団体などから抗議を受けている芦田愛菜主演のドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)の第3話が29日に放送され、平均視聴率15.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前作よりも1.5%アップし、過去最高視聴率となった。
これまでスポンサー企業として報じられてきた8社に加え、NTT東日本・西日本も提供スポンサーであったことが29日、一部スポーツ紙の取材で発覚。第3話では、この全9社がCMを見合わせ、ACジャパンの公共CMなどに差し替えられた。
第3話では、「星座が射手座であれば、年齢性別不問で子どもを引き取りたい」という里親候補の夫妻が現れ、ポスト(芦田)とオツボネ(大後寿々花)が“お試し”(養子縁組となる前に、その家で試験的に過ごすこと)へ。しかし、そこに夫妻の姿はなく、現れたのは、家政婦と孤独な暮らしを送る車いすの娘・アズサ(優希美青)。ポストはアズサのよき話し相手となるが、アズサに悲劇が訪れる――。
これまで、周囲から「施設の子」とばかにされ、一番の幸せは“本当のママが自分を愛してくれること”だと疑わなかったポストとドンキ(鈴木梨央)。だが第3話では、両親がいながらも孤独を抱える少女たちの姿を目の当たりに……。「実の親がいても、寂しいと思うやつがいるんだな」「何が幸せなんだか、分からなくなるよ」と、悩ましい表情を浮かべるポストが印象的であった。
今回、ネット上で意外と多いのが「今まで見てなかったけど、あまりにも騒がれているので初めて見た」という視聴者。その感想は、「描き方が過激すぎる」「こんなひどい“あだ名”はおかしい」「このドラマが何を訴えたいのか分からない」「子役に、大人みたいなセリフを言わせないでほしい」といった否定的な声から、「報道を見て、暗くジメジメとしたドラマを想像していたが、実際はカラッとした明るいドラマだった」「子どもたちの心を尊重した良い作品」「どこがそこまで問題なのか分からなかった」「子役たちのコミカルなシーンに笑った」といった声まで、さまざまだ。
「騒動が発端で見始めた人も多く、今回の視聴率上昇を受けて『騒げば騒ぐほど、視聴率は上がる』『見せたくないなら、騒ぐのを辞めることだ』という皮肉めいた声も。同作は、放送を中止するどころか、関東では水曜夜10時の本放送以外にも再放送を行っており、これまで各話週3回ずつ放送されている。同局で放送中の武井咲主演『戦力外捜査官』でさえ、放送後に一度、簡単なPR番組を流すだけ。さらに、田中直樹主演『慰謝料弁護士』に至っては、本放送のみ。再放送の多さからも、日テレの強気の姿勢がうかがえます」(芸能記者)
次回の第4話では、アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットのような夫婦に引き取られることを夢見るボンビ(渡邉このみ)が、初めて“お試し”に行くというストーリー。騒動による、視聴率への影響にも注目したい。
第3話は過去最高視聴率15.0% 芦田愛菜『明日ママ』週2回再放送する「日本テレビの強気ぶり」
団体などから抗議を受けている芦田愛菜主演のドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)の第3話が29日に放送され、平均視聴率15.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前作よりも1.5%アップし、過去最高視聴率となった。
これまでスポンサー企業として報じられてきた8社に加え、NTT東日本・西日本も提供スポンサーであったことが29日、一部スポーツ紙の取材で発覚。第3話では、この全9社がCMを見合わせ、ACジャパンの公共CMなどに差し替えられた。
第3話では、「星座が射手座であれば、年齢性別不問で子どもを引き取りたい」という里親候補の夫妻が現れ、ポスト(芦田)とオツボネ(大後寿々花)が“お試し”(養子縁組となる前に、その家で試験的に過ごすこと)へ。しかし、そこに夫妻の姿はなく、現れたのは、家政婦と孤独な暮らしを送る車いすの娘・アズサ(優希美青)。ポストはアズサのよき話し相手となるが、アズサに悲劇が訪れる――。
これまで、周囲から「施設の子」とばかにされ、一番の幸せは“本当のママが自分を愛してくれること”だと疑わなかったポストとドンキ(鈴木梨央)。だが第3話では、両親がいながらも孤独を抱える少女たちの姿を目の当たりに……。「実の親がいても、寂しいと思うやつがいるんだな」「何が幸せなんだか、分からなくなるよ」と、悩ましい表情を浮かべるポストが印象的であった。
今回、ネット上で意外と多いのが「今まで見てなかったけど、あまりにも騒がれているので初めて見た」という視聴者。その感想は、「描き方が過激すぎる」「こんなひどい“あだ名”はおかしい」「このドラマが何を訴えたいのか分からない」「子役に、大人みたいなセリフを言わせないでほしい」といった否定的な声から、「報道を見て、暗くジメジメとしたドラマを想像していたが、実際はカラッとした明るいドラマだった」「子どもたちの心を尊重した良い作品」「どこがそこまで問題なのか分からなかった」「子役たちのコミカルなシーンに笑った」といった声まで、さまざまだ。
「騒動が発端で見始めた人も多く、今回の視聴率上昇を受けて『騒げば騒ぐほど、視聴率は上がる』『見せたくないなら、騒ぐのを辞めることだ』という皮肉めいた声も。同作は、放送を中止するどころか、関東では水曜夜10時の本放送以外にも再放送を行っており、これまで各話週3回ずつ放送されている。同局で放送中の武井咲主演『戦力外捜査官』でさえ、放送後に一度、簡単なPR番組を流すだけ。さらに、田中直樹主演『慰謝料弁護士』に至っては、本放送のみ。再放送の多さからも、日テレの強気の姿勢がうかがえます」(芸能記者)
次回の第4話では、アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットのような夫婦に引き取られることを夢見るボンビ(渡邉このみ)が、初めて“お試し”に行くというストーリー。騒動による、視聴率への影響にも注目したい。
芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)騒動が収まる気配がない。日本で唯一「赤ちゃんポスト」を設置する熊本の慈恵病院や全国児童養護施設協議会の抗議に、日テレは放送を予定通り継続するとの姿勢を崩さないが、スポンサー全8社がCMの放映を見合わせるという異例の事態となっている。
芦田演じる主人公は「赤ちゃんポスト」に置かれていたことから「ポスト」というあだ名で呼ばれ、施設の職員からは子どもたちはペット扱い。鉄拳制裁を加えられたり、里親候補に気に入られるために泣く練習を強要されたり……といった過激なシーンの数々。こうした過激な設定の背景には、芦田の子役離れした演技力を際立たせ、新境地を見せたいという制作側の狙いもあったことだろう。その天才的な演技力ゆえ、「愛菜ちゃんが、こんな難しい役を……」「愛菜ちゃんが、こんなハードなシーンを……」と狙いたくなるのは、日テレに限ったことではない。
実は、今年公開予定の芦田初主演映画には、この『明日ママ』以上のショッキングなシーンがあるのだという。西加奈子原作『円卓』を映画化したものだが、芦田が演じるのは、大阪の団地暮らしの小学3年生「こっこ」。口が悪くて、ちょっと生意気で、元気な大阪弁の女の子だ。三つ子の姉と両親、祖父母と暮らしている。円卓で食事をするにぎやかな家庭を舞台に、家族や同級生、在日韓国人やベトナム人との交わりなどユーモアを交えて描いた、少女の成長物語である。設定だけ見ると『明日ママ』とは違い、明るい芦田を安心して見られそうな、ほのぼのとした作品に思えるのだが……。
なんとこの原作には、主人公の少女がロリコン変質者にSMまがいの行為を強要されるという、ショッキングな展開が登場するのだ。
物語終盤の夏休みのある日、こっこがひとりで遊んでいたときのこと。「肩ほどまでの脂ぎった髪を、真ん中でぴたりと分け」「体をくねくねと揺らした」男が、こっこの前に現れる。
鼠人間と呼ばれるその男は「ご尊顔を踏んでくれはるのん」と、こっこに自分の顔を踏むよう強引に頼む。「こっこは恐る恐る、つまさきを鼠人間の顔に載せた」「鼠人間の目はかっと見開いたままである」
小学3年生のこっこは理解していないと思われるが、れっきとした猥褻行為、性的虐待といっていいだろう。猥褻シーンは続き、ついにはクライマックスを迎える。
鼠人間は「もーっとやでー」「さーらーにーやでー」とさらに顔を踏みつけさせ、こっこは渾身の力を込めて踏み続ける。しばらくすると鼠人間は「ストッピット!」と言って、踏むのをやめさせた。そして「仰向けに寝転がったまま」「びくっ、びくっと体を震わせ始めた」。その表情は「苦しそうではなく、それどころか、どこか優雅な、水面をたゆたうような表情をしていた」──。
小説は小学3年生のこっこの目線で描かれているため直接的な表現はないものの、こっこに踏まれながら、鼠人間は明らかに性的興奮を感じ、あるいは射精に至っているのかとすら思わせる記述だ。
映画でもこの場面が描かれているのかどうかは不明だが、「孤独に憧れる」こっこが「初めて、孤独を感じた」というこの場面は、物語上かなり重要な部分でもある。原作では過激さだけを狙ったものではないが、映像となればそのインパクトは大。もし映画が原作通りなら『明日ママ』以上の過激な問題作になること必至だろう。果たして、映画に天才・芦田愛菜のSMシーンは存在するのだろうか? 『明日ママ』騒動の行方とともに、気になるところだ。
『ゴーマニズム宣言』シリーズなどで知られる漫画家の小林よしのりが29日、自身のブログで芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)を絶賛した。
第1~2話を見た小林は、「とんでもなく面白い!」と絶賛。「子供を捨てる親に対する激しい憤りが子供目線で描かれていて、わしも怒りに震えた。日頃から、子供を捨てたり、虐待したりする無責任な親の事件を目にするたびに、ムカムカしてたのだが、翌日になるとすぐ忘れる。この番組は社会を含む無責任な大人への怒りを思い出させてくれて、とてもよく出来ている」とし、「こんな面白い番組のスポンサーを降りるなんてバカじゃないのか!」と一喝した。
また、抗議した団体や関係者に対し、「心配するのはわかるが、神経質になり過ぎじゃないかな? 世の中、美談だけを強調すればいいってもんじゃない。子供を捨てなければならない親の苦悩もあるし、そんな残酷を表出させた社会や政治の罪もある。だが、捨てられた子供は、そういう大人たちすべてを告発する権利がある。捨てた親も、捨てさせた社会や政治も、やはり倫理的には責められなければならないのだ」と小林節を展開。ブログの最後には、「関係者は挫けるな! わしは最後まで見るぞ!」とエールを送っている。
このように、ブログに同ドラマに対する意見を綴る著名人は少なくない。
元フジテレビアナウンサーの長谷川豊は25日、「僕はスタッフの取材不足があるとは思うし、公共の電波放送である以上、流しといて『見なきゃいいだろ』はさすがに乱暴な意見」などと綴っている。
また、作家の新堂冬樹は27日、「ただ、ひとつだけ言えることは、どんなテーマを取り扱うにしろ、中途半端な気持ちではなく真摯に向き合うこと・・・そのテーマを世に出すことで傷つくかもしれない人達のことを心に留めながら。そして、不幸にも、誰かを傷つけてしまった場合は、しっかり話し合い互いが理解しあえるように努力するべき」としている。
一方、自民党衆議院議員の大久保三代も28日、「子ども達が置かれた苦境とそれでも逞しく生きる姿を通じた問題提起が期待できる同ドラマ。かっこいいじゃないか!」と称賛。「次回、厚生労働委員会で質問があたったらファミリーホームの予算確保を訴えますぞ!」と、ドラマに突き動かされたことを明かした。
テレビ史に残る大騒動となっているこの問題。日本テレビ側は「3、4、5話を見ていけば、制作の意図が分かっていただけると思う」(制作局長・佐野讓顯氏)と理解を求めているが、果たして小林のいうとおり、CMを見合わせているスポンサーは「バカ」なのだろうか?




