3年連続で出場していた『NHK紅白歌合戦』に、まさかの落選……。ももいろクローバーZの“紅白落ち”に、「演出上の問題」があったという話が持ち上がっている。NHK関係者によると、ももクロ側が要求したド派手なサプライズ演出に対し、NHKが難色を示したというのだ。 「ももクロ側は自分たちの演出の都合で、NHKにステージ上の協力を要請していたんです。協力のお願いといえば聞こえはいいですが、過度な要求に近いものだったと聞きました。これをやるとなると、番組側に多大な労力が必要になって、ほかのアーティストとの調整も必要になるものだとか。問題は、番組側にもその演出の全貌を明かさなかったこと。“サプライズ”の一点張りで、出場確定の約束がされていない段階での相談だったので、結果的に却下になったというんです」(同) NHK紅白は今年、受信料の支払い率が高い高齢者の要望を聞き入れ、高齢者に認知度が低い女性アイドルを減らす傾向だったことがわかっている。複合的な理由での結果だとは思えるのだが、この関係者の話が事実なら、当初ももクロは出場内定、少なくとも出場の可能性があったと思われる。 「ももクロ側は落選することが想定外だったのかもしれませんが、演出の全貌をNHK側に伝えられなかったのは、実は演出案が完全に出来上がっていないハッタリだったんじゃないかと話す人もいます。紅白はそういうアーティストを敬遠する傾向があります」(同) 紅白の出場に関しては表向きNHKに一任されているようで、実際は大手芸能プロとレコード会社のいわゆる“日本の音楽業界トップ”が別枠で出場を決めたりもしている。一説には、そういうところから「切り捨ててよし」とのお墨付きが出たというウワサもある。 一方、演出上の交渉決裂の話を「落選の理由ではない」とする別の関係者もいる。NHKの音楽関連事業に携わっている人物は「人気凋落」を理由に挙げる。 「今年発表したシングル3作がいずれもチャート上位で、来年のドームツアーの予定とか表向き一定の人気が示されてもいるけど、関係者や熱心なファンなら最近のライブチケットのダブつきなどから人気低下を肌で感じている。ライブ回数を減らしても集客力が落ちているのは、興行会社が数字で示していた」(同) ももクロの熱狂的なファンでもある追っかけライターも「確かに地方の集客が悪くなり、ライブビューイングの数も減らしているので、人気は下降気味の印象は拭えません。原因はいろいろあると思うんですが、目に見えたのが“モノノフ”と呼ばれる熱狂的ファンの“卒業”で、運営の方向性に嫌気が差して、離れていく人がいること」。 ももクロは所属事務所の有力者がメンバーの意向も無視する独断的なやり方をすることが一部ファンの間でも知られるほどで、落選判明と同時に公式サイトで“紅白卒業”を宣言した不用意な反抗姿勢も、この有力者の意向だったといわれる。 この卒業PRは「二度と出ない」とするNHKへの絶縁通告のようなもので、NHK関係者のみならず芸能界でも大いに不評だった。しかし、NHKとの交渉決裂やファン離れが落選の理由だとするなら、運営側はここで冷静に戦略を見直したほうがいいのかもしれない。 (文=鈴木雅久)
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ももクロ、きゃりー、水樹奈々……『紅白』不可解落選は“受信料問題”のツケ?
『NHK紅白歌合戦』の出場歌手が決定し、落選した歌手に「なぜ?」の声が上がっているが、NHK関係者からは、その理由として「高齢者から『誰それ』という声が多い歌手が外された」という話が聞かれる。 たしかに落選で目立ったのはSKE48とHKT48、ももいろクローバーZ、きゃりーぱみゅぱみゅ、水樹奈々といったアイドル系女性歌手だった。関係者は、非公式ながら「高齢者から『知らない歌手が増えている』という意見が多かったことから外された」というのだ。 「NHKは民放と違って受信料で成り立っているので、視聴率の推移よりも、受信料に対する抵抗感をなくす方が重要です。たとえ視聴率が低くても、地方ロケなどでNHKに親しみを感じてもらえるような“営業力”のある番組は重視されます。いま受信料に関しては、高齢者ほど支払っているデータがあるので、当然ながら高齢者からの意見を尊重する風潮が強まっています。特に紅白は視聴者の年齢層も高めですからね」(同) 全国7割強といわれる受信料の支払い率だが、年代別には20代よりは30代、40代よりは50代と、高齢ほど支払い率が高いとする調査結果があり、60代以上になると、その数字は9割前後となる。支払い率の高い県も、居住者の平均年齢が全国で一番高い秋田県が1位。ほか、島根県、新潟県、鳥取県、山形県など平均年齢の高い県は、それに比例して支払い率も高いことがわかっている。こうなると高齢者の意向を無視できなくなるというのがNHKの姿勢だ。 ある調査会社が行った有名人の知名度調査では、首都圏と地方で大きな差があり、平均年齢の高い東北6県で行ったものでは、AKB48を知っていてもそれ以外の系列グループについては「ひとつも答えられない」人が7割以上。50代以上の男女の77%が、ももクロについて『知らない』と答えている。中でも知名度が低かったのがきゃりーぱみゅぱみゅで、ある県では89%が「知らない」と答えたのだ。いくら若い層に人気があっても、NHKにとっては受信料を払わない層は“お客様”ではなくなる。 きゃりーの落選について、スポーツ紙の芸能記者に聞いてみると「交際していたSEIKAI NO OWARIのボーカル、Fukaseと破局して共演NGが出された説があったんですが、たしかに関係者に聞くと、そんな話は確認できなかったですから、連続出場していても全国的知名度が上がらなかったことで、見捨てられたのかもしれないですね」と答えた。 ただ、きゃりーの場合は単に人気のピークが過ぎたという見方もある。紅白出場に向けた9月発売の最新シングル「Crazy Party Night~ぱんぷきんの逆襲~」(ワーナーミュージック・ジャパン)の売上が大苦戦。以前は話題になっていたファッションも最近では不評で、10月のハロウィンイベントでのコスプレ“ベティちゃん”には「キモい」の声が続出した。 「曲自体が同じフレーズの繰り返しで、毎度似たような衣装を着て無表情で歌うだけの幼稚っぽさが飽きられる原因」と、音楽評論家も人気が長く持続しにくい理由を話していた。 もっとも、紅白の出場者に関しては、番組のプロデューサーら責任者が一括で決めているというわけでもない。芸能プロがモロに暴力団の傘下にあった昭和の時代、縄張り争いのように一定の組織による“枠”が決められていた経緯から、現在でも半数以上は有力芸能プロ関係者とレコード会社のラインで、NHK外で決められている。 「その結果、残りの少ない席をNHK側で決めるので、意図的に誰かを落とすというよりは、結果的に誰かが落ちてしまうという感じ」と前出関係者。 きゃりーらアイドル組の落選は、高齢者層での知名度のなさに加え、ほかでの強烈なプッシュに土俵から自然と落ちたというのが真相か。 (文=片岡亮)
まさかの落選にメンバーも落胆……NHKとももクロ所属事務所の、かなりビミョーな“友好関係”
26日に史上初めて司会者と出場者が同時に発表された、大みそかの『第66回NHK紅白歌合戦』。紅白それぞれ5組ずつ計10組が初出場を決め、X JAPAN、近藤真彦、島津亜矢らが復帰を果たした中、昨年出場したSKE48、HKT48、ももいろクローバーZ、きゃりーぱみゅぱみゅ、クリス・ハート、ポルノグラフィティらが落選した。 「SKEとHKTは、AKB48グループの乃木坂46が初出場を果たしたため落選も仕方なかったが、ももクロときゃりーに関しては現場でも『なんで落ちたのか』という疑問の声が上がっていた。ももクロはCDの売り上げが落ちたといっても、まだまだ人気。紅組の初出場は大原櫻子、Superflyらソロ歌手が入ったが、ただ単純にグループ数の“調整”で落選したのであれば、あまりにもかわいそう」(音楽関係者) ももクロは『紅白』の会見がスタートした同日午後8時、公式サイトで大みそかのカウントダウンライブ開催を発表。さらには「ももいろクローバーZは紅白歌合戦を卒業します。ありがとうございました」と、ファンに向けて『紅白』からの“卒業”を表明した。そして、一夜明けた27日、メンバーの佐々木彩夏はブログを更新。紅白の発表について「ももクロは落っこちてしまいました」とし、「あーりんも、昨日さみしくて心がぽっかりしちゃったよ。正直、すごい悔しいし残念」と心境を吐露。落選が、かなりの“ガチンコ”であったことをうかがわせたのだが……。 「ももクロのコメントは、いわば『紅白』への“決別宣言”で、もう二度と出場歌手に名を連ねることはないだろう。事前に“落選組”として名前が聞こえてこなかっただけに、事務所サイドの怒りは相当なもののはず。ももクロが所属するスターダストプロモーションといえば、今年は渡部篤郎や椎名桔平が連ドラで主要キャストを務め、柴咲コウが再来年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』の主演に決定。本来ならば、かなり“友好関係”があるだけに、ももクロはほかのアーティストに比べて優遇されてもおかしくないはず。柴咲の大河に向けて、不穏な空気が漂い始めた」(芸能デスク) それにしても、紅組には相変わらず、ももクロよりも落選すべき歌手が堂々と入っているのだが……。
ももクロの『紅白』卒業宣言は“生みの親”の暴走か!? 運営とメンバーのズレが……
5人組アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が大みそかの『NHK紅白歌合戦』からの卒業を宣言したことが波紋を広げている。 『紅白』の歌手発表が行われた26日、出場歌手リストの中にその名はなし。同日、ももクロは公式ホームページ上で「モノノフのみなさんいつも応援ありがとうございます。ももいろクローバーZは紅白歌合戦を卒業します。ありがとうございました」とコメントしたが、実際は「2週間ほど前からももクロサイドには『今年は厳しい』と伝えられていた。いわば落選」(音楽関係者)という。 似たような状況は、2011年の『第53回日本レコード大賞』でもあった。11月中旬、レコード大賞候補となる優秀作品賞10作品が発表されたが、史上初の4連覇を目指したEXILEはノミネートされず。すると、所属レコード会社のエイベックスが「3年連続で大賞を受賞させていただき、その重みや光栄な気持ちを胸にまい進中のEXILEですが、本年度『日本を元気に』をテーマに活動をして参りました。そんな彼らの活動指針や、日本の音楽文化の更なる発展と向上をかんがみ、熟慮を重ねた結果、本年度は受賞候補となることを辞退させていただきます」とコメントを発表した。 「EXILEは、レコ大に当たる最優秀作品賞以外は眼中になかったが、選考過程でその年は獲れない公算が高まった。そこで“辞退”という体のいい言い訳で、メンツを保とうとした。今回のももクロも、紅白落選では人気凋落のイメージがつくことから、卒業というかたちにしたのだと思う」とは音楽関係者。 だが、感情的な卒業宣言のおかげで、来年以降の『紅白』復帰は絶望的だ。 「実はももクロの“生みの親”であるK氏が落選濃厚なことにブチ切れて、メンバーの意向を無視して勝手に卒業発表したとウワサされています。ここまで波紋を広げるとは思ってもいなかったでしょうね。デビュー10年にも満たないグループが紅白卒業を口にすれば『何様だ!』と批判が出るのは当たり前ですよ」(スポーツ紙記者) 事実、メンバーの百田夏菜子は27日、自身のブログで「もう泣き疲れた。笑。今でも情けないくらい紅白ってワードを口にするだけで涙がでてくる。出たかったー! 5人で! いつだって私たちの夢だった」と、運営サイドとの認識のズレを明かしている。業界の反発を受け、今後どんな“修正ストーリー”が出てくるか見ものだ。『ももいろクローバーZ 桃神祭2015 エコパスタジアム大会 ~御額様ご来臨~LIVE Blu-ray (通常版)』(キングレコード)
『紅白』出場メンバーが地味すぎる……音楽的見地から、ももクロ“落選”を検証する
大みそかに放送される『第66回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が11月26日に発表されたものの、その顔ぶれが「例年にないほど地味」と話題になっている。初出場となったのは、レベッカ、ゲスの極み乙女。、大原櫻子、BUMP OF CHICKEN、乃木坂46など計10組。一方で、SKE48、きゃりーぱみゅぱみゅ、ももいろクローバーZ(すべて3年連続出場)、水樹奈々(6年連続出場)といった、これまで連続出場していた歌手が落選している。 特に、元気でフレッシュな印象の強い、ももクロの落選には、ファンはもちろん本人たちも落胆しているようで、メンバーの佐々木彩夏は公式ブログで「ももクロは落っこちてしまいました」と内心を吐露している。同番組のチーフプロデューサー・柴崎哲也氏によると、「今年の活躍の実績、私たちの調査による世論の支持、演出・企画に沿う出演者という、3つの要素を総合的に判断して選定しました」とのことだが、実際にももクロの人気はそれほど落ち込んでいたのだろうか? 音楽業界関係者に話を聞いた。 「ももクロは、従来のアイドルのイメージを覆すような革新的なチャレンジを次々に行い、これまでアイドルに興味がなかった層――特にロック好きの中高年をもファンに取り込み、音楽シーン全体を盛り上げつつ、その人気を拡大してきました。特に2011年に発表したシングル『労働讃歌』は、英国のロックバンド、The Go! Teamのイアン・パートンが作曲を手掛け、大槻ケンヂが作詞を担当するという斬新な座組みで、サブカル中年たちの心をわしづかみにするインパクトがあったと思います。その勢いで、彼女たちはライト層の支持も集め、14年3月には、『ももクロ春の一大事2014 国立競技場大会 ~NEVER ENDING ADVENTURE 夢の向こうへ~』を開催するなど、一時は頂点に立ったかのようにも思えました。しかし、CDの売り上げは13年11月に発売した『GOUNN』の7.7万枚以降、明らかに落ち始めていて、今年4月に発売した最新シングル『「Z」の誓い』の売り上げに至っては、映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』とのコラボ作品だったにもかかわらず、わずか4.8万枚にとどまっていました」 CD売り上げが下がっていった要因について、同関係者は次のように分析している。 「以前のももクロは、前述した大槻のほか、怒髪天やいとうせいこう、鎮座DOPENESSといったサブカル受けするミュージシャンとも積極的にコラボをしていて、メジャーのど真ん中で尖った音楽をやっている、というイメージを打ち出すことに成功していました。しかし、ファン層の拡大に伴い、活動の内容もよりメジャー志向となり、15年にはKISSとコラボした『夢の浮世に咲いてみな』や、森雪之丞が作詞した『「Z」の誓い』を発表するなどしていましたが、これが従来のファンにとってはサムかったのでしょう。これまで一生懸命に彼女たちの良さを人に勧めてきたサブカル中年たちが離れ始めれば、はやっているから乗っていただけのライトなファン層もすぐに冷めてしまいます。来年2月には3rdアルバム『AMARANTHUS』と4thアルバム『白金の夜明け』を同時リリースすることが決まっている彼女たちですが、ここで人々に大きなインパクトを与えなければ、現在の下降トレンドから逃れることはできないのでは」 音楽業界全体の不作ぶりが、出演陣の地味さに反映されたともみられている今年の紅白。ももいろクローバーZがあっと驚く新戦略で、業界全体に刺激を与えてくれることを期待したいものだ。 (文=山下祐介)
『紅白』出場メンバーが地味すぎる……音楽的見地から、ももクロ“落選”を検証する
大みそかに放送される『第66回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が11月26日に発表されたものの、その顔ぶれが「例年にないほど地味」と話題になっている。初出場となったのは、レベッカ、ゲスの極み乙女。、大原櫻子、BUMP OF CHICKEN、乃木坂46など計10組。一方で、SKE48、きゃりーぱみゅぱみゅ、ももいろクローバーZ(すべて3年連続出場)、水樹奈々(6年連続出場)といった、これまで連続出場していた歌手が落選している。 特に、元気でフレッシュな印象の強い、ももクロの落選には、ファンはもちろん本人たちも落胆しているようで、メンバーの佐々木彩夏は公式ブログで「ももクロは落っこちてしまいました」と内心を吐露している。同番組のチーフプロデューサー・柴崎哲也氏によると、「今年の活躍の実績、私たちの調査による世論の支持、演出・企画に沿う出演者という、3つの要素を総合的に判断して選定しました」とのことだが、実際にももクロの人気はそれほど落ち込んでいたのだろうか? 音楽業界関係者に話を聞いた。 「ももクロは、従来のアイドルのイメージを覆すような革新的なチャレンジを次々に行い、これまでアイドルに興味がなかった層――特にロック好きの中高年をもファンに取り込み、音楽シーン全体を盛り上げつつ、その人気を拡大してきました。特に2011年に発表したシングル『労働讃歌』は、英国のロックバンド、The Go! Teamのイアン・パートンが作曲を手掛け、大槻ケンヂが作詞を担当するという斬新な座組みで、サブカル中年たちの心をわしづかみにするインパクトがあったと思います。その勢いで、彼女たちはライト層の支持も集め、14年3月には、『ももクロ春の一大事2014 国立競技場大会 ~NEVER ENDING ADVENTURE 夢の向こうへ~』を開催するなど、一時は頂点に立ったかのようにも思えました。しかし、CDの売り上げは13年11月に発売した『GOUNN』の7.7万枚以降、明らかに落ち始めていて、今年4月に発売した最新シングル『「Z」の誓い』の売り上げに至っては、映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』とのコラボ作品だったにもかかわらず、わずか4.8万枚にとどまっていました」 CD売り上げが下がっていった要因について、同関係者は次のように分析している。 「以前のももクロは、前述した大槻のほか、怒髪天やいとうせいこう、鎮座DOPENESSといったサブカル受けするミュージシャンとも積極的にコラボをしていて、メジャーのど真ん中で尖った音楽をやっている、というイメージを打ち出すことに成功していました。しかし、ファン層の拡大に伴い、活動の内容もよりメジャー志向となり、15年にはKISSとコラボした『夢の浮世に咲いてみな』や、森雪之丞が作詞した『「Z」の誓い』を発表するなどしていましたが、これが従来のファンにとってはサムかったのでしょう。これまで一生懸命に彼女たちの良さを人に勧めてきたサブカル中年たちが離れ始めれば、はやっているから乗っていただけのライトなファン層もすぐに冷めてしまいます。来年2月には3rdアルバム『AMARANTHUS』と4thアルバム『白金の夜明け』を同時リリースすることが決まっている彼女たちですが、ここで人々に大きなインパクトを与えなければ、現在の下降トレンドから逃れることはできないのでは」 音楽業界全体の不作ぶりが、出演陣の地味さに反映されたともみられている今年の紅白。ももいろクローバーZがあっと驚く新戦略で、業界全体に刺激を与えてくれることを期待したいものだ。 (文=山下祐介)
ももクロ“卒業宣言”はサムい負け惜しみ!? オワコンきゃりーに、HKT48……『紅白』落選者の悲哀
26日、大みそか『第66回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表された。ここ数年は「当選」にも「落選」にも疑問の声が多い同番組だが……。今年もまた、選ばれなかったアーティストたちの悲哀にフォーカスしてみたい。 『ももいろクローバーZ』 今年の落選組の中で最大の衝撃は、アイドルグループ・ももいろクローバーZの落選だろう。今年発表したシングル全3作は全てオリコン週間チャート4位以内に入り、静岡県のエコパスタジアムで行ったライブ公演は2日間で9万人以上を動員するなど、少なくとも和田アキ子よりはアーティストとして活躍していたはず。「今年の実績・支持・演出」の3要素で落選にしたとNHKは発表したが、それらのすべてをももクロは兼ね備えていたように思えるし、音楽業界からも疑問の声は多い。 ただ、その直後、同グループの公式サイトで発表された「紅白卒業宣言」は、正直なところサムかった。「これだけ活躍してるのに出られないとか意味不明。もう出ない!」という“負け惜しみ”の言葉にも聞こえる。さらに、紅白出場歌手とほぼ同時に公式サイトで発表された『第一回 ももいろカウントダウン ~ ゆく桃くる桃 ~』と題されたカウントダウンライブの開催だが、会場は「豊洲PIT」という座席数3,000超のライブハウス。数万人動員ライブを行うももクロには小さすぎるのではないか。紅白に出られることを確信して事前に会場を押さえておらず、落選を知って無理やりねじ込んだ感がミエミエな気がする。 まあ、今年の紅白はジャニーズ7組とAKBグループ3組が「アイドル枠」を食い散らかしている状況なので、その点は同情するが……。 『May J.』 昨年は映画『アナと雪の女王』の大ブレイクに乗って紅白出場を果たしたMay J.だったが、今年は当然のごとく落選。基本的にカバー曲しか話題にならず「カラオケ歌手」とも揶揄されていた彼女だが、最近はついにバッシングの声すら聞こえなくなった。26日、May J.は都内のイベントに出席したが、記者から自身の紅白出場について振られ「わからないです」と苦笑。出られないことなど火を見るより明らかなだけに、キツい質問だったのかも。 『きゃりーぱみゅぱみゅ』 最近は「オワコン」と叫ばれてばかりのきゃりーぱみゅぱみゅだが、紅白出場も3年で途切れてしまった。もともと曲や歌詞を書くこともない「お人形さん」と指摘され、アーティストという枠組みにいるのかも謎なきゃりー。出場となったSEKAI NO OWARIのFukaseとの破局くらいしか大きな話題になることもなかった。 発表から一夜明けた27日、きゃりーは自身のTwitterで「今年は残念ながら紅白ダメでした。スタイリストさんが送ってくれた言葉が染みすぎて朝からずっと泣いてる。落ち込んでる暇はない!ますます頑張っていきます」と前向き宣言(現在は削除)。スタイリストからの言葉は「これは、神様がくれた私たちの意識が変わるチャンスなのかも!って思いました。誰にも負けない私たちでいようね!」というものだったよう。意識が変わるということは、自分で曲づくりに挑戦するということだろうか。何にせよ、頑張ってもらいたい。まさかの
『HKT48・SKE48』 AKBグループの落選組をまとめて。HKT48に関しては、ほぼ「指原莉乃」という印象しか多くの人は抱いていないのでは。今年はバラエティに出まくって攻撃的な発言でネットやお茶の間を沸かせた指原だったが、グループとして紅白出場には届かなかったようだ。指原1人なら出場できてたりして。 SKE48は今年、主要メンバーの松井玲奈が卒業したこと以外、特に話題なしなので当然か。それにしても、来年からは新潟拠点のNGT48、乃木坂46の姉妹グループ・欅坂46も入る。AKB・NMB・SKE・NGTにHKT……まず違いを覚えることから始める必要がありそうだ。 『ポルノグラフィティ』 「そういえば毎年出てたな」というこのグループも落選。あまり話題にもなっていないが、最近はギター・新藤晴一の妻である長谷川京子の劣化や離婚説でしか名前が挙がってこない。 これ以外にも絢香、クリス・ハート、「μ's(ミューズ)」にアニソンポジションを奪われた感のある水樹奈々などが落選。絢香などは歌も上手で人気があり、そこらのアイドル歌手を出すよりよっぽどいいと思うのだが……。NHKの選考基準への疑問は、今年も拭えなかった。ソロの印象のみ






