連載の最終回はゴージャスに! 巨大すぎる「マンガ肉」を作ろう!

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このマンガみたいな肉、100円ショップで買いました!
 100円ショップで売っている商品から3品を選んで、気になる料理に挑戦してみようという企画の40回目。  突然ですが、今回で最終回。  最後に何を作ろうかなーと考えていたら、担当編集から、「最終回らしくゴージャズなのでお願いしますよ~。マンガ肉なんてどうですか~? でも、予算枠は守ってくださいね~~」という連絡がきた。  マンガ肉って、『ギャートルズ』とかで食べている、でっかい肉の塊でしょ?  税込324円でマンガ肉って、どういう発注だよ!? って思ったけれど、きっとこれは最後にトンチの力を試されているのだろう。  ということで、買ってきたのはこちら。
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ドライカルパス!
 そして、これを巨大化する俺のビッグライトがこれ。
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魚眼タイプのスマホレンズ
 はい、勘のいい読者様なら、何をするかもうおわかりですね。
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ついでにスマフォのスタンド。持ちやすくするためにね
 まずは、レンズのテストから。  普通に撮影すると、こんな感じ。
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レンズそのままで一番広角にした状態
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パシャリ
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スマフォに魚眼フィルタをセット。
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同じ位置でもこんなにワイド!
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パシャリ。確かに魚眼だ
 四隅が削れてしまうという問題があるけれど、しっかりとワイドな魚眼になっていることを確認。  さあ、本番いってみよう。  今回の調理は、カルパスにデザート用のフォークを指すだけ。  はい、調理じゃないですね。
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小さいフォークだと肉が大きく見えるのではという計算
 これを普通のカメラで撮ると、どんなに顔芸を入れても、マンガ肉には程遠い感じですね。
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頑張って、カルパスですね
 よーし、次は広角にしたスマフォで撮影してみよう。  と思ったけれど、使うカメラが自分撮り向きじゃないとダメですね。  魚眼フィルタを前面に付け替えなければ。
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カメラがこっち向きじゃないとダメですね
 シャッターをセルフタイマーにセットして、右手に携帯、左手にフォーク。  なるべくカルパスをレンズに近づけ、シャッターをオン。  写真を撮るまでの間に液晶画面を確認して、微調整。
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パシャリ
 すごい、予想以上に肉が巨大化。  これぞ、マンガ肉じゃないでしょうか!  どうですか! 担当の北村さん!
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写真をトリミングすれば、さらにそれっぽい感じに!
 同じやり方で、鶏の手羽元をガブリとやれば、まさにマンガ肉!
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プテラノドンのモモ肉、焼けました!
 皆さんもインスタでもアップして、ぜひ「いいね!」を量産してください。  広角レンズだけに、見た人がニヤリと口角を上げるんじゃないでしょうか! (文=玉置豊) ◆「100均3品食堂」過去記事はこちらから◆ ※約3年にわたり、ご愛読いただき、ありがとうございました。来年1月より、新企画スタート予定ですので、お楽しみに!

ハロウィンパーティーに最適! 「芋虫が脳みそを食い尽くしている風オムライス」

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ナイフでカットすると、中からゴロゴロと芋虫が!
 100円ショップで売っている商品から3品を選んで、気になる料理に挑戦してみようという企画の39回目。  今回はハロウィン目前ということで、それにちなんだオムライスを作ってみました。もちろん、ハロウィンがなんの祭りなのかはよくわかっていませんが。  購入した材料は、ミートソース、焼き海苔、そしてキャラメルコーンのチーズ味みたいな、ウラキャラコーンとやら。
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コクのあるミートソース!
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飾り付け用の海苔
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甘いキャラメル味よりも、こっちのほうがミートソースには合うかなーと思いまして
 追加食材として、どこのご家庭にもきっとあるであろう、ご飯、卵、ケチャップなどを用意。
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スタン・ハンセン風の卵2個持ち。
 まずは薄焼き卵を作るのですが、ハロウィンらしくカボチャっぽい色にしようとケチャップを加えたら、なにやら事件のにおいがしてきました。  きゃー!
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なんだか怖い!
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丸い薄焼き卵を作っておきます
 続いてはオムライスの具。  ミートソースで、キャラメルコーン的なお菓子とご飯を混ぜておきましょう。  なんだかエビチリ定食みたいでおいしそう!  でも食べてみたら甘かった!
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エビチリだと思って味見すると楽しいよ
 これを適当な型に詰めて、平らなお皿にあけておきます。  フライパンできれいに包むのは難しいので、後乗せ方式のオムライスにしましょう。
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適当な型に選んだのがこちら
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 ギュッと詰めます。型のデザインは料理に反映されないので、普通のお椀でもいいです
 こちらが、芋虫が詰まっている脳味噌になります。  真ん中に割れ目を入れるなど、もう少し加工してもよかったかな。
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芋虫入りだと言われなければ、普通においしそうですね
 ここに薄焼き卵をかぶせて、切った海苔を置けば、ハロウィンオムライスの完成です。
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カボチャなのか、太陽なのか、オバケなのか、よくわからない感じですみません
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うらめしや~、めしあがれ~
 この若干、微妙なデザインのオムライスをカットすれば、コロコロと出てくる芋虫風のキャラメルコーン。  きゃー!  これを提供するときは、真顔で芋虫入りだとしっかり伝えておくことが肝心です。  でも味はなかなかのものですよ!
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芋虫がゴロンゴロン!
 いま思えば、芋虫と脳味噌部分はマカロニとパスタで作ると、もっとそれっぽい見ためかつ、味もよかったかもしれませんね。  あるいは、本物の芋虫やハチノコを使ってみてください。一切の保証はできませんが。  ちなみに、中にウインナーを一本隠しておくと、さらにハロウィンっぽくなりますよ。  食べている途中出ててくるウインナーに挨拶すれば、「ハロー、ウインナー!、ハロウィーン!!」 (文=玉置豊)

あの限定マックを後世に残そう! マックシェイク「森永ミルクキャラメル」を再現

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すぐに消えてしまう期間限定マックシェイクを、未来でも飲みたい!
 100円ショップで売っている商品から3品を選んで、気になる料理に挑戦してみようという企画の38回目。  今回は、マクドナルドで発売中の期間限定マックシェイク、森永ミルクキャラメルを再現してみようと思う。  ほら、こういうやつって、発売が終了しちゃうと二度と飲めないから、まだ発売されているうちに味を覚えて、なんとなくでもコピーできるようにしておけば、「昔はこんなマックシェイクがあってさ~」なんて懐かしがれるじゃないですか。  ということで、とりあえずはマックで例のシェイクを注文。
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このオリジナルカップはSサイズのみ、数量限定らしいですよ。
 カップがまさに森永ミルクキャラメルで、ちょっと感動。マックのMは、森永のMでもあるのか。  さて、味はとストローで吸うと、しっかりと甘く、そしてちゃんとキャラメルの味がする。それも、懐かしいミルクキャラメルの味!  なるほど、これはまさしく森永ミルクキャラメルのマックシェイクだ。って、そのままの感想ですね。
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この滑らかな粘度を再現したい
 久しぶりに飲むマックシェイク、この秒速1センチのすすり具合がたまらない。  もっとシャリシャリしているイメージだったけれど、予想以上にクリーミーでフワフワしているね。
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これで120円か~
 なんとなく味を覚えたら、再現レシピにチャレンジ。  材料はド直球で申し訳ないが、まずは森永ミルクキャラメル。変化球で明治のキャラメルを使っても、大した影響はないだろうけどね。
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マックシェイクの宣伝じゃなくて、フジモンの絵本が載ってるのかよ
 問題は、マックシェイクのトロッとした感じを再現する方法だが、今回は牛乳にマシュマロを溶かして冷やすことで、あの食感というか喉越しにチャレンジ。  マシュマロのゼラチンが、きっとあの吸い心地に近づけてくれるはず!
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以前、マシュマロで「とろける生チョコババロア」を作ったことがあり、その延長線上でいけるかなーと思うんですよ
 キャラメルはそのままだと溶けにくいので、おろし器で削ってみたら見事に失敗。そこまでかたくないですね。
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押し付けるとクニャっとして削れなかったよ
 ならばと、包丁で細かく切って、弱火で温めた牛乳に茶こしとスプーンでゆっくりと溶かしていこうか。  ここで一緒にマシュマロも投入。
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味噌を溶くようにキャラメルが溶けないかなと、念じながらゆっくりと加熱。
 分量は牛乳150グラム、マシュマロ8個(45グラム)、キャラメル2個。
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牛乳が温まってくると、無事にキャラメルが溶けてきた
 さすがはキャラメル、牛乳が沸騰するよりもだいぶ前に溶けてくれた。  続けて、プカプカと浮いているマシュマロもひとつずつすくって、茶こしの中でつぶしていく。
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マシュマロは簡単につぶれて楽しいよ
 無事にすべてがまざり合ったところで、かき混ぜながら荒熱をとって、フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ。
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このままホットキャラメルミルクとして飲んでもいいかもね
 冷凍庫のアルミバットの上で冷やすこと4時間。途中でシェイクしたりする必要はないはず。  マックシェイクよりもかたく、パピコよりはやわらかい状態で取り出して、全体をよくもんで滑らかさをアップさせておこう。
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ムニュムニュともんで、マックシェイクのかたさを目指そう
 これを、大事に持ち帰ってきた容器に入れたら、再現版マックシェイク森永ミルクキャラメルの完成!
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もうちょっと柔らかくてもよかったかな
 これをチューっとすすってみると、さっき飲んだあのシェイクの味がするじゃないですか!  まだちょっととろみが強すぎて、吸うのがとっても疲れるけど! いやでも、これくらいの粘りが好みかも!
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フワッとした喉越しがシェイクっぽい!
 これがちょうどいい具合に溶けてくると、さらにあの味の再現度がアップ。もう少しガツンと甘かったような気がするので、キャラメルは3つ入れてもよかったかな。  ちなみにマックシェイクは店で買っても120円なので、コスト的には自作のメリットが全然ないかも……。でも、牛乳とマシュマロにフレーバーとなる食材をプラスすることで、いつでもお望みのマックシェイクが作れるというのは、頼もしい話じゃないですか。  それにしてもシェイクとキャラメルという味の組み合わせ、やっぱりうまいね。 マックと森永、まさにシェーキ(世紀)のコラボ!  ちなみに今頃知ったのだが、森永ミルクキャラメルの箱をマックに持っていくと、Mサイズ200円が150円で買えるらしいよ。 (文=玉置豊)

あの限定マックを後世に残そう! マックシェイク「森永ミルクキャラメル」を再現

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すぐに消えてしまう期間限定マックシェイクを、未来でも飲みたい!
 100円ショップで売っている商品から3品を選んで、気になる料理に挑戦してみようという企画の38回目。  今回は、マクドナルドで発売中の期間限定マックシェイク、森永ミルクキャラメルを再現してみようと思う。  ほら、こういうやつって、発売が終了しちゃうと二度と飲めないから、まだ発売されているうちに味を覚えて、なんとなくでもコピーできるようにしておけば、「昔はこんなマックシェイクがあってさ~」なんて懐かしがれるじゃないですか。  ということで、とりあえずはマックで例のシェイクを注文。
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このオリジナルカップはSサイズのみ、数量限定らしいですよ。
 カップがまさに森永ミルクキャラメルで、ちょっと感動。マックのMは、森永のMでもあるのか。  さて、味はとストローで吸うと、しっかりと甘く、そしてちゃんとキャラメルの味がする。それも、懐かしいミルクキャラメルの味!  なるほど、これはまさしく森永ミルクキャラメルのマックシェイクだ。って、そのままの感想ですね。
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この滑らかな粘度を再現したい
 久しぶりに飲むマックシェイク、この秒速1センチのすすり具合がたまらない。  もっとシャリシャリしているイメージだったけれど、予想以上にクリーミーでフワフワしているね。
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これで120円か~
 なんとなく味を覚えたら、再現レシピにチャレンジ。  材料はド直球で申し訳ないが、まずは森永ミルクキャラメル。変化球で明治のキャラメルを使っても、大した影響はないだろうけどね。
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マックシェイクの宣伝じゃなくて、フジモンの絵本が載ってるのかよ
 問題は、マックシェイクのトロッとした感じを再現する方法だが、今回は牛乳にマシュマロを溶かして冷やすことで、あの食感というか喉越しにチャレンジ。  マシュマロのゼラチンが、きっとあの吸い心地に近づけてくれるはず!
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以前、マシュマロで「とろける生チョコババロア」を作ったことがあり、その延長線上でいけるかなーと思うんですよ
 キャラメルはそのままだと溶けにくいので、おろし器で削ってみたら見事に失敗。そこまでかたくないですね。
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押し付けるとクニャっとして削れなかったよ
 ならばと、包丁で細かく切って、弱火で温めた牛乳に茶こしとスプーンでゆっくりと溶かしていこうか。  ここで一緒にマシュマロも投入。
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味噌を溶くようにキャラメルが溶けないかなと、念じながらゆっくりと加熱。
 分量は牛乳150グラム、マシュマロ8個(45グラム)、キャラメル2個。
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牛乳が温まってくると、無事にキャラメルが溶けてきた
 さすがはキャラメル、牛乳が沸騰するよりもだいぶ前に溶けてくれた。  続けて、プカプカと浮いているマシュマロもひとつずつすくって、茶こしの中でつぶしていく。
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マシュマロは簡単につぶれて楽しいよ
 無事にすべてがまざり合ったところで、かき混ぜながら荒熱をとって、フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ。
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このままホットキャラメルミルクとして飲んでもいいかもね
 冷凍庫のアルミバットの上で冷やすこと4時間。途中でシェイクしたりする必要はないはず。  マックシェイクよりもかたく、パピコよりはやわらかい状態で取り出して、全体をよくもんで滑らかさをアップさせておこう。
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ムニュムニュともんで、マックシェイクのかたさを目指そう
 これを、大事に持ち帰ってきた容器に入れたら、再現版マックシェイク森永ミルクキャラメルの完成!
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もうちょっと柔らかくてもよかったかな
 これをチューっとすすってみると、さっき飲んだあのシェイクの味がするじゃないですか!  まだちょっととろみが強すぎて、吸うのがとっても疲れるけど! いやでも、これくらいの粘りが好みかも!
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フワッとした喉越しがシェイクっぽい!
 これがちょうどいい具合に溶けてくると、さらにあの味の再現度がアップ。もう少しガツンと甘かったような気がするので、キャラメルは3つ入れてもよかったかな。  ちなみにマックシェイクは店で買っても120円なので、コスト的には自作のメリットが全然ないかも……。でも、牛乳とマシュマロにフレーバーとなる食材をプラスすることで、いつでもお望みのマックシェイクが作れるというのは、頼もしい話じゃないですか。  それにしてもシェイクとキャラメルという味の組み合わせ、やっぱりうまいね。 マックと森永、まさにシェーキ(世紀)のコラボ!  ちなみに今頃知ったのだが、森永ミルクキャラメルの箱をマックに持っていくと、Mサイズ200円が150円で買えるらしいよ。 (文=玉置豊)

リオ五輪「感動をありがとう」記念で、ブラジル料理に挑戦! 餃子の皮で作るパステウ

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食べたことはないですが、ブラジル料理に挑戦してみました。
 100円ショップで売っている商品から3品を選んで、気になる料理に挑戦してみようという企画の37回目。  今回は、リオ五輪も間もなく閉幕ということで、ブラジル料理に挑戦してみようと思う。  さて、ブラジル料理といっても、シュラスコくらいしか思いつかないが、あれはちょっとこの記事のルールだと厳しい。  そこで適当に検索してみたところ、「パステウ」という料理がよさそうだ。なんでも、ブラジルの庶民的な料理で、揚げ餃子や揚げ春巻に近いものだとか。  専用の皮は手に入らないので、今回は餃子の皮で代用してみよう。
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春巻きの皮やパイ生地でもいいらしいです。
 具は肉でも野菜でも「なんでも来い」らしいので、100円ショップの3品というルールはこっそり無視して、適当に買ってきたものを詰めてみることにした。  ほら、いろいろ試したいじゃないですか。
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具はなんでもいいらしいです
 一番オーソドックスなのは、ひき肉やタマネギを入れたものらしいが、100円ショップから選ぶなら、レトルトのハンバーグでいいだろう。
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挽肉+タマネギ=ハンバーグという方程式。
 続いては、ちょっと変化球でシーフードを攻めてみようか。  カニカマとチーズである。食べたことがないけれど味が想像できる組み合わせだ。
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これも間違いないだろう
 さらに、フルーツを入れたパステウもあるらしいので、バナナをドーンと入れてみようか。
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料理用のバナナではなく、普通の黄色いバナナだよ
 ついでにオリジナルとして、ちょっと冒険して納豆と卵を包むというのはどうだろう?  ご飯にかけたらうまいのだから、パステウに入れてもうまいはずだ。  ……なんていう理屈は無理があるが、さてどうなることやら?
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これにご飯を入れてもよかったかな
 これを2つ折りにするとただの揚げ餃子となってしまうので、もう1枚の皮でサンドすることにした。  本場のパステウは、だいたい四角だけどね。
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ノリシロ部分に水をつけ、フォークで押さえつける
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なるべく空気を抜くようにして包んだのがコチラ
 これを適温の油でカラッと揚げたら、出来上がり。  破裂したらどうしようとヒヤヒヤしたけど、大丈夫だった。
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途中でひっくり返して、カラッと揚げよう
 これをパステウと呼ぶと地球の裏側からツッコミが入りそうだが、パステウっぽい揚げ物の完成でーす。
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ブラジルっぽさを出そうと、サルサソースをつけてみました
 さて、どんなものやらと食べてみると、これがパリッパリでうまいのよ。  餃子の皮を油で揚げたものなので、まずいわけはないのだが、予想の1.5倍はうまい。  食べたことのない料理だからと、好き勝手な具で作ったのが吉と出た。
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回転寿司にハンバーグ寿司があるくらいだから、パステウにハンバーグが入っていてもいいじゃないか。
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新しい定番になりそうな、カニカマとチーズの組み合わせ。もっとたっぷり入れてもよかったかな
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火を通して甘くなったバナナも悪くないですね
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納豆も違和感なし。やっぱり、ご飯も入れればよかったかな
 すごいな、パステウ。何を入れてもおいしいじゃないか!  中に何が入っているのか食べてみないとわからないので、みんなで具を持ち寄っての闇パステウをやっても面白いかもね。
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これが俺の金メダルやー
 丸い形が煎餅みたいですね。煎餅というか、南米ですが! (文=玉置豊)

しょうゆラーメンとホワイトシチューで作る 「ちょっと天下一品風こってりラーメン」

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あのクセになるとろみをホワイトシチューで再現しました
 100円ショップで売っている商品から3品を選んで、気になる料理に挑戦してみようという企画の36回目。  今回はこってりラーメンの代名詞である、天下一品っぽいものを作ってみましょうか。
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本物のこってりラーメンの写真は、私が作ったものが似ていないことがバレるので載せません!
 あのドロドロしたスープのこってりラーメン、豚骨などではなく、鶏ガラや野菜からできているらしいということで、用意した材料はこちら。
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ラ王のしょうゆラーメンと、ホワイトシチューのレトルト
 要するにですね、しょうゆラーメンにホワイトシチューを入れてしまえば、スープがドロドロしてそれっぽくなるんじゃないかという予想です。  具は、予算の都合で青ネギのみ。もしあれば、これより一回り太い九条ネギだと雰囲気が出そうです。
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3関東の白いネギではなく、関西の青いネギを用意
 シチューをそのまま入れると具がゴロゴロしてしまうので、袋の上から手で揉んでペースト状にしておきます。  ちょっと手間を掛けるならミキサーに掛けるなり、裏ごしすればバッチリじゃないでしょうか。
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何かものすごい悪いことをしている気分になりますね。
 これをゆせんで温めてつつ、別鍋で麺をゆでましょう。  そういえば以前キャンプに行ったとき、パスタをゆでながら同じ鍋でレトルトソースを温めるという荒業を披露してくれた友人がいましたけど、今回は上品に別鍋を使いました。  今回はクリームシチューを使っていますけど、クリームの要素はラーメンに不要なので、シチューのルーを入れるまえの状態が理想なのですが、その状態のレトルトってさすがに売ってませんでした。  もしカレーやシチューを作る機会があれば、ちょっと小鍋に取り分けておいて、試してみるとより本格的になると思います。
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もし一口コンロだったら、同じ鍋で麺もゆでていたかもしれません
 温めたホワイトシチューに適量のお湯とラーメンのタレを注ぎ、それっぽさを出すために、おろしニンニクと味の素を少々。  もしあれば鶏ガラスープや鶏油などを入れると、より天一に近づくことでしょう。
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少しこってりが足りないかな?
 せっかくの白いスープに、オレンジのニンジンが浮いているのはご愛嬌。隣人トラブルならぬ、ニンジントラブルということで、そこは目をつぶってください。  スープを軽く混ぜたら、そこにゆでた麺を投入。  具の刻んだ青ネギを乗せれば、なんとなく天下一品風のこってりラーメンの出来上がり~。
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チャーシューとメンマは脳内で補ってください
 さて、どんな味かなと食べてみると、トロッとしたスープの粘りは、なんとなくだが天下一品風といってもいいんじゃないでしょうか。  肝心の味も、本物を10年くらい食べてなければ、こんな感じだったかなと思えるはず!
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似ているといえば、似ている!
 天一ファンからしたら「全然違うよ!」という味だったらごめんなさい。いや、でも天一っぽさは、なんとなくあるんですよ。 「天一のこってり」というよりは、「イマイチのこってり」という感じかもしれませんが!  夏場だったら激辛カレーのレトルトを使って、カレー風味の天一風ラーメンなんていうオリジナルメニューも良さそうです。 (文=玉置豊)

そうめんを重曹入りのお湯でゆでて作る「博多風ラーメン」

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ほぼ家にあるものだけで作る、博多風ラーメンです。
 100円ショップで売っている商品から3品を選んで、気になる料理に挑戦してみようという企画の35回目。  ここ数日で一気に蒸し暑くなってきましたが、そうなると、そうめんばっかり食べてしまいがち。  でも、そうめんだけじゃ力がでないよねということで、ソーメンを博多風ラーメンにアレンジしてみたいと思う。  ルール的には3品買ってきてそれで作るんだけど、今回の材料はほとんど家にあると思うので、足りないものをちょっと買ってくるという感じでお願いします。  まずは麺ですが、この時期なら家に転がっているであろう、そうめん。ちょっと太めがよければ、にゅうめんでも。カッペリーニのパスタでもいいですよ。
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もう、そうめんの季節ですね。
 そうめんとラーメンの麺の違いですが、製造法の違いは置いておいて、材料の違いで言えば「かんすい」の有無。  生地にかんすいが入っていれば中華麺、入っていなければうどん、にゅうめん、そうめん。  かんすいの材料は炭酸ナトリウムや炭酸カリウムで、このアルカリ成分が小麦のグルテンと反応して、独特のざっくりしたコシのある黄色っぽい麺になるんですね。  で、このかんすいの代わりに重曹(炭酸水素ナトリウム)を加えたお湯でゆでると、そうめんが博多風ラーメンの麺になるんじゃないかなという予測です。  重曹入りのお湯で乾麺をゆでて中華麺にするっていう技は、テレビなどでも紹介されているので有名ですかね。
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どこの家庭にも、なんとなくある重曹。食用のを使ってください。
 博多風の麺っぽく、ちょっと硬めにゆでておきましょうか。  お湯1リットルに対して重曹20グラム。
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ぶわーっと泡が出るので、気をつけて!
 さて、スープですが、博多といえば豚骨ラーメン。  できることなら豚の大腿骨や背骨や頭蓋骨を寸胴鍋でガンガン煮込むべきなのですが、パパパっとあるもので再現してみたいと思います。  ベースは意表を突いて、鶏ガラスープの素。これを、書かれているスープ用の分量よりちょこっと薄く使います。  豚骨スープの素って、なかなか売ってないんですよねー。
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メーカーなどは、なんでもいいと思います。
 ここに、薄口しょうゆで塩分を追加。しょうゆのグルタミン酸は欠かせません。
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濃口しょうゆでもいいですが、色が薄い薄口しょうゆがベターですかね。
 さらに、ラーメンらしいパンチ力を加えるために、味塩コショーをバババっと。
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塩とコショウと化学調味料のハーモニー。
 これだけだと東京風の鶏ガラしょうゆラーメンになってしまうので、そこに豚の脂をドカッと加えます。  そう、ラードです。お肉屋さんで買い物のついでに豚の脂身をくださいと言えば、背脂なんかをもらえたりもします。
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時代はマヨネーズよりも、ラードです。
 さらに、豚骨スープの白さとクリーミーさを出すために、コーヒー用の粉末ミルクを入れちゃいます。  我が家にあったのはマリームハーフ。もし家になければ、コンビニとかでコーヒーを頼んだ時にミルクをもらっておきましょう。
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ラードをたっぷり入れておいての、脂肪分が半分のハーフタイプ。
   分量は適当でいいと思いますが、参考までにお湯400グラムに対して、鶏ガラスープの素5グラム、薄口しょうゆ3グラム、ラード5グラム、マリーム5グラム、味塩コショウ2振り。
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本当に豚骨スープになるのか謎ですね。
 ここに、ラードが溶けるようにお湯をジャー。  インスタントラーメンみたいに、ラーメンのゆで汁を使っちゃダメですよ。
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ジャー。
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マリームが溶けると一気に豚骨スープ風に!
 ここに、重曹入りのお湯で硬めにゆでておいた麺をドーン。
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普通にそうめんをゆでたよりは、明らかに博多ラーメンっぽいですよね。
 具は、牛丼屋でもらった紅ショウガとネギを少々。  ほーら、見た目はほぼ完ぺきに博多ラーメンだ。
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まさかそうめんを食べているとは誰も思うまい。
 食べてみると、これが予想以上に博多ラーメン。  いっそ、博多風ラーメンと言い切ってしまってもいいだろう。いや、博多ラーメン風ソーメンか。 肝心なのは麺の茹で具合。博多だけにちゃんと時間をはかったよ。
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 でも、写真を撮っているうちにちょっと伸びちゃった。  麺もスープも代替え品なので、これが本当の替え玉ラーメンっていうことで。 (文=玉置豊)

インスタントラーメンと餃子で作る「台湾まぜそば風まぜそば」

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餃子で、台湾まぜそばの具を再現してみました。
 100円ショップで売っている商品から3品を選んで、気になる料理に挑戦してみようという企画の34回目。  今回は旅先で味わった、台湾まぜそばがうまかったので、これを作ってみたいと思う。  台湾まぜそばといっても台湾の料理ではなく、名古屋ではやっているオリジナルラーメンのことですよ。  まず、これが発祥といわれている店で食べた台湾ラーメン。
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タレで和えた極太麺が隠れています。
 どの辺が台湾なのかはよくわからないのですが、これをグチャグチャっとよく混ぜて食べるとうまいですよ。
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生のニラって、うまいですね。
 さて麺とタレですが、一番近いかなと選んだのが「中華三昧」の広東風醤油味。このXO醤とオイスターソースの旨味とやらが、あの味に近いのではと。  もちろん麺はもっと太いほういいいんでしょうけれど、今日のところはこれで。
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中華三昧、久しぶりに食べるとうまいですよね。
 具は卵。
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卵の安い時代でよかった、というくらい好きです。
 そして挽肉、ネギ、ニラをまとめて召喚してくれるのが、まさかの餃子。  ラーメンのお供としてではなく、これをまぜそばの具にしようという魂胆だ。
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冷凍餃子って、台湾まぜそばの具とほぼ同じという気づき!
 たっぷりのお湯で麺をゆで、その間にチンした餃子をほぐしておく。  本当はネギもニラも生がいいんだけど、生餃子を買ってきてやろうかとも思ったんだけど、そうすると生のネギと餃子と一緒に、生肉を食べることになるのでやめました。
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このときにちょっと重曹を入れておくと、麺が生麺っぽくなるらしいですよ。
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具が思ったよりも少なかったので、皮も入れちゃいましょうか。
   ゆで上がった麺に、付属のタレを混ぜておく。  全部を入れるとスープなしで食べるにはちょっと濃い感じなので半分にして、残りは後日のお楽しみに。  このタレで、チャーハンとか作るとうまいんじゃないでしょうか?
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粉末と液体のダブルスープ!
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これだけでもうまそうだね。
 これにほぐした餃子を具として乗せて、真ん中に卵を割り落としたら完成だ。  台湾まぜそばっぽいメニューということで、「台湾まぜそば風まぜそば」ですかね。  餃子の皮まで具にしたので、なにがなんだかよくわからない見た目ですが。
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本来は黄身だけですが、勢いで白身も入れてしまった。
 これをよく混ぜて食べてみると、ちゃんとうまいじゃないですか!  本物の台湾まぜそばの特徴であるニラのシャキシャキ感と代わりに、餃子の皮のもっちり感が加わって、全然違う食べ物になっているけれど。  台湾まぜそばだけに、細かいこた~いわんといて~~!
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子どもの頃、「みんなちがって、みんないい」って教わりましたよね。
 もう少し凝るのであれば、これにおろしニンニクや刻みノリ、鰹節なんかを加えればさらにバッチリ。  なんだったら生のニラとかネギ、しっかりと味付けした挽肉なども加えてください。  まあそれをやると、餃子を使った意味がゼロなんですけどね。 (文=玉置豊)

定番のツマミが一工夫でボリュームアップ! 柿の種で作ろう「かき揚げ&カキオコ」

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ビールのつまみに最高ですよ!
 100円ショップで売っている商品から3品を選んで、気になる料理に挑戦してみようという企画の33回目。  今回は酒のつまみの定番である柿の種を使って、かき揚げを作ってみたいと思う。
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天ぷら粉と油を買ってきました。
 柿の種の揚げ物、略してかき揚げ。  ピーナッツが入っているものは「柿の種」ではなく「柿ピー」では? というジレンマもあったのだが、味の面ではやはりピーナッツ入りのほうがうまいはず。  理想としては魚介類の牡蠣も使ってパーフェクトなかき揚げにしたかったのだが、当然100均では売っていなかった。  ところで子どもの頃、この柿の種という食べ物は、果物の柿の種が原料だとずっと思っていて、柿を食べた時に種をかじってみてガッカリしたことがある。
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亀田製菓の柿の種。電球みたいなキャラクターがかわいいね。
 作り方はお察しの通り。天ぷら粉を水で溶き、柿ピーと混ぜて180度の油で揚げるだけである。  柿の種の材料は米粉。お米を小麦粉で包んで油で揚げるという、炭水化物と脂質の強力タッグだ。
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自分はなにをつくっているんだろうと不思議な気持ちになる。
 かき揚げづくりのコツは、無理に大きなものを作ろうとしないこと。  欲張って自分の実力よりも大きなものを作ろうとすると、油の温度が下がってボテッとなったり、中まで火が通らなかったりするので、サクッと軽いかき揚げを目指すにはお玉一杯分程度に押さえておこう。ツマミとして食べるのだから、ちょっと小振りなくらいがちょうどいいしね。
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具の柿ピーは火を通す必要がないので、衣にだけ火が通れば大丈夫。
 サクッと揚がったところでそのまま食べてみたところ、もともとの柿ピーの塩気があるからすでにうまい!  ビールと一緒に食べるなら、軽く塩コショウを振ってもいいかな。
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ご飯やそばに乗せるよりも、そのままバリバリ食べるのがよさそうだ。
 もともとパリパリの柿の種に、一回衣という水分を吸わせた上で、油で揚げてまたパリパリにするという贅沢!  これぞ、柿の種の二段階ベイクアンドフライクリスピー製法! 歯ごたえ最高!  また、油との相性がいいピーナッツの部分も当然うまい。バターピーナッツで油が物足りないという人にはぜひ。これぞ悪い意味での「男の料理」という味がするよ。  さて、揚げ物はちょっと面倒だという人は、この衣と柿ピーを混ぜたものをフライパンで両面焼くという選択肢もある。  柿ピーのお好み焼き、カキオコである。えっへん。  ちなみに本物のカキオコは、岡山県日生市のB級グルメで牡蠣がたっぷりと乗ったお好み焼きのことだ。
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これはこれでうまそうなものができた。
 食べてみると、しっとりとした生地に、歯ごたえのいいピーナッツとしけった柿の種。  初めてだけど、でもこのピーナッツの食感に覚えがあるなと記憶をたどって、南部せんべいを思い出した。    なるほど、これはホット&ノンシュガーの南部せんべい。こりゃ、ツマミにいいわい。
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柿ピーだけじゃカロリーが足りないという人にどうぞ。
 柿の種が一袋だとつまんでいるうちに一瞬でなくなってしまうが、衣を付けて焼いたり揚げたりすれば、ボリュームたっぷりのツマミに大変身。  もしこれを食べさせて、ちょっと硬いよと文句を言う人がいたら、こう言ってやってください。 亀田製菓だけに「よく噛め」だ! (文=玉置豊) ※「日刊サイゾー」で約3年にわたって連載されていた玉置氏のお料理コラム『男のダジャレレシピ』がついに電子書籍化されました。カレー、すき焼き、麻婆豆腐、ひつまぶし、丼ものから、クレープにアイスまで! ダジャレをこよなく愛する男が考案する、笑えるおいしいレシピ40を一挙公開。しかも、たったのワンコイン! 読めばあなたも、玉置ワールドにハマること間違いなし!? ご購入はこちらから! Amazon Kindleストア http://www.amazon.co.jp/dp/B019EXXUKK/ 楽天Kobo電子書籍ストア http://books.rakuten.co.jp/rk/b82f836dd5fe3d15a7894dd1548c5ce1/

ストッキングでグルグル! 不思議な「卵プリン」作りに挑戦

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卵の殻を割らずに黄身と白身を混ぜる方法を紹介します!
 100円ショップで売っている商品から3品を選んで、気になる料理に挑戦してみようという企画の32回目。今回チャレンジするのは、卵の殻を割らずに黄身と白身を混ぜて、それをゆでて作る不思議なプリン。  その作り方をだいぶ前に誰かに聞いて、今まで半信半疑で過ごしていたのだが、思い切って試してみたいと思う。  まず必要な材料だが、当たり前だけど生卵が主役である。
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普通の生卵です。
 そして、生卵を割らずにかき混ぜる秘密兵器が、こちらのストッキングである。  買うのがちょっと恥ずかしかった。
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生まれて初めて買ったパンティストッキング。キシリトール加工ってなんだろう。
 パンストという言葉が「パンティストッキング」の略だということに気が付き、なんだか恥ずかしくなった。  で、このストッキングをどう使うのかというと、卵にかぶせてグルグルと振り回すのである。
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ストッキングをかぶせられた生卵。ちょっとウルトラマンっぽい。
 グルグルグルと卵を回して、ストッキングの両端を引っ張ってグイーン。  このときに発生する遠心力や回転力で黄身を包む膜が破れ、殻を割ることなくかき混ぜることができるらしいのだ。
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グルグルグル、グイーン
 やってみるとわかるのだが、これって楽しいんだけど、すごく危なっかしい。  どこかに軽くでもぶつかったら、それで終了。卵の殻にヒビが入ったら失敗なのである。常に、ストッキングの伸びを計算しなければならないのだ。  幸いにしてストッキングに包まれているため、部屋中に卵の中身が飛び散るということはなさそうだが、それでも十分に怖い。
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何回グルグルやれば混ざるのだろうか?
 慎重かつ大胆に、何度も卵をグルグルビューン。  卵の中身がちゃんと混ざったかどうかは殻の外からではわからないが、それを判別する方法もちゃんと確立されている。  懐中電灯で下から照らしてみて、光が透けたらまだ混ざっていない。
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これはまだ混ざっていない卵
 ちゃんと混ざっていれば、以下のように光を通さないのである。  ちなみにこうなるまでに25分もかかった上に、何個も失敗をしている。けっこう大変。
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これでちゃんと混ざっているはず!
 この中身が混ざったと思われる卵をお湯でゆでれば、殻つきの卵プリンの出来上がり。  だが、どうもヒビが入ってしまっていたようで、結構な卵液があふれてしまった。  なんだかジェット噴射をする卵みたいで、一種のアート作品っぽい。あるいは、危険を感じたナマコ状態。
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卵ロケット、発射!
 この卵プリンには甘さがまるで加わっていないので、砂糖を少量の水で煮詰めてカラメルソースを作っておく。
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水が多かったせいか、カラメルソースというよりベッコウ飴みたいになってしまった
 さあ、問題はゆでた卵の中身である。  慎重に殻を割ってみると、月のクレーターのような凸凹ができてしまったものの、ちゃんと黄身と白身が混ざっていた!  やったぜ、俺!
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ストッキングをかぶっていてもわかるドヤ顔
 この卵プリンにカラメルソースをかけて食べてみると、プリンというよりは固まった溶き卵という感じの食感だった。  プリンというよりゆで卵っぽいのは、卵100%なので当たり前ですね。あるいは、ものすごく濃い茶碗蒸し。グルグルやる手間を考えれば、割ってから混ぜて蒸したほうが100倍簡単だ。  だが、まあ味はどうでもいいとして、殻を割らずに卵を溶くという遺業に成功した充実感はしっかりとある。これが大事。  次はこの卵をゆでないで、このまま誰かに渡してみたいと思う。きっと、殻を割ってびっくりするはずだ。 「黄身が割れてるなんて、きみわる~~」なんてね。
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失敗した卵も、おいしくいただきました。
(文=玉置豊)