韓国の地方都市・浦項(ポハン)にある女子高のトイレで、遺棄された新生児が発見された。その後、通報を受けた救急隊員が駆けつけたが、新生児はすでに息を引き取った後だったという。現場では、新生児の胎盤と臍帯が一緒に発見された。 新生児が発見された当時、学校では全校生徒約900人が夜間の自習活動をしていた。警察は、誰かがトイレで出産後、遺棄したとみて捜査を開始。学校の入り口に設置されたCCTVの動画や、トイレに残されたトイレットペーパーなどを回収し、鑑識に回したという。韓国警察関係者は「新生児を遺棄した人物が、校内の人間か、はたまた校外の人間かはまだ明らかになっていないが、すべての可能性を考慮して捜査を続ける」としている。 韓国では児童虐待もさることながら、新生児遺棄が社会問題として浮上している。韓国には、日本の熊本市にある慈恵病院などが設置している、いわゆる「赤ちゃんポスト」のように、宗教団体が慈善活動として設置している「ベビーボックス」なるものがある。2011年にベビーボックスで保護された新生児の数は25人だったが、13年には208人まで増加しており、その後も数は増え続けているという。なお、このボックスを利用した母親の大半が「出産を親や周囲に知られたくなかった」「子育ては経済的に困難」という理由を告白している。 また、韓国では最近、新生児を買い付け、他人に転売(養子縁組)するブローカーが摘発される事件が頻発している。彼らは通称“養子ブローカー”と呼ばれている。先日拘束されたとある養子ブローカーは、育てる当てのない子を授かった女性の病院費を肩代わりしたり、金を渡し、生まれたての子どもを買い取っては転売していたという。明らかになっている手法としては、ネット上で「養子縁組の相談に乗る」といううたい文句を掲げ、妊婦に接近。その後、弱みにつけ入り、新生児を安値で買いたたくというものだ。 そう考えると、ベビーボックスで保護される新生児の数は、全体の一部にすぎないのかもしれない。女子高に残された新生児の死体の母親が学生であったとしたら、問題はいよいよ深刻と言わざるを得ない。 (取材・文=河鐘基)イメージ画像「Thinkstock」より
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フィリピン、タイで頻発!? 韓国人観光客を襲う、韓国人強盗団
タイ・バンコク市内で、同胞を狙った韓国人強盗犯2人が逮捕された。 犯人たちは、オンライン旅行コミュニティー上で、タイ旅行を計画していた韓国人観光客に接触。観光情報を教えるという名目で「直接会おう」と持ちかけた。実際にバンコク市内で観光客と対面した2人は、突如として凶器を持ち出し、殴る蹴るなどの暴行を加えた上、脅迫。現金や携帯電話を奪い取ったという。犯行現場となったのは、車中や観光客が予約した宿泊施設で、犯行も一度ではない。被害者の数は合計4人、被害額は100万円を超えるという。 一度目の犯行で味を占めた2人は、その後も犯行を重ねるため、車両や手錠、凶器などを周到に用意。また、犯行後、国外に逃亡する算段も立てていたという。在タイ韓国大使館は、昨年末から今年に入って数回起きた韓国人観光客襲撃事件を同一犯によるものとみて、タイ捜査当局に捜査を依頼。今回、いよいよ逮捕となったわけだ。 大使館関係者は「フィリピンなどでは、韓国人が同胞を相手に凶悪事件を起こすケースが多いが、タイでは初めて。『観光地を案内する』などの口実で知らない韓国人が近寄ってきたら、注意してください」と呼び掛けている。 海外旅行客に対して、同胞に注意しろというのは滑稽としか言いようがない。なお、タイには韓国人が多く住んでおり、韓国人街や、彼らが多く住む地域やアパートもいくつかある。ほとんどが現地の人と結婚していたり、仕事および事業のためにタイに在住しているが、中には韓国で住めなくなり、移住してきたはぐれ者もいるそうだ。現地在住の韓国人実業家は言う。 「もともと韓国で暴力団員をしていたが、犯罪を起こして逃げてきた者もいる。そこまでいかなくとも、定職がなく、タイでごくつぶしのように生活する者も少なくない。その中には、東南アジアでは何をしてもいいと勘違いしている者もいる。しかも、同胞をターゲットにするとは、堕ちるところまで堕ちた証拠。彼らには厳罰を与えるべき」 韓国人にとって“同胞は温かい”という常識は、もはや過去のものになってしまったのかもしれない。せめて、海外の人に迷惑をかけないことを願うばかりだ。 (取材・文=河鐘基)イメージ画像(「Thinkstock」より)
フィリピン、タイで頻発!? 韓国人観光客を襲う、韓国人強盗団
タイ・バンコク市内で、同胞を狙った韓国人強盗犯2人が逮捕された。 犯人たちは、オンライン旅行コミュニティー上で、タイ旅行を計画していた韓国人観光客に接触。観光情報を教えるという名目で「直接会おう」と持ちかけた。実際にバンコク市内で観光客と対面した2人は、突如として凶器を持ち出し、殴る蹴るなどの暴行を加えた上、脅迫。現金や携帯電話を奪い取ったという。犯行現場となったのは、車中や観光客が予約した宿泊施設で、犯行も一度ではない。被害者の数は合計4人、被害額は100万円を超えるという。 一度目の犯行で味を占めた2人は、その後も犯行を重ねるため、車両や手錠、凶器などを周到に用意。また、犯行後、国外に逃亡する算段も立てていたという。在タイ韓国大使館は、昨年末から今年に入って数回起きた韓国人観光客襲撃事件を同一犯によるものとみて、タイ捜査当局に捜査を依頼。今回、いよいよ逮捕となったわけだ。 大使館関係者は「フィリピンなどでは、韓国人が同胞を相手に凶悪事件を起こすケースが多いが、タイでは初めて。『観光地を案内する』などの口実で知らない韓国人が近寄ってきたら、注意してください」と呼び掛けている。 海外旅行客に対して、同胞に注意しろというのは滑稽としか言いようがない。なお、タイには韓国人が多く住んでおり、韓国人街や、彼らが多く住む地域やアパートもいくつかある。ほとんどが現地の人と結婚していたり、仕事および事業のためにタイに在住しているが、中には韓国で住めなくなり、移住してきたはぐれ者もいるそうだ。現地在住の韓国人実業家は言う。 「もともと韓国で暴力団員をしていたが、犯罪を起こして逃げてきた者もいる。そこまでいかなくとも、定職がなく、タイでごくつぶしのように生活する者も少なくない。その中には、東南アジアでは何をしてもいいと勘違いしている者もいる。しかも、同胞をターゲットにするとは、堕ちるところまで堕ちた証拠。彼らには厳罰を与えるべき」 韓国人にとって“同胞は温かい”という常識は、もはや過去のものになってしまったのかもしれない。せめて、海外の人に迷惑をかけないことを願うばかりだ。 (取材・文=河鐘基)イメージ画像(「Thinkstock」より)
韓国人はデマにひっかかりやすい!? 韓国社会に蔓延する“SNS迷信”
韓国人は、伝統的にウワサに流されやすい人々だといわれている。よくいえば、他人の話をすぐに信頼し、物事を疑わない国民性だといえる。韓国で商品を売る際には、テレビやラジオなどマスメディアを使って宣伝するよりも、口コミを利用したほうが効果が高いという。これは決して無根拠な話ではなく、大手マーケティング企業が大掛かりな意識調査を何度も行い、分析した結果だそうだ。 反対に、根拠がないウワサが簡単に信じられてしまうこともしばしば。時に、社会全体に根も葉もない嘘が広がることがあり、結果的に国中が大騒ぎになるということもある。韓国人と話をしていると、知的水準が高い人々においても、デタラメをうのみにしているケースが少なくない。「こんな頭のよさそうな人が、そんな話を信じているのか……」と、驚かされてしまう。 さて、ここ数年、そんな“ウワサ好き”な国民性に拍車をかけているのがSNSの存在だ。韓国社会では毎日のように“SNS迷信”なる、真偽不明なウワサが生まれては消えていく。その拡散スピードはとても速く、中には深刻な間違いも多い。よほど深刻なのか、韓国メディアがその“SNS迷信”の実態を調査・報告するケースが増え始めている。 最近、韓国を騒がせた“SNS迷信”のひとつに「玄米には毒性物質が含まれている」というものがある。なんでも玄米を食べると骨が溶けたり、人間をゆっくり死に至らしめるというのだ。そんなウワサに尾ひれがつき「昔の人々は玄米を絶対に食べなかった」というウワサまで出てくる始末。当然、そのような事実はない。 また、南米を中心に社会問題となっているジカウイルスについても、科学的根拠がない“SNS迷信”がちまたを駆けめぐっている。例えば、「ジカウイルスの潜伏期間は2年に達する」「女性が一度感染すると体から消えることがなく、妊娠すると小頭症の子どもが生まれる」「キスでも感染する」などというものだ。専門家によれば「潜伏期間は最大でも2週間程度。ウイルスが潜伏して、後に女性が妊娠した際に小頭症の子どもが生まれるということはない」という。この手の話は、深刻な差別や蔑視にもつながりかねないので、単なる“ウワサ好き”では済まされなさそうなものである。 そのほかにも「4月から交通関連の罰金が2倍」「MERS(中東呼吸器症候群)に感染した女性が働く風俗店がある」などの“SNS迷信”がささやかれている。この手の話の実例を挙げていけば枚挙にいとまがない。科学的、または客観的事実より、親しい人が言うことやちまたのウワサを信じる向きが強いという傾向が、韓国社会に与えている影響は非常に大きい。SNSの普及で、その傾向がより悪いほうに向かわないことを祈るばかりである。 (取材・文=河鐘基)中央日報より
Facebookで金髪美女にほだされた韓国人男性、1,000万円だまし取られる
SNS上で結婚詐欺に遭うという前代未聞の珍事件が、韓国で起きた。同事件の被害者となったのは、日本で会社員として働く韓国人男性A氏(56歳)。 昨年6月、A氏はFacebook上で知り合った韓国在住の女性B(34歳)と、メッセージを頻繁に交わす仲になった。なお、Bのプロフィールには、金髪の美しい女性の写真が掲載されていたそうだ。メッセンジャーでやりとりをし始めてからしばらくすると、BはA氏に対して、次のような話を切り出したという。 「父親が私に金塊120㎏を遺産として残した。その金塊はアフリカ・ガーナにある。それを韓国に搬入してあなたと一緒に暮らしたいのだけれど、持ち出しに費用がかかるの」 A氏は金髪美女との結婚や金塊に目がくらみ、昨年9月から12月にかけて8回にわたり、現金約1000万円をBに送金した。 Bはその後も、A氏からもっと金を巻き上げようと画策。A氏に対して「金塊は韓国に到着したけど、大統領の特別命令で在韓カナダ大使館に置いてある。カナダ大使館で、ガーナの役人に会ってくれないか」と迫った。 約束の日時になると、A氏の前に2人の男性が現れた。2人はA氏に「金塊の価値の10%である約4,000万円を税金として支払えば、金塊を渡すことができる」と説明した。 A氏はその時点になって初めて、“話が怪しい”と感じたそうだ。というのも、会いに来た2人の身なりが役人には見えなかったのがその理由だ。普通であれば、もっと早い段階で気づいてもよさそうなものだが、SNSに掲げられた金髪美女の写真がよほど気に入ったのだろうか。 A氏はその後、警察に通報。2人の男は、11日に詐欺容疑で逮捕された。取り調べによって、ひとりはオーストラリア国籍で、もうひとりはリベリア国籍だったことがわかった。なお、A氏と結婚の約束までしたBが実際に存在しているのかどうかは、まだ明らかにされていない。 韓国警察によれば「海外からFacebookを通じて詐欺を働くというのは初の事案。男性2人を拘束した後、BからA氏に対して“被害届を取り下げ、2人を釈放しろ”という趣旨のメールが届いている。まだほかにもメンバーがいるものとみて捜査を続けている」そうだ。 今回の事件は、A氏がSNSに疎い年代に属することも要因になったと考えられる。オレオレ詐欺よりはるかに壮大なグローバルサイバー詐欺。その首謀者たちの正体は、はたして!? (取材・文=河鐘基)「socoolkoon.tistory.com」より
“離婚大国”韓国で児童虐待が止まらない! 「しつけ」と「体罰」をはき違える継父母たち
韓国で児童虐待が急増している。韓国・保健福祉部や警察庁などが発表したところによると、2010年に把握された児童虐待の件数は5,657件だったが、14年には1万27件と、4年間で77%も増加したことになる。 韓国では、昨年にも凄惨な児童虐待および死亡事件が相次いだ。例えば、3カ月もの期間にわたり、真冬のバスルームに7歳の子どもを閉じ込め死亡させた後、山に埋めた「シン・ウォンヨン君殺害事件」や、13歳の女子中学生に暴行を加え死亡させ、死体を11カ月もの間放置した「富川市ミイラ事件」などがある。 また、虐待された子どもが、命からがら逃げ出したケースもある。通称「裸足の少女事件」だ。同事件の被害者となった児童は、12年9月から15年12月まで、約3年4カ月にわたって監禁・暴行されていた。逃げ出す前、少女は自宅の洗濯機内に監禁されていたそうで、脱出後にスーパーマーケットでお菓子をむさぼり食っているところを店主に発見され、児童虐待の事実が明らかになった。 いずれの事件も、離婚家庭や、継父母がいる家庭で起こっている。京畿大学犯罪心理学教授イ・スジョン氏は言う。 「それらの児童虐待事件には、キーワードとして“継母”や“同居人”が登場する。(中略)韓国社会ではまだ、親が体罰的なしつけを行うことを当然視する雰囲気があるためか、愛着形成が行われていない継父母が、“感情的な体罰”を行うケースが後を絶たない」 近年の児童虐待の増加を受け、警察も本腰を入れて動きだした。3月14日には、「児童虐待専門警察官」を1,000人規模に増員することを決定。政府の承認を受け、児童虐待および家庭内暴力を、徹底的に取り締まる体制を整えるという。 声明を発表したカン・シンミョン警察庁長官は「国が進める健康診断や予防接種を受けられなかった、いわゆる“医療放置”の状況に置かれた児童(4~6歳)が、809人と集計された……(中略)彼らは、虐待死など致命的な危険にさらされる可能性が高いため、今月末までに自治体とともに重点的に取り締まることにする」と話している。 なお、韓国の離婚率はOECD加盟国中、最も高い。1日当たりで計算すると、約11組が結婚し、4組が離婚しているといわれている。また、結婚自体を放棄する若者も増える一方だ。今後、安心して暮らせる環境を失う子どもが、さらに増えそうな気配である。 (取材・文=河鐘基)
“離婚大国”韓国で児童虐待が止まらない! 「しつけ」と「体罰」をはき違える継父母たち
韓国で児童虐待が急増している。韓国・保健福祉部や警察庁などが発表したところによると、2010年に把握された児童虐待の件数は5,657件だったが、14年には1万27件と、4年間で77%も増加したことになる。 韓国では、昨年にも凄惨な児童虐待および死亡事件が相次いだ。例えば、3カ月もの期間にわたり、真冬のバスルームに7歳の子どもを閉じ込め死亡させた後、山に埋めた「シン・ウォンヨン君殺害事件」や、13歳の女子中学生に暴行を加え死亡させ、死体を11カ月もの間放置した「富川市ミイラ事件」などがある。 また、虐待された子どもが、命からがら逃げ出したケースもある。通称「裸足の少女事件」だ。同事件の被害者となった児童は、12年9月から15年12月まで、約3年4カ月にわたって監禁・暴行されていた。逃げ出す前、少女は自宅の洗濯機内に監禁されていたそうで、脱出後にスーパーマーケットでお菓子をむさぼり食っているところを店主に発見され、児童虐待の事実が明らかになった。 いずれの事件も、離婚家庭や、継父母がいる家庭で起こっている。京畿大学犯罪心理学教授イ・スジョン氏は言う。 「それらの児童虐待事件には、キーワードとして“継母”や“同居人”が登場する。(中略)韓国社会ではまだ、親が体罰的なしつけを行うことを当然視する雰囲気があるためか、愛着形成が行われていない継父母が、“感情的な体罰”を行うケースが後を絶たない」 近年の児童虐待の増加を受け、警察も本腰を入れて動きだした。3月14日には、「児童虐待専門警察官」を1,000人規模に増員することを決定。政府の承認を受け、児童虐待および家庭内暴力を、徹底的に取り締まる体制を整えるという。 声明を発表したカン・シンミョン警察庁長官は「国が進める健康診断や予防接種を受けられなかった、いわゆる“医療放置”の状況に置かれた児童(4~6歳)が、809人と集計された……(中略)彼らは、虐待死など致命的な危険にさらされる可能性が高いため、今月末までに自治体とともに重点的に取り締まることにする」と話している。 なお、韓国の離婚率はOECD加盟国中、最も高い。1日当たりで計算すると、約11組が結婚し、4組が離婚しているといわれている。また、結婚自体を放棄する若者も増える一方だ。今後、安心して暮らせる環境を失う子どもが、さらに増えそうな気配である。 (取材・文=河鐘基)
子どもの成績に悩む人妻を塾講師が誘惑! 勉強に集中できる“ビタミン剤”の中身とは
出身校の名前が、その後の人生の大半を左右する超学歴社会・韓国。そんな社会情勢を反映してか、子どもを持つ母親たちの教育熱や競争意識が、異常なレベルに達しているという。韓国の生活番組で、教育ママたちの驚くべき行動が明らかにされた。 舞台は、とある高級住宅街、有名校が軒を連ねる文教エリアだ。 Aさんには、大学受験を控えた息子がいた。ただ、息子は勉強が好きではなく、成績が伸び悩んでおり、ママ友の間で子どもの話が出るたびに、肩身の狭い日々を過ごしていた。夫は放任主義で、教育熱心ではなく、むしろ子どもを叱りつけるAさんの言動に腹を立てるような始末だった。 八方ふさがりとなり、失意に暮れるAさんに、優しく接する男性がいた。息子が通う塾の講師だ。いつしか2人は、悩みを打ち明け合う仲に。それからしばらくして、不倫関係となった。ここまではありそうな話なのだが、驚くのはその後の展開である。 Aさんと講師が男女の仲になってからしばらくすると、息子の成績が見違えるほど伸び始めた。その変化に、いち早く気づいた人物がいた。同じ塾に息子を通わす、Bさんだ。 BさんはAさんと講師がラブホテルに入る姿を目撃しており、それをネタに成績が良くなった理由を聞き出そうとしたのだった。 Aさんは不倫関係を認め、「講師に特別授業をしてもらっている」と明かした。ただBさんは「特別授業を受けただけで、そこまで成績が良くなるのか?」と、隠していることを洗いざらい話すようになおも迫った。ついに隠しきれなくなったAさんは、ある秘密を打ち明ける。 「実は、講師からもらった勉強に集中できる“ビタミン剤”を息子に飲ませたら、急に成績が良くなったの」 Bさんは、Aさんにその“ビタミン剤”を分けてもらい、自分の息子にも服用させた。するとどうだろう。伸び悩んでいたBさんの息子の成績が、あれよあれよという間に伸び始めたのだった。 それから数日後、AさんとBさんの“秘密”は急展開を迎える。2人の息子が体調不良を訴え、病院に搬送されたのだ。治療を担当した医師からは、驚くべき事実が。なんと「2人には、深刻な麻薬中毒の症状が見られる」というのだ。息子たちが倒れた理由は、講師から渡されたビタミン剤。ただ、ビタミン剤というのは名ばかりで、欧米を中心に流行している合成麻薬だったのだ。 実は、Aさんと不倫関係を結んでいた講師は、「主婦専門」を自称する詐欺師だった。塾で子どもの成績が伸び悩む母親を口説いては、薬を売りつけ、巨額の金銭を得ていた。Aさん以外にも、被害者は多かったそうだ。当然、講師は逮捕。その手口が白日の下にさらされることとなった。 非常に狡猾な犯罪であることは確かだが、それに気づかない教育熱に侵された母親がたくさんいるという事実や、歪んだ超学歴社会そのものが、すでに悲劇だと考えさせられるエピソードだ。 (取材・文=河鐘基)イメージ画像
「更生施設内で職員も乱用!?」“ヒロポン大国”韓国が、麻薬輸出入ルートの新たな中継地に
昨年、韓国に約240万人分の麻薬が密輸されていたという統計が発表された。日本円に換算すると、約210億円相当となる。カート(覚醒植物)や大麻、合成麻薬などさまざまな種類があったが、特に多かったのはヒロポン(覚せい剤の一種)で、その摘発量は2004年以降、11年ぶりに最大を記録したという。13年の摘発件数は254件で、14年には308件、そして昨年には325件と増加傾向にある。 「これまで、中国や東南アジアから日本へ向かうルートが一般的だった。しかし最近では、アフリカやヨーロッパ、中東から韓国を中継し、米国、カナダ、台湾に密輸されるルートが増え始めている」(韓国麻薬捜査関係者) 韓国メディア「釜山日報」が報じたところによると、今回、初めて摘発された麻薬ルートもいくつかあるそうだ。例えば、カートは「アフリカ(ケニア・南ア)→UAE・ドイツ→韓国→米国」のルートが、大麻は「カナダ→韓国→台湾」のルートなどが新たに確認された。ヒロポンについては既存の「中国・香港→韓国→日本」というルート以外にも、カンボジアからの密輸入が摘発されている。 15年11月から今年2月にかけて行われた、韓国国内の麻薬取り締まり特別キャンペーンでは、合計1,512人の麻薬販売および所持・使用者が検挙されている。そのうち51%は無職で、年齢層としては30~40代が最も多かったという。使用された麻薬の内訳を見ると、ヒロポンが1,068人、全体のうち7割を占めた。昨年1年間では合計1万1,916人が摘発されており、6年ぶりに1万人のラインを超えたともいう。警察に摘発された密輸入者(MBNニュースより)
そんな韓国では、驚くような事件も起きている。最近、最も大きな問題となったのは「麻薬依存を治療するための更生施設内で、麻薬を服用する入所者が増えている」というものだ。少し耳を疑うような事件だが、一体どういうことなのか? JTBCのニュース番組では、内部情報提供者の告発をもとに、韓国のとある更生施設内に収容されている入所者たちが麻薬を常用している実態を報道。一部の入所者が自分たちだけではなく、ほかの入所者や、挙げ句の果てには更生施設のスタッフにまで麻薬を渡し、使用を促しているという事実が明らかになった。麻薬の依存を断ち切りたいと強く願う入所者のひとりで、内部情報提供者のA氏は次のように話す。 「更生施設内は警察が来ないから、みんなここで服用しているのです。ある意味、最も安全なのかもしれません」 それ以外にも、最近ではSNSなど通じたルートも拡大しているとのこと。日本でも麻薬関連のニュースがあらためてクローズアップされているが、韓国ではさらに深刻な問題となっているようだ。 (取材・文=河鐘基)車から大量に押収されたカート
関係者が内情暴露! 韓国芸能界で暗躍する売春ブローカーたち「芸能人の卵が自ら接触するケースも……」
2月13日、韓国で放送されたテレビ番組『それが知りたい』(SBS)が、大きな波紋を呼んでいる。同番組は韓国の社会問題を追跡するドキュメンタリーで、この日のテーマは「韓国芸能界で暗躍する売春ブローカー」だった。 先日、韓国ではガールズグループ「TAHITI」のメンバー・ジスが、売春ブローカーから勧誘を受けたとネット上で暴露し、炎上騒ぎになったばかり(参照記事)。これまでも、韓国芸能界と性の問題はたびたび取り沙汰されてきたが、今回はテレビ局が本気で“メス”を入れた形だ。 番組にはまず、実際にブローカーからあっせんを受けたという男性が登場。ブローカーとの会話を収めた音声データを公開した。そこには、女性芸能人を商品のように扱う、生々しい会話が記録されていた。 男性「○○は一晩、1,000~1,200ウォン(100~120万円)くらいだと聞いている。合ってるか?」 ブローカー「そうですね、大体そのくらいだと思います。」 男性「有名芸能人○○は、6カ月契約でいくらくらいするんだ?」 ブローカー「4万5,000ウォンくらいです」 男性「じゃあ○○は?」 ブローカー「私が把握している限りでは、1カ月で1万ウォンくらいもらっていたそうです」 その後も似たような会話が延々と続く。情報提供者の安全確保のために、登場人物の名前は伏せられていたものの、取材したSBS側は、売春をしている女性芸能人がかなりの大物であることを示唆していた。 さらに、女性芸能人やアイドルを管理する芸能事務所のマネジャーにも直撃。彼らは口裏を合わせたように「何も知らない」「自分たちが知らないところで起きていること」と語ったが、真相は定かではない。ただ、あるマネジャーは「そのような売春の実態があり、女性たちを買い漁る権力者やスポンサーが存在するという話はよく耳にする」と告白。「僕らにとっても、そのような人たちは敵です」と、声を荒らげていた。 実際に、スポンサーの提案を受けた女性たちも数人登場した。ブローカーが彼女たちに紹介するとした相手は、大企業の社長の息子や、某大手企業の会長などなど。中には、ブローカーから「乱交パーティー」の勧誘や、「すぐに裸になれないようでは、芸能界を渡っていけない。君は、そこで脱落だ」などの言葉を浴びせられたという証言も出てきた。 なお今回の番組では、SBSの女性記者がブローカーに接触するという場面も放送された。ブローカーを自称する男性が「背は何センチ?」「バストサイズは?」「仕事は何しているの?」など慣れた口調で質問を投げかける様子が記録されていた。まるで、風俗店の店長である。中には少し変わった質問もあった。それは「君はNAVERで検索したら出てくる?」というもの。NAVERは韓国最大のポータルサイトだが、そこに写真と名前、経歴が掲載されていれば、売春の値段が跳ね上がるのだそうだ。 女性記者は、もうひとり別のブローカーにも直撃しているが、そのブローカーの言葉はさらに衝撃的だった。 「俺のところに来るのが、どんな子たちだかわかる? ほとんどは、芸能界を目指すタレントの卵たちだ。彼女らは、裕福な人々と知り合いになりたくて、俺を訪ねてくる」 地位も名誉もある大人の男性が、大金をはたいて女性を商品のように扱う状況は、社会的に批判されても仕方がない。一方で、金欲しさに、権力者に近づく接点としてブローカーを利用する女性たちがいるのも事実。いずれにせよ、金がすべてを決める傾向が強い社会の風潮や文化が、ブローカーの存在を生み出しているとも言えなくない。 (取材・文=河鐘基)イメージ画像(Thinkstockより)








