月6億円を売り上げた“膣圧アップ”ニセ薬摘発の背後に、SEXに溺れる中国・中年女性たちの実態

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裸の女性が映った広告を展開していた「BOBO」。完全にアダルトグッズだ
 浙江省の警察が、北京市内にある会社の工場および社長宅を家宅捜索し、その寝室から現金410万元(約8,200万円)と71本の金の延べ棒60kgあまり(約2億8,000万円相当)を押収したと報じられた。容疑はニセ薬の生産と販売で、ネット経由で女性向けに販売していたという。10月15日付の「京華網」ほかが伝えた。  この会社が販売していたのは米国製「BOBO」というニセ薬で、「女性ホルモンの分泌を促し、陰道(膣)内のデトックスを促進。締めつけ効果抜群」「婦人科系の病気を防ぎ、少女のような体に戻って夫婦生活も円満、赤ちゃんが欲しい人にも最適」などとうたっていた。  1箱に1錠のみで、価格は468元(約9,360円)。筆者が見た特設サイトでは「3つ買えば3つプレゼント」で、すでに4万6,410人が購入した、とある。  さらに、商品説明として「WHO(世界保健機関)が特別支援するプロジェクト」「米ハーバルエキス技術研究センターがロイヤルファミリーのために研究・生産していたものを、21世紀の女性向けに開発」「膣の締めつけ効果で、日本、韓国、シンガポールなどで大ヒット。世界で1日に60万箱が売れている」などと、もっともらしく記載されている。  しかしながら実際は、わずか数元相当の消毒薬を北京市内の地下室で詰めて包装しただけのもので、65元(約1,300円)の卸値で代理店に販売されていた。  逮捕された社長は今年3月にメディアの取材に対し「毎月の売り上げは3,000万元(約6億円)」と答えていたが、それほどまでに売れていたのは、その販売方法と口コミによるところが大きい。  多数の代理店を通してネット上で販売されていたこの薬は、販売員が購入希望者と中国版LINE「微信」で個々にやりとりし、コンサルティングしていた。また使用者の反応として「ダンナがめっちゃ喜んだ」「3カ月で妊娠できた~」などの感想もネット上に多数散見される。また、包装が比較的上品で、類似品防止のシールや真偽を確認する専門サイトなどもあり、怪しい雰囲気が払拭されていた。
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「少女時代のように若返る」というコピーも虚しい……
 製造元とされるアメリカ本社の住所が存在しないことなどから、芋づる式にニセ薬(というより、むしろ詐欺)が判明したが、この事件について、20年近く上海に在住する日本人はこう解説する。 「イマドキの中国では、お金持ちでなくても外に不倫相手がいたりして、女性が性に対して開放的になってきているのかもしれません。中国人専門の素人ハメ撮り投稿サイトには、目を疑うような腹のたるみきった中年女性や激デブが、喜々としてセックスを楽しんでいる動画がゴマンとある。老いも若きも肉欲に溺れる中、こうした商品にだまされてしまう女性が多いのもうなずけますよ(苦笑)」  昨今、中国人による日本での爆買いターゲットの本命は薬品で、その理由は「ニセモノがないこと」と言われる。一昔前のニセ薬といえば本物より安いコピー品というわかりやすいものだったが、今回はオリジナル商品を装った高価なものだった。こうしたコンプレックスをくすぐるようなニセ薬は、今後も登場するのかもしれない。 (取材・文=ルーシー市野)

「1週間3万8,000円で心の平穏を……」“意識高い系”上海OLの間でプチ出家ブーム到来!?

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108人のプチ出家者が集まり、仏堂で僧侶の話を聞く
「宗教は民衆のアヘンである」と説いたのは社会主義思想を確立したマルクスだが、その流れをくむ社会主義国家・中国では、実際のところ、仏教が比較的盛んに信仰されている。中国でお寺などに行くと、日本人よりもずっと熱心にお祈りしている中国人の姿をよく見かける。とはいえ、たいていの人は「商売繁盛」を願っているらしいが……。  そんな中、中国で最もビジネスが繁栄した上海にある玉佛禅寺で、10月15日から21日にかけて、一般市民向けに7日間の短期出家、いわゆる“プチ出家”のコースが開催されたと、上海紙「ホウハイ新聞」が伝えた。
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若い女性の出家者もいる。みなスッピンで、メガネ姿の出家者も多い。日々のハードワークに疲れた?
 このコースは期間中に僧侶の生活を体験し、修行の機会を得ようというもので、募集人員は108人。10月3日からネットで募集したところ、ホリデーシーズンでないにもかかわらず応募者が殺到、たった1週間で定員に。応募者は女性が多く、しかも企業で働くOLが目立ったという。  なぜ上海OLの間で、プチ出家が注目を集めているのだろうか? 「理由のひとつとして、中国は激しい競争社会であることが挙げられます。特に上海のような全国から優秀な人間が集まっている都市では、会社内で息を抜くヒマがない。若くて優秀な女性ほど、仕事に真面目に取り組むあまり、精神的に疲れ切ってしまうのです。そこで、仕事を離れて短期間出家することにより、精神的な安定を得ようとしているのだと考えられます」(上海事情に詳しい、ライターの佐賀沼譲二氏)  今回プチ出家コースを開催した玉佛禅寺は上海の中心部にあり、約100年の歴史を持っている。これまでも夜間に寺を開放して一般市民向けに読経や座禅などを行って好評を博したため、今回、プチ出家コースを開催することにしたのだという。
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「止語」の札。出家中は読経以外、口を利くことはできない
 全7日間のうちの5日間は朝5時半に活動が始まり、夜8時半に終了。寺院にいる150人の僧侶たちの指導の下、朝晩の読経、労働、写経、座禅、托鉢などが行われる。寺院内の宿舎に寝泊まりし、出家中は特別な事情で許可を得ない限り、寺の外に出ることは許されず、ひとりでの活動も禁止。寺が支給する修行服を着用し、無言を貫かなければならない。  このプチ出家に参加する費用は、7日間で2,000元(約3万8,000円)。これは、修行する気もない人たちに寺を無料の宿泊・食事施設として悪用されないための措置で、集まったお金は慈善事業に寄付されるという。予想以上の人気ぶりで、応募締め切りに間に合わなかった人が多かったため、玉佛禅寺では定期的にこのプチ出家コースを開催することにしたという。  経済の成長スピードが減速し、先行きが見えにくくなっている現在の中国。精神的な安定を宗教に求める人が、これからもっと増えてくるかもしれない。 (取材・文=佐久間賢三)

ついに『ヱヴァ』超え! 韓国でも快進撃続ける劇場版『ラブライブ!』、問われるラブライバーのモラル

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 廃校寸前の母校を救おうと、9人の女子高生がスクールアイドル「μ’s(ミューズ)」を結成する青春群像劇として絶大な人気を集めるアニメ『ラブライブ!』。その人気は日本国内にとどまらず、お隣・韓国のオタクたちにも拡散している。韓国のファンたちの熱狂ぶりは過去にもインターネットを通じて広まり、有志が募金を集めてμ’sメンバーである「矢澤にこ」の生誕記念広告を出したり、街中の『ラブライブ!』ポスターに向かって土下座したりする姿などが注目されてきた(参照記事)。  そんな韓国の“ラブライバー”を歓喜させるニュースが入った。9月3日から韓国で公開された劇場版『ラブライブ!The School Idol Movie』が、公開から10月13日までの約1月間で、韓国国内で公開された日本アニメ映画史上、最大の観客動員数を達成したのだ。これまでの最高記録は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が残した7万6,397人。『ラブライブ!』の観客動員数は8万6,400人を突破し、現在も数字を伸ばしている状況だ。  韓国でアニメといえば、『ポンポン ポロロ』を代表とする児童アニメが主流であり、一般アニメに対する認知度は日本よりも低い。。カンヌ映画祭出品作である『豚の王』や、前評判がとても高かった『ウリビョル1号とまだら牛』なども、“アニメ映画”というだけで上映館数も少なく、興行成績は不振に終わっている。そんな韓国で、10万人に迫る観客動員数を記録する『ラブライブ!』という作品のパワーは計り知れない。  一方で、ソウルの映画館では、『ラブライブ!』コミュニティー内で有名だったあるラブライバーによる暴走事件も起きている。  彼は“お米好き”という設定のキャラクター小泉花陽が画面に登場すると、なんとレトルトご飯をスクリーン目がけて投げつけ、劇場スタッフによって強制退去となったのだ。のちに彼は、自身が所属するコミュニティーサイトで「物議を醸して申し訳ない……。テンションが上がりすぎて、雰囲気に酔った行動だった」と謝罪した。   しかし、その謝罪はかえってほかのラブライバーたちの怒りを煽る結果となり、「お前のせいで、ラブライバーが誤解される」「『ラブライブ!』が好きだからこそ、この事件は恥ずかしい」など、多くのバッシングを受ける結果となった。  日本のラブライバーによる暴行事件や迷惑行為がネット上で取り上げられるたびに、韓国のラブライバーたちは、自分たちを「モラルが高い」と自負してきた。しかし今回の“レトルトご飯騒動”や、劇場の前で行われる関連商品の不正売買などを見ると、『ラブライブ!』の人気の高まりとともに、彼らのモラルは少しずつ低下していると言わざるを得ないだろう。いずれにせよ、韓国ラブライバーたちの熱狂は、まだまだ続きそうだ。

「人命より利益優先?」移植用臓器を持った医師団の搭乗を拒否した中国航空会社のあきれた“言い訳”

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広州の空港で飛行機遅延に怒る乗客たち(写真と本文は関係ありません)
 10月4日、広西チワン族自治区でドナーから肺を摘出した江蘇省の移植チームが航空会社から搭乗拒否され、「搬送許容時間」を超えた臓器を移植せざるを得なくなるという騒動が起こった。特殊なケースにもかかわらず、しゃくし定規に搭乗を拒否した中国・南方航空を非難する声が上がっている。「京華時報」(10月6日付)などが報じた。  移植に使われる臓器には、臓器の血流が停止してから患者に移植されて血流が再開されるまでの「虚血許容時間」が存在する。肺は8時間以内に移植されなくてはならず、搬送許容時間は6時間が限界だといわれている。  江蘇省無錫市の人民医院に所属する移植チームは2日、移植センターから遠く離れた広西チワン族自治区岑渓市に脳死したドナーがおり、肺が提供可能であると連絡を受けた。チームは当日中に自治区へ到着し、4日午前3時に順調に2つの肺を受け取って、無錫行きの便が出ている広東省広州市の白雲空港へと向かった。自治区から広州までの距離は約290kmで、通常であれば3時間ほどで到着する。ところが、1日から始まった国慶節(建国記念日)の大型連休の影響で高速道路は渋滞しており、大幅な遅れが出た。道路の両側にある救急車両や警察車両が利用する緊急用の「応急車道」を利用し、空港に着いたのは午前8時5分だった。  予約していた便は南方航空午前8時20分発の便だったが、すでに搭乗手続きは終了しており、「45分前搭乗」という規則に従い、搭乗を拒否されてしまった。同便は連休に加え、台風の影響もあり、出発時刻が午前9時10分と1時間近く遅れが出ていた。加えて移植チームは事前に南方航空へ事情説明の連絡をしており「こちらもできる限り対応します」と回答を得ていた。にもかかわらず、同社の地上職員は頑として移植チームを受け入れなかったという。  その後、深セン航空が手を差し伸べてくれたため、午前9時50分発の便で無錫へ移動し、到着後午後12時40分から患者への移植手術が開始された。肺は血流停止からすでに9時間余りが経過しており、虚血許容時間を大幅に過ぎていた。  午後4時過ぎに移植手術は終了。臓器に影響があると思われたが、奇跡的に術後の経過は順調で、6日には患者が人工呼吸器を脱して自発呼吸を始めた。  南方航空は批判を受け、「移植チームが空港に着いた時には、飛行機はすでにドアロックまで済ませており、そこからターミナルに戻れば全員を再搭乗手続きしなくてはならず、後の便よりさらに遅れる可能性があった」と言い訳をしたが、ネット上では非難の声がやまず、企業イメージが著しく悪化しているという。
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人命より利益を優先する南方航空に批判殺到(写真は移植手術のイメージ)
 中国の国内線をよく利用するという、大連市在住の日本人ビジネスマンは言う。 「中国の国内線はとにかく遅延が多く、2時間以内の遅延はみな、遅延だとも思わない。世界的にも『定時離陸率ワーストワン』という烙印を押された結果、2014年5月から当局は遅延に対し、乗客への賠償を怠った場合、多額の罰金を航空会社に科すようになった。今回、南方航空が搭乗拒否をしたのは、再搭乗手続きによる遅延で乗客に賠償金を払うのを避けたかったからではないか」  中国SNS上には「南方航空は、もう二度と利用しない」「人の命よりも利益優先」など批判の声が相次いでいる。 (取材・文=棟方笙子)

朴槿恵大統領が躍起になる“歴史教科書国定化”真の狙いは「父親の名誉回復」!?

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 韓国政府は10月12日、歴史教科書を国家の機関編集の“国定教科書”にすることを発表した。韓国の歴史教科書は過去6年間、日本と同じく、国の定める一定の基準で審査される「検定制」だったが、2017年から国定になる。  経済協力開発機構(OECD)加盟国34カ国のうち、国定の歴史教科書を採用しているのはトルコ、ギリシャ、アイスランドの3カ国にすぎず、そのほかは自由発行か検定制だという。良しあしはともかく、国定教科書が少数派であることは間違いないだろう。世界の趨勢を見ると、国定から検定制、そして自由発行にというのが大まかな流れだ。  時代に逆行する歴史教科書の国定化に、内部からも反対の声は大きい。野党は「父親は軍事クーデター、娘は歴史クーデター」などと、歴史教科書の国定化に躍起になっている朴槿恵大統領を非難している。国民の反対の声が絶えない影響もあってか、韓国政府は新しい歴史教科書の名称を、「国定歴史教科書」から、「統合歴史教科書」「正しい歴史教科書」などと、次々と変更するドタバタぶりも見せているありさまだ。  それにしても、歴史教科書が国定化されると何が変わるのだろうか? 執筆を担うのは国史編纂委員会ということだが、同委員会の元委員長イ・マンヨル氏が朴政権の狙いをいくつか指摘している。その中で最も重要なのは、歴史教科書に“植民地近代化論”を盛り込むことだという。植民地近代化論とは、日本の統治時代が韓国の近代化に貢献したという理論。植民地近代化論が正当性を持てば、韓国の親日派にとって絶対的な免罪符になるため、李承晩や朴正煕らが再評価されることにつながる。つまるところ、朴槿恵大統領は歴史教科書を作り直すことで、「父親の名誉回復」を行おうとしているという指摘だ。  ちなみに、朴正煕政権が1974年に発行した国定教科書は、“朴正煕による、朴正煕のための教科書”などと呼ばれていた。その教科書では、朴正煕が起こした「5.16軍事クーデター」を「革命」と定めており、「政府が無能で腐敗していたため、国家と民族を守護する意志を持つ軍人たちが革命を起こした」と説明。また、朴正煕が独裁化を図るために、国会解散や憲法停止を骨子とする「大統領特別宣言」を発表した「10月維新」(72年)については、「韓国の民主主義を推進するもの」と解説されている。まさか現代においてここまで偏った内容に修正することはないと思うが、朴正煕の実娘だけに、そうしない保証もない。  韓国政府は現在の歴史教科書について、「歴史的事実に対する誤謬や理念的な偏向で物議を醸す内容が多い」(ファン・ウヨ副首相兼教育部長官)と話している。事実、韓国の歴史教科書には“自虐史観”があるとの見方も少なくないため、教科書を国定化することで「誇らしい大韓民国の歴史」(同)を作り上げたい意図もあるのだろう。  ただ、日本で『新しい歴史教科書』(扶桑社)が作成された当時、韓国はさんざん「歴史歪曲」「歴史修正主義」などと騒ぎ立てた過去がある。同教科書が自虐史観からの脱却を意図して作られたことは周知の通りだ。現在、韓国も似たようなことを企んでいるわけなので、数年越しの“ブーメラン現象”となることは間違いない。  いずれにせよ、韓国国内で議論の尽きない歴史教科書問題。日本にその火の粉が飛んでこないことを願うばかりだ。

才色兼備で語学堪能! 習近平を取り巻く、中国共産党「美しすぎる通訳」に熱視線

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習近平訪米に同行した際の周宇さん(右から2番目)
 9月22日から28日にかけて中国共産党の習近平主席が訪米し、中国の官製マスコミはこぞって「訪米は成功裏に終わった」「成果を収めた」とはやし立てていたが、一方の人民たちは、まったく別のところを見ていたようだ。  それが、習主席に同行していた女性通訳者の周宇さんである。彼女が常に習主席の近くに付き従っている写真がネット民たちの目に留まり、美人通訳としてネット上で一気に話題に。中国のマスコミが、彼女に関する特別記事を組んだほどだ。
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フツーのおばさんにしか見えないのだが……
 実は彼女、2年ほど前から美人通訳として一部で注目されていたのだが、今回の訪米同行により、その人気が大きく広まったというわけだ。  その美貌については、賛否が分かれるところであろうが、1995年に外国語専門の高校としては名門の武漢外国語学校を卒業、99年に北京外国語大学を卒業し、外交部(日本の外務省に当たる)に入ったというから、推定年齢は39歳で、かなりの才女であることがわかる。  この周宇さん人気に便乗してか、人民日報社の「環球人物網」が、「美人通訳はほかにも」とばかりに特集を組んでいる。  そのひとりが張★(★は弓へんに路)さん。1977年生まれで、中国でもトップクラスの大学である外交学院国際法科を卒業し、現在は外交部通訳室英文所の副所長を務めている。かつては、胡錦濤前主席や温家宝前首相の首席通訳も務めていたという。
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張★(★は弓へんに路)さん
 続いて張蕾さん。彼女は、今年3月に開かれた中国人民政治協商会議の記者会見に登場してから人気が高まった。席上でスポークスマンが官僚腐敗問題についての質問に対して「(官僚は)みんなワガママなのだ」と答えた時、その「ワガママ」という言葉を「capricious」(気まぐれな、移り気な)という、極めて難しい単語に通訳したことが話題になった。
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張蕾さん
 3人目が姚夢瑤さん。2007年に北京外国語大学英語科を卒業後、外交部に入った。ネット民の間では「さわやか通訳」と呼ばれているという。
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姚夢瑤さん
 そして最後が、張京さん。03年に杭州外国語学校を卒業後、外交学院で英語を専攻。07年に外交部に入った。13年の全国人民代表大会での記者会見で記者たちからの注目を集め、彼女にレンズを向けるカメラマンも続出。以来、「最も美しい通訳」「最もクールビューティな通訳」「趙薇(ヴィッキー・チャオ、中国の有名女優)似の通訳」などと呼ばれている。
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張京さん
 次はぜひ、美人日本語通訳も見てみたいものである。 (文=佐久間賢三)

殺人事件にまで発展! 野良猫を毛嫌いする“動物愛護精神ゼロ”な韓国人

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イメージ画像 Photo By Javier Kohen from Flick.
 猫好きにとって、野良猫に餌をやったり、お世話をしたくなるのは当然のこと。ただ、韓国ではそれが命がけの仕事になるかもしれない。というのも、10月8日、野良猫のために屋外シェルターを作っていた50代女性が、何者かにレンガブロックを投げつけられ、殺される事件が起こったのだ。  亡くなった女性は、韓国で「キャットマム(Cat Mom)」と呼ばれる野良猫のボランティア。寒い冬に備えて野良猫たちに暖かい寝床を作ってあげたいという善意が、何者かの悪意に潰されてしまった。今回の事件に対し、韓国人は怒り心頭で、ネットも大炎上。警察は公開捜査を行い、犯人逮捕のため積極的に取り組んでいる。  韓国人の野良猫嫌いは今に始まったことではないが、最近は、野良猫の保護活動を行うボランティアの人まで攻撃される事件が増え、問題になっている。2012年には、野良猫に餌を与えるのを不満に思った男性がボランティアの女性に暴力を振るった後、女性をマンションの大型ゴミ置き場に閉じ込めるという事件もあった。もはや野良猫に関わるボランティアの人も、野良猫と同じく毛嫌いされてしまっているわけだ。  ボランティア歴10年の女性の話によると、野良猫の世話をしていると、近所の高齢者に怒られたり、暴力を振るわれたりするのは日常茶飯事だという。  13年、ソウル・江南のマンション住人たちが数十匹の猫を地下室に閉じ込め、へい死させた事件もある。この事件の原因のひとつは、野良猫だけではなく、キャットマム・ボランティアが訪ねてくること自体が嫌だったからだという。ほかにも、野良猫に餌をやる人々をめぐるトラブルは後を絶たない。  そんな韓国人の“キャットマム嫌い”が極端に表れるのが、やはりインターネットの世界である。ポータルサイトで「キャットマム」と検索すると、真っ先に出てくるのが「キャットマムをひどい目に遭わせる方法」「うちのマンション内をうろつくキャットマムを追い出したい」といった書き込みである。  その内容もひどいもので……「野良猫に鶏の骨を食べさせて、内臓を破裂させる」「ツナ缶に不凍液を入れておく」など、キャットマムを卒倒させるような、卑劣な猫虐待方法のオンパレードだったりする。 さらに「そんなに野良猫が好きなら、自分の家に連れて行け」「エゴイスト」「偽善者」など、ボランティアに対する罵詈雑言もあふれている。今回のキャットマム殺人事件をきっかけに、猫愛護コミュニティのサイトでは「ボランティア活動の際、命に気をつけてください」という、まるで難民キャンプにでも派遣されるかのような注意文も散見される。  現在、韓国国内に生息する野良猫は推定100万匹。日本ほど猫に対する理解のない韓国においては、確かに社会問題だろう。しかし、今後は野良猫の数よりも、野良猫に対する韓国人の態度が、より深刻な問題となるかもしれない。 (文=李ハナ)

「南京大虐殺」ユネスコ記憶遺産登録めぐり、韓国メディアが“援護射撃” 捕虜斬首現場写真など公開へ

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聯合ニュースが掲載した、記録遺産の中身
 従軍慰安婦問題や強制徴用など、日本との歴史問題をめぐり、中国との連携を強めている韓国。今回、南京大虐殺関連の文書がユネスコ記憶遺産に登録された問題についても、各メディアが一斉に報じ、“援護射撃”に回っている。  中でも特に注目を集めているのが、韓国大手メディア・聯合ニュースの記事だ。同社は、ユネスコ記憶遺産に登録された資料の一部を“独占スクープ”として公開。その記事には、日本軍が中国人捕虜の首をはねる現場を収めたとおぼしき写真も掲載されている。  この写真は当時、日本軍が直接撮影したものだという。1938年、南京のとある写真館で見習いとして働いていた中国人・羅瑾氏が、日本軍に内緒で同写真を現像、保存していた。羅瑾氏は撮影された写真でアルバムを作成し、終戦まで保管していたという。同写真は、終戦後に行われた南京戦犯軍事法廷で、“第1号資料”として取り扱われた。  なお、聯合ニュースによると、今回のユネスコ記憶遺産には、同写真を含む16枚の画像資料のほかに、中国版『アンネの日記』といわれている程瑞芳氏の日記、アメリカ人宣教師ジョン・マギー氏(John Magee)が当時の状況を収めた16mmカメラの原本フィルム、日本軍に反抗し30カ所以上を刺され生き残った李秀英氏の証言などが採択されたとされている。 現在、南京大虐殺関連資料のユネスコ記憶遺産登録をめぐり、日本の政府関係者は不信感を通り越し、怒りをあらわにしている。13日午前には、菅義偉官房長官がユネスコへの日本の分担金停止や削減を検討する旨を示した。同日付の読売新聞には、ユネスコ記憶遺産登録の審査過程に対する菅氏のコメントが掲載されている。 「(ユネスコ審査過程は)秘匿、秘密の中で行われている。日本政府としてどんな文章が出ているかさえ見ることができていない(中略)分担金の支払いの停止等を含め、あらゆる見直しを検討していきたい」  実際、中国政府や韓国政府が、歴史問題を“政治問題化”している側面は否めない。両国ともに経済問題など政権が危うくなる可能性が潜在しているため、歴史問題に根差した“反日”は国民の支持を集める手っ取り早い手段となる。ただし、それに対抗して日本が分担金を減らすなどの行動に出ることにも懸念が残る。「なんでも金で解決しようとする」という国際イメージが広がれば、日本にとっては百害あって一利なしではないだろうか。これまで積み上げてきた日本の国際貢献の実績とイメージが、一気に瓦解する引き金にもなりうる。  歴史問題で国民の反日感情が深まる一方で、3国の経済的なつながりは日増しに強まっている。歴史問題はすでに、過去の問題ではなく現在進行形の問題となって久しい。今後も、歴史問題論争はあらゆる局面で、3国の国益の足を引っ張る材料となるのは間違いない。感情的対立に陥らず、議論可能な枠組みを根気強く模索する政治家のリーダーシップ、国民世論の後押しが必要とされている。 (取材・文=河鐘基)

ユネスコ記憶遺産登録も、捏造と誇張で塗り固められた「南京大虐殺」の真実

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イメージ画像(「Thinkstock」より)
 こんにちは。中国人漫画家の孫向文です。    2015年10月10日、ユネスコは、旧日本軍が中国の南京市において一般人を大量に虐殺したとされる、いわゆる「南京大虐殺」に関する資料を世界記憶遺産に登録しました。これに対し日本政府は抗議を行い、ユネスコに対する分担金支払いの凍結をほのめかしましたが、南京大虐殺は中国国民にとって旧日本軍の侵略行為を象徴するものとなっているため、今後日本側の対応を受け、反日感情が高まることが懸念されます。  日本の保守派の中には、南京大虐殺自体を捏造された事件と訴える人もいますが、ほぼすべての中国人は、虐殺行為があったことは事実だと捉えています。ただ、「30万人」という中国政府が発表する犠牲者数がプロパガンダのために誇張されたものであることは、中国人の中にも気づいている人は多いのです。先日の天津大爆発にしてもそうですが、災害時の犠牲者数の捏造や事実隠蔽は中国政府の常套手段ですので、大半の国民は政府の公式発表など信用していません。そのため、中国においても日本と同様、「実際の犠牲者は何人か?」という話題がネット上で頻繁に出ています。    今回の件でも、さまざまな世論が飛び交っています。ネット上の掲示板を閲覧してみると「日本に武力行使をしろ!」と過激な論調も飛び出す一方、少数派ながら「中国政府側の指示により、事実が捏造された可能性がある」と冷静な分析を求める声もありました。こうしたごく数名の分析派が「中国の歴史教科書には、1982年まで南京大虐殺に関する記述は一切なかった」という書き込みを行いましたが、その意見に対して「売国奴」などと批判が殺到し、激しい論争が繰り広げられています。  さらに詳しくこの分析派の意見をご紹介すると、中国の歴史教科書を調べた結果、虐殺行為に関する記述はまったくなかったというものと、「中国で日本軍による虐殺があった」程度の簡単な記述はあったという、2種類の証言がありました。ちなみに、中国の教科書は日本とは違い、国定による1種類のみです。ただ「犠牲者が30万人以上」など南京大虐殺に関する詳細は、82年以前はまったく記述がなかったのは事実のようです。「教科書に記述がなくても、南京大虐殺がなかったという証拠にはならない」という批判も起こっていますが、こうした事実を見る限り、南京「大」虐殺は82年に捏造された可能性もありそうです。 ■南京大虐殺は、なぜ生まれた?  南京大虐殺が捏造されたことを示す、有力な証拠があります。82年、当時旧日本社会党の委員長に就任した田邊誠氏は、旧日本軍が南京市で行った虐殺に関する記念館の設立を求めて当時の中国政府に交渉を行いました。中国政府側は資金難を理由に提案を断りましたが、旧社会党から3,000万円程度の寄付金が贈呈されたことにより、記念館が設立されたのです。その直後から写真や資料など、南京大虐殺に関するさまざまな証拠が中国政府から開示されるようになりました。ですが、この「売国」的な旧社会党の行為は中国国内で発表されていません。なぜなら反日政策を掲げる中国政府にとって、日本の政党が中国側に加担したという事実は都合の悪い情報だからです。  こうして82年に突如として浮かび上がった南京大虐殺ですが、現在でも多くの国民が日本に対して反感を持つ大きな要因となっています。これは僕の大学時代のエピソードですが、クラスメイトに日本のサブカルチャーに興味を持つ中国人(L君)がいました。L君は日本人の友達を作ろうと多くの日本人留学生に声をかけましたが、彼が留学生たちに行った質問というのが「南京大虐殺を認めるか?」というものでした。日本の文化に興味を持ちながらも、政治的には反日派だったL君は、南京大虐殺を肯定することを交流の条件としたのです。当然、留学生たちはL君を敬遠します。 L君は僕に助言を求めてきましたが、その際、僕は「日本人は君に復讐心があると思っている」と答えました。すると、L君は「もし日本人が再び中国に侵略して、孫君の家族を強姦して殺したらどうする?」と質問してくるに至り、僕はL君とその問題について話すことをあきらめました。彼をここまで意固地な反日にしてしまったのは、ひとえに教育にほかなりません。  中国の歴史教科書には南京大虐殺の証拠として、数々の残虐な写真が掲載されており、その写真を見た子どもたちは反日感情を強めます。僕自身も子どものころは写真を見て強い衝撃を感じ、それが本当にあったことだと信じていました。日中関係を良くするのであれば、今後、日本としては、絶対に中国に真偽不明で売国的な情報を伝えてはいけないのは言うまでもありませんが、中国の歴史における捏造や誇張にも、しっかりと中国、ならびに世界に対しても真実を伝えていかなければならないでしょう。
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●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun>

「蒸発した妻の捜索資金のため……」3歳の実娘を38万円で売りに出した非道男を逮捕=中国

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誘拐された子どもの情報を求める母親。人身売買される子どもには、誘拐されて売られるケースと、親族によって売られるケースがある。
 人身売買が社会問題となっている中国で、実の父親に売りに出された女児が無事保護され、話題となっている。  父親である男は雲南省出身で、広州へ出稼ぎに出て、定職に就かずフリーターとして生計を立てていた。その一方で、男は妻との間に4人も子どもをもうけており、逼迫する生活に耐えられなくなった妻はある日、子ども4人を残して蒸発した。  そこで男は何を思ったのか、妻を探す資金を確保するため娘を売りに出すという暴挙に出たのだった。  男はオンラインチャットで、4人の子どものうち、一番幼い3歳の女児の里親募集を行った。まもなく貴州省に住む、不妊症で悩む夫婦が書き込みを見つけた。今年1月、夫婦の元へ女児を連れて行った男は、夫婦から2万元(約38万円)を受け取り、娘を置いて広州へ戻った。  しかし数カ月たち、女児がいないことに気づいた男の母親が問い詰めると、男は事実を告白。母親は男に、警察に自首して孫娘の捜索を頼むよう説得した。  男の自首を受け、警察は複数の捜査員を動員。9月25日、女児を買った夫婦を割り出し、無事保護した。夫婦は女児を返すことをためらったが、警察にその犯罪性を指摘されると、最終的には同意した。  この一件に関し、中国版Twitter「微博」には「貧しい家に連れ戻されて、女児は幸せなのか。父親は牢屋に入っているだけ。里親のところにいれば、少なくとも寒くてひもじい思いをすることはないだろうに」と、現実的な声が多く寄せられた。  また「この男は、金は返したのか?」と、2万元の行方が報道されないことへの不信感をにじませる声や、「産めば産むほど貧しくなるのに、貧しくなればなるほど産む。これが中国の農民。子どもが多ければ繁栄すると思っている。しかも、男しか欲しがらない」と、農村部の習慣を問題視する書き込みもみられる。  農村部や地方都市では、育てられない子どもを売りに出す親は後を絶たない。同30日には、5月に2人の子どもを8万8,000元(約170万円)で売ろうとして雲南省の夫婦が逮捕された事件の裁判が開廷したことも報道された。   また、今回の一件でもそうであったように、売ろうと思えばすぐに買い手がついて取引が成立してしまう社会にも驚かずにはいられない。