ここ最近、おでん屋の常連客役のミスターちんを見てない気がする『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)。11月30日放送の第9話は、平均視聴率13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、第6話と並ぶ自己最高タイを記録しました。 今回の悦子(石原さとみ)は、世間に校閲部の存在が知られていないことを「むなしい」と悲観。さらに、憧れのファッション誌「Lassy」の校閲を担当し、いつも通り“指摘出し”するも、副編集長(伊勢佳世)から「そんなダメ出しいらないから」「そもそもこれは編集の仕事で、校閲の仕事じゃないでしょう?」と足蹴にされ、悦子もカッチーン。「何今の……、私が気になることは、読者も気になると思ったから、言ったんでしょ?」と納得がいきません。この副編集長は、完全なるヒールとして登場していますが、実際に悦子みたいに仕事を増やしてくる校閲者がいたら、雑誌編集者はイラつくでしょうね~。想像しただけで、ゾッとします。 なお、「Lassy」という雑誌は、「かわいい」「カワイイ」「可愛い」が混在するなど、固有名詞以外の文字統一はおざなりなようです。ちなみに、実際、ここまで統一に無頓着な雑誌は、少なくとも大手出版社ではないと思います。この辺はファンタジーな感じ。 そんな中、「森尾(本田翼)が幸人のことを好きらしい」とのウワサを耳にし、大ショックを受ける悦子。そこへ追い討ちをかけるように、悦子の校閲にミスが発覚。悦子がブランド名の誤りを見落としてしまったせいで、副編集長が先方に謝罪に出向く事態に発展してしまいます。 通常、派手な洋服で出社する悦子ですが、次の日は、ショックのあまり、地味な服装で出社。年齢にしてはババ臭く感じる、いつものスカーフ使いも、どこにも見当たりません。 その夜、悦子をデートに連れ出した幸人(菅田将暉)は、遊具や線路、高圧線の点検をする人たちなど、日の当たらない職業を取材したノートを悦子に見せ、「当たり前を作ってる人たちはすごい!」と絶賛。それを教えてくれた悦子に「生まれてきてくれてありがとー!」と叫び、「えっちゃん、俺と……」と告白しようとします。 前回までの幸人といえば、「えっちゃんのこと好きだよ」などと思わせぶりな態度を取りながらも、どこかはっきりしない態度にイライラさせられっぱなしでしたが、今回は急に積極的! しかし、森尾との友情が捨てられない悦子は、「待って! ちょっとだけ時間がほしいの!」とその場から逃げ出し、その足で森尾の家へ。「私、幸人くんと付き合ってもいいかな?」と確認すると、森尾は「幸人より、先輩(悦子)のほうが好きなんだよ」とあっさりOK。悦子は「ごめんね~」と涙を流します。この2人って、こんなに深い友情で結ばれていたんですね。学生時代からの付き合いという設定ですが、イマイチ仲良さそうに見えないのは、なぜでしょう? 映画『余命1ヶ月の花嫁』で、榮倉奈々と安田美沙子が全く親友に見えなかったことを思い出しました。 元気を取り戻した悦子は、「Lassy」編集部で「もしかして電気がつくの、当たり前だと思ってませんか? 校閲も当たり前を作る仕事をしています」と校閲のありがたみを仁王立ちで自ら説き、勝手にすっきり。さらに、幸人を呼び出し、「私、初めて会ったときから、あなたのことが好きです」と告白。「あたしでよかったら、お付き合い……」と言いかけたところで、森尾から電話が。念願だった「Lassy」編集部への異動のチャンスが舞い込んできたようです。 今回は“校閲って目立たないけど、大事な仕事ですよ”という内容でしたが、初回から見続けている身としては、少々今さら感も。お仕事ドラマとしては地味な話が続いているので、初期のハチャメチャ具合がそろそろ恋しい……といっても、残すは最終回のみ。悦子らしい、華やかなラストを期待しましょう! (文=どらまっ子TAMOちゃん)
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絵本作家は特にエロい!? 菅田将暉演じる“曖昧男”にイライラ……石原さとみ『地味にスゴイ』
好調ながら、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)に視聴率で押され気味の『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)。23日放送の第8話の平均視聴率は12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回より0.2ポイントの微増となりました。 第8話のゲストは、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の「作りおきダイエット」企画で10キロ近い減量に成功したばかり伊藤かずえ。同枠前クールの『家売るオンナ』でも感じていましたが、「水曜ドラマ」枠のゲストって、人選がチャラついてなくて、なかなかいかすんですよね~。ちなみに前回は、蛭子能収。 今回は、人気恋愛小説家・桜川葵(伊藤)の新作『愛と雪の中の情熱』を担当することになった校閲部の悦子(石原さとみ)。部長の茸原(岸谷五朗)に「桜川先生は、とにかく激しいお方で、中途半端な仕事をする人が嫌い」と助言され、悦子はいつも以上に全力で原稿と向き合います。 そんな中、校閲部を訪れた桜川は、茸原を見つけるや否や、「あなた、こんなところで何してるの? やはり、私の担当はあなたしかいない」と、情熱的に抱き合う2人。茸原は文芸部の編集者時代、桜川を担当していたものの、いつしか恋仲に。桜川は、茸原への愛を証明するため、刃物で茸原をブスリッ(傷は3ミリ)。この一件がきっかけで、茸原は校閲部に異動となったそうです。 ちなみに、実際に編集者と作家が恋愛関係になってしまうことは、珍しくないことだと思います。以前、某有名絵本系出版社の美人編集者が、「絵本作家と編集者は、不倫してる人、めっちゃ多い」「やたら温泉旅行に誘われる」と言っていました。絵本作家って、いやらしいですね。 そんなことはさておき、すり合わせを行うため、桜川の自宅に出向く悦子。劇中に登場する恋人同士の男女が雪原で心中する描写で、「周囲に足跡がないのはおかしい」と指摘。「ヘリコプターで辿り着いたことにしては?」「2人が走り幅跳びの選手だったとか」などと提案しながら、2人は全力でぶつかり合います。ドラマ開始当初は、「校閲が作家に会いに行くなんて、おかしい」などと、イチャモンを付ける視聴者も少なくありませんでしたが、これこそが同作の醍醐味。編集者そっちのけで、作家に会ってこそ悦子です。 時間を共にするうちに、親子のように仲良くなる悦子と桜川。しかし、最終校が出たタイミングで、桜川が持病で倒れ、入院。病室に駆けつけた茸原は、ブスリ事件がなければ「第一線の編集者として活躍してた」と懺悔する桜川に向かって、「たとえ日の目を見なくても、この仕事は確実に誰かを支えています。校閲という仕事は、全力で前に進む人を、全力で支える仕事」と、校閲の素晴らしさを切々と語り始めます。 終盤では、“友だち以上、恋人未満”の幸人(菅田将暉)になかなか会えない悦子が、「このままだと自然消滅しちゃう」と訴えるシーンが。幸人は、「自然消滅なんてするわけないよ! えっちゃんのこと好きなのに」と言い放ちます。なんか、某ネットニュースによると、ここで女性視聴者が“キュン死に”したそうなんですが、本当でしょうか……? いつも思わせぶりな言葉に留まり、曖昧な関係を続ける幸人に苛立ちやしませんか? 幸人みたいな男って、実際にいたらかなりの食わせ者ですよ。 これまで、わかりにくい展開や、突飛な話が多々見られた『地味にスゴイ!』ですが、なんだか今回は、教科書の如くわかりやすい脚本でした。たまにはこんな箸休め的な回があってもいいと思います。さて、来週は、幸人との曖昧な関係が原因で、悦子が仕事にやりがいを持てなくなる話のようです。ほら、見たことか。あと、次回のゲストは誰でしょうか? 気になるので、見ましょうね。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)
星野源に菅田将暉……“新・魔性の女”二階堂ふみは、なぜモテるのか
新・魔性の女だ。若手女優の二階堂ふみと、目下人気急上昇中の俳優・菅田将暉の熱愛報道が、11日発売の写真週刊誌「フライデー」(講談社)で報じられた。 同誌によると2月上旬の某日、2人は友人で俳優の太賀&門脇麦のカップルと深夜のWデートを楽しんだという。 共にファッション、音楽好きで、“相性”はバッチリ。「週刊文春」(文藝春秋)では昨年、2人でストリートライブを行う姿もキャッチされている。 14日、渦中の2人は相次いで芸能イベントに登場。菅田は熱愛報道に「役者仲間のひとり」と話し、二階堂も口パクで「お友達」と交際を否定したが……。 スポーツ紙記者は「二階堂さんは“恋多き女性”で、先物買いが大得意。額面通りには受け取れません」と話す。 二階堂は2013年に15歳年上の俳優・新井浩文との交際が報じられたが、2年半で破局。新井は未練タラタラで復縁を求めていたが、すでにその時点で二階堂には新恋人の存在が。昨年10月には、大ブレーク中のシンガーソングライター・星野源との交際が一部で報じられた。二階堂がもともと星野の大ファンで、急接近したという。 「当時、星野さんはaikoさんと付き合っているものと思っていましたが、二階堂さんに乗り換えていてビックリしました。一部では二階堂さんの略奪もウワサされています。交際は、今も続いていると聞いていたのですが……」(同) その矢先、菅田との熱愛報道。本人の言う通り友達なのか、それとも“次”を見越してキープしているのかは不明だが、それにしても、なぜ二階堂ばかりがモテるのか? 彼女を知る芸能関係者は「独特の感性とファッションで、確固たる自分を持っている。一方で、親しみやすいキャラクターで、人前でギャグや変顔を披露することもある。そのギャップが魅力的に映るのでしょう」と語る。 演技派女優としてメキメキと頭角を現してきた彼女は、仕事に厳しいことで知られる。 「事務所がオファーを取ってきても、すぐにOKは出さない。台本をじっくり読み、感銘を受ける部分や、自分の成長につながる部分がなければ、平気で断るそうです。最近、その話が広まりすぎて仕事が減り、慌ててバラエティ番組にも出るようになりましたがね(笑)」(芸能プロ関係者) このご時世、モテるのは美貌やスタイルの良さではなく、ハイセンスな“不思議ちゃん”なのかもしれない――。
綾瀬はるかとの破局は“焦り”からだった!? 松坂桃李を追い落とす「最強の後輩」と、仕事の現状
俳優の松坂桃李と女優の綾瀬はるかが「破局した」というニュースはそこかしこ出ているが、破局の理由は、結婚を急いだ綾瀬に対し松坂が「仕事に集中したい」という意志を示したとか。 松坂は現在27歳。映画にドラマにと、20代のイケメン俳優の中でも “売れっ子”の部類といえるだろう。誠実そうな印象もあり、仮に綾瀬と結婚してもイメージ悪化などはないはず。にもかかわらず、所属事務所には「30歳まで結婚しない」と約束したという情報まであるのだから、ずいぶんと仕事に入れ込んでいるのがわかる。そこまでしなくとも、と外野は思ってしまうのだが……。 どうやら、松坂は今の自分の仕事にかつてない「危機感」を感じているそう。同年代との対決では一歩リードしているような印象だが、とにもかくにも“下”からの突き上げがすごいというのが現状らしいのだ。 「事務所の後輩で、auのCMの『鬼ちゃん』でもおなじみの菅田将暉が、映画にテレビにCMにと 八面六臂の活躍をしており、松坂や同事務所の成宮寛貴を追い越すほどの勢いです。他にも福士蒼汰や山崎賢人、野村周平など、松坂より年下で売れっ子の役者がドンドン出てきてますからね。松坂としても自分のポジションなど、油断すればすぐ奪われると考えているのかもしれません。これまでもストイックな印象でしたが、今後はより自分に厳しく仕事に向き合っていくのではないでしょうか」(芸能記者) 菅田将暉といえば11日、女優の二階堂ふみとの「夜のWデート」が「フライデー」(講談社)で報じられたばかり。本人は交際を否定したが、今や高い注目を集める俳優の一人としてのし上がった印象がある。同事務所として、松阪も意識しないわけにはいかないということか。 また、松坂がそこまで“ナーバス”になる理由は他にもあるとのこと。 「昨年主演したドラマ『サイレーン』(フジテレビ系)、主演映画『ガッチャマン』や綾瀬との交際のきっかけとなった映画『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』など、主役クラスの出演作品はのきなみ視聴率や興行成績で低空飛行しているというのが松坂の現状です。いい作品に恵まれていないという見方もできますが、今のところ“代表作”といえるような作品がないのも事実。焦るのも無理はないのかもしれません」(同) スマートすぎるイケメンであるがゆえ、クセがなさすぎるのだろうか。とりあえずお茶の間の人気はかなりあるので、まずは「良作」に出演することが先決のようだ。TOP COATオフィシャルサイトより
綾瀬はるかとの破局は“焦り”からだった!? 松坂桃李を追い落とす「最強の後輩」と、仕事の現状
俳優の松坂桃李と女優の綾瀬はるかが「破局した」というニュースはそこかしこ出ているが、破局の理由は、結婚を急いだ綾瀬に対し松坂が「仕事に集中したい」という意志を示したとか。 松坂は現在27歳。映画にドラマにと、20代のイケメン俳優の中でも “売れっ子”の部類といえるだろう。誠実そうな印象もあり、仮に綾瀬と結婚してもイメージ悪化などはないはず。にもかかわらず、所属事務所には「30歳まで結婚しない」と約束したという情報まであるのだから、ずいぶんと仕事に入れ込んでいるのがわかる。そこまでしなくとも、と外野は思ってしまうのだが……。 どうやら、松坂は今の自分の仕事にかつてない「危機感」を感じているそう。同年代との対決では一歩リードしているような印象だが、とにもかくにも“下”からの突き上げがすごいというのが現状らしいのだ。 「事務所の後輩で、auのCMの『鬼ちゃん』でもおなじみの菅田将暉が、映画にテレビにCMにと 八面六臂の活躍をしており、松坂や同事務所の成宮寛貴を追い越すほどの勢いです。他にも福士蒼汰や山崎賢人、野村周平など、松坂より年下で売れっ子の役者がドンドン出てきてますからね。松坂としても自分のポジションなど、油断すればすぐ奪われると考えているのかもしれません。これまでもストイックな印象でしたが、今後はより自分に厳しく仕事に向き合っていくのではないでしょうか」(芸能記者) 菅田将暉といえば11日、女優の二階堂ふみとの「夜のWデート」が「フライデー」(講談社)で報じられたばかり。本人は交際を否定したが、今や高い注目を集める俳優の一人としてのし上がった印象がある。同事務所として、松阪も意識しないわけにはいかないということか。 また、松坂がそこまで“ナーバス”になる理由は他にもあるとのこと。 「昨年主演したドラマ『サイレーン』(フジテレビ系)、主演映画『ガッチャマン』や綾瀬との交際のきっかけとなった映画『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』など、主役クラスの出演作品はのきなみ視聴率や興行成績で低空飛行しているというのが松坂の現状です。いい作品に恵まれていないという見方もできますが、今のところ“代表作”といえるような作品がないのも事実。焦るのも無理はないのかもしれません」(同) スマートすぎるイケメンであるがゆえ、クセがなさすぎるのだろうか。とりあえずお茶の間の人気はかなりあるので、まずは「良作」に出演することが先決のようだ。TOP COATオフィシャルサイトより
プロ野球賭博本当の「地獄」、山本耕史の話題にのっかるフジ、二階堂ふみのNEXT彼氏の素性……週末芸能ニュース雑話
デスクF プロ野球賭博がまた叫ばれてるよ。今度は高木京介の賭博が明らかになったとか。 記者Y 昨年末の騒動で一瞬下火になったんですがね。天下の「週刊文春」(文藝春秋)が、最初に発覚した3人のうち、笠原将生と松本竜也の独白を掲載して、また世間の関心を集めちゃいましたね。 デスクF ノックとかも賭けの対象だったんだろ? 最初はなんとなく始めちゃったんだろうけど、やっぱ裏によからぬ人物が絡んでいるようだから、放っておける話じゃないわな。 記者Y 巨人の報道を見て、ヤクルトも緊急のミーティングを開いたとか。結論としては「今後も気をつけよう」だったとか。 デスクF なんだそりゃ(笑)。気をつけようっておかしくないか? すでに手を染めてる選手がいたらどうするんだよ。 記者Y 裏に闇人脈が控えている場合、バレるよりもバレなかった後のほうが「地獄」と指摘する記者もいました。反社会的勢力は、賭博で勝っている時はホイホイ乗せて、金がなくなった瞬間に“脅し”が始まると。もう後戻りできないレベルになって初めて本性を見せるそうなんですよ。 デスクF そうだろうな。プロ野球選手は名前が一般に知れ渡っている場合が多いし、脅しやすい対象だろう。金も持って金銭感覚も鈍ってる選手も多いだろうし。 記者Y 巨人に関しても、まだ“膿”を一掃できているわけではないそうですよ。すでに発覚した選手とつるんでいた選手のTwitterがネット上で話題になっていたり。 デスクF そんな状況だってのに、日本野球機構の熊崎勝彦コミッショナーが「高木を永久追放しない方針では」なんてウワサも立ってるな。 記者Y まあ、野球協約にも「自らが関与した、もしくは関与しうる試合での野球賭博は永久追放。関与していない試合での賭博は1年以上、もしくは無期限の資格停止処分」とあるので、高木の場合、自分の投球した試合で賭博をしていなければ、1年の休養ですむ話にできなくもないですからね。 デスクF もし本当にそれを認めるたとしたら、その時こそ野球は終わりかもなあ。
デスクF 俳優の山本耕史が、4月スタートのドラマ『OUR HOUSE』(フジテレビ系)に出演するのが決まったそうだな。 記者Y そうなんですけど、その役柄がまた……。「交際0日で電撃結婚する夫」役だそうです。 デスクF 私生活そのまんまかよ! 昨年女優の堀北真希と結婚したけど、あの時は衝撃的だった。 記者Y まあ、フジテレビの策略、というか苦肉の策でしょうね。この『OUR HOUSE』が放送される「日曜夜9時」は、TBSの『日曜劇場』と丸かぶりの時間帯。以前もこの「日9戦争」はありましたが、フジのボロ負けで退散したという過去が。今回はその枠の復活ということで、利用できるものはなんでも利用してやろうということではないでしょうか。 デスクF 主役も朝ドラ『マッサン』(NHK)で話題になったシャーロット・ケイト・フォックスだし、芦田愛菜と加藤清史郎も出る。話題性だけは十分ではあるは、あとは物語がどうなるか……。 記者Y 大体こういう時のフジって、キャストとか話題性ばっかり追いかけて中身がダメダメで酷評ってパターンですけどね。 デスクF 最近はテコ入れを連発したあげくに結果が出ず、収拾がつかなくなることがほとんどだからな。ぶっちゃけ、山本の結婚にのっかるのも短絡的であからさまだよ。視聴者としては見る前からゲンナリってやつではないか。 記者Y どことなく「キャストを決めてから台本を書いているのでは?」と思わせる部分がありますよね。これがフジの現状ということでしょう。 デスクF 昔はフジのドラマを出て出世した俳優とかも多かったような気がするけど、今は完全に逆になっちゃったね。『大河ドラマ 新選組!! 土方歳三最期の一日』(NHKエンタープライズ)
記者Y 女優の二階堂ふみが、またまた熱愛報道だそうで……。 デスクF 恋多き女よのう。今度は誰だ。新井浩文とか星野源とか独特のチョイスだったけど。 記者Y いやそれが、auのCMでの「鬼ちゃん」でも人気の菅田将暉らしいんですよ。 デスクF ああ、鬼ちゃんか。これはまた王道というかなんというか。 記者Y これまでの相手よりはだいぶ彼女の世代っぽい相手になった印象はありますよね。どうやら、同じく俳優の太賀&門脇麦のカップルと深夜のダブルデートをしたんだとか。 デスクF 若い子が仲良くしてけっこうではないか。でも、友達なんじゃあないのか? 記者Y そこらへんははっきりしませんが、とにかく二階堂のオトコ関係は売れっ子が多いですね。カフェに行く前に映画『星ガ丘ワンダーランド』の舞台挨拶をしていたようですが、その中には元カレの新井浩文もいたようです。 デスクF ほーそれはすごい。ひょっとしてアゲ○ンということかな。 記者Y さあそれは……。菅田は父が有名な経営コンサルタントのようで、業界ではかなりの有名人だそうですよ。菅田自身も通っていた高校は非常に優秀だったとかなんとか。学生時代は「王子」と呼ばれていてモテモテだったそうです。 デスクF そうなのか。テレビとか見ると個性的な感じだけどな。 記者Y 本人はアメフト一筋で硬派だったそうで、どんなにモテても連絡先とかはわたさなかったそうです。意外っちゃ意外。 デスクF だとすると、その牙城を崩したのが二階堂ということか。やはりただ者ではないな。『菅田将暉 カレンダー 2016年』(TOP COAT)
菅田将暉、遠藤憲一に萌える政治コメディ『民王』の、高橋一生というスパイス
「こうしたミゾウユ(未曾有)の自然災害というものを乗り越えて……」 かつて、一国の総理大臣が次々と漢字を誤読して失笑を買ったことがある。2009年頃のことだ。池井戸潤は、この状況が不思議でならなかったという。そして、天啓を受けた。 「そうか、総理はきっと、どこかのバカ息子と脳波が入れ替わってしまったんだ――」(「本の話」WEB) そんな発想で生まれたのが『民王』(テレビ朝日系)だった。 物語は、第100代内閣総理大臣の武藤泰山と、その息子である大学生の翔の人格が突然入れ替わってしまう。だが、国会は待ってくれない。翔に入れ替わった泰山は「お前が総理だ!」と、政治にまったく興味がない息子に言い放つ。「無理無理無理! 無理です! だってボク、スケジュールぎっしりだし、単位落としたらまた留年だし、お金かかっちゃいますよぉ! 明日(就活の)面接なんですよ!」と嫌がるが、泰山は冷静に言う。 「その顔でか?」 そう、翔は今、泰山のコワモテなのだ。結局、彼らは混乱を避けるため、原因を探りながら、泰山は就職活動、翔は国会に出席することに決めたのだ。そして現実同様、バカ息子である翔は「我が国はミゾウユウ(未曾有)の……」「危機にジカメン(直面)しており……」「ダツキャク(脱却)するために……」「しかるべきホチン(補填)をしながら」「ゼンドコロ(善処)するトコロアリ(所存)……」と、次々と読み間違いをしてしまう。 支持率は急落。だが、バカながらお人好しで優しい翔の言動で、徐々に人気を回復していく――という、とてもベタなストーリーである。だが、ドラマは原作者の池井戸が「今までいろいろな作品をドラマ化してもらったのですが、完パケが来るのがこんなに楽しみなドラマは初めてでした。原作をそのままドラマにして成功した作品は数あれど、原作から設定等を変えて成功する例というのはほとんどないし、難しいと思うんです。だけど今回のドラマ『民王』は、原作者の私が見ていても、何の違和感もないし、笑えて泣ける、コメディの王道のようないい作品になっていると思っております」(「ORICON STYLE」)と絶賛するほど、成功を収めている。 その魅力はなんといっても、個性的なキャラクターとそれを演じる俳優たちの魅力だ。 今回の脚本と演出は、そんな俳優たちのチャーミングさを引き出すことに特化している。主人公のひとり、泰山を演じているのは遠藤憲一。ヤクザ役などを多数演じてきたコワモテだ。ドラマでは「ワニ顔」と形容されている。また、さまざまな番組でナレーションも務める通り、渋い声も持ち味だ。だが、ドラマでは息子と入れ替わり、弱々しい声で、小動物のように怯える姿がチャーミングだ。 そして、泰山と入れ替わる翔を演じているのは菅田将暉。『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)で主演デビュー以来、NHK朝ドラ『ごちそうさん』、『泣くな、はらちゃん』(日本テレビ系)、『死神くん』(テレビ朝日系)、映画『海月姫』など、多数の作品で好演してきた若手実力派俳優だ。ちなみにNHK土曜ドラマ『ちゃんぽん食べたか』でも遠藤と親子役を演じている。 菅田はこのドラマでは、か弱い“女子力男子”から一変、威厳のある勝ち気で男らしいキャラを演じている。さらに、草刈正雄演じる政敵・蔵本も入れ替わってしまう。しかも、入れ替わったのは、知英演じる娘・エリカ。2枚目キャラだった草刈が「サイテー!」「もうパパったら、大股で歩くのヤメてってばぁ!」などという女言葉に豹変する。 「入れ替わり」ものは、これまでも数多く作られてきた。それは、設定そのものがコメディになるという理由のほかにも、役者の振り幅を見せることができるという点が大きいだろう。だから、芸達者な役者が演じれば演じるほど、その振り幅でチャーミングさが引き立つ。『民王』は、このキャスティングの時点で成功したといえるだろう。 だが、このドラマで“スパイス”となっているのは、入れ替わっている彼らのほかにもいる。泰山の第一秘書・貝原役の高橋一生だ。10歳で子役デビュー以来、『耳をすませば』などの声優、舞台、映画、ドラマとさまざまなキャリアを積み、各世代で強い印象を与えてきた高橋だが、30代半ばとなった現在、ますます充実している。高校時代の同級生である岡田准一と共演したNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』をはじめ、『モザイクジャパン』(WOWOW)、『ペテロの葬列』(TBS系)、『信長協奏曲』(フジテレビ系)、『Dr.倫太郎』(日本テレビ系)と、重要な“助演”というポジションで強烈な存在感を放っている。 そんな高橋にとって、『民王』の秘書役はまさにハマり役。役柄でも、ドラマの役割としても、見事な“助演”を果たしている。常に冷静沈着で的確に総理親子をサポートしつつ、時折、「バカなの?」「変態じゃないか!」と短くスパっとツッコむ毒舌が心地いい。 政敵にヘッドハンティングされた時には「私の忠誠心は山よりも高い」とクールに言った直後に「参考までに……月おいくらで?」と聞いたり、真面目な顔でコミカル。 ナイトキャップ、アイマスク着用で寝る姿はかわいらしく、加えてなんと「童貞」設定。女の子に囲まれると突然、挙動不審になり、「メトロノーム……の音を聞くのが好きです」とわけのわからないことを言いだすのがたまらない。入れ替わらずとも、振り幅の大きいギャップを作り出しているのだ。 そのほか、菅田が『仮面ライダーW』で演じたフィリップの決めゼリフ「さあ、検索をはじめよう」をパロディするなど、やりたい放題。もはや、主役が入れ替わってしまったかのような“高橋一生劇場”が展開されているのだ。 9月4日放送の第6話では、泰山に入れ替わった翔が銃弾に倒れてしまうという急展開。ストーリー的にも、ますます目が離せなくなっている。総理の誤読など笑って済ませられた09年から、いまや政治は笑えない「ミゾウユウ」な状況になってしまっている。だが『民王』は、そんなおカタい政治の世界を、キャラクターと俳優たちの魅力で、萌え要素満載の痛快コメディに“入れ替えた”のだ。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) ◆「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらからテレビ朝日『民王』公式サイトより






