韓国で“国民的映画”が誕生した。タイトルは、直訳すると『帰郷』。2月24日に公開されると、同28日午後5時時点で観客動員数100万人を突破し、1日に30万人以上も動員したという報道も見受けられる。まさに、韓国でいま最もヒットしている映画だ。 『帰郷』の題材は、いわゆる従軍慰安婦。1943年のある日、日本軍によって強制的に故郷を去ることになってしまったジョンミン。どこへ向かうかわからないまま汽車に乗せられたジョンミンは、同じように連れ去られたヨンヒと出会うのだが、2人がたどり着いた場所では、日本軍による暴力や罵詈雑言、そして“痛み”に触れることになる……。 慰安婦被害者の実話を製作されたという本作。チョ・ジョンレ監督は、慰安婦被害者たちの施設でボランティアをしながらシナリオを制作するも、出資者が見つからず、公開までに14年という歳月を費やしたという。チョ監督は「『慰安婦映画なんてヒットするわけがない』という言葉もあった。『主人公を中国人女性にすれば、投資する』という中国人投資家もいた」と明かしている。結果、7万人以上のエキストラと俳優が無償で映画の製作に携わったそうだ。 主演した女優ソ・ミジは「多くの人に見てもらい、共感してもらい、慰安婦たちを慰労してもらえればと思います」とコメントしていたが、映画の広告動画を見ると、まさに典型的な慰安婦映画ということがひと目でわかる。とにかく日本軍の描写がひどい。10代の少女たちを無理やり連れ去り、銃で彼女らを殴りつけるシーンも多数。日本の軍人が少女らの服を破り捨てる場面もあった。つまるところ、韓国人の想像する通りの慰安婦の実態が映画化されているわけだ。 この映画がヒットしている原因のひとつとして、3月1日が近いことも影響しているとの分析が多い。韓国において3月1日は、日本統治時代の1919年の同日に起こった独立運動「3.1運動」を記念する日。韓国人の反日感情が、いやが上にも高まる日だ。ちなみに、毎年この日は祝日となっている。 昨年末に発表された日韓の「慰安婦合意」は、すでに韓国では“なかったこと”にされているようだ。『帰郷』の大ヒットだけでなく、日韓でモメにモメている慰安婦像の建立も、さらに加速しそうな勢いだからだ。慰安婦像といえば、ソウルの日本大使館前の像が有名だが、3月1日には釜山で新しい慰安婦像が公開された。この慰安婦像は寄付金5,000万ウォン(約500万円)をかけて作られており、ほかにも江原道・春川市に設置しようとする動きがある。 慰安婦映画が異例の大ヒットを遂げ、慰安婦像も続々と設置されようとしている現在の韓国。かの国ではやはり、永久に慰安婦問題は解決しなさそうだ。くだんの映画ポスター
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「10年レッスンを続けて、残ったのは借金だけ……」韓国“負け組”アイドル練習生の残酷物語
まるで雨後のタケノコのように、ガールズグループがデビューしている韓国芸能界。最近も、韓国人と中国人の混合の「宇宙少女」が華々しく登場し、注目を集めている。同グループは、日本でも人気の高い「EXO」の女性版ともいえそうな12人組だ。 韓国メディアによると、2009~14年までの5年間でデビューしたアイドルグループの数は、270にもなるという。単純計算で、年間50組以上になる。しかもこの数字は、インターネット・ポータルサイト「Daum」の総合ミュージカルサイトに、「アイドル」として分類されたデータを参考にしたもの。「Daum」に登録されずに消えたグループがあることも考えると、「最低でもこの数」ということだ。 これだけ数が多いと「簡単にデビューできるのでは?」と思えてしまうが、やはり現実はそんなに甘くないようだ。現在、韓国には、ガールズグループとしてデビューを夢見る練習生が1,000人以上いるという。そんな中、ある韓国メディアが、10年もレッスンを重ねている練習生Aの現状を紹介した。 Aは芸能プロダクションに所属しており、21歳からデビューを夢見て、すでに31歳だ。彼女はこれまで、何人もの仲間がデビューしていく姿を見送ってきたという。本人も自覚しているが、もはや彼女に扉が開かれる可能性はほとんどないだろう。 「今の私には、借金だけが残りました。テレビで映えるように、目、鼻、あご、そして胸まで整形手術を数回行っています。デビューさえできれば一攫千金だと思って、数千万ウォン(数百万円)費やしたんです」(A) 同記事では、ガールズグループの不文律についても明かされている。彼女によると、身長が163cm以下の場合、38kg以下の体重でなければデビューできないという。160cmの彼女は“規定体重”をキープするために、「豆腐だけ食べて1カ月過ごしたこともありますし、ひとかけらのサツマイモと一杯の牛乳が一日の食事の全部だったこともありました。食べられないストレスで、生理不順や脱毛になることも……」と語っている。毎週金曜日が、体重を計測する“試験日”だったそうだ。 さらに、彼女たち練習生は芸能プロダクションが用意した寄宿舎で生活しているそうだが、その寄宿舎には監視カメラが設置されているという。もちろん、リアルタイムで彼女たちの生活を監視するためだ。そして、気になる“芸能人の性接待”についても語っている。 「数日前、芸能人の卵による性接待疑惑に関する報道がありましたが、私が知っている実情とも類似した点が多いです。私も資産家や投資家、いわゆる“スポンサー”と呼ばれる人たちから、そのような誘いを数回受けました。『早くデビューできるから』という甘い言葉に従った何人かは、実際その通りになりました」(同) 繰り返しになるが、彼女はすでにデビューを、ほぼあきらめている。芸能プロダクションにとって、彼女はもはやお荷物でしかなく、契約期間が終われば“放出”される可能性が高いという。 「私はこの10年間、いったいなんのために生きてきたんでしょうか。でも、この道を選択したのは私なので、誰を恨むこともできません。悲しいです」(同) 自業自得といってしまえばそれまでだが、敗者には厳しすぎる現実が待っている。これほど多くのガールズグループが毎年生まれては消えていくところを見ると、彼女のように日の目を見ぬまま終わる悲惨な練習生は、今後も後を絶たないことだろう。一世を風靡したKARAも、いまや自然消滅……
中国人の道徳心はいったいどこへ!? 路上で女性が痴漢におっぱいを揉みしだかれるも、通行人は素通り……
社会道徳の喪失が問題となっている中国で、「またか……」というような事件だ。福建省の省都・福州市で2月23日夜、男が路上で突然、女性に後ろから抱きついたのだ。 一部始終を捉えていた防犯カメラによると、被害者の女性が道端で電動バイクに乗って走りだそうとしたところ、一人の男が歩道から近づき「小妹(シァオメイ=若い女性に対する呼びかけの言葉)」と声をかけた。女性に声をかける男。40歳前後で、酒に酔っている様子だったという
女性がそのまま無視して出発しようとすると、男は後ろから無理やりバイクを止め、そのままバイクの後部シートに座り込んできた。そして、後ろから女性に抱きつき、上半身をまさぐり始めたのだ。 すでに近くの商店は閉店しており、雨も降っていたため人通りが少ない。男が女性にわいせつ行為を働いていた1分あまりの間、9人の通行人が2人の脇を通り過ぎていったが、誰も女性を助けようとしなかった。男は、女性の耳元に小声でこう言ったという。「誰もお前のことなんか気にしちゃいない」 すると、前方からようやく男性4人組が歩いてきて、女性が大声で助けを求めたところ、男は手を離し、女性はそのままバイクで逃げ去ることができた。女性はその足ですぐさま警察に駆け込んだが、犯人はまだ捕まっていない。 今回は女性に大した被害がなかったことが不幸中の幸いだったが、かつてはこういった通行人の無関心から、悲劇が起こったこともあった。女性が走り去ろうとするところを、無理やり後ろから押さえる
通行人がのぞき込むも、結局そのまま立ち去った
2011年、広東省仏山市の商店街の路上で2歳の女児がひき逃げされた。その脇を18人もの通行人が通り過ぎたが、誰一人としてその子を助けようとせず、その後、女児は病院で亡くなった。日本でも話題になったので、覚えている方も多いだろう。 このあまりにも無情な事件に、さすがの人民も衝撃を受けたが、結局、それからも中国は何も変わっていなかったというわけである。 とはいえ、日本で同様のことが起きていないというわけではない。都会の冷たさは、どこの国でも変わらないのかもしれない。 (文=佐久間賢三)女性に逃げられても慌てることなく、男はゆったり歩いて現場を去っていった
「白血病の娘を助けてください」は常套手段!? ネットで治療費寄付を募った夫婦に疑惑の目
2月下旬、中国部東部の浙江省の女性が、SNS上で募金を呼びかけるこんなメッセージを発信した。 「心ある方、白血病になった私の娘を助けてください」 治療費として、募金で30万元(約520万円)を集めたいというものだった。これを見た人たちは同情し、次々にリツイート。メッセージは瞬く間に広まっていった。ベンツの運転席で撮った自撮り写真を得意気にアップ
ところが、このメッセージを発信した女性の微信(中国版LINE)の履歴を見てみると、なんとこの女性、ベンツに乗り、ダイヤの指輪まで得意げに見せびらかしていたことが判明したのだ。これにはネット民たちも「こんな金持ちに、募金なんてする必要があるのか?」と、疑問を声を上げた。 さらに調べてみると、この女性は2013年12月にも「4歳の娘が白血病と診断された」といって、クラウドファンディングで治療費を集めていたことがわかった。ベンツやダイヤの写真が微信にアップされたのは、その翌年だ。 地元紙の記者がこの夫婦を直撃すると、夫婦はまず、化学療法で髪の毛が抜け、弱々しくベッドに横たわる娘の写真と病院の診断書を記者に見せ、質問に答えた。 彼らは携帯電話の販売代理店を営んでおり、商売は順調で、13年に娘の白血病が発覚した時には、1年間で50万元(870万円)もの貯蓄を使ったという。ベンツを買ったのはその翌年で、それまで持っていたトヨタの車を売り払ったお金に2万元(35万円)を足して、中古で買ったものだという。 ダイヤの指輪についても、化学療法によって娘の病状が好転し、それまで付きっきりで看病していた妻へのねぎらいとして、1万元(17万円)で買って贈ったものだと答えた。ちなみに、クラウドファンディングで集めたお金のことについては、何も触れられていない。七夕で夫からもらったというダイヤの指輪。中国の七夕は旧暦で、バレンタインデーのような恋人たちの日でもある
娘が病気であるにもかかわらず、妻がダイヤの指輪の写真をSNSでひけらかしていたことについては「女性は自慢したがる生き物だから、普通のことだろ?」と答え、さらには「娘が病気だからといって、妻がボロ服を着なくてはいけないのか?」とまで言い放っていた。 しかし、「実は裕福であるということを知った人たちから、『寄付した金を返せ』と言われたらどうするのか?」という問いには、答えることがなかった。 かつて日本でも、難病にかかって心臓移植が必要となった娘の手術費を募った夫婦が、実は2人とも某公共放送に勤務する高給取りだったことがわかり、バッシングを受けたことがあった。 もちろん、貧しくて治療費が支払えず、本当に寄付を必要とする人たちも多いのだろうが、お涙ちょうだいのストーリーを見かけたら、まずはその裏を見極めてから寄付したほうがよさそうだ。 (文=佐久間賢三)2013年12月、4歳の娘が白血病を患っていると、寄付を募ったメッセージ
「更生施設内で職員も乱用!?」“ヒロポン大国”韓国が、麻薬輸出入ルートの新たな中継地に
昨年、韓国に約240万人分の麻薬が密輸されていたという統計が発表された。日本円に換算すると、約210億円相当となる。カート(覚醒植物)や大麻、合成麻薬などさまざまな種類があったが、特に多かったのはヒロポン(覚せい剤の一種)で、その摘発量は2004年以降、11年ぶりに最大を記録したという。13年の摘発件数は254件で、14年には308件、そして昨年には325件と増加傾向にある。 「これまで、中国や東南アジアから日本へ向かうルートが一般的だった。しかし最近では、アフリカやヨーロッパ、中東から韓国を中継し、米国、カナダ、台湾に密輸されるルートが増え始めている」(韓国麻薬捜査関係者) 韓国メディア「釜山日報」が報じたところによると、今回、初めて摘発された麻薬ルートもいくつかあるそうだ。例えば、カートは「アフリカ(ケニア・南ア)→UAE・ドイツ→韓国→米国」のルートが、大麻は「カナダ→韓国→台湾」のルートなどが新たに確認された。ヒロポンについては既存の「中国・香港→韓国→日本」というルート以外にも、カンボジアからの密輸入が摘発されている。 15年11月から今年2月にかけて行われた、韓国国内の麻薬取り締まり特別キャンペーンでは、合計1,512人の麻薬販売および所持・使用者が検挙されている。そのうち51%は無職で、年齢層としては30~40代が最も多かったという。使用された麻薬の内訳を見ると、ヒロポンが1,068人、全体のうち7割を占めた。昨年1年間では合計1万1,916人が摘発されており、6年ぶりに1万人のラインを超えたともいう。警察に摘発された密輸入者(MBNニュースより)
そんな韓国では、驚くような事件も起きている。最近、最も大きな問題となったのは「麻薬依存を治療するための更生施設内で、麻薬を服用する入所者が増えている」というものだ。少し耳を疑うような事件だが、一体どういうことなのか? JTBCのニュース番組では、内部情報提供者の告発をもとに、韓国のとある更生施設内に収容されている入所者たちが麻薬を常用している実態を報道。一部の入所者が自分たちだけではなく、ほかの入所者や、挙げ句の果てには更生施設のスタッフにまで麻薬を渡し、使用を促しているという事実が明らかになった。麻薬の依存を断ち切りたいと強く願う入所者のひとりで、内部情報提供者のA氏は次のように話す。 「更生施設内は警察が来ないから、みんなここで服用しているのです。ある意味、最も安全なのかもしれません」 それ以外にも、最近ではSNSなど通じたルートも拡大しているとのこと。日本でも麻薬関連のニュースがあらためてクローズアップされているが、韓国ではさらに深刻な問題となっているようだ。 (取材・文=河鐘基)車から大量に押収されたカート
道場破りを返り討ち!? 自称・元K-1ファイターの台湾人空手師範が、殺人未遂容疑で逮捕
2月16日夜、台湾台北市で空手道場を経営をしている師範の男が、挑戦してきた他道場の武術コーチらを、待ち伏せしていた10数名に集団リンチさせるという事件が発生した。 同17日付の台湾誌「アップルデイリー」(電子版)によると、被害に遭ったのは20代と30代の武術コーチ2人と、試合の様子を中継するために同行した男性の3人。木刀やこん棒、ナタなどで暴行を受け、うち20代のコーチは頭部をこん棒で強く殴られ、30代のコーチは胸や脚をナタで切りつけられて重傷で、現在も病院で治療が続けられている。 暴行を主導したとみられる師範の男は、殺人未遂で逮捕された。殺人未遂で逮捕された、師範の朱雪璋
男の名前は朱雪璋(しゅせつじょう)。日本の空手流派、國際松濤館空手道連盟の最高師範である金澤弘和氏の、台湾人唯一の弟子だという。 また、これまでにも、自分の母親に対する暴力や、2人の息子に夜遅くまで試合のチラシを配らせたりといった行為が、メディアにたびたび取り上げられ、批判を受けていた“いわくつき”の人物でもある。男は常々「1998年には、日本のK-1に出場した」と主張していたが、当時の出場者名簿を前座選手まで見渡しても、朱の名前は見当たらないという。 同日夜11時頃、同市大安区の住宅街にある朱の道場を、被害者3名を含む10数名が訪ねた。朱はその中から被害者3名だけを門の中に入れ、ほかの同行者は外に残して門を閉ざした。これは「閉門切磋」と呼ばれる伝統にのっとったもので、文字通りの密室試合が行われることとなった。 ところが、門が閉ざされた直後、道場内からは「助けてくれ!」という叫び声と、物がぶつかるような大きな音が聞こえてきたという。事件が起きた朱の道場
様子がおかしいと感じた同行者らは、すぐに警察へ通報。警察官と救急隊員が現場へ向かった。 救出された3人は「道場に入った途端、10数人に囲まれ、リンチを受けた。試合と呼べるようなものではなかった」と証言。また、道場の地下室に続く階段や床には、多くの血痕が残されていたという。 一方、朱は報道に対して「閉門切磋」を否定し、「木刀、こん棒、ナタは3人が道場に持ってきたもので、自分は子どもと妻を守るために必死で応戦した」と主張。現場に居合わせた妻と、3~4人の弟子たちが証人だといい、泣いている自分の子どもを指して「これは正当防衛だ」と話した。 しかし、警察は、道場付近の監視カメラの映像で、事件の起こる前後に不審な大勢の人間が行き来しているのを発見。一方、道場内の監視カメラには黒い靴下がかぶせられており、現場の映像は確認できなかった。 その後、医師による所見で、被害者のうちひとりは、同じ箇所を複数回攻撃されていたことがわかり、朱は殺人未遂で逮捕されることとなった。 まるでカンフー映画に出てくる、極悪道場のような話である……。 (文=牧野源)被害者の武術コーチ。足の腱を切断される重傷を負った
ややこしすぎ! 2つの「数え年」と「満年齢」が併用される、韓国の“複雑”年齢事情
「この子の誕生日は2015年12月27日です」 「では、今は2歳ですね」 日本の常識で考えると何を言っているのかまったく理解できないが、上の会話が成立してしまう国がある。お隣・韓国だ。 韓国は現在も年齢に「数え年」を使っており、しかも年齢が1歳加算されるのは誕生日ではなく、元旦。つまり冒頭の会話のように、昨年12月に生まれた子どもは生後1週間であっても、今年1月1月には「2歳」となるわけだ。 さらに「数え年」と一口に言っても、生まれた瞬間から1歳で新年にプラス1歳される純粋な意味での「数え年(セヌン・ナイ)」と、誕生日を無視して現在の年(西暦)から生まれた年(同)を引いた“ヨン・ナイ”というものもあるとか。そのため、かの国では実質的に1人が3つの年齢を持つ事態になっている。例えば、1986年8月生まれの人は16年2月時点で、数え年では「31歳」だが、“ヨン・ナイ”では「30歳」となり、誕生日を迎えていないので満年齢は「29歳」といった具合だ。実生活において非常に混乱が多いことは、想像に難くないだろう。 さらに異様なのは、現行法においても年齢の計算方法が統一されていないことだ。 例えば、「青少年保護法」では数え年が基準となっている一方で、「少年法」では満年齢が基準となっている。どういう問題が発生するかというと、本日(16年2月27日)の時点で97年2月26日生まれの人は、満18歳。そのため少年法では「少年」となり、罪を犯したとしても成人より処罰は軽く済む。しかし、数え年では19歳となるため、青少年保護法においては「青少年」とならず、「19歳未満禁止」の映画を見ても許されるのだ。もはや彼が、少年なのか大人なのか定かではない。 このややこしすぎる韓国の年齢事情について、最近とある世論調査専門機関がアンケートを実施。「数え年と満年齢、どちらがよいか?」という質問だった。その結果、「数え年を維持するほうがよい」が46.8%、「満年齢で統一」が44.0%で、ほぼ真っ二つ。年齢層別に見ると、30代は満年齢派が50.7%と過半数を占めたが、それよりも若い20代は、数え年派が52.8%となった。理由は不明だが、少しでも低く見られたい30代と、若く見られたくない20代で意見が割れたのかもしれない。 そもそも韓国が数え年を使っているのは、中国の影響だと考えられている。漢字の文化圏では0の概念が浸透しておらず、1から数え始めることが自然だった。それでも、日本では1902年から満年齢で統一しているし、中国も66~76年の文化大革命を通じて満年齢が定着したという。時代の趨勢から取り残されているのは唯一、韓国だけなのだ。 グローバル化の著しい現代において、韓国の年齢事情に変化は訪れるのだろうか? 訪日韓国人が増えている現状を考えると、日本にもまったく無関係な問題ではないかもしれない。イメージ画像「Thinkstock」より
「前科者集まれ!?」掲示板で気軽に共犯者募集……韓国で“ネット発窃盗団”相次ぐ
日本では、SNSを通じて知り合った3人の少女による、仲間への集団リンチ動画が物議を醸したが、お隣・韓国でも、インターネットを通じて知り合った犯罪者集団が相次いで逮捕されている。 2月24日、首都圏一帯の高級住宅をターゲットに強盗や空き巣を繰り返してきたチョ容疑者(36)など、3人が逮捕された。彼らはネットを介して徒党を組むと、昨年12月から計15回にわたって、約6,700万ウォン(約670万円)相当の金品を盗んだという。 主犯格であるチョ容疑者のメンバー募集は、実に大胆だ。ネット掲示板で、強盗や窃盗の前科者を募集していたのだ。現在、彼らの容疑は空き巣や強盗などの強盗罪が主だが、ネット上に残された「誘拐するほうが気楽じゃないですか?」「誘拐も考えたけどね」などのやりとりを見る限り、叩けばホコリはまだまだ出そうだ。 前科者たちがネットで気軽に集まり、犯罪に手を染める――。この報道を受けた韓国ネット民からは「警察も検察も苦労するな。チョ容疑者は、刑務所に4年も入ってこれだからな」「あのネットのやりとりを見る限り、今度は釈放しちゃダメだろうな」などと、辛辣なコメントが多く寄せられている。 “前科者の窃盗団”というインパクトから大きな注目を集めたこの事件だが、その前日にも同じような事件が発覚し、別の窃盗団が逮捕されている。犯人は、ドリルや針金などを駆使して住居に侵入を繰り返し、計19回、総額約1億ウォン(約1,000万円)相当の金品を盗んだキム容疑者(52)やソン容疑者(26)らで、年齢も出身もバラバラの4人組だった。 彼らもまた、チョ容疑者たちと同じように、ネット掲示板を通じて同志を募っていたという。たった数日の間に起きた2組の“ネット発窃盗団”の逮捕。IT強国を自称する韓国だけに、同様の犯罪集団はまだまだ現れそうだ。イメージ画像(Thinkstockより)
フェロモンムンムン! 韓国の美熟女ブームを牽引する、“美ケツ教授”とは
日本では、壇蜜や橋本マナミなどが世の中年オヤジを惑わせているが、韓国でも30代を過ぎた美熟女が人気を博している。その代表的なひとりとされているのが、パク・ジウンだ。美しく豊満な美尻は「アップル・ヒップ」「ピーチ・ヒップ」「スイカ・ヒップ」と呼ばれ、「オルチャン」(「顔が最高にイケてる」という意味の造語)ならぬ「オンチャン」(「お尻が最高にイケてる」という意味)の新造語まで生み出した人物だ。 生年月日未公表(今年で満44歳という説も)の主婦で、高校生の子どもを持ちながら、その美しいプロポーションに、30代はもちろん、40代の中年オヤジたちも釘付けに。しかも、スペックも完璧。韓国の最高学府というべきソウル大学の体育教育学部を卒業後、7年間のカナダ留学を経て、韓国芸術総合学校の演技芸術学部教授として教鞭を執っている。その傍ら、2010年からスポーツトレーナーとして、テレビのバラエティ番組や健康番組に引っ張りダコに。気がつけば“オンチャン教授”として、一躍有名になっていた。 しかも、健康管理法やトレーニング法、ダイエットメニューなどを記した著書も多く、彼女が監修したダイエット飲料「レモンデトックス」は50万本を売り上げたほど。そんな彼女のダイエット方法や美尻作りのノウハウを学ぼうと、“韓国のビヨンセ”の愛称で知られるソン・ダムビ、日本でも人気を博したドラマ『美男ですね』でヒロインを務めたパク・シネ、セクシースターから演技派女優に転身したチェ・ジョンアンなどが、彼女をパーソナル・トレーナーとして雇っている。 韓国で美人アジュンマ(おばさん)といえば、かつて2000年代に韓国でブレークし、07年には日本にも進出して“モムチャン・アジュンマ”(ナイスボディのおばさん)の愛称で一躍有名になったチョン・ダヨンを連想するが、そのチョン・ダヨンを隅に追いやってしまうほど、“オンチャン教授”は美熟女フェロモンを放っている。
ちなみにチョン・ダヨンは、日本で60万部を突破した『モムチャンダイエット プレミアム』(扶桑社)をはじめ数々の著書がベストセラーとなり、DVDはもちろん、家庭用テレビゲームWiiのソフトも発売されたほど。「韓国はもちろん、日本、中国、香港、台湾などの海外で稼いだ額を含めると、今までの総売り上げは1,000億ウォン(約100億円)くらいになる」と明かしたこともあった。そんな元祖韓流美熟女トレーナーのような“二匹目のドジョウ”を狙って、“オンチャン教授”も近い将来、日本に進出してくるかもれしれない。 美熟女ブーム真っ盛りの日本だけに、韓流美熟女もブレーク必至か!?
今度は便器が爆発!? 女性が下半身大ケガも、原因は「ハイヒールで便器の縁に立ったから?」
中国の複数のメディアによると、湖北省の赤壁(三国志に出てくる、あの赤壁である)のカラオケ店でトイレの便器が爆発し、中にいた女性(30歳)が大ケガをしたという。 女性の話によると、友人たちとカラオケ店に入り、トイレで便器に座ったところ、いきなり大きな音とともに便器が爆発。床に投げ出され、下半身を負傷して大出血。音に気づいた友人たちによって病院へと運ばれたという。病院に運ばれた女性の様子を伝えるテレビニュース
医師の話によると、下半身の傷口は深さ7センチにも達しており、十二指腸にまでダメージが及んでいるかもしれないと心配されたが、検査の結果、幸いにも傷は十二指腸をわずかにまぬがれていたという。 これまでも中国では、成長促進剤を注入されたスイカが爆発したり、不良品の充電池が爆発したりと、さまざまなものが爆発している“実績”があるが、それにしても、便器が爆発というのはどういうことなのか? マスコミの取材に対し、カラオケ店の責任者は「もし爆発していたら、便器は粉々になるはず。でも実際は、便器は割れたようになっていた」と、爆発説を否定。「おそらく女性がハイヒールで便器の縁に乗ってしゃがんだため、便器がその重さに耐えられなくなって割れたのではないか」と語っている。 写真を見る限り、問題の便器は洋式のように見えるが、いったいどういう状態だったのだろうか?“爆発”後のトイレの様子。確かに、便器は爆発したというより壊れたように見える
中国の中都市に在住経験のある日本人駐在員は、こう説明する。 「中国では、便座が汚いからという理由で、便器の縁に両足を乗せて、和式便所のようにしゃがんで用を足す人も多い。また、そもそも便座が壊れていて仕方なくというケースもある。さらに、田舎では洋式便器にまだ慣れていない人も多いため、やはり便座に座らない人が多いんです。ここまでの大事故は聞いたことがありませんが、便座から足がはずれ、自らの汚物が溜まった便器内に落下したなどという惨事は、わりとよく聞く話です」 一方、被害女性は「あれは絶対に爆発よ」と、否定している。ただ、本当に爆発したとなれば、壊れた便器に燃焼した跡が残り、下半身に多少なりともヤケドを負うはずだが、それについて報道では触れられていない。女性の名誉のためには、この一件は迷宮入りとしたほうがよさそうだが……。 (取材・文=佐久間賢三)修理後の便器。便器の縁に立っただけで壊れるというのも、さすがに“中国スタンダード”を感じさせるが……




















