大みそかの『第65回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が11月26日、同局から発表された。 初出場はV6やHKT48、SEKAI NO OWARIなど計5組。中でもサプライズとなったのは、一部で「出場内定」と報じられた竹内まりやの落選と、薬師丸ひろ子の初出場だ。 竹内は今年、歌手生活35周年を迎え、7年ぶりに発売したアルバム『TRAD』(ワーナーミュージック・ジャパン)が大ヒット。NHKは今回の目玉にしようと、例年以上に熱心にオファーをかけていたという。 「それが功を奏して、一時は出演内定ともいわれた」とは音楽関係者。 だが、最終的に出場は見送られた。その理由について、舞台裏を知る関係者は「キーマンは夫の山下達郎さん」とした上で、次のように明かす。 「紅白出場は彼女の一存では決められず、夫の山下達郎さんの許可が必要。その山下さんは『大みそかは家族で過ごすべき』がモットー。今年も山下さんの許可が降りず、辞退ということになった」 反対に「なぜこのタイミングで?」と驚いたのが、薬師丸だ。芸能生活は36年目で区切りが悪い。歌手活動に本腰を入れているわけでもない。そればかりか「彼女はこれまで『撮り直しの利かない生の歌番組には出ない』と一貫していた」(前出音楽関係者)という。 そんな薬師丸が変心した理由は、朝ドラ『あまちゃん』の企画コーナーで出演した昨年の紅白だ。 「酒とタバコで高音がイマイチ出なかった小泉今日子に比べ、薬師丸さんの伸びのある歌声は放送後も大反響だった。これに本人が味を占め、『そんなに言うなら……』ということになった。早くも専属のボイストレーナーを付けて、猛練習に励んでいるようです。代表曲「セーラー服と機関銃」が有力とみられています」(同) 昨年ゲスト出演した時点で、“旬”は過ぎているようにも思えるが……。『セーラー服と機関銃 オリジナル・サウンドトラック』(USMジャパン)
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50歳の薬師丸ひろ子にオファーが途切れない理由「専属のヘアメイクやスタイリストもいない……」
先日50歳の誕生日を迎えた女優の薬師丸ひろ子。昨年は、なんといってもNHK連続テレビ小説『あまちゃん』への出演が大きく、女優としてのランクをもう一段階上げたようだ。 「あれ以来、彼女の元には、ものすごい数の連ドラのオファーが届いているそうです。でも、彼女は台本をしっかり読んで納得がいかないと出演しないため、『あまちゃん』から半年空けて『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)に出演を決めたそうです」(テレビ局関係者) 50歳を迎えた今でも続々とドラマや映画のオファーが届くのは、彼女が現場で“大女優”っぽく振る舞わないからだという。 「薬師丸さんは、あれだけの女優さんなのに専属のヘアメイクやスタイリストもつけてないので、現場のヘアメイクさんたちは『自分たちを信用してくれてる』と感じているようで、ほかの人以上に気合をいれてやっているみたいです。気軽に写真撮影にも応じてくれて、若手の役者やスタッフたちの個人的な撮影にも嫌な顔ひとつせずに応じてくれますよ」(芸能事務所関係者) 『あまちゃん』では、薬師丸演じる鈴鹿ひろ美が、能年玲奈演じる天野アキの才能を見いだして熱血指導するシーンがあったが……。 「薬師丸さんの現在の付き人は、彼女が自ら現場でスカウトした人なんです。現場ごとのしきたりなど、一から丁寧に指導していますよ。スタッフたちもそれを見て、気を引き締めているようですよ」(テレビ局関係者) 役同様、姉御肌な一面も持ち合わせる薬師丸。今後も仕事が途切れることはなさそうだ。『-時の扉- 35th Anniversary Concert』(ユニバーサル ミュージック)
“あまちゃん効果”で再浮上した薬師丸ひろ子の、異質すぎる「アイドル女優」人生
4日に発売された女優の薬師丸ひろ子の初カバー集『時の扉(初回生産限定盤)』(EMI Records Japan)が初週5,810枚を売り上げ、16日付オリコン週間アルバムランキングで24位に初登場した。シングル・アルバムを通じてTOP30入りは、1991年に13位を記録したオリジナルアルバム『PRIMAVERA』(同)以来、22年9カ月ぶり。 同作は女優デビュー35周年を記念して企画されたもので、収録されているのは薬師丸自身が選んだスタンダードの名曲。卒業式の定番曲「仰げば尊し」、大瀧詠一作詞作曲の「夢で逢えたら」、そして約30年ぶりに新たに録音された81年の歌手デビュー曲「セーラー服と機関銃」など、全13曲が収録されている。 「まさに“あまちゃん効果”ですよね。ドラマでは音痴の大女優を演じていましたが、実際の薬師丸は美声の持ち主。80年代のアイドル時代は大ヒットを飛ばしたものですが、かといって歌唱力があったというわけではなく、抑揚のない一本調子な歌いっぷりは当時のアイドルシーンでは異質な存在でした。そうした独特の歌唱法は、新作を聴く限り現在でも健在ですね(笑)」(芸能記者) 薬師丸は、78年に角川映画『野性の証明』でデビュー。主演の高倉健と共演し、注目を集めた。以後、『翔んだカップル』『ねらわれた学園』『セーラー服と機関銃』『探偵物語』などに主演し、80年代は当代随一のアイドルとして一世を風靡した。 「80年代は松田聖子や河合奈保子、中森明菜、小泉今日子など、アイドル全盛の時代でしたが、薬師丸はほかのアイドルとは一線を画していました。というのも、当時のアイドルは歌手であることが一般的でしたが、薬師丸は女優業がメインだったため。現在では、薬師丸のようなアイドル女優は珍しくありませんが、その先鞭をつけたといえるでしょう。またテレビドラマではなく、主舞台は映画でした。85年まで角川春樹事務所に所属していて、角川書店が出版した小説を映画化し相乗効果を狙うという、“メディアミックス路線”で話題を呼んだ角川映画に多く出演し、渡辺典子や原田知世とともに“角川三人娘”と呼ばれたものです。さらに知的なイメージで売っていたこともあって、当時のアイドルとしては珍しく大学へ進学し、話題になりました。今でこそ、アイドルが大学へ進学するのは珍しくありませんが、その意味でも当時の薬師丸は現在のアイドルにとって先駆者的存在だったのではないでしょうか」(同) 角川事務所から移籍し、大学を卒業した80年代後半頃から、脱アイドル路線を歩む。そんな中、世間をアッと言わせたのが、ロックバンド「安全地帯」の玉置浩二との結婚だった。 「91年に結婚するも、わずか7年後に離婚。玉置の嫉妬による深刻なDVが離婚の原因だと、当時は報じられました。90年代後半からはテレビドラマにも本格進出し、2002年には『木更津キャッツアイ』(TBS系)での好演で、再び注目を集めました。映画でも、『ALWAYS 三丁目の夕日』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。主役しか演じないアイドル女優から名脇役へと、薬師丸はアイドルからの脱皮が成功した希有な例ですね」(同) あまちゃん効果による人気再燃は、紆余曲折の薬師丸のキャリアにとって“第二の勲章”といえるだろう。『時の扉(初回生産限定盤)』(EMI Records Japan)


