【C84】猛暑で倒れて本が買えなくてもよいのか! コミケに向けた究極の熱中症予防策とは

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ロッテ ヒヤロン スーパー
 いよいよ、コミケの季節がやってきた! 夏コミといえば、忘れてはならないのは熱中症対策である。コミックマーケット準備会では、カタログの「諸注意ページ」部分をネットで無料公開して、健康管理や暑さ対策への注意喚起を行っている。  今やコミケも小学生からお年寄りまでもが訪れるイベントになり「カタログは高くて買えない」という参加者にも配慮しているわけである。今回も、暑さ対策と水分補給は、徹夜禁止と並んで念を入れて紹介している。  とにかく、夏のコミケは危険なほど暑い。近年は、担架から車椅子に変わったが、倒れた人がスタッフに連れられて次々と救護室へと運び込まれていく。コミケで倒れると悲惨だ。ただでさえ、本を買う時間は限られているので、倒れたら欲しい本も買えなくなってしまうではないか。それに「車椅子通りまーす」とスタッフに連呼されながら運ばれていくのは、なんとなく小っ恥ずかしい。もちろん、大事に至る前に救護室に運んでもらうに越したことはない。でも、周囲の人は「あんなに注意されているのになあ……」と、思っているに違いないよ!  思い出すと、昔の晴海はこんなに暑くなかったような気も。やはり、地球の温暖化が進んでいるのか? 温暖化は知らないが、集まる人の数も増えたので、熱気がこもるようになったのは間違いない。特に、西館と東館の通路は危険だ。汗が蒸発しきらずに蒸気になっているような現象を見ることはできるのは、あそこぐらいのものだろう。  まず、定番の品はロッテ健康産業が販売する「ヒヤロン」だ。これは、袋を叩くと30分間ひんやりが続く保冷用品。これには「ヒヤロンスーパー」という保冷時間130分の上位品も存在する。とりあえず、炎天下で火照った首筋なんかを冷却したいときには、欠かせないアイテムだ。ちなみに「ヒヤロン」は叩くと冷却が始まるが「ヒヤロンスーパー」は、折り曲げて揉むもの。間違わないでくれ。  また、冷却にはスプレー系も欠かせない。オススメしたいのは桐灰化学が販売している「熱中対策-服の上から身体を冷やすスプレー-」。冷却系のスプレーや汗の臭いを消すスプレーは、いくつも販売されておるが、皮膚に直接、薬液を噴射するタイプのものが多い。となると、衆人環視の前で、Tシャツの裾をまくり上げなくてはならないではないか。背に腹は替えられないけど、ハタから見たら無様そのもの。特に、太めの体型の人や中年太りの人だと、周囲に女のコがいるのに醜い三段腹を晒さねばならない事態になるではないか。その点で、コチラの商品はオススメなのである。消臭も一緒にやってくれるしね。  で、桐灰化学では同シリーズで「熱中対策-タオルに氷をつくるスプレー-」なる商品も。こちらは、タオルにスプレーするとマイナス30℃の氷ができるというアイテムである。とにかく、火照った身体は適度に冷やすのが倒れないために最善の方法だ。  さて、火照った身体を冷やしながら歩いてもコミケ会場はとにかく暑い。なので、服装にも気を配りたいところ。筆者も、過去さまざまな服装で参加をしてみたが、ジメっとした空気の流れるコミケ会場で、もっとも適した服装はサイクルジャージだと断言する。なぜなら、サイクルジャージは通気性を第一に考えた素材を用いている。そのため、通常の服装よりも格段に熱がこもらないようになっているのだ。幸いなことに、最近は「痛サイクルジャージ」が次々と発売されるようになってきた。少々お高いのが難点だが、洗濯しても、もの凄いスピードで乾くので、一着持っていればなんとかなりそうな気もする。問題なのは、だいたい「痛サイクルジャージ」を着ているサイクラーというものは、自転車に乗ったときには本気で早い人だったりする。体型がアレだと「形から入る人かなあ」と思われるかも(……余談だが、自転車マンガが増えてきた昨今、コスプレ広場に自転車を持ち込んで「コスプレアイテム」と言い張ることは、可能なんだろうか?)。  そこまでいかなくて、パンツがべたつくのを防ぐためにメッシュのブリーフなんかもあるので、考えてみるとよいかも。さらに本気で身体のベタつきを防ぎたいなら株式会社空調服が販売している「空調服」を、これは、背中に装着されたファンで汗を気化させて冷却するというシロモノ。コミケのために生まれたような逸品だ。  暑さ対策と共に忘れてはいけない水分補給。あちこちで飲料水を販売しているコミケだけれど、列に並んでいる最中に買いに行くのは難しい。そこで、モンベルやキャメルバックなどが販売している登山用のハイドレーションパックを試してみたい。これは、背中に背負ったバックパックの中に水分の入ったタンクを入れて、そこから伸びるホースを吸って水分補給をするもの。登山ではメジャーなアイテムである。これなら、歩きながらでも水分を補給することができるので、戦っている雰囲気の演出も上々であろう。なお、ランニングでの仕様を考えた腰に巻くタイプもあるので、お好みで。  水分とともに補給しなければならないのが塩分だ。塩飴やグミは数多く販売されているが、いっそのこと食塩や醤油を、そのまま持ち歩いても構わない。おそらく、生まれて初めて「塩って、こんなに美味しいものだったのか!」と感動するハズだ。  都心で猛暑が当たり前になる中で、暑さ対策のアイテムは数多く発売されるようになった。だが、コミケでの暑さ対策を考えてみると、以外に便利なアイテムが見つかるのがスポーツや登山用品を扱っているお店だ。前述のハイドレーションパックのように、一見、コミケとは関係がなさそうなのに役立つアイテムがけっこうある。なにしろ、スポーツも登山も、熱中症に気をつけないといけない点ではコミケと同じなのだ。まだまだ、コミケで役立つアイテムも眠っているに違いない。 (文=昼間たかし)

【C84】猛暑で倒れて本が買えなくてもよいのか! コミケに向けた究極の熱中症予防策とは

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ロッテ ヒヤロン スーパー
 いよいよ、コミケの季節がやってきた! 夏コミといえば、忘れてはならないのは熱中症対策である。コミックマーケット準備会では、カタログの「諸注意ページ」部分をネットで無料公開して、健康管理や暑さ対策への注意喚起を行っている。  今やコミケも小学生からお年寄りまでもが訪れるイベントになり「カタログは高くて買えない」という参加者にも配慮しているわけである。今回も、暑さ対策と水分補給は、徹夜禁止と並んで念を入れて紹介している。  とにかく、夏のコミケは危険なほど暑い。近年は、担架から車椅子に変わったが、倒れた人がスタッフに連れられて次々と救護室へと運び込まれていく。コミケで倒れると悲惨だ。ただでさえ、本を買う時間は限られているので、倒れたら欲しい本も買えなくなってしまうではないか。それに「車椅子通りまーす」とスタッフに連呼されながら運ばれていくのは、なんとなく小っ恥ずかしい。もちろん、大事に至る前に救護室に運んでもらうに越したことはない。でも、周囲の人は「あんなに注意されているのになあ……」と、思っているに違いないよ!  思い出すと、昔の晴海はこんなに暑くなかったような気も。やはり、地球の温暖化が進んでいるのか? 温暖化は知らないが、集まる人の数も増えたので、熱気がこもるようになったのは間違いない。特に、西館と東館の通路は危険だ。汗が蒸発しきらずに蒸気になっているような現象を見ることはできるのは、あそこぐらいのものだろう。  まず、定番の品はロッテ健康産業が販売する「ヒヤロン」だ。これは、袋を叩くと30分間ひんやりが続く保冷用品。これには「ヒヤロンスーパー」という保冷時間130分の上位品も存在する。とりあえず、炎天下で火照った首筋なんかを冷却したいときには、欠かせないアイテムだ。ちなみに「ヒヤロン」は叩くと冷却が始まるが「ヒヤロンスーパー」は、折り曲げて揉むもの。間違わないでくれ。  また、冷却にはスプレー系も欠かせない。オススメしたいのは桐灰化学が販売している「熱中対策-服の上から身体を冷やすスプレー-」。冷却系のスプレーや汗の臭いを消すスプレーは、いくつも販売されておるが、皮膚に直接、薬液を噴射するタイプのものが多い。となると、衆人環視の前で、Tシャツの裾をまくり上げなくてはならないではないか。背に腹は替えられないけど、ハタから見たら無様そのもの。特に、太めの体型の人や中年太りの人だと、周囲に女のコがいるのに醜い三段腹を晒さねばならない事態になるではないか。その点で、コチラの商品はオススメなのである。消臭も一緒にやってくれるしね。  で、桐灰化学では同シリーズで「熱中対策-タオルに氷をつくるスプレー-」なる商品も。こちらは、タオルにスプレーするとマイナス30℃の氷ができるというアイテムである。とにかく、火照った身体は適度に冷やすのが倒れないために最善の方法だ。  さて、火照った身体を冷やしながら歩いてもコミケ会場はとにかく暑い。なので、服装にも気を配りたいところ。筆者も、過去さまざまな服装で参加をしてみたが、ジメっとした空気の流れるコミケ会場で、もっとも適した服装はサイクルジャージだと断言する。なぜなら、サイクルジャージは通気性を第一に考えた素材を用いている。そのため、通常の服装よりも格段に熱がこもらないようになっているのだ。幸いなことに、最近は「痛サイクルジャージ」が次々と発売されるようになってきた。少々お高いのが難点だが、洗濯しても、もの凄いスピードで乾くので、一着持っていればなんとかなりそうな気もする。問題なのは、だいたい「痛サイクルジャージ」を着ているサイクラーというものは、自転車に乗ったときには本気で早い人だったりする。体型がアレだと「形から入る人かなあ」と思われるかも(……余談だが、自転車マンガが増えてきた昨今、コスプレ広場に自転車を持ち込んで「コスプレアイテム」と言い張ることは、可能なんだろうか?)。  そこまでいかなくて、パンツがべたつくのを防ぐためにメッシュのブリーフなんかもあるので、考えてみるとよいかも。さらに本気で身体のベタつきを防ぎたいなら株式会社空調服が販売している「空調服」を、これは、背中に装着されたファンで汗を気化させて冷却するというシロモノ。コミケのために生まれたような逸品だ。  暑さ対策と共に忘れてはいけない水分補給。あちこちで飲料水を販売しているコミケだけれど、列に並んでいる最中に買いに行くのは難しい。そこで、モンベルやキャメルバックなどが販売している登山用のハイドレーションパックを試してみたい。これは、背中に背負ったバックパックの中に水分の入ったタンクを入れて、そこから伸びるホースを吸って水分補給をするもの。登山ではメジャーなアイテムである。これなら、歩きながらでも水分を補給することができるので、戦っている雰囲気の演出も上々であろう。なお、ランニングでの仕様を考えた腰に巻くタイプもあるので、お好みで。  水分とともに補給しなければならないのが塩分だ。塩飴やグミは数多く販売されているが、いっそのこと食塩や醤油を、そのまま持ち歩いても構わない。おそらく、生まれて初めて「塩って、こんなに美味しいものだったのか!」と感動するハズだ。  都心で猛暑が当たり前になる中で、暑さ対策のアイテムは数多く発売されるようになった。だが、コミケでの暑さ対策を考えてみると、以外に便利なアイテムが見つかるのがスポーツや登山用品を扱っているお店だ。前述のハイドレーションパックのように、一見、コミケとは関係がなさそうなのに役立つアイテムがけっこうある。なにしろ、スポーツも登山も、熱中症に気をつけないといけない点ではコミケと同じなのだ。まだまだ、コミケで役立つアイテムも眠っているに違いない。 (文=昼間たかし)

【C84】規制反対にコミケも動く──夏コミ会場でマンガ規制反対をテーマに講演会開催が急遽決定

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東京ビッグサイト
 児童ポルノ法改定問題などをめぐり、危機感の高まるマンガやアニメの表現の自由。8月1日、コミックマーケット準備会が夏コミ2日目の8月11日に、アメリカで漫画表現の自由を求めて活動している「コミック弁護財団(CBLDF)」の事務局長であるチャールズ・ブラウンスタイン氏を招いて、講演会「日本では何ができるのか――北米でのコミック表現規制とCBLDFの取組」を開催することを発表した。コミックマーケット準備会が、会期中にこうした催しを行うことは前例がない。  ブラウンスタイン氏は、アメリカでコミック雑誌編集者・ライターとして活動。また、コミコン・インターナショナルのプログラミングディレクターを務めるなど、アメリカのコミック文化振興に尽力する人物である。彼が事務局長を務める「コミック弁護財団(CBLDF)」は、作者や書店、読者や表現の自由を守るための非営利団体である。これまで、おとり捜査によって逮捕されたコミック店主の弁護をはじめ、検閲やさまざまな側面で起こるマンガ・アニメへの権力の抑圧に抗するべく、実効性のある活動を行っている。ブラウンスタイル氏が来日し、講演するのは昨年に続いて2回目のことだ。今回の講演では、アメリカにおけるマンガなどの表現規制の現状と、それに対する「コミック弁護財団(CBLDF)」の取り組みが話される予定だ。  コミックマーケット準備会では「サークル・一般を問わず、一人でも多くの参加者にお集まりいただければと考えております」としている。  また、コミケ会期後の8月13日には、文京シビックセンターにて、これまでも表現の自由をテーマにシンポジウムを開催してきたNPO法人うぐいすリボンの主催で「マンガ文化の自由を考える国際シンポジウム」が開催される。  こちらは、ブラウンスタイン氏のほか、全米反検閲連盟・事業担当役員のスヴェトラーナ・ミンチェバ氏が「性的ファンタジーに対する法的制限は認められるべきか-合衆国とその他の地域における歴史的、法的、政治的な視点から考察する」の演題で講演する予定だ。  TPPから児童ポルノ法改定問題まで、マンガ・アニメ文化は危機に晒されているといわれるが、新たな規制に反対する声がイマイチ盛り上がりに欠ける状況は、変わっていない。今回の2回にわたる講演を契機に、状況は変化するのだろうか。 (文=昼間たかし) <集会案内> 日本では何ができるのか――北米でのコミック表現規制とCBLDFの取組 チャールズ・ブラウンスタイン氏講演会 日時:2013年8月11日(日)17:00~18:00 会場:東京ビッグサイト西アトリウム http://www.comiket.co.jp/info-a/C84/lecture/ マンガ文化の自由を考える国際シンポジウム 日時:平成25年8月13日(火)13:00~17:00 会場:文京シビックセンター26階・スカイホール http://kokucheese.com/event/index/104499/

【C84】規制反対にコミケも動く──夏コミ会場でマンガ規制反対をテーマに講演会開催が急遽決定

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東京ビッグサイト
 児童ポルノ法改定問題などをめぐり、危機感の高まるマンガやアニメの表現の自由。8月1日、コミックマーケット準備会が夏コミ2日目の8月11日に、アメリカで漫画表現の自由を求めて活動している「コミック弁護財団(CBLDF)」の事務局長であるチャールズ・ブラウンスタイン氏を招いて、講演会「日本では何ができるのか――北米でのコミック表現規制とCBLDFの取組」を開催することを発表した。コミックマーケット準備会が、会期中にこうした催しを行うことは前例がない。  ブラウンスタイン氏は、アメリカでコミック雑誌編集者・ライターとして活動。また、コミコン・インターナショナルのプログラミングディレクターを務めるなど、アメリカのコミック文化振興に尽力する人物である。彼が事務局長を務める「コミック弁護財団(CBLDF)」は、作者や書店、読者や表現の自由を守るための非営利団体である。これまで、おとり捜査によって逮捕されたコミック店主の弁護をはじめ、検閲やさまざまな側面で起こるマンガ・アニメへの権力の抑圧に抗するべく、実効性のある活動を行っている。ブラウンスタイル氏が来日し、講演するのは昨年に続いて2回目のことだ。今回の講演では、アメリカにおけるマンガなどの表現規制の現状と、それに対する「コミック弁護財団(CBLDF)」の取り組みが話される予定だ。  コミックマーケット準備会では「サークル・一般を問わず、一人でも多くの参加者にお集まりいただければと考えております」としている。  また、コミケ会期後の8月13日には、文京シビックセンターにて、これまでも表現の自由をテーマにシンポジウムを開催してきたNPO法人うぐいすリボンの主催で「マンガ文化の自由を考える国際シンポジウム」が開催される。  こちらは、ブラウンスタイン氏のほか、全米反検閲連盟・事業担当役員のスヴェトラーナ・ミンチェバ氏が「性的ファンタジーに対する法的制限は認められるべきか-合衆国とその他の地域における歴史的、法的、政治的な視点から考察する」の演題で講演する予定だ。  TPPから児童ポルノ法改定問題まで、マンガ・アニメ文化は危機に晒されているといわれるが、新たな規制に反対する声がイマイチ盛り上がりに欠ける状況は、変わっていない。今回の2回にわたる講演を契機に、状況は変化するのだろうか。 (文=昼間たかし) <集会案内> 日本では何ができるのか――北米でのコミック表現規制とCBLDFの取組 チャールズ・ブラウンスタイン氏講演会 日時:2013年8月11日(日)17:00~18:00 会場:東京ビッグサイト西アトリウム http://www.comiket.co.jp/info-a/C84/lecture/ マンガ文化の自由を考える国際シンポジウム 日時:平成25年8月13日(火)13:00~17:00 会場:文京シビックセンター26階・スカイホール http://kokucheese.com/event/index/104499/