今度は便器が爆発!? 女性が下半身大ケガも、原因は「ハイヒールで便器の縁に立ったから?」

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病院に運ばれた女性の様子を伝えるテレビニュース
 中国の複数のメディアによると、湖北省の赤壁(三国志に出てくる、あの赤壁である)のカラオケ店でトイレの便器が爆発し、中にいた女性(30歳)が大ケガをしたという。  女性の話によると、友人たちとカラオケ店に入り、トイレで便器に座ったところ、いきなり大きな音とともに便器が爆発。床に投げ出され、下半身を負傷して大出血。音に気づいた友人たちによって病院へと運ばれたという。
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“爆発”後のトイレの様子。確かに、便器は爆発したというより壊れたように見える
 医師の話によると、下半身の傷口は深さ7センチにも達しており、十二指腸にまでダメージが及んでいるかもしれないと心配されたが、検査の結果、幸いにも傷は十二指腸をわずかにまぬがれていたという。  これまでも中国では、成長促進剤を注入されたスイカが爆発したり、不良品の充電池が爆発したりと、さまざまなものが爆発している“実績”があるが、それにしても、便器が爆発というのはどういうことなのか?  マスコミの取材に対し、カラオケ店の責任者は「もし爆発していたら、便器は粉々になるはず。でも実際は、便器は割れたようになっていた」と、爆発説を否定。「おそらく女性がハイヒールで便器の縁に乗ってしゃがんだため、便器がその重さに耐えられなくなって割れたのではないか」と語っている。  写真を見る限り、問題の便器は洋式のように見えるが、いったいどういう状態だったのだろうか?  
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修理後の便器。便器の縁に立っただけで壊れるというのも、さすがに“中国スタンダード”を感じさせるが……
 中国の中都市に在住経験のある日本人駐在員は、こう説明する。 「中国では、便座が汚いからという理由で、便器の縁に両足を乗せて、和式便所のようにしゃがんで用を足す人も多い。また、そもそも便座が壊れていて仕方なくというケースもある。さらに、田舎では洋式便器にまだ慣れていない人も多いため、やはり便座に座らない人が多いんです。ここまでの大事故は聞いたことがありませんが、便座から足がはずれ、自らの汚物が溜まった便器内に落下したなどという惨事は、わりとよく聞く話です」  一方、被害女性は「あれは絶対に爆発よ」と、否定している。ただ、本当に爆発したとなれば、壊れた便器に燃焼した跡が残り、下半身に多少なりともヤケドを負うはずだが、それについて報道では触れられていない。女性の名誉のためには、この一件は迷宮入りとしたほうがよさそうだが……。 (取材・文=佐久間賢三)

自分の部屋と家電付き!? 中国でひそかな人気職業「公衆トイレ住み込み清掃員」とは

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重慶に登場した「5つ星公衆トイレ」。冷蔵庫や電子レンジが見える
 中国・重慶市に「5つ星公衆トイレ」が開設され、ネットで話題になっている。 「中華網」(1月19日付)によると、重慶市に誕生した「5つ星公衆トイレ」には20の個室があり、施設内では高速Wi-Fiが無料で使えるほか、携帯の充電設備、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、ウォーターサーバーまで設置されているという。
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トイレに住み込みで働く清掃員。不景気の今、人気職種に!?
 このトイレが画期的なのは、トイレットペーパーが無料だというところだ。一般的に中国の公衆トイレは、トイレットペーパー持参が鉄則だ。5元(約10円)の有料トイレの場合、日本なら手を洗った後に使うペーパータオルのような硬さのグレーがかった再生紙を、「お尻を拭く用の紙」として2枚ほど渡される。  実は重慶市は、他の都市とは一線を画す“独創的なトイレ文化”を育んできた。2009年には、3,000平米の土地にさまざまなテーマと形状のトイレが約2,000も設置された、中世ヨーロッパのお城風のテーマパーク施設が誕生。また、同性愛者に比較的おおらかな土地柄のためか、15年には男女共用の公衆トイレも開設している。  ところで、中国の大型公衆トイレの敷地内には清掃員用の小さな部屋があり、たいてい煮炊き用のコンロや炊飯器などがある。1日数回清掃を行っているが、それに伴って清掃員は昼食や夕食をトイレの敷地内で作って食べたり、ベッドに横になって休んだりしているのだ。調理などは利用者の少ない時間帯にやっているものの、湯気の上がる炊飯器をトイレで見るとびっくりする。筆者が調べたところによれば、夜は自宅に帰るが、部屋に泊まることもできるらしい。
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トイレの横の部屋で自炊して食事する。日本では考えられないが……
 なお、公衆トイレの清掃員はどういう人なのかというと、もともと国営企業に勤務していた人が公衆トイレの清掃管理を委託されるケースが多いようだ。つまり公務員だ。地域差はあるが、月収はおおむね2,000~3,000元程度(約4~6万円)。上海でも深夜の工場勤務で4,000元(約8万円)程度の求人も多い中、重労働でもなくマイペースに仕事ができ、自分の部屋と家電がある清掃員の仕事は、一部の人にとっては悪くない身分といえるだろう。ただし悪臭を我慢できれば、という条件付きではあるが……。 「トイレの住み込み清掃員は、五輪開催を控えた北京市などで05年頃から増え始めました。中国では長らく『ニーハオトイレ』という、仕切りのない、衛生環境が劣悪で汚れ放題の公衆トイレが一般的だった。こうした状況を改善しようと、トイレに清掃員を常駐させて清潔にしようとしたのです。当初は、失業した出稼ぎ農民工を雇用して清掃員に充てていたようですが、最近では景気低迷で“人気職種”になりつつある。中には、幼い子どもを持つ夫婦が住み込んでいる場合もあり、子どもは学校でいじめられないのかと、他人事ながら心配してしまいます」(北京市在住の日本人大学講師)  超近代的な公衆トイレを作るのもいいが、まず住み込み清掃員がいなくてもトイレを清潔に保てるような仕組みが大切ではないか。 (文=ルーシー市野)