日本人は、何かと卒業したがりだ。 学校の卒業はともかくとして、暴走族、番組、アイドルグループ、この支配からの……などなど、いろんなものから卒業していく。 何かに関するオタクを辞めることを「オタ卒」なんて言ったりもする。卒業とはいうものの、「もう○○歳だし、オタクやってる年でもないよな」的な意味合いのほうが強い言葉だといえるだろう。 まあ、何をやる上でも「年齢」っちゅうのは判断基準のひとつとなるもんで、「だいたい○○歳くらいまでには、こういうことをやるのは辞めましょうね」的な暗黙の了解というのは世の中にたくさん存在する。 ただ、インターネットが一般に普及して以降、さまざまなジャンルにおいて「もう○○歳だし」というハードルが、かなり低くなっているのではないだろうか。 だって、ネットの世界を見渡せば「いい年こいて」なことを、キーポン○○な精神でずーっとやり続けているスゴイ先達がいっぱいいるのがわかっちゃうんだもん。 そんな感じで、かつては「いい年こいて」と言われていたようなジャンルにも、いい年こいた人たちがわんさか残っていて、エイジレス状態となっているのだ。 ■中年アイドルオタクって、迫害されてる? で、この本『中年がアイドルオタクでなぜ悪い!』(ワニブックス)だ(コレのレビュー記事を頼まれていたんだった!)。 プロレスファンならば「週刊プロレス」(ベースボール・マガジン社)の、アイドル好きならば、ももクロの公式記者としておなじみのライター・小島和宏さんの新刊。 ボクも、ももクロ好きとして小島さんの記事はしょっちゅう読んでいたので、小島さんの語る中年アイドルオタク論とはどんなものかと期待していたのだが……。すみません、正直あんまピンとこなかったっす。 本書の中では、 ・中年アイドルオタクは冷たい目線にさらされている ・世間の理解がまったく進んでいない ・「恥じらい」や「うしろめたさ」を抱いていたほうがアイドルを楽しめる というのが前提としてあり、そのアンチテーゼとして『中年がアイドルオタクでなぜ悪い!』となっていくのだが、本当に中年アイドルオタクって、そんなに冷たい目線にさらされているだろうか? もちろん、中年アイドルオタクに対して「キモイ!」「大人げない!」「ロリコン!」という偏見全開で接してくる人も少なくない……というか、結構多いとは思う。 でもそれが、ハロウィンにドンキで買ったコスプレを着て渋谷を闊歩するヤングたちに向けられる「ウザイ!」「邪魔!」「頭悪そう!」「どーせこれからセックスするんだろ!? ハロウィンでもクリスマスでも、なんでもいーんじゃねーか!」という偏見と、どっちが多いかといえば、まあ同じようなもんなんじゃないだろうか? 取り立てて中年アイドルオタクが迫害されているわけでもなく、価値観が多様化しまくって小さなジャンルの村社会が大量に作られた結果、なにかっちゅうと村人同士が石を投げ合っているのが現代なのだ。 アイドル界隈だけでいっても、中年アイドルオタクはピンチケ(AKB48劇場で販売される中高生向けのチケットのこと。転じて、マナーを守らない若者を揶揄する言葉として使われる)をバカにしがちだし、モノノフ(ももクロのファン)はCDを大量買いするAKBオタクをバカにしがち。かと思えば、他のアイドルグループのファンは、やたらとももクロだけを神聖視するモノノフをウザがったり……。 もちろん、アイドルとかにまったく興味のないリア充は、そんなオタクたちをひとまとめにして「キモイ!」と思っているし、オタクのほうはオタクのほうで、Facebookでステキな飲み会写真ばっかりアップしているリア充をバカにしまくっていることだろう。 以前、アニメオタクの友人と話している時に、 「アイドルオタクはバカだ。いくらCD買ったってアイドル自身には金なんか入らないで、秋元康みたいなおっさんが儲かるだけだろ?」 「だったらオメーの買ってる美少女フィギュアも、作ってるおっさんに金入るだけだろーが!」 みたいな不毛極まりない議論となり、つかみ合いになりそうになったが、もうね……オタクもリア充もヤンキーも意識高い系も、人間は理解し合えないと考えたほうがいい。 こんな時代なんだから、村の外の人たちの目線を気にしても仕方がないのだ(「清潔感」とか、最低限のラインは守りたいところだが)。 学校や会社で、周囲から冷たい目で見られたとしても、気持ちの通じ合える仲間はネットや現場でいくらでも探せるし、もちろん「いい年こいて……」という世間の目を気にしてオタ卒する必要もない。 『中年がアイドルオタクでなぜ悪い!』……と、最終的なところで小島さんと意見が一致するんだけど。 ■アイドル記者奮戦記として読もう 『中年がアイドルオタクでなぜ悪い!』の帯には「アイドルを追いかけることは大人の立派な“たしなみ”である!」とのキャッチフレーズが書かれているが、同時期に発売された、大森望さんの『50代からのアイドル入門』(本の雑誌社)の帯にも「アイドルは大人のたしなみだ!」との文字があるのも興味深い。 まあ「中年がアイドルを追いかけるなんてキモイ!」という声に対しての理論武装として「大人のたしなみだ!」なんだろう。 小島さんも大森さんも、ボクのひとまわりぐらい上の世代の方たちなのだが、「上の人たちって、周りの目をいろいろ気にして大変そうだなぁ~……」と思ってしまう。 「大人のたしなみだ!」なんて強がらなくても、周りが何と言おうと「ボクは好きだから好きなんだもーん!」でよくない? ……ほら、理解し合えないでしょ? ちなみに本書は、中年アイドルオタク論うんぬんは置いといて、ももクロをはじめとしたアイドルに密着取材してきた、アイドル記者である小島さんの奮闘記として読めばすごく面白いよ。 (文=北村ヂン)『中年がアイドルオタクでなぜ悪い!』(ワニブックス)
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中年アイドルオタは本当に迫害されているのか?『中年がアイドルオタクでなぜ悪い!』
日本人は、何かと卒業したがりだ。 学校の卒業はともかくとして、暴走族、番組、アイドルグループ、この支配からの……などなど、いろんなものから卒業していく。 何かに関するオタクを辞めることを「オタ卒」なんて言ったりもする。卒業とはいうものの、「もう○○歳だし、オタクやってる年でもないよな」的な意味合いのほうが強い言葉だといえるだろう。 まあ、何をやる上でも「年齢」っちゅうのは判断基準のひとつとなるもんで、「だいたい○○歳くらいまでには、こういうことをやるのは辞めましょうね」的な暗黙の了解というのは世の中にたくさん存在する。 ただ、インターネットが一般に普及して以降、さまざまなジャンルにおいて「もう○○歳だし」というハードルが、かなり低くなっているのではないだろうか。 だって、ネットの世界を見渡せば「いい年こいて」なことを、キーポン○○な精神でずーっとやり続けているスゴイ先達がいっぱいいるのがわかっちゃうんだもん。 そんな感じで、かつては「いい年こいて」と言われていたようなジャンルにも、いい年こいた人たちがわんさか残っていて、エイジレス状態となっているのだ。 ■中年アイドルオタクって、迫害されてる? で、この本『中年がアイドルオタクでなぜ悪い!』(ワニブックス)だ(コレのレビュー記事を頼まれていたんだった!)。 プロレスファンならば「週刊プロレス」(ベースボール・マガジン社)の、アイドル好きならば、ももクロの公式記者としておなじみのライター・小島和宏さんの新刊。 ボクも、ももクロ好きとして小島さんの記事はしょっちゅう読んでいたので、小島さんの語る中年アイドルオタク論とはどんなものかと期待していたのだが……。すみません、正直あんまピンとこなかったっす。 本書の中では、 ・中年アイドルオタクは冷たい目線にさらされている ・世間の理解がまったく進んでいない ・「恥じらい」や「うしろめたさ」を抱いていたほうがアイドルを楽しめる というのが前提としてあり、そのアンチテーゼとして『中年がアイドルオタクでなぜ悪い!』となっていくのだが、本当に中年アイドルオタクって、そんなに冷たい目線にさらされているだろうか? もちろん、中年アイドルオタクに対して「キモイ!」「大人げない!」「ロリコン!」という偏見全開で接してくる人も少なくない……というか、結構多いとは思う。 でもそれが、ハロウィンにドンキで買ったコスプレを着て渋谷を闊歩するヤングたちに向けられる「ウザイ!」「邪魔!」「頭悪そう!」「どーせこれからセックスするんだろ!? ハロウィンでもクリスマスでも、なんでもいーんじゃねーか!」という偏見と、どっちが多いかといえば、まあ同じようなもんなんじゃないだろうか? 取り立てて中年アイドルオタクが迫害されているわけでもなく、価値観が多様化しまくって小さなジャンルの村社会が大量に作られた結果、なにかっちゅうと村人同士が石を投げ合っているのが現代なのだ。 アイドル界隈だけでいっても、中年アイドルオタクはピンチケ(AKB48劇場で販売される中高生向けのチケットのこと。転じて、マナーを守らない若者を揶揄する言葉として使われる)をバカにしがちだし、モノノフ(ももクロのファン)はCDを大量買いするAKBオタクをバカにしがち。かと思えば、他のアイドルグループのファンは、やたらとももクロだけを神聖視するモノノフをウザがったり……。 もちろん、アイドルとかにまったく興味のないリア充は、そんなオタクたちをひとまとめにして「キモイ!」と思っているし、オタクのほうはオタクのほうで、Facebookでステキな飲み会写真ばっかりアップしているリア充をバカにしまくっていることだろう。 以前、アニメオタクの友人と話している時に、 「アイドルオタクはバカだ。いくらCD買ったってアイドル自身には金なんか入らないで、秋元康みたいなおっさんが儲かるだけだろ?」 「だったらオメーの買ってる美少女フィギュアも、作ってるおっさんに金入るだけだろーが!」 みたいな不毛極まりない議論となり、つかみ合いになりそうになったが、もうね……オタクもリア充もヤンキーも意識高い系も、人間は理解し合えないと考えたほうがいい。 こんな時代なんだから、村の外の人たちの目線を気にしても仕方がないのだ(「清潔感」とか、最低限のラインは守りたいところだが)。 学校や会社で、周囲から冷たい目で見られたとしても、気持ちの通じ合える仲間はネットや現場でいくらでも探せるし、もちろん「いい年こいて……」という世間の目を気にしてオタ卒する必要もない。 『中年がアイドルオタクでなぜ悪い!』……と、最終的なところで小島さんと意見が一致するんだけど。 ■アイドル記者奮戦記として読もう 『中年がアイドルオタクでなぜ悪い!』の帯には「アイドルを追いかけることは大人の立派な“たしなみ”である!」とのキャッチフレーズが書かれているが、同時期に発売された、大森望さんの『50代からのアイドル入門』(本の雑誌社)の帯にも「アイドルは大人のたしなみだ!」との文字があるのも興味深い。 まあ「中年がアイドルを追いかけるなんてキモイ!」という声に対しての理論武装として「大人のたしなみだ!」なんだろう。 小島さんも大森さんも、ボクのひとまわりぐらい上の世代の方たちなのだが、「上の人たちって、周りの目をいろいろ気にして大変そうだなぁ~……」と思ってしまう。 「大人のたしなみだ!」なんて強がらなくても、周りが何と言おうと「ボクは好きだから好きなんだもーん!」でよくない? ……ほら、理解し合えないでしょ? ちなみに本書は、中年アイドルオタク論うんぬんは置いといて、ももクロをはじめとしたアイドルに密着取材してきた、アイドル記者である小島さんの奮闘記として読めばすごく面白いよ。 (文=北村ヂン)『中年がアイドルオタクでなぜ悪い!』(ワニブックス)
miwaがももクロとヒャダインの橋渡し役に? アイドル全盛時代を生き抜く、新しいスタイルを確立か
女性アーティストとしては初となる、日本武道館での2日間連日アコースティックギター弾き語りライブ「miwa live at 武道館 ~acoguissimo~」を今年3月に成功させ、そのライブDVDが今月30日にリリースされる歌手のmiwa。そんな彼女が、確執がウワサされていたももいろクローバーZと音楽プロデューサー・ヒャダインの仲を取り持ったのではないかと、ネット上でささやかれている。 「ヒャダインといえば、『行くぜっ!怪盗少女』(ユニバーサルJ)をはじめ、初期のももクロの代表曲を多数手掛け、ももクロブレークのきっかけを作ったといっても過言ではない、売れっ子音楽プロデューサー。ですが、2013年に発売された2ndアルバム『5TH DIMENSION』(キングレコード)に収録されている『灰とダイヤモンド』を最後に楽曲提供を行っていないことや、そのアルバムに対して批判的なコメントをツイートするなど、ももクロとの確執がウワサされていました。しかし、7月に開催された『ももいろクローバーZ 桃神祭2015 エコパスタジアム大会』に出演したことで、和解が成立したことをファンに印象付けました」(音楽関係者) 今月4日、ヒャダインは自身のラジオ番組『ヒャダインのガルポプ!』(NHK-FM)にmiwaをゲストに迎え、ライブの感想やももクロについて熱く語り合うなどしたことから、ももクロファンの間では、「ももクロとヒャダインの仲直りのきっかけを作ったのはmiwaなのでは?」という臆測も広がっているようだが……。 「miwaはももクロファンを公言し、ライブでは“miwaクロ”なるコラボユニットを組むこともしばしば。8月に行われた『GIRLS’ FACTORY 2015』では、miwaクロでの出番を終えた後、モノノフになってサイリウムを振って踊っていたようです。そんなももクロ愛あふるmiwaだけに、ヒャダインとの仲直りに一役買った可能性はあるかもしれません」(同) 真相のほどはわからないが、miwaがももクロファンからも愛されていることは間違いない。アコースティックギター1本で弾き語るライブを成功させる一方で、アイドルとのコラボもこなすmiwaは、アイドル全盛期といわれる今の音楽シーンを生き残っていく新たなモデルだといえよう。『360°』(SMR)
とんねるず番組でモザイク、『PON!』生放送でケガ人、ももクロにお漏らし疑惑……放送事故多発中!
ベテランデスクTと新米記者Hが、今週の芸能ニュースを振り返ります。
河本準一に謎のモザイク
デスクT 5日放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)見たんだけど、過去の映像が流れた時、次長課長・河本準一の顔に、ずっとモザイクがかかってたよ! また、なんかやらかしたの!? 記者H いいえ。どうやら、裏番組の『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)に出ていたからのようですよ。芸能界で“裏かぶり”はご法度ですから。 デスクT な~んだ。また、“生ポ”関係かと思ったよ。 記者H ネット上では、2012年の生活保護不正受給騒動(関連記事)以降、河本をよく思わない人も多いようで、「ずっとモザイクでいいよ」「モザイク外したら、チャンネル替える人が多いからでしょ?」なんて皮肉が飛び交っていますよ。 デスクT あ~らら。 記者H 昨年10月に、同番組で河本が「(番組で高級時計を)買った後に世間に叩かれたわ! しっかり代償払ったんだ……俺」と自虐ネタで笑いをとったほか、金持ちの妻と結婚したハライチ・澤部佑に「オマエ、保護してもらう可能性ないだろ」とツッコみ、笑いを誘った際にも、ネット上では「全然、反省してない」「許されたと思ってんの?」「テレビから消えてほしい」と炎上しましたからね。 デスクT ふ~ん。消えるといえばさあ、『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)で20年にわたり司会を務めた愛川欽也が、7日の放送で降板するんだって? なんか、地味にショックなんだけど。なんだろう、この気持ち……。 記者H 『アド街』は、7日の放送で1000回を迎えるそうで、愛川は80歳になったこともあり、区切りをつけるそうです。「これからは、好きなことをやっていきたい」という愛川は今後、自身が設立した東京・目黒区の小劇場「キンケロ・シアター」での舞台製作に力を入れていくそうです。 デスクT キンキンって、昨年7月に「世界最高齢の情報番組司会者」として、ギネス世界記録に認定されたばかりだよね。それで、ふと先を考えたのかな? 記者H Twitter上では、「キンキンの『おまっとさんでした』が聞けなくなる……」「キンキンを見る機会が減ってしまいそうで、寂しい」「カッコいい引き際だなあ」といった惜しむ声や、温かいコメントが寄せられています。 デスクT 愛されてるんだなあ。俺も、キンキンが大活躍する映画『トラック野郎』シリーズを見直すよ!
『PON!』でケガ人続出か
デスクT またテレビネタだけどさー、6日に生放送された『PON!』(日本テレビ系)で、10人以上のケガ人が出たんだって? 記者H 番組の公式発表では、「3人が軽い打撲」だそうですよ。この日は、Kis-My-Ft2の派生ユニット・舞祭組が日テレ前で新曲を披露。背後には、一目見ようと押しかけたファンがびっしり。歌が終盤に差し掛かると、興奮したファンが将棋倒しに。竹製の柵は無残にも壊され、女性たちが“応援ウチワ”を手にしたまま、花壇の上に幾重にも重なって倒れている光景が放送されました。 デスクT ひゃー。危ないよ。 記者H 現場にいた女性のTwitterによれば、この後、10人以上がケガの応急処置のためスタッフに連れていかれたとか。ネット上では、「ジャニヲタこえー!」「将棋倒し後も笑ってるのがいいね」「倒れても幸せそう」といった声が見受けられます。 デスクT アイドルといえばさあ、5日放送の『坂崎幸之助のももいろフォーク村NEXT』(フジテレビNEXT)で、ももいろクローバーZの緑担当・有安杏果が、生放送中に“震えて消える”事件があったんだって?平成舞祭組男|日本テレビより
記者H 番組オープニング、サプライズで誕生日を祝ってもらった有安は、涙を見せ、「もうちょっと堂々とできるように頑張ります」と抱負を語りました。しかし、この約10分後、つらそうな表情を浮かべ、目を泳がせてブルブルと震えた後、画面から走り去り、そこからしばらく画面上から消えてしまいました。 デスクT うんこかな? 記者H 有安は6日、ブログで「緊張の中で予定してた進行が変わったことに混乱してしまいました」と説明しています。しかし、ネット上ではこの場面だけが拡散され、「便じゃなくて、尿じゃない?」「この表情は、ゲロだろ」「腹の調子が悪いことくらい、誰でもあるよ。気にすることない」と、話題になっています。しかし、この場面以外でも有安は、1人だけ歌わなかったり、踊らなかったり、ほかのメンバーが歌ってる間に仏頂面だったりと、ずっと様子が変でした。 デスクT 俺もこないだ飲み会で、ちょこっとだけ漏らした時、ずっとそういう感じだったよ。 記者H アイドルと一緒にしないでください!
KISSコラボで2位発進も……ももクロCD“3枚でライブ応募抽選権”商法の波紋
アイドルグループ・ももいろクローバーZと米ロックバンド・KISSによるコラボレーションシングル「夢の浮世に咲いてみな」が初週5.8万枚を売り上げ、9日付オリコン週間シングルランキング2位に初登場した。洋楽アーティストとのコラボシングルのベスト3入りは、俳優・反町隆史の歌手デビュー曲で、米ロックバンド・ボン・ジョヴィのリッチー・サンボラとコラボした「Forever」が97年に3位にランクインして以来のこと。ももクロのシングルベスト10入りは、通算16作目となる。 「これまでにも、ももクロはレディー・ガガ公演のオープニング・アクトを務めたり、氣志團や神聖かまってちゃんなどロックバンドとの“対バン”、ヘビーメタルの祭典『オズフェス』に出演したり、意表を突くコラボを次々に実現させてきました。今回のコラボは、ももクロ側からではなく、KISSのほうから打診してきたそうです。その意味では、ももクロの知名度もワールドワイドになってきたということでしょう。初登場2位と上々の滑り出しですが、一方で今回のシングルは“特典商法”だと、ファンの間でも賛否両論です」(音楽ライター) というのも、同シングルなど今年発売となるシングル3枚を買うと、購入者特典ライブの応募抽選権とライブ映像が当たるシステムを発表し、「CD複数売り商法だ」と物議を呼んでいるのだ。 「“3枚で抽選権”というシステムはAKBの握手券などとは違い、ハズれる可能性もあるので、より悪質だという声もあるほど。年度末へ向けて決算の数字を良くしたいレコード会社の思惑もあるのでしょうが、ももクロのCD売り上げが伸び悩んでいることも背景にあるのかもしれません。そもそも、これまで彼女たちがシングルで1位を取ったのは1曲しかないですからね。それに、今回のような奇をてらった展開もすでにお馴染みとなっていて、食傷気味のファンも多いようです」(同) モノノフで有名だった大リーグNYヤンキースの田中将大投手が、ファンをやめたことを示唆して話題になったが、一昨年あたりから“ももクロ飽きた”という言葉がバズワードになるなど、ファン離れが指摘されている。また、海外での人気や知名度も、世界ツアーを成功させたBABYMETALに取って代わられようとしている。ももクロにとって、今年は正念場といえそうだ。
「ライブ動員ランキング」女性アイドルは、ももクロが独走! AKB48はドーム“空席祭り”が仇に?
情報誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)が4日、アーティスト別の年間ライブ動員数ランキングを発表した。 トップは、31公演で105.3万人を動員したEXILE TRIBE。以下、BIGBANG(29公演、92.7万人)、嵐(18公演、89.4万人)、SMAP(19公演、83.8万人)、関ジャニ∞(16公演、78.2万人)と、男性グループが続く。 「トップ10には、上位には、EXILE系グループ、ジャニーズ、韓流グループのほか、福山雅治がランクイン。20位までには、ゆず、DREAMS COME TRUE、安室奈美恵、コブクロといった実力派アーティストが健闘している。CDチャートが“特典合戦”と化した今、ファン層の厚さを計る数字としては、こちらのほうが信用度は高そう」(音楽ライター) トップ10のうち、女性は9位のももいろクローバーZのみ。ももクロは今年、国立競技場、西武ドーム、日産スタジアム、さいたまスーパーアリーナといった大箱が目立ち、13公演で48.6万人を動員した。 一方、今年もミリオンセラーを連発したAKB48は、316公演で37万人を動員し、14位。CD売り上げではももクロを大きく上回るものの、動員数では10万人以上及ばなかった。 「AKB48は、昨夏に総動員数48万人という大規模ドームツアーを開催。しかし、福岡や札幌は7割ほどしか埋まらず、スポンサーにタダ券を大放出していた。これに懲りたのか、今年は全国ドームツアーは行わず、8月に東京ドーム3デイズを開催。しかし、1~2日目は3階スタンド席がガラガラ。アリーナ席も以前に比べ縮小し、潰した座席に置かれたカモフラージュ用の風船が話題となりました。御用メディアは、来場者数を『4万2,000人』と報じましたが、『さすがに盛りすぎ』との意見が相次いだ」(同) ライブ系アイドルとしての意地を見せつけた、ももクロ。“握手会アイドル”には、パフォーマンスで負けるわけにはいかないようだ。
E-girlsファン困惑!『FNS歌謡祭』AKB48・ももクロとのコラボに「一緒にすんな」「スキルが違いすぎる」
12月3日、4時間42分にわたり生放送される『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)の発表をめぐり、E-girlsファンが騒がしくなっている。
ジャンルや年齢を超えたコラボが恒例となっている同番組だが、先月29日に放送されたPR番組『もうすぐFNS歌謡祭 拡大版』では、とんねるずがAKB48、ももいろクローバーZ、E-girlsとそれぞれコラボし、ヒットソングを披露することを発表。さらに同日、番組公式サイトに「スーパーヒットメドレー とんねるず AKB48&ももクロ&E-girls 衝撃的コラボレーション」との文言が掲載されると、E-girlsファンから以下のようなツイートが相次いだ。
「E-girls、AKBとももクロとコラボとかなに。E-girlsはアイドルじゃないから。アーティストだから。そこ重要 本当やめて。誰も見たくない」「もーアイドル枠やん……EGはアイドルちゃうねん(略)歌もダンスもスキルが違いすぎる」「なんでAKB ももクロで Egもコラボなんだよ(´・_・`) アイドルぢゃねー!っつーの」(原文ママ)
どうやら、一部でE-girls、AKB48、ももクロの3組がコラボすると誤解を招いてしまったようだが、どちらにせよ、E-girlsがほかのアイドルグループと並列に挙げられることに憤りを感じているようだ。
また、EXILEの妹分であるE-girlsを「アイドルグループ」と呼んでいいのか否かについては、これまでもたびたびネット上で議論が交わされてきた。本人らは、アイドルファンが集まるイベント「TOKYO IDOL FESTIVAL」に出演歴もあるが、メンバーが“恋愛OK”であることなど、一般的なアイドルと異なる点も。
「E-girlsは、多くのドルヲタが求める“未熟さを楽しむ”という醍醐味はなく、クオリティの高いパフォーマンスが売り。ライブではEXILEのバックダンサーを務めることも多く、今やファンの大多数が女性。メンバーの練習量もほかのアイドルの比ではなく、主要メンバーはプライベートな時間がほぼないとか。そのため、ファンも『AKB48と一緒にするな』という感情が抑えられなくなるようです。また、E-girlsファンは、ヲタに『キモイ』というような偏見を持つ女子中高生も多いため、ファンとして一緒にしてほしくないのでしょう。しかし今後、EXILE同様に多ジャンルでの活躍を狙うE-girls側にとって、ファンによる閉鎖的な発言は、迷惑でしかありません」(芸能ライター)
『FNS歌謡祭』で、E-girlsはどんなパフォーマンスを見せるのだろうか? ファンの反応も併せて注目したい。
「入りたいアイドルランキング」1位E-girls、2位ももクロ……AKB48は本当に“国民的アイドル”なのか?
「入りたいアイドルグループ」のトップ10が、15日深夜放送の情報バラエティ番組『ランク王国』(TBS系)で発表された。以下、渋谷・原宿にいた女性300人へのアンケート結果。 1位 E-girls(66人) 2位 ももいろクローバーZ(40人) 3位 AKB48(38人) 4位 乃木坂46(34人) 5位 NMB48(20人) 6位 Perfume(15人) 7位 でんぱ組.inc(10人) 8位 モーニング娘。'14(9人) 9位 Berryz工房(7人) 10位 私立恵比寿中学(6人) 国民的アイドルグループのAKB48は、意外にもトップのE-girlsに差をつけられ3位。姉妹グループのNMB48は5位だが、NMB48よりも先に結成されたSKE48や、指原莉乃のいるHKT48は圏外だった。 E-girlsに入りたいと答えた女性らは、その理由を「ダンスがうまい」「ファッショナブル」などと回答。2位のももクロは「楽しそう」「ライブがすごい」、AKB48は「人気だから」「総選挙に参加してみたい」といった理由が見られた。 「E-girlsやPerfumeをアイドルと呼んでいいのか? という疑問は残りますが、E-girlsは『プライベートを充実させないと、いいパフォーマンスはできない』というEXILE・HIROの考えから、“恋愛OK”である点が、女性にとってポイント高いのでは? 一方、AKB48は握手会のイメージが強く、『自分にはできない』と敬遠されてしまったのかもしれない。それより、アイドル界の一時代を築いたハロプロのトップであるモー娘。が8位なのは、少々寂しい結果ですね」(芸能ライター) さらに、同ランキングは、一般的な女性から見た“好感度の順位”にも置き換えられるという。 「AKB48は、女性アーティストの中で、メディア露出量やCD売り上げにおいて、断トツ。政府や公的機関の仕事も多く、『政府公認アイドル』とも呼ばれているが、異論も多い。“国民的アイドルグループ”とメディアにはやし立てられながらも、実際は局地的なファンが支えているといえるかもしれない」(同) 政府も認めるAKB48だが、本当に“国民的”といえるのだろうか?撮影=岡崎隆生
チケット転売者の処分公開 「ももクロ式」不正対策は業界のスタンダードになるか
人気アイドルグループ・ももいろクローバーZの運営が、不正にコンサートチケットを入手したファンに対し、処分を行ったことを公式サイト上で報告した。
ももクロといえば、その人気からチケットが取りづらいことでも知られており、定価の十倍以上の値段で取り引きされることも珍しくない。そのため、転売目的の購入者が後を絶たず、運営を悩ませていたとか。
そこで、先月15・16日に開催された国立競技場でのコンサートでは、段階的な転売対策を実施した。客は、事前にコンビニで発券した「引換券」を会場に持参。入場直前にチケットと引き換えるため、当日まで席が分からないという。また引き換えの際、公的身分証明書が必要となり、本人と見なされない場合は、いかなる理由においても入場を断られるという策を取った。
それでも、「Yahoo!オークション」などには、大量にチケットが出品され、中には他人になりすまして入場する「身分証付きチケット」という危ない商品も目立った。
そしてコンサート後の先月31日、ももクロの公式サイト上に、“見せしめ”とも取れる報告が掲示された。以下、一部抜粋。
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かねてよりファンの皆様にチケットの不正取引をなさらない様、お願いをしてまいりましたが、残念ながら3月15日、16日に国立競技場で開催した「ももクロ春の一大事 2014 国立競技場大会~NEVER ENDING ADVENTURE 夢の向こうへ~」公演におきましても、不正取引によりチケットを入手した来場者を複数件発見いたしました。
オークション等の方法で転売が行われたチケットは当日会場にて無効とし、不正行為を行った会員については、規約に基づき退会の処分を取らせて頂きました。
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大量に出品されていたチケットのうち、何人が不正と見なされたかは定かでないが、事前に告知されていた通り、不正入手したファンに対しては、ももクロのファンクラブ「ANGEL EYES」の退会等の処分が下されたようだ。
「ももクロ運営は、転売で商売をする“転売屋”をひどく嫌っており、長らく執念のイタチゴッコが行われてきた。ももクロの転売対策には、ファンの間で『ほかのアーティストも参考にするべき』『ももクロは、ファンを大事にしてる』という声が上がる一方で、『身分証の貸し借りが定番化している』『結果的に、危険行為を誘発している』といった指摘や、『ライブに急に行けなくなった時、家族にも譲れないのはツライ』『少数の転売屋のために、ファン全員に負担をかけるのは違うと思う』といった声も上がり、物議を醸してきました」(芸能ライター)
現在、多くの芸能関係者が悩まされている転売。ももクロの転売対策が、業界のスタンダードとなる日が来るかもしれない。






