まるでインドのカースト制度!? 韓国の若者たちが皮肉る「スプーン階級論」とは

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 韓国の若者たちの間で広がる「スプーン階級論」をご存じだろうか? 「裕福な家庭に生まれる(Born with a silver spoon in one’s mouth)」という英語の慣用句を受けて、「金の匙」「銅の匙」「土の匙」など、貧富の差によって人を区別し分類するのが、スプーン階級論である。 「金の匙」は、親の資産が20億ウォン(約2億円)以上、または年収2億ウォン(約2,000万円)以上の、いわゆる超富裕層。資産10億ウォン(約1億円)以上、または年収8,000万ウォン(800万円)以上なら「銀の匙」という。常識を超えた財産を持つ財閥一族などは「ダイヤモンドの匙」といい、2012年の調査資料によると、ダイヤモンド・金・銀の匙の階級層の中でもそれぞれ上位10%の人たちが、なんと国民全体の資産の45%を支配しているという。    ちなみに「銅の匙」の人は、資産5億ウォン(約5,000万円)以上、または年収5,500万ウォン(約550万円)以上。これなら、まだ十分勝ち組といえるだろう。  しかし、問題はそこから下の階級だ。平均的な庶民は「鉄の匙」「木の匙」「プラスチックの匙」と細かく分けられていて、さらにその下には、公務員でもなく、大企業勤務でもない人たちが多数を占める「土の匙」が存在する。土でできているため、形を保つのがやっとで、一生食うに困るという絶望的な意味が込められている「土の匙」は、「Hell朝鮮(地獄のような韓国)」とともに、今年の流行語にもなっている。  この「土の匙」よりもさらに下には、生活保護を受けて暮らしていたり、ホームレスである「糞の匙」と、スプーンすら持てないほど貧乏な「手の匙」がある。  厳しい現実に絶望する若い世代が作り上げたこのスプーン階級論は、まるでインドのカースト制度のように残酷だが、若者たちはスプーンに例えて身の上を哀れんでいるだけではない。というのも、「スプーン階級論」によると、社会的地位の獲得や成功の可否は、本人の努力ではなく、親の経済力次第で決まるというのだ。     つまり彼らは「就職や結婚ができないのは、お前らの努力が足りないから」と責め立てる大人に対して、「努力してみたけど、あなたが与えてくれたスプーンのせいでダメでした」と、スプーン階級論を用いて皮肉を言っているのだ。  実際、スプーン階級論があながち間違いでもないことを証明する研究データも出ている。データによれば、韓国人の資産のうち、相続比率は00年代に入って42%まで増えており、これからもますます増えていく見込みだという。  スプーン階級論が広まるにつれ、ネットには「我が家は何匙ですか?」と質問する若者が増えている。資産、家の大きさ、親の職業と年収、携帯の機種まで公開し、自分が何匙なのかを人に査定してもらうのだ。子どもたちの間でも「お前って何匙?」と聞くのがはやっているという。  このままだと、格差社会が深まるのは時間の問題。ただの社会風刺のブラックユーモアにしても、社会的影響力がありすぎるように思えてならない。 (文=李ハナ)

「手足を縛られた20代女性が路上に放置」はウソ!? 韓国で増加する“自作自演”犯罪にご用心

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イメージ画像(「Thinkstock」より)
 2015年上半期、韓国のネット民に最大の衝撃を与えた「3母子事件」(参照記事)。母親と2人の息子が、父親らから性的虐待を受けたとテレビを通して告発するも、フタを開けてみると壮大な狂言だったというトンデモ事件だ。マスコミやネット民を巻き込み大騒動となったが、下半期になっても韓国では“自作自演”が相次いでいる。  11月15日、手足を拘束された20代女性が路上で発見されるという報道があったが、それも狂言だったことが明らかになっている。  深夜0時ごろ、京畿道(キョンギド)の食堂に、助けを求める声が何度も聞こえてきた。不審に思った店主が様子を見に行くと、食堂裏手には、両手両足を黒いテープで縛られ、助けを求める女性が座り込んでいた。店主はすぐに警察を呼び、女性は保護された。  警察の事情聴取に対し、女性は「車で拉致されたが、辛うじて脱出した」と涙ながらに明かした。警察は女性の証言をもとに調査を始めたが、事件はすぐに決着する。現場周辺の防犯カメラの多くが、女性の奇行を記録していたのだ。  実は、女性は路上で発見される1時間前まで、別の飲食店で友人と酒を飲んでいて、自身を拘束した黒いテープをコンビニで購入する姿までカメラにバッチリと写されていたのだ。ここまで状況証拠がそろうと、女性も観念して自作自演であることを認めた。動機に関しては相変わらず口を閉ざしているが、女性が拉致されたとする車の車種が彼女の知人男性の車と一致していることから、男性を陥れるための計画だったと推測されている。女性は現在、公務執行妨害と虚偽告訴罪の容疑で取り調べを受けている。  一方、18日にも似たような事件が起きている。60代女性が知人男性を陥れようと、性暴行を4回受けたと虚偽の証言をして、同様に虚偽告訴罪に問われている。虚偽告訴罪は10年以下の懲役か、1,500万ウォン(約150万円)以下の罰金が科せられるが、韓国警察庁の統計によると、07年には3,200件だったのが、13年には4,300件にまで増加している。また動機の面でも、営利目的が35%に、報復目的が20%と、半数以上が金儲けや復讐のために犯行に及んでいることが明らかになっている。  さらに最も多いのが、性暴行に関連した事例だ。実際、今年3~7月の間に虚偽告訴罪に問われた15人のうち8人が、性暴行を訴えたものだった。本人たちの証言がもとになるため、虚偽の性暴行被害を訴えるケースは多く、日本の痴漢冤罪にも似ている。  虚偽告訴の増加によって、何もしていなくても事件に巻き込まれる可能性が否定できない韓国。自身の身を守るためには、行動を事細かに記憶しておく必要があるのかもしれない。

「手足を縛られた20代女性が路上に放置」はウソ!? 韓国で増加する“自作自演”犯罪にご用心

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イメージ画像(「Thinkstock」より)
 2015年上半期、韓国のネット民に最大の衝撃を与えた「3母子事件」(参照記事)。母親と2人の息子が、父親らから性的虐待を受けたとテレビを通して告発するも、フタを開けてみると壮大な狂言だったというトンデモ事件だ。マスコミやネット民を巻き込み大騒動となったが、下半期になっても韓国では“自作自演”が相次いでいる。  11月15日、手足を拘束された20代女性が路上で発見されるという報道があったが、それも狂言だったことが明らかになっている。  深夜0時ごろ、京畿道(キョンギド)の食堂に、助けを求める声が何度も聞こえてきた。不審に思った店主が様子を見に行くと、食堂裏手には、両手両足を黒いテープで縛られ、助けを求める女性が座り込んでいた。店主はすぐに警察を呼び、女性は保護された。  警察の事情聴取に対し、女性は「車で拉致されたが、辛うじて脱出した」と涙ながらに明かした。警察は女性の証言をもとに調査を始めたが、事件はすぐに決着する。現場周辺の防犯カメラの多くが、女性の奇行を記録していたのだ。  実は、女性は路上で発見される1時間前まで、別の飲食店で友人と酒を飲んでいて、自身を拘束した黒いテープをコンビニで購入する姿までカメラにバッチリと写されていたのだ。ここまで状況証拠がそろうと、女性も観念して自作自演であることを認めた。動機に関しては相変わらず口を閉ざしているが、女性が拉致されたとする車の車種が彼女の知人男性の車と一致していることから、男性を陥れるための計画だったと推測されている。女性は現在、公務執行妨害と虚偽告訴罪の容疑で取り調べを受けている。  一方、18日にも似たような事件が起きている。60代女性が知人男性を陥れようと、性暴行を4回受けたと虚偽の証言をして、同様に虚偽告訴罪に問われている。虚偽告訴罪は10年以下の懲役か、1,500万ウォン(約150万円)以下の罰金が科せられるが、韓国警察庁の統計によると、07年には3,200件だったのが、13年には4,300件にまで増加している。また動機の面でも、営利目的が35%に、報復目的が20%と、半数以上が金儲けや復讐のために犯行に及んでいることが明らかになっている。  さらに最も多いのが、性暴行に関連した事例だ。実際、今年3~7月の間に虚偽告訴罪に問われた15人のうち8人が、性暴行を訴えたものだった。本人たちの証言がもとになるため、虚偽の性暴行被害を訴えるケースは多く、日本の痴漢冤罪にも似ている。  虚偽告訴の増加によって、何もしていなくても事件に巻き込まれる可能性が否定できない韓国。自身の身を守るためには、行動を事細かに記憶しておく必要があるのかもしれない。

【プレミア12】「ついに野球でも日本をやっつけた!」奇跡の逆転劇に韓国メディアがお祭り騒ぎ

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 世界野球WBSCプレミア12準決勝で、日本が韓国に逆転負けを喫した。9回からの奇跡の逆転劇、しかも相手は“宿敵”日本ということで、予想通り韓国国内は大盛り上がりを見せている。11月19日の夜10時半から翌朝5時まで、プレミア12に関するツイート量が爆発し、8万3,000件にも上ったという。メディアの報道もノリノリだ。 大手紙・東亜日報は「韓国に敗れた日本野球、“サムライ、東京ドームで戦死”ファン激高」という見出しで報じた。「韓国代表チームが日本野球の心臓・東京ドームで“サムライジャパン”の自尊心を凄惨に崩した」などと書き立て、日本の野球ファンがネット上に書き込んだ「今日をきっかけに日本野球は今後30年間、韓国に勝てないだろう」「ホームでの惨敗は言い訳ができない。もう野球も韓国に勝てないのか」「来年から日本のプロ野球は応援しない」といったコメントを紹介した。  ニュースサイト「edaily」は、「私たちはなぜ11.19大戦に熱狂したのか」という記事を掲載。これまでも日韓の名勝負は多かったが、今回がなぜ特別だったのかという理由として「19日の準決勝は、首を傾げたくなるような判定があまりに多かった。韓国に不利な判定が多い印象を拭えなかった」と解説した。そして、「KBO(韓国野球委員会)は試合前、不公平な審判陣に対して主催者側に公式抗議をした。日本の審判が審判団に含まれていたからだ。国際大会で該当国審判が抜けるのは常識だ」と語気を強めた。同メディアの主張をまとめると、日本に有利な試合背景の中で韓国が土壇場で逆転したからこそ、今回の勝利は格別ということになるだろう。  韓国のメディアやファンは、大会前から今回の試合スケジュールなどに不満を抱き、日本側に難癖をつけてきたが(参照記事)、まさに“勝てば官軍”と言わんばかりの論調である。韓国のスポーツ紙記者もこう語る。 「今回の大会は何かと韓国側に不利に映る中で、代表チームは痛快な逆転劇を演じた。もともと韓国人は日本を乗り越えることを“克日”と呼び、そこに大きなカタルシスを感じます。サッカーで日本戦が異様に盛り上がるのも、“克日”が実現できるから。野球に関しては日本のほうが格上という認識もありますが、だからこそ日本野球を克服したい。今回の結果は、まさにその“克日”の決定版のようなものなのです」  興味深いのは、韓国がその“克日”が達成できた要因分析だ。「MKスポーツ」は「韓国が日本に教えた“経験の真髄”」という記事で、こう分析している。「韓国は今回の大会に、ベテランと新顔を組み合わせて出場した。そして多様な経験を備えた韓国選手たちは、国際大会の重要な場面で恐ろしいほどの変化を見せた」。それに対して、「国際大会経験が乏しく、若い選手たちが多かった日本は、危機に見舞われると苦戦した」と、対照的な選手層について指摘している。  熱狂冷めやらぬ韓国だが、当分は「野球も韓国のほうが上」という風潮が蔓延していきそうだ。

【プレミア12】韓国戦の敗因か!? マエケンら日本代表選手が乱痴気騒ぎ&美女お持ち帰りした台北の夜

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現地台湾メディアの報道
 世界野球WBSCプレミア12で、日本は19日の韓国戦に惜敗し、屈辱の3位決定戦行きとなった。スポーツ紙や野球ファンたちの間ではさまざまな敗因が指摘されているが、選手たちの“夜遊び”もそのひとつだった可能性が浮上している。  11月12日、台湾桃園スタジアムで行われたドミニカ戦を4対2で制した日本。その晩、勝利に浮かれたのか、一部の日本代表選手が台北の夜の街で乱痴気騒ぎをしている姿を台湾メディアに一斉に報じられた。  名前が挙がっているのは、大野雄大(中日ドラゴンズ)、坂本勇人(読売ジャイアンツ)、前田健太(広島東洋カープ)、秋山翔吾(埼玉西武ライオンズ)の4人。  ドミニカ戦を終えた12日夜10時40分頃、宿泊先のホテルに代表選手らが帰還し、エントランス付近には彼らを一目見ようと集まった地元ファンがあふれ返っていた。  それから約1時間後、問題の4人の選手は二手に分かれてタクシーに乗り込み、台北でも有数の割烹料理店「凜割烹」へと向かった。一行は深夜1時ごろまで同店で食事をした後、台北の中心地にあるナイトクラブ「WAVE」へ移動。報道によれば、同店は4人が訪れる6時間前に、Facebookで彼らの来店を告知。店のイベントのような扱いだったという。  店の前では6~7人の台湾美女らが彼らを出迎え、さらに用意されたVIP席では、胸の谷間と太ももがあらわになったセクシー衣装の美女たちがひとりひとりにあてがわれた。彼女たちの激しいスキンシップに、4人はデレデレ。明け方4時に店が営業を終了するまで、2時間ほど楽しんだ選手たちだが、店から出てきたのは坂本と大野だけだった。  特に大野は完全に出来上がっており、手に酒の入ったボトルを持ったまま路上で大暴れ。大声で笑ったかと思うと急に叫び、ボトルの酒を地面に振りまきながらその場でぐるぐると回り始めたという。また、坂本もタバコをポイ捨てする姿をとらえられており、台湾誌「壹週刊」は「そのさまは、彼が内野を守備しているときの流れるような動作を連想させた。彼は日本代表の野球選手であることを忘れ、町を清潔に保つ日本人の心も忘れた。ボトルを路上に投げ捨て、台湾に来て路上にゴミを捨てるとともにメンツも捨てた」と、非難している。  一方、前田と秋山はどこへ消えたのか? 同誌記者が店員に尋ねると、2人は早くに店を離れたとのこと。「もしかして、女の子をお持ち帰りしたんじゃないのか?」と聞くと、店員は含み笑いを浮かべながら、それ以上何も答えなかったという。  19日の韓国戦では、秋山と坂本がスターティングメンバーとして出場。3対0で迎えた8回裏、1番秋山は1アウト1塁2塁の追加点のチャンスでセンターフライ、続く坂本も空振り三振に倒れた。ここで流れが変わり、9回表に韓国の猛打を浴び逆転を許すと、そのまま逃げ切られる形でゲームセットとなった。  1週間前の夜の疲れが2人の出場選手に残っていたとは考えにくいが、大会期間中にしてはちょっとハメを外しすぎたか。選手たちのこうした気の緩みが、韓国戦の敗因のひとつだった可能性は否めない。さらに、親日的な台湾の人々の日本に対するイメージを失墜させた責任も、日本の代表たる彼らは負わなければならないだろう。

【プレミア12】韓国戦の敗因か!? マエケンら日本代表選手が乱痴気騒ぎ&美女お持ち帰りした台北の夜

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現地台湾メディアの報道
 世界野球WBSCプレミア12で、日本は19日の韓国戦に惜敗し、屈辱の3位決定戦行きとなった。スポーツ紙や野球ファンたちの間ではさまざまな敗因が指摘されているが、選手たちの“夜遊び”もそのひとつだった可能性が浮上している。  11月12日、台湾桃園スタジアムで行われたドミニカ戦を4対2で制した日本。その晩、勝利に浮かれたのか、一部の日本代表選手が台北の夜の街で乱痴気騒ぎをしている姿を台湾メディアに一斉に報じられた。  名前が挙がっているのは、大野雄大(中日ドラゴンズ)、坂本勇人(読売ジャイアンツ)、前田健太(広島東洋カープ)、秋山翔吾(埼玉西武ライオンズ)の4人。  ドミニカ戦を終えた12日夜10時40分頃、宿泊先のホテルに代表選手らが帰還し、エントランス付近には彼らを一目見ようと集まった地元ファンがあふれ返っていた。  それから約1時間後、問題の4人の選手は二手に分かれてタクシーに乗り込み、台北でも有数の割烹料理店「凜割烹」へと向かった。一行は深夜1時ごろまで同店で食事をした後、台北の中心地にあるナイトクラブ「WAVE」へ移動。報道によれば、同店は4人が訪れる6時間前に、Facebookで彼らの来店を告知。店のイベントのような扱いだったという。  店の前では6~7人の台湾美女らが彼らを出迎え、さらに用意されたVIP席では、胸の谷間と太ももがあらわになったセクシー衣装の美女たちがひとりひとりにあてがわれた。彼女たちの激しいスキンシップに、4人はデレデレ。明け方4時に店が営業を終了するまで、2時間ほど楽しんだ選手たちだが、店から出てきたのは坂本と大野だけだった。  特に大野は完全に出来上がっており、手に酒の入ったボトルを持ったまま路上で大暴れ。大声で笑ったかと思うと急に叫び、ボトルの酒を地面に振りまきながらその場でぐるぐると回り始めたという。また、坂本もタバコをポイ捨てする姿をとらえられており、台湾誌「壹週刊」は「そのさまは、彼が内野を守備しているときの流れるような動作を連想させた。彼は日本代表の野球選手であることを忘れ、町を清潔に保つ日本人の心も忘れた。ボトルを路上に投げ捨て、台湾に来て路上にゴミを捨てるとともにメンツも捨てた」と、非難している。  一方、前田と秋山はどこへ消えたのか? 同誌記者が店員に尋ねると、2人は早くに店を離れたとのこと。「もしかして、女の子をお持ち帰りしたんじゃないのか?」と聞くと、店員は含み笑いを浮かべながら、それ以上何も答えなかったという。  19日の韓国戦では、秋山と坂本がスターティングメンバーとして出場。3対0で迎えた8回裏、1番秋山は1アウト1塁2塁の追加点のチャンスでセンターフライ、続く坂本も空振り三振に倒れた。ここで流れが変わり、9回表に韓国の猛打を浴び逆転を許すと、そのまま逃げ切られる形でゲームセットとなった。  1週間前の夜の疲れが2人の出場選手に残っていたとは考えにくいが、大会期間中にしてはちょっとハメを外しすぎたか。選手たちのこうした気の緩みが、韓国戦の敗因のひとつだった可能性は否めない。さらに、親日的な台湾の人々の日本に対するイメージを失墜させた責任も、日本の代表たる彼らは負わなければならないだろう。

約3年半ぶりの日韓首脳会談も……日韓関係改善を阻む、慰安婦像の“デカすぎる”存在感

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 日本と韓国、ウソをついているのはどちらだろうか――。  11月2日、約3年半ぶりの日韓首脳会談が行われたことで両国は関係改善の方向に進むと思いきや、またもや慰安婦問題が大きなネックとなっている。在韓日本大使館前に設置されている“慰安婦像”が争点だ。  19日、朝日新聞は先の日韓首脳会談の際、慰安婦問題を早期に妥結する条件として、安倍晋三首相が「慰安婦像の撤去」を直接求めたと伝えた。しかし、その報道を受けて韓国政府は「事実と異なる」と否定。より詳細に述べれば、チョ・ジュンヒョク外交部報道官が同日の定例会見で、「単独会談で安倍首相が慰安婦像の撤去を要求したということは、事実と異なる」と話したのだ。  安倍首相が本当に慰安婦像の撤去を要求したのか、していないのかは不明だが、安倍首相と朴槿恵大統領が首脳会談で慰安婦問題を議論したことは間違いないことから、早くも両国の意思疎通には亀裂が入ったように感じざるを得ない。  そもそも慰安婦像が設置されたのは、2011年12月のこと。設置したのはあくまで民間団体、というのが韓国側の主張だ。実際、慰安婦像設置の際に中心となったのは、韓国挺身隊問題対策協議会(挺身隊)といわれている。  同団体は1990年11月16日に、慰安婦問題を解決するために37の女性団体が集まり、発足。韓国では知らない人がいないほど有名で、毎週水曜日に日本大使館前で行われる慰安婦問題解決のための「水曜集会」は、通算1,000回を超える“定例行事”だ。今年で創立25周年を迎え、去る11月13日には記念式が行われている。  その場で、挺身隊の常任代表は「過去25年間、挺身隊は罪人のように生きてきた元慰安婦たちに“被害者”という認識を与えた。今後も日本政府から謝罪や賠償など、長い間主張してきた要求を実現するまで活動を続けていく」と宣言している。ちなみに、元慰安婦に対する補償を目的に、95年に設立された「女性のためのアジア平和国民基金(アジア女性基金)」の“償い金”を拒否したのも同団体だ。これまでの強硬姿勢を見る限り、仮に同団体に慰安婦像の撤去を提案したとしても、首を縦に振ることはないだろう。  韓国政府関係者も、次のようにメディアに語っている。 「在韓日本大使館前の慰安婦像は、すでにひとつの大きな象徴になっている。日本側が撤去を要求するものでもないし、韓国政府がどうにかしたり、できたりするようなものでもない」  いずれにせよ、慰安婦問題の早期解決において、早くも新たな困難が発生したようにも見える日韓関係。今後、好転は見られるのだろうか?

「虫混入は安全性の証し」!? 中国・相次ぐ“毒食品問題”で消費者の感覚が完全にイカれた?

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テレビクルーと共に“強行突入”した食品薬品監督管理局の職員たち
 中国で食品絡みの不祥事が続発する中、大手食品企業による不祥事が発生した。  中国・山東テレビは、武漢市食品薬品監督管理局が行った飲食店への立ち入り調査に密着。その模様を11月13日に放送した。  同局が立ち入り調査に踏み切ったのは、中国の即席麺市場で5割以上のシェアを占める「康師傳」が経営する、同市内のファストフード店だ。
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抜き打ち検査を受け、虫混入が報じられた武漢市のファストフード店
 この調査はまったくの抜き打ちで、当日、同局担当者とテレビクルーがこの店の厨房に入ろうとすると、店長は本社の許可を得てから調査を行うよう要求。しかし、同局はそれを無視して“強行突入”したのだった。  厨房内のスタッフは、全員が衛生帽やマスクを着用。検査の結果、食品の消費期限や賞味期限も基準の範囲内であることがわかり、「さすが大手ブランド」といったところだった。   しかしその後、テレビカメラは衝撃的な物体を映し出すことになる。厨房内に保管されていた乾燥食品の袋の内部に、生きている蛾の成虫と幼虫、さらに虫の卵を発見したのである。この瞬間、くだんの店長はテレビカメラのレンズを必死に手で遮ったが、この醜態は白日の下にさらされることとなった。  ところが、放送から数日がたった現在も、この店舗は通常通り営業しているというのだ。
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乾燥食品が入ったビニール袋の中でうごめく幼虫
 その陰には、相次ぐ食品問題によって感覚がマヒしてしまった人民たちの姿がある。広東省在住の日本人男性は、こう話す。 「中国人は、もはや虫の混入くらいではまったく驚きません。最近ではむしろ、虫が生きていたということで、『安全性の証し』と捉える向きもあるほどです」
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卵も産み付けられていた。
 一方で、中国事情に詳しい吉井透氏は、山東テレビの報道自体に懐疑的な姿勢を示す。 「食品への虫混入くらいのホコリは、どこの企業を叩いても出てくる中国では、メディアを帯同した大企業への立ち入り検査は、なんらかの謀略であることが多い。台湾発祥で、現在は天津市に本部を置く康師傳は、2012年の反日暴動の際、日系企業だというデマが流れ、その商品が不買運動と対象にされた。仕掛けたのは。ライバル関係にある即席麺メーカー『統一』だったというのが定説になっています。今回も、統一の仕業ではないかという見方が、ネット上で広がっている」  消費者はいったい、何を信じればいいのだろうか……。

うつ病は気合と根性で乗り越えろ!? 韓国“自殺率世界第1位”も、抗うつ剤服用率が低いワケ

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韓国警察ブログより
 韓国統計庁が発表している最新データによると、経済協力開発機構(OECD)加盟国の平均自殺者数は10万人当たり12人。加盟国中、自殺者数が3番目に多いフィンランドが15.6人、2番目に多い日本が18.7人、韓国は群を抜いて多く、28.7人で世界第1位となっている。  そのほかの資料と照らし合わせてみても、韓国は世界主要国の中で最も自殺率が高い国となるわけだが、自殺を予防するうつ病の治療については遅れているということが、このたび明らかになった。  18日、OECDは「一目で見る保険医療2015」というレポートを発表。韓国での1日当たりの抗うつ剤の平均服用量は、1,000人あたり20 DDD(defined daily dose=1日投与量)で、統計がある28カ国のうち、2番目に低い結果となった。なお、OECD加盟国の平均服用量は1,000人あたり58 DDD。韓国の約3倍の水準となる。抗うつ薬の服用量が韓国より低い国はチリ(13 DDD)。一方、アイスランド(118 DDD)、オーストラリア(96 DDD)は高い服用量をマークした。  韓国における風邪にかかった場合の抗生物質、糖尿病薬などの服用量は、他国と比べて相対的に多いという。が、精神薬の服用量のみ、唯一低いそうだ。背景に、うつ病患者が精神治療を受けることに関する否定的な認識があると、専門家たちは分析している。  韓国「聯合ニュース」が国立中央病院キム・ヒョンジョン教授に取材したところ、「精神科に対する否定的な認識のために、病気を抱えた患者が10年近く我慢しているケースもある」そう。患者の中には「薬を服用せずに、精神力で乗り越えることはできないのか」と、相談してくる人たちも少なくないという。  韓国政府は近年、世界的にも例を見ない自殺率の高さという不名誉について問題視している。そのため政府や各メディアは、うつ病治療のために社会的認識を改善し、患者が早期治療を受けられるように積極的にアナウンスしている。  前出のキム教授も「自殺の原因は、独居、離婚、病気、失業などさまざま。貧富の格差など大きな問題を解決するのは難しいが、うつ病の治療を受けるなど個人レベルで対処する必要がある」と強調した。  気合や根性など精神論が社会の隅々まで浸透している韓国だが、自殺率を高めるうつ病に関しては認識の変化が求められそうである。 (取材・文=河鐘基)

「国家公務員試験で“愛国心検証”」「幼稚園児に思想教育」韓国の右傾化が止まらない!

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 韓国の国家公務員試験で、受験者の政治思想や愛国心を測ろうとしたとして、大問題になっている。問題視されているのは、「5級公務員」と呼ばれる国家公務員(行政職)の採用試験。複数の韓国メディアによると、同試験の最終面接で面接官らが「歴史教科書の国定化についてどう思うか」「“漢江の奇跡”(1960年代以降の韓国の高度経済成長)の原動力は何か」などと質問したという。  周知の通り、歴史教科書の国定化は朴槿恵大統領の悲願ともいえる政策であり(参照記事)、もうひとつの「経済成長の原動力」という質問も、朴正煕大統領を連想させる誘導尋問のようなもの。同公務員試験は、最終面接で受験者の30%が落とされるといわれており、当落を左右する最終面接において受験者が朴親子の政策を否定するような答え方はできないだろう。つまるところ、政治思想を強要しているようなものだ。ある受験者は「試験結果に影響が及ぶと思って、本当の自分の考えを答えられなかった」と明かしている。  受験者が韓国メディアに明かしたところによると、ほかの公務員試験の面接においても、「愛国歌(韓国の国家)の3番と4番を歌ってみろ」「太極旗(韓国の国旗)を描いてみろ」といった質問があったという。愛国心を試されるような質問が繰り返されており、事実上の“愛国心検証”が行われているというわけだ。  公務員試験で時代錯誤な検証が実施されているのは、「人事革新処」の“ガイドライン”に従った結果と考えられる。「人事革新処」とは、2014年11月に設立された国務総理室傘下の中央行政機関で、公務員の人事や採用試験など人材開発関連の業務を担っている。同機関は去る4月、「国家公務員の面接試験を大幅に強化する」と予告しており、また「今年から実施される面接試験は、国家観・公職観・倫理観などの公職価値観と人間性を検証するために、その比重を拡大する」と伝えていた。つまり韓国政府、ひいては朴槿恵大統領の意図によって、公務員受験者の愛国心検証が実施されたというわけだ。  公務員だけではない。韓国政府は来年から、幼稚園児に思想教育を施そうと画策しているという話もある。中央行政機関「国家報勲処」が予算決算特別委員会に提出した資料によると、政府は「愛国精神継承・発展」事業の一環として、愛国教育を実施する幼稚園のために予算を確保し、全国17の広域市に1園ずつ“愛国教育幼稚園”を設置する方針だ。ちなみに、当初は全国の幼稚園の10%を愛国教育幼稚園にするべく約100億ウォン(約10億円)の予算を要請していたそうだが、ひとまず17園だけで実践することになったという。最近の韓国の右傾化には、目を見張るものがある。  不適切な試験によって、現政権・保守政権の支持者だけを国家公務員に採用するような動きを見せている韓国。“行政の中立性”から最も程遠い国家といわざるを得ない。