ユネスコ世界遺産登録阻止運動の一環!? 産経新聞が韓国映画『軍艦島』にイチャモン!

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 今年7月に公開を控えている韓国映画『軍艦島』が、早くも話題だ。  同作は、軍艦島こと端島に強制徴用された朝鮮人たちが命をかけて脱出を試みるストーリーで、ソン・ジュンギ、ファン・ジョンミン、ソ・ジソブ といった豪華キャストが名を連ねている。    1月下旬に公開された予告編には「ここの出来事を記憶する朝鮮人たちは一人たりとも残してはいけない」という日本語とともに、脱出しようともがく登場人物たちの姿が映し出されていた。ネット民からは「本当に楽しみ。絶対に見るよ」「予告編だけで涙が出る」「全国民必見だ」という声が寄せられ、興行成績にも期待が高まっている。  しかし、たった1分10秒の予告編が、またもや日韓を対立させてしまったようだ。  産経新聞(2月8日付)は、『軍艦島』の予告編を紹介しながら、「『明治日本の産業革命遺産』が2015年7月にユネスコ世界文化遺産として登録が決まったことに対し、韓国は官民を挙げ て阻止に働いた。映画は、その運動の一環」と報道。  これに対し、韓国メディアは「日本メディア、公開もしていない映画を批判」(京郷新聞)、「日本産経、“映画『軍艦島』はウソ”…地獄島じゃなかったと煽り立てる」(SBSニュース)、「監督のリュ・スンワン、“『軍艦島』は事実を基に製作…産経の報道は残念”」(OSEN)といった見出しの記事で反論している。  SNSでも「図々しいにもほどがある」「このままだと、韓国を植民地支配した事実も否定しそう」「ここまで言われると、絶対見て観客数を増やしたい」といった、日本メディアに批判的なコメントが目立つ状況だ。  それにしてもここ数年、韓国では反日感情を煽るような映画が増えている。14年には日本水軍と戦う韓国の歴史的英雄・李舜臣の姿を描く『鳴梁(ミョンリャン)』が観客動員数1760万人を記録し、歴代観客動員数1位を記録。15年には、日本統治時代を生きた文豪・尹東柱の一生を描いた『東柱』や、従軍慰安婦をテーマにした『帰郷』などが大きな話題を呼んだ。今年も、前出の『軍艦島』を含めて4作の反日映画が公開を控えている  日韓関係のさらなる冷え込みを招きそうな『軍艦島』だが、果たして……。 (文=S-KOREA) ●参考記事 政治と文化は“別腹”か。『君の名は。』だけじゃない韓国の日本コンテンツ人気 (http://s-korea.jp/archives/13264?zo) 半年遅れの『ポケモンGO』でも日本コンテンツに熱狂せざるを得ない韓国の事情 (http://s-korea.jp/archives/13043?zo

ユネスコ世界遺産登録阻止運動の一環!? 産経新聞が韓国映画『軍艦島』にイチャモン!

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 今年7月に公開を控えている韓国映画『軍艦島』が、早くも話題だ。  同作は、軍艦島こと端島に強制徴用された朝鮮人たちが命をかけて脱出を試みるストーリーで、ソン・ジュンギ、ファン・ジョンミン、ソ・ジソブ といった豪華キャストが名を連ねている。    1月下旬に公開された予告編には「ここの出来事を記憶する朝鮮人たちは一人たりとも残してはいけない」という日本語とともに、脱出しようともがく登場人物たちの姿が映し出されていた。ネット民からは「本当に楽しみ。絶対に見るよ」「予告編だけで涙が出る」「全国民必見だ」という声が寄せられ、興行成績にも期待が高まっている。  しかし、たった1分10秒の予告編が、またもや日韓を対立させてしまったようだ。  産経新聞(2月8日付)は、『軍艦島』の予告編を紹介しながら、「『明治日本の産業革命遺産』が2015年7月にユネスコ世界文化遺産として登録が決まったことに対し、韓国は官民を挙げ て阻止に働いた。映画は、その運動の一環」と報道。  これに対し、韓国メディアは「日本メディア、公開もしていない映画を批判」(京郷新聞)、「日本産経、“映画『軍艦島』はウソ”…地獄島じゃなかったと煽り立てる」(SBSニュース)、「監督のリュ・スンワン、“『軍艦島』は事実を基に製作…産経の報道は残念”」(OSEN)といった見出しの記事で反論している。  SNSでも「図々しいにもほどがある」「このままだと、韓国を植民地支配した事実も否定しそう」「ここまで言われると、絶対見て観客数を増やしたい」といった、日本メディアに批判的なコメントが目立つ状況だ。  それにしてもここ数年、韓国では反日感情を煽るような映画が増えている。14年には日本水軍と戦う韓国の歴史的英雄・李舜臣の姿を描く『鳴梁(ミョンリャン)』が観客動員数1760万人を記録し、歴代観客動員数1位を記録。15年には、日本統治時代を生きた文豪・尹東柱の一生を描いた『東柱』や、従軍慰安婦をテーマにした『帰郷』などが大きな話題を呼んだ。今年も、前出の『軍艦島』を含めて4作の反日映画が公開を控えている  日韓関係のさらなる冷え込みを招きそうな『軍艦島』だが、果たして……。 (文=S-KOREA) ●参考記事 政治と文化は“別腹”か。『君の名は。』だけじゃない韓国の日本コンテンツ人気 (http://s-korea.jp/archives/13264?zo) 半年遅れの『ポケモンGO』でも日本コンテンツに熱狂せざるを得ない韓国の事情 (http://s-korea.jp/archives/13043?zo

廃墟から産業遺産へ──未来へ受け継がれていく炭鉱の記憶『未来世紀軍艦島』

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『未来世紀 軍艦島』(ミリオン出版)
 廃墟が静かなブーム、なんて話も今はむかし。廃墟ファンも、そうでない人も、軍艦島といえばすっかりおなじみのスポット。廃墟界のスーパースターだ。2009年の立ち入り制限解禁以来、多くの上陸ツアーが組まれるなど、その人気はもはや静かなブームといえないほどの盛況ぶりを見せている。今年1月、政府はユネスコに同島の世界遺産登録に向けて推薦書を提出。先日、富岡製糸場が世界遺産に暫定登録されたことで、「軍艦島も世界遺産に」という機運が高まってきている。「秘境・軍艦島」から「世界遺産 端島(軍艦島)」となる日も、そう遠い未来のことではないかもしれない。  先人たちの生きた記憶は、興隆期の形を留め、未来へと受け継がれていく。『未来世紀軍艦島』(ミリオン出版)は、フリーカメラマンの酒井透氏が撮った軍艦島の写真集だ。全160ページに収められた写真は100点余り。青い海に浮かぶ島の外観は軍艦そのもの、工場の遺構はハードボイルドな雰囲気を漂わせ、住居跡は不思議ともの悲しい。大判サイズで観る遺構写真は圧倒的迫力に満ちている。巻末には島内地図や各写真の詳細な説明が掲載され、この一冊であたかも島内を巡っているような気分に誘われる。  端島(はしじま)は、長崎港から南西約18kmにある無人島で、明治初頭から1974年の閉山まで、海底炭鉱の掘削および製炭の拠点として大いに賑わい、日本の近代化を支えてきた。軍艦島の通称は、島の外観が軍艦に似ていることに由来する。1960年(昭和35年)の最盛期には5000人を超える人々が起居し、世界一の人口密度を誇った。  遺構には、人々が暮らした息吹が今も息づいている。  夜明け間近の鉱業所跡。幾重にも並んだベルトコンベアの支柱が稼働していたころ、活況は如何ばかりであったろうか。 dsaadf.jpg  荒れ果てた民家のふすまには「金魚とことりをおねがいします えさは少しでいい」その家の子どもが、残してきた金魚を案じて書いたのだろうか。脇には金魚と小鳥のイラストが添えられ、涙を誘う。 dfsakhfw.jpg  島唯一の寺院・泉福寺跡。屋根も外壁も破壊されているが、地蔵が海を望み、今も全島を守り続けている。 fwqrfwqfqwrwf.jpg ――足しげく通い、レンズを向けているうちに、そこに立ち現われてくるものがあった。様々なものが、まるで固有の表情を見せ始めたようにも感じられ、それはあたかも遺構や建物が命を吹き返してくるようだった。(本文あとがきより)  遺構は過去のものであるが、今を生きる私たちに、当時より熱く活気を伝え、より新鮮な感動を持って、ありし日を思い起こさせてくれる。忙しくて現地まで行けない人も、この『未来世紀軍艦島』が手元にあれば、居ながらにして軍艦島の息遣いを感じることができるだろう。 (文=平野遼)

『進撃の巨人』の撮影の影響が心配される、軍艦島の現状

「池島編」はこちら 140525_hashima07.JPG  池島に上陸して1泊した翌朝、軍艦島コンシェルジュのかっこいい船で軍艦島(端島)へ向かう。軍艦島周辺の荒波でちょっと船酔いしてしまい、クラクラしながら上陸した。 140525_hashima01.JPG 140525_hashima02.JPG  原則、端島の内部は立入禁止で、長崎市の特別な許可と専門ガイドの案内が必要である。今回はイラストレーターや漫画家などクリエイター集団の取材旅行ということで、作品制作のために特別に許可をもらい、島のあらゆる建物を案内していただいた(普段は、一般観光客用の安全なコースでのみ見学可能)。  せっかくの上陸なのに、船酔いで寝ていては仕方がない。しかし、眼前に広がる光景に、気持ち悪いのなんてすぐに吹っ飛んでしまった。 140525_hashima03.JPG  ボロボロに劣化したビルが密接した間隔で、ズラリと並ぶ。SF映画などではよく見る光景だが、リアルはやっぱり迫力が違う。  ベランダは激しく壊れてガラスはとうの昔になくなっているし、壁は剥がれて鉄骨が丸見えになっている。足元には、破壊されたコンクリートや木材がバラバラと転がっている。そんな風景の中を歩いているだけで、ワクワクと興奮してくる。 140525_hashima05.JPG
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 昔、映画館だったという建物は、堤防を越えて打ち寄せた波に破壊されて、跡形もなかった。当時は最新の映画を毎日上映した、軍艦島一番の娯楽スポットだったそうだ。  島の内部では、植物が建物を蹂躙しながら成長している。ビルとビルの間の狭い空間には、観賞用の樹がコンクリートを破って根を張り、葉を広げている。その光景はカンボジア王国のアンコール遺跡にも似ていて、ジーンと感動した。鳥が運んだのだろうか、植物は建物の内部でも成長している。部屋の真ん中にニョキッとサボテンが生えていて、ドキッとした。 140525_hashima07.JPG 140525_hashima08.JPG  軍艦島は島中のすべてが廃墟だけれど、昔は大勢の人が住んでいた。世界でも有数の人口密集地帯だった。廃墟を歩いていると、過去の生活の残滓が見えてくる気がする。 140525_hashima12.JPG  映画『007スカイフォール』のモデルにもなった、巨大な廃墟ビルがある。パッと見は、恐ろしい雰囲気だ。でも、草がボウボウに生えているので見えないけれど、中庭の部分には子ども向けの遊具がある。もともとは家族が住むアパートで、自宅の前で子どもたちを遊ばせていたのだ。ご飯時には、ビルの窓から 「ご飯だよ!!」 と子どもを呼ぶ声が止まなかったという。  看護婦の寮と若者男性専門寮は隣り合って建っている。見張りの人が帰った後は、互いに懐中電灯で合図を送ったり、ひっそり逢瀬を重ねたりと、楽しい青春があったという。  しかし、その寮の隣にあるのは、隔離病棟。軍艦島は密閉空間であるため、一度伝染病がはやってしまうと、なかなか収まらなかったという。そのため、その人たちを隔離するための病棟も設けられていたのだ。  また、当時は、炭鉱の事故で亡くなる人もたくさんいたという。病院跡には、大量の点滴瓶や錆びついた医療道具が大量に転がっていて、背筋がゾクッとなった。  それから、木材で作られた頑強な座敷牢も残っていた。石炭掘りには気の荒い人間も多く、ケンカは絶えなかった。警察に頼らずに、解決することも多かったそうだ。明るい生活だけではなく、こうした負の一面も垣間見えるところも、軍艦島の面白いところだろう。  それから、見晴らしのいいビルの屋上に出た。島が見渡せるこの場所には、神社が建っている。バラバラに壊れているが、かろうじて社は残っていた。壁の柱には十字架が刻まれていて、これは職人さんがカトリックの信者だったからだそうだ。 140525_hashima09.JPG  屋上から見える光景は、めまいがするほどかっこよかった。そこには植物が育ち、まるでジャングルのような光景だ。もともと、ビルの屋上は、野菜の菜園にしていた。その畑に草木が根付いたのだろう。 140525_hashima15.JPG 140525_hashima16.JPG  最後に学校跡の施設に移動する。学校は窓がとても大きく設置されていた。これは、ビルの密集度が高すぎてあまり日光を浴びることができない子どもたちへの、せめてもの配慮だという。  幼稚園は屋上にあって、滑り台やプールなどが設置されているのだが、エレベーターのない時代に子どもが屋上まで毎日登るのは大変だったろうなあ……とちょっと同情する。  そうそう、学校の中も廃墟なのだが、とても残念なモノを発見してしまった。落書きである。当時の人が残した落書きではない。最近書かれたものだ。中には赤いペンキで大学名が書かれている物や、アーティストぶった絵画などもある。  こういうところに落書きするタイプ人には、そもそも何を言っても無駄かもしれないけれど、恥を知ってほしい。落書きするなら、ぜひ自分の部屋の壁に書いていてもらいたい! と強く思った。 140525_hashima17.JPG  その後、十二分に廃墟を堪能して外に出て、学校の周りを回ってみる。学校の足元を見て、目玉が飛び出そうになってしまった。  海の侵食によって、基礎部分がごっそり削られている。むき出しになった支柱もコンクリは砕け、鉄骨はサビだらけ……。正直、いつ倒壊してもおかしくない状況である。ヒザがガクガクっとなった。  そう、軍艦島は、ここでしか見られない素晴らしい風景を堪能することができる場所だが、崩壊寸前の島であることも事実である。島を訪れる際は、あくまで自己責任で、調子に乗ってはしゃいだりしないようにしましょうね! (取材・文=村田らむ) ●むらた・らむ 1972年、愛知県生まれ。ルポライター、イラストレーター。ホームレス、新興宗教、犯罪などをテーマに、潜入取材や体験取材によるルポルタージュを数多く発表する。『裏仕事師 儲けのからくり』(12年、三才ブックス)『ホームレス大博覧会』(13年、鹿砦社)などがある。近著に、マンガ家の北上諭志との共著『デビルズ・ダンディ・ドッグス』(太田出版)、『ゴミ屋敷奮闘記』(鹿砦社)。 ★公式ブログ<http://ameblo.jp/rumrumrumrum/> <軍艦島コンシェルジュ> http://www.gunkanjima-concierge.com/

九州で一番最後まで操業していた炭鉱・池島に上陸! 目の前に広がる“スチームパンク”な世界とは?

140525_ikeshima16.JPG  昨年、今話題の軍艦島のツアーに誘われた。イラストレーターや漫画家など、クリエイターの集団で見学に行く取材旅行だ。  待ち合わせ場所は、長崎県の佐世保。港で船に乗り、まずは池島に向かう。  勉強が足りない僕は、池島という場所のことをまったく知らなかった。正直、船に乗るまで、軍艦島に行くための中継場所なのだろう……くらいに思っていたのだ。  しかし池島も、軍艦島と同じく炭鉱の島として栄えた場所なのだ。軍艦島は1974年に閉山しているが、池島は2001年まで操業しており、九州では一番最後まで操業していた炭鉱だ。  上空からの写真を見ると、島の名前の由来ともなっている大きな池がある。もともとは本当の池だったが、今は海につなげられて、港になっている。  しばらく船に揺られていると、その港が見えてきた。そこには、船に石炭を積み込むための重機が置かれている。普段あまり見ない、巨大なサイズの重機に心が踊る。  上陸すると早速、すでに使われていない巨大な建築物が目に入ってきた。島の電力を補っていた火力発電所、炭を運ぶベルトを巻き上げる巨大な巻き上げ機……などなどである。 140525_ikeshima10.JPG 140525_ikeshima15.JPG  赤黒いサビを出す巨大な鉄の固まり。男なら誰もが、 「かっこいいぜ~!!」 としびれてしまう建物群なのだ。 140525_ikeshima09.JPG 140525_ikeshima08.JPG  島の内部には、炭鉱で働いていた人たちが住んでいたマンションが並んでいる。本州にある廃墟はすぐにバカが入り込んで落書きしたり窓を割ったりしてしまうが、島という環境のため、どの建物もとてもキレイな状態だ。  とはいえ、人が住まなくなって何年もたつ建物である。全面にツタが覆っているビルもあるし、生い茂った雑草の中に打ち捨てられた車が転がっていたりする。ウィル・スミスが地球でたったひとり生き残る映画『アイ・アム・レジェンド』を思い出した。歩いているとふと、自分が映画の中を歩いているのではないかと勘違いしてしまう。 140525_ikeshima11.JPG  大小すべてのアパートの横にはもれなく、白いパイプが走っている。ところどころ劣化で壊れてしまっているが、もともと何をするものだったのかを聞くと、温かい蒸気を送るパイプだったという。暖房、浴場などは、それでまかなえたそうだ。まさに“スチームパンク”な島だったのだ。 140525_ikeshima07.JPG  池島では、炭鉱の管理会社と協力し、2011年10月から坑内見学ツアーを開始した。僕達も採掘場などを見学させていただいた。  池島は、世界でも最先端の採掘技術を誇っていた炭鉱である。閉山後も外国の技術者の育成などをしていたため、設備はほぼ現役の状態で残っている。  炭鉱の坑内までは、小さな専用トロッコ電車で移動する。坑内には今もさまざまな機械が置かれ、配線やパイプが天井を走っている。 140525_ikeshima13.JPG 140525_ikeshima04.JPG 140525_ikeshima05.JPG 140525_ikeshima03.JPG  採掘が行われていた時代、そのままの状態で見られる。また、当時の採掘の様子を、当時働いていた人から聞くことも可能だ。これは非常に貴重な体験だった。  ちなみに池島へは、佐世保から大人1,860円の運賃で渡ることが可能。九州に住んでいる人なら、簡単に来られるだろう。  ただ、島にはひとつしか宿泊施設がないし、食事処なども数が限られている。少々不便さを感じるかもしれない。とはいえ、立ち並ぶ廃墟、巨大建設群、炭鉱跡……と圧巻の風景はぜひ一度見ていただきたい。  言うまでもないことだが、島には現在も住んでいる人たちが200人以上いらっしゃる。迷惑にならないよう、非常識な行動は取らないように心がけほしい。 (「端島編」に続く/取材・文=村田らむ) ●むらた・らむ 1972年、愛知県生まれ。ルポライター、イラストレーター。ホームレス、新興宗教、犯罪などをテーマに、潜入取材や体験取材によるルポルタージュを数多く発表する。『裏仕事師 儲けのからくり』(12年、三才ブックス)『ホームレス大博覧会』(13年、鹿砦社)などがある。近著に、マンガ家の北上諭志との共著『デビルズ・ダンディ・ドッグス』(太田出版)、『ゴミ屋敷奮闘記』(鹿砦社)。 ★公式ブログ<http://ameblo.jp/rumrumrumrum/> <ようこそ炭鉱体験「池島」へ> http://ikeshima.info/