中国に敵意むき出しなのに、一体なぜ? 米・トランプ大統領候補が中国人に支持されるワケ

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『Time to Get Tough: Make America Great Again!』
 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。  2016年に開催されているアメリカ大統領共和党予備選挙において、実業家のドナルド・トランプ氏が各州で高い支持を獲得し、当初の予想に反して大統領選最有力候補に上り詰めています。 「移民排斥」「イスラム教徒の入国禁止」など過激な政策を連呼するトランプ候補に対し、国内外から批判の声が多く上がっています。しかし彼の「アメリカを再び偉大にする」といったナショナリズムを刺激する発言、そして、多額の貿易格差が生じている日本に対し「関税なしで何百万台の車を(アメリカで)売っている」、多くのアメリカ企業が生産拠点としている中国を「雇用と金をかすめとっている」、アメリカ国内に多く存在するメキシコ人労働者を「強姦魔」と呼び、国境沿いに万里の長城を築くと発言するなど、特定の国を敵対視する発言が主に低所得層や保守的な愛国層から支持され、トランプ候補の躍進の原動力になっています。  僕は「アメリカ政府の情報を盗んでいる」「アメリカ国民が飢え死にすることを望んでいる」と、トランプ候補が中国に対し敵意をむき出しにしていることから、当然中国の世論は反トランプ色に染まっていると思ったのですが、実情は意外なものでした。  中国版Twitter「微博」などを閲覧すると、トランプ候補を批判する声も多かったのですが、中国国内でムスリム系のウイグル民族によるテロ事件が頻発していることを受け、「アメリカに移住する予定だが、その前にテロリストどもを撲滅してください」「ISはヒトラー、トランプはチャーチル」などと反ムスリム政策を唱えるトランプ候補を称賛する書き込みも目立ちました。また、現在の中共政府体制に反発する層の中にも支持する声があります。事実、日を追うごとに彼の人気は高まっているようで、微博の「川普粉絲団」というトランプ候補のファンが集うアカウントは、8,000人以上がフォローしていました。  さらに、中国ではカリスマ性を持つ強硬的な指導者が好まれる傾向があります。文化大革命などで無数の人々を死に追いやったにもかかわらず、現在でも毛沢東が多くの中国国民から崇拝されているのはそのためです。微博を閲覧すると「歯に衣着せぬ発言が好きだ」「オバマは気弱すぎる」「トランプは真実を語っている、彼はアメリカのリベラル偽善者どもを叩き潰す」などと、トランプ候補の過激な言動を支持する書き込みが散見されました。 ■トランプに対する報道は一面的?  僕は当初、日本やアメリカの主要メディアから発信される差別的な発言を繰り返すトランプ候補の姿に嫌悪感が生じると同時に、独裁的な政策に強い危険性を感じていました。しかしインターネット発の情報などを閲覧するうちに、トランプ候補の情報は曲解されている面があることを知ったのです。  日米の主要メディアは、トランプ候補が「移民は犯罪者」と発言したとの報道しましたが、実際は「一部の移民」と発言したそうです。ドイツの例を見ればわかるように、洋の東西を問わず、外国からの移民が犯罪者になる確率が高いことは事実であり、僕は移民に対する取り締まりを強化しようというトランプ候補の政策は正論だと思います。  また白人が主な支持層と報道されるトランプ候補ですが、実際は有色人種の中でも支持する層は多く、3月19日にアメリカで開催されたトランプ支持者による集会には、多数の黒人や中国系アメリカ人が参加しました。彼らを「KKK(アメリカの白人至上主義団体)の仲間」などと白人の反差別主義者が揶揄したところ、黒人たちが激怒し、会場はもみ合いで騒然となったそうです。  アメリカの主要メディアは、このニュースを「トランプ支持者は狂信的な差別主義者」というニュアンスで報道したようですが、実はトランプ候補自身は特定の宗教観や差別思想を持たない人物で、反ムスリム政策を唱えているのはあくまでもテロ対策のためのようです。ちなみにこのニュースはトランプ候補の一般的なイメージを崩さないためなのでしょうか、日本では公に報道されていません。  トランプ候補の言動は短絡的かつ扇情的なものばかりで、僕自身は賛同できません。また大勢の前で身体障害者を嘲笑するような仕草を行うなど、人格面にも問題があり、常識的に考えてアメリカ大統領にふさわしい人物ではないでしょう。  しかし、彼の掲げる政策はあくまでもアメリカの経済を活性化させることを第一としたもので、この点が多くのアメリカ国民に支持される要因でしょう。トランプ候補は日本の野党議員のように諸外国に卑屈な姿勢を見せたり、中国の政治家のように自分の利益のみを追求したりせずに、「自国の繁栄」を目標としているのです。  日米の主要メディアからは、「アドルフ・ヒトラーの再来」のようなイメージで報道されるトランプ候補ですが、報道が偏向している可能性が高いと思います。トランプ候補がアメリカにとって「独裁者」となるか「救世主」となるかは不明ですが、僕は彼に対する評価を下すのは、現時点では早計だと思います。
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●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun> 

中国人男性は「金属リングオナニー」がお好き? 抜けなくなって、あわや陰茎壊死!

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男性器から取り外された実際の金属片。見たところ直径4cm以上ある
 男女の営み中に膣痙攣となり、合体したまま病院に担ぎ込まれたり、女性器に挿入した異物が取れなくなってしまう事例は、ときどき耳にすることがあるだろう。しかし今回、男性にも、とんだ災難が降りかかった。福建省アモイ市で、大学生が自らの男性器に金属のリングをはめて遊んでいたところ、3日間外れなくなり、壊死寸前で病院に担ぎ込まれたというのだ。 「台海網」(3月29日付)によると、男性は22歳で、自宅で興味本位から直径5~7cmほどの金属のリングを性器にはめて遊んでいた。ところがこれが外れなくなり、3日が経過したところで痛みに耐えきれなくなり、陰茎は紫色に腫れ上がっていた。その後、友人に付き添われて地元の泌尿器科に駆け込んだという。  病院に着いた段階ですでに性器の一部組織が壊死しかけており、リングを早急に切断しなければならない状況だったため、医師は消防隊に応援を要請。消防隊は特殊な金属カッターで、ようやく切断に成功した。その後、傷も回復し、生殖機能に影響はないという。  男性は明言を避けているものの、金属リングをはめて自慰行為をしようとしていたと考えられる。なんともおバカな騒動だが、中国版Twitter「微博」でも大きな反響を呼び、「友人に付き添ってもらうなんて、チンコ以上に精神的なダメージのほうがでかそう」「消防隊員もきっと、最初で最後の貴重な体験をさせてもらったな」「金属より、もっと気持ちいいグッズがあるのを知らないのか」などなど、嘲笑の対象となっていた。
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昨年ニュースにもなった、男性器にはまった金属ナット。これはさすがにやりすぎだ
 しかし、中国では同じような状況で病院に担ぎ込まれる男性が少なくないようだ。今回ニュースになった病院の医師は、地元紙の取材に対し、「これまでも陰茎に指輪や瓶などをはめて外れなくなった患者がいた」と証言している。ほかにも確認できるだけで、2015年に金属ナットを男性器にはめ、病院や消防に救助された騒動が20件以上あった。  笑い話ならいいが、命の危険にさらされることもある。15年7月にも安徽省の男性が金属ナットを性器にはめて遊んでいたところ外れなくなり、消防隊が出動する騒動があったが、この男性は金属ナットの締め付けにより数十時間に及び排尿ができず、腹痛や器官の麻痺などの症状が表れ、尿毒症で死亡する危険性があった。リングを使った自慰行為をする際、くれぐれも金属を使わないよう注意したいところだ。 (文=広瀬賢)

韓国で昆虫食がブーム前夜? “究極のB級グルメ”ポンデギをしのぐ昆虫料理は現れるのか

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 韓国で昆虫レストラン第1号店がオープンし、話題になっている。レストランの名前は「パピヨンのキッチン」。年配の映画ファンなら、スティーブ・マックイーンの主演の名作『パピヨン』の主人公が、ゴキブリを捕まえて食するシーンが真っ先に浮かぶであろう絶妙なネーミングセンスだが、その奇抜さもあって、大盛況のようだ。  メニューは、パン、パスタ、アフターヌーンティーセットなど、普通のレストランとさほど変わらない品ぞろえだが、もちろん、食材には昆虫が使われている。バッタ、コオロギ、セミの幼虫など、韓国で食用が許可されている昆虫7種類だ。  気になる料理の見た目は、意外にも普通の料理と変わらない。昆虫を粉末・液体化して調理するため、例えばイナゴを食べたときのような昆虫独特のサクサクとした歯ごたえはまったくないそうだ。  利用客によると「思ったよりも香ばしくて、おいしかった」など、かなり好評だ。ネットでも「さすがに抵抗感はあるけど、見た目が普通なら一度は試してみたい」「ついに昆虫か。確かに栄養はあるかもな。味が気になる」と、興味津々な反応だ。  実は、これまで韓国に昆虫食がまったくなかったわけではない。日本人でも知る人ぞ知る、“ポンデギ”という食べ物があるのだ。これは、カイコのサナギをゆでたり蒸したりしたもので、遊園地などでも普通に売っている。韓国人なら誰もが一度は口にしたことがある、昔ながらの定番おやつでもある。  韓国では今、ポンデギを超える昆虫食の実用化を目指して、研究開発が活発に行われている。すでに昆虫プリン、昆虫クッキー、昆虫羊かんなどの食品を製造している中小企業もあり、大手食品メーカーも昆虫食事業に本格的に取りかかるという。  今夏には昆虫料理フェスティバルも開催予定で、昆虫食に対する国民の抵抗心を取り除く狙いのようだ。日本でも公開された、ポン・ジュノ監督の映画『スノーピアサー』で“ゴキブリようかん”が登場したことがあったが、まさにそれが現実になったわけだ。  迫り来る食糧危機から人類を救うには昆虫食しかないといわれる中、韓国の専門家たちも「もうじき韓国でも、昆虫食が大衆化されるはず」と口をそろえている。しかし、韓国の飽きっぽい国民性を考えると、昆虫料理は物珍しさばかりが先行し、一時的なブームで終わりそうな感も否めない。昆虫キムチが登場するまでになったら、話は別だが……。 (文=李ハナ)

朝のラッシュアワーに裸で街を闊歩! ソウル・変態男のトンデモ動機「新しい自分を…」

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カンナムの裸男
 昔から春になると、変わった人が増えてくるという。事実、お隣・韓国でも春の陽気に影響されたのか、とある変人が起こした奇行がちょっとした騒動になっている。  3月30日午前7時ごろ、通学や通勤でにぎわうソウル・江南(カンナム)駅周辺道路に激震が走った。なんと、朝の混雑する道路を、一糸まとわぬ姿で闊歩する男が現れたのだ。  突然の奇行に走ったのは、46歳の男。男は、通報を受けた警察が到着するまでの約15分間、街中を我が物顔で歩き続けたのだった。  普通、こうした事件が起こればアルコールや精神疾患を疑うところなのだが、取り調べで明らかになったのは、予想の斜め上をいく理由だった。 「私の変化した姿を社会に見せたくて」  なんと男は、酒や病気ではなく、完全に自分の意思で裸をさらしたのだ。  男の“ある意味”堂々とした発言は、韓国ネット民の笑いのツボを見事にヒットし「変化した姿って……」「見せる場所が違う(笑)」などの書き込みが相次いだ。  こうしたまだ笑える事件であればいいのだが、周辺に迷惑をかける不審者も当然のように存在する。 “捕まらない自慰男”が、それだ。今年1月からソウルでたびたび目撃されている男なのだが、男は昼夜を問わず下半身を露出して、通りゆく女性たちを見つめながら自慰行為にふけっているという。    不審者が出没する地域は、大学生たちのワンルームが密集する学生街のような場所。未成年も多く住む地域だけに、周辺住人たちの不安感も大きい。同様の目撃談が相次いでいることから、警察は同一犯による犯行として捜索を続けている。が、犯人は監視カメラのある場所には姿を決して姿を見せず、さらに巧妙に出現スポットを変更しているため、いまだ逮捕にまで至っていない。  新たな始まりを予感させる春。だからといって、裸体を露出することで新しい世界を切り開くのは違うと思うが……。

女子中高生の脱ぎたて靴下を鼻に当ててクンクン! 韓国“靴下男”の異常な性癖

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イメージ画像(「Thinkstock」より)
 お隣・韓国にとんでもない変態が現れ、大きな騒ぎになっている。  3月29日、仁川(インチョン)地方で、女子中学生相手に「靴下を売れ」と執拗に迫った、通称“仁川の靴下男”ことユン容疑者(33)が逮捕されたのだ。  ユン容疑者は少女たちに、5,000~1万ウォン(約500~1,000円)で靴下を売ってくれと迫り、少女たちの目の前で自分の鼻に靴下を当てて興奮のうめき声を上げるといった行為を繰り返したという。  しかも、ユン容疑者が逮捕されたのは、今回が初めてではない。2008年、帰宅途中の女子中学生を追いかけ回し、無理やりキスしたとして逮捕されていたのだ。しかし、この事件は被害者側と示談が成立したため、ユン容疑者が裁かれることはなかった。  そんなユン容疑者が“キス男”から“靴下男”へと変貌を遂げたのは、翌09年。前年と同様に帰宅途中の女子高生を追い回し、無理やり手の甲にキスをしたり、抱擁するだけでなく、「靴下を脱がなければ家に帰さない」などと脅したという。ほどなく逮捕されたが、またしても示談で話は片付いている。  それに味を占めたのか、靴下男の変態行為はさらにエスカレート。100人を超える女子生徒相手に犯行に及んだという。こうして13年12月に再々逮捕されたのだが、警察の取り調べによると、当時のユン容疑者は「10年付き合っていた恋人と別れたことで、知らないうちに変態性が芽生えた」などと供述したという。精神疾患を疑った検察は、2カ月間の精神科治療プログラムを行い、さらに料理人として社会復帰を果たす手伝いまでしたそうだ。    そんな“前科”を持つ筋金入りの変態靴下男が、このたび4度目の逮捕をされたわけだ。警察の取り調べに対し、ユン容疑者は「過去に受けた治療は、まったく効果がなかった」と、治療プログラムの無意味さを明かしている。  靴下男に対して、韓国ネット民たちは「俺の靴下買ってくれよ(笑)、毎日売ってやるよ」「本来、こういうクズを去勢しないといけないよな」など、冷ややかなコメントを送っている。  少女の靴下に興奮する性癖……この病気が治ることがあるのだろうか?

「スマート包丁」に、「キムチ臭がするネイル」!? 韓国エイプリルフールも大盛り上がり!

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 毎年4月1日のエイプリルフールになると、日本ではシャレの利いたさまざまなウソで盛り上がるが、最近はお隣・韓国でもすっかり定着。昔は、学生たちが教師に“黒板消し落とし”を仕掛けるぐらいの、ちょっとしたイタズラの日だったが、近年は、社会的なイベントになりつつある。  昨年は韓国を代表する大企業のサムスン電子から、スマートフォンならぬ“スマート包丁”発売のお知らせがあった。その包丁の名は、「ギャラクシー・ブレード・エッジ(Galaxy BLADE edge)」。あたかも、あのGalaxyシリーズを思わせるもので、商品紹介のために掲載された写真や説明文も、まるで本物と錯覚させるほどのハイレベルだった。  また、とあるコスメブランドは、キムチの香りがするネイルカラーを、大手ネット通販サイトは約8,000万ウォン(800万円)もする万能ロボットを発売すると発表したり、ニュースサイトやポータルサイトの中には、ロゴをまったく違うデザインに変えるいたずらを実施。あろうことか、URLを変えたりするところもあって、ウソのオンパレード状態だった。  今年のエイプリルフールでも、その勢いは続く。韓国有数のシネマコンプレックス・CGVは、エイプリルフール当日に学生でなくても、学生でなくても学校の制服やアクションヒーローの格好でコスプレする来場者を対象に、6,000~7,000ウォン(約600~700円)割引イベントを開催。また、韓国ロッテリアは、デタラメでもいいので、新メニューのハンバーガーについてイタリア語で店員に話しかけると、ハンバーガーを無料で提供するという。これらは「客が店員にウソをついてだます」という、まさにエイプリルフールならではのイベントといえるかもしれない。  とはいえ、笑える話ばかりではない。毎年エイプリルフールになると、韓国では悪質ないたずら電話が社会的問題になる。1950~60年代には、それこそ笑えない冗談も多く、「大統領が辞任する」といったウソの電話が一般市民たちの間で広まり、国中がザワついたこともあったとか。  最近は、日本の110に当たる緊急通報番号・112番に電話をかける人が多い。例えば、「寒いからパトカーに乗せてウチまで送ってくれ」「今、レイプされそうになっているから助けに来て」「カッターで手首を切りました」など。そういったウソの電話には、警察も手を焼いているようだ  1日限りのウソの日とされるエイプリルフール。すべてのウソが許されるわけではないが、果たして今年はどこまで盛り上がるのだろうか。 (文=李ハナ)

【動画あり】少女グループの抗争か? 総勢20名の“スケバン”少女たちが、鉄パイプ片手に大立ち回り!

鉄パイプを振りながら激しく罵り合っているが、訛りも強く、日常会話程度の中国語を話す筆者には何を言っているのかよくわからない
 中国で、少女の暴走が止まらない。気に入らない子を全裸にして集団暴行するなど、行きすぎたいじめの動画が多数流出して社会問題となっていることはこれまでにもお伝えしてきたが、今度は広西チワン族自治区の来賓市でのケンカの動画が流出し、話題となっている。  動画は、20名以上の少女が白昼、民家が立ち並ぶ路上で鉄パイプを手に大立ち回りを演じている。2つのグループが互いに罵り合いながら、鉄パイプで殴ったり蹴りを入れたりしている。中には、ナタのように刃渡りの長い包丁を手にする者もおり、まるでスケバンもののVシネマの一幕のようだ。 「南方網」(3月24日付)などの報道によると、事件が起こったのは3月20日午後。参加者たちはほとんどが10代で、中学生も混じっていたという。警察当局の話によると、インターネット上での争いがリアルファイトに発展したとのことだが、互いに武器を取り、ひるむことなく相手を叩きのめそうとするその姿は、少女と言うには迫力がありすぎる……。  しかし、中国在住フリーライターの吉井透氏によると、中国の農村では日常の光景だという。 「武器を持った集団同士による抗争は『械斗』と呼ばれ、特に華南地方では昔から集落間でモメごとが発生するたびに行われてきた。彼女たちは、そんな大人のマネをしているんでしょう」  親の背中を見て子は育つ、というわけか……。 (文=中山介石)

オーナーは韓国の草間彌生?  30万個の瓶のフタが視界を埋め尽くす、カフェ「ポヤ」

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目がチカチカする
 ソウルに隣接する港町であり、韓国ネットユーザーには「魔界」と称されるディープタウン・仁川(インチョン)。日本統治時代の建物が残る商店街を歩いていると、思わず二度見してしまう、ド派手な一軒家のカフェ(?)が登場する。  建物を丸ごと覆う、草間彌生的な怒涛のドット絵。私の目をチカチカさせるものは一体なんだろうと思い近寄ってみると、ビールやジュースの瓶のフタであった。この物量、そしてフタを集め張り付けるのにかかったであろう労力を想像すると、めまいがするばかりだ。  このお店の存在は以前から知っていたのだが、訪れるたびに営業しておらず、外から眺めるばかりだった。しかし今回の珍スポ探訪にあたり、恐る恐るアポの電話を入れてみると、落ち着いた声の女性オーナーが対応。「写真は撮ってもいいけど、店をやめようとしているところなので、インタビューには答えられませんよ」とおっしゃる。それはもったいない! 焦る気持ちで、翌日さっそく訪れた。
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放たれる異彩
「ポヤ」の営業時間は夜7時から12時までと短い。夜のお店のようで、だからこれまで訪問できなかったわけだ。ひとまず明るい時間に訪れ、外観を撮影する。  あらためて観察すると、芸の細かさには心打たれるばかり。フタは基本的に着色などせず、もともとのデザインをそのまま使用。つまり同じ色を出したい部分は、同じ商品のフタだけを使うという寸法だ。とはいえ、屋外に鉄製の王冠を張り付けたら、すぐに錆びてしまう。その場合のみ上から塗装しているようだが、ある部分はフタを新しく貼りかえている。これは、ものすごい手間のかけようだ。
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同じ商品のフタを使用。野外だから当然、すぐ錆びる
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花壇にも土の代わりに王冠を
 夜7時、ポヤを訪問。ドアを開けたその先には、外観以上に圧倒的な空間が広がっていた。壁から天井、バーカウンターまで、目に見えるものすべてをフタが覆い尽くす!
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視界にある床と机以外の平面すべてにフタ
 このアートの作者である、どこかマダムっぽい雰囲気の女性オーナーが私を迎えてくれた。案内されるまま、狭い階段を上って2階席へ。もちろん、こちらも執拗なほどフタフタフタだ。
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アラベスクのような模様や、ざっくりとした図案の人物画が四方を覆う
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天井までぎっしり。もはや、フタ本来の用途が思い出せない
 オーナーの心の中に閉じ込められたような、落ち着くような落ち着かないような超現実的な空気の中、ソファに座る。1階ではオーナーの友達とおぼしき男性客が談笑しているが、ここ2階には私以外に誰もおらず、音楽も流れない。ビールと乾きものを注文して(なおメニュー表はなく、選べるのはお茶とお酒と乾物のみ)ひとりで一杯やっていると、マダムが向かいの席に座り、私のビールを飲みながらしっぽり語ってくれた。  この店に使われたフタは、なんと30万個! 幕張メッセに20万人を呼んだGLAYの集客力と比較しても、どれくらいすごいかよくわかるだろう。フタは周辺の飲食店から集められ、店の隅々には袋詰めの王冠が山のように積まれている。  お店は16年前の2000年にオープンし、営業の合間、マダムひとりで少しずつ王冠アートを制作。それでいつ完成したんですかと聞くと、「そうね、12年かかったわ」とおっしゃる。12年! もう無茶苦茶である。ちなみにお店をするまで、絵を描いたことはなかったという。  多い日は1日5時間も貼り付け作業を行ったそう。何より接着剤を大量に使うので、目が痛くて大変だったとか。それって、営業に支障は支障を来たさなかったのだろうか?
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下書きは書かず、インスピレーションをもとにフタを張り付けていく。まさに魂のアート
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ちなみにこの家ももともと日本式の建物で、オーナーが来た時は2階に畳が並んでいたそう
 最近は寒くてなかなか外観のフタの補修ができないことを、しきりに申し訳なく話すマダム。今後はお店を畳み、しばらく休む予定だが、次にここでお店をやる人が現れるまで、ポヤの営業を続けるという。マダムの意思を継ぐ新しいオーナーが現れ、この王冠アートを守り続けてくれれば……と切に願う一方で、いや、これからもフタ集めと貼り替えを続けるなんて、普通の人には不可能だとも思う。これはもう、韓国政府が国費で維持すべき文化遺産レベルの作品である。  マダムの今後の人生設計についてたっぷりお話を伺った後、店を出た。ソウルに戻る地下鉄に乗りながら、仁川が魔界といわれるゆえんがちょっとだけわかった気がした。 ●カフェ ポヤ 住所 仁川市中区中央洞3街1-8 (文・写真==清水2000)

【閲覧注意】体内から体長5メートルのサナダムシが!! 中国の生肉愛食者を襲う、寄生虫の恐怖

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45歳男性の体内から摘出されたサナダムシを持つ研究員
 中国の食文化といえば、野菜ですら生では食べないイメージが強いが、日本食やローフードブームの影響もあり、肉や魚を生食する人も増え始めている。  ところが、それに追いついていないのが食品衛生事情だ。中国ではここ最近、生食が原因で寄生虫に蝕まれたというニュースが相次いでいる。  3月、広西チワン族自治区南寧市にある病院の研究室で撮影された写真が、反響を呼んだ。そこに写っているのは、椅子の上に立ち、両手を大きく上に挙げた女性研究員の姿だ。よく見ると、彼女の手元からは細長い麺状の物体が垂れている。実はこれ、体長5メートルの巨大なサナダムシ。生魚や生肉を好んで食べていた45歳男性の体から摘出されたものだという。  こうした寄生虫は、脳に達することもある。
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23歳女性の頭部MRI画像。白い点のようなものが寄生虫だという
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同じく太ももCTスキャン。白い影がすべて寄生虫だというから、ゾッとする
 3月23日付の「人民網」によると、安徽省の病院で、19歳の少年の脳内からマンソン裂頭条虫と呼ばれる寄生虫が発見された。彼は13歳の時から、頭痛や精神疾患などの症状にさいなまれてきたという。  また、1月24日付の「南方都市報」によると、原因不明の全身痛を訴えて病院に駆け込んだ23歳の女性を、頭部MRIと全身CTスキャンで検査したところ、大脳から顔、太ももに至るまで、全身にびっしりと寄生虫が巣食っていることが判明した。彼女は、子どものころから日常的に豚肉を生で食べていたという。
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中国で市販されている魚に潜む寄生虫
 中国での生食行為を「自殺行為」と話すのは、現地で日本料理店を営む男性だ。 「最近では、中国人経営の普通の料理店で刺し身を出すところもあるし、ユッケを出す焼肉店もありますが、私は絶対食べませんね。市場で買った肉や魚を切ったら、中から寄生虫がウヨウヨ出てきたなんてことは、日常茶飯事。やはり中国では、しっかり加熱調理したものを食べるに限ります」  飯を食ったつもりが虫に食われたのでは、笑い話にもなるまい。

家出少女を集めて軟禁、売春をあっせん……韓国・売春組織の“ゲスすぎる”手口

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イメージ画像(韓国警視公式サイトより)
 韓国で、家出少女を標的にした性暴行・売春あっせん事件が相次いでいる。  2月末、韓国の地方都市・水原で、家出少女(16)に売春をあっせんした20代の男が逮捕された。男は、少女に「売春の練習だ」と言って、自らも性暴行を加えていたという。その後、男は昨年3月から4カ月間にわたり、スマートフォンのチャットアプリなどを通じて、少女に売春をあっせん。約80回にわたり客を取らせ、日本円で約120万円を荒稼ぎしていた。警察に逮捕された男は、懲役3年6カ月と40時間の性暴力治療プログラムを義務付けられた。  また今月に入ってからは、現役の刑事(37)が家出少女に金を渡し、買春を行った容疑で逮捕された。こちらも、事件の舞台となったのは水原地域である。同刑事は、自身が捜査していた売春事件で補導した少女(18)に接近。事件処理後に個人的に少女を呼び出し、性行為に及んだという。2人の売買春関係は数カ月間で5回ほど続いたといわれている。  上記のような個人による犯行ではなく、家出少女たちを組織的に売春させていたグループも、今年になって摘発されている。こちらは大邱で起こった事件だ。20代の男たちが運営していた同グループなど、家出した青少年たちがワンルームやモーテルを借りて家族のように一緒に生活する集団は、韓国では通称「カチュルペム」(家出ファミリー)と呼ばれている。  男たちは、ネットを通じて売春をしている家出少女たちに、客を装い接近。「警察に行くか、2,000ウォン(約200万円)を払え。もしくは、俺たちの下で働け」と脅迫しながら、組織を拡大していったという。  カチュルペム内部の人間関係は、壮絶なものだったようだ。男たちは家出少女たちを軟禁状態に置き、暴力でマインドコントロールしていたという。また、少女たちが互いに監視し合う体制を築きつつ、逃げ出そうとする女性に対しては「SNSで写真をバラまく」などと脅し、グループを抜け出せないように強制したという。 「(カチュルペムの)売春あっせん期間は比較的長期にわたり、犯行地域も広範で、収益も相当なものだった。家出少女それぞれに1日のノルマを課し、生理や性病など身体状態を考慮しないまま売春を強要していた」(韓国・裁判部)  なお、カチュルペムを運営していたリーダーの男(21)は、出生後、すぐに養子に出され、学校でもイジメや暴力被害に遭うなど、成長過程において正常な生活を送れていなかったという記録もある。このことが、犯行と関係あるかどうかは定かではないが、関係者全員が救われない話である。    いずれにせよ、この手の話は毎日ニュースをにぎわしている。家出少女と売春絡みの話は、静まる気配がない。 (取材・文=河 鐘基)