12日放送された、芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)の最終回の視聴率が12.8%だったことがわかった(関東地区、ビデオリサーチ調べ/以下同)。同ドラマは、物語の舞台になった児童養護施設の描写などをめぐり、放送開始直後から賛否両論が巻き起こり、その反響の大きさに番組スポンサーもCMを見合わせていたが、最終回もスポンサーCMは放送されなかった。また、内容改善を求めた全国児童養護施設協議会が、公の場における謝罪も要請したが、最後までそれに応えることはなかった。 「結局、視聴率は第3話の15.0%が最高で、ほとんどの回が11%台と低調でした。あれほど大騒ぎになったのに、この低視聴率はなんだ、という感じですね(苦笑)。やはり、クレームを意識してか、放送当初に見られた子どもへの暴力や暴言がなくなるなど、第4話あたりからストーリー展開が大きく変わったことが影響しているのではないでしょうか。突然内容が変更されてしまうような、“ご都合主義”のドラマが視聴者にウケるわけがないですからね」(テレビ情報誌編集者) このストーリーの改変については、視聴者からは「安心して見られる」「最初は不快感を抱いたが、今は普通に見られる」という意見があった一方で、「つまらなくなった」「普通のドラマになってしまった」などと落胆する声も。 「爆笑問題の太田光も指摘していましたが、子どもへの暴力や暴言ウンヌンではなく、児童養護施設などの描写があざとさばかり狙った上っ面だけだった、ということに尽きるのでしょう。要は、ドラマとしてのクオリティが低かった、ということです。ただ、今回の脚本を監修したのは野島伸司氏ですが、彼は自身のセンセーショナルな作風を最大限に生かすために、事前取材をしないことで有名。いわば“炎上商法”の元祖といったところですが、彼の方法論が限界に来ていることが露呈されました」 社会を揺るがせたかのように見えた“明日ママ騒動”も、視聴率を見れば、その辺のブログの炎上と大して変わらない小さな出来事だったということか。“大山鳴動して鼠一匹”とは、まさにこのことである。『明日、ママがいない』(日本テレビ)
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「21世紀で一番泣けるドラマ」は言いすぎ!? 『明日ママ』最終回後も物議続く
“ポスト”などのあだ名や、子どもをペット扱いするような描写に問題があるとして、団体などから抗議を受けた芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)の最終回が12日に放送され、平均視聴率12.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したことが分かった。
初回平均視聴率14.0%でスタートした同作だが、第3話で15.0%まで上昇。騒動をきっかけに注目を浴びたかと思われたが、第5話以降は11%台が続き、最終回でわずかに上昇。全話平均視聴率は12.9%となり、民放1月クールでは、現在のところ『S -最後の警官-』(TBS系)に続き、2位となっている。
第2話以降、全スポンサーがCMを見送っている同作だが、最終回でもCMや提供表示はないまま。また、番組中に騒動に関するコメントなどもなかった。
<以下、あらすじのネタばれあり>
最終回では、養子縁組が決まったドンキ(鈴木梨央)とボンビ(渡邉このみ)、実父(別所哲也)と暮らすことになったピア美(桜田ひより)が、次々と児童養護施設を後に。残されたポスト(芦田愛菜)も、瞳(安達祐実)の亡くなった娘・愛として生きるため、縁組の契約を結ぼうとするが、施設長(三上博史)が突然、「その子は、あんたの子どもではない!」と瞳に現実を突き付け、破談。結局、ポストは施設長に引き取られることに。
ラストシーンでは、手をつなぎ遊園地を訪れた施設長とポストが、プリクラを撮影。プリクラには「パパ キララ」と書かれており、“ポスト”の本名が明らかになる、という終わり方であった。
最終回でも、“ポスト”などのあだ名は引き続き使われていた同作。放送前から「21世紀で一番泣けるドラマ」をうたっていたが、視聴者の反応をネット上でうかがうと、「泣いたのは8話目だけだった」「感動したけど、“21世紀で一番泣けるドラマ”は言いすぎ」「抗議がなければ、もっと泣けるドラマになってたのかな?」という声が目立った。
また、初めから予定されていた全9話を完走したことについて、「最後まで見届けることができてよかった」「打ち切りになるのでは、とハラハラした」と、胸をなで下ろす視聴者も目立つ。
一方で、問題となった原因について、あらためて分析する視聴者も多く、「題材のハードルの高さに対し、演出が力量不足だった」「とにかく、抗議後の日テレの対応が悪かった」「野島伸司的なヒットドラマの狙い方は、時代に合わない」など、さまざまな意見が飛び交っている。
「ここまで問題が大きくなったのは、事前取材の不足のほか、野島ドラマ的なヒットのメソッドが、時代に合わなかったことが原因。野島ドラマといえば、工場で奴隷のように扱われる知的障害者を描いた『聖者の行進』や、近親相姦や同性愛を描いた『高校教師』、主人公が教師や同級生からイジメにあった後、死亡してしまう『人間・失格~たとえばぼくが死んだら』(すべてTBS系)など過激なものが多いが、当時は物議を醸しながらも高い支持を得ており、TBSが『ドラマのTBS』と呼ばれる一端を担っていた。しかし、これらのドラマが今の時代に放送された場合、似たような騒動に発展した可能性は十分考えられる。日テレの福井雄太プロデューサーは、野島氏に心酔していることで知られているが、野島臭の強い『明日、ママがいない』の演出は、“時代に合わなかった”といえるかもしれない」(テレビ関係者)
最終回が終わっても、さまざまな物議を醸している同作。赤ちゃんポストを設置している慈恵病院は1月、放送倫理・番組向上機構(BPO)に審議を求める申し立てをしているが、BPOはどのような結論を下すのだろうか?
『明日ママ』最終回目前で“号泣”祭り!? 「初回の酷評を撤回したい」「クレーム団体は反省しろ」の声も
全スポンサーがCMの自粛を続けている芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)の第8話が5日に放送され、平均視聴率11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したことが分かった。
1月クール連ドラの全話平均視聴率において、これまで向井理主演『S -最後の警官-』(TBS系)に続き、民放2位につけていた同作。だが、この放送回で『緊急取調室』(テレビ朝日系)に抜かれ、3位に下がってしまった。
同作は、次回の第9話が最終回。物語も佳境に入っており、第8話では、ピア美(桜田ひより)がピアノコンクールに出場。父親が会場に来ていることを知ったピア美は演奏をやめ、父親を求め泣き叫ぶ……。一方、ドンキ(鈴木梨央)は、「彼氏と別れたの」と自分勝手な理由で娘を引き取りに訪れた母親(酒井美紀)の元へ帰ることに。しかし、児童養護施設を後にするドンキの前に、里親候補の夫婦(松重豊、大塚寧々)が現れる……というストーリーであった。
子どもたちが、親の愛を求め号泣するシーンが印象的だった第8話。ネット上では、以前の賛否がウソのように、「このドラマで、初めて号泣しました」「愛について考えさせられた。やばいくらい泣いた」「魔王(三上博史)の『事実の親と、真実の親は違う』というセリフが忘れられない」といった賛辞であふれ、次回が最終回であることを惜しむ声が目立つ。
また中には、「初回を見て、このドラマを酷評しました。撤回します。(中略)第1話を見た時は、まさかこのドラマで号泣するとは想像もしていなかった。ありがとう。母になったばかりの、あの頃の気持ちを思い出しました。今夜、娘を抱き締めてあげたい」といった書き込みも。
さらに一連の騒動に対し、「クレーム団体は反省してほしい」「スポンサーは、局の“最後まで見てほしい”という言葉を、なぜ無視したのか」「人がバンバン殺されるドラマにはスポンサーがいるのに……」と、あらためて疑問を投げかける視聴者もいるようだ。
「第8話で、風向きがガラリと変わった印象です。振り返ってみると、主人公が“親の顔を知らない”という点は重要でしたが、必ずしもあだ名が“ポスト”である必要はなかったですし、初回で魔王が子どもたちにあそこまで暴力的である必要もなかった。今回、脚本が、どの程度騒動の影響を受けているかは不明ですが、今になって評価が高まっているだけに、“もったいないドラマ”という印象です」(芸能ライター)
ハッピーエンドへ向け、加速中の同ドラマ。最終回の放送後、世間からどのような総評が下されるのだろうか?
『明日ママ』に安達祐実登場で「新旧“家なき子”共演」も……アピールできない日テレの苦悩
“ポスト”などのあだ名や、子どもをペット扱いするような描写に問題があるとして、団体などから抗議を受けている芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)。26日放送の第7話に、女優の安達祐実が初登場することが分かった。
番組サイトによれば、安達が演じるのは、ポスト(芦田)の新しい担任教師の妻・瞳役。予告映像で、瞳はポストに「お帰りなさい」と声をかけており、ポストも「ただいま」と挨拶。これにネット上では「ついにポストの母親が登場か?」「ポストの母親役は安達だったか!」「娘を亡くした瞳が、ポストと娘の面影を重ねている場面では?」などの臆測が見受けられる。
安達といえば、ちょうど20年前に、同局の連ドラ『家なき子』で、不遇な境遇を懸命に生きる少女を演じ、ブレーク。同作は、脚本家・野島伸司が携わっている点など、『明日、ママがいない』と共通点も多い。普通に考えれば、スポーツ紙などが「20年の時を超え、新旧“家なき子”が共演!」などと煽っていてもおかしくないが、今のところ、大きな話題になっている気配は感じられない。
「日テレは当初、安達と芦田の共演を、スポーツ紙などを使って大々的にアピールし、ドラマを盛り上げる予定でした。しかし、抗議騒動の影響で、内容を煽るようなことができない、苦しい状況となっている。視聴率は徐々に落ちていますが、目立った宣伝ができないまま、ひっそりと最終回を迎えそうです」(芸能記者)
相変わらず、スポンサー全社がCM放送を見送っている同ドラマ。今後、ポストの母親が登場し、ハッピーエンドが訪れるともウワサされるが、果たして……?
『明日ママ』劇中でCM自粛中のスポンサーに説教!? 「お前たちは、何に怯えている?」
登場する子どもの“あだ名”や、子どもをペット扱いするような描写が、全国児童養護施設協議会などから抗議を受けている芦田愛菜主演『明日、ママがいない』(日本テレビ系)。19日に放送された第6話が、視聴率11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/記事中、すべて平均視聴率)と、過去最低を記録したことが分かった。
初回視聴率14.0%でスタートした同作。第3話では15.0%まで上昇したが、以降、騒ぎの声が静まるにつれ、徐々に数字を落としている。また、抗議を受けて第3話以降、全スポンサーがCM放送を見送っているが、今回も同様であった。
(※以下、ストーリーのネタばれあり)
第6話のストーリーは、児童養護施設「コガモの家」で働くロッカー(三浦翔平)が、路上で揉めている若い夫婦に遭遇。突然、夫に殴り掛かり、警察沙汰に。それを知った施設の子どもたちは、「自分たちまで、世間から白い目で見られるのでは?」と心配し、保身のために施設長(三上博史)にロッカーを追い出すよう、詰め寄る……という展開だった。
物語の後半では、施設長が子どもたちを集め、語りかけるシーンが5分以上にわたり放送された。まず「お前たちは、何に怯えている?」と口を開いた施設長は、続けて「お前たちは、世間から白い目で見られたくない。そういうふうに怯えているのか? だから、そうなる原因になるかもしれないあいつ(ロッカー)を排除する。そういうことなんだな? だがそれは、表面的な考え方じゃないのか? もう一度、この状況を胸に入れて、考えることをしなさい。お前たち自身が知るあいつは、本当にそうなのか? 乱暴者で、ひどい人間か? そんなふうにお前たちは、あいつから一度でもそういう行為や、圧力を受けたことがあるのか?」と問いただすと、首を横に振る子どもたち。
さらに、「臭いものにフタをして、自分とは関係ない。それで終わらせるつもりか? 大人なら分かる。大人の中には、価値観が固定され、自分が受け入れられないものをすべて否定し、自分が正しいと、声を荒げて攻撃してくるものもいる」「そんな大人になったらおしまいだぞ? 話し合いすらできない、モンスターになる」とたたみかけた。
このシーンを受け、ネット上では「スポンサーや、クレーマーへの説教だな」「番組スタッフは、相当憤ってるなww」「日テレが“最後まで見てください”と繰り返していたのは、こういうことか」「作品の中で反論するなんて、いいセンスだ」などと、臆測が飛び交った。
「一部週刊誌で『1話放送時に、すでに7話まで撮り終わっているから変更がきかない』と報じられましたが、実際は放送の10日ほど前に各話を撮り終わるというギリギリのスケジュール。第6話の脚本は、騒動後に書き上げられた可能性が高く、スタッフの思いを、施設長の長ぜりふとして三上博に言わせたとしても、不思議ではありません」(テレビ関係者)
同作の脚本家・松田沙也氏のTwitterは、第1話放送の翌日、騒動について「伝えたいことはドラマをご覧頂ければ、と」とコメントを残し、その日を境に更新がぷっつりと途絶えている。劇中で施設長は、子どもたちに「つまらん偽善者になるな。つまらん大人になるな」と投げかけていたが、このドラマは同時に、規制が増えたことで「つまらんテレビ」になることを危惧しているのかもしれない。
『S -最後の警官-』『明日ママ』、月9は……? “ヒット作不在”の1月期連ドラ視聴率中間ランキング
「一話完結だらけ」「警察と医者だらけ」といわれる1月クールの連ドラも、おおむね折り返し地点。これまでの視聴率合戦をランキングで振り返っていきたい(視聴率は13日までの平均/ビデオリサーチ調べ、関東地区)。 1位『S -最後の警官-』(TBS系/日曜21時~)15.4% 2位『明日、ママがいない』(日本テレビ系/水曜22時~)13.5% 3位『緊急取調室』(テレビ朝日系/木曜21時~)13.1% 4位『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系/月曜21時~)12.7% 5位『戦力外捜査官』(日本テレビ系/土曜21時~)12.2% 6位『医龍4』(フジテレビ系/木曜22時~)12.0% 7位『チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮』(フジテレビ系/火曜22時~)11.9% 8位『福家警部補の挨拶』(フジテレビ系/火曜21時~)10.8% 9位『僕のいた時間』(フジテレビ系/水曜22時~)9.8% 10位『私の嫌いな探偵』(テレビ朝日系/金曜23時~)8.1% ■『緊急取調室』の追い上げに、『S -最後の警官-』は逃げ切れるか? トップは、向井理が特殊急襲捜査班(NPS)の隊員を演じる警察ドラマ『S -最後の警官-』。『半沢直樹』の大ヒットで注目を浴びる「日曜劇場」枠で放送。同枠前クールの木村拓哉主演『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』の失敗を取り戻すかのように、放送前から映画化を発表するなど、局の力の入れようがうかがえる。ネット上では、「次第に面白くなってる」「男たちの熱い思いが伝わってくる」と好意的な感想の一方、「ストーリーが非現実的で入り込めない」といった声も。 2位は、人権団体などからの抗議騒動で、第3話以降、スポンサー全社がCMを見送っている芦田愛菜主演『明日、ママがいない』。最高視聴率を記録したのは、騒動真っただ中であった第3話の15.0%。しかしその後、騒ぎがいったん落ち着いたせいか、今月12日放送分では11.6%まで急落してしまった。また、抗議による影響か否か、回が進むにつれセリフや演出の毒気が抜け、登場人物は“いい人”ばかりに。芦田演じる“ポスト”も、初回では大人にむりやり髪の毛を切られそうになったり、施設長に殴られ口から血を流したり、罰として水の入ったバケツを持たされる体罰を受けるなどしていたが、今やそんなことはウソのように、劇中には平和な空気が漂っている。 3位は、天海祐希主演の刑事ドラマ『緊急取調室』。初回は、平均視聴率12.5%とイマイチだったものの、次第に「面白い」と評判が広まり、第3話では16.1%まで上昇。最新話の比較では、『S -最後の警官-』を抜いてトップとなっており、ここから巻き返しを見せる可能性も。「緊急事案対応取調班」に焦点を当てた同作は、劇中の多くが取り調べ室での“密室劇”。画的には地味ながらも、天海をはじめ速水もこみち、田中哲司、でんでん、大杉漣といったキャストの演技が光っており、視聴者を飽きさせない演出が盛り込まれているとおおむね好評だ。 ■不調のTBSは、深夜ドラマにさえ惨敗! 23時以降のドラマでは、剛力彩芽主演のミステリー『私の嫌いな探偵』が健闘。剛力演じる大学のミステリー研究会会長と、玉木宏演じる探偵が、事件を解決する一話完結ものだ。 一方、そんな深夜ドラマにも負けるほど不調続きなのが、観月ありさが定時制高校の教師を演じる『夜のせんせい』(金曜22時~)、杉本哲太と古田新太がダブル主演を務める刑事ドラマ『隠蔽捜査』(月曜20時~)、関ジャニ∞・大倉忠義主演の医療ドラマ『Dr.DMAT』(木曜21時~)というTBS系列の3作品。同局は、『S -最後の警官-』を除く全ドラマが惨敗中の厳しい状況だ。 さらに同局の、Hey!Say!JUMP・八乙女光主演深夜ドラマ『ダークシステム 恋の王座決定戦』(月曜24時28分~)も、初回から平均視聴率0.5%と絶不調。ネット上では、「『半沢直樹』のヒットはまぐれだったのか?」などと、揶揄する声まで上がっている。 『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)や、『リーガルハイ』(フジテレビ系)が視聴率20%超えを記録した前クールに比べ、盛り上がりに欠ける1月クール。“ヒットドラマ不在”のまま、最終回を迎えてしまうのだろうか?TBS『S -最後の警官-』番組サイトより
芦田愛菜主演『明日ママ』過去最低視聴率11.6%! 登場人物が“いい人”だらけの異常事態に
団体などから抗議を受けている芦田愛菜主演のドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)の第5話が12日に放送され、平均視聴率11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前回から1.5%ダウンし、過去最低を記録したことが分かった。
初回平均視聴率14.0%でスタートした同作だが、第3話で15.0%まで上昇。騒動をきっかけに注目を浴びたかと思われたが、以降、徐々に数字を落としている。
第5話でも前回同様、全スポンサーのCM放送は見送られ、ACジャパンの公共CMや、同局の番宣が流された。また、全国児童養護施設協議会などが難色を示している“ポスト”などのあだ名については、変わらずに使用されていた。
第5話のあらすじは、ピアノが得意なピア美(桜田ひより)が、音楽大学の教授(高橋ひとみ)の勧めでピアノコンクールに出場。ピア美は、ポスト(芦田)に父親の写真を見せ、「コンクールにお父さんが来てくれるかもしれない」と期待を抱くが、施設長(三上博史)は「父親のことは忘れろ!」と写真を破ってしまう……というストーリーだった。
「初回などに見られた、子どもへの暴力や暴言についてはなくなった。第4話あたりから、ストーリーや演出の“毒気”がすっかり抜け、登場人物は“いい人”ばかりに。視聴者からは、『安心して見られる』『最初は不快感を感じたが、今は普通に見られる』という声も上がる一方で、『つまらなくなった』『普通のドラマになってしまった』『味気がない』とがっかりする声も。中には、『今の内容だったら、CMを自粛する必要なんてない』という意見もあるが、事態がややこしくさせることを避けたいスポンサーは、最終話までCMを復活させることはないでしょうね」(テレビ誌ライター)
騒動は落ち着きを見せ、すっかり毒気の抜けた同作。最終話(第9話)まで残すところ4話となったが、このまま視聴率2ケタをキープできるのだろうか?
これで一件落着? 『明日ママ』第4話で暴力・暴言なくなるも、問題の“あだ名”は使用
芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)の第4話が5日に放送され、平均視聴率13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前回から1.9%ダウンし、過去最低を記録したことが分かった。
同局関係者は先月30日、全国児童養護施設協議会と面会。同協議会は、「施設内での子どもへの暴力や暴言」「子どもをペット扱いするような表現」「子どもに対する“ポスト”などのあだ名」の3点を改善するよう申し入れた。
面会後初の放送となる第4話は、その改善点が注目されたが、一見する限り、過去に見られた子どもたちへの暴力シーンや、特定の子どもを傷付けるような暴言、ペット扱いする表現は見受けられなかった。しかし、子どもたちのあだ名は引き続き使用されていた。
第4話は、ボンビ(渡邉このみ)が初めて“お試し”(養子縁組となる前に、その家で試験的に過ごすこと)に行くも、食事中に気絶。その原因を探るため、ポスト(芦田)や水沢(木村文乃)がボンビの過去を紐解いていくというストーリーであった。
「第4話は、脚本家・野島伸司の申し子ともいえる女優・遠山景織子も登場。ストーリーもファンタジー色の強い“野島ワールド”全開で、野島ドラマファンからは『懐かしい』『遠山と三上博史が一緒に出るなんて、野島ドラマの同窓会みたい』といった声も。しかし、結末が少々強引で、全体的にふわっとしていたせいか、視聴者の評価は分かれているようだ。そんな中、裏番組の三浦春馬主演『僕のいた時間』(フジテレビ系)は、前話から1.9%アップし平均視聴率10.4%を記録。ALS(筋萎縮性側索硬化症)と戦う若者を描く同作は、『明日、ママがいない』とは真逆ともいえる“リアリティーの高さ”が見どころ。視聴者から“今期、もっとも感動できるドラマ”という声も多く、今後さらに視聴者が流れる可能性もありそうだ」(芸能記者)
日テレの公式サイトでは現在、全国児童養護施設協議会に宛てた回答を掲載。その中で、日テレ制作局長の佐野讓顯氏は、「ご指摘頂いた点については重く受け止め、すでに主体的に番組制作に活かしております」と細部に配慮しながらも、「ストーリーは、当初の構想に従って展開致します」と、大筋は変更しないことを明言している。
これを受け、同協議会は「日本テレビの言葉を信じ、番組を見守りたい」とコメントしているが、はたしてこのまま事態は収束へ向かうのだろうか?
ついに国会が動いた『明日ママ』、第4話の注目は「あだ名」「施設長のキャラ」の2点
芦田愛菜主演ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)が児童らに与えている影響について、田村憲久厚生労働相は3日、衆院予算委員会で実態を調査する方針を示した。
日本維新の会の中田宏氏は、ドラマの内容について「施設長が(児童に)『ペットの犬と同じだ』と言うのは、全国の施設職員からすれば憤りを禁じ得ない」などと指摘。田村氏は、「フィクションだからデフォルメもある」とした上で、「入所している子に自傷行為があったとの報道がある。全国児童養護施設協議会に確認し、調査したい」と述べた。
同協議会は先月30日、日本テレビ制作局長らとの面会で、「施設内での子どもへの暴力や暴言」「子どもをペット扱いするような表現」「子どもに対する『ポスト』などのあだ名」の3点を改善するよう申し入れた。局側はこれに、「検討した上で、2月4日までに変更点を具体的に提示する」としたため、今後放送分の内容が注目されている。
「国会でこの問題が出たことで、ドラマ肯定派の間では『騒ぎすぎ』『ドラマの影響よりも、養護施設の実態を調査すべき』などと波紋が広がっています。5日放送の第4話は、アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットのような理想の夫婦に引き取ってもらうことを夢見て、いつも妄想ばかりしているボンビ(渡邉このみ)が、初めて“お試し”(養子縁組となる前に、その家で試験的に過ごすこと)に行くストーリー。同協議会の抗議により、登場人物のあだ名は変わらず使われるのか、また、これまで子どもたちに厳しく当たってきた施設長・佐々木(三上博史)のキャラに、何かしらの変化があるのか、特にその2つに関心が集まりそうです」(芸能記者)
視聴者からは、「こんなリアリティのないドラマ、早く放送中止すべき」「傷ついている児童がいる限り、放送すべきではない」「一部のワーワー騒いでる団体よりも、なぜ視聴者を大事にしないんだろう……」「クレーマーに屈せず、最終回まで予定通り完走してほしい」など、依然として賛否が飛び交っているこの騒動。しばらくは平行線をたどりそうだ。
芦田愛菜主演『明日ママ』が内容改善を検討も……日テレは“なあなあ”に問題収束へ!?
スポンサー全社がCM放送を見送っている芦田愛菜主演のドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)が、全国児童養護施設協議会の抗議を受け、内容の変更を検討することが明らかとなった。
30日、同局の佐野譲顕制作局長、福井雄太プロデューサーら3人と、協議会の藤野興一会長、武藤素明副会長が1時間以上にわたり面会。同協議会が改善を求めたのは、「施設内での子どもへの暴力や暴言」「子どもをペット扱いするような表現」「子どもに対する『ポスト』などのあだ名」の3点で、さらにドラマにより傷ついた児童への謝罪も求めた。
これを受け、日テレ側は「改善する。具体的には持ち帰り検討する」とコメント。次回放送前日の2月4日までに、変更点を具体的に提示するという。
一見、折れたようにも見える同局だが、ある記者は「“なあなあ”な返事を繰り返しながら、最終回までこじつけるのでは?」と話す。
「同協議会が改善を求める項目を見る限り、問題視されているのは、主に施設長(三上博史)の登場シーン。しかし、もともと施設長の暴言が目立つ脚本は、主に第2話まで。第3話では、傷ついて帰ってきたオツボネ(大後寿々花)にカレーを食べさせ、『うまいか?』と優しく投げかけるシーンなどもあり、今後はさらに、不器用ながらも愛情が垣間見えるシーンが増えていくとか。なので、脚本の修正点はさほどないともいえます。ただし、“あだ名”の改善は難しい。突然、主人公の名前が変わっては不自然ですし、『捨てられたんじゃない。親を捨てたんだ』と前向きに生きる施設の子どもたちを表す象徴が、このあだ名ですから」(同)
改善が見られない場合、あらためて放送中止を訴える意向を示している全国児童養護施設協議会。日テレはどのような説明で、同協議会と視聴者を納得させるのだろうか?
