日本と同じく、5月5日は韓国でも「こどもの日」に当たる。そんな韓国で、子どもと関連したとある一連の法廷闘争がクローズアップされている。いわゆるコピーノの“父親探し訴訟”だ コピーノ(Kopino)とは、もともと韓国人男性とフィリピン人女性の間に生まれた子どもを指す言葉だったが、ここ数年は韓国人の父親に捨てられた“父なし子”を意味する言葉、またそのような社会問題を指すキーワードとして定着している。 フィリピンで女性を妊娠させ、責任を取らずトンズラする韓国人男性が後を絶たない。主に観光やビジネス、英語の短期留学などで現地を訪れた韓国人男性が、コピーノ問題を引き起こしているという。正確な統計は存在しないが、国際児童団体やフィリピン現地の韓国人団体などが指摘しているところによれば、コピーノの数は少なくとも1万人~最大で約3万人に及ぶそうだ。 ただ韓国では最近、逃げた韓国人男性に血縁関係を認めさせるため、コピーノたちによる法廷闘争が急増しているという。韓国の法曹関係者が、韓国メディアに対してその事情を明らかにしている。 「(いわゆる)コピーノの母親が起こした訴訟は現在、ソウル家庭裁判所で係属中の事件のうち、確認されただけで6件(中略)、担当裁判部がまだ記録を確認していない案件まで含めると、実際にはもっと多いだろう」(ソウル家裁の関係者) ソウル家裁以外の裁判所に持ち込まれた訴訟を含めると、父親探し訴訟は全国で数十件に上ると推定されている。 このコピーノの父親探し訴訟が増えた大きな契機のひとつに、2012年の判決がある。当時、コピーノの数があまりにも増えていたため、韓国とフィリピン間で外交的な懸案事項にすらなりつつあった。そのような事情も作用し、韓国の裁判所は同年に行われた訴訟で、親子関係を認める判決を初めて下すことになる。その訴訟では、韓国人男性側が子ども(コピーノ)の存在を認めなかったため、最終的に裁判所が遺伝子鑑定の結果を根拠に、「親子である」という判決を下すことになった。 その後、同様の判決が続いた。代表的だったのは、昨年6月にソウル家裁が出した判決だ。訴訟の対象となった韓国人男性は、フィリピン出張へ行った際に現地女性を妊娠させたが、その後、韓国にいる妻との関係性から、フィリピン人女性に対する養育費と生活費を打ち切った。それに対し、女性側が提訴。当時、同家裁は、子の存在を認めると同時に、韓国人男性に毎月30万ウォン(約2万7,500円)の養育費を支払うように命じた。男性側は不服を申し立て、現在、控訴審の判決を待っている状況だ。 一方、子の存在を認めてはいたが、親としての責任を果たしていなかったために訴訟を起こされたケースもある。チャットサイトで知り合ったフィリピン人女性を妊娠・出産させた、とある韓国人男性は、今年2月、これまで支払ってこなかった合計357万ウォン(約32万円)に加え、今後毎月15万ウォン(約1万4,000円)を支払うよう、裁判所に命じられている ちなみに最近、フィリピンでは、韓国人をターゲットにした犯罪が急増中だ。その数は、ほかの外国人をターゲットにした犯罪に比べ、圧倒的に多いといわれている。コピーノ問題はフィリピンでも広く認知されており、反韓感情の温床のひとつになっていることは、ほぼ間違いない。責任を取らず、ヤリ逃げした韓国人男性はもちろん、フィリピンに関わるすべての韓国人に報いが返ってきつつある。 (文=河鐘基)MBCニュース
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アリババ創業者ジャック・マー説は脱落!? ACミランに触手を伸ばす、中国人投資家の正体とは……
5月1日、中国の投資家連合がACミランに買収提案を行ったと、イタリア各紙が報じた。提案額は負債を含め、7億ユーロ程度(約8億5,500万円)とみられている。 自国が誇る名門クラブが外資に買われる可能性が高まる中、イタリアメディアは投資家連合の正体について、こぞって書き立てている。 ミラノのスポーツ紙、ガゼッタ・デロ・スポルトは、中国のネット通販最大手でニューヨーク証券取引所に上場しているアリババグループ会長のジャック・マー(馬雲)氏が乗り出したと伝えている。 アリババグループは、昨年から傘下の自動車ブランドがFIFAクラブワールドカップのメインスポンサーを務めているほか、同大会のアジア王者である広州恒大のスポンサーでもあり、サッカー界とのつながりも深い。ところが、マー氏はこうした報道に対し、ネット上で「ACミランって、イタリアにあるミラノのこと?」ととぼけ、一笑に付している。こうしたことから、中国国内では「アリババ説」は立ち消えとなりつつある。 同紙がもうひとり、投資家連合の一員として掲げるのが、過去10年以上にわたって華人最大の資産家といわれてきた、李嘉誠氏だ。香港最大の企業集団、長江和記実業グループの会長である李氏は、2007年に同じくミラノのサッカークラブ、インテルの購入に関心を示したことが報じられている。また李氏はここ数年、中国国内の資産を削減する一方、ヨーロッパにビジネスの拠点を移しつつある。 こうした動きから、李氏が投資連合の一員であるとする説は、中国のネット上でも信ぴょう性を高めている。 一方、ローマに本社を置くスポーツ紙、コリエレ・デロ・スポルトは、中国最大の検索エンジン・バイドゥの創業者であり、現会長兼CEOのロビン・リー(李彦宏)氏が、投資家連合のひとりであると、かなり早い段階で推察している。47歳と若いリー氏だが、その資産は140億ドル(約1兆5,000億円)ともいわれており、買収する経済力があることは確かだ。 また、イタリアの経済新聞、イル・ソーレ・24オーレなどが、昨年から「ACミラン株買取得に興味あり」と伝えているのが、中国不動産大手のワンダ・グループ会長、王健林氏だ。 フォーブスの2016年版世界長者番付で、李嘉誠氏を抜いてアジア最大の富豪となった王氏は、昨年スペインリーグのアトレティコ・マドリードの株式を20%保有している。 いずれにせよ、この買収提案が受け入れられれば、現在はベルルスコーニ前首相が所有するACミランの次期オーナーは、中国系ということになる。このことは、サッカー界にどんな変化をもたらすのだろうか?ACミラン買収説を一笑に付したジャック・マー氏。
葬儀代が出せず、実母の遺体を塩漬けに……韓国・高齢母子の悲劇
韓国の前身といえる朝鮮王朝は厳格な儒教国家であり、長幼の序を貴ぶ精神は今の韓国にも連綿と受け継がれているといわれている。そのため、韓国では年長者を尊重する傾向にある。しかし、最近ではそうした精神に疑問を感じさせる事件が相次いでいる。 4月25日、2015年に韓国国内で起きた事件の中でも、飛び抜けて悪質な事件を起こしたキム被告(56)に、懲役12年の刑が宣告された。 事件は昨年9月25日に起きた。山道に姿を隠したキム被告は、通りがかった80代の老婆の後をつけて暴行した後、80万ウォン(約8万円)相当の金品を強奪。その後、再び現場に戻ると、老婆の胸を揉むなどの性的な暴行を加え、さらに陰部と肛門に石を詰め込むという、猟奇的行為に及んだのだ。 結局、キム被告はすぐに逮捕されるが、先述した敬老精神をかけらも感じさせない所業には、判決が下った今でも各地で怒りの声が続出している。 一方、最近では、誤った形で高齢の母へ“仁義を尽くした”事件が起こり、その悲劇に各地で嘆きの声が相次いでいる。 4月中旬、慶尚北道(キョンサンブクト)のある地域で、自動車の窃盗容疑で逮捕されたパク容疑者(60)。問題は、その車の中に積まれていた黒い袋の中身。なんと、袋の中には実母(86)の遺体が隠されていたのだ。 パク容疑者は事業の失敗により、母親を連れて全国各地を転々とする生活を送っていた。2016年に入るとそうした流転生活すら難しくなり、全羅南道(チョルラナムド)の麗水(ヨス)市内にある貯水池のそばに穴蔵を掘って、そこで雨風をしのいでいたようだ。文明から遠く離れた生活は、高齢の母親の寿命を確実に縮めており、母親は2月末には穴蔵の中で亡くなってしまう。 しかし、パク容疑者には母の葬儀代がなかった。彼は母親の遺体に塩を振りかけると、穴蔵の中に放置したのだ。そうした生活を1カ月も続けたパク容疑者だが、ようやく仕事が決まりかけた。そのため、彼は母親の遺体をそのまま車に乗せて載せて移動していたのだ。 いくら葬儀代がなかったとはいえ、パク容疑者の行いは、死者の尊厳を踏みにじる行為。とはいえ、韓国ネット民の多くは「本当に哀れで残念だ」「難民、難民と声を荒げるよりも、こうした人たちを助けるべきだろう」「金がない人たちは、将来どう生きていけばいいの? 教えてほしい。貧しい人たちのために国がしてくれたことは、何があった……」と、沈痛なコメントが多数。どうしようもない貧しさに同情を寄せる声が少なくなかったのだ。 地獄のような国ということで“ヘル朝鮮”と自国民が揶揄している韓国。まさに地獄のような悲劇といえるかもしれない。イメージ画像(Thinkstockより)
葬儀代が出せず、実母の遺体を塩漬けに……韓国・高齢母子の悲劇
韓国の前身といえる朝鮮王朝は厳格な儒教国家であり、長幼の序を貴ぶ精神は今の韓国にも連綿と受け継がれているといわれている。そのため、韓国では年長者を尊重する傾向にある。しかし、最近ではそうした精神に疑問を感じさせる事件が相次いでいる。 4月25日、2015年に韓国国内で起きた事件の中でも、飛び抜けて悪質な事件を起こしたキム被告(56)に、懲役12年の刑が宣告された。 事件は昨年9月25日に起きた。山道に姿を隠したキム被告は、通りがかった80代の老婆の後をつけて暴行した後、80万ウォン(約8万円)相当の金品を強奪。その後、再び現場に戻ると、老婆の胸を揉むなどの性的な暴行を加え、さらに陰部と肛門に石を詰め込むという、猟奇的行為に及んだのだ。 結局、キム被告はすぐに逮捕されるが、先述した敬老精神をかけらも感じさせない所業には、判決が下った今でも各地で怒りの声が続出している。 一方、最近では、誤った形で高齢の母へ“仁義を尽くした”事件が起こり、その悲劇に各地で嘆きの声が相次いでいる。 4月中旬、慶尚北道(キョンサンブクト)のある地域で、自動車の窃盗容疑で逮捕されたパク容疑者(60)。問題は、その車の中に積まれていた黒い袋の中身。なんと、袋の中には実母(86)の遺体が隠されていたのだ。 パク容疑者は事業の失敗により、母親を連れて全国各地を転々とする生活を送っていた。2016年に入るとそうした流転生活すら難しくなり、全羅南道(チョルラナムド)の麗水(ヨス)市内にある貯水池のそばに穴蔵を掘って、そこで雨風をしのいでいたようだ。文明から遠く離れた生活は、高齢の母親の寿命を確実に縮めており、母親は2月末には穴蔵の中で亡くなってしまう。 しかし、パク容疑者には母の葬儀代がなかった。彼は母親の遺体に塩を振りかけると、穴蔵の中に放置したのだ。そうした生活を1カ月も続けたパク容疑者だが、ようやく仕事が決まりかけた。そのため、彼は母親の遺体をそのまま車に乗せて載せて移動していたのだ。 いくら葬儀代がなかったとはいえ、パク容疑者の行いは、死者の尊厳を踏みにじる行為。とはいえ、韓国ネット民の多くは「本当に哀れで残念だ」「難民、難民と声を荒げるよりも、こうした人たちを助けるべきだろう」「金がない人たちは、将来どう生きていけばいいの? 教えてほしい。貧しい人たちのために国がしてくれたことは、何があった……」と、沈痛なコメントが多数。どうしようもない貧しさに同情を寄せる声が少なくなかったのだ。 地獄のような国ということで“ヘル朝鮮”と自国民が揶揄している韓国。まさに地獄のような悲劇といえるかもしれない。イメージ画像(Thinkstockより)
エロチックアートあふれる「ぺミクミ彫刻公園」で、思わず健康になる
前回に続き、今回も魔界・仁川(インチョン)に潜む物件である。場所は、仁川国際空港のすぐそばにある小さな島、茅島(モド)。この島の海岸に、エロチックな像が立ち並ぶ公園「ペミクミ彫刻公園」がある。 この公園は、キム・ギドク監督の映画『絶対の愛』(原題『時間』)に登場し、知る人ぞ知る存在となった。性器丸出しの異様な立体物を横目にデートする男女の絵はカオスそのものだが、まさか映画のセットではなく、実在する公園だったとは……。なお、監督の前作『弓』も、同じ海岸で撮影されている。 茅島までは、まず仁川国際空港近くの「サンモク旅客ターミナル」からフェリーに乗り、10分ほどかけて手前の信島(シンド)へ。そこから1時間おきに出るバスに乗れば、橋でつながる茅島にすぐ到着する。トランジットにより仁川で半日過ごさなければならない珍スポトラベラーには、ぜひおすすめしたい旅行コースとなっている。ムカデ人間?
私は平日に茅島へと向かったのだが、驚いたのは同船した人たちの中高年サイクリストの多さだ。そして皆が一様に、ピチッっとしたサイクリングウェアにサングラス、ザハ建築のような流線型のヘルメットをかぶっている。そこまでガチガチにキメなくてもいいんじゃないか。右から信島、矢島(シド)、茅島。3島は橋で連結されており、自転車でも行ける。
私はといえば、信島からバスに乗るつもりで港周辺をぶらぶらしていたところ、レンタサイクルの店があったので、バスを待つよりは早いかもとママチャリのような自転車を借り、茅島へと向かった。広がる海と空を横目に、橋を渡ってぐんぐん進んでいくのは確かに気持ちがいい。 30分ほどペダルをこいだところで、このサイクリングコースの終点と思われる茅島のぺミクミ彫刻公園に到着。そこに広がっていたのは、夢をそのまま実写化したようなカオスであった。完全装備
海岸にカラフルで肉々しい、弾けるような彫刻がずらり。中でもショッキングなのは、人間と獣の口と肛門がムカデ人間のように連結する作品、そして接合部あらわな男女のオブジェだろう。こんなところでデートなんかしたくない。ここからフリーダム海岸の始まり
ぬらーん
ぱくーん
がびーん
しゃきーん
港でもらった観光案内によると、「彫刻家イ・イルホ(1946~)による性とナルシズムを主題とした、華麗で簡明で夢幻的な彫刻作品100点以上」が展示されているという。 この公園の持ち主でもあるイ・イルホは、海外でも展示を行い、韓国各地にちらばる彫刻公園にエロチックアート(や、そうでないもの)を設置する、その筋では有名な彫刻家だ。もともと自身のアトリエとして使っていた場所を公園として開放したのが、2005年のことだそう。 海岸に広がるシュールな景色は、アートと狂気の境界線はどこにあるのか、考えさせてくれるものがあったが、個人的には訪れた人々の反応が興味深かった。 やはりサイクリングウェアの中高年が次々と現れるのだが、おじさん3人組がリアルな結合部を見て「これは最高だ!」とおおはしゃぎ、一緒に記念写真を撮っていた。中年カップルもベスト撮影スポット探しに忙しい。つるっとした服装の彼らも、展示作品の一部のように見えた。わんこ
別荘のようなものがあるので入ってみると、そこは食堂だった。リビングには積まれた段ボールや何かを漬けたボトル、そして犬小屋が置かれ、おばあちゃんの家に来たようなゆるい雰囲気。 客は私のほか誰もおらず、とんでもなく自由な料理が出てくるのではと恐れたが、注文した海藻ピビンバは意外にも非常にうまい。採れたての海藻を使っているようである。性の公園で自然の幸が堪能できるという、微かな違和感はこれいかに。 再びママチャリに乗り、もとの船着き場へと戻った。エロチックアートの公園を訪れるつもりが、自転車をこいだり海藻を食べたりの健康スポットだった。船に乗る中高年サイクリストたちが、元気に声を上げ、うひゃひゃと笑っているのがまぶしかった。 ●ペミクミ彫刻公園 住所 仁川市甕津郡北島面茅島里269-2 (文・写真==清水2000)公園内の食堂へ。なぜ犬小屋……
韓国エロ業界に空前の“人妻ブーム”到来! 『若いお母さん』シリーズの実力とは
4月28日、韓国でとあるポルノ映画が公開された。原題を直訳すると『若いお母さん』。今作でシリーズ5作目となる、韓国で人気のポルノ映画作品だ。一体どんな作品なのだろうか? 『若いお母さん』が初公開されたのは、2013年。礼儀や道徳において、日本よりも“お堅い”イメージのある韓国においては、日本のAVやポルノ作品では数え切れないほど作られてきたであろう「人妻もの」「若妻もの」というジャンルが、新鮮だったのだろうか? しかし、シリーズを観賞したネット民のレビューを見てみると、単にその設定やエロ描写に対する期待や満足だけで、この作品が評価されているわけではないことがわかる。 「ベッドシーンがなくても見られる作品。ポルノ業界における秀作のひとつ」「エロ映画だけど、意外に楽しめる映画だった。見て後悔しない作品」など、下半身だけにとどまらず、その作品性が評価されている。 その人気を示すかのように、『若母』シリーズは毎年1作品以上、コンスタントに製作されてきた。一時は韓国のポータルサイト「NAVER」のダウンロードランキングで堂々の1位を記録したこともあり、シリーズスタートから3年がたつが、インターネット上では各作品がいまだに人気で、それぞれ10万ダウンロードを記録しているほどだという。 前述の通り、俳優たちの演技やストーリーへの評価が高いことが、人気を後押ししている。とはいえ、やはりあくまでもポルノ作品。気になるのは、そのエロ度だろう。確かに内容はどれも、主人公がエロい人妻と出会い、男女の関係に至るという、月並みなもの。しかし、この手の映画を見る男性諸氏が期待しているのは、エロ描写とともに、“月並み=クラシック”な設定をいかにして盛り上げているかだろう。『若母』シリーズの設定やキャラクターを振り返ると、サブキャラも含めて、家庭教師、女性上司、嫁の母親といったように古典的な設定ばかり。 しかも今回公開される新作では、とある島を舞台に、元ポルノ女優のお母さんが登場するという設定。シリーズの各作品予告編を見てみると、お世辞にも出演女優がかわいいとは言いがたいが、それは逆に作品の内容、質が高いことを示しているのかもしれない。 もちろん肯定的な反応だけでなく、「映画とはいえ、設定がやりすぎ」や「反社会的な内容」などという否定的なコメントも寄せられている『若母』シリーズ。それでも、ポルノ作品ながらこれだけ反響を呼んでいる点には、興味が沸くばかりだ。くだんの『若いお母さん』シリーズ
公園に「男女結合彫像」、小学校トイレに「過激性教育ポスター」 中国の性教育が暴走中!
中国の性教育が、なにやら変な方向に大暴走を始めているようだ。 かつて中国の首都だった古都・西安にある史跡公園では最近、新たな芸術作品が露天に展示されて話題となっている。愛情をテーマにしたというその芸術作品というのは、裸の男女が交わっているところを表した彫像ばかり。公園の真ん中で、堂々と対面座位
公園といえば、家族連れが多く集まる場所。当然、子どもたちもこれを目にすることになる。これには、SNS上で侃々諤々、喧々囂々の意見が飛び交った。 「こんなの子どもに見せられない!」「芸術の名を借りたポルノをまきちらすだけだ」という批判的な声がある一方で、「性教育のいいチャンス。どう説明するか、親の能力が問われている」「かつて西安にいた皇帝たちは、もっとスゴいことしてたんだろ。歴史教育だな」と、子どもに性教育をするにはいいチャンスだという声も上がっている。 性教育といえば、中国南西部にある広西チワン族自治区柳州市の小学校が、なんとトイレに性教育のポスター22枚を掲示したことも話題になっている。 それらのポスターには、卵子と精子が結合して受精卵になり、それがお母さんのおなかの中で大きくなって、赤ちゃんとなって生まれてくるという行程が1枚ずつ表されている。 この学校を取材したメディアによると、低学年の児童にとっては、まだ知らない漢字も多く、理解は難しかったようだが、中高学年ともなるとほぼ内容が理解できていたようだ。ある小学4年生の児童は、これらのポスターを見て初めて自分が母親のおなかの中から生まれてきたことを知り、こう言ったという。「僕は携帯電話の景品じゃなかったんだね」なかなか豊満な女性のようである
大量の精子が卵子に向かってまっしぐらに進んでいく様子を表したポスター。でも気になるのは、やっぱりトイレはドアがない“ニーハオ”トイレ?
ここ数年中国では、子どもの「私はどこから来たの?」という質問に対して「お前はケータイを買ったときにプレゼントされた通話料だったのよ」と答えるジョークがあるのだという。これは、最近は携帯電話を購入するとさまざまなプレゼントが贈られることから、子どももそのひとつとしてもらったのだという、「橋の下から拾ってきた」と同じようなジョークである。 それはさておき、いずれにしても現在の中国の性教育が暴走、はたまた迷走しているのは明らか。こればかりは豪腕の習近平でも、なかなかままならないようである。 (文・佐久間賢三)こちらは男子トイレの、お母さんのおなかが大きくなっているポスター
韓国・バス停の電子案内板に“AVサイバー攻撃”! 40分間ダダ漏れの「お粗末」対応に市民も失望中
テレビで唐突に流れるエロシーンや下ネタに、お茶の間が凍り付くことはわりとよくあるが、お隣・韓国では、公共の場で突然AVが流れるという珍事件が発生。大パニックとなった。 事件は4月24日、全羅南道(チョルラナムド)・麗水(ヨス)のあるバス停で起きた。日曜らしく家族連れの姿もまだ見えた午後10時40分頃、バスの運行状況を知らせる電子案内板の画面が突然切り替わり、AV動画が流れ始めたのだ。現場には、女性や未成年の子どもたちもいたという。どれほど空気が凍り付いたのか、想像するまでもない。 バスを待つ人の通報によって警察や関係者がすぐに駆け付けたのだが、映像は停止することができないばかりか、電子案内板の電源を切ることすらできない。結局、警察はチラシやボードなどで画面を隠す対応しか取れず、関係者が電源を切るまで約40分にわたって再生され続けた。 この珍事件は、韓国で大きな注目を集める事態となり、事件発生時には、「麗水バス停」というキーワードが多くのネット掲示板などに書き込まれた。あまりにも不名誉な事態に、麗水市は管理システムがハッキングされたことを明らかにするしかなかった。 問題の電子案内板は、2009年から導入が開始され、現在では全174カ所のバス停に設置されている、韓国ではごく一般的なもの。バスの運行経路や到着予想時間に始まり、ニュースや行事案内など多様な情報を表示している。 ちなみに、この電子案内板は交通統制センターによって、遠隔的にエラーの処理や電源のオンオフなどを実行できる。そのため、常にリアルタイムで動作確認がされていたわけだが、事件発生の時間帯は職員が退勤した後だったのが災いした。ハッカーは、職員の対応が後手に回る時間帯を確実に狙って行動したのだ。 韓国警察のサイバー捜査隊は、麗水市が提出したUSBメモリーに基づいてハッキング経路の解明に奔走。コンピュータ・ネットワーク記録と交通統制センターの出入記録などを分析している。 一方、とんだ珍事件に沸き立つネット民だが、すべてが騒動を面白おかしく取り上げているばかりではない。中には「40分近くも侵入されていて、犯人が捕まえられないとは、我が国の技術力は小学生レベルじゃないか」「放送局がハッキングされる日も遠くないね」など、事件の滑稽さよりもハッカーに対抗できない技術力の低さを嘆く声も多く聞こえている。 いったい、ハッカーはどんな目的があってAVを流したのか……。夜の麗水を凍り付かせた珍事件の捜査は、まだ続いている。くだんのAV映像
韓国・バス停の電子案内板に“AVサイバー攻撃”! 40分間ダダ漏れの「お粗末」対応に市民も失望中
テレビで唐突に流れるエロシーンや下ネタに、お茶の間が凍り付くことはわりとよくあるが、お隣・韓国では、公共の場で突然AVが流れるという珍事件が発生。大パニックとなった。 事件は4月24日、全羅南道(チョルラナムド)・麗水(ヨス)のあるバス停で起きた。日曜らしく家族連れの姿もまだ見えた午後10時40分頃、バスの運行状況を知らせる電子案内板の画面が突然切り替わり、AV動画が流れ始めたのだ。現場には、女性や未成年の子どもたちもいたという。どれほど空気が凍り付いたのか、想像するまでもない。 バスを待つ人の通報によって警察や関係者がすぐに駆け付けたのだが、映像は停止することができないばかりか、電子案内板の電源を切ることすらできない。結局、警察はチラシやボードなどで画面を隠す対応しか取れず、関係者が電源を切るまで約40分にわたって再生され続けた。 この珍事件は、韓国で大きな注目を集める事態となり、事件発生時には、「麗水バス停」というキーワードが多くのネット掲示板などに書き込まれた。あまりにも不名誉な事態に、麗水市は管理システムがハッキングされたことを明らかにするしかなかった。 問題の電子案内板は、2009年から導入が開始され、現在では全174カ所のバス停に設置されている、韓国ではごく一般的なもの。バスの運行経路や到着予想時間に始まり、ニュースや行事案内など多様な情報を表示している。 ちなみに、この電子案内板は交通統制センターによって、遠隔的にエラーの処理や電源のオンオフなどを実行できる。そのため、常にリアルタイムで動作確認がされていたわけだが、事件発生の時間帯は職員が退勤した後だったのが災いした。ハッカーは、職員の対応が後手に回る時間帯を確実に狙って行動したのだ。 韓国警察のサイバー捜査隊は、麗水市が提出したUSBメモリーに基づいてハッキング経路の解明に奔走。コンピュータ・ネットワーク記録と交通統制センターの出入記録などを分析している。 一方、とんだ珍事件に沸き立つネット民だが、すべてが騒動を面白おかしく取り上げているばかりではない。中には「40分近くも侵入されていて、犯人が捕まえられないとは、我が国の技術力は小学生レベルじゃないか」「放送局がハッキングされる日も遠くないね」など、事件の滑稽さよりもハッカーに対抗できない技術力の低さを嘆く声も多く聞こえている。 いったい、ハッカーはどんな目的があってAVを流したのか……。夜の麗水を凍り付かせた珍事件の捜査は、まだ続いている。くだんのAV映像
「中国の河川は“霊安室”になった」1週間で70体以上引き揚げる、中国・揚子江の“遺体漁師”とは?
4月14日、フランスの日刊紙・フィガロが、「揚子江の遺体漁師」と題したルポを掲載した。揚子江(中国名・長江)沿岸の大都市・重慶で、川に流れてきた遺体の引き揚げをなりわいとする男性を取り上げたものだ。記事によると、その男性は多いときには1年で200体以上の遺体を回収したこともあるという。船をこぐ陳松さん。川面に遺体が流れるのを見つけると、すぐさま船を出す
陳松という名前のこの男性、これまでも中国のメディアでは、数度にわたり取り上げられている。この仕事をしていた父親の後を継ぎ、すでに20年近くになるという。 世界保健機関(WHO)が2014年に発表した世界の自殺者の統計によると、中国では年間約12万人が自殺しているという。自殺の形態を見ると、高いビルが少なく飛び降り自殺が難しい農村部では、農薬を使った自殺と並び、入水自殺の割合が高い。中国のメディアは「中国の河川は“霊安室”になった」と評している。 そんな中、陳松さんの出番は少なくない。また、夏場には揚子江では川遊びを楽むことができる一方、水難事故による遺体が流れてくることもしばしばだという。 彼によると、これまでで一番の“大漁”は、1週間で70数体を引き揚げたこと。このときは、200キロ以上も上流で洪水が起きたのが原因だとされている。浮船の上で川面を双眼鏡で見る陳松さん。陳松さんの後継者はまだまだ見つかっていない
中国の河川で引き上げられた溺死体の数々
1体引き揚げるごとに陳松さんには行政部門から必要経費として500元(約8,500円)が支払われ、遺族が現場に遺体を引き取りに来た場合には、遺族から慰労金という形で謝礼を受け取る。この金額はさまざまで、貧しい人からは500~600元(8,500~1万円)ほど、富裕層からは3,000元(約5万円)程度を受け取るという。 農村部の物価と比較しても、これは良心的な価格といえるだろう。遺体引き揚げをなりわいにしている者には悪質な人間もいるようで、別の川で自殺した男性の遺体を引き揚げた漁師が、遺体を両親に引き渡す際に1万8,000元(約30万円)を要求。しかし両親には支払う余裕がなかったため、遺体が何日も水に浸かったままそれを見ているしかなく、なんとか5,400元(約9万2,000円)を工面して引き揚げてもらったという話もある。 中国の闇は、まだまだ深い。 (文=佐久間賢三)引き上げ費用を払えず、川面に浮かぶ息子の遺体を見守るしかない両親






















