新右翼団体代表の木村三浩氏推薦の雑誌とは? 出版不況の今こそ読むべき「雑誌」の価値

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「サイゾー 2014年 02月号」(サイゾー)
「出版不況と言われて久しい」なんていう言葉が常套句と化したくらい、実際に雑誌と書籍を合計した市場規模は1996年をピークに右肩下がりだという。  これは無料で情報を提供する多くのウェブメディアが台頭したためなのかはさておき、いま読者が目にしているウェブメディアを運営するサイゾーも「月刊誌サイゾー」を発行している。  その同誌上でよく見かけるキーワードが「タブー」や「タブー破り」。2月号の同誌でもこのキーワードは健在だ。1月18日発売「月刊サイゾー2月号」(サイゾー)の第1特集「雑誌の深層」では、雑誌が雑誌を特集している。なかでも「保守系雑誌、宗教、音楽誌……サイゾー的タブー破りの雑誌ガイド」では、猪瀬直樹前東京都知事の医療法人「徳洲会」グループ問題で、両者の間を取り持った人物として名前の挙がった新右翼団体「一水会」代表の木村三浩氏や、世間を騒がせている元関東連合幹部で、『いびつな絆』(宝島社)を上梓した工藤明男氏、さらには宗教学者の島田裕巳氏がおすすめの雑誌を紹介している。  木村氏は「『反中反韓』で気を引くな! 右派系雑誌を選定」という記事のなかで、右傾化していると言われる日本社会や、安倍晋三首相やヘイトスピーチを例に出し「彼らの行為は右翼とは似て非なるもの」「反韓反中を口汚く言挙げしていれば事が足りると考えるなら、それは本来の右翼とはまったく相いれない」と喝破。本来の右翼について「和をもって貴しとなす」の精神に尽きると語っている。そんな木村氏がおすすめする保守系雑誌が「月刊レコンキスタ」(一水会)、「月刊日本」(たちばな出版)、「表現者」(ジョルダン出版)だ。  また六本木のクラブ「フラワー」での撲殺事件や、芸能関連での話題でも多く登場する関東連合元幹部の工藤氏は、「『関東連合』記事の信憑性とタブー破りのアウトロー報道」という記事のなかで、自らのインタビュー記事や、「山口組元幹部・盛力健児氏の独占告白など、タブーにされがちな日本の闇社会の状況が網羅的に取材されている」として「実録! 激変する日本の闇社会」(宝島社)を挙げている。また関東連合についてきちんと記者が取材しているとのことで、「週刊文春」(文藝春秋)や「SPA!」(扶桑社)のウェブ版「日刊SPA!」の「関東連合撲殺事件に、"もう1人のキーマン"が緊急浮上」もすすめている。  さらに島田氏が「タブーなしの宗教誌では幸福の科学を批判してもOK!?」という記事で、オススメしているのが幸福の科学が出している「ザ・リバティ」。なかでも「ガチンコ対談」は、「文字通り"ガチンコ"で対談するという企画で、真正面から幸福の科学を批判してもOK」とのことで、「両者がまったく歩み寄らないまま終わるという、教団にとっては布教にもなんの得にもならなそうな対談」とのこと。また、死者や生者の守護霊を呼び出して本音を語らせる教祖・大川隆法氏の驚愕!? の霊言レポートも毎号掲載されているというから、いますぐ書店に走らなければ、という気になってくる。   「タブー」が大好きなサイゾーが、芸能界で大好きなのがジャニーズ。ジャニーズについては、宣伝以外ではなかなかマスメディアでは報じられないので貴重だ。「キムタクじゃもう売れない!?"ジャニーズ表紙"禁断の実売事情」という記事では、ジャニーズが表紙を飾った雑誌の実売部数を解明しちゃおうという内容。ジャニーズ事務所所属のタレントが「雑誌に出る一番の理由は"パブリシティ"、つまり宣伝が主である。CDのリリースや出演映画の公開、番組の放送など、宣伝事項ができたタイミングで雑誌出演を果たすことがほとんど」だという。  それではジャニーズのなかでもどのグループが人気があるのか。13年発行の雑誌の表紙への登場率がもっとも高いのが、いまや国民的グループに成長した嵐。メンバー全員が表紙を飾った「Hanako」(マガジンハウス)の売り上げ部数は平均の約3倍だったという。しかしメンバー単体で、表紙を飾るとそれほどでもないとも。やはり、嵐は5人揃って価値があるとのことなのか。  そして、かつてキムタクが表紙を飾れば雑誌が売れると言われたSMAPはどうなのか。昨年、木村拓哉が「UOMO」(集英社)や「婦人公論」(中央公論新社)の表紙に登場したが、売上は年間平均とさほど変わらずだったという。さらに、リーダーの中居正広が出演映画『ATARU』公開時に複数の雑誌に登場。しかし、「オトナファミ」(KADOKAWA)は売上で年間平均を上回ったものの、付録付きの前号に完敗したとも。  その他にも2月号のサイゾーの雑誌特集では、「ヤクザジャーナリズムのすべて」という記事があるかと思いきや、「ビジネス誌記者座談会」「カチコミに耐える音楽専門誌」「刺激的な世界のファッション誌」と幅広くカバー。これであなたも世界の雑誌がわかるかもしれない!? (本多カツヒロ)

ヤクザにお願いして当選する政治家も!? 暴対法強化でも絶てない裏社会との関係

【サイゾーpremium】より ――政治家が反社会的勢力との交際を暴露されれば、一大スキャンダルとなり、閣僚が辞任に追いこまれたり、有力な議員が失脚する例は多い。一方で、これだけスキャンダルになるのだから、珍しいことなのか? と思われるが、どっこい彼らは日常的に”お付き合い”があるようだ。新政権に変わったことで、こうした不適切な関係に変化はあるのだろうか?
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『橋下徹のカネと黒い人脈』(宝島社)
 民主党政権末期の2012年秋、立て続けに閣僚の暴力団との交際が取り沙汰された。 「週刊新潮」(新潮社)10月18日号では、田中慶秋元法務大臣が、指定暴力団稲川会系の組長が参加する宴席であいさつしていたという証言を写真付きで紹介。続いて、「週刊文春」(文藝春秋)10月25日号では、城島光力元財務相が09年の衆院選挙の際に、稲川会系暴力団のフロント企業から応援を受けていたと報じている。  田中元法相の件に関しては、30年も前の話がなぜ今? とも思えるが、「田中氏に近い裏社会関係者が、なんらかの揺さぶりをかけるためにリークした。『こちらにはまだ手はあるぞ』という脅しでしょう」(某誌政治記者)という。  結局、田中元法相は辞任したが、政治家と裏社会の交際に関する疑惑はこれに限ったことではない。  例えば新政権の首相、安倍晋三氏に関しても、「週刊ポスト」(小学館)が10月26日号で、”山口組の金庫番”と呼ばれる人物との交際を報じている。  暴対法や、暴力団排除条例などもあり、その交際が指摘されるだけでスキャンダルとなる今、政治家が裏社会とつながることには、デメリットのほうが大きいだろう。だが、利権と複雑な人間関係が絡み合うのが政治の世界。そこで政治家と裏社会は、世間からは隠れつつも、関係を持ち続けてきた。 ■日本社会に根付く裏社会組織の歴史  歴史を見れば両者のつながりは60年代頃まで、ヤクザの葬式に政治家が花を出すなど、ある程度は公然と行われていた。  例えば、戦前の二大政党制の中では、「院外団」という裏社会とつながったフィクサー集団があり、野党議員の法案成立妨害を潰すなどしていた。もちろん戦後でも、安保などの左翼闘争の中では、右翼やそれに連なる裏社会組織が、運動を抑える役を担っていた。  日本社会や経済には、歴史的にヤクザや右翼、一部の同和、在日系反社組織など裏社会が根付いている。大物フィクサー許永中を追いかけた『許永中 日本の闇を背負い続けた男』(講談社)の著者でジャーナリストの森功氏は語る。 「山口組がなぜ大きくなったかといえば、港湾荷役をさばいていた荒くれ者を使いこなしたからです。地方行政は、彼らの”力”で、港湾荷役事業を統率していた」  現在でも裏社会は、公共事業の入札で行われるという談合の仕切り役を果たしているという。  また「ジバン(地盤)、カンバン(看板)、カバン(鞄)」と呼ばれる三バンの影響もある。 「地方行政の議員などは、不動産所有者や地域企業の社長など、その土地の有力者の場合が多い。彼らが計画した土地開発が、住民の反対運動が盛んになって、開発が進まないこともある。そこで裏社会に頼り、スムーズに進めてきたんです。彼らを使い利益を共にしてきた政治家は、暴対法が厳しくなっても、そうしたつながりをなかなか絶てないでしょう」(森氏)  また、政治家が裏社会と付き合う際に間に立つのが、児玉誉士夫や笹川良一、そして許永中など、フィクサーと呼ばれるつなぎ役。彼らは、政治家と裏社会との関係を駆使して暗躍してきた。また、こうしたパイプ役を政治家の秘書が担っている場合も多い。 「裏社会の人間は、自身の息がかかった企業や関係者を政治家の秘書として送ることも多い。政治家も、彼らの支援が欲しいので、なかなか断ることができないんです。亀井静香の秘書は、裏社会人脈と日常的に渡りあうために髪形をパンチパーマにしたり、彼らと飲み歩く姿を目撃したこともある。しかし、大物の政治家ほど、こうした人物が間に幾人も入っているので、裏社会と政治家のつながりが直接見えにくいことも多く、追及しづらい面もある」(前出記者) ■政権を離れた民主党のヤクザ交際疑惑を暴露!?  また、選挙においてもさまざまな場面で政治家は、裏社会の”お世話”になることがある。 「選挙期間中に事務局運営のボランティアを出すこともありますが、やはり大きいのは”票”でしょう。極端な話、山口組の六代目司忍組長に頭を下げれば、構成員・準構成員だけで、それなりの票が集まるわけです。市議や県議レベルならその支援で当選できるでしょう。もちろん傘下組織をすべて動かすことはめったにないだろうけど、選挙の中で、どうしても票が足りないって時には、お願いすることもある」(同)  同記者は、今回の衆院選挙でも「20軒以上の選挙事務所を回りましたが、すべてに裏社会の人物はいた。彼らは、選挙で恩を売るために入り込んでいるんです」と証言する。  では、安倍政権になって、彼らはどのような見返りを受けるのだろうか? 今回取材した人々は口を揃えて「基本的には、裏社会は政治家個人とのつながりだから、政権が変わったからといって利権が増えるというわけではない」という。  その中で森氏は「東日本大震災の復興事業は大きな利権となる可能性がある。95年の阪神淡路大震災の時にも、ヤクザを使い早急に復興を進め、結果、山口組がその利権を得た。自民党なら地方ヤクザの使い方もわかっているでしょう」と観測する。  また、安倍首相に関しては、間に複数人を介して住吉会とのつながりが噂されている。その一方、安倍氏が総理を務め大敗した07年の参議院議員選挙の際に、山口組が小沢一郎氏の支持に回ったため、安倍氏との仲は良好ではない。これを見て「住吉会の勢いが増すのでは?」という推測もあるようだ。  さらに、前出の政治記者は 「政権与党から離れたので、民主党議員の交際がさらに暴露される可能性もある。例えば、かねてから総会屋や地元裏社会との関係が指摘される仙谷由人民主党副代表ですが、支持を受けている全国建設労働組合総連合の関連で、裏社会との交際が明るみに出るかもしれません」とも話していた。  政治と裏社会の切っても切れない関係は、自民党に与党が移ってもまだ変わることはなさそうだ。  最後に森氏は、こう指摘する。 「裏社会は、違法行為を行っているからアウトロー。法律外の世界で動いており、法治国家としては認めてはいけない存在です。日本の成り立ちの中で、一定の役割を果たしてきたことは事実ですが、社会が成熟していく中で、排除されるべきもの。一方で、社会にゆがみがある状態では、裏社会に身を置く者はゼロにはならない。厳しく締め付けるのではなく、もっと彼らをどう扱っていくかの議論を進めていくべきでしょう」  政治家にとって裏社会は”必要悪”なのかもしれないが、安倍政権には、しがらみを絶ち切り、社会のゆがみを正してほしいが……。 (構成/黒崎さとし) 「サイゾーpremium」では他にも政治と裏社会のタブーに迫った記事が満載です。】"学校では教えてくれない!? 政治と裏社会のニュースを読み解くための"あいうえお"現役暴力団幹部が証言 狙い目シノギは金融と海外事業 ヤクザは自民党政権を大歓迎や!父と総連の密接交際を隠すのに必死!? 安倍内閣と北朝鮮が抱える時限爆弾
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韓国”ネトウヨ・ネトサヨ”の真の脅威朴槿恵の大統領就任で反日運動が激化!?

【サイゾーpremiumより】
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『「反日」の正体』(文芸社文庫)
「MB、独島(竹島)を電撃訪問」──。  終戦記念日を目前に控えた8月10日、MB【編註:明博(Myung-Bak)のイニシャルから韓国でこう呼ばれる】こと李明博大統領のとった行動は、韓国メディアにとっても大きなサプライズだった。実効支配している強みから、「日本との間に領土問題は存在しない」との立場を貫く韓国政府は、竹島問題を外交の俎上に載せるのを避けてきたからである。  日本から見ると、竹島の領有権や日本海(韓国では東海)の呼称問題で、韓国は自国の立場を世界に向けて無遠慮にアピールしている印象があるが、実は、そうした活動を担っているのはほとんど民間団体なのだ。  中でも図抜けた行動力を持っているのが、「VANK(Voluntary Agency Network of Korea)」というNGO組織である。  その名は日本のネトウヨなどの間でも知られており、ネットで検索すると、「韓国最大のネット右翼」「サイバーテロ集団」などの言葉にぶつかる。「日本海」「竹島」などと表記された海外の文献や地図を見つけるや、「独島」「東海」への修正を求めるメールを会員が一斉に送付し、それが受け入れられるまで続けるため、「サイバーストーカー集団」などと呼ぶ向きもある。2010年には、日本のネットユーザーが韓国フィギュアスケート界の妖精金姸兒に対する中傷を書き込んだことをきっかけに、「日韓サイバー戦争」が勃発。2ちゃんねるをアクセス不能にさせられた日本側のユーザーたちが、VANKのウェブサイトを主な報復対象にしたこともあった。  こんな説明を受けてしまうと、外国人排斥を掲げ、路上にも繰り出してヘイトクライムまがいのデモを行う日本のネトウヨとイメージがかぶってしまうかもしれないが、その実像は著しく異なる。  そもそも、韓国における右翼・左翼のあり方は、日本とはかなり異なっている。ごくごく大ざっぱに言うと、韓国には日本からの独立以来、「日本支配下の親日派=保守=右翼」、「日本支配下の独立運動勢力=革新=左翼」という流れがあるのだ。そして日本とは違い、破天荒な活動を展開するのは主にネトサヨであり、ネトウヨは”リアルな優等生エリート集団”が頭脳戦を展開させている。  実際、彼らと同様の主義主張を展開する韓国の民族派団体の関係者にVANK会員の評判を問うと、「とにかく礼儀正しく、知識が豊富」(独島博物館李元徽学芸研究士)、「純真でひたむき。彼らを見ていると癒やされる」(民族問題研究所の趙世烈事務総長)などと、まさに学校の優等生に向けられる評価そのものだった。  ただ、そんな礼儀正しく純真な彼らの活動が、きわめて大きな”破壊力”を持っているのも事実である。VANKはナショナル・ジオグラフィック、ヤフー、米国務省、ユニセフ、WHO、グリーンピース、コロンビア百科事典、米中央情報局などに粘り強くメール攻勢を続けており、これまで少なくとも300のウェブサイト、1000点の教科書の表記を「修正」させたという。  そのパワーの源泉としては、伸び続ける会員数が第一にある。竹島問題がヒートアップするさなか、VANKの朴基台団長に直撃した。 「現在の会員数は7万5000人で、ここ約5年間で5倍に増えました。このうち常時500~600人ほどが、オンライン上で独島などの表記修正を働きかける作業や、韓国に関する正しい知識を海外に普及させる広報活動に携わっています。また、学校の夏休み期間には1500人規模のオフライン会合が全国で頻繁に行われていますよ」  現在、VANKは大統領直々の指示により、政府から支援金を得ており、同団体への加入は、学歴社会である韓国の受験戦争にも有利に働くようになってきているという。というのも、彼らは、12段階のテストをクリアした、”エリート”たちのみを正会員として迎えているのだ。  1段階目の設問は「気に入った韓国広報サイトを見つける」「自分の故郷の文化や観光地を紹介した文章を作る」など比較的容易だが、2段階目以降は「英語で自己紹介する」「英語で(表記の)修正要請文を作る」などと、中学・高校生にはハードルが高いと思われるような項目が登場する。さらに段階を進めると「海外に知り合いを何人作ったか」「その時、どのように韓国を宣伝したか」など実践度が増していく。そして、サイバー外交官への最後の難関には「抗議すべきサイトとその発見方法」や「国際書簡(親書、協力要請書簡)を送る」など、本物の外交官顔負けの課題が用意されている。 「会員のうち約5万人が学生です。大学入試の勉強と並行してテストを受ける高校生も多いですよ。外国籍の会員も約1万5000人いて、50人ほどと少数ながら日本人もいます。ですから、韓国語と英語のみならず、世界のほとんどの主要言語に対応できる。今のペースでいくと、会員数は近い将来100万人規模になると思うのですが、そうなれば必然的に、VANKが育てあげた”サイバー外交官”の中から、本物の外交官が生まれる、ということになっていくでしょうね」(朴団長)  となれば、100万人のネトウヨが一斉に日本へ攻勢をかける、という事態も起こりうるのだろうか? 「そんなことはありませんよ。私たちは右翼とか民族主義者とかに誤解されがちですが、目的はあくまで韓国について”正しく”知ってもらうこと。東日本大震災のときも、会員たちが義援金を送っていますし。VANKが過激であるかのように言われるのは本意ではありません」(同) ■内閣総辞職させる脅威日本の敵はネトサヨ?  2ちゃんねるの騒動はあったものの、韓国メディアの関係者たちに意見を求めてみても、皆一様に「VANKは悪質なサイバーテロを行うような団体ではない」と答えた。  同国の情報当局者によれば、「何か大きな騒ぎを起こす勢力がいるとすれば、韓国では右翼よりもむしろ左翼のほうだ」という。韓国のネット左翼は、革新派の市民団体や世論と密接な連携を持っている。政界の保守勢力や旧体制派のメディアは、言論関係の法律解釈で彼らの活動を封じようとしたこともあったが、あまり功を奏していない。むしろ、ネット左翼の影響力は、ますます強まっているのだ。  実際、牛海綿状脳症(BSE)問題を受けて停止されていた米国産牛肉の輸入再開を韓国政府が決定(08年4月)した際には、ネトサヨらの呼びかけで大規模な抗議運動が発生。一時は首都機能がマヒ寸前となり、政権を内閣総辞職にまで追い込んだ。  また、03年の盧武鉉政権の誕生も象徴的といえる。前年の大統領選挙において、脱地縁、脱学閥などを訴え、既存の選挙システムに依存しないことを公言した盧陣営だったが、予想通り苦しい戦いを強いられた。ただ、盧武鉉の政策が韓国の構造的な転換につながると支持した勢力は、新しい選挙戦の形を模索する。そこで利用されたのが、インターネットだった。結果、中でも「ノモサ」という団体に所属する左派の若年層が中心となり、ネットをフルに活用してほかの有力候補者を蹴散らすこととなったのである。  そして、そんな勢いに乗る韓国の左翼が最も闘志を燃やすのは反米運動においてだが、それがいつ日本に向かってこないとも限らない。  たとえば、今年末の大統領選で最有力候補といわれている与党セヌリ党の朴槿恵元代表は、父である朴正熙元大統領が旧日本軍の将校出身であることなどから、左翼からは「親日派の末裔」と見られている。韓国人ジャーナリストが言う。 「現在の従軍慰安婦問題のこじれは、朴正熙元大統領の結んだ日韓基本条約に端を発している側面があるため、保守派からの政権奪還を目指す”ネトサヨ”は当然、朴槿恵元代表を親日派として指弾するでしょう。  仮に、朴槿恵元代表が竹島問題で『弱腰』と見られる態度を取れば、ネトサヨによる親日派攻撃はいっそう大きく燃え上がるでしょう。ハッキリ言って、右翼が中心になってきた従来の反日運動はまだまだ甘い。街頭の反米デモで火炎瓶を振りかざし、戦闘警察(機動隊)との流血沙汰を繰り返してきた左翼陣営が本気で反日に転じたら、今までとは次元の違う騒ぎが起きる可能性がある」  ネトウヨ・ネトサヨ、いずれにせよ、韓国社会に大きな影響力を持つ彼らの活動が激化すれば、現在の危うい日韓関係にまでその力が及ばないとも限らない。竹島問題をはじめ、これ以上、トラブルが大きくならないことを願うばかりだ。 (文/河 鐘基) ■ネトウヨ・ネトサヨ 韓国では、ネットの住人を指して「ネチズン=ヌリクン」という。これは、2000年頃、左派=革新派勢力が中心となって形成されたものであり、彼らがネット左翼(ネトサヨ)の源流と言われる。対して、ネット上で旧体制派の保守勢力的な発言をする人たちを、ネット右翼(ネトウヨ)と呼ぶ。 【「サイゾーpremium」ではこの他にも日韓領土問題に迫った記事が満載!】慰安婦問題でも大統領の保身のためでもない! 竹島問題が加熱した本当の理由なぜ国境の島のウェザーニュースを報じないのか?領土問題にはパフォーマンスで応じろ!ナショナリストな左翼が選ぶ安直な"右翼"に対処する 懐が深い"左翼"本のススメ
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立件もありうる……? GACKT元スタッフから「義援金集金後に海外旅行や高級品購入」の証言も……

 8月下旬、事務所や自宅ほか、関係各所を東京国税局に踏み込まれたGACKT。“泣きっ面に蜂”とはこのことで、それに前後して政治結社の街宣活動を受けたり、「週刊文春」(文藝春秋)に複数回にわたり、「義援金詐欺疑惑」「隠し子発覚」「釈由美子セフレ説」など、さまざまなスキャンダルを書き立てられたりと、ダメージを負うような事態が続いている。  一連の騒動についてGACKTは、「正直、『なんだこれ??』と思うことが天こ盛りだ。笑えてしまうほど、悪意も感じる。よっぽど嫌われてるんだな。あははははは」(9月13日のブログより)と漏らしたが、本人に心当たりがあるように、実際に「嫌われるようなこと」は存在したようだ。GACKTが集中砲火を浴びた背景を、彼に近い関係者はこう語る。 「GACKTと、彼のマネジメント事務所社長である長谷川裕氏の危険な経営や人望のなさが大きな原因です。彼らに不当に切られた現場スタッフも少なくないし、音楽活動においても、バンドメンバーへの処遇が悪かった。そうした人間が、メディアや当局に情報を提供しているのだと思います」  一連のGACKTに関するスキャンダルの口火を切ったのは、当サイトでも報じた通り、日本テレビとGACKTの自宅および事務所に対して行われた政治結社「白皇社」の街宣活動だった(※記事参照)。実はこの街宣活動の背景にも、長谷川氏とその側近の“危険な言動”が関係していたようだ。 「長谷川氏の関連会社内の不正に関する情報を内部関係者から提供された政治結社の幹部は、長谷川氏の側近と面会するのですが、その時に側近の部下が『お前のところを潰す』とタンカを切ったそうです。幹部は喧嘩腰の長谷川サイドと衝突、“戦闘モード”に入ってしまい、さらなる情報収集を行い、GACKTおよび長谷川に対する“脱税”や“義援金詐欺”に関する糾弾活動が開始されたのです」(前出の関係者)  この政治結社の動きを見て、国税も、証拠隠滅などに走られてはまずいと急遽査察に入った。さらに、その少し前には、長谷川社長の下で、不当な扱いを受けていた関係者の造反があったようなのだ。 「長谷川氏が事実上のオーナーを務めるスリーワイズという会社の雇われ社長だったA氏が、グループ会社内に湧いた義援金詐欺疑惑や不正融資疑惑を目の当たりにし、また“名ばかり”役員として、自身の立場が貶められているのに嫌気が差し、この夏に長谷川氏のもとを飛び出たんです。不正融資に対しても、事実上なんの権限もないA氏が連帯保証人となり、リスクをすべて背負わされる形になった。そのほか、スリーワイズが経営する六本木の寿司屋をめぐっても、不正会計が行われていたようなんです」  このA氏はその後、国税の聴取や「週刊文春」への取材にも協力し、自身の見聞してきたGACKTや長谷川社長周辺のきな臭い動きを告白している。今回、A氏に話を聞くことができた。 「寿司屋の問題については、GACKTは直接関与はしていませんが、義援金については当事者のひとりです。3.11後に集めた義援金ですが、私は長谷川氏の側近から4億円近く集めたと聞きましたが、現時点で約2億円の寄付しか実施されていない。明らかにおかしいと思いました。それに、義援金を集めた後の昨年5月くらいから、GACKTも長谷川氏も海外旅行に行ったり、高級品を購入したりと、それまでになかった贅沢を始めたんです」  A氏は国税の聴取も受けている。そこで調査官は、具体的にどのような容疑ついて調べているかは口にしなかったが「長谷川もGACKTも持っていく(立件する)」と意気込みを見せていたという。 「国税には知っていることはすべて話しましたし、今後も聴取には協力していくつもりです。ただし、査察は十数箇所の関係先に入っており、押収した資料を分析するだけでも相当な時間がかかるようです。関係者の立件は、まだ先になるのではないでしょうか」(A氏)  GACKTに関しては、彼が中心に結成するも、今年7月に解散したバンド「YELLOW FRIED CHICKENz」に関するトラブルもあったようだ。ある音楽関係者が語る。 「LUNA SEAの真矢やRIZEの元メンバーのユーゾーなど、実績あるミュージシャンが参加していたバンドなのですが、大々的にブチ上げた欧州ツアーもうまく行かず、ギャラの支払いに関して、メンバーやスタッフから不満の声が出ていたと聞きました。GACKTや長谷川氏に対する不信感も募っていたようで、7月に解散せざるを得ない事態に追いやられたんです」  さらに、GACKTの自宅兼事務所のあるビルに務めていたスタッフの中にも、彼らに恨みを持った形で退社した者がいて、釈由美子との関係など、GACKTのプライベート情報を週刊誌にもたらしたようだ。  GACKTは9月25日、自身のブログで「僕は快楽の為に金は使わない。見栄を張るための金も使わない。自分にとって必要なこと、ここは使うべきと判断したらバッと使う」と語っているが、少なくともお金に潔癖であれば、マルサに目をつけられることなどなかったはず。長谷川社長周辺の不穏な動きに巻き込まれた面もあるだろうが、一連のスキャンダル噴出が、自身の不甲斐なさに起因しているという謙虚さがなければ、今後も似たような騒動は起きてしまうかもしれない。

マルサの強制調査に追い詰められたGACKT──次の焦点は“黒い交際”か!?

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このスキャンダル、まだまだ続きそう……。
 去る8月28日早朝、歌手のGACKTの自宅と事務所に東京国税局が強制捜査に入ったと「週刊文春」(文藝春秋)と「週刊新潮」(新潮社)が報じ、波紋を広げている。これに先立って日刊サイゾーが、強制調査の直前より右翼の街宣車が連日GACKT宅に押しかけていることを報じたほか(http://www.cyzo.com/2012/09/post_11358.html)、「文春」は“黒いカネ”が動いた背景事情として、GACKTにカナダ・バンクーバー在住の愛人と隠し子がおり、相当額を仕送りしているらしいこともスクープしている。  こうした中、GACKTと“闇の紳士”たちとの黒い関係も浮上している。「文春」では、トラブルを起こして沖縄などに逃亡するたびに、新たな“ケツ持ち”を見つけて芸能界にカムバックするGACKTの行動パターンが描かれているが、ある音楽関係者A氏によれば、最近までケツ持ちを務めていたのは、関西系有力組織の幹部だったという。以前、GACKTの誕生パーティーに出席したA氏が打ち明ける。 「パーティー会場には有名女優やタレントが数人いたのですが、ほかはすべて一見でスジ者とわかる人たちでした。中でもGACKTの兄弟分と称する人物と、彼のボスに当たる幹部の3人で、とても親しくしていましたね。彼らは数年間にわたってGACKTを守ってきたのですが、兄弟分が服役したこともあり、幹部とGACKTとの関係は急速に悪化したと聞いています」  “ケツ持ち”との関係悪化が、GACKTを金欠状態に追いやり、今回のマルサ強制調査や右翼の街宣活動の遠因となったのではないか――。現時点ではそうした因果関係は推測の域を出ないが、ここ数年のGACKTが事業の失敗や音楽活動の低迷、タニマチとの関係悪化などで苦境に追い込まれていたのは確かだ。 「GACKTといえば、大手美容チェーンの女性オーナーが金銭的なサポートをしていたことが知られています。しかし度重なる事業の失敗や、複雑な女性関係に愛想を尽かされ、女性オーナーによるサポート送金がストップ。穴を埋めるべく俳優業などに精を出しましたが、音楽ほどの実績は残せていません。所得はせいぜい数千万円レベルと見られ、事務所運営費用などを差っ引くと、実収入はサラリーマンに毛が生えた程度と推測できます。自らが喧伝するような豪華な生活を維持するには、通常の稼ぎではとても足りなかったでしょう」(別の音楽関係者)  約2年前に大手レコード会社エイベックスに移籍したものの、CDの販売不振もあり、音楽活動よりも俳優業に力を注ぐGACKT。しかし昨今のテレビ局が、音楽業界以上に“黒い交際”や“黒いカネ”に厳しいのは言うまでもない。身の潔白を証明できなければ、GACKTの前途は非常に厳しいものとなりそうだ。 (文=関根史人)

「相手はカナダ在住の元タレント?」国税査察のGACKTに、今度は“隠し子”疑惑

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『Until The Last Day 』
(エイベックス・エンタテインメント)
 8月28日、世田谷区にあるGACKTの自宅ビルに東京国税局の査察が入ったことは既報の通り(http://www.cyzo.com/2012/09/post_11358.html)。このスキャンダルは、明日9月6日発売の一部週刊誌にも取り上げられるようで、騒動はさらに拡大しそうだ。   週刊誌の取材に対して、GACKTのマネジメントを取り仕切る実姉は、査察が入ったことも認め、その目的はファンクラブの運営金などに関する脱税容疑の反面調査だったとしているという。いずれにせよ、GACKTは自分自身でアーティスト活動のみならず、ファンクラブの運営にも関与していたとされるのだから、その責任からは逃れられないだろう。  さらにGACKTにはもうひとつ、私生活に関する「ある疑惑」が噴出している。  国税が査察に入ったことを受け、GACKTの自宅やGACKTがレギュラー出演するドラマ『悪夢ちゃん』を10月から放送予定の日本テレビに、右翼が街宣をかけたのだが、彼らが糾弾していたのは「脱税問題」だけではなく、「隠し子問題」もあったのだ。  街宣活動をした政治結社「白皇社」幹部によると、「GACKTには子どもがいる。4歳になる女の子で、認知はしていないし、母親である女性に口外することも禁止している。その自分勝手な姿勢は許せない」というのだ。  実は、右翼の街宣活動に先立って、当編集部にもこの女性と親交があるという人物から情報提供がなされていた。これも同じく「GACKTには隠し子がいる」というもの。母親である女性の名前を具体的に挙げ、現在女性が住んでいる住所も開示してくれた。 「女性は元タレント。深夜番組にレギュラー出演していた女性グループの一人です。GACKTと交際後、意図せずに妊娠してしまったようですが、出産し、一人で育てていくことを決めた。女性は国内にいるとGACKTに迷惑がかかると思ったのか、GACKTから指示されたのかわかりませんが、海外で出産。4年ほど前だったと思います。今はカナダに住んでいて、GACKTも入籍や認知はせずに、経済的には不自由なく暮らせるようバックアップしているようです」  この女性は確かにカナダに実在し、メールで連絡を取ることができた。だが、本人は「そんな事実はありません」と言葉少なに否定するだけだった。  GACKTといえば、かつて年上の韓国籍女性と結婚していたことを告白しているが、それ以降は「結婚もしない。子どももつくらない」と宣言していた。最近は、明らかにプロモーション目的とわかる、ICONIQとの「ヤラセ熱愛報道」(http://www.cyzo.com/2012/06/post_10848.html)もあったが、相当モテるであろう私生活の女性関係は謎に包まれたままだった。  右翼までも噛み付いた「隠し子」問題。GACKTのマネジメント事務所に真偽を確認すると「個人かつ私人のプライバシーに関することですので、回答できません」と、完全否定とはいかなかった。だが、ファンとしては気になるこの疑惑についても、近々週刊誌が大々的に報道するといわれている。GACKT周辺から湧き上がった騒動の嵐は、しばらく続きそうだ。 (文=編集部)

「自宅にも関係先にも……」GACKT周辺に国税局と右翼の街宣車が押しかけている!

『Until The Last Day 』
 GACKTの周辺が騒がしい。自宅や関係先に、右翼の激しい街宣をかけられていて、本当に騒がしいのだ。  9月1日、ある筋から情報が寄せられ、世田谷のGACKTの自宅ビル前に行ってみると、政治結社「白皇社」の街宣車が閑静な住宅街に響き渡るように主張を展開していた。内容は「8月28日に、GACKTの個人事務所も同居する自宅ビルや関係先に、東京国税局が調査に入った」「脱税の容疑がかけられている」「義援金詐欺を行っている」などという、穏やかではないものだった。自宅ビル側からはなんら反応はなく、周辺住民だけが訝しげに様子を眺めていた。  この東京国税局が動いたという情報は、本サイトが関係筋に確認した限り、事実のようだった。しかし、具体的な目的は不明。「国税職員がトラック1台分の段ボールを運び出したことは確認されている。通常の税務調査でないことは間違いない」(同)
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実際に来ていた街宣車
 国税が入ったというGACKTの自宅ビルには、GACKTの姉が取り仕切っている個人事務所も入っている。テレビなどでたびたび紹介される、滝の流れるラブホテル風なGACKTのプライベートルームや、体を鍛えるための道場やジムもある。国税がマネジメントを担当する所属事務所だけではなく、GACKTの身辺のカネの流れを調べたかったということが伺い知れるだろう。  同2日になると、同政治結社が、日本テレビにも街宣をかけているという情報が入った。現地に行くと、3台もの街宣車がGACKTに関する先の主張を繰り返した上、「(10月から同局で始まる連続ドラマ)『悪夢ちゃん』にレギュラー出演するGACKTは降板させるべき」「現時点で、『悪夢ちゃん』が撮影に入っていないのは、GACKT周辺の事態が悪化しているからだ」と訴えていた。対して、日テレ側は無反応。同局関係者によると、「8月25日にも、同じく街宣をかけられた。商売柄慣れてはいるものの、物騒な内容ではあるので、担当部署は確認を急いでいるのではないでしょうか」という。  GACKTの身辺には、いったいどんな“闇”が広がっているのか。街宣を展開する白皇社幹部に話を聞くことができた。 「まず、東日本震災後に開始した義援金集めに関して、不正な処理がされている。億単位で支援以外の目的で流用されている。こうした犯罪行為が許されるわけがない。また、公共の電波の担い手が、そんなGACKTを起用することは許されない」  これは、3.11直後にGACKTが立ち上げた「SHOW YOUR HEART基金」のことを指している。同基金は、数多くの著名人も募金活動に協力したことで、昨年度は約2億4,000万円を、日本赤十字への寄付を含め、復興支援関連に使用しているが、実際には基金に組み入れていない寄付金があるというのだ。  同基金といえば、スタート当初、寄付金の振込先をなぜか民間企業のNHN Japanの口座にしていたことで、ネット上などでは「怪しい」という声を集めていた。対して、GACKTは「基金の専用口座が開設できるまでの間、親交のあった同社が厚意で口座を貸してくれた」といった旨の説明をしてきた。だが、政治結社幹部は「この民間企業の口座に集まったカネを、基金に移動させる際に多額のカネが抜かれている。内部関係者からも情報を得ている」という。  寄付金が支援以外の目的に使われたり、適正な会計処理が行われなかったりすれば、「義援金詐欺」「脱税」などのそしりを受けてしまう。さらに、GACKTの個人事務所、マネジメント事務所、そのほか関係会社を含め、不透明な資金の流れがあり、脱税行為が行われているというのが政治結社の主張だ。  彼らの街宣活動は、国税が調査に入る直前から行われており、偶然なのか否か、両者の軌を一にした動きに裏には、GACKTの周辺に諸問題を顕在化させようとする動きがあるとも思える。  GACKTといえば、これまでも、裏カジノを運営していたという疑惑が報じられたり、ゴルフ場経営に手を出し、ファンからも出資を募っていた行為が非難されたり、バーやラーメン店の経営に失敗したり、とカネに対する話題には事欠かなかった。  今回の国税の動きが単なる税務調査ではなく、告発につながるようだと、GACKTのタレント生命に重大なダメージが与えられてしまう。  国税の目的はなんだったのか? GACKTのマネジメント事務所に「国税の調査および関係者の聴取はあったのか? 目的は何だったのか?」と確認すると、「事実の有無を含めて、お答えできません」という回答が来た。また「義援金について、国税当局から不正処理の指摘を受けたことはあるのか?」という質問については「そういった事実はないと認識しております」とのことだった。  どこか謎に包まれてきたGACKTの素顔とその背景が、明らかになる日は近いのかもしれない。 (文=編集部)