ミシェル・ゴンドリー監督の自伝的青春映画『グッバイ、サマー』公開日決定 日本版ビジュアルも

【リアルサウンドより】  ミシェル・ゴンドリー監督最新作『グッバイ、サマー』の公開日が9月10日に決定し、あわせて日本版ビジュアルが公開された。  本作は、『エターナル・サンシャイン』『ムード・インディゴ うたかたの日々』のゴンドリー監督が、「僕の思い出、僕が体験したことや僕が覚えていることをもとに冒険したかった」と語る自伝的青春映画。たくさんの悩みを抱えながら、画家を目指す14歳のダニエルが、ある日同じ中学に転向してきた変わり者のテオと意気投合し、息苦しくうんざりするような毎日から脱するため、スクラップを集めて自分たちで“夢の車”を作り、夏休みに旅に出る計画を立てる模様を描く。ダニエル役のアンジュ・ダルジャン、テオ役のテオフィル・バケのほか、『アメリ』のオドレイ・トトゥらが出演する。  このたび公開された日本版ビジュアルには、“14歳。僕らの夏休みは永遠の想い出”のコピーとともに、ダニエルとテオの姿と、彼らが自作した“動くログハウス”が捉えられている。水彩画のような淡い背景に散りばめられたイラストの中の数点は、イラストレーターの下平晃道によって描き下ろされた。
20160620-goodbyesummer-sub.jpg

■公開情報 『グッバイ、サマー』 9月10日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテほか、全国ロードショー 出演:アンジュ・ダルジャン、テオフィル・バケ、オドレイ・トトゥ 監督・脚本:ミシェル・ゴンドリー 製作:ジョルジュ・ベルマン 撮影:ロラン・ブリュネ 音楽:ジャン=クロード・ヴァニエ 提供:シネマライズ+トランスフォーマー 配給:トランスフォーマー 宣伝:ミラクルヴォイス 2015年/フランス/104分/DCP/原題:Microbe et Gasoil/日本語字幕:星加久実 (c)Partizan Films- Studiocanal 2015 公式サイト:www.transformer.co.jp/m/goodbyesummer

ソン・スンホンが理想の父親に? キャリアウーマンの逆転生活描く『ミス・ワイフ』場面写真公開

【リアルサウンドより】  8月13日に封切られる韓国映画『ミス・ワイフ』より、新たな場面写真が公開された。  本作は、『花嫁はギャングスター』のカン・ヒョジン監督が手がけたラブコメディ。不慮の交通事故に遭った勝訴率100%の独身敏腕弁護士ヨヌが、怪しげな男・イ所長の提案により、ひと月の間、2人の子持ち主婦の人生を生きる模様を描く。『悪魔は誰だ』のオム・ジョンファが逆転生活を送ることになる主人公ヨヌを演じるほか、『情愛中毒』のソン・スンホン、『海にかかる霧』のキム・サンホ、『私の愛、私の花嫁』のラ・ミランらが出演する。  このたび“父の日”にちなんで公開されたのは、裕福じゃなくても妻と家族に対する愛だけは溢れるほどある、地方公務員の夫役を演じたソン・スンホンの場面写真。幼稚園児の息子との2ショットシーンと、息子が書いた絵を背景にソファーに並んだ家族の姿が捉えられている。
20160619-MissWife-sub.png

■公開情報 『ミス・ワイフ』 8月13日(土)よりシネマート新宿ほか全国順次ロードショー 監督:カン・ヒョジン 出演:オム・ジョンファ(「魔女の恋愛」『悪魔は誰だ』) ソン・スンホン(『情愛中毒』「マイ・プリンセス」)キム・サンホ(『海にかかる霧』) ラ・ミラン(『私の愛、私の花嫁』) 配給:クロックワークス 2015年/韓国/124分/カラー/シネスコ/5.1ch (c)2015 Megabox Plus M All Rights Reserved 公式サイト:misswife-movie.com

ソン・スンホンが理想の父親に? キャリアウーマンの逆転生活描く『ミス・ワイフ』場面写真公開

【リアルサウンドより】  8月13日に封切られる韓国映画『ミス・ワイフ』より、新たな場面写真が公開された。  本作は、『花嫁はギャングスター』のカン・ヒョジン監督が手がけたラブコメディ。不慮の交通事故に遭った勝訴率100%の独身敏腕弁護士ヨヌが、怪しげな男・イ所長の提案により、ひと月の間、2人の子持ち主婦の人生を生きる模様を描く。『悪魔は誰だ』のオム・ジョンファが逆転生活を送ることになる主人公ヨヌを演じるほか、『情愛中毒』のソン・スンホン、『海にかかる霧』のキム・サンホ、『私の愛、私の花嫁』のラ・ミランらが出演する。  このたび“父の日”にちなんで公開されたのは、裕福じゃなくても妻と家族に対する愛だけは溢れるほどある、地方公務員の夫役を演じたソン・スンホンの場面写真。幼稚園児の息子との2ショットシーンと、息子が書いた絵を背景にソファーに並んだ家族の姿が捉えられている。
20160619-MissWife-sub.png

■公開情報 『ミス・ワイフ』 8月13日(土)よりシネマート新宿ほか全国順次ロードショー 監督:カン・ヒョジン 出演:オム・ジョンファ(「魔女の恋愛」『悪魔は誰だ』) ソン・スンホン(『情愛中毒』「マイ・プリンセス」)キム・サンホ(『海にかかる霧』) ラ・ミラン(『私の愛、私の花嫁』) 配給:クロックワークス 2015年/韓国/124分/カラー/シネスコ/5.1ch (c)2015 Megabox Plus M All Rights Reserved 公式サイト:misswife-movie.com

『インデペンデンス・デイ』続編、実際に模型を爆破していた20年前の撮影方法が明らかに

【リアルサウンドより】  『インデペンデンス・デイ』の新章『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』より、20年前の撮影方法とVFX技術の進歩が明かされた。  本作は、1996年に公開され、第69回アカデミー視覚効果賞を受賞したSF映画『インデペンデンス・デイ』の続編。前作から20年の月日が流れた世界を舞台に、アメリカ合衆国全土を覆うサイズへと巨大化した宇宙船が、世界の主要都市を破壊し尽くしていく模様を描く。  スティーブン・スピルバーグ監督が「お金を払って観たい映画」とコメントした前作の『インデペンデンス・デイ』は、CG技術とミニチュア模型を融合させたスペクタクル・シーンが多数存在した。前作に引き続き今作でも製作・脚本を務めたディーン・デブリンは当時、「この映画は誰も観たことのない映画史上最大のスケールの模型撮影だと自負している」と明かした。  当時も最新のデジタル・コンピューター技術が多く使われたが、都市や飛行機、宇宙船の模型を作って撮影するという伝統的な方法も取り入れられ、ホワイトハウス、自由の女神像、エンパイア・ステートビル、F-18型戦闘機、ヒューイ型ヘリコプター、爆撃用と攻撃用から母艦まで数種類の宇宙船と、大統領専用機エアフォース・ワンまで、様々な模型が制作された。模型を担当したマイケル・ジョイスは当時、「この作品は、これまでのディザスター映画の3本分以上の模型を使っている。実際に模型を燃やした炎、爆破のナマの迫力にはコンピューターもかなわない」と話した。  エメリッヒ監督は、「正直言って、私は続編がそれほど好きではない。どうして“以前に観たものをまた観たいと思うのか?”」と公言するが、「『2012』を初めてデジタル・カメラで撮影して、“技術がどれほど進歩したかということに突然気づいた”」と当時を振り返り、初めて続編を手がけることになった経緯を語った。視覚効果スーパーバイザーとエメリッヒ監督は、「あの当時やれなかったことを今ならやれる」と語っている。
20160617-independence-sb.jpg

『インデペンデンス・デイ』(1996)場面写真

20160617-independence-sb2.jpg

『インデペンデンス・デイ』(1996)場面写真

20160617-independence-sb3.jpg

『インデペンデンス・デイ』(1996)場面写真

■リリース情報 『インデペンデンス・デイ』 ブルーレイ発売中  ¥1,905+税 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ■公開情報 『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』 7月8日(金)前夜祭上映(一部劇場を除く) 7月9日(土)TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー 監督:ローランド・エメリッヒ 出演:ジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマン、リアム・ヘムズワース 配給:20世紀フォックス映画 (c)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved 公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/idr/

実話をもとにした法廷ドラマ『弁護人』 パク・チャヌクら韓国3大監督のコメント公開

【リアルサウンドより】  ソン・ガンホ主演作『弁護人』より、韓国3大監督と称されるポン・ジュノ、パク・チャヌク、キム・ジウンのコメントが公開された。  本作は、故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の青年弁護士時代、1981年9月に実際に起きた「釜林(プリム)事件」をモチーフにしたヒューマンドラマ。学歴はないが、様々な案件を抱える人気税務弁護士が、裁判を控える知人の息子を救うために、誰も引き受けようとしない難事件の弁護に挑んでいく姿を描く。  韓国では、2014年に公開されるや平日の3日間で100万人、1ヶ月間で1000万人を動員し、2014年の興行収入第4位という大ヒットを記録した本作。主演のソン・ガンホは、本作が韓国で公開された2014年に、韓国トップスター賞や第35回青龍映画賞の主演男優賞を受賞している。  本作に対して、『オールド・ボーイ』『親切なクムジャさん』を手掛けたパク・チャヌク監督は、「映画を観ながら泣きすぎてしまった。この映画は、人間、良心、正義を描いています。今後、ソン・ガンホは『弁護人』の俳優として記憶されると信じています」と語り、キム・ジウン監督は「とても感動的で面白かったです。頑張っている人々に少なからずの勇気と笑い、そして感動を与えてくれる、そんな豊富な物語が詰まった映画だと思います」と絶賛のコメントを寄せている。また、『グエムル-漢江の怪物- 』『スノーピアサー』などのヒット作を生み出したポン・ジュノ監督は「新しいソン・ガンホの演技に衝撃と感動を覚えました。軽快に始まるが、いつの間にかどっしりとした深い感動で終わるという、最頂点にある映画ではないでしょうか。笑いと温かい人間愛、深い感動の全てが混ざっている!」と語っている。  11月の日本公開に先駆け、東京・新宿シネマカリテで行われる映画イベント“カリテ・ファンタスティック! シネマコレクション2016”(通称:カリコレ)でのプレミア上映が8月6日に予定されている。
20160617-bengonin-sub1-th.jpg

20160617-bengonin-sub2-th.jpg

■公開情報 『弁護人』 カリコレ2016 8月6日(土)13時〜プレミアム上映 11月、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー 監督:ヤン・ウソク 脚本:ヤン・ウソク、ユン・ヒョノ 出演:ソン・ガンホ、イム・シワン(ZE:A)、キム・ヨンエ、クァク・ドウォン、オ・ダルス (C)2013 Next Entertainment World Inc. & Withus Film Co. Ltd. All Rights Reserved.

『X-MEN』最新作、プレミアにキャスト集結 J・ローレンス「終わりという気がしなかった」

【リアルサウンドより】  『X-MEN』シリーズの最新作『X-MEN:アポカリプス』のロンドンプレミアが、現地時間5月9日にイギリス・ロンドンのBFI IMAX Southbankにて行われ、ジェームズ・マカヴォイ、ジェニファー・ローレンス、オスカー・アイザックらキャスト陣とブライアン・シンガー監督がレッドカーペットに登場した。  本作は、マーベル・コミックによる同名コミックを映画化した2000年公開の『X-MEN』からはじまる、『X-MEN』シリーズ第6作にして、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『X-MEN:フューチャー&パスト』に続く三部作の完結編。プロフェッサーXらX-MENたちが、最強の敵アポカリプスに立ち向かう模様を描く。  ロンドンプレミアには、『X-MEN』『X-MEN2』『X-MEN:フューチャー&パスト』に続きメガホンを取ったブライアン・シンガー監督をはじめ、プロフェッサーX役のジェームズ・マカヴォイ、ミスティーク役のジェニファー・ローレンス、アポカリプス役のオスカー・アイザック、サイロック役のオリヴィア・マン、ジーン・グレイ役のソフィー・ターナー、クイックシルバー役のエヴァン・ピーターズ、サイクロップス役のタイ・シェリダン、ストーム役のアレクサンドラ・シップ、エンジェル役のベン・ハーディ、製作を務めたサイモン・キンバーグとハッチ・パーカーらが出席。あいにくの雨にも関わらず、世界中から多くのファンや135媒体のマスコミが駆けつけ、作品のイメージに合わせた水色のカーペットに姿を現した。  シンガー監督は、「全く新しいストーリーで、今までにないタイプの悪役が登場し、今まで以上にスケールの大きいシーンが盛りだくさんだ。すごいアクションが詰まっていると同時に、多くの感情が行き交っていると思う」と、本作がこれまでの『X-MEN』とは異なることを強調しながら、「多くの挑戦があった。とにかく、これまでとは全く違うストーリーにしたかった」と、本作にかける思いを語った。  プロフェッサーX役のマカヴォイも、「今まで以上のすごいアクションが満載だよ。というのも、ミュータント社会の終焉ではなく、世界の全てのものの終焉についてのストーリーだからね。過去の作品よりも断然スケールが大きいよ」と、過去作との違いを語る。続けて、「僕からしてみれば、映画の一番の魅力は家族というテーマだと思う。過去の作品も家族をテーマとして扱ってきているけど、今作は家族というテーマがはっきりと描かれている」と話した。さらに、「観客は大いに楽しめる作品だと思う。関係者全員が持てる力を全て発揮した作品なんだ。特殊効果もすごいし、監督も脚本家も素晴らしい仕事をしている。世界一のキャストも揃っているしね。スーパーヒーロー映画とは思えないような素晴らしいキャストだよ。観客はきっと圧倒され、満足のいく作品だと思うよ」と、本作の魅力を熱く語った。
20160512-XMEN-sub1.png

(左から)ジェニファー・ローレンス、ジェームズ・マカヴォイ

 最強の敵アポカリプスを演じたアイザックは、シンガー監督の印象を聞かれると、「このジャンルのゴッドファーザー(父親)的な存在だよ。ベストなキャストを探し求め、ストーリーをリアルに表現しようと真剣に取り組んでいる。監督はとても知的で、作品に対する理解がとても深いね」と、その手腕を絶賛。本作の魅力については、「観客は一大スペクタクルを体験すると思う。多くのファンが待ち焦がれた『X-MEN』作品の決定版だね。一気に巨編へとレベルアップしている。ヒーローとなる以前の、X-MENの真の姿を垣間見ることもできる作品だよ」と、コメントした。  ミスティーク役のローレンスは、「スリリングで、どことなく恐い感じもある。だけど、とても感情的な作品。とてもワクワクするわ」と、本作の魅力を語りながら、「素晴らしい才能を持つ新しいキャストも迎えているの。オリヴィア・マンのファイトシーンは本当に凄くて、素晴らしいパフォーマンスを見せているわ。キャストの多くがアクションをレベルアップさせているの」と、サイロック役のマンの演技を絶賛。ローレンスは本作でシリーズを卒業することが噂されているが、三部作完結を迎えた心境を聞かれると、「
終わりという気がしなかったわ。キャストとは普段から仲良くしていて、いつも会ったりしているの。今まで何度も別れては再会して、というのを繰り返してきているので、今回もお別れという気がしなかったわ」と話した。  なお、日本での公開日は、8月11日に決定した。 ■公開情報 『X-MAN:アポカリプス』 8月11日(木・祝) TOHOシネマズ スカラ座ほか3D/2D全国ロードショー 監督:ブライアン・シンガー 出演:ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、オスカー・アイザックほか 配給:20世紀フォックス映画 (c)2016 MARVEL (c)2016 Twentieth Century Fox 公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/xmen/

映画祭の増加と制作コストの低下は「未来の監督」を生み出すのか? 自主制作映画の現状と課題

【リアルサウンドより】 「映画の専門学校を卒業して約10年。僕が知る限りでは、100人近くいた同級生の中でいまだにその道で頑張っているのは3人程度ですね」  こう話すのは、「シネアスト・オーガニゼーション大阪(Co2)」という自主制作映画祭に参加したある監督だ。同映画祭は、文化庁の「文化芸術振興費補助金制度」を受け、40人の自主映画監督が参加。一日あたり20~50人程度の動員を記録した。実は、関東や関西を中心にこういった行政関与型の映画祭は広がりを見せている。 「約20万~40万の助成金が行政から支援されます。デジタル化が進んだ現在、自主制作映画に掛かる費用はざっくり1分間で約1万円程度といわれています。その中から、俳優さんの確保や弁当代、ロケ代も含め大半が監督の自腹。60分以上の作品となると約100万円は必要。時間も少なくみても3ヶ月以上を要します。演者さんもノーギャラなことが多いですが、監督は実質的な出費額が大きい。そんな中で映画を撮り続けるのはどうしてもモチベーションの維持が難しい。だから、こういった制度は有り難い面も大きいです」(先出の映画監督)  映画の専門学校や芸大を卒業した生徒達も、その大半が志半ばで監督への道を頓挫していく。時間的な問題もあり、アルバイトや時間に融通が効く職種に就かざるを得なく、金銭面も大きなネックとなる。20代の頃は監督としての活動を継続できても、30代を境に人知れず映画の世界から離れていく。また、監督デビューへの道が年々狭き門となっていることを指摘する別の監督もいる。 「今は昔と比べると、圧倒的にコスト面は抑えられるようになった。極端な話し、アイフォン1つあれば撮影はできますから。必然的に監督を志す若手は増えてきていると思う。でも、そんな“お手頃感”は確実に自主映画全体の質に影響してきています。映画祭の作品のクオリティを見ると、自分の悩みやコンプレックスを綴るだけで、社会に対して何のメッセージ性がない作品も珍しくありません。そうなってくると、受賞作や賞の価値が低下してくる。近年では各賞や映画祭が増え、一見チャンスは広がったように見えますが、『元々狭き門が更に狭まったのは?』という感覚も持っています」(東京で活動する映画監督)  自主映画に拠点を置く監督達は、その全てが商業デビューを目指すわけではない。しかし、最終的な目標を“商業作品”に見据える面々も一定数存在する。  コスト面や映画祭の増加といった外的要因以外に、大きな変化はあるのか。先出の映画監督は続ける。「脚本に対する重要性が年々薄れているように感じます。自主制作の場でも、監督と脚本はセットという認識が変わりつつあります。駆け出し頃の年齢の場合、評価のバロメーターとなるのはいかに面白い発想や本が書けるか。ここに集約されるといっても過言ではありません。脚本が軽視されつつある現状は、映画界全体の未来を考えてもマイナス。強い危機感を持っている関係者も多いのではないでしょうか?」  一概には言えないが、商業映画の第一線で活躍する監督達もその原点は自主映画にある。少し強引に言い換えれば、自主映画と商業映画は表裏一体の存在であり、今後もその関係は続いていくだろう。デジタル化全盛、行政関与など自主制作映画を取り巻く環境は変わりつつあるが、そのプラス面とマイナス面を再認識する必要もあるのかもしれない。 ■栗田シメイ 1987年、兵庫県生まれ。広告代理店勤務を経て、2012年よりフリーに。スポーツシーン・ビジネス・海外情勢を取材し、専門誌・情報誌・週刊誌・Webなどに寄稿。「MG」にて映画コラム連載中。生涯鑑賞本数は2,000本以上。

コーエン兄弟の“映画愛”溢れる『ヘイル、シーザー!』 50年代ハリウッドの裏側をどう描いた?

【リアルサウンドより】  コーエン兄弟の作品は、大まかに分けて二つのタイプがある。一つは兄弟の名前を一躍世界に知らしめるきっかけとなった、処女作『ブラッド・シンプル』のようなスリラー系の作品。そしてもう一つは『赤ちゃん泥棒』のような軽いタッチのオフビート・コメディ系の作品だ。勝手ながらこの項では前者を“黒コーエン”、後者を“白コーエン”とする。  “黒コーエン”作品の場合は、重厚で血なまぐさい物語の中に、唐突にユーモアを盛り込むことによって、ドス黒いブラック・ユーモアが生まれる。血と暴力に満ち溢れた『ノー・カントリー』で、ハビエル・バルデムが怪演した殺し屋シガーの珍妙なヘアスタイルは、正にそれだ。また“白コーエン”作品の場合は、コメディ色にユーモアを盛り込むことによって、更に拍車がかかったスラップスティック・コメディへと昇華する。  かつて、彼らは映画を製作する上で「常に意識しているのはユーモア。それが無い映画はありえない」と語っていた。彼らのほとんどの作品に共通する、不思議な脱力感とブラックな笑いを醸し出す理由はそこにある。  最新作『ヘイル、シーザー!』は言うまでもなく“白コーエン”作品だ。1950年代の戦後ハリウッドの黄金期を舞台に、ジョージ・クルーニーが演じる大スター、ベアード・ウィドロックの誘拐事件を巡るコメディだ。  『赤ちゃん泥棒』や『ファーゴ』『ビッグ・リボウスキ』といった“白コーエン”作品で幾度となく取り上げてきた“誘拐騒動”を、共産主義を排除するべく、突如として巻き起こった“赤狩り”騒動に揺れる50年代のハリウッドを舞台にすることで、ブラックな社会性に加え、これまでの作品とは一線を画したエンターテイメント性も描いている。  そうして完成させた『ヘイル、シーザー!』で、彼らは彼らなりの“映画産業に関わった人々の映画愛”と“悲哀”を全力で表現したのである。  “不条理”や“難解”といったイメージの強いコーエン作品だが、実はどの作品も基本的なストーリーは、とてもシンプルだ。個性的なキャラクターのバックグラウンドや、日常に潜んだ狂気を交えながら、巧みなセリフの応酬、そして卓越した編集技術を交えて、一つの作品を作り上げている為、油断するとストーリーが追えなくなってしまう。難解といわれる所以はそこにあるが、基本的な本筋は、どの作品もとてもシンプルなものなのだ。  『ヘイル、シーザー!』も、“ハリウッド・スターの誘拐事件”という分りやすい筋立てに、(今回は特に実在の人物をモチーフにした)個性豊かなキャラクター達を各所に配備し、それぞれのエピソードの積み重ねている。シンプルだったストーリーを攪乱させ、一般の市民が夢の工場として憧れていたハリウッドの裏の顔を描きながら、徹底的にひっかきまわす。  “ハリウッドのよろず屋”エディ・マニックスを演じる、ジョシュ・ブローリンを中心に、ストーリーの車輪はノンストップで回り続ける。わがままで自意識の強いウィドロックの誘拐事件を捜査しながら、観客を“コーエン・ワールド”に誘う。  スカーレット・ヨハンソンが演じる新進気鋭の若手女優は、かつてミュージカル映画で水中ショーを披露したエスター・ウイリアムズがモデルだ。演技力や歌唱力は二の次で、美貌とスタイルさえよければ大スターになりえた時代の女優を堂々と演じ、笑顔の裏に潜む裏の顔を持った小悪魔的なキャラクターで、マニックスを振り回し続ける。  乗馬とロープさばきは超一流だが、セリフがまともに喋れない西部劇スター(アルデン・エーレンライク)や、わがままな俳優たちに振り回され続ける映画監督を演じる、レイフ・ファインズのオーバーアクト気味の熱演は捧腹絶倒だ。   さらに誘拐事件を嗅ぎつけ、マニックスに詰め寄る双子の記者(ティルダ・スウィントンが見事に一人で二役を演じ分ける)、なぜか裏事情に詳しい(ジョエル・コーエン夫人でもある)フランセス・マクドーマントが怪演するフィルム・エディター、そしてアメリカ国民の誰もが憧れるミュージカルスター(いわずもがなモデルはジーン・ケリーだ)を、日本では筋肉系アクション俳優のイメージが強いチャニング・テイタムに演じさせ、実に楽し気に歌って踊る姿を披露している。  これらの個性豊かな(いや、豊かすぎる)登場人物の配置には、実は巧妙に練り上げられたコーエン兄弟の脚本によるトラップが仕掛けられている。それらを読み解いていくのも、本作の楽しみの一つだ。
20160201-HailCaesar-sub5.jpg

 50年代のハリウッド事情という、日本の若い世代には少々分り難い小ネタも多く盛り込まれているが、細かい部分はあまり気にせず、ジョージ・クルーニーの“マヌケ”っぷりや、お色気たっぷりのヨハンセン、チャニング・テイタムのダンスナンバー、そしてコーエン兄弟の仕掛けた、このゴージャスな“ホラ話”を堪能してほしい。  一見、豪華絢爛な黄金期のハリウッドの裏側に潜んでいるブラックな秘密を、ウィットに富んだセリフの応酬と、笑いのオブラートで包みながら、極上の映画愛で描き切ったコーエン兄弟の最高傑作といっても過言ではない。 ■鶴巻忠弘 映画ライター 1969年生まれ。ノストラダムスの大予言を信じて1999年からフリーのライターとして活動開始。予言が外れた今も活動中。『2001年宇宙の旅』をテアトル東京のシネラマで観た事と、『ワイルドバンチ』70mm版をLAのシネラマドームで観た事を心の糧にしている残念な中年(苦笑)。 ■公開情報 『ヘイル、シーザー』 5月13日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー 監督・脚本・製作:ジョエル&イーサン・コーエン 出演:ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、アルデン・エーレンライク、レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒル、スカーレット・ヨハンソン、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン、チャニング・テイタムほか 配給:東宝東和 (c)Universal Pictures 公式サイト:http://hailcaesar.jp/

コーエン兄弟の“映画愛”溢れる『ヘイル、シーザー!』 50年代ハリウッドの裏側をどう描いた?

【リアルサウンドより】  コーエン兄弟の作品は、大まかに分けて二つのタイプがある。一つは兄弟の名前を一躍世界に知らしめるきっかけとなった、処女作『ブラッド・シンプル』のようなスリラー系の作品。そしてもう一つは『赤ちゃん泥棒』のような軽いタッチのオフビート・コメディ系の作品だ。勝手ながらこの項では前者を“黒コーエン”、後者を“白コーエン”とする。  “黒コーエン”作品の場合は、重厚で血なまぐさい物語の中に、唐突にユーモアを盛り込むことによって、ドス黒いブラック・ユーモアが生まれる。血と暴力に満ち溢れた『ノー・カントリー』で、ハビエル・バルデムが怪演した殺し屋シガーの珍妙なヘアスタイルは、正にそれだ。また“白コーエン”作品の場合は、コメディ色にユーモアを盛り込むことによって、更に拍車がかかったスラップスティック・コメディへと昇華する。  かつて、彼らは映画を製作する上で「常に意識しているのはユーモア。それが無い映画はありえない」と語っていた。彼らのほとんどの作品に共通する、不思議な脱力感とブラックな笑いを醸し出す理由はそこにある。  最新作『ヘイル、シーザー!』は言うまでもなく“白コーエン”作品だ。1950年代の戦後ハリウッドの黄金期を舞台に、ジョージ・クルーニーが演じる大スター、ベアード・ウィドロックの誘拐事件を巡るコメディだ。  『赤ちゃん泥棒』や『ファーゴ』『ビッグ・リボウスキ』といった“白コーエン”作品で幾度となく取り上げてきた“誘拐騒動”を、共産主義を排除するべく、突如として巻き起こった“赤狩り”騒動に揺れる50年代のハリウッドを舞台にすることで、ブラックな社会性に加え、これまでの作品とは一線を画したエンターテイメント性も描いている。  そうして完成させた『ヘイル、シーザー!』で、彼らは彼らなりの“映画産業に関わった人々の映画愛”と“悲哀”を全力で表現したのである。  “不条理”や“難解”といったイメージの強いコーエン作品だが、実はどの作品も基本的なストーリーは、とてもシンプルだ。個性的なキャラクターのバックグラウンドや、日常に潜んだ狂気を交えながら、巧みなセリフの応酬、そして卓越した編集技術を交えて、一つの作品を作り上げている為、油断するとストーリーが追えなくなってしまう。難解といわれる所以はそこにあるが、基本的な本筋は、どの作品もとてもシンプルなものなのだ。  『ヘイル、シーザー!』も、“ハリウッド・スターの誘拐事件”という分りやすい筋立てに、(今回は特に実在の人物をモチーフにした)個性豊かなキャラクター達を各所に配備し、それぞれのエピソードの積み重ねている。シンプルだったストーリーを攪乱させ、一般の市民が夢の工場として憧れていたハリウッドの裏の顔を描きながら、徹底的にひっかきまわす。  “ハリウッドのよろず屋”エディ・マニックスを演じる、ジョシュ・ブローリンを中心に、ストーリーの車輪はノンストップで回り続ける。わがままで自意識の強いウィドロックの誘拐事件を捜査しながら、観客を“コーエン・ワールド”に誘う。  スカーレット・ヨハンソンが演じる新進気鋭の若手女優は、かつてミュージカル映画で水中ショーを披露したエスター・ウイリアムズがモデルだ。演技力や歌唱力は二の次で、美貌とスタイルさえよければ大スターになりえた時代の女優を堂々と演じ、笑顔の裏に潜む裏の顔を持った小悪魔的なキャラクターで、マニックスを振り回し続ける。  乗馬とロープさばきは超一流だが、セリフがまともに喋れない西部劇スター(アルデン・エーレンライク)や、わがままな俳優たちに振り回され続ける映画監督を演じる、レイフ・ファインズのオーバーアクト気味の熱演は捧腹絶倒だ。   さらに誘拐事件を嗅ぎつけ、マニックスに詰め寄る双子の記者(ティルダ・スウィントンが見事に一人で二役を演じ分ける)、なぜか裏事情に詳しい(ジョエル・コーエン夫人でもある)フランセス・マクドーマントが怪演するフィルム・エディター、そしてアメリカ国民の誰もが憧れるミュージカルスター(いわずもがなモデルはジーン・ケリーだ)を、日本では筋肉系アクション俳優のイメージが強いチャニング・テイタムに演じさせ、実に楽し気に歌って踊る姿を披露している。  これらの個性豊かな(いや、豊かすぎる)登場人物の配置には、実は巧妙に練り上げられたコーエン兄弟の脚本によるトラップが仕掛けられている。それらを読み解いていくのも、本作の楽しみの一つだ。
20160201-HailCaesar-sub5.jpg

 50年代のハリウッド事情という、日本の若い世代には少々分り難い小ネタも多く盛り込まれているが、細かい部分はあまり気にせず、ジョージ・クルーニーの“マヌケ”っぷりや、お色気たっぷりのヨハンセン、チャニング・テイタムのダンスナンバー、そしてコーエン兄弟の仕掛けた、このゴージャスな“ホラ話”を堪能してほしい。  一見、豪華絢爛な黄金期のハリウッドの裏側に潜んでいるブラックな秘密を、ウィットに富んだセリフの応酬と、笑いのオブラートで包みながら、極上の映画愛で描き切ったコーエン兄弟の最高傑作といっても過言ではない。 ■鶴巻忠弘 映画ライター 1969年生まれ。ノストラダムスの大予言を信じて1999年からフリーのライターとして活動開始。予言が外れた今も活動中。『2001年宇宙の旅』をテアトル東京のシネラマで観た事と、『ワイルドバンチ』70mm版をLAのシネラマドームで観た事を心の糧にしている残念な中年(苦笑)。 ■公開情報 『ヘイル、シーザー』 5月13日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー 監督・脚本・製作:ジョエル&イーサン・コーエン 出演:ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、アルデン・エーレンライク、レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒル、スカーレット・ヨハンソン、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン、チャニング・テイタムほか 配給:東宝東和 (c)Universal Pictures 公式サイト:http://hailcaesar.jp/

渡辺謙 VS マシュー・マコノヒー、“静と動”の演技合戦 日米の名優は『追憶の森』でどう対峙したか

【リアルサウンドより】  日米を代表する演技派俳優として名を馳せる、渡辺謙とマシュー・マコノヒーが初共演を果たした、ガス・ヴァン・サント監督最新作『追憶の森』。富士山麓の青木ヶ原樹海を舞台に、死に場所を求めてやって来たアメリカ人アーサーと、樹海に迷い込んでしまった日本人タクミのサバイバル劇が淡々と進んで行く本作。見どころのひとつは、『ラスト・サムライ』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた渡辺と、『ダラス・バイヤーズクラブ』で見事アカデミー賞主演男優賞に輝いたマコノヒーがみせる“静”と“動”の素晴らしい演技合戦だ。
20160504-tsuioku-sub6.png

 マシュー・マコノヒーといえば『評決のとき』で注目を集めたものの、その後は『U-571』『サラマンダー』『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』といったアクション作品への出演が続き、ムキムキの肉体美を誇るマッチョ俳優に転向かと思われたが、『リンカーン弁護士』で演技派俳優として復活。もちろん『マジック・マイク』などで自慢の肉体美を披露するファンサービスも忘れないが、『ダラス・バイヤーズクラブ』ではしっかりオスカー像を手にすることも忘れなかった。かたや渡辺謙は一度病に倒れたもののスクリーンに復帰し、『ラスト・サムライ』出演以降は『バッドマン ビギンズ』『SAYURI』『ダレン・シャン』などのハリウッド作品に続々出演。『王様と私』などのミュージカルにも出演し、着実に国際派スターの地位を築いていった。  頭で考えるより先に、つい体が反応してしまうアーサーの抜群の行動力を体現したマコノヒーと、深い森の中で方向感覚を失いながらも、決して乱れることのないタクミの冷静さを表現した渡辺は好対照をみせる。さすがは名優と呼ばれる二人だけあって、閉ざされた樹海という空間での緊張感あふれるやり取りはもとより、何気ない会話の様子や、ちょっとした目線や仕草に至るまですべてがパーフェクトと言っても過言ではない。観客は共に樹海で困難な時間を過ごすうちに、次第に心を通わせていくアーサーとタクミの姿にグイグイ目を奪われてしまうのだ。
20160504-tsuioku-sub3.png

 二人組を主人公にした“バディムービー”には、ガス・ヴァン・サント監督の過去の作品で、リヴァー・フェニックスとキアヌ・リーヴスを起用した『マイ・プライベート・アイダホ』や、ロビン・ウィリアムズとマット・デイモン共演の『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』なども挙げられる。その他にも『48時間』『リーサル・ウェポン』『バッドボーイズ』『ラッシュアワー』『メン・イン・ブラック』「最強のふたり』『ジャージの二人』『まほろ駅前狂騒曲』等々枚挙にいとまがない。そんな中、『追憶の森』がより一層われわれの心に深く響くのは、渡辺謙とマシュー・マコノヒーという才能豊かな役者たちが、エモーショナルかつリアルな演技で観る者の心をわしづかみにするからに他ならない。  大自然の持つ恐ろしさと美しさ、そして人間に備わった弱さと強さを浮き彫りにした本作は、ガス・ヴァン・サント監督の死生観を表している。普段はあまり意識することはないけれど、本来人間は善と悪を合わせ持ち、何人たりとも決して死から逃れることは出来ないのが現実だ。富士山の青木ヶ原樹海と言えば“自殺の名所”でもあるのだが、同時に樹海探検の観光名所でもあるという不思議。まさに“生”と“死”が隣り合わせにある場所に、世界中から静謐なる死を求めて多数の人々が集まるというのも納得。そこには人智を超えたスピリチュアルな特別な“何か”が宿っているのかもしれない。
20160504-tsuioku-sub5.png

 なにゆえにわざわざ死ぬためだけに遠い日本まで……という無粋な疑問はひとまず横に置き、自然の脅威と美しさが共存する“樹海”で、何かに導かれるように出会った二人の男性の宿命に注目したい。それは決して単なる運命のイタズラではなく、必然であったのだ。抜群の演技力と圧倒的な存在感で、スクリーン上に揺るぎない地位を築いてきた渡辺謙とマシュー・マコノヒーという、日米が誇る名優の、本作での出会いが必然であったように。 ■平野敦子 映画&猫専門フリーライター。著書に『新版 人に育てられたシロクマ・ピース』『ふたつの名前で愛された犬』(以上学研プラス)。猫びより等に寄稿中。年間約400本の映画を鑑賞。旅行中毒で、今後は台湾と輪島温泉を訪問予定。死ぬ前に観たい映画は『哀愁』(笑)。 ■公開情報 『追憶の森』 公開中 監督:ガス・ヴァン・サント 製作:ギル・ネッター 主演:マシュー・マコノヒー、渡辺謙、ナオミ・ワッツ 提供:パルコ、ハピネット 配給:東宝東和    原題:The Sea of Trees/2015年/アメリカ/110分 (c)2015 Grand Experiment, LLC. 公式サイト:http://tsuiokunomori.jp/