宮脇咲良、水着ショット披露に「リアル天使!」と絶賛の声 “世界一美しい顔”選出に期待高まる

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宮脇咲良のインスタグラムより
 24日、人気アイドルグループ・HKT48兼AKB48のメンバー・宮脇咲良が、自身のインスタグラムに水着ショットを続々とアップ。その中には、大きな翼の絵が描かれた壁の前で撮ったものもあり、まるでそれが宮脇の背中から生えているように見えるため、「リアル天使かと思った!」「神々しい!」などと絶賛の声が相次いだ。 「昨年9月にインスタグラムを開設して以来、宮脇が水着ショットを公開するのは今回が初。しかも、フジテレビ主催の夏祭りイベント・お台場夢大陸のプールで撮ったという、水色の水着ショットの後、同日に“はしごした”という別のプールでの画像もアップ。こちらは、黒い水着の上から白い小さなエプロンのようなものを着た、どこかメイドコスプレを思わせる姿で、『かわいすぎる!』『ご主人様になりたい!』などとファンを萌えさせたようです」(芸能関係者)  そのビジュアルレベルの高さで人気を集め、今年6月に開票された『AKB48 49thシングル選抜総選挙』では自己最高位の4位になるなど、今やAKB48グループの顔になりつつある宮脇。今月22日には、アメリカの映画情報サイト『TC Candler』が発表する『世界で最も美しい顔100人』に初めてノミネートされ、注目度は増すばかりとなっている。 「同ランキングには、元・AKB48の小嶋陽菜、大和田南那も選出されているのですが、現役メンバーでノミネートされているのは今のところ宮脇だけ。同ランキングにおけるAKB48メンバーの歴代最高位は、14年に島崎遥香が記録した50位ということで、更新なるかファンの間で関心が高まっているようです」(同)  ちなみに、これまでの日本人最高位は、女優の石原さとみが昨年記録した6位。その記録を更新することになれば、AKB48の活動も今以上にワールドワイドなものになるかもしれない。

HKT48で裏アカ流出も、内容は微妙……渡辺麻友の“腐女子爆発裏アカ”は偉大だった!?

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 HKT48のメンバーがプライベートで使用していたとおぼしきSNSのアカウントが複数発見され、アイドルファンの間で話題になっている。 「宮脇咲良、松岡菜摘のアカウントとされるインスタグラムや、村重杏奈と思われるTwitterなどのスクリーンショットが拡散しました。芋づる式にいろいろなアカウントが流出しているので、おそらくHKT関係者が漏らしていると思われます」(業界関係者)  今回流出したプライベートアカウントの投稿は、どんな内容だったのだろうか? 「握手会に対する文句や好きな芸能人に関する投稿などもありましたが、特に問題があるようなものではなかったですね。そういう意味では、炎上しない程度のギリギリをうまく突いた流出です」(同)  AKB48グループメンバーの裏アカウントは、過去にも何度か流出している。 「指原莉乃のインスタが流出したこともありますが、お祝いのケーキの写真なんかがアップされているだけで、スキャンダラスな内容は一切ありませんでした。そもそもそんなにインスタを使っていなかったということなのかもしれませんが、拍子抜けでしたね」(アイドルに詳しいフリーライター)  その一方で、いろいろな意味で話題になったのが、渡辺麻友の裏アカウントだ。 「渡辺のものと思われるインスタグラムには、HKTの宮脇や兒玉遥を“整形モンスター”と揶揄する内容があったり、不細工な変顔があったりと、清純派のイメージとはかけ離れていたと話題になりました」(同)  さらに、このアカウントには男性関係のネタも投稿されていた。 「渡辺はフィギュアスケートの羽生結弦の大ファンのようで、羽生選手に対する愛情を吐露する投稿も多かったです。しかも、いわゆる“腐女子”的な内容も多く、ファンは驚いていましたね。ただ、一方でリアルな男性との交流は皆無。リア充感はほとんどなく、“ファンタジー”の中で生きているということがバレてしまった。そんなまゆゆに“むしろ信用できる”というファンは多かったですよ」(同)  確かに、今回のHKTの裏アカウント流出は、内容的にそこまで面白いものではなかった。そういう意味では、衝撃的な内容であると同時に、ファンに安心を与えるという離れ業をやってのけた渡辺の裏アカウントはかなり偉大な存在だったといえそう。流出するならせめて、まゆゆくらいのエンタテインメント性がほしいものだ。

“伸びる顎”HKT48・宮脇咲良が「あの人にそっくり」!? 整形大国にメンテナンス旅行か

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インスタグラムより
 HKT48の中心メンバー・宮脇咲良(19)の“裏アカ”らしき画像が新たに流出し、騒動となっている。 「宮脇といえば、先月にもインスタグラムの裏アカらしき画像が流出し、Hey! Say! JUMP・伊野尾慧をディスるような投稿があったことから騒ぎとなりましたが、今回流出したのも同じアカウント。宮脇の本性を晒すため、何者かが小出しにネットに流しているのかもしれません」(芸能記者)  今回の流出画像には、俳優・高橋一生の写真が複数含まれており、相当ファンなのか「いっせい しか みえない」「いっせい あいしてるんご」といった文字が添えられている。  また、同アカウントは、韓国の5人組女性アイドルグループ・Red Velvetの写真も複数投稿。「可愛すぎてつらみ」「結局君達がいっちゃん可愛いよ」「あいしてる」などの文字が添えられており、このグループの大ファンであることがうかがえる。  そんな中、宮脇の“最新の顔”がRed Velvetのメンバーに「似ている」との指摘が相次いでいる。  2015年の17歳当時から、みるみるバージョンアップしていく顔が注目されてきた宮脇だが、特にここ最近の激変ぶりは大きな話題に。今年5月の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)出演時にも、AKB48のセンターで歌う宮脇に対し、ネット上で「この子、誰?」「顔変わりすぎ」との声が相次いだ。 「今の宮脇は、確かにRed Velvetのメンバーにそっくり。目元や頬、顎のとんがり具合が、26歳のリーダー・アイリーンや、18歳の末っ子メンバー・イェリに似ています。ネット上では“整形モンスター”などと呼ばれている宮脇ですが、プライベートで頻繁に韓国を訪れていることが注目されている。1月にTwitterで『弟リクエストで、家族みんなで韓国旅行に』と旅行写真を公開した際にも、『メンテナンス旅行だろ』とのツッコミが相次ぎました」(同)  今年のシングル選抜総選挙では4位に名前が呼ばれ、壇上で「来年の総選挙の予言をさせてください! 来年の総選挙、第1位は宮脇咲良です!」とスピーチしていた宮脇。韓国人アイドルのような美しい顔で、グループのテッペンを獲れるだろうか?

「スピリッツ」表紙に違和感……HKT48・宮脇咲良は「整形モンスター」ならぬ「修整モンスター」!?

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「週刊ビッグコミックスピリッツ 2017年31号」(小学館)
 あれ? また成長した!?  AKB48とHKT48を兼任する宮脇咲良(19)が、7月3日発売の「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で、初の単独表紙に登場した。  宮脇は2012年の総選挙への参加から一度も順位を下げることなく、今年は第4位にランクイン。“まゆゆ”こと渡辺麻友卒業後のAKBグループの新エースとして、期待がかかっている。  巻頭グラビアには「咲き誇るビューティー」というコピーが掲載され、宮脇はノースリーブ、ショートパンツでおへそを出しながら寝そべる姿や、黒のセパレートの衣装で、しゃがみながらお尻から太ももにかけたラインを強調するショットなどを8ページにわたって披露。また、10代最後の夏についても「まだまだ10代でいたいのに(笑)、次の誕生日でハタチになります。思ったより、あっという間だったなぁ…」と感慨深く語っている。  しかし、ネット上では、ファンからの戸惑いの声も聞こえてくる。どういうことか? 「宮脇といえば、14年に『HKT48の宮脇咲良と兒玉遥は整形モンスター』という文面が記されたインスタグラム画像が流出。これが渡辺の裏垢(裏アカウント)だと大騒動となりました。真偽は不明ですが、このことから宮脇の顔面の“成長”に注目が集まるように。年頃の少女とはいえ、確かにこの数年の間に、ブレークした16歳時の面影は薄れ、グラビア誌に登場するたびに『誰?』といった声が飛び交っていました。特に最近の写真は、下膨れしていた輪郭がシャープになっている気がしますね」(グラビア誌編集者)  また、別のアイドル誌グラビア担当者は、今回のグラビアの“違和感”について、こう指摘する。 「宮脇のトレードマークといえば、目の下の涙袋です。ところが、『スピリッツ』の写真を見ると、表紙、2ページ目上、4ページ目、8ページ目は目の下が平らになっており、それ以外のカットにはくっきりとした涙袋がある。表紙の裏面も彼女が登場するカードゲームの広告なのですが、こちらにもくっきりと涙袋が残っている。グラビアでモデルの顔を修整するのは、いまや常識。宮脇に関しても、事務所から修整の指示があったはずですが、涙袋に関して、消すのか残すのか統一されていなかったようですね」  言うなれば“整形モンスター”ではなく、“修整モンスター”? 宮脇の場合、ちょっとした変化でネット民がざわつく事態となるだけに、編集者はほかのタレント以上に気を使う必要がありそうだ。

いよいよ最終回! 宮脇咲良の敗北と、AKB48が探し求めた“アツさ”の先『豆腐プロレス』

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テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
 今回が最終回となる『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)。前回から試合が続いているので軽くおさらいすると、劇中ではただいま、主人公のチェリー宮脇(HKT48宮脇咲良)と、WIPのスター選手・ハリウッドJURINA(SKE48松井珠理奈)による「OVER THE TOP」決勝戦が行われている。仲間からの寄せ書きの入ったマントをもらい決勝のリングに上がったチェリー宮脇だが、極度の緊張でなかなか実力を発揮できない。WIPの矢崎英一郎(渡辺いっけい)から「チェリー宮脇が目を覚ます前に倒せ」というアドバイスをもらっていたハリウッドJURINAは、そんな宮脇に試合開始から全力で攻撃。付け入るスキを与えない。チェリー宮脇はリング外で気を失ってしまう……というところで前回は終わっていた。  リング外で気を失っていたチェリー宮脇は、夢を見る。前回見ていた夢と同じように、すでに練習用リングがなくなった錦糸町道場で、宮脇は寝そべっている。電話の音が鳴り響き、それに出ると、なんと電話口からは死んだはずの父・ウロボロス洋平(菅原大吉)の声が。ウロボロス洋平は「リングに戻れ!」と宮脇に声をかけ続ける。宮脇は次の瞬間夢から覚め、カウントギリギリ、ボロボロの体でなんとかリングに生還。  しかし、ハリウッドJURINAは攻撃の手を緩めない。延髄斬り、フェイスクラッシャー……すでにボロボロの宮脇を、連続攻撃でさらに痛めつけていく。膝に相手の体を落とす「アイスブレイク」を宮脇に食らわせ、これで勝負あったかと思われたタイミングで、ハリウッドJURINAは、なぜか技を一瞬解いてしまう。  そしてハリウッドJURINAは、チェリー宮脇に「まだこんなもんじゃないよね?」とだけ声をかけると、張り手の連続。そして続けて「はやく目覚ませよ!」と声をかける。これに呼応するように、宮脇は叫び声をあげると、覚醒したのか本調子を取り戻し、エルボーでハリウッドJURINAになんとか対抗していく。これに対し、ハリウッドJURINAは「最初からそれやってくれない?」と挑発的な発言。  このあとは、技のオンパレード。ハリウッドJURINAは、フライングJURINAかと思われたトップロープに立つ場面でなぜか飛び降りる直前、両手を合わせて拝むポーズをとり、ライバルであったユンボ島田(島田晴香)の必殺技「拝みギロチンドロップ」を披露するという展開。しかし宮脇はこれでも屈しない。ジャンピングサクラ、ロングスピーチ横山との試合で初登場した技・サクラスペシャルなどから、なんとかカウントスリーに持っていこうとするが、どちらもギリギリの「カウント2.9」で返し続ける。46分45秒の熱戦を制したのは、なんと主人公のチェリー宮脇ではなく、ハリウッドJURINAであった。主人公が最終回で負けるという予想外の展開。  ラストシーンでは、エンディングテーマとして「シュートサイン」(キングレコード)が流れたあと、道場の前でひったくりを捕らえ、卍固めをするチェリー宮脇の前に、AKB48大家志津香やAKB48中西智代梨をはじめとした、「豆腐プロレス The REAL 2017 WIP CLIMAX」に参戦予定のメンバーたちが登場。試合の後のおまけのシーンでは、リアルでのプロレスイベントや次回作を匂わせるような表現が数多く見られた。  意外だったのは、やはり主人公のチェリー宮脇があっさり負けてしまったことだ。ただ、これまでこのドラマを観てきた方であれば、「まあ、それもアリかな」という気持ちもわかるのではないだろうか。  このドラマ、ほとんど実質的な主人公は、チェリー宮脇よりもハリウッドJURINAであった。そのハリウッドJURINAのライバル、ユンボ島田もまた主人公以上に魅力的で、「女子プロレスを扱ったドラマ」というニッチな仕事でありながら、2017年9月をメドにAKB48を卒業し、芸能界を引退することを明言している島田晴香には、その引退を惜しむ声が多い。  ハリウッドJURINAとユンボ島田の試合が行われた放送回は、この2クールの間でドラマの盛り上がりが最高潮になった瞬間だったのではないだろうか。ほかにもオクトパス須田(SKE48須田亜香里)、バード高柳(SKE48高柳明音)などは、それらを演じるメンバー自身とも重なるエピソードを演じ番組を盛り上げた。おそらくその身体能力を買われ出演が決定したであろうAKB48湯本亜美やNGT48加藤美南といったメンバーは、劇中での見せ場こそそこまでなかったものの、それが「もったいない」と思えてしまうほどであった。  このように名前を挙げていくと、同ドラマのなかで輝いたメンバーというのは実はたくさんいて、そのなかで宮脇咲良が演じるチェリー宮脇というキャラクターは、主役ながら埋もれてしまっていた印象が否めない。もちろん、トーナメント戦で出番がない試合の回が多く主役ながら出番が少なかったというのもあるかもしれないが、ことこのドラマだけについて見れば、宮脇咲良は他のメンバーに「食われていた」といえるだろう。先に挙げたように、ユンボ島田とハリウッドJURINAの試合がこのドラマの面白さの頂点で、それに比べると最終回にしては盛り上がりに欠けたというのが正直な感想だ。主人公のチェリー宮脇は、「亡き父の思いを背負ってリングに挑む」という役柄だったが、それも物語の面白さにはあまり噛んでいなかったように思う。  AKB48グループがプロレスに挑戦するという意外性で注目を集めたこのドラマだったが、全体的に深夜ドラマのようなチープさが目にあまり、ファンでなければ続けては観ていなかったと思う。しかし、逆にファンにとってはとても楽しいドラマだったはずだ。先に挙げた松井珠理奈、島田晴香、あるいは須田亜香里、高柳明音といった面々は、このドラマで活躍し、新境地を開拓したといえるだろう。特にいま挙げたメンバーのファンは、自分の推しの活躍に大いに満足したのではないだろうか。  AKB48のドラマでは、それを演じるメンバーのキャラクターを役柄に反映させる手法が数多くとられてきた。そのことにはこれまで何度か触れてきたが、それを小ネタのレベルでとどめるのではなく、ひとつの試合を通して表現し切っていたのは、この「豆腐プロレス」が初めてだったのではないかと思う。先に挙げたメンバーは、この表現手法にうまくハマったメンバーだが、主人公の宮脇がそこまでこのドラマにハマりきっていなかった。宮脇はもともと運動神経がいいわけではないし、アイドルとしてのグループや仕事への愛や情熱は強いものの、プロレス的な“アツさ”とはあまり相性がよくない。最終回の盛り上がりがいまひとつだったのは、そういった役柄やストーリーと、演じるメンバーの相性の問題もあっただろう。  しかし、この豆腐プロレスに「ハマった」島田晴香も、実はいままでも声の大きさやガキ大将のようなキャラクターを活かした役にはいくつか挑戦している(『マジすか学園3』で演じた「ウルセーヨ」など)が、どれもそこまでのハマり役だったわけではない。演じる俳優のキャラクターを活かせるかどうかということには、努力だけではどうにもできない運の要素もあるのかもしれない。ただ、ここまで「ハマり役」がたくさんいたAKB48グループのドラマを観たのは久しぶりだ。AKB48には、このようにテレビに出演するメンバーだけでなく、チーム8や研究生なども含め、魅力的なメンバーがたくさんいる。今後この「豆腐プロレス」の続編が作られるか不明だが、今後のAKB48のドラマでもたくさんの新しい「ハマり役」が出てくれることを期待したい。 (文=MC内郷丸)

宮脇咲良と松井珠理奈、次世代を担うのはどっち!? 最終回直前『豆腐プロレス』

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テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
 NMB48須藤凛々花の壇上での結婚宣言が大きな話題となった、総選挙翌週の『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)第23話。タイトルは「思えば豆腐に来たもんだ」。  待ちに待った「OVER THE TOP」の決勝戦。勝ち上がったのは、主人公のチェリー宮脇(HKT48宮脇咲良)と、WIP(ワールド・アイドル・プロレスリング)のスター選手・ハリウッドJURINA(SKE48松井珠理奈)である。  チャンピオンベルトを持ち帰ったチェリー宮脇が父親のもとに優勝を報告しようと家に入ると、いつもあったはずの練習用のリングがなくなっている。そこにロングスピーチ横山(AKB48横山由依)が「朝ごはんやで」とおからを差し出してくる。横山にベルトを見せて優勝を報告しようとするが、なぜかベルトが腹巻きになっている。そのあと携帯電話の着信音が鳴る。横山は、その携帯電話を差し出そうとするが、宮脇が受け取ろうとするとその手をかわし、宮脇に取らせまいと動き回る。  しかし、これは宮脇の夢。起きて携帯電話の着信に出ると、横山が。「入り口がわかりにくいから迎えに行こうか。いまどこ?」「家……!」この日は決勝戦の調印式だったのだが、宮脇は寝坊してしまっていたのだ。ギリギリで会場へやってきた汗だくの宮脇に、ハリウッドJURINAは「やっとここまで来たね」と声をかける。  伝説のプロレスラー・ウロボロス洋平(菅原大吉)の娘の宮脇は、プロレスが大嫌いだったが、父の死をきっかけにプロレスをやることを決意。もともとは、WIPの矢崎英一郎(渡辺いっけい)に自宅でもある錦糸町道場を奪われないようにするためのプロレスであったが、もうここまで来るとそんなことは忘れるほどに、宮脇はプロレスにのめり込んでいく。特にハリウッドJURINAに憧れ、いずれリング上で戦いたいと口にしていたが、デビュー戦からわずか半年でその憧れのハリウッドJURINAと対戦することになったのである。  21話で、同門の錦糸町道場メンバー・ロングスピーチ横山に勝利し決勝に駒を進め、リングでは「本当のことだけがプロレスなんだ!」と言ってのけたチェリー宮脇。この言葉に呼応するように、「嘘も本当も飲み込んだ、私がプロレスだ!」と叫んだハリウッドJURINAだったが、一回戦でイケメン百花(NMB48木下百花)にまさかの敗北。敗者復活戦で、7人のレスラーたちを蹴落としてここまで上り詰めた。  チェリー宮脇を演じる宮脇と、ハリウッドJURINAを演じる松井は、先の『AKB48 49thシングル選抜総選挙~まずは戦おう!話はそれからだ~』の投票券がついた48thシングル「願いごとの持ち腐れ」(キングレコード)でダブルセンターを務めているが、劇中での2人は対照的だ。  宮脇は決戦前夜、錦糸町道場のメンバーたちと湯豆腐の鍋を囲む。そこではメンバーたちから寄せ書きの入ったマントのプレゼントが。しかもそこにはメンバーたちだけでなく、かつて錦糸町道場で寝食をともにした、今はヒール役に徹するブラックベリー向井地(AKB48向井地美音)の「地獄に堕ちやがれ!」という寄せ書きも。同じ高校で親友だった2人だが、向井地がヒールに転向した理由も「ヒールが居るからこそスターが輝く」ということに気づいたからであった。宮脇と向井地の関係がプロレスらしい形で表現されたシーンだといえるだろう。  そのマントを羽織って決勝のリングに上がる宮脇だったが、その足取りは緊張で震え、試合が始まっても本領発揮とは程遠い動きだ。容赦ないハリウッドJURINAの徹底的な攻撃に、チェリー宮脇は失神してしまうというところで今回は終了する。  今回は、過去のシーンなども数多く登場し、いままでのお話の流れをまとめたダイジェスト。それ故、毎回一回の放送で試合が完結していたここ最近の放送と比べると盛り上がりに欠けていたというのが率直な感想だ。さらに言えば、チェリー宮脇が決勝の調印式に遅刻するくだりよりも、試合そのものを長く観ていたかったなとも思った。あくまで最終回へ向けての“フリ”という感じだろうか。  しかし、いいニュースもある。豆腐プロレスが実際に興行を行うことが報道された。しかも「豆腐プロレス」に出場したメンバーだけでなく、新規メンバーも興行に参加するとのこと。北海道出身でグラビアにもよく登場するスタイルの持ち主のAKB48川本紗矢は、そんな本人のキャラクターからか「モーモー川本」、『くりぃむクイズ ミラクル9』(同)で準レギュラー出演中のAKB48大家志津香は「ミラクルしづか」というリングネーム。ほかにも、チーム8メンバーからはAKB48小田えりな、台湾オーディションで合格したAKB48馬嘉伶など、ベテランから若手まで、14人のメンバーが新たにこの興行に参加することが発表されている。  興行が行われるのは8月29日。同ドラマでユンボ島田を演じた島田晴香は9月をメドに卒業する予定だとしていたが、おそらくこの興行のためだろう。  アイドル×プロレスという意外な組み合わせに賛否はあったものの、ついにプロレスイベントを開催するに至った『豆腐プロレス』。この興行ももちろん楽しみだが、果たしてどんな試合が最終回を飾るのか。楽しみにして次回を待とう。 (文=MC内郷丸)

総選挙結果を予見した!? 指原3連覇の裏で“負け犬”に光を当てた『豆腐プロレス』

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テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
 17日、『AKB48 49thシングル選抜総選挙~まずは戦おう!話はそれからだ~』の開票日の夜に放送された『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)22話。今回のタイトルは「拝啓、ユンボ島田様」。タイトルのとおり、ユンボ島田(AKB48島田晴香)に向けられた手紙がドラマにおける重要な役割を担う回だった。その手紙の書き手は、同じ工事現場同盟のボイス山田(NGT48山田野絵)。彼女がユンボ島田に向けて書いた手紙のモノローグが、ナレーションの代わりのように随所に登場する演出だ。  そして、今回の対戦カードは待ちに待った、最大のライバルであるハリウッドJURINA(SKE48松井珠理奈)。リングに上がったユンボ島田とハリウッドJURINAは、リングの真ん中で向き合って会話する。「お前に勝って、お前が押し殺している本当のお前に弱音を吐かせてやるよ」と啖呵を切るユンボ島田に対し、ハリウッドJURINAは「弱音を吐くハリウッドJURINAなんて、誰も見たくない」と応答する。その様子をリングサイドから見上げるボイス山田。ここで「私は、あなたが珠理奈に勝つことを信じています。この手紙は、あなたの勝利に向けた、私の祈りです」と山田のモノローグが入る。  試合自体も見応えがある。両者のロックアップから、向き合ってのエルボーの応酬。島田と松井は、確かに運動神経はよいが、これまでこのドラマを盛り上げてきたSKE48須田亜香里、AKB48湯本亜美、NGT48加藤美南といったメンバーのようにアクロバティックな動きができるわけではない。だが、流れるような動きは緊張感があって面白く、ドラマ放送前にあった「ボロが出てしまわないかな」という不安を一蹴するような展開だった。  今回の注目すべき点は、極端に言ってしまえば「ユンボ島田がどう負けるか」。主人公のチェリー宮脇(HKT48宮脇咲良)と、彼女の憧れの存在であるハリウッドJURINAの決勝戦になるのが同ドラマの流れとしては順当であり、そのためにはユンボ島田は、ハリウッドJURINAに負けなければならない。では、どう負けるか。あるいは、その敗北がどのようにドラマで表現されているのか。そこがおそらく今回の見どころである。  リングサイドの山田に戻ろう。山田は、ラーメン屋で食い逃げしようとしていたところを島田に見つかり、そのまま島田に誘われプロレスを始めるようになる。島田の誘い文句が、かつてWIP(ワールド・アイドル・プロレスリング)会長の矢崎英一郎(渡辺いっけい)が暴れまわっていた島田に対してかけた言葉と同じ「その情熱、プロレスに注いでみないか?」というセリフだったというのにグッとくる。 「これまであなたは、島田晴香を押し殺してユンボ島田を生きてきました。ハリウッドJURINAが、松井珠理奈を押し殺しているように」後輩のセリフで描かれるユンボ島田と、それと並列して語られるハリウッドJURINAがリング上で戦うシーンには胸を打たれる。気づけばリングを飛び出し、試合は場外乱闘へ。 「あなたはハリウッドJURINAを誰よりも尊敬している。私はそんな気がしています。だからあなたは、ハリウッドJURINAに勝ちたかったんですよね」。このあとハリウッドJURINAはユンボ島田との場外乱闘で流血するのだが、山田のセリフが効果的で、ユンボ島田の凶器などを使った攻撃が単なるヒールの卑劣な戦い方以上の意味を持っていることを感じさせる。試合の盛り上がりとともに、リングサイドを走り回りいつもの奇声をあげ騒ぎ立てるボイス山田。赤いメイクの奥に見えるユンボ島田を見つめる瞳がいつも以上に純粋に見える。それは、ユンボ島田が負けるという“死亡フラグ”を示唆していた。試合は一進一退だったが、最後はハリウッドJURINAの勝利となった。  ライバルがいるからこそ互いに輝くことができた。しかし、どちらかが負けなければならない。そういうとき、負けるのは悪役。この試合であれば、ユンボ島田であった。  AKB48グループが毎年行っている総選挙もまた、勝つ者がいるからこそ、負ける者もいる。島田は、9月を目処に卒業することを既に発表しており、今回が最後の総選挙になった。2010年開催の第2回で初めて出馬してからこれまで、一度もランクインすることがなかった彼女は、今回も選抜に入れなかった。  一方、ハリウッドJURINAを演じる松井珠理奈は、島田と対照的に選抜メンバーにランクインする常連メンバーではあるものの、まだ1位にはなったことがなかった。特に今年の総選挙はここ数年“1位争い”を繰り広げていた、HKT48指原莉乃とAKB48渡辺麻友が総選挙の出馬を今年で最後にすると宣言していたので、松井は2人に勝って1位になりたかったはずだ。しかし、今年も松井は指原、渡辺の牙城を崩すことはできなかった。  渡辺は今年も指原を倒せず2位となり、壇上で卒業を発表。そして指原は、前人未到の3連覇を達成した。しかしその指原、渡辺よりも話題になったのは、壇上で“結婚発表”をしたNMB48の須藤凛々花であった。高橋みなみや大島優子といった卒業メンバーもさまざまな形でコメントを残しているが、総じて否定的な反応だったと思う。  AKB48の総選挙は、高橋みなみが「努力は必ず報われる」という言葉を壇上でスピーチして以来、「努力は報われるか?」という議論と合わせて見られてきた。須藤の結婚発表は、この努力に水を差すようなものとして受け取られている。実際11位にランクインしたAKB48高橋朱里は、壇上でこの結婚発表を批判するようなコメントを残している。  そんな中、選挙の結果発表の当日に放送された『豆腐プロレス』は、特に“負け犬”にスポットライトを当てた話だった。総選挙直後にこの回を持ってきた制作スタッフ陣はすごいなと思った。1人のAKB48ファンとして最大限の賛辞を贈りたい。 (文=MC内郷丸)

HKT48宮脇咲良、AKB48横山由依と雌雄を決す! “アイドル批判”と向き合った『豆腐プロレス』

HKT48宮脇咲良、AKB48横山由依と雌雄を決す! アイドル批判と向き合った『豆腐プロレス』の画像1
テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
 テレビ朝日系『豆腐プロレス』第21話は、チェリー宮脇(HKT48宮脇咲良)がランニングをするシーンからはじまる。休憩のため公園のベンチに腰掛けたチェリー宮脇に、通りすがりの男2人が声をかけてくる。片方の男が握手を求めてくるので、宮脇がそれに応えると、男は宮脇の手首を捻る。宮脇が「痛っ! やめてください!」と怒ると、男らは「チェリーちゃん、本当に強いの……?」「まあまあ、プロレスなんてショーなんだから」と、プロレスを批判するような発言をしてみせるのだった。  これをフォローするように、アリゲート流司(今野浩喜)は宮脇に語りかける。チェリー宮脇の父、ウロボロス洋平(菅原大吉)も現役時代、プロレスに対する批判的な世間の目と戦っていたのだった。アリゲート流司は、最後に「アイドルも一緒だろ?」と問いかける。  同ドラマにおいて「プロレスとは何か」という議論がなされる場合、「プロレス」は「アイドル」に置き換えることができると過去のレビューでもお伝えしてきた。  プロレスとアイドル。この2つの間に強い親和性がある。それは“ガチでないショーだ”と批判を受けている点ではないだろうか。暴露本『流血の魔術 最強の演技』(講談社)で、元プロレスラーでレフェリーを務めていたミスター高橋が告発したように、プロレスはショービジネスとの疑いを持たれている。AKB48グループでも、毎年恒例の選抜総選挙の結果には、一部のファンから疑惑の目を向けられることもしばしば。  同ドラマは、女子高生によるプロレスをテーマにしたドラマを、アイドルたちに演じさせる方法で、プロレスやアイドルが共通して受けてきた批判に対する答えを模索している。深読みがすぎるかもしれないが、そう読み取ることができるのではないだろうか。  それにしても、アリゲート流司の「アイドルも一緒だろ?」という発言は奇妙だ。というのも、チェリー宮脇には、アイドルという設定はないので、このセリフは女子高生プロレスラーのチェリー宮脇ではなく、チェリー宮脇を演じる宮脇に投げかけられた言葉だ。このセリフの裏には制作側の態度が見て取れる。  今回の試合は、チェリー宮脇とロングスピーチ横山(AKB48横山由依)の対戦カード。どちらも同じ錦糸町道場出身の選手で、チェリー宮脇は錦糸町道場を切り盛りしてきたウロボロス洋平の娘、そしてロングスピーチ横山はウロボロス洋平の一番弟子である。もともとチェリー宮脇はプロレス(と豆腐)が大嫌いで、反抗期真っ盛りでプロレスに対して否定的だったなか、同じ屋根の下でウロボロス洋平にプロレスを教わっていたのがロングスピーチ横山その人だった。  同じ道場出身で一緒にやってきた仲間とはいえ、因縁も深い。「てか、お父さんとデキてたの?」「正直、おやっさんの顔はタイプやない」「旦那の顔、お父さんにそっくり!」「全然似てへん!」「一人二役レベルで似てるんだよ!」と、リング上で話している会話が面白い。  ウロボロス洋平は、もし娘がプロレスをやるときになったらということを考え、「サクラスペシャル」という必殺技を娘のために考えていた。それを知っていた横山は、一番弟子の自分ではなく娘のために、というところに複雑な感情を抱く。この試合のために、横山は試合前に修行へ行き、「サクラスペシャル」を会得し、この技で決着をつけようとする。宮脇は、サクラスペシャルを喰らいダウン寸前まで追い込まれるものの、なんとかカウントを逃れると大きく叫び声を上げる。そして同じサクラスペシャルで横山を倒し、宮脇の勝利。  これまで『豆腐プロレス』では、数多くのメンバーたちがドラマ中の試合を盛り上げてきた。特にハリウッドJURINA(SKE48松井珠理奈)やユンボ島田(AKB48島田晴香)、オクトパス須田(SKE48須田亜香里)、バード高柳(SKE48高柳明音)といったキャラクターの試合は大きく盛り上がり、ファンの間でも評判だった。  しかし、それに比べると主役であるチェリー宮脇の試合は少し盛り上がりに欠けていたところがあったのではないかと思う。実際、宮脇はプロレスにあまり似合わないキャラクターであり、運動神経もよくない。また、そもそも他のキャラクターにスポットライトが当たる試合が多かった分、主役でありながら影が薄くなっていたようにも思える。だが、今回の試合はそういったネガティブな要素を吹き飛ばすことができていたと思う。  試合が終わったあとの宮脇のスピーチが強烈に印象に残っている。「ワールド・アイドル・プロレスリングはすごいんです。世の中にはいっぱいすごいことがあるけど、どんなものにも負けたくない! リングの上での戦いは、ウソですか? ニセモノですか? ……ふざけんな! 本当のことだけがプロレスなんだ! 本当のことが、このリングには、いっぱいいっぱい詰まっているんだよ!」  この言葉の背景には、プロレスやアイドルに対する批判があることは言うまでもないだろう。アイドルは歌もやるしダンスもやるし、メンバーによっては演技やお笑いの仕事を引き受けたりもする。歌手・ダンサー・俳優・お笑い芸人といったそれぞれの専門職の人間に比べると「実力不足」との批判も受けている。また、一部のメンバーなどのスキャンダラスな写真から「遊んでいる」との印象を持たれてしまう。だからといってアイドルが皆生半可な気持ちで仕事をしているわけではない。まさにこのセリフは、そういったアイドルの批判に対する決意表明だと言えるのではないだろうか。  そういった決意表明は、やはり総選挙のスピーチでもよくなされる。かつて元AKB48メンバーの前田敦子や大島優子が行ったようなスピーチは、アイドルに対する数多くの批判に対する自分たちの思いを代弁するようなところがあったし、かつて「歌もヘタだし、ダンスもヘタだし……」と涙したHKT48指原莉乃が、現在事実上ナンバーワンアイドルとして君臨しているのは、批判をかき消すような現象だ。  人気が下火と言われても、毎年規模を拡大していくAKB48の選抜総選挙。6月17日の結果発表の日の深夜には、22話が放送される。注目の対戦カードは、ハリウッドJURINAとユンボ島田。同ドラマの出演者の中で、プロレスとの相性のいい2人の試合だ。ファンもそうでもない人も胸焦がすような試合になることは、間違いない。 (文=MC内郷丸)

HKT48宮脇咲良、AKB48横山由依と雌雄を決す! “アイドル批判”と向き合った『豆腐プロレス』

HKT48宮脇咲良、AKB48横山由依と雌雄を決す! アイドル批判と向き合った『豆腐プロレス』の画像1
テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
 テレビ朝日系『豆腐プロレス』第21話は、チェリー宮脇(HKT48宮脇咲良)がランニングをするシーンからはじまる。休憩のため公園のベンチに腰掛けたチェリー宮脇に、通りすがりの男2人が声をかけてくる。片方の男が握手を求めてくるので、宮脇がそれに応えると、男は宮脇の手首を捻る。宮脇が「痛っ! やめてください!」と怒ると、男らは「チェリーちゃん、本当に強いの……?」「まあまあ、プロレスなんてショーなんだから」と、プロレスを批判するような発言をしてみせるのだった。  これをフォローするように、アリゲート流司(今野浩喜)は宮脇に語りかける。チェリー宮脇の父、ウロボロス洋平(菅原大吉)も現役時代、プロレスに対する批判的な世間の目と戦っていたのだった。アリゲート流司は、最後に「アイドルも一緒だろ?」と問いかける。  同ドラマにおいて「プロレスとは何か」という議論がなされる場合、「プロレス」は「アイドル」に置き換えることができると過去のレビューでもお伝えしてきた。  プロレスとアイドル。この2つの間に強い親和性がある。それは“ガチでないショーだ”と批判を受けている点ではないだろうか。暴露本『流血の魔術 最強の演技』(講談社)で、元プロレスラーでレフェリーを務めていたミスター高橋が告発したように、プロレスはショービジネスとの疑いを持たれている。AKB48グループでも、毎年恒例の選抜総選挙の結果には、一部のファンから疑惑の目を向けられることもしばしば。  同ドラマは、女子高生によるプロレスをテーマにしたドラマを、アイドルたちに演じさせる方法で、プロレスやアイドルが共通して受けてきた批判に対する答えを模索している。深読みがすぎるかもしれないが、そう読み取ることができるのではないだろうか。  それにしても、アリゲート流司の「アイドルも一緒だろ?」という発言は奇妙だ。というのも、チェリー宮脇には、アイドルという設定はないので、このセリフは女子高生プロレスラーのチェリー宮脇ではなく、チェリー宮脇を演じる宮脇に投げかけられた言葉だ。このセリフの裏には制作側の態度が見て取れる。  今回の試合は、チェリー宮脇とロングスピーチ横山(AKB48横山由依)の対戦カード。どちらも同じ錦糸町道場出身の選手で、チェリー宮脇は錦糸町道場を切り盛りしてきたウロボロス洋平の娘、そしてロングスピーチ横山はウロボロス洋平の一番弟子である。もともとチェリー宮脇はプロレス(と豆腐)が大嫌いで、反抗期真っ盛りでプロレスに対して否定的だったなか、同じ屋根の下でウロボロス洋平にプロレスを教わっていたのがロングスピーチ横山その人だった。  同じ道場出身で一緒にやってきた仲間とはいえ、因縁も深い。「てか、お父さんとデキてたの?」「正直、おやっさんの顔はタイプやない」「旦那の顔、お父さんにそっくり!」「全然似てへん!」「一人二役レベルで似てるんだよ!」と、リング上で話している会話が面白い。  ウロボロス洋平は、もし娘がプロレスをやるときになったらということを考え、「サクラスペシャル」という必殺技を娘のために考えていた。それを知っていた横山は、一番弟子の自分ではなく娘のために、というところに複雑な感情を抱く。この試合のために、横山は試合前に修行へ行き、「サクラスペシャル」を会得し、この技で決着をつけようとする。宮脇は、サクラスペシャルを喰らいダウン寸前まで追い込まれるものの、なんとかカウントを逃れると大きく叫び声を上げる。そして同じサクラスペシャルで横山を倒し、宮脇の勝利。  これまで『豆腐プロレス』では、数多くのメンバーたちがドラマ中の試合を盛り上げてきた。特にハリウッドJURINA(SKE48松井珠理奈)やユンボ島田(AKB48島田晴香)、オクトパス須田(SKE48須田亜香里)、バード高柳(SKE48高柳明音)といったキャラクターの試合は大きく盛り上がり、ファンの間でも評判だった。  しかし、それに比べると主役であるチェリー宮脇の試合は少し盛り上がりに欠けていたところがあったのではないかと思う。実際、宮脇はプロレスにあまり似合わないキャラクターであり、運動神経もよくない。また、そもそも他のキャラクターにスポットライトが当たる試合が多かった分、主役でありながら影が薄くなっていたようにも思える。だが、今回の試合はそういったネガティブな要素を吹き飛ばすことができていたと思う。  試合が終わったあとの宮脇のスピーチが強烈に印象に残っている。「ワールド・アイドル・プロレスリングはすごいんです。世の中にはいっぱいすごいことがあるけど、どんなものにも負けたくない! リングの上での戦いは、ウソですか? ニセモノですか? ……ふざけんな! 本当のことだけがプロレスなんだ! 本当のことが、このリングには、いっぱいいっぱい詰まっているんだよ!」  この言葉の背景には、プロレスやアイドルに対する批判があることは言うまでもないだろう。アイドルは歌もやるしダンスもやるし、メンバーによっては演技やお笑いの仕事を引き受けたりもする。歌手・ダンサー・俳優・お笑い芸人といったそれぞれの専門職の人間に比べると「実力不足」との批判も受けている。また、一部のメンバーなどのスキャンダラスな写真から「遊んでいる」との印象を持たれてしまう。だからといってアイドルが皆生半可な気持ちで仕事をしているわけではない。まさにこのセリフは、そういったアイドルの批判に対する決意表明だと言えるのではないだろうか。  そういった決意表明は、やはり総選挙のスピーチでもよくなされる。かつて元AKB48メンバーの前田敦子や大島優子が行ったようなスピーチは、アイドルに対する数多くの批判に対する自分たちの思いを代弁するようなところがあったし、かつて「歌もヘタだし、ダンスもヘタだし……」と涙したHKT48指原莉乃が、現在事実上ナンバーワンアイドルとして君臨しているのは、批判をかき消すような現象だ。  人気が下火と言われても、毎年規模を拡大していくAKB48の選抜総選挙。6月17日の結果発表の日の深夜には、22話が放送される。注目の対戦カードは、ハリウッドJURINAとユンボ島田。同ドラマの出演者の中で、プロレスとの相性のいい2人の試合だ。ファンもそうでもない人も胸焦がすような試合になることは、間違いない。 (文=MC内郷丸)

選抜総選挙とリンクする!?  松井珠理奈、念願の1位獲得は目前か『豆腐プロレス』

選抜総選挙とリンクする!?  松井珠理奈、念願の1位獲得は目前か『豆腐プロレス』の画像1
テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
 選抜総選挙期間中のAKB48の一部メンバーが出演中の『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)も、ついに第20話に突入。今回は元チャンピオン、ハリウッドJURINA(SKE48松井珠理奈)の試合をクローズアップ。  ハリウッドJURINAは、世界最大のプロレス興行団体WWZと接触した際の様子が写真に撮られ、新聞の一面で移籍が報じられてしまう。WIP(ワールド・アイドル・プロレスリング)でともに切磋琢磨してきたメンバーたちにも釈明するが、「信用できるか!」とユンボ島田(AKB48島田晴香)に一蹴されてしまう。緊急記者会見で世間に対しても釈明を行おうとするが、言葉を詰まらせ、ファンたちの信用も失ってしまうのだった。  アイドルは、自身のスキャンダルが報じられると、公式サイトや各種SNSで謝罪・釈明のコメントを掲載することが多い。先日、友人の誕生日会に参加するAKB48の小嶋真子の画像が流出した。その友人がジャニーズJr.のメンバーだったこともあり、大きく話題になった。小嶋は、これに対して釈明のコメントを画像形式でツイート。乃木坂46の元メンバー橋本奈々未は、週刊誌でソニーミュージックの取締役との関係が報道され「隠さなければならない事実は何もない」との主旨のコメントを掲載している。事務所との契約も終了しているはずの元芸能人が、かつて所属していたグループの公式サイトにコメントを掲載するのは異例だ。  くしくも、この放送の前後に、HKT48メンバーのインスタグラムのプライベートアカウント、いわゆる“裏垢”のキャプチャ画像が流出し、これもネット上で大きく話題になっている。さすがに、この流出を読んでの展開ということはないだろうが、劇中の「言葉じゃなくて、試合で証明しろ」という矢崎英一郎(渡辺いっけい)のセリフは、AKB48グループの現在とつながるようなシーンだった。  WIP会長の矢崎は、ハリウッドJURINAに対し「プロレスラーは、試合でその気持ちを伝えろ」と言い、マックス中井(NGT48中井りか)との試合の前に特別試合を設ける。対戦相手は、なんとWWZのチャンピオン、デビー・コング(ナイラ・ローズ)。彼女を演じるナイラ・ローズは、実際に日本のプロレス界でも活躍しているプロレスラー。あまりにも規模の違う相手に立ち向かうことを余儀なくされ、ハリウッドJURINAの全力のエルボーもデビー・コング相手にはまったく効かず、軽々と持ち上げられてしまう。 「もう……いつまで続くの?」とリングサイドのマックス中井が言うように、1時間が経過するも、まだ決着はつかない。なんとか3カウントを回避するハリウッドJURINAだが、体力はほとんどなく、絶体絶命。 「試合開始から3時間が経過しました……!」というアナウンスとともに、試合は泥沼の消耗戦へ。デビーはハリウッドJURINAを持ち上げ、「WIPがなんだ? しょせんお遊び集団だろ」と大技をハリウッドJURINAに食らわせる。ヘロヘロでアイドルとは思えない表情のハリウッドJURINAだった。  いてもたってもいられなくなったユンボ島田が、リングサイドに駆け寄り叱咤する。ハリウッドJURINAは「WIPは、お遊び集団じゃない!」とリングの上で絶叫し、アントニオ猪木がモハメド・アリとの異種格闘技戦で使った「アリキック」のように、ローキックで左脚一点を集中攻撃。最後は、テキサスクローバーホールドにデビーがギブアップし、ハリウッドJURINAの勝利。小さな体格のハリウッドJURINAがあまりに体格の違う大きな外国人選手に立ち向かい、不屈の精神力で勝利を収めるという大逆転の展開には胸が熱くなった。  松井珠理奈は、これまで各所で同ドラマの出演をきっかけに、プロレスが好きになったと語っている。この「ハリウッドJURINA」というキャラクターが、松井自身にとって大きな転換点となっているのだろう。  すでに投票期間がはじまり、6月17日にその結果が発表される「AKB48 49thシングル選抜総選挙」。ハリウッドJURINAを演じた松井珠理奈と、これまでも数多くの名勝負をドラマ中で繰り広げてきたユンボ島田役の島田晴香は、このポスター、アピールコメント動画双方を、それぞれが演じたハリウッドJURINA、ユンボ島田のコスチュームで撮影。2人にとって、『豆腐プロレス』がどれだけ大きいものかを物語っている。  今回の選抜総選挙の速報順位では、人気メンバーを差し置いて、NGT48も荻野由佳が大躍進し1位に躍り出た。ほぼ無名のメンバーの1位発進を各種メディアは大々的に取り上げているが、実は2位に松井珠理奈がランクインしている。  これまで本命といえば、HKT48指原莉乃か、AKB48渡辺麻友だった。松井珠理奈も予想では毎回本命視される存在ではあったものの、松井の得票数はここ数年の2人のそれに遠く及ばない。  しかし、速報とはいえこの2人の上に立ったということは、それだけの人気を獲得しているとみていいだろう。この勢いは『豆腐プロレス』でのハリウッドJURINAとしての活躍とは無関係ではないはず。果たして松井は、ついに1位になることができるのか。  選抜総選挙の開票結果が明らかになる6月17日の夜も、22話が放送予定。その前にあたる次回は、主人公のチェリー宮脇(HTK48宮脇咲良)と、同じ錦糸町道場でチェリー宮脇の父、故・ウロボロス洋平のもとで練習を積んできたロングスピーチ横山(AKB48横山由依)の対戦が放送される。選抜総選挙とその熱気に呼応するように、熱い展開を見せていく『豆腐プロレス』。どんな結末が待っているのだろうか。 (文=MC内郷丸)