最近、韓国で人気と注目を集めている音楽企画がある。人気音楽ポータルサイトMnetが運営するアイドル選抜プログラム「プロデュース101」だ。その大きな理由のひとつは、これまで韓国芸能界に前例がない規模のオーディション番組であるという点。101人ものメンバー(練習生)がデビューを懸け、しのぎを削るという企画になっている。なお、メンバーは視聴者の投票によって順位がつけられ、最終的にデビューする数人が決まる予定だ。 さて、日本の視聴者からすれば、「ん? どこかで聞いたことがあるような……」という感覚に陥るかもしれない。それもそのはず、この企画は日本のアイドルグループAKB48の運営方式にそっくりなのだ。今回、このプロデュース101の仕組みに対しては、日本メディアよりも先に、韓国メディアの中から「パクリではないか!」という指摘が出始めている。韓国の大手紙・スポーツ東亜は次のように書いている。 「101人の練習生を競争させて視聴者投票で最終デビュー者を選抜するという仕組みは、AKBの総選挙にあまりにも似ている」 東亜日報は、AKBのスタイルをパクっている企画は、プロデュース101だけではないとも指摘している。例えば、韓国芸能界最大手事務所・SMエンターテインメントが最近発表した新男性グループ「NCT」も、AKBにうり二つなのだそうだ。 AKBグループは地域ごとにチームがあるが、NCTもその地域性やメンバーの移動を活動を念頭に置いているという。ただし、NCTは、国内よりもむしろ海外思考であることを公表している。各国の都市に拠点を作り、そこをメンバーが行き来する形だ。 韓国の大衆音楽評論家カン・テギュ氏は「プロデュース101やNCTのシステムは、既存の韓流アイドルグループの広報戦略とは異なったアプローチを取っている。すなわち、経過を大々的に見せることで、ファンを先に抱え込むという戦略だ。まだ国内では成功例がないのでなんとも言えないが、彼らが成功すれば、似たような形のプロモーションや運営方式が量産されるのは明らか」としている。 世界中にK-POPグループの支部ができるなんて、想像するだけでもゾッとするが、パクって世界に広げるのは韓国のお家芸。果たして成功するのだろうか? (取材・文=河鐘基)
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あの韓国男性誌がまたやらかした! ロナウドを「セックスマシーン」、ルーニーを「脱毛過程を世界に中継」と大放言!!
「イケメン軍団の親分。その美しい容姿でモデルまで務めるセックスマシーン」 あのクリスティアーノ・ロナウドを、こんな表現で紹介した韓国の月刊誌が、矢面に立たされている。問題となっているのは、セクシーなグラビア写真や“攻めた企画”で韓国人男性に人気の高い雑誌「MAXIM KOREA」の2月号。「髪の毛が多くてイケメンのサッカースター11人vs髪の毛が薄くブサイクなサッカー選手11人」という企画内で、イケメン11人のひとりとしてロナウドが紹介されているのだが、そのキャプションが冒頭のものだ。明らかに、ロナウドを侮辱したものだろう。 同じく韓国代表キ・ソンヨンもイケメンとして選出されているのだが、彼につけられたキャプションは「ハンサムなルックスで、私たちの“ソソノ”を盗んでいった。妊娠までさせた。子どもまで産ませた。許せない」。ソソノとは人気女優ハン・ヘジンのことで、彼女が韓国時代劇『朱蒙』で演じた役名だ。キ・ソンヨンとハン・ヘジンは2013年7月に結婚しているのに、“盗んでいった”とは……。さすがの読者も「やりすぎだ」「度を超えた表現」と非難の声を上げている。 肯定的であるはずの「イケメン11人」に対してさえ、ここまで侮辱的ならば、企画内で対決する「髪の毛が薄くブサイクなサッカー選手」たちには、どのような紹介文がつけられているのか? まず、イングランド代表のルーニーが選出されており、「もう30歳だ。10代で世界的なスターになったばかりに、脱毛過程を全世界に生々しく中継してしまった」などと書かれている。ロナウドとキ・ソンヨンの紹介ページ(「MAXIM KOREA」2月号より)
ほかにも、「20代でも、監督より老けて見えていた老人界のレジェンド。いったい、幼いころに何があったのか」(アリエン・ロッベン/バイエルン・ミュンヘン)、「スターはカッコイイという先入観を捨てなければ。髪の毛はあるが、決してイケメンではない。世界最高のミッドフィルダーだが、女性から見ると……」(アンドレス・イニエスタ/バルセロナ)などなど、引用するのもはばかられる内容となっている。ジェルビーニョ(ローマ)、アシュリー・ヤング(マンチェスター)、ハビエル・マスチェラーノ(バルセロナ)などの名前も挙げられており、同じくボコボコの言われようだ。 「MAXIM KOREA」といえば、昨年9月号の表紙に、素足をテープで巻かれて車のトランクに押し込められた女性の写真を使い、世界的な大批判を受けたばかり(参照記事)。当時、「コスモポリタンUK」はネット上のコラムで、「どこから指摘すればいいのかわからないほど、数多くの失態を犯した表紙」「歴史上、最悪の表紙のアイデア」と酷評した。アメリカのMAXIM本社も「とても深刻な問題を含んでおり、強く糾弾する」という立場を表明し、結局、同号は回収を余儀なくされた。 何かが吹っ切れたように攻め続ける「MAXIM KOREA」。日本と同様、韓国の雑誌業界も不況が続いているのだが、他者を侮辱してまで話題づくりに奔走するのはいかがなものだろうか……。ブサイク11人のページ
衝撃!! ブサイクすぎる中国の地下アイドルに「田舎帰って、勉学に専念しろ」の声
中国で人気の中華系アイドルといえば、香港や台湾出身の歌手がほとんどで、中国“純国産”のアイドルは数えるほどしかいない。そんな“アイドル砂漠”の中国で、一昨年あたりから人気急上昇なのが、内陸部出身で平均年齢15歳の3人組ユニット「TFBOYS」だ。今年2月の春節前夜に放映された『春節聯歓晩会』(日本の紅白歌合戦に相当する国民的番組)にも初出演し、その人気を不動のものとしている。 それに刺激されたのか、今度は若い女の子たちによるガールズユニットが次々に登場しているようだ。中国のガールズユニットといえば、AKB48の姉妹グループであるSNH48が上海を中心に活動しており、そのメンバーのひとり・鞠婧禕(チュー・チンイー)は日本のネット民の間でも「4,000年にひとりの美少女」と騒がれ、人気となっている。 となると、新たに登場してきたガールズユニットにも期待が持てそうだが……。 最近ネット上で注目を集めているグループのひとつが、安徽省出身のメンバー5人で構成されている「Sunshine」。5人ともまだ学生のため、夏・冬休み限定で活動している。 昨年末に結成されたばかりだが、中国版Twitter「微博」の公式アカウントでは、すでに14万人を超えるフォロワーがいる。そこに掲載されている彼女たちのそれぞれの写真を見てみると……。「Sunshine」の5人(微博公式アカウントより)。下を向いていて顔がよく見えないが……
左上のAbbyは、強いていえば有村架純似で少しは期待が持てそうだが、それ以外の子は……。 そしてもうひとつが、遼寧省出身の4人組ユニット「Love-wings」。下の写真を見ていただくとわかるが、Sunshine以上にコメントのしようがない。左上から時計回りに、リーダーのAbby、Nancy、Dora、Cheryl、Cindy(微博公式アカウントの写真より作成)
だが、彼女たちは、自分たちがかわいくないことを潔く認めている。 「私たちは、自分たちがかわいくないことを知っています。自分たちが一番ではないことを知っています。でもずっと夢を持ち続けていて、ずっと努力しています」と、微博の公式アカウントで語っている。 この言葉には多くの賛同が寄せられたが、「彼女たち、勇気ありすぎ」「やっぱ田舎に戻ってしっかり勉強して、将来いい仕事を見つけたほうがいいじゃね? 夢なんか見ないほうがいい」といった辛らつな言葉も寄せられている。 やはり「4,000年にひとりの美少女」は、あともう4,000年待たないと出てこないのかもしれない!? (文=佐久間賢三)「Love-wings」の4人(微博公式アカウントより)。メンバーたちは98年前後の生まれの高校生だ
今度は12歳少女が被害者に……中国ネット上に続々アップされる集団リンチ動画
昨年12月、池袋駅近くの公園に17歳の女子高校生を呼び出し、30分以上にわたって顔や腹を殴る蹴るなどの暴行を加えケガをさせたとして、警視庁は14~19歳の少女3人を傷害容疑で逮捕した。加害少女のひとりが交際していた少年をめぐり、被害少女とトラブルになったことが事件の発端だという。少女らは暴行の様子を撮影し、YouTubeに投稿していた。 嫉妬を動機に少女が少女を集団暴行し、その模様を動画にアップするという事件は、中国でも続発している。 「澎湃新聞」などが伝えたところによると2月4日、湖南省臨武県で、12歳の少女が同じ学校に通う5人の少女から暴行を受けた。加害者の多くが14歳未満だったという。 さらに、加害少女のひとりが暴行の模様を携帯電話で撮影。その動画は、チャットアプリ「QQ」や中国版LINE「WeChat(微信)」を通じて拡散された。 動画には泣き叫ぶ被害少女に加害者少女たちが執拗に蹴りを入れ、髪の毛をつかんで引きずり回すというショッキングな光景が映されている。 報道によると、被害少女は加害者グループの主犯格の少女Aから過去に2~3度暴行を受けていたというが、それには理由があった。Aにはクラス内に交際相手がいたが、教師に見つかり、その男子は被害少女の前の席へと移動させられた。それから2人はよく話をするようになり、Aの怒りを買うことになる。しかもAにはもうひとり別の彼氏がいたが、あろうことか、その男子も被害少女に気があり、チャットのやりとりをするようになる。このモテモテぶりがAの嫉妬心に火をつけ、仲間を引き連れての犯行に及んだというわけだ。 先日は、海南省で撮影された、全裸にされ集団暴行を加えられる少女の動画がネット上で拡散したばかり(参照記事)。日中で凶暴化する少女たちは、何にいら立っているのだろうか? (取材・文=中山介石)くだんの動画のキャプチャ。泣き叫ぶ少女を容赦なく蹴り倒すショッキングな映像だ。
今度は12歳少女が被害者に……中国ネット上に続々アップされる集団リンチ動画
昨年12月、池袋駅近くの公園に17歳の女子高校生を呼び出し、30分以上にわたって顔や腹を殴る蹴るなどの暴行を加えケガをさせたとして、警視庁は14~19歳の少女3人を傷害容疑で逮捕した。加害少女のひとりが交際していた少年をめぐり、被害少女とトラブルになったことが事件の発端だという。少女らは暴行の様子を撮影し、YouTubeに投稿していた。 嫉妬を動機に少女が少女を集団暴行し、その模様を動画にアップするという事件は、中国でも続発している。 「澎湃新聞」などが伝えたところによると2月4日、湖南省臨武県で、12歳の少女が同じ学校に通う5人の少女から暴行を受けた。加害者の多くが14歳未満だったという。 さらに、加害少女のひとりが暴行の模様を携帯電話で撮影。その動画は、チャットアプリ「QQ」や中国版LINE「WeChat(微信)」を通じて拡散された。 動画には泣き叫ぶ被害少女に加害者少女たちが執拗に蹴りを入れ、髪の毛をつかんで引きずり回すというショッキングな光景が映されている。 報道によると、被害少女は加害者グループの主犯格の少女Aから過去に2~3度暴行を受けていたというが、それには理由があった。Aにはクラス内に交際相手がいたが、教師に見つかり、その男子は被害少女の前の席へと移動させられた。それから2人はよく話をするようになり、Aの怒りを買うことになる。しかもAにはもうひとり別の彼氏がいたが、あろうことか、その男子も被害少女に気があり、チャットのやりとりをするようになる。このモテモテぶりがAの嫉妬心に火をつけ、仲間を引き連れての犯行に及んだというわけだ。 先日は、海南省で撮影された、全裸にされ集団暴行を加えられる少女の動画がネット上で拡散したばかり(参照記事)。日中で凶暴化する少女たちは、何にいら立っているのだろうか? (取材・文=中山介石)くだんの動画のキャプチャ。泣き叫ぶ少女を容赦なく蹴り倒すショッキングな映像だ。
関係者が内情暴露! 韓国芸能界で暗躍する売春ブローカーたち「芸能人の卵が自ら接触するケースも……」
2月13日、韓国で放送されたテレビ番組『それが知りたい』(SBS)が、大きな波紋を呼んでいる。同番組は韓国の社会問題を追跡するドキュメンタリーで、この日のテーマは「韓国芸能界で暗躍する売春ブローカー」だった。 先日、韓国ではガールズグループ「TAHITI」のメンバー・ジスが、売春ブローカーから勧誘を受けたとネット上で暴露し、炎上騒ぎになったばかり(参照記事)。これまでも、韓国芸能界と性の問題はたびたび取り沙汰されてきたが、今回はテレビ局が本気で“メス”を入れた形だ。 番組にはまず、実際にブローカーからあっせんを受けたという男性が登場。ブローカーとの会話を収めた音声データを公開した。そこには、女性芸能人を商品のように扱う、生々しい会話が記録されていた。 男性「○○は一晩、1,000~1,200ウォン(100~120万円)くらいだと聞いている。合ってるか?」 ブローカー「そうですね、大体そのくらいだと思います。」 男性「有名芸能人○○は、6カ月契約でいくらくらいするんだ?」 ブローカー「4万5,000ウォンくらいです」 男性「じゃあ○○は?」 ブローカー「私が把握している限りでは、1カ月で1万ウォンくらいもらっていたそうです」 その後も似たような会話が延々と続く。情報提供者の安全確保のために、登場人物の名前は伏せられていたものの、取材したSBS側は、売春をしている女性芸能人がかなりの大物であることを示唆していた。 さらに、女性芸能人やアイドルを管理する芸能事務所のマネジャーにも直撃。彼らは口裏を合わせたように「何も知らない」「自分たちが知らないところで起きていること」と語ったが、真相は定かではない。ただ、あるマネジャーは「そのような売春の実態があり、女性たちを買い漁る権力者やスポンサーが存在するという話はよく耳にする」と告白。「僕らにとっても、そのような人たちは敵です」と、声を荒らげていた。 実際に、スポンサーの提案を受けた女性たちも数人登場した。ブローカーが彼女たちに紹介するとした相手は、大企業の社長の息子や、某大手企業の会長などなど。中には、ブローカーから「乱交パーティー」の勧誘や、「すぐに裸になれないようでは、芸能界を渡っていけない。君は、そこで脱落だ」などの言葉を浴びせられたという証言も出てきた。 なお今回の番組では、SBSの女性記者がブローカーに接触するという場面も放送された。ブローカーを自称する男性が「背は何センチ?」「バストサイズは?」「仕事は何しているの?」など慣れた口調で質問を投げかける様子が記録されていた。まるで、風俗店の店長である。中には少し変わった質問もあった。それは「君はNAVERで検索したら出てくる?」というもの。NAVERは韓国最大のポータルサイトだが、そこに写真と名前、経歴が掲載されていれば、売春の値段が跳ね上がるのだそうだ。 女性記者は、もうひとり別のブローカーにも直撃しているが、そのブローカーの言葉はさらに衝撃的だった。 「俺のところに来るのが、どんな子たちだかわかる? ほとんどは、芸能界を目指すタレントの卵たちだ。彼女らは、裕福な人々と知り合いになりたくて、俺を訪ねてくる」 地位も名誉もある大人の男性が、大金をはたいて女性を商品のように扱う状況は、社会的に批判されても仕方がない。一方で、金欲しさに、権力者に近づく接点としてブローカーを利用する女性たちがいるのも事実。いずれにせよ、金がすべてを決める傾向が強い社会の風潮や文化が、ブローカーの存在を生み出しているとも言えなくない。 (取材・文=河鐘基)イメージ画像(Thinkstockより)
死亡した新生児が火葬寸前で“奇跡の蘇生”も、再び死亡! 中国「火葬場よみがえり」は日常茶飯事!?
春節(旧正月)を迎える直前の中国で、赤ちゃんにまつわるショッキングすぎる事件が起こった。「金羊網」(2月6日付)などによると、事の発端は2月5日、妊娠7カ月の早産で生まれた新生児の容体が1カ月後に急変し、死亡したことにさかのぼる。 この新生児は1月8日、体重わずか1.4kgで誕生した男の子だった。同31日、春節を前に退院し、家族で新年を迎えようとした。だが、退院2日後に容体が急変。病院に運ばれたが助からず、2月4日に亡くなった。病院から死亡証明書が出され、遺体は葬儀場の霊安室にある保冷庫に移送。火葬を待つ状態だった。 ところが火葬する日の朝、なんと保冷庫から赤ちゃんの泣き声が聞こえるではないか! 両親は慌てて赤ちゃんを取り出し、再度病院に運ばれて治療が再開された。しかもこの新生児の状態は、4日前の退院時よりも良かったというのだ。 保冷庫の温度はマイナス12度で、15時間近くたってから息を吹き返したことになり、葬儀場関係者や医師は中国メディアの取材に対し「奇跡としか言いようがない」と述べている。 しかし、その後、新生児の容体は再び悪化。結果、新生児は息を引き取ることとなった。当初、“奇跡の蘇生”は話題を呼んだが、新生児の死亡を受けて、各方面から批判の声が相次いでいる。中国SNSでは、両親に対しては「早産だった新生児を、なぜ1カ月もしないうちに家へ連れて帰ったのか」「医療費が高すぎて入院させられなかったからだろう」という声が出ている。さらに病院側にも「まだ生きる可能性があっても治療費が続かないようなら退院させるし、死亡証明書も書くのだ」との批判が続いた。中国の新生児科(イメージ画像)
一方で、中国版Twitter「微博」には、真偽は定かではないが、似た事例を報告する者も現れた。 「このケース、俺の知ってるだけで2件ある。ひとつは、死んだはずの子どもが火葬炉に入れられ、点火された後に泣き始めたけど、母親が『いらないから、そのまま燃やして』と殺した話。もうひとは、子どもが高所から落ちて頭を強打して呼吸停止になって遺体袋に入れられていたんだけど、しばらくして子どもの足が動いて助けられた話だ」 中国では医療費が高く、治療を途中でやめてしまう患者も少なくない。病院側もさっさと“退院”させたいため、死亡証明書を安易に出してしまうケースが多いという。火葬場で生き返る例は、中国では意外と少なくないのだ。今もどこかで、生きたまま火葬場へ送られる不運な人がいるのかもしれないと思うと、ゾッとする……。 (文=五月花子)中国の火葬場(イメージ画像)。「微博」によると、中国では類似の事例は多いという
中国版・清原和博か……中国「国家級スター選手」の哀しき転落人生
元プロ野球選手の清原和博容疑者が覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕された事件は、日本中に衝撃を与えた。中国では野球があまりメジャーなスポーツではないためか、今回の事件が大きく取り上げられることはほとんどなかったようだ。 しかし、くしくも清原容疑者逮捕と同じ時期、中国でも将来を約束されたスポーツ界のスター選手の転落劇があった。「頭条網」(2月12日付)は、2001年に世界大学選手権で金メダルを獲得した張尚武元選手の、悲惨な生活ぶりについて報じた。 1983年生まれの張は、農村出身ながら両親による必死の英才教育の結果、12歳で「国家体操隊」に選ばれ、国の支援の下、中国を代表する体操選手となった。18歳で参加した01年の世界大学選手権で金メダルを獲得すると、中国メディアは張を“中国体操界の希望の星”とたたえ、さらなる飛躍を期待した。 ところが、張の人生が一変する出来事が起こった。03年、練習中にアキレス腱を断裂したことにより、夢であったアテネ五輪への道が断たれた。このケガをきっかけに、故郷の河北省に帰り、国から支給されたわずかな補償金のみで生活することとなった。闘病する両親の介護をしながらの生活は厳しく、過去に獲得したメダルさえも売ってしまったという。2001年の世界大学選手権で金メダルを獲得した中国代表。一番右が張尚武
そんな生活苦の中、ついに張は犯罪に手を染めることになる。07年に北京市内の体育系大学など、少なくとも5カ所に侵入し、校内の備品や学生の携帯電話などを盗んだのだ。逮捕された張は懲役4年の刑を言い渡され、11年に出所。その後は路上などで体操のパフォーマンスをし、1日45~60元(約800~1000円)ほどを稼ぎ、現在に至るという。北京市内の地下道でパフォーマンスをする様子。こうして日銭を稼いで生きている
中国版Twitter「微博」では、かつてのスーパースターの落ちぶれた様子にショックを隠せないユーザーから、驚きのコメントが多数寄せられている。 「彼が金メダルを獲得する様子をテレビで見て、五輪でも活躍するのを楽しみにしていたのに、どうして泥棒になったんだ?」 「俺、この間、北京の地下鉄で彼のパフォーマンス見かけたよ。10元(約180円)あげたよ」 「国家が育成している中でケガをしたのだから、国が彼の生活の面倒をしっかり見るべきだ!」 「小さい頃から体操一筋で、社会人として再スタートできなかったんだな」 ケガの後遺症で、路上パフォーマンスは逆立ちとあん馬しかできなくなってしまった張に、もっと難しい技を要求する人も多いという。国は違えど、転落したスター選手の末路は、ただただ悲しさだけが残るのみだ。 (文=青山大樹)無許可でパフォーマンスをして、警察に排除される張。これが国家の英雄の末路なのか
中国版・清原和博か……中国「国家級スター選手」の哀しき転落人生
元プロ野球選手の清原和博容疑者が覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕された事件は、日本中に衝撃を与えた。中国では野球があまりメジャーなスポーツではないためか、今回の事件が大きく取り上げられることはほとんどなかったようだ。 しかし、くしくも清原容疑者逮捕と同じ時期、中国でも将来を約束されたスポーツ界のスター選手の転落劇があった。「頭条網」(2月12日付)は、2001年に世界大学選手権で金メダルを獲得した張尚武元選手の、悲惨な生活ぶりについて報じた。 1983年生まれの張は、農村出身ながら両親による必死の英才教育の結果、12歳で「国家体操隊」に選ばれ、国の支援の下、中国を代表する体操選手となった。18歳で参加した01年の世界大学選手権で金メダルを獲得すると、中国メディアは張を“中国体操界の希望の星”とたたえ、さらなる飛躍を期待した。 ところが、張の人生が一変する出来事が起こった。03年、練習中にアキレス腱を断裂したことにより、夢であったアテネ五輪への道が断たれた。このケガをきっかけに、故郷の河北省に帰り、国から支給されたわずかな補償金のみで生活することとなった。闘病する両親の介護をしながらの生活は厳しく、過去に獲得したメダルさえも売ってしまったという。2001年の世界大学選手権で金メダルを獲得した中国代表。一番右が張尚武
そんな生活苦の中、ついに張は犯罪に手を染めることになる。07年に北京市内の体育系大学など、少なくとも5カ所に侵入し、校内の備品や学生の携帯電話などを盗んだのだ。逮捕された張は懲役4年の刑を言い渡され、11年に出所。その後は路上などで体操のパフォーマンスをし、1日45~60元(約800~1000円)ほどを稼ぎ、現在に至るという。北京市内の地下道でパフォーマンスをする様子。こうして日銭を稼いで生きている
中国版Twitter「微博」では、かつてのスーパースターの落ちぶれた様子にショックを隠せないユーザーから、驚きのコメントが多数寄せられている。 「彼が金メダルを獲得する様子をテレビで見て、五輪でも活躍するのを楽しみにしていたのに、どうして泥棒になったんだ?」 「俺、この間、北京の地下鉄で彼のパフォーマンス見かけたよ。10元(約180円)あげたよ」 「国家が育成している中でケガをしたのだから、国が彼の生活の面倒をしっかり見るべきだ!」 「小さい頃から体操一筋で、社会人として再スタートできなかったんだな」 ケガの後遺症で、路上パフォーマンスは逆立ちとあん馬しかできなくなってしまった張に、もっと難しい技を要求する人も多いという。国は違えど、転落したスター選手の末路は、ただただ悲しさだけが残るのみだ。 (文=青山大樹)無許可でパフォーマンスをして、警察に排除される張。これが国家の英雄の末路なのか
19人の中学生による集団レイプ事件に懲役6年の実刑判決! 韓国地方都市で急増する、10代の性犯罪
10代の性犯罪が増加している韓国の地方都市で、異例の実刑判決が下された。集団レイプ事件を起こした中学生10人に、懲役刑が言い渡されたのだ。 事の発端は、2015年7月18日にさかのぼる。主犯格は、忠清南道・天安市の中学校に通う女子生徒Aさんと性的関係を持った15歳のB。彼はそれから数時間後、友人3人にその話をし、再び自宅にAさんを呼び出した。そしてAさんに酒を飲ませて、友人らと集団レイプしたという。その後も、中学生が続々と乱入。Aさんは翌日の夜7時まで、計19人に体をもてあそばれた。男子中学生らは、Bのアパート屋上などでも行為に及び、その様子を撮影して一部SNSにもアップ。後の調査で判明したことだが、Aさんを暴行した男子生徒たちは2~3年生で構成された地元の不良グループのメンバーだったという。 集団レイプと撮影に加担した10人は逮捕、残りの9人は少年保護事件として検察に送致された。その後、裁判にかけられた10人は、冒頭のような厳しい実刑判決(懲役2年6月~6年)を言い渡されることとなったのである。 集団レイプという極めて悪質な犯罪だが、中学生が懲役6年の実刑判決を受けるのは珍しい。さらに異例とされているのは、加害者と被害者の親同士はすでに和解に応じ、裁判所に合意書を提出していたにもかかわらず、厳しい判決が出たこと。詳細は不明だが、裁判所は、被害者Aさんの父親は娘に性的暴行していた形跡があると判断したようだ。 いずれにせよ驚くべきは、天安市における青少年の性犯罪の増加だ。天安東南・西北警察と天安教育支援庁などによると、同市の10代による性犯罪は2011年に17件だったが、12年に22件、13年に31件、14年に38件と右肩上がりに増えている。そして15年は45件と、わずか3年で倍以上に急増してしまった。 原因のひとつとしては、同地方における教育カリキュラムが貧弱だという指摘がある。忠清南道性暴力相談所は昨年、32の小学校と14の中学校、7の高校を対象に“性暴力予防教育”を実施したという。しかし、この数字は全体で見ると小学校45%、中学校46%、高校33%しかカバーしていない。さらに予算の問題から、今年は高校を対象にした予防教育を行えないそうだ。そんな現状にもかかわらず、同相談所の関係者は「青少年が繰り広げる性犯罪の最も大きな問題は、集団心理によって、その行為が犯罪行為だという認識が薄れること。いくら性的暴行は犯罪だと教育しても、それを予防することはできない」などと開き直っている始末だ。 10代の性犯罪が年々増加し、具体的な対策も取れないままとなっている天安市。韓国全体が、同じような傾向になっていなければいいが……。イメージ画像 Photo By USAG- Humphreys from Flickr.













