止まらぬヤラセ疑惑……低迷のダウンタウンを救ったTBS『水曜日のダウンタウン』が存続危機

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TBS『水曜日のダウンタウン』公式サイトより
 4日放送のバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の終盤、過去の放送分について「放送内容は事実に反するものでした」とのお詫びテロップが表示された。  先月28日の放送では、昨年の正月に販売された福袋を特集。「福袋が1つも売れなかった店」として、東京・三鷹市の100円ショップ「得得屋」が販売した324円の福袋を紹介した。  VTRでは、「得得屋」の店舗外観と、福袋の販売風景を静止画で紹介。さらに、虫除けゼリー、アイマスク、カセットテープなど700円相当の中身を並べた映像に、「安けりゃなんでもよいというわけでもなく、1つも売れず」というナレーションが加えられた。  しかし、お詫び文によれば、番組は「得得屋」側に「取材をまったくせず」に、承諾のないまま福袋を紹介。さらに、同店が用意した福袋10点は完売していたにもかかわらず、「1つも売れず」と伝えたのだという。  今回のお詫びは「得得屋」に対する内容のみだったが、同じ福袋企画において、「BOOK-OFF 西宮建石店」を名乗るTwitterアカウントが、同様にヤラセを告発している。放送では、ブックオフの店舗を張り込み取材し、「コミック試し読み福袋」の購入者を直撃。取材中に売れた福袋は「1つのみ」と紹介されたが、実際は「取材クルーの方の前で福袋も複数個売れていた」といい、「最初(オファー時)から茶化す内容を考えていたのでしょうね」などと不快感を露わにした。 「相次ぐヤラセ発覚に対し、ネット上では『バラエティのヤラセくらいで騒ぎすぎ』『面白ければいいじゃん』といった意見も見受けられるが、今回の場合は紛れもない営業妨害。演出上のヤラセと、実害が発生する迷惑行為を混同すべきではありません。もし、ブックオフの主張も真実だとすれば、番組は謝罪するべきでしょう」(芸能ライター)  また、4日のオンエア後には、検証ドッキリを仕掛けられたタレントのダレノガレ明美が、Twitter上で同番組の恣意的な編集を告発(既報)。自身の人格を誤解されるような内容に、「放送何回みてもひどい…」とショックを露わにしている。 「『水曜日のダウンタウン』は、『リンカーン』終了後に同じスタッフがスタートさせた番組。昨年9月には視聴率12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と過去最高を記録し、同時間帯トップに。それまで冠番組がことごとく低迷し、人気の終焉が叫ばれていたダウンタウンが、『コンテンツ次第ではまだまだイケる』と見直されるきっかけとなった番組です。しかし、ここまで次々とヤラセ問題が浮上すると、コンプライアンス的に存続は危うくなる。『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)や『ワイドナショー』(フジテレビ系)が低迷しているダウンタウンサイドとしても、安定した数字が取れている『水曜日のダウンタウン』の存続を願いたいところでしょう」(同)  やりたい放題の傲慢体質が明らかとなった『水曜日のダウンタウン』。熱烈なファンも多い人気番組なだけに、非常に残念だ。

ダレノガレ明美が『水曜日のダウンタウン』の恣意的編集にショック!「泣き寝入りは一般人も……」

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ダレノガレ明美オフィシャルブログより
 4日放送のバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の検証VTRに出演したダレノガレ明美が、Twitterで同番組の編集に不快感を露わにしている。  この放送では、「タメ口芸能人は、年下のADにタメ口をきかれると怒るのか?」を検証。水沢アリー、道端アンジェリカ、ダレノガレの打ち合わせ風景に、それぞれ隠しカメラが仕掛けられた。  ADに扮した20歳の男性がかなりフランクに接したが、前者2人は怒る素振りをまったく見せず。水沢に至っては、「面白い」「イエーイ」などと意気投合していた。  一方、ダレノガレは表情をこわばらせ、「タメ口やめなー」「キレられると思うよ」と注意。男性が「えっ、だってダレノガレっていつも、みんなにタメ語じゃん」と指摘すると、「私は空気読んでるけど、(あなたは)読んでないじゃん」と厳しく返した。  放送を見る限り、ダレノガレの本末転倒な言い分は印象が悪く、スタジオの浜田雅功も「これオンエアしたら、イメージ悪ならへん?」と心配するほどであった。  このオンエア後、ダレノガレはTwitterで「いろいろカットされて変なとこを使われていてびっくりしました!」と恣意的な編集に不快感を示し、「私はタメ語を話したあとはちゃんと謝りにいきますし、プライベートでは敬語です!」と説明。翌日にもショックは収まらず、「昨日の放送何回みてもひどい…私に対してタメ口をキレたんじゃなくて、ADさんがプロデューサーにタメ口使っていたからそれに対して怒ったのに私に使ってキレてるみたいになってる…なんか本当ショックすぎる」と綴った。  これに、ファンから「ダレちゃん優しい!私なら、あんな失礼な人注意できないもん」「分かる人は分かってるから、大丈夫ですよ!」と励ましのメッセージが殺到。中には「これがきっかけで、ダレちゃんがバラエティに使ってもらえなくなったら悲しい」と心配する声も。 「『水曜日のダウンタウン』は、人を小バカにしたような上から目線のテロップやナレーションが定番化しており、それがこの番組らしいゆるい空気感を出していた。しかし、今年放送された『忘年会の日本エレキテル連合 地獄説』や、『コインランドリーで年越しちゃうヤツ 人生に絶望してる説』など、特定の一般人をバカにするような内容も多く、一部関係者から『やりすぎでは?』と問題視する声も上がっていました」(制作会社関係者)  小バカにしたような検証企画が人気を集める『水曜日のダウンタウン』。この先、企画がエスカレートしすぎなければいいが。

『水曜日のダウンタウン』ヤラセ告発、『とくダネ!』が恣意的編集……Twitterで暴かれるテレビ界の横暴

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TBS『水曜日のダウンタウン』公式サイトより
 ゲームプレイ動画で人気のマックスむらい氏が、自身を取材した情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)の恣意的な編集を批判した。  3日放送の『とくダネ!』では、ネット上に蔓延する過激動画を特集。19歳の少年が逮捕された“つまようじ混入事件”をはじめ、コンビニの商品をお金を払わずに食べる男性や、キセル乗車の瞬間など、違法行為と取れる動画の投稿が増えている現状を伝えた。  そんなVTRの流れの中、なぜか過激動画とは無縁のむらい氏が登場。過去の投稿動画で舌打ちをしたところ、コメント欄に「舌打ちすんな」などと批判が相次いだというエピソードを明かした。  放送後、むらい氏はTwitterで「とくダネ!さん、今日の放送、非常に残念です。(略)私が取材をうけた際に一生懸命話した、インターネットにおけるマナーを守る大切さとか、動画配信する際に気をつけないといけない点など、一切使ってくれませんでしたね」「私自身が過激な動画を投稿している人、みたいな感じでの編集になってましたね」「今回は『とくダネ!』という非常に多くの人が見ている番組で、ああいう遥か想像の斜め上からの隕石みたいな編集をされたことに驚きつつ、何人にも心配をされた」などと、悔しさをにじませた。 「何を伝えたいのか分かりづらい、雑で不可解なVTRでした。おそらく、今話題のむらい氏に取材したものの、編集作業をしているうちにその素材が必要なくなってしまったのでしょう。むらい氏が気の毒でなりません」(芸能ライター)  Twitter上での告発騒動といえば、「BOOK-OFF 西宮建石店」を名乗るアカウントが、先月28日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)のヤラセを暴露したばかり。  同放送では、「ブックオフの福袋買うヤツ どうかしてる説」というテーマで、同店舗を張り込み取材。正月に販売した「コミック試し読み福袋」の購入者を直撃し、中身を見せてもらうという企画であった。  取材中に売れた福袋は1つのみ。その中身は、『もののけ姫』(徳間書店)や『勤しめ! 仁岡先生』(スクウェア・エニックス)、『NHKにようこそ!』(角川書店)、『カタリベのりすと』(講談社)、『BTOOOM!』(新潮社)と、ジブリ映画のコミック版や、アニメ化された人気漫画の1~3巻、計15冊が入っていたが、番組はテロップとナレーションで「マニアックな作品ばかり」と紹介。この購入者がこれらの漫画を一切読まないまま、翌日、売るために来店する姿も放送された。  この放送を受け、「BOOK-OFF 西宮建石店」は、「お客様は購入した読み終えた3タイトルを売られたのです」「実際の撮影は2日間で、二日目には取材クルーの方の前で福袋も複数個売れていた(略)」と、編集上でのヤラセを暴露。さらに、「最初のコンタクト時に『完全にバラバラなタイトルで中身を見せずに作ってもらえませんか』という提案がありお断りしたのですが、もしそれをそのまま受けていたら、おそらく『そんなもん売れへんやろ!』というスタジオさんの声が挙がっていたのでしょう。最初から茶化す内容を考えていたのでしょうね」と、あらかじめストーリーができ上がっていたことにため息を漏らした。  また、昨年6月には、弁護士の落合洋司氏が『アッコにおまかせ!』(同)のスタッフの横暴ぶりをTwitter上で暴露。ここ最近、テレビ番組の裏側がTwitterで暴かれるケースが増えているという。 「これまでは、やりたい放題のテレビ業界にいいようにされ、泣き寝入りする人も多かったが、今や誰でもすぐに告発できる時代。過剰演出で誰かを平気で傷つけてきたテレビ業界が、しっぺ返しを受けているといえます」(同)  今回、むらい氏の人間性を誤解させるような編集をした『とくダネ!』。テレビ業界は、その傲慢な制作姿勢を見直す必要がありそうだ。

またフジテレビか……『TEPPEN』真剣勝負押すも、芸能人ピアノ対決に違和感

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フジテレビ公式サイトより
 芸能人が特技で真剣勝負を行う特番『芸能界特技王決定戦 TEPPEN 2015』が4日に生放送され、ピアノ対決の結果に違和感を覚える視聴者が続出している。  毎回、書道や剣道、100メートル走など、あらゆる対決が行われる同番組。今回は冒頭で、6名のピアノ自慢の芸能人による勝ち抜き戦が実施された。  審査員は、大御所作曲家の服部克久、歌手でピアニストの秦万里子、ヴァイオリニストの川井郁子。各演奏後に、100点満点による採点が行われた。  演奏4人目には、ピアノ国際大会で受賞経験もあるHKT48・森保まどかが登場。久保田早紀の「異邦人」を情感たっぷりに演奏し、91点の高得点で勝ち残った。  しかし、次に音大でピアノを専攻しているというAKB48・松井咲子が「Let it Go~ありのままで~」で94点を獲得し、森保は敗北。さらに、最後に登場したかつみ・さゆりのさゆりが、「残酷な天使のテーゼ」で95点を獲得し、“7代目ピアノTEPPEN”に輝いた。  だが、ネット上では視聴者から訝しむ声が噴出。「どう聞いても、松井より森保のほうがよかったんじゃ……」「森保まどかの演奏は鳥肌立ったけど、ほかの人は“ただ引いてるだけ”って感じだった」「番組を盛り上げるための出来レースっぽいな」といった書き込みが見受けられる。  また、小泉今日子の楽曲アレンジや、浜田省吾のツアーのキーボードプレイヤーとして知られ、数々の映画や連ドラで音楽を手掛ける福田裕彦氏は、「フジの某番組のピアノ対決とか言うやつ、HKT48の森保さんっていう子が凄く上手でけっこうビックリして見てたんだけど、その後、どう考えても彼女のピアノとは比べ物にならないほどヘタっぴなピアノを弾く女子が出てきてあっさり勝ち、さらにそれに輪をかけてヘタなピアノを弾く人が勝って呆れたw」とツイート。続けて「服部先生とか審査員やってるけど、マジであんな番組出るのやめたほうがいいと思うw」「ピアノがうまいとかヘタとか、ああいうくだらねえ番組でひとつの『尺度』を作って撒き散らすのはマジで害毒」「95点だか取って『一番』になったお笑いの女子の弾くピアノは、ただの指の運動。あんなものを音楽とは言いません」と苦言を呈した。 「過去7回行われたピアノ対決のうち、さゆりが5回、松井が2回、TEPPENを取っている。この2人の対決は毎回、“因縁対決”として番組側が煽りに煽っており、今回も演奏順やナレーション、紹介VTRなどで、意図的に盛り上げていたのは明白。そのせいで、前半に登場した4人にかませ犬感が漂ってしまった。『ほこ×たて』の過剰演出で騒動を起こしたフジテレビですが、ある意味、この番組にもガチ感をうたうことでの弊害が生じています」(芸能ライター)  放送のたびに、「レベルが低すぎる」「番組の煽りが大げさ」「茶番」といった声が上がる『TEPPEN』。フジテレビらしい演出重視のバラエティは、うさん臭さを払拭することが課題といえそうだ。

日本テレビ『今夜くらべてみました』にヤラセ疑惑、おのののかがラジオで暴露「スタッフに言われて……」

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 バラエティ番組『徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました』(日本テレビ系)の人気コーナー「悩める女たちVS渡部プロ」に、ヤラセ疑惑が浮上した。  同コーナーは、ゲストが自由に撮影したプライベート映像に、アンジャッシュ・渡部建がダメ出ししていくというもの。16日の放送でゲスト出演したおのののかは、ハンディカメラ片手に自宅を紹介。「おもいっきり散らかってるんで、あんまり見せたくないんですけど」「片づける時間がなくて……。昨日一応、掃除機かけたんですけど」と恥ずかしがりながら、部屋を映し続けた。  かなりの散らかりっぷりに、スタジオのチュートリアル・徳井義実は「本当に散らかってる!」と驚愕したが、渡部は「人工的な散らかり方。ちょっと怪しい」「汚し方がワザとらしい」「よく見ると、散らかってるようで、散らかってない」と疑惑の目。するとおのは、「違う違う違う! これで掃除したんです、逆に! ほんとに!」「ほんとに! してない! こうなってたんですよ、ほんとに」と全力で否定した。  この放送を見ていた千原ジュニアは、23日放送のラジオ番組『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)で、共演者のおのに対し「人工的な散らかり方っていうのを、(渡部に)ツッコんでほしいっていうのが見え見え」と指摘。「自分、なんか必死やなあ」「根性が汚い」「やっちゃったなあ」などと、おちょくった。  追い詰められたおのは、ついに内幕を暴露。自宅公開VTRは、タレントが“スタッフ抜き”で撮影しているという体裁で放送されているが、おのの自宅には番組スタッフが同行。撮影前、おのが掃除したところ、スタッフから「これちょっと、キレイすぎるんじゃないかなあ?」と指摘され、「(掃除前の)元に戻そう」という流れになったと白状してしまった。 「芸能人の自宅公開が“ウソばっかり”というのは、バラエティではよくあること。しかし、『悩める女たちVS渡部プロ』は、外部からの演出を一切排除し、タレントが自ら撮ったVTRであることがコンセプトのコーナー。おのの暴露により、番組に過剰演出の疑いが浮上した上、コーナーの意味までブレてしまいました。これがヤラセか演出かはさておき、別の番組でこれを暴露するのは、ルール違反。おのは、調子に乗ってしゃべりすぎてしまいましたね」(映像制作会社関係者)  おのの暴露が思わぬ波紋を呼んでいる『今夜くらべてみました』。「悩める女たちVS渡部プロ」は、ガチ感がウリだっただけに残念だ。

「余計なことを……」『テラスハウス』出演者の“ヤラセ否定”で疑惑再燃 頭を抱える関係者たち

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『テラスハウス』フジテレビ
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  9月いっぱいで打ち切られることになった、フジテレビの人気恋愛ドキュメンタリー番組『テラスハウス』。かねて“ヤラセ疑惑”がウワサされていたが、レギュラー出演者の南海キャンディーズ・山里亮太に続いて、チュートリアル・徳井義実までが自身のラジオ番組でヤラセを完全否定。しかし、これによって疑惑が再燃してしまった。なぜなら、2人はスタジオで収録されたビデオを見てコメントするだけ。収録現場に立ち会っていないのに、ヤラセの実態について知るはずがないからだ。  『テラスハウス』がスタートしたのは2012年10月。深夜にもかかわらず、若者の支持を受けて10%近い視聴率を取り、当初は1社提供だったスポンサーも複数になり、番組は長続きするといわれていた。ところが今春、写真週刊誌が“ヤラセ疑惑”を報道。それによれば、出演者はギャラのほかに告白手当として5万円、キスした場合は10万円のキス手当がもらえるという。  事実なら、“演出”では済まされない行為だ。  さらに、5月に発売された週刊誌で、番組の制作スタッフによる出演者へのパワハラ、セクハラの実態が告発された。スタッフといっても、フジの社員ではない。この番組の制作は、大手制作会社「イースト・エンタテイメント」に丸投げ。番組の責任者はイーストの0氏。報道によれば、O氏がグラビアアイドルの筧美和子の胸をわしづかみにしたりするセクハラは日常茶飯事、個別にメンバーを呼び出して威圧するようなパワハラも続いていたという。  この番組の出演者は、自分を売り出すことが目的で出演している。番組を降ろされないためには我慢するしかない。その弱い立場に付け込んでセクハラやパワハラを働いていたとしたら悪質だ。イースト関係者は「Oなら、さもありなんです」と言う。  フジは疑惑報道を黙殺したが、関係者の聞き取り調査は行ったようだ。結果、報道されたことに近い事実が判明した。しかし、それを公に認めれば、過去にフジ系列の関西テレビが『発掘!あるある大事典!』のねつ造問題で日本民間放送連盟を除名される(現在は復帰済み)という屈辱を味わったように、今度はフジが民放連から追放されかねない。昨年も『ほこ×たて』問題を起こしたばかりなのだから、なおさらだ。そのためだろう、ヤラセやセクハラ、パワハラなどの疑惑を不問に付して、番組編成を理由に9月いっぱいで打ち切り、波風立てぬよう幕を閉じようとしている。  ところが、レギュラーを務める山里と徳井が、いずれも自身のラジオ番組でヤラセを否定。徳井に至っては、得意げにヤラセについての持論まで開陳しているから、開いた口が塞がらない。芸人はバラエティにおいて、ヤラセか演出かが微妙なことを「面白ければいい」と当たり前にこなしているが、『テラスハウス』はドキュメンタリー性を売りにして視聴者の支持を得てきた番組。そこまで番組の肩を持つのであれば、自ら足を使って、番組出演者や番組制作者に話を聞いてみるべきだ。  番組関係者に言わされたのか? それとも、後番組が欲しくてフジにゴマをすったのか? 真相はわからないが、2人が所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーの関係者も「余計なことをしゃべらなければよかったのに」と頭を抱えている。確かに、疑惑を隠蔽して幕を閉じようとしているフジにとっては、彼らの発言が再び番組に注目が集まってしまうのは迷惑な話。いずれにせよ、フジが疑惑の真相を明らかにする義務があることは間違いない。 (文=本多圭)

『テラスハウス』“告白手当5万円”報道に見る「恋愛バラエティ」と「ヤラセ疑惑」の関係とは

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フジテレビ『テラスハウス』番組サイト
 若者を中心に支持を集める恋愛観察バラエティ『テラスハウス』(フジテレビ系/以下、テラハ)。話題の同番組に関し、4日発売の「フラッシュ」(光文社)が「“恋愛シーン”の真実――キスや告白には『特別手当』があった!」と衝撃的な見出しを躍らせている。  タレントのYOUによる「番組が用意したのは、素敵なおうちと、素敵な車だけです。台本は一切ございません」という決まり文句でおなじみのテラハだが、「フラッシュ」はこれまでも、「演者用の台本はないが、筋書きはある」「制作スケジュールから逆算して、いろいろなイベントをスタッフが考えている」などと、制作の裏側を伝えてきた。  最近のテラハといえば、「史上最多の恋が同時進行中!」などとうたい、急展開が目立つ。2月にテラハに戻ってきた島袋聖南の前には、初期メンバーの湯川正人が現れ、突然告白。さらに写真家の今井洋介と、テラハとは関係のないミュージシャン・jyA-Me、さらにかつての参加者であるモデルの今井舞との三角関係も盛り上がりを見せた。  そんな“恋愛シーン”について、今回の記事では、テラハ関係者の衝撃的な証言を掲載。それは、スタッフの指示や意向で出演者が告白した際は、ギャラのほかに5万円の「告白手当」を支給、さらに番組の支持でキスした場合は、10万円の「キス手当」が支払われるというもの。ちなみに、実際に好きな相手に告白した場合は、これに含まれないそうだ。 「テラハのヤラセ疑惑や過剰な演出については、ネット上でも散々話題に上ってきましたが、番組にどっぷりハマッている若者の中には、ヤラセか否かを気にしていない人が多いようです。それよりも、番組のおしゃれ感や、恋愛模様のドキドキを、“月9”ドラマでも見るような感覚で、心から楽しんでいるという感じですね」(テレビ誌ライター)  確かに、Twitterを見ても、ヤラセ疑惑については「ヤラセかもしれんけど、それにしても次から次と問題が起きるから楽しくて仕方ないわ(^o^)v」「最近テラスハウスにハマりすぎてやばい。ヤラセかどうかはどうでもいい」「テラハがヤラセかヤラセじゃないかは、本当に不毛」といった書き込みが目立つ。 「人気の恋愛バラエティには、昔からヤラセ疑惑が付き物。『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)内の人気コーナー『勇気を出して初めての告白』をはじめ、かつて平均視聴率20.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した『あいのり』(フジテレビ系)なども、放送中に散々、ヤラセ疑惑について取りざたされた。実際、『あいのり』の出演者が、『自分のキャラクターも、カップルになる相手も始めから決められていた』と後に暴露し、騒ぎになったこともありましたが、それでも恋愛バラエティというジャンルは、いつの時代も安定した人気を誇っています」(同)  “おしゃれな恋”を夢見る若者を魅了してやまないテラハ。疑惑が付きまといながらも、人気はしばらく衰えなさそうだ。

『レコード大賞』司会に上戸彩で高まる“EXILE内定説” できすぎた美談に「茶番大賞」の声も

uetoaya1202.jpg  今月30日に生放送される『第55回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)の総合司会を、EXILE・HIROと昨年9月に入籍した女優の上戸彩が務めることが分かり、ネット上では「大賞はEXILEに内定済みなのでは?」との声が高まっている。  AKB48が2連覇している同賞だが、もし今年、EXILEが制した場合は、2010年の「I Wish For You」(rhythm zone)以来、3年ぶり4度目の大賞となる。 「リーダーのHIROが年内で勇退することもあり、『今年はEXILEだろう』とする声は、以前から多い。今年4月に発売したシングル『EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~』(rhythm zone)は、“AKB商法”ならぬ、“EXILE商法”で強引に同グループ初のミリオンセラーを達成。これは、業界内でも“レコ大へのアピール”との見方が強い。さらに、HIROを影で支えてきた上戸彩が、勇退を控えた夫の姿を舞台上で見ているともなれば、“できすぎ”ともいえる完璧な美談が完成。夫婦での共演は初ですから、上戸がHIROに受賞の喜びを聞くなどすれば、視聴率20%超えも期待できるのでは?」(芸能記者)  77年には、平均視聴率50%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を超えていたレコ大だが、05年には10.0%まで下降。昨年は盛り返し16.6%を記録したが、視聴率と共に賞の威光も薄れ、最近は「TBSのお荷物番組」などと報じられたことも。  ここ数年は、“AKBとEXILEの一騎打ち”という変わり映えのない展開である上、最優秀新人賞にノミネートされたJuice=Juice、新里宏太、福田こうへい、杜このみの知名度の低さからも、今年は「視聴率は期待できない」との声も多かった。そんなピンチ状態のレコ大にとって、この美談に乗っからない手はないといえるだろう。  一部では、「ヤラセ大賞」「茶番大賞」などと冷たい視線もあるようだが、HIROと上戸の共演は、多くの人の予想通り“感動の場面”となるのだろうか?

「男性ファンはもういらない!?」モー娘。武道館公演が、日テレ『ZIP!』で「若い女性を中心に……」報道の違和感

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日本テレビ『ZIP!』番組サイト
 再ブレークが話題のアイドルグループ・モーニング娘。の日本武道館公演の模様を伝えた朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)に、アイドルファンから批判が噴出している。  29日放送の『ZIP!』では、前日に行われた日本武道館のコンサートをレポート。タレントの曽田茉莉江が、実際に会場を訪れ、ファンへインタビューを行った。  VTRが始まると、曽田が会場前で「若い女性ファンを中心に、たくさんのお客さんが詰めかけています!」と伝え、会場にいる若い女性ファンだけにインタビューを実施。「最近、大好きになりました」「ダンスすごいと思います!」などと、モー娘。の魅力を語るファンが次々と映し出されたが、その中に男性の姿はなかった。  続けて、番組は会場のファン100人に、“好きなモー娘。の曲”についてアンケートを実施。その際の映像でも、回答しているのは女性ファンのみ。加えて、コンサート中の客席の映像でも、若い女性ファンばかりが映された。  同公演に参加したある男性は、この放送に憤りを感じたという。 「これは、ドルヲタへの差別に感じました。確かに、少しずつ女性ファンも増えていますが、それでも会場の大半は男性。『若い女性ファンを中心に……』なんてことは決してありません。そりゃあ、ドルヲタのおっさんばかり映しても、絵面的にキレイではないかもしれません。しかし、モー娘。をこれまで支えてきたファンに失礼です」(30代男性ファン)  ネット上でも、「マスゴミの情報操作だ」「ヲタ差別だ」「男性ファンはいらないという、ハロプロのメッセージか?」という声が上がっている。また、この放送を見たあるテレビ関係者は、「これはやりすぎましたね」と笑う。 「『ZIP!』は、朝の帯番組の中でもとりわけ“さわやかさ”を重視しており、ネガティブな情報は排除。出演者も美男美女ばかりを揃えているため、“ムサい”ヲタクが映るのは避けたかったのでしょう。しかし、最近のアイドルファンは、オシャレでカッコいい男性も多い。それを知らない番組サイドが、ヲタクへの偏見から“女性ファンしか映さない”という判断をしたのかもしれません。とはいえ、これはやりすぎ。“ヤラセ”といわれても仕方ないのでは?」(テレビ関係者)  『ほこ×たて』(フジテレビ系)のヤラセ騒動以降、視聴者も過敏になっているだけに、テレビ局はもう少し慎重になったほうがいいかもしれない。

「フジテレビの“検証系番組”はヤバイ!?」視聴者に嫌われても、ヤラセをやめないテレビマンたち

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フジテレビ公式サイトより
 今年、週刊誌が行った「嫌いなテレビ局」ランキングで、断トツ1位を獲得したフジテレビ。視聴率不振が叫ばれて久しいが、未だにタレントのギャラは民放局で最高額といわれ、バブリーなスタンスだけは、視聴率3冠を獲っていた頃と変わらないようだ。  最近は、同局の『ほこ×たて』が、ヤラセ発覚により打ち切り。翌月にも、BSフジの『風の見た自然たち』でカワセミの映像に虚偽が見つかり、翌週には打ち切りが発表された。  過剰演出体質に批判が集まるフジだが、番組制作会社関係者は「フジの体質は、今のままでは決して変わらない」と話す。 「『ほこ×たて』の件で、局内が反省ムードになるかと思えば、現場の人間はまったく懲りていない。特にフジ周りのスタッフは、自分を曲げない性格の人間が多く、ヤラセが騒ぎになっても『ヤラセがないと、面白い番組は作れない』『素人(視聴者)は、何も分かってない』と反論するディレクターも多いですね」(同)  21日発売の「女性セブン」(小学館)でも、業界を知る放送作家が「ヤラセは慣例」だと言い切っている。2泊3日の旅行番組で、撮った日にちを入れ替えて放送するのは当たり前。定番の“お散歩番組”についても、番組内で偶然出会う一般人のほとんどが仕込みだといい、エキストラ会社に「○時ごろ、この場所にいてね」と頼んでいるとか。  また、07年に『発掘!あるある大事典II』(フジテレビ系・関西テレビ制作)が打ち切りとなった原因の一つである“ボイスオーバー”の捏造についても言及。外国語を話している人に、まったく関係のない日本語を重ねたり、音声を消して日本語のテロップを流す手法は、今も日常的に行われているという。 「フジは、『ほこ×たて』のような検証系の番組でヤラセが見つかることが多いですね。『発掘!あるある大事典II』も、納豆がいかに体にいいかを検証した結果、ヤラセが発覚。タモリが司会を務めた検証系番組『トリビアの泉』でも、05年に“犬の飼い主”がニセモノだったことが分かっています。  タモリといえば、来年3月に終了する『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングが、いつしか“お友達紹介制”でなくなったのも、生放送で出演者がヤラセを暴露したからだとウワサされています。昨年3月に出演した女優の矢田亜希子が、『お友達ではないんですけど、私の大好きな大竹しのぶさん』と紹介し、電話口でも『初めまして、矢田亜希子と申します』とよそよそしく挨拶してしまった。“お友達紹介制”の消滅は、タモリのやる気を削いだきっかけだと、もっぱらです」(同)  視聴率不振やスポンサー離れにより、年末特番の調整がうまくいっていないとウワサされるフジ。「目の色 変えます。フジテレビ」をスローガンに掲げているが、本当に変えるべきは、演出を超えた過剰演出を良しとする、その伝統ではないだろうか?