第3話は過去最高視聴率15.0% 芦田愛菜『明日ママ』週2回再放送する「日本テレビの強気ぶり」

ashidamana0130.jpg  団体などから抗議を受けている芦田愛菜主演のドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)の第3話が29日に放送され、平均視聴率15.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前作よりも1.5%アップし、過去最高視聴率となった。  これまでスポンサー企業として報じられてきた8社に加え、NTT東日本・西日本も提供スポンサーであったことが29日、一部スポーツ紙の取材で発覚。第3話では、この全9社がCMを見合わせ、ACジャパンの公共CMなどに差し替えられた。  第3話では、「星座が射手座であれば、年齢性別不問で子どもを引き取りたい」という里親候補の夫妻が現れ、ポスト(芦田)とオツボネ(大後寿々花)が“お試し”(養子縁組となる前に、その家で試験的に過ごすこと)へ。しかし、そこに夫妻の姿はなく、現れたのは、家政婦と孤独な暮らしを送る車いすの娘・アズサ(優希美青)。ポストはアズサのよき話し相手となるが、アズサに悲劇が訪れる――。  これまで、周囲から「施設の子」とばかにされ、一番の幸せは“本当のママが自分を愛してくれること”だと疑わなかったポストとドンキ(鈴木梨央)。だが第3話では、両親がいながらも孤独を抱える少女たちの姿を目の当たりに……。「実の親がいても、寂しいと思うやつがいるんだな」「何が幸せなんだか、分からなくなるよ」と、悩ましい表情を浮かべるポストが印象的であった。  今回、ネット上で意外と多いのが「今まで見てなかったけど、あまりにも騒がれているので初めて見た」という視聴者。その感想は、「描き方が過激すぎる」「こんなひどい“あだ名”はおかしい」「このドラマが何を訴えたいのか分からない」「子役に、大人みたいなセリフを言わせないでほしい」といった否定的な声から、「報道を見て、暗くジメジメとしたドラマを想像していたが、実際はカラッとした明るいドラマだった」「子どもたちの心を尊重した良い作品」「どこがそこまで問題なのか分からなかった」「子役たちのコミカルなシーンに笑った」といった声まで、さまざまだ。 「騒動が発端で見始めた人も多く、今回の視聴率上昇を受けて『騒げば騒ぐほど、視聴率は上がる』『見せたくないなら、騒ぐのを辞めることだ』という皮肉めいた声も。同作は、放送を中止するどころか、関東では水曜夜10時の本放送以外にも再放送を行っており、これまで各話週3回ずつ放送されている。同局で放送中の武井咲主演『戦力外捜査官』でさえ、放送後に一度、簡単なPR番組を流すだけ。さらに、田中直樹主演『慰謝料弁護士』に至っては、本放送のみ。再放送の多さからも、日テレの強気の姿勢がうかがえます」(芸能記者)  次回の第4話では、アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットのような夫婦に引き取られることを夢見るボンビ(渡邉このみ)が、初めて“お試し”に行くというストーリー。騒動による、視聴率への影響にも注目したい。

『明日ママ』騒動渦中の芦田愛菜 初主演映画にも過激すぎる場面が!?

mana_yasai129.jpg  芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)騒動が収まる気配がない。日本で唯一「赤ちゃんポスト」を設置する熊本の慈恵病院や全国児童養護施設協議会の抗議に、日テレは放送を予定通り継続するとの姿勢を崩さないが、スポンサー全8社がCMの放映を見合わせるという異例の事態となっている。  芦田演じる主人公は「赤ちゃんポスト」に置かれていたことから「ポスト」というあだ名で呼ばれ、施設の職員からは子どもたちはペット扱い。鉄拳制裁を加えられたり、里親候補に気に入られるために泣く練習を強要されたり……といった過激なシーンの数々。こうした過激な設定の背景には、芦田の子役離れした演技力を際立たせ、新境地を見せたいという制作側の狙いもあったことだろう。その天才的な演技力ゆえ、「愛菜ちゃんが、こんな難しい役を……」「愛菜ちゃんが、こんなハードなシーンを……」と狙いたくなるのは、日テレに限ったことではない。  実は、今年公開予定の芦田初主演映画には、この『明日ママ』以上のショッキングなシーンがあるのだという。西加奈子原作『円卓』を映画化したものだが、芦田が演じるのは、大阪の団地暮らしの小学3年生「こっこ」。口が悪くて、ちょっと生意気で、元気な大阪弁の女の子だ。三つ子の姉と両親、祖父母と暮らしている。円卓で食事をするにぎやかな家庭を舞台に、家族や同級生、在日韓国人やベトナム人との交わりなどユーモアを交えて描いた、少女の成長物語である。設定だけ見ると『明日ママ』とは違い、明るい芦田を安心して見られそうな、ほのぼのとした作品に思えるのだが……。  なんとこの原作には、主人公の少女がロリコン変質者にSMまがいの行為を強要されるという、ショッキングな展開が登場するのだ。  物語終盤の夏休みのある日、こっこがひとりで遊んでいたときのこと。「肩ほどまでの脂ぎった髪を、真ん中でぴたりと分け」「体をくねくねと揺らした」男が、こっこの前に現れる。  鼠人間と呼ばれるその男は「ご尊顔を踏んでくれはるのん」と、こっこに自分の顔を踏むよう強引に頼む。「こっこは恐る恐る、つまさきを鼠人間の顔に載せた」「鼠人間の目はかっと見開いたままである」  小学3年生のこっこは理解していないと思われるが、れっきとした猥褻行為、性的虐待といっていいだろう。猥褻シーンは続き、ついにはクライマックスを迎える。  鼠人間は「もーっとやでー」「さーらーにーやでー」とさらに顔を踏みつけさせ、こっこは渾身の力を込めて踏み続ける。しばらくすると鼠人間は「ストッピット!」と言って、踏むのをやめさせた。そして「仰向けに寝転がったまま」「びくっ、びくっと体を震わせ始めた」。その表情は「苦しそうではなく、それどころか、どこか優雅な、水面をたゆたうような表情をしていた」──。  小説は小学3年生のこっこの目線で描かれているため直接的な表現はないものの、こっこに踏まれながら、鼠人間は明らかに性的興奮を感じ、あるいは射精に至っているのかとすら思わせる記述だ。  映画でもこの場面が描かれているのかどうかは不明だが、「孤独に憧れる」こっこが「初めて、孤独を感じた」というこの場面は、物語上かなり重要な部分でもある。原作では過激さだけを狙ったものではないが、映像となればそのインパクトは大。もし映画が原作通りなら『明日ママ』以上の過激な問題作になること必至だろう。果たして、映画に天才・芦田愛菜のSMシーンは存在するのだろうか? 『明日ママ』騒動の行方とともに、気になるところだ。

小林よしのり『明日ママ』を絶賛 「こんな面白い番組のスポンサーを降りるなんて、バカじゃないのか!」

ashidamana1129.jpg  『ゴーマニズム宣言』シリーズなどで知られる漫画家の小林よしのりが29日、自身のブログで芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)を絶賛した。  第1~2話を見た小林は、「とんでもなく面白い!」と絶賛。「子供を捨てる親に対する激しい憤りが子供目線で描かれていて、わしも怒りに震えた。日頃から、子供を捨てたり、虐待したりする無責任な親の事件を目にするたびに、ムカムカしてたのだが、翌日になるとすぐ忘れる。この番組は社会を含む無責任な大人への怒りを思い出させてくれて、とてもよく出来ている」とし、「こんな面白い番組のスポンサーを降りるなんてバカじゃないのか!」と一喝した。  また、抗議した団体や関係者に対し、「心配するのはわかるが、神経質になり過ぎじゃないかな? 世の中、美談だけを強調すればいいってもんじゃない。子供を捨てなければならない親の苦悩もあるし、そんな残酷を表出させた社会や政治の罪もある。だが、捨てられた子供は、そういう大人たちすべてを告発する権利がある。捨てた親も、捨てさせた社会や政治も、やはり倫理的には責められなければならないのだ」と小林節を展開。ブログの最後には、「関係者は挫けるな! わしは最後まで見るぞ!」とエールを送っている。  このように、ブログに同ドラマに対する意見を綴る著名人は少なくない。  元フジテレビアナウンサーの長谷川豊は25日、「僕はスタッフの取材不足があるとは思うし、公共の電波放送である以上、流しといて『見なきゃいいだろ』はさすがに乱暴な意見」などと綴っている。  また、作家の新堂冬樹は27日、「ただ、ひとつだけ言えることは、どんなテーマを取り扱うにしろ、中途半端な気持ちではなく真摯に向き合うこと・・・そのテーマを世に出すことで傷つくかもしれない人達のことを心に留めながら。そして、不幸にも、誰かを傷つけてしまった場合は、しっかり話し合い互いが理解しあえるように努力するべき」としている。  一方、自民党衆議院議員の大久保三代も28日、「子ども達が置かれた苦境とそれでも逞しく生きる姿を通じた問題提起が期待できる同ドラマ。かっこいいじゃないか!」と称賛。「次回、厚生労働委員会で質問があたったらファミリーホームの予算確保を訴えますぞ!」と、ドラマに突き動かされたことを明かした。  テレビ史に残る大騒動となっているこの問題。日本テレビ側は「3、4、5話を見ていけば、制作の意図が分かっていただけると思う」(制作局長・佐野讓顯氏)と理解を求めているが、果たして小林のいうとおり、CMを見合わせているスポンサーは「バカ」なのだろうか?

『明日ママ』スポンサーに高須克弥氏が名乗りも、日テレ局内からは「いい迷惑だ!」の声が……

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「高須クリニック 学習帳 しんさつちょう」(グレイ・パーカー・サービス)
 児童養護施設を舞台にした過激な内容から、提供スポンサー全8社がCMを自粛した日本テレビ系連続ドラマ『明日、ママがいない』の騒動に、「イエス! 高須クリニック」でおなじみの高須克弥院長が“参戦”した。  28日、高須氏がTwitter上で「『僕が今からスポンサーになるからしっかりやってくれ』といま日テレと電通に連絡したぜ。今夜のオンエア(※のちに明日のオンエアに訂正)に間に合うといいな♪」と、ドラマのスポンサーに名乗りを上げたことを明かしたのだ。  その真意について高須氏は「僕はがんばる人たちを応援したいだけ」と説明しているが、その後のツイートで「今のスポンサーは僕が新しいスポンサーになることを歓迎しないようだ。もめてるらしい」と一筋縄ではいかないことを吐露。それでも最後は「僕の申し出は博報堂、電通、日テレ全てが喜ぶ提案だよ。僕が全部買うよ!」とCM全枠を買い取り、1社提供までブチ上げた。  提供スポンサー8社が総撤退する中、高須氏の提案は日テレにとって“渡りに船”かと思いきや……。局員の1人は、ため息混じりに次のように語る。 「高須さんはCMの仕組みを知っているんですかね。提供スポンサーは枠ごと買い取る年間のタイム契約がほとんどで、放送を自粛したからといって広告費は支払われているんですよ。今回もそう。時間帯の指定なしに放送されるスポットCMならまだしも、突然割って入ってきて、CM全枠を買い取るなんて100%不可能です。むしろそれをTwitterで発信しては、現スポンサーとの間に波風が立つだけ。はっきり言って、いい迷惑ですよ!」  ネット上では高須氏に対して「また売名行為か!」という声も上がっている。過去には資金難の女子アイスホッケーチームのスポンサーを買って出るなど“太っ腹”で知られる高須氏だが、今回は混乱に拍車をかけただけだったようだ。

スポンサー降板が原因!? 早くも『明日ママ』の次クールドラマ“女・半沢”が発表された舞台裏とは

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『連続テレビ小説 ごちそうさん Part1』(NHK出版)
「まさか、こんなに早く発表されるとは……」  そう驚きの声を上げるのは、スポーツ紙デスクだ。4月スタートの日本テレビ系新水曜ドラマ(午後10時~)が、24日付のスポーツ各紙で報じられた。主演は絶好調のNHK朝ドラ『ごちそうさん』に主演する杏で、大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)で知られる池井戸潤氏の小説『不祥事』と『銀行総務特命』を題材にした、『花咲舞が黙っていない(仮)』だ。  朝ドラ&半沢コンビということで話題性は十分。杏は「男女問わず働いている皆さま、そして家庭でも、日々言いたくても言えないことがたくさんあると思いますが、私の演じる花咲舞が、正しいと思ったことを頑張ってぶつけてみます!」とコメントしている。まさに、“女・半沢直樹”といったところのようだ。  とはいえ、1月クールのドラマはまだ始まったばかり。しかも、同枠は現在、人権騒動が持ち上がっている芦田愛菜主演の連ドラ『明日、ママがいない』が放送されている。それだけに、こんなうがった見方も……。 「“明日ママ”は番組スポンサーが全降板するなど、非常事態。ネガティブ報道も相次ぎ、日テレ関係者は頭を抱えていた。それを払拭するために、フライングを承知で杏さんのドラマを発表したのかもしれない」(スポーツ紙記者)  テレビ関係者も「24日付で掲載されたということは、記事を組んだのは23日。その日は『明日、ママがいない』第2話の視聴率が発表された日でもある。それも、関東地区では初回から0.5%下がって13.5%。スポンサー離れに加え、数字もダウンではシャレにならない。翌日のスポーツ紙でデカデカと報じられないためにも、杏のドラマの制作ニュースをぶつけてきた可能性はある」と推察する。  こんな話が飛び出すのも、一連の“明日ママ騒動”が原因。杏は負の連鎖を断ち切ることができるか――。

「すでに7話まで撮影済みだった!?」“全社CM中止”芦田愛菜主演『明日ママ』が打ち切られないワケ

ashidamana1129.jpg  熊本市・慈恵病院、全国児童養護施設協議会および全国里親会がが放送中止などを訴えている芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)。29日放送の第3話について、スポンサー全8社がCM放送を見合わせることが分かった。  初回のスポンサークレジットに表示されていた企業は、花王、日清食品、スバル、エバラ食品、小林製薬、三菱地所、ENEOS、キューピーの8社。しかし第2話では、スポンサークレジットの表示がなくなったほか、エバラ、ENEOS、キューピーの3社がCMを中止。今後は、ACジャパンのCMなどに差し替わるという。  日本テレビの大久保好男社長は、27日の定例会見で、放送回数や内容の変更はしないと明言。「日本テレビに対する抗議を重く受け止めるが、そのこととストーリーを変えることは必ずしもイコールではない。重々承知の上でドラマ作りが続けられていくと思う。最後まで見ていただければ、理解をいただけると思う」とした。  視聴者から寄せられる声については「非難の声もあるが、2話目の放送以後は初回放送後より推奨の声が多い」といい、「施設で育った方からも『続けてくれ』との声が多い」と説明した。  同様に制作局長の佐野讓顯氏も、ストーリーを変更する予定がないことを明かし、「3、4、5話を見ていけば、制作の意図が分かっていただけると思う」と理解を求めた。  依然として一歩も引かない日本テレビだが、その理由のいくつかを、28日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が伝えている。  記事によれば、同ドラマの収録は前倒しで進んでおり、初回放送時には全9話中、第7話まで撮り終えていたという。さらに、スポンサーは半年間や1年間といった一定期間で契約をするため、CMや提供クレジットを放送しなくても、テレビ局の広告収入が減ることはないのだとか。  また、今月22日には、赤ちゃんポストを設置している慈恵病院が、放送倫理・番組向上機構(BPO)に審議を求める申立書を送付しているが、申し立てしたものすべてが審理入りするわけではない上、BPOに放送中止を強制する権限はないという。 「第3話は、里親候補がなかなか見つからない17歳のオツボネ(大後寿々花)に、『星座が射手座であれば、年齢性別不問で子どもを引き取りたい』という里親候補の夫妻が現れるというストーリー。今後は、“108人の子どもを里子に出す”ことを目標にしている施設長(三上博史)の、秘められた過去も明らかになるとか。現在、局サイドはスポンサーにCMを再開してもらえるよう、説得しているといいますから、今後のストーリー次第ではCMが復活する可能性もありそうです」(映像制作会社関係者)  佐野制作局長が「3、4、5話を見ていただければ……」というとおり、ドラマへの印象は変わっていくのだろうか? それに伴うスポンサーの判断にも、関心が集まりそうだ。

CM全社見合わせの『明日ママ』に、高須クリニック院長が名乗り「僕が今からスポンサーになる」

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高須克弥 (katsuyatakasu) on Twitterより
 29日の第3話で、スポンサー全8社がCMを見合わせる意向を示した芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)。美容整形の高須クリニック院長・高須克弥が28日午後、自身のTwitterで「『僕が今からスポンサーになるからしっかりやってくれ』といま日テレと電通に連絡したぜ。今夜のオンエアに間に合うといいな♪なう」(後に「明日のオンエア」に訂正)とスポンサーに名乗り出たことを明かした。  同ドラマのスポンサー企業は、花王、日清食品、スバル、エバラ食品、小林製薬、三菱地所、ENEOS、キューピーの8社。しかし、団体などがドラマの内容に抗議した影響で、第2話ではスポンサークレジットの表示がなくなったほか、エバラ、ENEOS、キューピーの3社がCMを中止。第3話では、残り5社もこれに加わり、ACジャパンのCMなどに差し替わることが分かっている。  しかし、最初のツイートから約2時間後、高須院長は「僕はがんばる人たちを応援したいだけ。今のスポンサーは僕が新しいスポンサーになることを歓迎しないようだ。もめてるらしい(;´д`)僕の申し出は博報堂、電通、日テレ全てが喜ぶ提案だよ。僕が全部買うよ!」と、交渉に難航していることも明かしている。  現在、高須院長宛てには、「かっこいい! 頑張って!」「かっちゃん先生がんばってください」「かっちゃん男前っ!」「整形するなら絶対、高須クリニックでするぞ」という応援メッセージが続々と寄せられている。  29日の放送で、「イエス! 高須クリニック!」という文句でおなじみのCMは見られるだろうか?

「現実は、もっと冷たい……」“『明日ママ』騒動”で登場した人権団体に、施設出身者から怒りの声

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『明日、ママがいない』日本テレビ
 児童養護施設を舞台にした芦田愛菜主演の日本テレビ系連ドラ『明日、ママがいない』が、いよいよ窮地に追い込まれた。  22日放送の第2話では、ついに複数の番組スポンサーが降板。期待された視聴率も関東地区で初回の14%(ビデオリサーチ調べ/以下同)から0.5ポイントダウンの13.5%だった。そんな中、同ドラマに対して抗議の声を上げた全国約600の施設から成る「全国児童養護施設協議会」と「全国里親会」なる人権団体に疑惑の目が向けられている。  両団体は21日に厚生労働省で記者会見を行い、同ドラマを糾弾し、放送内容の改善を要求。これに社会部記者は「いかにも人権団体といった感じ。最初に放送中止を申し入れた熊本市の慈恵病院は全国で唯一『赤ちゃんポスト』を設置しており大義名分があったが、人権団体のほうは“後乗り”な印象が拭い切れない」と語る。  事実、児童養護施設出身者から両団体に対し「実際の施設でもドラマのようなことは起こっている。あいつら(両団体)はそれを隠蔽したいから、抗議しているだけ」といった声も聞かれる。自らも児童養護施設出身で、かつて「美人すぎる市議」といわれた立川明日香氏も19日に自身のTwitterで<『明日、ママがいない』一部の養護施設運営者が、「こんな劣悪な施設はない!」と憤慨しているようだが、私から言わせてみれば、施設側の声に耳を貸す必要はない。現実ではもっと冷たい、戦慄する出来事が起きている。逆に、ドラマの中の施設の子供達は思いやり・配慮の中で暮らしている>と記している。  とはいえ、年々規制が厳しくなるテレビ業界において、“面倒くさい”人権団体に目をつけられたら終わり。日テレは見通しが甘かったとしか言いようがない。

「『明日ママ』は放送中止すべき?」ノースポンサードの『5時に夢中!』視聴者投票で議論紛糾!

ashidamana1129.jpg  スポンサー企業8社のうち、3社がCMを自粛するという非常事態に追い込まれている芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)。23日放送の情報番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)では、生放送中に「『明日、ママがいない』は放送中止すべき?」という視聴者投票を行った。  結果は、「放送中止すべき」が4,458ポイント、「放送継続すべき」が6,925ポイント。視聴者からは、「過激とか、過激じゃないとかは人それぞれ。最近はそういったことに気を取られ過ぎて、ロクに面白くもないドラマばかりだった。放送中止になってしまうのは悔しい」「たとえフィクションとはいえ、今、日本に一つしかない施設を、悪い意味で取り上げる必要はなかったと思う。“ポスト”(主人公のあだ名)のことがなければ、フィクションとして考えさせられるいい作品になったのでは?」「現在、養護施設で働いています。できたらもっとフィクションっぽくするか、現実に近いものにするかにしてほしい」「はっと気づかされる点もあり、子どもたちも愛らしく、不幸な子どもを作ってはいけないと感じた。ただ、実在する団体を思わせる作り方は、傷つく人も存在する。十分に配慮していただきたい」といった声が寄せられた。  レギュラー出演者の新潮社・出版部部長の中瀬ゆかりは、この騒動について「こんなんで放送中止になるなんて、とんでもない」と憤り、「そもそもこんなのおかしな話で、フィクションとか、小説でもそうですけども、ある現実がベースになっても、それをデフォルメしたりするのは一つの常套手段としてあるわけですよ。だってこれ、ドラマでしょ? フィクションなわけじゃないですか。それに誰かが傷つくとか文句をつけること自体、表現の自由をすごく侵害してる。例えば『オリバー・ツイスト』(孤児が主人公の有名小説)とか読んで、『これは孤児に対してひどいこと書いてる』って言うのかって。そういう残酷な面も含めての物語なんですから」とコメント。  また、作家の岩井志麻子も、「こんないいドラマがなくなるのは惜しい」「100人が100人賛同する番組は作れない」とし、「まず単純に“面白い”っていうのがあるじゃないですか。これは“面白がり”だけじゃなくて、興味をかき立てられ、考えさせられ、『ああ、このような世界があるんだ』と知らされ、いろんなことを思わせてもらえるドラマ」と評価。さらに『5時に夢中!』(木曜)がノースポンサードであることを挙げ、「愛菜ちゃん、ここにも(スポンサーは)ないんだよ!」と笑顔でエールを送った。  同番組以外でも、24日放送のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)では、岡村隆史が「(テレビ番組では)なんにもできへんようになる。また(視聴者が)ちょっと気に食わないと、また(番組が)中止になって、ニュースになって。そんなのばっかり」「テレビは終わった」などと発言。また、“はるかぜちゃん”ことタレントの春名風花も、Twitterで「完全にドラマの解釈を間違えている『観る力不足』による誤解です」と厳しく反論し、話題となった。  しかし、著名人たちが次々と擁護発言をする一方で、世論は依然として真っ二つ。22日には、赤ちゃんポストを設置している慈恵病院が、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会に審議を求める申立書を送付。BPOはどんな判断を下すのだろうか?

芦田愛菜主演『明日、ママがいない』抗議殺到の原因は「事前取材をしないことで有名」な野島伸司!?

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『明日、ママがいない』日本テレビ
 児童養護施設を舞台にした芦田愛菜主演の日本テレビ系連続ドラマ『明日、ママがいない』に人権問題が浮上している。抗議の声を上げたのは、親が育てられない子どもを匿名で受け入れる、通称「赤ちゃんポスト」を設置する熊本市の慈恵病院。ドラマ内で「赤ちゃんポスト」に預けられた過去を持つ芦田演じる主人公を「ポスト」と呼ぶことに「同じ立場の子どもが聞いたら、どれだけ傷つくか」と厳しく批判した。  さらに、三上博史演じる施設長が子どもたちに「お前たちはペットだ!」と暴言を吐くシーンにも「施設の現状を知る視聴者は少ない。フィクションといえども、誤解されかねない」と訴え、同局に放送中止を申し入れた。  同ドラマの脚本監修は『家なき子』(日本テレビ系)や『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系)で知られる野島伸司氏。テレビ関係者は「ここまでモメたのは、事前取材の欠如が原因。テーマがテーマだけに、普通なら施設の職員や専門家に入念にヒアリングする。ただ、今回の脚本を監修したのは、事前取材しないことで有名な野島さん。真面目にヒアリングをしていたら、彼の独創性は生かされないし、顔も潰すことになる。日テレは野島さんを起用した時点で、一蓮托生。こうなることは想定していたと思う。視聴率は良くても、決してホメられることではない」と話す。  似たようなシリアスなテーマを題材にしているのが、米倉涼子主演のテレビ朝日系連続ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』だ。どんなに難しい手術でもミスをしない天才外科医の話だが、制作過程では「同じような難病で苦しむ患者の心を傷つけないか」という意見が寄せられたという。  そこでテレ朝は対応を協議、リサーチャーを全国に飛ばし、医療関係者を徹底取材したという。 「複数の医療ジャーナリストや名医と呼ばれる先生にも意見を伺い、素人ながら難しい手術についてもイチから勉強した。リサーチャーの中には、医学部を受験できるほどの知識を身につけた人もいるそうですよ(笑)。ブッ飛んだストーリーに見られがちですが、その裏では本物の医師も思わずうなる中身になっている。今のところ、抗議は寄せられていませんね」(テレ朝関係者)  このところ好調のテレ朝だが、それは制作現場の姿勢にも表れているようだ。