した嚢胞が見つかったのだ。腹痛の原因は「肝包虫症」と呼ばれる感染症によるもので、肝臓などに寄生した包虫が卵を産み、徐々に肝臓が肥大化していくという。女性の体内からは、4キロを超える包虫の卵や寄生虫が摘出された。女性はメディアの取材に対し、「私の大好物は屋台の串焼きの肉で、牛肉・豚肉・羊肉を日頃からたくさん食べていた。小さい頃の好物はカエルの肉で、よく生のまま食べた」と語っている。嚢胞から摘出された寄生虫とその卵。白い卵が肉眼で確認できる
中国版Twitter「微博」には、女性の衝撃的な嚢胞の映像を見たネットユーザーから、さまざまな声が寄せられている。 「しばらく肉料理が食べられなくなった」 「確かこの前は、屋台の火鍋を食べた女性が、材料の豚の脳みそが原因で寄生虫に侵されていたな。屋台って、風情があって雰囲気は嫌いじゃないけど、俺は絶対食べたくない」 「中国の肉は寄生虫に侵され、野菜や果物は異常な量の農薬や成長剤まみれだ。いつになったら安心して食べられるようになるんだ?」 「どうして海外では、肉を半生で食べても安全なんだろう」メディアの取材に答える女性(出典:頭条日報)
今回の事件に関しては、寄生虫やその卵の量から見て、女性が小さい頃によく食べていたカエルなどから寄生した可能性も指摘されている。しかしながら、中国では、屋台の肉が原因で、体内が寄生虫に支配されてしまう事件が非常に多いことも事実だ。 今年1月には雲南省に住む23歳の女性が、屋台で食べた肉が原因で、大脳から眼球、脚部に至るまで全身を寄生虫に侵されたとしてメディアでも大きく報じられた(華訊財経)。 中国の社会問題に詳しい上海在住のフリーライターは、「中国の屋台では、不衛生な食材が提供されていることは言うまでもない。また、屋台で使用している串焼き器の火力は非常に強いため、表面だけすぐカリカリに焼けるが、中までしっかり火が通っていないことも少なくない。なるべく路上で売られている串焼き肉は避けるべきでしょう」と話す。 安くてうまいと中国ではファンも多い屋台の串焼き肉だが、旅行者は手出し無用!? (文=青山大樹)レントゲンに映った、肥大化した肝臓の写真






