タイの小島で勝手にサンゴを採取! 二極化する中韓観光客の“マナー”に、地元民もお手上げ?

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島に上陸してサンゴを採る観光客たち
 日本人にも人気の高いタイのビーチリゾート・プーケットの沖に浮かぶ小島・カイノック島で、中国人と韓国人の観光客たちがサンゴを勝手に採取して環境を破壊していると、5月17日付の香港紙「東方日報」が伝えた。  記事によると、現地の海洋資源・沿海管理局の職員がカイノック島にあるサンゴの白化状況の調査に赴いたところ、遊覧船がサンゴ生息海域にイカリを下ろして停泊しているところを発見。調べてみると、近くで中国人や韓国人の観光客たちが勝手にサンゴの採取をしているのを発見したのだという。さらには、海にエサをまき、網で魚を捕まえていたという。  サンゴ採取の禁止は世界の常識だろう。現地の法律でも、環境破壊を防ぐために、サンゴ生息海域で船がイカリを下ろすことや観光客が魚にエサを与えることを禁止しており、管理局の職員は船の乗組員に処罰を下す手続きを取るとともに、観光客にも厳重な注意を与えたという。  タイの海域には多くの小島があり、管理局職員の人手も足りないため、監視が行き届かず、このような不届き者を取り締まることは困難だという。同10日付のタイの英字紙「ネイション」では、日本人観光客にも人気の高いピピ諸島の国立公園内で、サンゴを勝手に採取する中国人観光客が後を絶たず、「サンゴ採取禁止」の看板をタイ語と英語、そして中国語で掲示。すでに数人の中国人観光客が、罰金500バーツ(約1,500円)を科されているという。
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環境を破壊するのは、自国だけにしてもらいたいものである
「中韓双方の観光客は、先進国並みのマナーと礼儀をわきまえる層と、マナーの悪い粗暴な層の二極化が進んでいる。両国とも前者は主に都市部在住者や若年層で、後者は地方都市や田舎在住で海外旅行経験の少ない人たちです。マナーの悪い“田舎者”の中国人観光客が多いことは有名ですが、韓国人にも中国人に負けず劣らずマナーの悪い人たちは意外といます」(日本でインバウンドツアー会社を経営する男性)  最近の中国と韓国の関係は、以前の蜜月時代に比べると微妙になっているが、外国の船の上では、“中韓同舟”とでもいったらいいのか、仲良くやっているようである。 (文=佐久間賢三)

「中国産“人肉缶詰”に気をつけろ!?」アフリカ版東スポによる独占スクープの真相とは……

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中国産の人肉缶詰の報道を伝える「KACHEPA」紙の1面
 アフリカ南部にあるザンビア共和国のタブロイド紙「KACHEPA」が、「中国がアフリカに人肉を食わせる」というショッキングな見出しのニュースを1面で掲載。そこには、吊るされた肉の塊の中に人の形をしたものが写っている写真も掲載され、読者に衝撃を与えたと、香港の日刊紙「東方日報」5月19日付が伝えた。 「KACHEPA」によると、中国で働くザンビア人女性が現地の牛肉加工工場の面接を受けたところ、その工場では人肉を使って牛肉の缶詰を作っていることを発見。しかも、それらの缶詰がアフリカ南部の国々向けの輸出品であったのだという。  その女性は「どうしてアフリカの人たちに対してこんなことをするのか、理解できない。中国の人口が増えて、死体を埋葬する場所がなくなったからかもしれないし、もしかしたら貪欲なだけかもしれない」とコメント。工場の写真を自身のFacebook上にもアップして、「知らないブランドのコンビーフには手を出さないで」と呼びかけている。  果たして、これは事実なのか? すると、海外のウワサ話や都市伝説を検証するアメリカのサイト「Snopes.com」がすぐさま、この報道はガセだと指摘。新聞に掲載されている死体の写真は何年も前からネット上に流れているもので、2012年に発売されたゲームソフト『バイオハザード6』のPR用写真だとしている。  また、この記事を掲載した「KACHEPA」紙も、現地ではゴシップ紙として知られており、そもそも「KACHEPA」という言葉は、ザンビアの言葉で「うわさ、デマ」といった意味なのだという。
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人肉缶詰工場の写真とコメントをアップした女性のFacebook。すでに2万6,000人以上の人がシェアしている
 というわけで、日本でいえば「東スポネタ」的なニュースだったわけだが、この報道に対して黙っていられなかったのが、現地の中国大使館。「これは悪意のある中傷で、到底受け入れることはできない」と、怒り心頭のコメントを発表している。  これら一連の騒動の原因について、中国事情に詳しいライターの吉井透氏はこう推測する。 「一説には、アフリカ全体で100万人の中国人が暮らしているといわれています。その多くは田舎からの出稼ぎで、中国の安い粗悪品を輸入して現地で売って儲けている。また、中国政府が援助と称して現地のインフラ建設を請け負っていますが、中国人労働者を大量に連れてきて工事させるため、現地の人たちが仕事で潤うこともなく、しかもその工事がお粗末で、完成した途端に壊れることもしばしば。中国人たちは儲けた金は中国に送金してしまうため、現地の経済にまったく貢献しないなどということもあり、アフリカ各国で中国人は鼻つまみ者になっています。こういったことが積み重なって、今回のようなデマが流されたのではないかと考えられます」  こんなヨタ話でもまことしやかに語られてしまう裏には、現地中国人の素行の悪さがあるようだ。 (取材・文=佐久間賢三)

「中国産“人肉缶詰”に気をつけろ!?」アフリカ版東スポによる独占スクープの真相とは……

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中国産の人肉缶詰の報道を伝える「KACHEPA」紙の1面
 アフリカ南部にあるザンビア共和国のタブロイド紙「KACHEPA」が、「中国がアフリカに人肉を食わせる」というショッキングな見出しのニュースを1面で掲載。そこには、吊るされた肉の塊の中に人の形をしたものが写っている写真も掲載され、読者に衝撃を与えたと、香港の日刊紙「東方日報」5月19日付が伝えた。 「KACHEPA」によると、中国で働くザンビア人女性が現地の牛肉加工工場の面接を受けたところ、その工場では人肉を使って牛肉の缶詰を作っていることを発見。しかも、それらの缶詰がアフリカ南部の国々向けの輸出品であったのだという。  その女性は「どうしてアフリカの人たちに対してこんなことをするのか、理解できない。中国の人口が増えて、死体を埋葬する場所がなくなったからかもしれないし、もしかしたら貪欲なだけかもしれない」とコメント。工場の写真を自身のFacebook上にもアップして、「知らないブランドのコンビーフには手を出さないで」と呼びかけている。  果たして、これは事実なのか? すると、海外のウワサ話や都市伝説を検証するアメリカのサイト「Snopes.com」がすぐさま、この報道はガセだと指摘。新聞に掲載されている死体の写真は何年も前からネット上に流れているもので、2012年に発売されたゲームソフト『バイオハザード6』のPR用写真だとしている。  また、この記事を掲載した「KACHEPA」紙も、現地ではゴシップ紙として知られており、そもそも「KACHEPA」という言葉は、ザンビアの言葉で「うわさ、デマ」といった意味なのだという。
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人肉缶詰工場の写真とコメントをアップした女性のFacebook。すでに2万6,000人以上の人がシェアしている
 というわけで、日本でいえば「東スポネタ」的なニュースだったわけだが、この報道に対して黙っていられなかったのが、現地の中国大使館。「これは悪意のある中傷で、到底受け入れることはできない」と、怒り心頭のコメントを発表している。  これら一連の騒動の原因について、中国事情に詳しいライターの吉井透氏はこう推測する。 「一説には、アフリカ全体で100万人の中国人が暮らしているといわれています。その多くは田舎からの出稼ぎで、中国の安い粗悪品を輸入して現地で売って儲けている。また、中国政府が援助と称して現地のインフラ建設を請け負っていますが、中国人労働者を大量に連れてきて工事させるため、現地の人たちが仕事で潤うこともなく、しかもその工事がお粗末で、完成した途端に壊れることもしばしば。中国人たちは儲けた金は中国に送金してしまうため、現地の経済にまったく貢献しないなどということもあり、アフリカ各国で中国人は鼻つまみ者になっています。こういったことが積み重なって、今回のようなデマが流されたのではないかと考えられます」  こんなヨタ話でもまことしやかに語られてしまう裏には、現地中国人の素行の悪さがあるようだ。 (取材・文=佐久間賢三)

囲碁世界王者が所属団体と決別宣言! 韓国国民的スターに、いったい何が?

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渦中のイ・セドル九段
 東方神起、EXO、少女時代など、過人気アイドルたちと所属芸能事務所の軋轢がたびたび報じられてきた韓国で、今度はとある分野の超大物スターが所属団体との決別を表明。大きな騒動となっている。  その人物とは、囲碁世界王者イ・セドル九段。韓国国内での実績もさることながら、今年3月にはグーグルの人工知能囲碁プログラム「AlphaGo」と対戦し、一躍、世界で時の人となった人物だ。  そんな人気絶頂にあるイ氏が、韓国のプロ棋士会を脱退することを突如として発表した。なんと17日に行われた韓国囲碁リーグ開幕式上で、プロ棋士会会長に脱退届を直接手渡しというのだ。イ氏の実兄であり、マネジャーの役割を担ってきたイ・サンフン(同九段)も脱退届を提出した。  イ兄弟はプロ棋士会を脱退した後にも、棋士としての活動を続けるとしているのだが、なぜ世間の注目を集めるような形で“決別”を宣言したのか? イ兄弟は韓国メディアに、脱退理由について次のように明かした。 「親睦団体にすぎないプロ棋士会が、不合理な条項で棋士を拘束している慣行を打破しようとするもの。(中略)棋士をやめるということではない」  これまで韓国では、棋士会に属さず活動することができた棋士はひとりもいなかった。イ兄弟の言葉をそのまま受け取るなら、プロ棋士会は棋士たちをマネジメントする半面、既得権益を抱えていた側面があり、棋士たちにとって不利な状況が生まれていたようだ。  イ兄弟は、棋士会を脱退すると韓国棋院(韓国の囲碁協会のようなもの)が主催する大会には一切参加できないこと、棋士の収入の中から3~5%の積立金を一律に徴収するという2つの点が、プロ棋士会が棋士を縛っている代表的な項目だと指摘した。後者の積立金の場合、退職時の慰労金の上限が4,000万ウォン(約400万円)に抑えられており、所得が多い棋士たちの不満要因となってきた。イ兄弟側は、これらの条項が改善されなければ、司法の手に判決を委ねる意思があるとも明かしている。つまるところ、棋士の自由と金銭面での不満があったということだろうか。  スター棋士の脱退宣言にプロ棋士会側は大慌ての様子。イ兄弟の脱退を許可すれば、同団体への打撃が大きい上に、ほかの棋士が相次いで脱退することも懸念される。一方、反対する大義名分や根拠があまりない。なおイ兄弟側は「韓国棋院との衝突は望まない(中略)外国が主催した大会への出場収益のうち10%を納付する『棋院発展基金』など、棋院の定めるその他のルールには、これまで通り従うつもり」としている。  韓国では、囲碁はドラマなどの題材にもよく使われる人気競技だ。スター棋士は国民的な人気を誇り、国を代表する有名人となる。さらに今回、世界的な知名度を誇るまでになったイ氏。彼が、正当な根拠とともに所属団体を批判する立場に立ったことで、韓国囲碁界はしばし混乱に陥ることが予想されている。 (取材・文=河鐘基)

「裸で踊って見せてくれ」ポールダンス教室に、韓国人男性が“トンデモ要求”! 巨大エロサイト閉鎖の影響で……?

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イメージ画像 Photo By Francisco Osorio from Flickr. 
 セクシーな衣装に身を包んだ女性が、そびえ立つ棒に脚や手を絡ませて舞うポールダンス。近年では美容にも優れたエクササイズ、芸術性の高いダンスのひとつとして、女性のみならず男性の間でも人気のようだ。  それはお隣・韓国も同様で、2008年に初めてのポールダンス練習教室が開校して以来、徐々に規模を拡大。近年では、著名な女性タレントなどがSNSを通じてポールダンスの映像や写真を掲載することも珍しくない。  魅力的なダンスとして市民権を得たポールダンスだが、スケベ心を隠しきれない人たちはどこにでもいる。なんと、ある女性ポールダンス講師が、匿名男性から「裸でのレッスンを希望する」というLINEメッセージが届いたと、ネット上にそのやりとりを公開したのだ。  男性のメッセージを簡単にまとめると、以下の通りだ。 「2人の女性講師が裸でポールダンスをして、男性ひとりが鑑賞する方式のレッスンはできませんか? 費用はかかってもかまいませんので」  当然、女性講師は「不可能です。ここは学校であって風俗店ではありません。非常に不快なので、こうした問い合わせはやめてください」と、男性を痛烈に批判。  このやりとりを見た韓国ネット民の多くは、「キチガイだ」「女2人が裸でレッスンして男ひとりが鑑賞してって、どんなAVだよ?」などと、男性を嘲笑するようなコメントを残している。  一方、面白いのは「『ソラネット』が閉鎖された影響で、性欲を持て余した奴らが野放しになっている」という意見が多かったこと。くだんの「ソラネット」は韓国最大級のエロサイトであり、韓国政府の尽力によって今春に閉鎖されている(参照記事)。閉鎖されようとも、同国の性風俗文化に大きな影を残す「ソラネット」。その影響力は、まだまだ衰えていないのだ。     韓国でも健全なイメージが定着してきたポールダンスだが、今回のやりとりを見る限り、まだまだエロ目線は消えていないようだ。ポールダンスが市民権を獲得するためには、なによりも下半身で物を考えるスケベたちへの対応が急務なのかもしれない……。

怖すぎ中国! 農地トラブルめぐり、村民300人が大暴れ「当局職員は卵や汚水を浴びせられ、下着を破かれ……」

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地元住民によって荒らされた農地
 近年、中国各地で急増しているのが、地元住民と地元当局による武力衝突だ。今回お伝えするのは、300人余りの村民が地元政府当局と武力衝突を起こし、大量の逮捕者を出した事件だ。 「人民網」(5月15日付)によると、雲南省保山市隆陽区の村民約300人が村の土地の接収をめぐり、地元政府の役人と大規模な武力衝突に発展。事の発端は2006年にさかのぼる。当時、村民たちが所有していた隆陽区と白塔社区内にある3つの村にまたがる400ヘクタールの広大な土地の借地権を、白塔社区で農業を営む男性に与える許可を地元政府が出したのだ。村民たちはこの決定に対し、許可の無効を訴え、トラブルとなっていた。  事態が大きく動いたのは5月10日。地元政府の説明に不満を持っていた村民300人が土地の借地権を得た男性の農地に押し入り、農作物を荒らし始めたのだ。彼らは怒りに任せて農地に設置してある壁なども破壊し、行動はますますエスカレートしていった。すぐさま警察が現場に駆けつけ、事態は沈静化したかに思えた。ところが翌日、村民たちは役所に押し入ると2人の職員を人質に取り、籠城したのだ。職員は4時間にわたって軟禁され、その間、卵や汚水を浴びせられ、下着を破かれるなどの暴行を受けていた。その後、警察の説得により、村民たちは職員を解放。最終的に73人が、暴行などの容疑で逮捕されることとなった。  今回の事件を受け、中国版Twitter「微博」にはネットユーザーから多くのコメントが寄せられている。
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役所に押し寄せる住民たち。ケガをした女性職員
「不平等な社会の底辺にいる人たちなんだから、地元でこんな癒着があったら、役人なんて殺したくなっちゃうよな」 「雲南省の農村ってことは、村民にとっては農業が主な収入源なわけだろ? そりゃあ、村で所有してた土地を突然奪われたら怒り狂うわな」 「こんな光景は田舎だと日常茶飯事だよ。ニュースにならないだけで、毎日起こってる」  今年3月、黒竜江省双鴨山市では地元の炭鉱労働者数千人が賃金未払いを訴え、地元政府の庁舎前で大規模なデモを行い、当局との間で小競り合いになる騒動が発生。また昨年末には、ゴミ処理場建設をめぐり、広東省や福建省でも1万人規模の住民と武装警察との間で武力衝突となった事件も起きている。 「ニュースにならない」ほど多発する住民と当局の激突――今日も中国のどこかで“仁義なき戦い”が繰り広げられているのだろうか? (文=広瀬賢)

美人女優に似てたら300万円! 中国でエリートJD「卵子バンク」ビジネスが興隆中

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 本サイトではこれまで中国の男子大学生の稼げるアルバイトとして、精子バンクへ自らの精子を提供する仕事が存在することを紹介してきた(参照記事)。そんな中、ついに女子大生の間でも同様のアルバイトが存在することがわかった。 「武進新聞網」(5月16日付)によると、エリート女子大生の「卵子バンク」ビジネスが活況を呈しているという。5月某日、北京市にある名門大・北京理工大学に通う複数の女子大生の元に、見知らぬ人物からメールが届いた。メールの内容に、学生たちは驚きを隠せなかったという。そこには、以下のようなメッセージが記されていたのだ。 <お小遣いが欲しいあなたへ 100名限定で卵子提供者募集中! わずか15日で、8,000~4万元(約14~68万円)が簡単に稼げます。条件は26歳以下・学部生以上の学歴・身長155cm以上・持病なしの者に限る――>  最後に連絡先が明記されており、地元メディア記者がこの業者にコンタクトを取ったところ、意外な事実が判明したという。業者によると、提供された卵子は不妊症に悩む夫婦のために使われると説明。また、提供希望者は、顔写真・身長・体重・趣味・まぶたが一重か二重かなどの個人情報提供も求められるという。不妊症の夫婦は、顔写真付き資料などを見た上で、どの提供者の卵子を使用するか決めるのだ。  条件によっては、卵子に高額の値段が付くこともあるという。広州の大学に通う女子大生から提供された卵子には18万元(約300万円)の値が付いたが、その理由は、女子大生が中国の美人女優ファン・ビンビンに似ていたからだという。この業者では、条件をクリアした提供希望者を広州のオフィスに集め、約2週間にわたり排卵誘発剤を使って、卵子の抽出を行う。卵子バンクという衝撃的な新ビジネスをめぐり、中国のネットユーザーもSNS上にさまざまな感想を書き残している。
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学生たちに届いたメールの内容(出典:捜狐網)
「医療機関がやっているならまだ理解できるけど、メールで近づいてくる業者なんてまともじゃない。こんな業者に任せて、体に取り返しのつかない影響が出たら、どうするんだ? 精子バンクとはわけが違う!」 「精子は出しやすいからな(笑)。十分集まったから、次は卵子なんだろうな」 「今の中国に生命倫理など存在しない。商売になれば、なんでもやるのさ」  こうした状況に関して、中国の社会問題に詳しい上海在住の元全国紙記者は、次のように話す。 「中国では、政府から許可を得ていない業者が精子や卵子の売買を行うことを、法律で禁止しています。ところが、それを罰する法律が存在しないのです。業者側もそれをわかっているので、女子大生に対して堂々と営業活動をしているのが現状です。欧州のほとんどの国では、卵子の売買は禁止されていますが、アメリカと中国は例外。中国では、優秀な遺伝子を得るためなら、生命倫理も鑑みないという国民性があることは確かでしょう」  楽して稼げるアルバイトとして中国の大学生の間に広まる、安易な精子・卵子提供と、それに群がる違法業者たち――法の整備が急がれるが……。 (文=広瀬賢者)

なぜいま? ゴージャス&トホホな「江南スタイル像」

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このポーズは、ひょっとしなくても?
 2012年に世界的なヒットとなった「江南(カンナム)スタイル」。PSYの珍妙な乗馬ダンスは、キムチやヨン様と並ぶ、「これぞ韓国」的な説明不要の存在といえよう。  こちら韓国でも、当時はどこに行ってもズッコズッコと「江南スタイル」が流れ、異常な盛り上がりを実感したものだが、2016年の今となってはさすがにトホホなコンテンツとなり、土産物店など外国人観光客を意識した場所以外では耳にする機会も少なくなった。まあ、大ヒット曲というものは、どこの国も同じようなものだ。  そんな今年4月、ソウル市江南区が今さら「江南スタイル」のブロンズ像を完成させ、ネット民の間で物議を醸している。ソウル新聞4月11日付の記事(http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20160411500289)によると、ブロンズ像の制作予算は4億1,800万ウォン(約4,000万円)。「税金の無駄」という声も上がっているとか。  とはいえ、懐の痛くない外国人としては、珍スポめいたスポットが生まれるのは大歓迎だ。4月15日には開幕式が行われ、アイドルなども登場したそうだが、普段着の江南スタイル像を拝みたかった私は、その4日後に足を運んでみた。  地下鉄2号線に乗り、何も考えず江南の中心地である江南駅で降りたところ、ブロンズ像があるのはここではないことが発覚。さらに3駅先の三成(サムソン)駅に向かう。ややこしい……。  三成駅に連結する巨大なコンベンションセンター、COEXを歩いていると、遠くに何やらバブリーな雰囲気を放つ、ライトアップされた金ピカの物体が登場! これぞ、うささの江南スタイル像だ。
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誰もいない
 高さ5メートル、幅8メートル。クロスするリアルな2つの手首は、乗馬ダンスのそれだろう。手の下には地球をモチーフにした円形が描かれ、そこから発する光で七色に輝いている。  とはいえ、像の下で乗馬ポーズを取り写真撮影する、浮かれた人など皆無。2016年に江南スタイル像ができるとは夢にも思わなかった市民は、「手首の疲れを表現したアート」「暴走する左手を抑える右手像」などと勘違いしているのかもしれない。しかし、左手に刻まれた「GANG NAM STYLE」の文字を見れば、どんなうっかりさんでも一目瞭然というもの。さらには像のどこからか、かつて飽きるほど聞かされた「江南スタイル」がノンストップで流れており、腰が抜けるほどわかりやすい仕様となっている。
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江南スタイル像と書いたが、正式名称は「江南スタイル・ストーリーテリング・ランドマーク造形物」というらしい(長い)
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センサーで人を感知して音楽が流れるのかと思いきや、人がいなくても延々とズッコズッコズッコズッコズッコしていたのが印象的だった
 それからしばらく、人々がどのような反応を見せるのか遠くから眺めていたのだが、帰宅時間だからか皆、速足で像を横切っていく。駅から若干離れているため、待ち合わせスポットとしても微妙そうだ。夜のオフィス街にうっすらと流れるあの曲の無限ループは、わびさびすら感じさせるものがあった。  江南区は毎年7月、「江南スタイル」の入ったアルバム発売の日を記念し、この江南スタイル像を中心に「サマーフェスティバル」を行うことを発表している(コリアヘラルド4月27日付記事(http://khnews.kheraldm.com/view.php?ud=20160427000415&md=20160430005014_BL&kr=1)。この場所で何万人もの人が乗馬ダンスをする日がやってきた暁には、江南区をまるごと珍スポと認定したい所存である。応援しています。  ちなみに、世田谷区に建てられたサザエさん一家の銅像も4,000万円だそう。 (取材・文=清水2000)

逆上した妻が母親と共謀してツープラトン攻撃! 夫の不倫相手を路上で丸裸に

映像では、妻のわめき声と女性の泣き声しか聞こえない(YouTubeより)
 中国では、夫の浮気が発覚すると、時に修羅場となるようだ。しかも、妻が怒りをぶつけるのは夫ではなく、浮気相手の女性に対してで、殴る蹴るの大立ち回りを演じることもしばしば。  最近、ある動画がネット上で流布し、中国ネット民たちの冷笑を誘っている。撮影場所は不明だが、2人の女性がひとりの女性を相手に、暴力行為を働いているのだ。  夫を寝取られた妻が街中で浮気相手の女性を見つけると、母親と共謀して車から引っ張り出し、髪の毛を引っ張って地面に引きずり倒した。妻が女性を押さえつけ、母親がハサミで女性の服を切り裂いていく。しかも、女性の命ともいえる長い髪の毛までバサバサと切っていく。  母娘のツープラトン攻撃に抵抗できず、女性は顔を覆って泣き叫ぶだけ。勢いづいた2人は、下半身を覆っていた服まで無理やり脱がそうとしていく。周囲の人たちも母娘の勢いに臆したのか、誰も助けようとはしない。  壮絶な現場動画を見たネット民たちは、ただあきれるばかり。 「路上で服を切って裸にするのはやりすぎ。同じ女性だろ?」 「そもそも、夫をちゃんと管理できなかったのは自分の責任だ」 「まあ、奥さんがこんなだったら、浮気したくなる旦那の気持ちもわかる」  中国の不倫事情について、上海在住で中国人妻を持つ日本人男性は、このように説明する。 「中国では、結婚は愛情ではなく、相手の財力が重要。お互い愛情などないから、夫だけでなく妻も不倫に走るケースをよく聞きます。ただし、妻のほうは夫を若い女性に寝取られたら、自分が放り出されることになる。そうなると、一気に貧しい生活へと転落してしまう。だから、浮気が発覚した場合、夫ではなく相手女性に怒りの矛先が向かうようです。今回、母親まで暴力に加担したのは、自分の娘が離婚でもされたら、自分の老後の暮らしぶりにまで影響してくるからだと思われます」  ちなみにこの日本人男性は、妻が気の強い上海人女性で、普段から監視が厳しいため、とてもではないが浮気などできないという。  中国人男性の生活も、なかなか厳しいようだ。 (取材・文=佐久間賢三)

逆上した妻が母親と共謀してツープラトン攻撃! 夫の不倫相手を路上で丸裸に

映像では、妻のわめき声と女性の泣き声しか聞こえない(YouTubeより)
 中国では、夫の浮気が発覚すると、時に修羅場となるようだ。しかも、妻が怒りをぶつけるのは夫ではなく、浮気相手の女性に対してで、殴る蹴るの大立ち回りを演じることもしばしば。  最近、ある動画がネット上で流布し、中国ネット民たちの冷笑を誘っている。撮影場所は不明だが、2人の女性がひとりの女性を相手に、暴力行為を働いているのだ。  夫を寝取られた妻が街中で浮気相手の女性を見つけると、母親と共謀して車から引っ張り出し、髪の毛を引っ張って地面に引きずり倒した。妻が女性を押さえつけ、母親がハサミで女性の服を切り裂いていく。しかも、女性の命ともいえる長い髪の毛までバサバサと切っていく。  母娘のツープラトン攻撃に抵抗できず、女性は顔を覆って泣き叫ぶだけ。勢いづいた2人は、下半身を覆っていた服まで無理やり脱がそうとしていく。周囲の人たちも母娘の勢いに臆したのか、誰も助けようとはしない。  壮絶な現場動画を見たネット民たちは、ただあきれるばかり。 「路上で服を切って裸にするのはやりすぎ。同じ女性だろ?」 「そもそも、夫をちゃんと管理できなかったのは自分の責任だ」 「まあ、奥さんがこんなだったら、浮気したくなる旦那の気持ちもわかる」  中国の不倫事情について、上海在住で中国人妻を持つ日本人男性は、このように説明する。 「中国では、結婚は愛情ではなく、相手の財力が重要。お互い愛情などないから、夫だけでなく妻も不倫に走るケースをよく聞きます。ただし、妻のほうは夫を若い女性に寝取られたら、自分が放り出されることになる。そうなると、一気に貧しい生活へと転落してしまう。だから、浮気が発覚した場合、夫ではなく相手女性に怒りの矛先が向かうようです。今回、母親まで暴力に加担したのは、自分の娘が離婚でもされたら、自分の老後の暮らしぶりにまで影響してくるからだと思われます」  ちなみにこの日本人男性は、妻が気の強い上海人女性で、普段から監視が厳しいため、とてもではないが浮気などできないという。  中国人男性の生活も、なかなか厳しいようだ。 (取材・文=佐久間賢三)