ドリンクバーで数時間居座り、イチャイチャ! 中国「サイゼリヤ」が熟年不倫カップルのデートスポットに

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中国のサイゼリヤ。日本から進出して成功しているが……(写真はイメージです)
 明らかに夫婦ではないが、ただらなぬ雰囲気を醸し出している熟年カップル。上海市内ではよく見かける光景だが、こうした不倫カップルが好むのが、エアコンが効いていて快適に長居できる、コスパに優れた店だ。日本発イタリアンファミレス「サイゼリヤ」の午後の時間帯には、このような不倫カップルが数多く出没する。  2003年に中国進出したサイゼリヤは、日本同様、中国でも圧倒的なコスパを武器に、庶民の味方としてすっかり定着している。特に「日本」や「和風」をアピールしていないので、サイゼリヤが日系のイタリアンレストランだと知らない中国人も多いようだ。  食事時はたいてい並ばないと入れないほど混んでいるが、ランチの混雑が一段落し、空席が増える午後の時間帯に目につくのは、50~60代と思われる、熟年不倫カップルだ。  男のほうは安っぽい背広を着ているものの、まったく働いているようには見えず、「子どもはいるけど、孫はまだ」といった雰囲気。女は時々スーパーのレジのパートに出る主婦で、夕方になると広場に集まり、大音響で踊り狂う「広場ダンス」の一員といった感じだ。  1人7元(約140円)のドリンクバーを注文し、おしゃべりに夢中になる2人。2時間ほど居座り続け、店を後にした。まるで、日本の中学生カップルのようだ。  サイゼリヤばかりではない。日本でも有名なあの場所も、中高年の格好のたまり場と化している。 「低価格でおしゃれな家具が人気のIKEAも、中高年の行きつけの場所かつ、不倫お見合いの場として有名ですよ。上海では、夏になると涼みに来た人々がベッド売り場を占拠してグースカ寝入る姿が毎年恒例ですが、カフェブースは会員なら無料。非会員でも、5元(約100円)で飲み放題のドリップコーヒーがあり、中高年の目的はこのコーヒー。朝から晩までオジさんとオバさんが無料コーヒーと、持ち込んだ菓子(本来は禁止されているが)を広げているのをよく見かけます」 (上海市駐在のIT企業社員)
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中国のIKEAで、本気で寝るおばちゃん。いびきが聞こえてきそうだ
 ほかにも、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンも人気のデートスポットだが、ここではもはや消費しない。実は、中国のファストフード店では、何も買わずに席に居座り続ける人が多いのだ。注意する店員はほとんどいないし、あいている時間帯ならなおさらスルー。何も買わずに自前の水筒を手に、長時間話し込んでいる熟年カップルの姿も珍しくない。 「中国の今の60代は、社会の秩序が破壊された文化大革命の中でどっぷり青春時代を過ごしたので教育を受けていないし、一番育ちの悪い“ギャング世代”。また50代は、幼少期に文革を経験し、青春時代は妄信的に海外崇拝になった、振り幅が大きい“混乱世代”。この層は『自分たちの人生は損をしている』という被害者意識が強いため、快楽主義に走りがちな一方、お金はないので徹底してケチ。だから、コスパに優れた店に群がって、やりたい放題。失った青春を謳歌していますよ(苦笑)」(同)  今、中国社会を動かしている国家の代表たちはまさしくこの世代に属し、世界秩序を無視してまい進中だが、国内における同年代の庶民たちのやりたい放題も、相当なものである。 (取材・文=ルーシー市野)

氾濫する整形外科“やりすぎ”広告写真の裏に、韓国人を悩ます「ルックス至上主義」?

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国民日報より
 韓国で、1枚の写真が話題となっている。おそろいの革のジャケットとミニスカートを着た2人の女性。その脚には、何やら赤い文字が書かれている。一見、フェミニストのデモに参加した女性が、自身の考えを主張しているようにも見えるのだが、実はそうではない。赤い文字の意味は「太もも注射、欲しい?」。これは、最近韓国で流行している下半身整形のひとつ、太もも注射をアピールする、整形外科の野外広告なのだそうだ。  通行人がこの様子を撮影し、SNS上にアップしたところ、瞬く間に拡散。メディアにも取り上げられ、反響を呼んでいる。ちなみに、太もも注射はセルライトや脂肪を溶かす効果が期待できる施術法。副作用などは詳しく明らかにされていないが、太い足がみるみる細くなり、2年ほど効果が持続するとして、ちまたでウワサになっている。  そんな最新整形事情はさておき、この“太もも”広告には賛否両論が集まっている。どちらかといえば、「女性の体を商品化している」という非難の声のほうが多いようだが、正直、お上品とは言い難い。注目を集めただけに、広告としては成功したと言えなくもないのだが……。  韓国では整形外科が乱立しているせいか、街頭やウェブ上にはとにかく目立とうとする広告であふれかえっている。中には「ルックスが人生を左右する」といった過激な広告も少なくない。
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the-prニュースより
 一時期、この手の広告写真を取り締まるべきだという議論が盛り上がったことがあり、法的には、取り締まったり、掲載をやめさせることができるが、実際にはあまり慎重な審査はなされておらず、野放しにされている。 「韓国では、外見で人生が決まってしまうという社会的な雰囲気があります。親しい友人同士でも、外見に深く立ち入った話をするのはタブー。外見を否定することは、人生を否定するのと同じなんです。日本ではさほど気にしない欠点についても、韓国ではコンプレックスとして悩んでいる人が多いような気がします」(韓国人留学生)  韓国に氾濫しているトンデモ整形広告写真の数々は、そんな過度のルックス至上主義を反映したものなのだろうか? あるがままの姿を認められない過度な競争社会というのは、はたから見ると少し滑稽だが、当人たちがそのことに気づくのは難しいのかもしれない。 (取材・文=河鐘基)

【閲覧注意】中国農村で「男児の新鮮な●●で作ったゆで卵」を売る“親孝行”息子

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屋台で童子蛋を売る王さん。看板には、寄付を募るための銀行口座番号まで書かれている
 中国・四川省の田舎町で売られているゆで卵。見た目はなんということのない普通のゆで卵だが、値段はなんと1個90元(約1,700円)! 中国の街角でよく売られている「茶葉蛋」と呼ばれる殻がついたままの味付き煮卵は1個30円程度で買えるので、これがいかに破格かがわかるだろう。  このゆで卵を売るのは、王建波さん。両親が病気を患っており、自身も松葉杖をつかなければ歩けない障害者であるため、なんとか両親の医療費を稼ぎ、できることなら旅行にも連れていってあげたいと、商売を始めたという。
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東陽市の小学校で廊下に並べられたポリバケツ。尿は小学1~3年生のものに限るという
 王さんいわく、このゆで卵は「値段以上の価値がある」そうで、聞けば、なんと男児の新鮮な“おしっこ”を使ってゆでたものなのだという。王さんはかつて、中国東部の浙江省に出稼ぎに行っていたことがあり、そこで現地の人の間で健康食として人気のあった「童子蛋」を真似て作ったようだ。  調べてみると、同省東陽市では毎年春になると、男の子の尿でゆでた卵が売り出され、市民の間で健康食として人気があるのだという。毎年この時期になると、現地の小学校の廊下にはポリバケツが並べられ、男の子たちはそこで用を足す。それを専門の業者が回収に来て、卵をゆでるのに使うわけだ。
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この茶色い液体がなんとも……
 王さんが作る童子蛋は特別で、毎日農村に行って新鮮な地鶏卵を仕入れ、男児の尿も自分で団地や公園に行って、親や子どもに頼んで集めているのだという。その尿をしばらく冷蔵保存してから卵を浸し、薬草などと一緒に一昼夜煮て、ようやく完成する。「作り方は複雑で、薬草も高価なものを使っている」と王さん。
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見た目は普通のゆで卵と変わらない
 屋台の看板に「親の医療費を捻出するため」などと書いていることから、ボランティア精神で90元を出して買っていく人も多いようだ。ただし、買った卵を実際に食べているかどうかは、知るよしもない……。 (文=佐久間賢三)

表紙をすり替えて内容を丸パクリ! 韓国“盗作疑惑”で大学教授200人が一斉にクビ!?

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チャンネルAより
 韓国の大学が、過去に例を見ないスキャンダルに揺れている。韓国検察は24日、全国50大学の教授200人を立件したと発表した。問題になったのは本の盗作。教授らは、他人の本の表紙だけをすり替え、自らの著作として出版していた罪に問われている。  出版を手助けした3つの出版社とその従業員4名も立件されており、盗作の事実を知りながらこれを黙認した大学関係者たちもまた、処罰の対象に含まれているそうだ。  200人の教授たちの中には有名大学の講師や、人気や知名度を集める教授も大勢名を連ねている。一部には同じ方法で3~4冊もの本を出版した教授や、金銭的な報酬と引き換えに著作の中身だけを売る大学関係者もいた。  今回の摘発を受け、教授ら200人は大学を一斉に解雇される可能性がある。というのも、韓国の大学では、論文盗用などの罪で法廷から罰金300万ウォン(約30万円)以上の罰則を言い渡された教授については、基本的に雇用しないという方針となっているからだ。  韓国学会ではこれまでも、有名教授たちによる論文盗作などがたびたび発覚し、世論の非難を浴びてきた。が、今回の事件は少し次元が異なり、法廷の裁量次第では大量の教授が職を失うかもしれない。ちなみに検察関係者は「立件された教授たちの多くは、有罪判決を受けることになるだろう」と心証を明かしている。  韓国メディアは、研究実績を挙げたい大学教授たちの出世欲と、在庫処理を促したい出版社の意向が絡み合い、“表紙すり替え”が多くの大学で組織的に蔓延していたものと分析している。  実はこの表紙すり替えは、1980年代以前からすでに蔓延し始めていたそうだ。当時はそれが事件化しにくかったという時代背景もあり、現代まで脈々と受け継がれていた。韓国の学歴社会は有名だが、その最高府である大学の威信は、社会にとって日に日に重要になりつつある。そのためか、検察にとっても抜き差しならない問題となり、重い腰を上げるに至ったと推測される。  また、一部の韓国メディアは「歪んだ成果主義がもたらしたスキャンダルだ」とも指摘。韓国の私立大学では、国内で本を1冊発刊すると教授の研究実績表に5点が加算されるが、一方、韓国学術引用索引のデータベースに登録される論文を書いたとしても3点しか加算されない。地道な研究よりも、目立つ本を出したほうがメリットは高く、かつパクリが蔓延していさめる人もいないとなれば、ある意味、当然の帰結なのかもしれない。  それでも、国を担うインテリたちの慢心は百害あって一利なし。東亜日報のインタビューに答えた私立大学教授のひとりは「表紙すり替えは、教授と学会の発展に役に立たない。その影響を受けるのは学生たちで、許されない犯罪行為だ」と厳しく非難している。 (取材・文=河鐘基)

お昼寝マットの下はウジ虫の巣窟だった!? 園児たちの健康を蝕む、中国“毒幼稚園”の恐怖

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健康被害の出た園児たちが昼寝をしていた部屋
 毒粉ミルクに毒玩具などが蔓延し、小さな子を持つ親にとっては気の休まる暇のない中国で、今度は“毒幼稚園”が出現し、大騒ぎとなっている。  11月17日付の「南都網」によると、広東省深セン市の幼稚園では最近、園児たちの間で、せきや鼻水、発疹といった原因不明の症状が流行していた。
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お昼寝マットの下で腐食していた床。見るからに、病原菌の巣窟だ
 総勢400人ほどの園児のうち、11月14日までに医師の診察を受けた園児は86人に上り、3人が入院を余儀なくされた。そのうち5歳の女児は発熱などの症状が重く、一時は危篤状態に陥り、ICUに入室。彼女はその後の診察により、乳幼児に血管の炎症を引き起こす、川崎病に感染していることが判明している。  これらの症状を発症した園児たちには、ある共通点があった。彼らは毎日、同じ部屋で昼寝をしていたのだ。  幼稚園側が室内を調査すると、園児たちが昼寝の際に横になるマットの下の床が著しく腐食していることが判明。しかも、床は大量のシロアリやゴキブリ、ウジ虫などの巣窟となっている状態だったのだ。  医師によると、それらの害虫や腐食した床が媒介した菌やウイルスなどが園児たちの体内に入り、さまざまな症状を引き起こしていた可能性が高いという。
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9人の園児には、重度の発疹が確認された
 食品だけでなく、腐食した建築物による健康被害も多い中国だが、同省在住の日本人男性(38歳)もこう話す。 「出張の際、仕方なく天井や床が腐食したボロ宿に泊まることがあるんですが、マスクをしたまま寝るなどの対策をしていても、かなりの確率で、せきや皮膚のかゆみなどの症状が出ます」  一方、同省広州市の幼稚園でも、約40人の園児が、咳や鼻水、目の痛みなどの症状を一斉に訴える騒ぎが起きている。こちらの場合は逆に、新装した床の材料に使われていた違法な化学物質が原因とみられている(「南方都市報」11月11日付)。  中国当局は一人っ子政策廃止を決めたばかりだが、安心して子育てができる環境が実現できなければ、思うような出生率増加は望めまい。

一晩で50GB・30万円!? 中国で多発するスマホ高額請求トラブル、犯人は「中華アプリ」か

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中国のスマホには、多くの危険が潜んでいる
 中国で今、スマホの通信料の高額請求が社会問題化しているという。 「環球網」(11月14日付)によると、中国湖北省武漢市に住む女性が、一晩寝ている間に50GB分のデータ通信をしたことにされ、30万円相当の料金を請求されたという。この女性は仕事を終えて帰宅後、スマホを充電したまま就寝。翌朝、通勤中に操作していたところ、メールや電話機能が使えなくなっていることに気がつき、すぐに契約しているキャリアのチャイナ・テレコムに問い合わせた。すると、前日の夜11時頃から突如、通信量が跳ね上がり、数十秒ごとに180~300円の通信料が加算されていたことが判明。  使用していないはずのスマホで、なぜこのようなことが起こったのか? 同紙記者が携帯ショップに聞いたところ、原因としてウイルス感染か、何かのアプリがバックグラウンドで起動し、勝手に通信を行っていた可能性を指摘。一方、チャイナ・テレコムは「今回のような通信量の急激な跳ね上がりについては前例がなく、調査する」としたという。  しかし、記者が調査したところ、今月だけで中国大手キャリア3社(チャイナ・テレコム、チャイナ・モバイル、チャイナ・ユニコム)でも同様のトラブルがいくつも発生していたことが判明。中国版Twitter「微博」でも同じトラブル報告があったが、中にはキャリアの“陰謀説”を言及する者も。 「俺も全然使った覚えがないのに、いきなり容量オーバーになった。中国のキャリアは信用できない!」 「4G回線は怖くて使えない。20分間動画を見たら、1GBも使用したことになってた」 「変なアプリを入れたら、勝手に大量通信してたことがあった。もしかして、キャリアが裏でこうしたアプリを作ってるんじゃないか」 「データ量は目に見えないものだから、キャリアは改ざんし放題じゃないか」  原因不明のデータ通信料の高額請求が相次ぐ中国だが、この背景について、中国のスマホ事情に詳しいガジェットライターは次のように指摘する。 「中国のスマホアプリ市場では、有名アプリそっくりに作ったパチモンアプリや、ベンダーの審査を経ていない野良アプリが大量にある。個人情報を勝手に取得して外部に送信したり、勝手にカメラを起動したり通信をするウイルスまがいの悪質アプリも、たくさん存在する。この女性も、知らず知らずのうちに、そういうアプリを入れていたんでしょう。また、中国の大手キャリアはアフターサービスも悪く、都合の悪いデータは公表しないという隠蔽体質なので、真相が明らかになることはないでしょう」  日本でも、悪さをする「中華アプリ」が一部で社会問題となっている。いくら無料だからといっても、中国製アプリには手を出さないほうが賢明だろう。 (取材・文=青山大樹)

オタクに大ウケも、世間はロリコン認定!? 韓国出版界で異例のヒットを飛ばす写真集に「ちょっと待った!」

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『Girls少女たち』写真集
 韓国で、ある写真集が論争の的になっている。写真集のタイトルは『Girls少女たち』。タイトル通り、9人の美少女モデルたちによって構成されたオムニバス写真集なのだが、10月5日の発売開始とともに飛ぶように売れ、大型書店チェーン「教保文庫」では発売第1週目で総合ランキング7位に入り、ジャンル別部門では堂々の1位。品切れ店が続出し、インターネット転売サイトでは一時、プレミアがついたという。韓国の中堅出版社関係者は語る。 「出版社は増刷を繰り返しましたが、それでも追いつかなかったようです。もともと版元がインディーズ系の小さな出版社ということもありますが、韓国の出版界で写真集が品切れしたり、転売されるのは異常中の異例。その人気を目の当たりにした大手出版社がこぞって著者に接触し、早くも次回作を打診しているほどです」  渦中の著者は“Rotta”氏。韓国ロックミュージック界の伝説的アーティスト、ソ・テジをはじめ、人気ミュージシャンのステージカメラマンを務めた経歴を持つが、写真家としてはさほど有名ではなかった。ところが、10月中旬に開かれた『Girls少女たち』の写真展には、多くのファンが殺到。男性だけではなく、女性たちも会場に駆けつけ、一躍時の人となっている。 「会場に訪れたのは、ほとんどが20~30代のオドック(日本の“オタク”を韓国風に発音した造語)でした。韓国では近年、日本のサブカルチャーに熱狂するオドックたちが急激に増えていますが、Rotta氏の写真は彼らのツボに見事にハマったようです。ネット上には『韓国にも、ついにロリ系美少女が認知される時代が来た!!』『Rotta氏、ありがとう』といったコメントが殺到しています」(同)  だが、その一方で『Girls少女たち』とRotta氏は厳しい批判にもさられている。その作風は“ロリコンの極み”だと決め付けられ、「屈折した児童性愛者の悪質表現」とも非難されているのだ。とある女性団体は、異常な児童性愛を助長するとして出版差し止めを求め、Rotta氏はロリコンであり、そのペンネームも「ロリータ」を語源にしていると指摘。Rotta氏は、自身のSNSで「私の表現方式は少年漫画に登場しそうな女性たちを実写化しただけ。ロリータ嗜好ではない」と否定したが、騒動は収まらない。Rotta氏の友人で、人気作家兼タレントのキム・プンも、自身のSNSに『Girls少女たち』写真展に出向いた時の写真をアップしただけでロリコン疑惑をかけられるほど。「私はロリコンでないが、この写真でロリコンを連想する人がいるため削除する。申し訳ありませんでした」と、謝罪せざるを得ない状況にまで至った。  道徳的にロリコンをタブー視する韓国。その社会観念に基づいて、『Girls少女たち』とRotta氏は魔女狩りの対象にもなってしまっているわけだが、前述した通り、日本のサブカルを愛する韓国のオタクたちの間では熱烈な支持を受けている。果たして、写真集とRotta氏はロリコン不毛の地・韓国に、ロリ系美少女という新ジャンルを根付かせることになるか? その行方が気になるところだ。

オタクに大ウケも、世間はロリコン認定!? 韓国出版界で異例のヒットを飛ばす写真集に「ちょっと待った!」

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『Girls少女たち』写真集
 韓国で、ある写真集が論争の的になっている。写真集のタイトルは『Girls少女たち』。タイトル通り、9人の美少女モデルたちによって構成されたオムニバス写真集なのだが、10月5日の発売開始とともに飛ぶように売れ、大型書店チェーン「教保文庫」では発売第1週目で総合ランキング7位に入り、ジャンル別部門では堂々の1位。品切れ店が続出し、インターネット転売サイトでは一時、プレミアがついたという。韓国の中堅出版社関係者は語る。 「出版社は増刷を繰り返しましたが、それでも追いつかなかったようです。もともと版元がインディーズ系の小さな出版社ということもありますが、韓国の出版界で写真集が品切れしたり、転売されるのは異常中の異例。その人気を目の当たりにした大手出版社がこぞって著者に接触し、早くも次回作を打診しているほどです」  渦中の著者は“Rotta”氏。韓国ロックミュージック界の伝説的アーティスト、ソ・テジをはじめ、人気ミュージシャンのステージカメラマンを務めた経歴を持つが、写真家としてはさほど有名ではなかった。ところが、10月中旬に開かれた『Girls少女たち』の写真展には、多くのファンが殺到。男性だけではなく、女性たちも会場に駆けつけ、一躍時の人となっている。 「会場に訪れたのは、ほとんどが20~30代のオドック(日本の“オタク”を韓国風に発音した造語)でした。韓国では近年、日本のサブカルチャーに熱狂するオドックたちが急激に増えていますが、Rotta氏の写真は彼らのツボに見事にハマったようです。ネット上には『韓国にも、ついにロリ系美少女が認知される時代が来た!!』『Rotta氏、ありがとう』といったコメントが殺到しています」(同)  だが、その一方で『Girls少女たち』とRotta氏は厳しい批判にもさられている。その作風は“ロリコンの極み”だと決め付けられ、「屈折した児童性愛者の悪質表現」とも非難されているのだ。とある女性団体は、異常な児童性愛を助長するとして出版差し止めを求め、Rotta氏はロリコンであり、そのペンネームも「ロリータ」を語源にしていると指摘。Rotta氏は、自身のSNSで「私の表現方式は少年漫画に登場しそうな女性たちを実写化しただけ。ロリータ嗜好ではない」と否定したが、騒動は収まらない。Rotta氏の友人で、人気作家兼タレントのキム・プンも、自身のSNSに『Girls少女たち』写真展に出向いた時の写真をアップしただけでロリコン疑惑をかけられるほど。「私はロリコンでないが、この写真でロリコンを連想する人がいるため削除する。申し訳ありませんでした」と、謝罪せざるを得ない状況にまで至った。  道徳的にロリコンをタブー視する韓国。その社会観念に基づいて、『Girls少女たち』とRotta氏は魔女狩りの対象にもなってしまっているわけだが、前述した通り、日本のサブカルを愛する韓国のオタクたちの間では熱烈な支持を受けている。果たして、写真集とRotta氏はロリコン不毛の地・韓国に、ロリ系美少女という新ジャンルを根付かせることになるか? その行方が気になるところだ。

金正日の“赤裸々”性生活を描いた韓流「喜び組」ドラマに、北朝鮮激怒! 密売グループを銃殺刑に

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イメージ画像(Thinkstockより)
 米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は9月、北朝鮮両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)市に住む女性3人が携帯電話で韓国と通話した罪で銃殺されたと伝えたが、その後の追加取材で、銃殺理由が「韓流ドラマの複製、流布」だったと報じた。  いくら北朝鮮といえども、ラブストーリーや時代劇などの韓流ドラマを流通させた程度で処刑されることはない。今回、銃殺という厳罰に処されたのは、彼女たちが販売していた韓流ドラマが、当局にとって極めて都合の悪い、いわくつきのものだったからだという。  RFAの現地情報筋によると、女性3人の処刑の話は人民班(町内会)の会議で伝えられた。韓国への通話が摘発された場合、通常3~7年の懲役刑に処されるが、ワイロをつかませて釈放されるケースもあるなど、決して処刑されるほどの重罪ではないというのが、北朝鮮での一般的な認識だ。  人民も「携帯電話をちょっと使ったぐらいで処刑されるなんて……」と衝撃を受けた様子だったが、最近になって、罪状が「韓流ドラマのコピーと流通」ということが明らかになった。  彼女たちは1個6,000北朝鮮ウォン(約800円)で売られている中国製のUSBメモリに、映像ファイルを保存し、3万北朝鮮ウォン(約4,000円)の高値で密売していた。その韓流ドラマが、1998年に韓国KBSで放送された『ツツジの花が咲くまでに』だったことが、直接的な銃殺処刑の理由だ。当局は、罪状を明らかにすることによって逆にドラマへの好奇心が高まると警戒して、事実を隠蔽したのだ。 『ツツジの花が咲くまでに』は、95年に脱北し、韓国に亡命したシン・ヨンヒ氏のエッセーをドラマ化したもので、脚本を担当したチョン・ソンサン氏も脱北者だ。  内容は「喜び組」の日常を描いたもので、故・金正日氏の豪遊ぶりや派手な性生活を描いている。後に原作者から「ドラマの内容はエッセーからかけ離れ、刺激的すぎる」との理由で訴えられたこともあり、現在その内容を確認することはできないが、相当に刺激的なものだったとみられる。  最高指導者の性生活を描くドラマを、北朝鮮が許すわけがない。当局はさまざまなメディアを使って、非難を始めた。当時の韓国メディアによると、98年11月16日の平壌放送は、論評番組でドラマを制作したKBSを次のように非難した。その激しさは、もはや脅迫レベルだ。 「ペテンメディアのクズどものくだらない反北謀略劇」 「KBSはメディアの本分を忘却し、民族の間に不和を煽り、対決、分裂、戦争を煽動する許しがたき反逆行為を行っている」 「我々は、KBS第2テレビ創作団を無慈悲に爆破し、その存在自体をあの世送りにする」 「ドラマ創作に加担した者は皆殺しにする」 「こんなドラマを作ったことは、我々に対する一種の政治的宣戦布告だ」  韓国警察は、北朝鮮のテロを警戒してKBS本社を厳戒警備するなど、大騒ぎになった。また、ソウル市内では「KBS爆破闘争に参加しよう」と書かれたハガキと正日氏の写真が路上で発見されるなど、韓国社会は戦々恐々とした雰囲気に包まれた。  韓国の人々は「たかがドラマぐらいで……」との反応を示したが、北朝鮮において金一族を冒涜する行為は「万死に値する」もので決して許されない。  両江道の情報筋は「このドラマのストーリーは知らないが、命がけで見るほどのものなのか?」とRFAに逆に質問するほどで、具体的なドラマの内容は一般的にはまだあまり知られていないようだ。  昨年末、北朝鮮はハリウッド映画『ザ・インタビュー』に対しても金正恩氏を誹謗中傷したと非難しながら、人民に対して「絶対に見るべからず」と警告を発した。ところが、映画の内容を説明しなかったために、かえって人民の好奇心を誘発するという皮肉な結果を生んでしまった。  今回の事件に関する両江道当局の対応は、その反省を踏まえたものかもしれないが、『ツツジの花が咲くまでに』に対する人民の好奇心が高まるのは時間の問題だろう。実際、平壌の大学生の間ではこのドラマが流行し、視聴した学生が収容所送りになっている。 (デイリーNKより<http://dailynk.jp/>)

金正日の“赤裸々”性生活を描いた韓流「喜び組」ドラマに、北朝鮮激怒! 密売グループを銃殺刑に

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イメージ画像(Thinkstockより)
 米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は9月、北朝鮮両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)市に住む女性3人が携帯電話で韓国と通話した罪で銃殺されたと伝えたが、その後の追加取材で、銃殺理由が「韓流ドラマの複製、流布」だったと報じた。  いくら北朝鮮といえども、ラブストーリーや時代劇などの韓流ドラマを流通させた程度で処刑されることはない。今回、銃殺という厳罰に処されたのは、彼女たちが販売していた韓流ドラマが、当局にとって極めて都合の悪い、いわくつきのものだったからだという。  RFAの現地情報筋によると、女性3人の処刑の話は人民班(町内会)の会議で伝えられた。韓国への通話が摘発された場合、通常3~7年の懲役刑に処されるが、ワイロをつかませて釈放されるケースもあるなど、決して処刑されるほどの重罪ではないというのが、北朝鮮での一般的な認識だ。  人民も「携帯電話をちょっと使ったぐらいで処刑されるなんて……」と衝撃を受けた様子だったが、最近になって、罪状が「韓流ドラマのコピーと流通」ということが明らかになった。  彼女たちは1個6,000北朝鮮ウォン(約800円)で売られている中国製のUSBメモリに、映像ファイルを保存し、3万北朝鮮ウォン(約4,000円)の高値で密売していた。その韓流ドラマが、1998年に韓国KBSで放送された『ツツジの花が咲くまでに』だったことが、直接的な銃殺処刑の理由だ。当局は、罪状を明らかにすることによって逆にドラマへの好奇心が高まると警戒して、事実を隠蔽したのだ。 『ツツジの花が咲くまでに』は、95年に脱北し、韓国に亡命したシン・ヨンヒ氏のエッセーをドラマ化したもので、脚本を担当したチョン・ソンサン氏も脱北者だ。  内容は「喜び組」の日常を描いたもので、故・金正日氏の豪遊ぶりや派手な性生活を描いている。後に原作者から「ドラマの内容はエッセーからかけ離れ、刺激的すぎる」との理由で訴えられたこともあり、現在その内容を確認することはできないが、相当に刺激的なものだったとみられる。  最高指導者の性生活を描くドラマを、北朝鮮が許すわけがない。当局はさまざまなメディアを使って、非難を始めた。当時の韓国メディアによると、98年11月16日の平壌放送は、論評番組でドラマを制作したKBSを次のように非難した。その激しさは、もはや脅迫レベルだ。 「ペテンメディアのクズどものくだらない反北謀略劇」 「KBSはメディアの本分を忘却し、民族の間に不和を煽り、対決、分裂、戦争を煽動する許しがたき反逆行為を行っている」 「我々は、KBS第2テレビ創作団を無慈悲に爆破し、その存在自体をあの世送りにする」 「ドラマ創作に加担した者は皆殺しにする」 「こんなドラマを作ったことは、我々に対する一種の政治的宣戦布告だ」  韓国警察は、北朝鮮のテロを警戒してKBS本社を厳戒警備するなど、大騒ぎになった。また、ソウル市内では「KBS爆破闘争に参加しよう」と書かれたハガキと正日氏の写真が路上で発見されるなど、韓国社会は戦々恐々とした雰囲気に包まれた。  韓国の人々は「たかがドラマぐらいで……」との反応を示したが、北朝鮮において金一族を冒涜する行為は「万死に値する」もので決して許されない。  両江道の情報筋は「このドラマのストーリーは知らないが、命がけで見るほどのものなのか?」とRFAに逆に質問するほどで、具体的なドラマの内容は一般的にはまだあまり知られていないようだ。  昨年末、北朝鮮はハリウッド映画『ザ・インタビュー』に対しても金正恩氏を誹謗中傷したと非難しながら、人民に対して「絶対に見るべからず」と警告を発した。ところが、映画の内容を説明しなかったために、かえって人民の好奇心を誘発するという皮肉な結果を生んでしまった。  今回の事件に関する両江道当局の対応は、その反省を踏まえたものかもしれないが、『ツツジの花が咲くまでに』に対する人民の好奇心が高まるのは時間の問題だろう。実際、平壌の大学生の間ではこのドラマが流行し、視聴した学生が収容所送りになっている。 (デイリーNKより<http://dailynk.jp/>)