中国スッチーの卵たちが「おっぱい解放運動」に立ち上がる! ブラを投げ捨て、金太郎ルックに

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 5月4日、四川省成都市にある観光地に、若い女性十数人が、ショートパンツに上半身は金太郎ルックで登場。手にしていた色とりどりのブラジャーを空に向かって放り投げ、「ブラジャーを外して、おっぱいを解放しよう!」と訴えた。  中国でこの日は、1919年に北京で起こった学生たちによる抗日・反帝国主義デモを記念する「青年節」となっている。彼女たちはそんな日になぜか、おっぱいの健康を訴える行動に出たのだ。 この女性たちは、成都にある客室乗務員養成学校の学生たち。つまり、スッチーの卵というわけだ。成都のスッチー学校といえば、昨年5月にもスッチーの卵たちが制服姿で田植えをした「いったいなぜ……? 中国スッチーの卵たちが制服姿で“セクシー”田植え」をお伝えしている。そのときと同じ学校である。  このパフォーマンスには、ネット民たちからも、さまざまな声が上がっている。 「おっぱい解放バンザイ! オレにも解放してくれ!」 「飛行機の中でもその姿でサービスしてくたら、近場に行くのも飛行機に乗るよ」 「やっぱり住むなら成都だな」(成都は美人の産地としても有名) と、いった好意的なものから、
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「また成都のスッチー学校か。宣伝のためならなんでもやるんだな」 「この手のものって、たいていは女性用下着メーカーの宣伝だろ?」 「そもそもブラジャーを外すと、おっぱいが健康になるのか?」 と、冷静に分析する声も。  この金太郎ルックの腹掛けは中国語で「肚兜」といい、伝統的な下着のひとつなのだが、中国で「おっぱいの健康」というと、なぜかいつもこれが出てくる。昨年6月には、とある企業が「ピンクリボン活動」(乳がん予防の啓蒙活動)の一環として女性従業員に金太郎ルックをさせた「『おっぱいにも休日を!』中国OLに“金太郎ルック”がブームの兆し!?」をお伝えしている。  女性のおっぱいの健康のためにも、ぜひとも金太郎ルックがブームになってもらいたいものである。 (文=佐久間賢三)

平凡な青年が、いったいなぜ? 韓国で相次ぐ「バラバラ殺人事件」

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チョ・ソンホ容疑者のFacebookより
 ここ最近、韓国ではバラバラ殺人事件が多発している。今年1月、通称“プチョン・小学生バラバラ殺人事件”の全貌が明るみになった。父親が子どもに継続的に虐待を加えたのち殺害、母親がその死体を損壊したという残虐な事件に、韓国社会は震撼した。また同月には、借りた金を返せないという理由で、債権者を殺害、バラバラにして遺棄した20代の男が逮捕された。賭博で約2,000万円の負債を抱えた容疑者は、債権者を呼び出し殺害すると、証拠隠滅に困って死体を損壊。その後、3つのカバンに詰めて隠していたという。  そして4月末にも、新たなバラバラ殺人事件が発覚した。チョ・ソンホ容疑者(30)は先月13日、一緒に住んでいた男性(40)を鈍器で殴って殺害。その後、死体を自宅のトイレに隠し、約2週間後の26日に上半身と下半身を2つに切断。それぞれ別の場所に遺棄した容疑で逮捕された。  逮捕後の供述によると、チョ容疑者は男性に親の悪口を言われ、恨みを募らせていたという。男性は「お前みたいな子を産んだ親はダメなやつだ。掃除もしないし、話も聞かないし、そんなお前の姿を見ていれば、親の姿が容易に想像つく」などといった暴言を浴びせられていたそうだ。腹に据えかねたチョ容疑者は、酒に酔って寝入った男性を殴って殺害したという。  事件後、チョ容疑者は平然を装い、普段通りの生活を送っていた。SNSに将来の人生設計や、「猫を飼いたい」といったコメントを書き込んでいた。職場にも普段通り出社し、殺人を犯した凶悪犯とは思えないような“平凡な青年”を演じていた。実際、チョ容疑者の顔写真を見ると、表情は温和で、虫も殺さないような風貌である。  不思議なのは、チョ容疑者は男性の死体が発見されたニュースが流れていたのにもかかわらず、それに気づいていなかったことだ。その理由について「映画を見ていたため」としているが、残虐な事件を起こして感覚が麻痺していたのか、それとも神経が図太いだけなのか――。チョ容疑者の心の闇を想像すると、ぞっとする。  後に明らかになったところによると、SNSなどに人生設計を書き込んだ理由は「一生懸命生きたかったから」、また事件当日のことを「とても怖かった」と供述しているという。犯行については「申し訳なかった」と反省、後悔の念をにじませている。  今回、警察は逮捕前、SNSにアップされていた顔写真など、チョ容疑者の身元情報の公開に踏み切ったが、それにはいくつか理由がある。まず、犯行が残虐であり、チョ容疑者が犯行に及んだという証拠が十分だったという点。また、逃走を防止するためだったという。法律的には「特定強力犯罪処罰に関する特例法」上の措置となるそうだ。ちなみに、赤の他人である2人がなぜ一緒に住んでいたか、理由は明かされていない。  韓国のポータルサイトなどには、所狭しとバラバラ殺人の現場写真がアップされている。それらを目にするだけでも苦痛だが、事件の裏側や真実を知ると、さらにやりきれない気持ちになる。 (文=河鐘基)

日本海沿岸にも漂着 金正恩第1書記のお気に入り「桃の香り炭酸甘水」って?

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日本海に漂着した北朝鮮の嗜好品
 第7回朝鮮労働党大会で党委員長に就任し、核開発と経済建設を並行して進める「並進路線」を強調した金正恩第1書記。海外メディアの取材団を電線工場や製糸工場に案内して、経済成長をアピールしたが、日本に流れ着く漂流物から、北のいびつな“経済発展”が透けて見えている。  昨冬、日本海沿岸では北朝鮮のペットボトル(1.5リットル)の漂流が多数確認された。    朝鮮語で書かれた品名は「桃の香り 炭酸甘水」。  桃の成分が入った炭酸飲料で、製造元は平壌市の「ソンフン食料工場」となっていた。工場名を検索すると、北朝鮮の対外宣伝サイト「朝鮮の今日」が今年1月7日に「世界的な競争力を持つ最優秀製品が多数生産されている」と紹介した、正恩氏肝いりの総合食料工場と判明した。   「朝鮮の今日」によると、故・金正日総書記の「食料加工業発展に力を入れ、おいしくて栄養価の高い、さまざまな食料品を、さらに多く生産しなければならない」という遺訓を胸に、創業10年という歴史の浅いソンフン工場の労働者たちは闘志を燃やした。  結果、前年比350倍という驚異的な生産量をマークし、工場も食品安全の世界規格となるISO22000を取得。工場では、「世界を圧倒する商品が続々と生産されている」というのだ。  記事は「周囲に流されず、独自に百歩、千歩を一気に走って跳躍したソンフン食料工場の成果は、私たちの手で幸福と繁栄をもたらすのが決してはるかな目標ではなく、闘争にはすでに勝利が約束されているということをより一層確信させる」と、強引に結んでいる。 「前年比350倍」は、そもそも製品の生産量が極端に少ないか、真っ赤なウソのどちらかだが、北朝鮮の東岸から大海原を越えて多数のボトルが日本海に漂流してくるということは、少なくとも昨冬に「桃の香り 炭酸甘水」が大量生産されていたのは間違いなさそうだ。  一方で、このほかに北朝鮮の食料品や飲料の容器は、日本海沿岸で見つかっていない。ある北朝鮮ウオッチャーは「正恩氏が気に入った産品しか、大量生産ができないのではないか」と推察する。推定体重が130キロを超えるという正恩氏は、いかにも「桃の香り 炭酸甘水」が好きそうだ。一方で、寒い季節に大量に出回ったこの飲料ぐらいししか嗜好品がない北朝鮮庶民の厳しい日常生活がおもんぱかられる。 (文・写真=金正太郎)

実の娘のレイプ現場を傍観する“人面獣心の母”と、韓国「性的同意年齢」の違和感

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イメージ画像(Thinkstockより)
 児童虐待が急増している韓国で、またもや悲惨な事件が発生した。交際相手の男に実の娘がレイプされる場面を目撃したにもかかわらず、娘を助けるどころか、男を手伝った母親がいたのだ。  娘に対する虐待が始まったのは2013年ごろ。シングルマザーとして娘を育てていた母親は、当時16歳だった娘のIQが同年代の子どもより低いことを理由に、きちんとした学校教育を受けさせていなかった。その上、娘にしょっちゅう暴力を振るい、ストレスのはけ口にしていたという。当時母親が付き合っていた男は母娘の様子を見かね、自分が娘を引き取って学校に行かせることを提案。「責任を持って大学まで行かせる」と約束し、娘と2人で同居を始めたそうだ。  ところが、2人が同じ家で暮らすようになった初日から、今度は男による娘への暴力が始まった。手のひらを返すように態度を変えた男は、学校に通わせるという約束を守らず、娘に家事全般を押し付け、暴力を振るった。それだけではない。性的暴行にも及んだのだ。  その現場を目撃しながらも、暴行に加担した母親に対し、韓国メディアは“人面獣心の母”と非難しているが、母親としてどころか、人間としても大きく問題があるとしかいえないだろう。  裁判の結果、母親は懲役4年、男は懲役9年の実刑判決が言い渡されたが、審理の過程で母親は「男にだまされた」と言い張り、男は「(娘とは)合意のもとで性行為に及んだ」と主張したという。  男が合意を強調したのには理由がある。韓国の現行法では、相手が未成年だとしても、13歳以上ならば合意の上で行った性行為に関しては処罰されないのだ。未成年の飲酒や喫煙にはやたら厳しいのに、13歳の子どもに性行為の自由を与えるという、やや理解に苦しむ法律であるが、これを悪用して未成年をレイプした大人が無罪になったケースもあるという。現在、この法律に関しては子どもを持つ親たちを中心に批判の声が上がっており、せめて16歳まで引き上げようという改正案の整備が進められているそうだ。  これにより、レイプ被害に遭う子どもが減るのは望ましいが、2人の大人によって身も心も傷つけられた少女のことを思うと、なんともやるせない。

「10人に4人はプロ」中国人売春婦が人気出会い系アプリに進出! “オプションサービス”であんなこと、こんなこと……

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かつてはネットショッピングサイトでも、若い女性が自分をレンタルに“出品”していた
 ネットを通じた男女の出会いといえば、かつて日本では出会い系サイトが花盛りだった。ところが、売買春や性犯罪事件が頻発すると、一般の女性ユーザー離れが深刻となり、やがて落ち目に。しかしスマホが普及した現在は、出会い系アプリが台頭している。  それは中国も同じで、最近現れた「閃電租人」という出会い系アプリが中国の若者たちの間で人気を博している。これは、男女問わず自分の暇な時間を利用して、誰か知らない人と一緒にお茶したり、食事したり、映画を見たりすることでお金をもらうというもので、いわば人をレンタルするためのマッチングアプリだ。  ところが、最近ではこういったマッチングアプリを使った売春行為が頻発していると、ニュースサイト「ホウハイ新聞」(4月27日付)が伝えた。それによると、ここでレンタル登録している女性の10人に4人が、高い料金で性的サービスを提供しているという。
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レンタル彼女の画面
 取材を受けた28歳の女性は売春婦で、同じ業界の“お姉さん”から「客がいっぱい見つかる」と教えられて始めたのだという。そこで彼女は言われた通りに、思わせぶりなハンドルネームで登録し、セクシーな写真を数多くアップ。1時間当たり98元(約1,650円)という料金設定にして、「ご飯、カラオケ、映画のお付き合い、ビジネス同伴」などのサービス内容を書き込んだ。  マッチングアプリを通じて客が接触してくると、彼女は“オプションサービス”も提供できることを暗示。その料金は、1日2,000元(約3万3,000円)だという。
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「閃電租人」では、このようにセクシーな写真を女性が自らアップ
 ホウハイ新聞の記者が覆面取材を行い、こうしたマッチングアプリに登録する複数の女性に接触したところ、10人中4人が性的サービスを提供することをほのめかしたという。その料金は2,000~3,000元(4~5万円弱)。中には、別の女性を紹介して、仲介料を取るという者もいたという。  マッチングアプリを利用した売買春について、中国事情に詳しいライターの吉井透氏はこう話す。 「以前から“レンタル彼女”というサービスがあり、派遣業者のサイトがいくつも存在した。彼女がいない独身男性が郷里に錦を飾るため、春節などで帰省する際に若い女性を同伴させるのに利用するというのが建前でしたが、実態は形を変えた売春だった。しかし、習近平政権下で売春撲滅運動が展開される中、当局に目を付けられ始めたことで、業者たちが集客の場を自社サイトからマッチングアプリに変えてきている。一見、個人で客を探しているように見える登録女性にも、背後に業者がいることがほとんどです」  当局と売春業者のイタチごっこは、まだまだ続きそうだ。 (取材・文=佐久間賢三)

抗争・暴行に集団レイプ事件まで……韓国・中学生たちの“思春期の暴走”が止まらない!!

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エレベーターの防犯カメラ映像
 最近、韓国では、中学生による犯罪や事件が相次いでいる。  4月30日には、ソウルの中心部で中学生30人あまりがトラブルになり、警察が出動する事態となった。ケンカに発展することはなかったが、散り散りに逃げる中学生を補導するため、警察官50人が6時間以上にわたって市内を巡回するハメに。結局、未成年ということもあって、事件化されずに解決したが、なんともはた迷惑な話だ。  だが、これはまだかわいいほうといえるかもしれない。ここのところ韓国では、中学生によるぞっとする事件も多いからだ。  例えば5月2日、大田広域市大徳(テドク)区内のあるアパートで、中学生Aが起こした事件だ。Aは28歳の女性がエレベーターに向かうと、それに同乗。2人きりになると、隠し持っていた石で、女性の頭部を執拗に殴りつけたのだ。暴行後、Aは逃げ出すが、監視カメラの映像などからすぐに捕まった。警察の調べによると、Aは女性とは面識がなく、「むしゃくしゃしていたのでやった」と犯行を認めているという。  中学生たちの暴走行為はまだある。3月には、小学校を卒業したばかりの女子中学生が、先輩の自宅に「誕生日パーティー」と称して誘われ、6人の男子中学生に集団レイプされるという事件も起きている。これには、ネット民の多くが「同じ男性として恥ずかしい」「少し前までは、こんなニュースは日本発のはずだったのに……」と、嘆きの声を上げていた。  あまりにも無軌道な中学生たちによる犯罪の数々。実際、2015年に韓国警察が明らかにした国政監査資料には、驚きの結果が記されている。資料には、過去4年間に検挙された生徒たちが小中高別に分類されているのだが、検挙された生徒の年代を見ると、高校生が2万1,051件に対して、中学生が2万4,539件と最も多いことがわかった(小学生は2,262件)。意外にも、高校生より中学生が起こした犯罪件数のほうが多いのだ。  思春期真っただ中で精神的にデリケートな時期にある中学生たちの犯罪率が高まっている韓国の現状は、はたして何を意味するのだろうか?

執刀医はブローカーだった!? 病院で手術を受けた患者の右腎臓が行方不明に!

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痛々しい傷跡を記者に見せる劉さん(出典:新安晩報)
 ニセ救急車や病院で診察予約券に群がるダフ屋など、日本では考えられないことが当たり前となっている中国の医療業界だが、またしても信じられないニュースが飛び込んできた。 「新浪新聞」(5月5日付)によると、病院で胸部の手術を受けた男性が腎臓を勝手に摘出された上、その事実を病院側が隠蔽していたとして警察に被害届を提出したという。  江蘇省徐州市の病院で昨年6月に胸部の手術を受けた劉永偉さんは、手術後しばらく体調不良が続いていた。そこでセカンドオピニオンとして、複数の医療機関で診察を受けたところ、右腎臓が欠如している事実が判明したのだ。  劉さんは手術を受けた時の様子を、地元紙に次のように語っている。 「昨年の6月12日、トラクターを運転しているときに事故に遭い、地元の病院に緊急搬送されました。CTスキャンの画像から、担当医師は『外傷性横隔膜ヘルニア・右肺挫傷・右腎臓損傷などの状態で緊急手術が必要』と診断。総合病院での手術と治療を勧められ、19日に徐州医学院附属病院に転院し、そこで手術を受けました。術後、執刀医は『右腎臓を一度取り出して観察したところ、状態が良かったので、再び体内に戻した』と私に説明していました。ところが、8月に退院した後も体調が良くならなかったので公立病院で診察をしてもらうと『右の腎臓がなくなっている』と診断されたんです」  劉さんはその後、手術をした病院などに説明を求めたものの、相手にされない日々が続いたという。  今年4月、地元メディアや警察の立会いの下、ようやく口を開いた病院の関係者も、劉さんの腎臓は、執刀医によって体内に戻されたと主張している。もしCTスキャンで確認できないのだとすれば、腎臓がなんらかの原因で萎縮し小さくなり、CTに映らなかった可能性を指摘したという。
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レントゲン写真。右腎臓が欠如していることがわかる
 しかし、中国版Twitter「微博」では、病院に対し、疑惑の目が向けられている。 「思ったより右の腎臓が軽傷だったから、摘出してブローカーに売ったんだろう」 「もし萎縮していたとしても、2カ月で、CT使って見えなくなるくらいまで小さくなるものなのか? なんだかこの病院には、ものすごい深い闇を感じる」 「もしかして取り出した腎臓を入れ忘れて、処理に困って捨ててしまったんじゃないのか? それに総合病院なら、手術中の様子が映像に残されているはずだ」    それにしても劉さんの腎臓は、一体どこにいってしまったのだろうか? 劉さんの腎臓探しの旅は続く……。 (文=広瀬賢)

少子高齢化による労働人口不足も関係ねぇ!? 韓国の外国人労働者差別がエグすぎ! 

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イメージ画像(Thinkstockより)
 “差別民国”という言葉をご存じだろうか? 最近、外国人差別が激しくなっている韓国の正式名称・大韓民国をもじったものだ。特に、外国人労働者たちに対する不条理な差別が大きな問題となっている。  例えば、韓国のとある工場で勤務中、両手をケガしてしまったバングラディッシュ出身のA氏。彼は治療のため、計5回の手術を受けたが、治療費を受け取ることができなかったという。経営者は、A氏が韓国語ができないことを悪用し、「すでに給料を渡しているのだから、これ以上支払えない」と、シラを通したのだ。結局A氏は、月給120万ウォン(約12万円)のうち、治療費90万ウォン(約9万円)を自腹で支払って退院したそうだ。  ほかにも、農村のビニールハウスで生活しながら、劣悪な労働環境で働く外国人労働者たちが、事業主から寮費として20~40万ウォン(約2~4万円)を差し引かれている例もあった。  韓国外国人力支援センターによると、今年1~3月、韓国で働く外国人労働者たちからの相談案件は6,704件に上ったという。相談内容の上位は、賃金未払いや暴行が2,064件、職場の苦情が752件となっており、日常生活の差別(523件)よりも圧倒的に多いことがわかる。  韓国における外国人労働者への差別は、世界的にも周知の事実といえるかもしれない。経済協力開発機構(OECD)の「雇用展望2015」報告書によると、韓国人労働者と外国人労働者の賃金には1.55倍もの格差があり、調査対象国22カ国の中で最も大きかったという。また、外国人労働者は賃金以外でも差別を受けているといえそうだ。労働時間を見ると、韓国人の平均は週44時間だが、外国人労働者の52%が週50時間以上の労働を強いられているという。  韓国には就業資格を持って在留している外国人が61万5,000人以上おり、不法在留まで含めると100万人と推定されているが、外国人労働者は韓国に必要不可欠な存在だろう。というのも、韓国では2018年に少子高齢化の影響が表面化して人口が急激に減る“人口の絶壁”が予測されており、労働人口の確保が声高に叫ばれている。にもかかわらず、外国人労働者への賃金未払いや暴行を行う事例が少ないという現状は、そう遠くない将来、韓国の存亡にもかかわってくる問題ではないだろうか。  自分たちが外国人に差別を受けた場合は不平を大声で叫び、自国の外国人差別にはあまり関心を示しているようには見えない韓国。“差別民国”と呼ばれてしまうのも、当然かもしれない。

兵士の疲労度はC型肝炎患者レベル!? ドラマ人気で美化される韓国軍に「ちょっと待った!」

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『太陽の末裔』衛星劇場公式サイトより
 最近、韓国で大ヒットしたドラマ『太陽の末裔』(KBS)。同時放送されていた中国でも社会現象になるほどの人気ぶりで、日本でも6月から「衛星劇場」での放送が予定されている。同作ではやたらと軍隊描写が繰り広げられるのだが、それがどうも現実離れしたカッコよさのようで、韓国軍のイメージアップにつながっているそうだ。  実際、韓国陸軍では、同作を軍のイメージ向上のために積極的に活用しているという。以前から人気のあった軍隊生活体験バラエティ番組『本物のオトコ』(MBC)でも、過酷な訓練を乗り越える芸能人たちの姿が感動的に描かれ、視聴者に好印象を与えていたが、『太陽の末裔』効果でその好感度がさらにアップ。昔から韓国では“女性がもっとも毛嫌いする話題”とされていた軍隊の話だが、ここ最近は女性人気も高いようだ。  とはいえ、韓国軍の問題は尽きない。政治家や芸能人の兵役逃れ、軍隊内での自殺、銃器乱射事件など、例を挙げればキリがない。先日はソウル大学と看護士官学校研究チームによる調査で、陸軍兵士の疲労度が「C型慢性肝炎患者レベル」だという結果が発表された。調査対象となった軍人の平均年齢は22歳で、その若さを考えると彼らの疲労度はかなり深刻なものだという。「軍隊では規則正しい生活を送るのだから、健康に役立つのでは?」と思う人もいるだろうが、韓国軍隊の生活環境は一般人の想像を超える厳しさのようだ。  韓国国防研究院(KIDA)の調べによると、軍人たちが最も悩まされているのは“寝不足”だという。軍隊での睡眠時間は22時から6時半までと決まってはいるが、真夜中や明け方の交代勤務もあるため、疲れをため込みやすく、それが昼間の訓練にもいろいろと支障を来すようだ。  しかも、営舎では仕切りのない大部屋で生活する日々。プライバシーなどまったく存在しないし、プライベートの時間もほとんどない。つまり、心休まる時間もなく、常に気を張っていなければならない状況だ。政府はこのような問題を受けて、全兵士にシングルベッドを支給することを目標に、2003年から「軍営生活館現代化」という試みを進めているが、約6兆8,000億ウォン(約6,800万円)という莫大な税金を費やしたにもかかわらず、いまだに迷走中のようだ。  寝不足のほかにも、軍人が受けるストレスはさまざまだ。強度な訓練から受けるプレッシャー、社会から断絶されているという孤立感、劣悪な生活環境。さらには、上官からの暴力やパワハラ、セクハラ、レイプ被害まである。というわけで、最近ネットでは「軍隊は人生最大の無駄な時間だった」「入隊はなるべく避けたほうがいい」「ドラマ見て軍隊に憧れるバカはいないよな?」といった男性たちのコメントをよく見かける。メディアで描写される軍隊での生活は“非現実的”だと、苦情も殺到しているようだ。  そんな男性たちの気もつゆ知らず、女性を中心に軍隊用語やミリタリー柄のファッションがはやっている韓国。これでは、韓国男性による女性嫌悪は、いつまでたってもなくならないと思うのだが……。 (文=S-KOREA<http://s-korea.jp>)

「ヤリ逃げした父親を探し出せ!」急増する“韓国コピーノ訴訟”と、フィリピンで高まる反韓感情

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MBCニュース
 日本と同じく、5月5日は韓国でも「こどもの日」に当たる。そんな韓国で、子どもと関連したとある一連の法廷闘争がクローズアップされている。いわゆるコピーノの“父親探し訴訟”だ  コピーノ(Kopino)とは、もともと韓国人男性とフィリピン人女性の間に生まれた子どもを指す言葉だったが、ここ数年は韓国人の父親に捨てられた“父なし子”を意味する言葉、またそのような社会問題を指すキーワードとして定着している。  フィリピンで女性を妊娠させ、責任を取らずトンズラする韓国人男性が後を絶たない。主に観光やビジネス、英語の短期留学などで現地を訪れた韓国人男性が、コピーノ問題を引き起こしているという。正確な統計は存在しないが、国際児童団体やフィリピン現地の韓国人団体などが指摘しているところによれば、コピーノの数は少なくとも1万人~最大で約3万人に及ぶそうだ。  ただ韓国では最近、逃げた韓国人男性に血縁関係を認めさせるため、コピーノたちによる法廷闘争が急増しているという。韓国の法曹関係者が、韓国メディアに対してその事情を明らかにしている。 「(いわゆる)コピーノの母親が起こした訴訟は現在、ソウル家庭裁判所で係属中の事件のうち、確認されただけで6件(中略)、担当裁判部がまだ記録を確認していない案件まで含めると、実際にはもっと多いだろう」(ソウル家裁の関係者)  ソウル家裁以外の裁判所に持ち込まれた訴訟を含めると、父親探し訴訟は全国で数十件に上ると推定されている。  このコピーノの父親探し訴訟が増えた大きな契機のひとつに、2012年の判決がある。当時、コピーノの数があまりにも増えていたため、韓国とフィリピン間で外交的な懸案事項にすらなりつつあった。そのような事情も作用し、韓国の裁判所は同年に行われた訴訟で、親子関係を認める判決を初めて下すことになる。その訴訟では、韓国人男性側が子ども(コピーノ)の存在を認めなかったため、最終的に裁判所が遺伝子鑑定の結果を根拠に、「親子である」という判決を下すことになった。  その後、同様の判決が続いた。代表的だったのは、昨年6月にソウル家裁が出した判決だ。訴訟の対象となった韓国人男性は、フィリピン出張へ行った際に現地女性を妊娠させたが、その後、韓国にいる妻との関係性から、フィリピン人女性に対する養育費と生活費を打ち切った。それに対し、女性側が提訴。当時、同家裁は、子の存在を認めると同時に、韓国人男性に毎月30万ウォン(約2万7,500円)の養育費を支払うように命じた。男性側は不服を申し立て、現在、控訴審の判決を待っている状況だ。  一方、子の存在を認めてはいたが、親としての責任を果たしていなかったために訴訟を起こされたケースもある。チャットサイトで知り合ったフィリピン人女性を妊娠・出産させた、とある韓国人男性は、今年2月、これまで支払ってこなかった合計357万ウォン(約32万円)に加え、今後毎月15万ウォン(約1万4,000円)を支払うよう、裁判所に命じられている  ちなみに最近、フィリピンでは、韓国人をターゲットにした犯罪が急増中だ。その数は、ほかの外国人をターゲットにした犯罪に比べ、圧倒的に多いといわれている。コピーノ問題はフィリピンでも広く認知されており、反韓感情の温床のひとつになっていることは、ほぼ間違いない。責任を取らず、ヤリ逃げした韓国人男性はもちろん、フィリピンに関わるすべての韓国人に報いが返ってきつつある。 (文=河鐘基)