金正恩主導で堂々インチキ商売!? 万能すぎる北朝鮮「パワー水」に中国人バイヤーもドン引き!

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粉末タイプもある生活活性水(北朝鮮のサイト「ネナラ」より/以下同)
 国民生活センターが、高い濃度の水素が含まれるなどとうたって 販売されている水素水や、その生成器の一部の商品について、健康増進法や景品表示法などに抵触する恐れがあるとして、業者に文言の改善を要望したが、水ビジネスが盛んなのは日本だけではない。  核開発問題で揺れる北朝鮮も、「パワー水」商戦に参戦していた。糖尿病や心臓病の克服だけでなく、老化防止や睡眠不足解消といった効能をうたう 水を対外宣伝サイトに掲載しているが、その圧倒的なうたい文句 に、得意先の中国人バイヤーはドン引きしているんだとか……。 「疲労回復、人体内のすべての器官 、臓器、細胞の機能回復および増進、精力亢進、老化防止、睡眠補充に効果がある」  金正恩党委員長の功績を紹介する北朝鮮の対外宣伝サイト「ネナラ(わが国)」に最近、自国の貿易 製品を紹介するコーナーが開設された。そのラインナップをにぎわすのが「パワー水」の数々だ。冒頭の一文は、新商品の「生物活性水」を紹介したものだ。  紹介文は続く。「最近、国土環境保護省は病気の治療と予防、皮膚の保護によい生物活性水を研究、完成した」。この活性水を他の水商品と交互に飲むと、肌が美しくなるそうだ。
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長寿わき水製造工場
「パワー水」は、これだけではない。南西部に位置する黄海北道の山麓には「わき水工場」が建設されたという。  紹介文によると、周辺には長寿の人たちが住む村があり、わき水と長寿は因果関係があると断定。「60日以上習慣化して飲めば、糖尿病と大腸炎をはじめとする各種の疾病の治療に特効がある」と、長寿だけでなく糖尿病の特効薬とうたい、「老化を遅延し、がん を予防する」と、確たる根拠を示さずに結んでいる。
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磁化水製造器
 さらに、水に不思議なパワーを送り込む技術も確立したという。「磁化水製造器」なる浄水器のようなユニットは、「磁化力 が強い希土類永久磁石と遠赤外線、ミリ波を水に浸透させる技術が導入された」。この水を 使った料理は「食品の保管期日もはるかに延ばすことができる」。さらに「部屋に置けば健康によい陰イオン環境をつくる」「人体内の老廃物と毒物を除去し、食物の味と消化吸収をよくする」 とあるが、写真を見る限り、あまり体によくなさそうな雰囲気だ。  日朝を行き来するビジネスマンは、金党委員長が企業や工場に対して対外貿易を許可したの が、過激な「パワー水」ビジネスを加速させたと指摘する。 「日本でも同じだが、水に箔を付ける悪質商法は簡単にできて、信じ込む一定の消費者がいる。水は日常 的に飲むので、よく売れる。北朝鮮には誇大広告の規制がなく、そもそも国家が加担している。水道水が汚く、健康志向の強い 中国人がターゲットだが、あまりにウソくさくて、中国人バイヤーもドン引きして手を出さないだろう」(同)  金党委員長鳴り物入りで始まった水ビジネスだが、どうやら早くも手詰まりになっているようだ。

金正恩主導で堂々インチキ商売!? 万能すぎる北朝鮮産「パワー水」に中国人バイヤーもドン引き!

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粉末タイプもある生活活性水(北朝鮮のサイト「ネナラ」より/以下同)
 国民生活センターが、高い濃度の水素が含まれるなどとうたって 販売されている水素水や、その生成器の一部の商品について、健康増進法や景品表示法などに抵触する恐れがあるとして、業者に文言の改善を要望したが、水ビジネスが盛んなのは日本だけではない。  核開発問題で揺れる北朝鮮も、「パワー水」商戦に参戦していた。糖尿病や心臓病の克服だけでなく、老化防止や睡眠不足解消といった効能をうたう 水を対外宣伝サイトに掲載しているが、その圧倒的なうたい文句 に、得意先の中国人バイヤーはドン引きしているんだとか……。 「疲労回復、人体内のすべての器官 、臓器、細胞の機能回復および増進、精力亢進、老化防止、睡眠補充に効果がある」  金正恩党委員長の功績を紹介する北朝鮮の対外宣伝サイト「ネナラ(わが国)」に最近、自国の貿易 製品を紹介するコーナーが開設された。そのラインナップをにぎわすのが「パワー水」の数々だ。冒頭の一文は、新商品の「生物活性水」を紹介したものだ。  紹介文は続く。「最近、国土環境保護省は病気の治療と予防、皮膚の保護によい生物活性水を研究、完成した」。この活性水を他の水商品と交互に飲むと、肌が美しくなるそうだ。
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長寿わき水製造工場
「パワー水」は、これだけではない。南西部に位置する黄海北道の山麓には「わき水工場」が建設されたという。  紹介文によると、周辺には長寿の人たちが住む村があり、わき水と長寿は因果関係があると断定。「60日以上習慣化して飲めば、糖尿病と大腸炎をはじめとする各種の疾病の治療に特効がある」と、長寿だけでなく糖尿病の特効薬とうたい、「老化を遅延し、がん を予防する」と、確たる根拠を示さずに結んでいる。
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磁化水製造器
 さらに、水に不思議なパワーを送り込む技術も確立したという。「磁化水製造器」なる浄水器のようなユニットは、「磁化力 が強い希土類永久磁石と遠赤外線、ミリ波を水に浸透させる技術が導入された」。この水を 使った料理は「食品の保管期日もはるかに延ばすことができる」。さらに「部屋に置けば健康によい陰イオン環境をつくる」「人体内の老廃物と毒物を除去し、食物の味と消化吸収をよくする」 とあるが、写真を見る限り、あまり体によくなさそうな雰囲気だ。  日朝を行き来するビジネスマンは、金党委員長が企業や工場に対して対外貿易を許可したの が、過激な「パワー水」ビジネスを加速させたと指摘する。 「日本でも同じだが、水に箔を付ける悪質商法は簡単にできて、信じ込む一定の消費者がいる。水は日常 的に飲むので、よく売れる。北朝鮮には誇大広告の規制がなく、そもそも国家が加担している。水道水が汚く、健康志向の強い 中国人がターゲットだが、あまりにウソくさくて、中国人バイヤーもドン引きして手を出さないだろう」(同)  金党委員長鳴り物入りで始まった水ビジネスだが、どうやら早くも手詰まりになっているようだ。

金正恩が新作写真集で“ナイスガイ”ぶりをアピール!?「足元はヤギの糞まみれ、BL写真まで……」

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正恩氏の最新写真集『人民の偉大なる空』
 幹部の粛正に次ぐ粛正や、ミサイル発射、核実験といった蛮行を繰り返し、国際的なヒールになっている北朝鮮の金正恩党委員長。だが最近、彼の“ナイスガイ”ぶりをアピールする写真集が平壌国際空港で販売開始された。「圧死するんじゃないか」(北朝鮮ウォッチャー)というほど多数の人民が正恩氏に殺到するシーンをはじめ、女性兵士や老女の顔に急接近したり、子どもたちに手を差し伸べるなど異様なフレンドリーぶり。さらに、ヤギの糞にまみれるといった衝撃シーンの連続だ。  関係筋から入手したのは、正恩氏の写真集『人民の偉大なる空』(A4判、172ページ)。朝鮮労働党機関紙の労働新聞で公開された現地指導の様子に加え、初公開となる写真が含まれている。注目は、正恩氏の押しくらまんじゅう写真だ。説明文には、平壌市内にある各地の工場を現地指導し「熱狂的な歓呼を受ける、敬愛なる金正恩同志」とあるが、数百人規模という半端ない数の人々に、もみくちゃにされている。
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人多すぎ!
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女性兵士の顔に急接近
 日本国内で北朝鮮情勢を分析する民間研究員の男性は「金日成、金正日時代には考えられないシーンだ」と目を丸くする。
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糞まみれの最高指導者
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怖い者知らずのチビッ子たち
 最高指導者の写真は「1号写真」と呼ばれ、綿密なセッティングの上で撮影される。この研究員によると、写真に写り込む予定の人民は、思想性や家柄を徹底的に調べ上げられ、当日は風邪などの感染症ではないか検診を受けた上で「全身にスプレーで消毒液をかけられる」(同)という。最高指導者の前で失敗や失言は許されず、極度の緊張を強いられるが、「握手すれば、生涯にわたって年金をもらえるという脱北者の証言がある」(同)という。  一方、実際に写真を見ると、とても全員に年金など与えられないだろうと思われるほど多くの人民が、正恩氏の元に殺到している。また、歓呼の声が大きすぎるのか、正恩氏が人民に顔を近づけて耳を傾けたり、少年兵と見つめ合うといったBLっぽい写真も掲載されている。  研究者が驚いたのは「東海前線警戒所」という、軍施設に併設されたヤギ小屋を現地指導しているシーン。「正恩氏の足元はヤギの糞だらけ。普通は掃除をするはずなんだが……。人民に接近したり、糞まみれを演出することは、民心に近い指導者像を必死にアピールしようとしている」(同)というのだ。  写真集でわざわざ「ナイスガイ」をアピールせねばならない背景には、カリスマ性の低下が疑われる。韓国の朴槿恵大統領も窮地に立たされているが、同じ半島の北でも、政権は危うい。

金正恩が新作写真集で“ナイスガイ”ぶりをアピール!?「足元はヤギの糞まみれ、BL写真まで……」

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正恩氏の最新写真集『人民の偉大なる空』
 幹部の粛正に次ぐ粛正や、ミサイル発射、核実験といった蛮行を繰り返し、国際的なヒールになっている北朝鮮の金正恩党委員長。だが最近、彼の“ナイスガイ”ぶりをアピールする写真集が平壌国際空港で販売開始された。「圧死するんじゃないか」(北朝鮮ウォッチャー)というほど多数の人民が正恩氏に殺到するシーンをはじめ、女性兵士や老女の顔に急接近したり、子どもたちに手を差し伸べるなど異様なフレンドリーぶり。さらに、ヤギの糞にまみれるといった衝撃シーンの連続だ。  関係筋から入手したのは、正恩氏の写真集『人民の偉大なる空』(A4判、172ページ)。朝鮮労働党機関紙の労働新聞で公開された現地指導の様子に加え、初公開となる写真が含まれている。注目は、正恩氏の押しくらまんじゅう写真だ。説明文には、平壌市内にある各地の工場を現地指導し「熱狂的な歓呼を受ける、敬愛なる金正恩同志」とあるが、数百人規模という半端ない数の人々に、もみくちゃにされている。
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人多すぎ!
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女性兵士の顔に急接近
 日本国内で北朝鮮情勢を分析する民間研究員の男性は「金日成、金正日時代には考えられないシーンだ」と目を丸くする。
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糞まみれの最高指導者
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怖い者知らずのチビッ子たち
 最高指導者の写真は「1号写真」と呼ばれ、綿密なセッティングの上で撮影される。この研究員によると、写真に写り込む予定の人民は、思想性や家柄を徹底的に調べ上げられ、当日は風邪などの感染症ではないか検診を受けた上で「全身にスプレーで消毒液をかけられる」(同)という。最高指導者の前で失敗や失言は許されず、極度の緊張を強いられるが、「握手すれば、生涯にわたって年金をもらえるという脱北者の証言がある」(同)という。  一方、実際に写真を見ると、とても全員に年金など与えられないだろうと思われるほど多くの人民が、正恩氏の元に殺到している。また、歓呼の声が大きすぎるのか、正恩氏が人民に顔を近づけて耳を傾けたり、少年兵と見つめ合うといったBLっぽい写真も掲載されている。  研究者が驚いたのは「東海前線警戒所」という、軍施設に併設されたヤギ小屋を現地指導しているシーン。「正恩氏の足元はヤギの糞だらけ。普通は掃除をするはずなんだが……。人民に接近したり、糞まみれを演出することは、民心に近い指導者像を必死にアピールしようとしている」(同)というのだ。  写真集でわざわざ「ナイスガイ」をアピールせねばならない背景には、カリスマ性の低下が疑われる。韓国の朴槿恵大統領も窮地に立たされているが、同じ半島の北でも、政権は危うい。

北朝鮮で“金正恩の肝いり”回転寿司店オープンも「北で生モノを食べたらエラいことになる」!?

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メニューがチラッと映る朝鮮中央テレビの報道
 今月9日、5回目となる核実験を行い、国際社会から厳しい批判の声が上がっている北朝鮮だが、実験からさかのぼること3日前、首都・平壌では回転寿司の設備がある「平壌寿司専門食堂」がオープンし、富裕層でにぎわっているという。韓国メディアは「寿司マニアの金正恩党委員長肝いりの施設」と報じ、大規模な開店セレモニーや日本の共同通信の動画取材に応じるなど、食堂は華々しくスタートを切った。だが、平壌を行き来する事情通によると「北朝鮮で生モノを食うと、エラいことになる」という。一体、何が起こるのか――?
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平壌寿司専門食堂の外観(北朝鮮対外サイト「朝鮮の今日」より)
 朝鮮中央テレビをはじめとする北朝鮮メディアによると、寿司専門食堂は2階建てで、1階は最大100人収容できるテーブル席に美女軍団が寿司を運ぶ形式。2階は和室を含む4つの個室と、回転寿司スペースがあるという。
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高級感あふれる和室
「回転寿司」といっても、寿司がグルグル回るわけではなく、タッチパネルで注文し、美女軍団が握ってくれた寿司をベルトコンベヤーで流す形式のようだ。
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回転寿司コーナー(朝鮮中央テレビより)
 北朝鮮で寿司といえば、「金正日の料理人」の藤本健二氏が有名だが、関係者によると、この食堂には関わっていないという。 「とにかく、生モノは食べないほうがいい。エラいことになるよ」と語るのは、中朝を頻繁に行き来する貿易関係の会社に勤務する男性。北では宴席で刺し身や貝、ユッケといった生モノでもてなされ、そのたびに深刻な腹痛と下痢に襲われた。 「日本で腹を壊すのとはレベルが違う。トイレに行く回数が激増し、症状が長引く。1週間ぐらい調子が悪かった」(同)  北の食事は、焼き肉や朝鮮料理といった火の通ったものはおいしいが、生の魚介類は極めて鮮度が悪いそう。 「そもそも漁船や漁港に冷凍設備がなく、製氷所も機能していないので、出荷段階から活きが悪い。さらに、平壌市内でも停電が頻繁にあり、生モノの長期保存は難しい」(北朝鮮と取引のあった水産加工会社幹部)という背景がある。  朝鮮中央テレビの報道では、店内の壁に掛けられたメニューがチラッと映ったが、それによると「トロ」「鉄火巻き」などの定番以外は「コノシロ寿司」「サバ押し寿司」「天ぷら寿司」といった、腐りにくそうなメニューが並び、北朝鮮での寿司店経営の難しさを物語っている。 「一番の問題は、腹を壊してトイレに駆け込んでも、トイレットペーパーがないこと。ホテルの自分の部屋にしかない。みんなどうしているのか知らないが、泣く泣くハンカチで尻を拭いたこともあった」(前出の貿易会社勤務の男性)  折しも台風10号の影響で、北東部では500人以上の死者・行方不明者が出る惨事となっている。寿司店オープンよりも、やることがありそうだが……。

“推定体重130キロ”金正恩氏のスーツ姿に全世界衝撃! 北朝鮮にも「サカゼン」があるのか?

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平壌市内の衣料品店。ほとんどSサイズだ
 異例のスーツ姿で第7回朝鮮労働党大会に登壇した北朝鮮の金正恩党委員長。推定体重130キロという巨体にフィットしたフォーマルなスーツは全世界で注目され、Twitterでは「北朝鮮にもサカゼンみたいな店があるのか」と、大きな話題になった。北朝鮮の経済事情に詳しい関係者は「残念ながら、共和国(北朝鮮)にデブ専門店はない」と断言。関係者の証言で、知られざる北の巨漢事情が明るみになった。  正恩氏のスーツについて、日本国内の北朝鮮ウオッチャーは「よく見るとストライプになっており、いつもの人民服と同じ生地だ」と指摘する。ゆえに「特注品、オーダーメードと考えるのが自然だろう」と語る。北朝鮮では最近、最高権力者にあやかろうと、刈り上げのヘアスタイルがブームになっているが、一般の人民は衣装面での真似は難しそうだ。 「そもそも太っている人が珍しい。富裕層が増えたといっても、体重100キロを超えるような人はいないよ」とは、日朝を頻繁に行き来する在日ビジネスマンの男性。肥満体形が少ないのは、食料不足はもちろん、西側のファストフードのような、脂っこくてカロリーの高い食事を出す店が少なく、シンプルな味付けの朝鮮料理が多いからだと、この男性は見る。 「北朝鮮には、サカゼンのようなビッグサイズ専門店はない。太った人が町を歩くと『幹部が来た』と勘違いされて、みんなにガン見される」(同)  かく言う男性も、日本人の中年と同じで結構恰幅がいい。それでも、男性は北朝鮮に入ると、同胞として現地の人に溶け込むため、いつも人民服に着替えることにしているという。  では、どこで人民服を入手しているのか?
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平壌中心部の地下鉄。デブはひとりもいない
「日本で人民服は再現できない。そこで、初めて平壌に行った時、『人民服を買いたいので、服屋に連れて行ってほしい』と、向こうの受け入れ先に頼んだ。すると『ホテルで待て』と指示された」(同)  ほどなく、メジャーを持った女性が到着し、上から下まで採寸して帰った。その2日後、男性にぴったりの人民服が仕上がってきたという。つまり、布の裁断から縫製まで、一から仕立屋が引き受け、イザというときの一張羅は、既製品を買わないのが、朝鮮メンズのたしなみだという。ちなみに人民服は1着1万5,000円ほど。ビッグサイズだと約5,000円で、日本円か中国元での外貨払いを求められるそうだ。  基本オーダーメードでも、サイズには制限があるという。 「『ウエスト100センチぐらいまでが限度』と仕立屋の人が言っていた。正恩氏の姿を見ると、120センチはあるだろう。正恩氏の衣装だけを扱う縫製工場があるんだろうなぁ」(同)  正恩氏は今回の党大会で、開会の辞の原稿を読み上げる際、金日成主席が使っていたのとよく似たウェリントンの眼鏡をかけている。後ろにすき上げた髪形、腹を突き出した歩き方、後ろ手に組む様子、壇上をつかんで報告書を読むさまなどは、いずれも「金日成の真似」と分析されているが、スイス留学経験があるだけに、おしゃれには人一倍気を使うのかも!?

日本海沿岸にも漂着 金正恩第1書記のお気に入り「桃の香り炭酸甘水」って?

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日本海に漂着した北朝鮮の嗜好品
 第7回朝鮮労働党大会で党委員長に就任し、核開発と経済建設を並行して進める「並進路線」を強調した金正恩第1書記。海外メディアの取材団を電線工場や製糸工場に案内して、経済成長をアピールしたが、日本に流れ着く漂流物から、北のいびつな“経済発展”が透けて見えている。  昨冬、日本海沿岸では北朝鮮のペットボトル(1.5リットル)の漂流が多数確認された。    朝鮮語で書かれた品名は「桃の香り 炭酸甘水」。  桃の成分が入った炭酸飲料で、製造元は平壌市の「ソンフン食料工場」となっていた。工場名を検索すると、北朝鮮の対外宣伝サイト「朝鮮の今日」が今年1月7日に「世界的な競争力を持つ最優秀製品が多数生産されている」と紹介した、正恩氏肝いりの総合食料工場と判明した。   「朝鮮の今日」によると、故・金正日総書記の「食料加工業発展に力を入れ、おいしくて栄養価の高い、さまざまな食料品を、さらに多く生産しなければならない」という遺訓を胸に、創業10年という歴史の浅いソンフン工場の労働者たちは闘志を燃やした。  結果、前年比350倍という驚異的な生産量をマークし、工場も食品安全の世界規格となるISO22000を取得。工場では、「世界を圧倒する商品が続々と生産されている」というのだ。  記事は「周囲に流されず、独自に百歩、千歩を一気に走って跳躍したソンフン食料工場の成果は、私たちの手で幸福と繁栄をもたらすのが決してはるかな目標ではなく、闘争にはすでに勝利が約束されているということをより一層確信させる」と、強引に結んでいる。 「前年比350倍」は、そもそも製品の生産量が極端に少ないか、真っ赤なウソのどちらかだが、北朝鮮の東岸から大海原を越えて多数のボトルが日本海に漂流してくるということは、少なくとも昨冬に「桃の香り 炭酸甘水」が大量生産されていたのは間違いなさそうだ。  一方で、このほかに北朝鮮の食料品や飲料の容器は、日本海沿岸で見つかっていない。ある北朝鮮ウオッチャーは「正恩氏が気に入った産品しか、大量生産ができないのではないか」と推察する。推定体重が130キロを超えるという正恩氏は、いかにも「桃の香り 炭酸甘水」が好きそうだ。一方で、寒い季節に大量に出回ったこの飲料ぐらいししか嗜好品がない北朝鮮庶民の厳しい日常生活がおもんぱかられる。 (文・写真=金正太郎)

トイレ専用車に、携帯用“おまる”まで!? 金正恩氏が一般人と同じトイレを使えないわけ

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北朝鮮の公衆トイレにある、水を溜めておくところ。用便を流したり手を洗ったりするのに使う。
 北朝鮮のトイレ事情は、どうひいき目に見ても、決してよいとはいえない。高級ホテルは総じて清潔だが、外国人が訪れるようなレストラン、観光名所のトイレもあまり清潔でなく、設備が破損していることが少なくない。さらに、高速道路にはサービスエリアが非常に少ないため、急に便意をもよおしたら、周囲の畑などを利用するしかない。  北朝鮮の最高指導者である金正恩第1書記でさえも、お国のトイレ事情に不便な思いをしているようだ。  護衛総局の事情に詳しい平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋が、「最高指導者のトイレ事情」を語ってくれた。護衛総局とは最高指導者を護衛する直属の「近衛兵」、いわば正恩氏に最も近い部隊である。  火気厳禁の化学工場の現地指導でもタバコを吸うなど、一見やりたい放題の正恩氏だが、たとえ急に便意を催したとしても、出先のトイレを気軽に使えない。その理由は、大きく分けて3つある。  1つ目は、神格化された存在である最高指導者が、用を足している姿を他人に見られてはならないからだ。正恩氏の乗る1号列車には、トイレ専用車が連結されているほどだ。トイレ専用車は“神聖不可侵”なスペースで「北朝鮮の実質的なナンバー2の黄炳瑞(ファン・ビョンソ)氏ですら、このトイレを使ったら銃殺されかねない」(同)という。  2つ目は、警護上の理由だ。  正恩氏が外部のトイレを使うことは、絶対にありえない。普段とは違い、朝のトイレに行かなかったり、移動中にトイレに行くとなると、警護体制に変更が生じるため、護衛員たちは緊張状態に置かれる。  また、正恩氏は高速道路を使って移動する際にはベンツに乗るが、便意を催したとしても列車移動のときとは違って、トイレ専用車に移動するわけにはいかない。そこで、車内で「おまる」を使用するという。  3つ目は、正恩氏の健康上の理由だ。  最高指導者の健康をチェックするには、「便」の状態をチェックする必要がある。しかし、外部のトイレを使うと、それもできなくなる。  正恩氏のトイレ問題を全面的に取り仕切っているのは護衛総局だが、国家機密中の機密であるだけに、局員にとっても、非常に神経を使う問題のようだ。 (デイリーNKより<http://dailynk.jp/>)

国産サングラスを着用する朴槿恵を尻目に、金正恩は“海外高級ブランド”嗜好!?

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2015年8月10日、帰国した女子サッカー選手らを空港で出迎えた金正恩氏(朝鮮中央通信より)
 今月3日に中国で開かれた抗日戦争勝利70周年記念式典に参加した韓国の朴槿恵大統領がかけていたサングラスが韓国の中小企業が作った製品であることがわかり、注目を集めている。  この製品は、テグ市にあるSEESUNという眼鏡メーカーが作った「SUR-1002」というモデルのサングラスだ。韓国のネットショップでは15万5,000ウォン(約1万6,000円)で販売されているが、同社の関係者も報道されるまで自社製品であることに気づかなかったという。  しかし、「大統領が着用したサングラス」と報道されたことで、同社にはお祝いと注文の電話が殺到、社員たちも大忙しのようだ。  もともと韓国の中小企業の製品は、品質面でもデザイン面でもクオリティが低く、「安かろう悪かろう」の代名詞。国産品愛用運動や中小企業奨励運動で特別優遇されているほどだ。  こうしたイメージがいまだに残っていることから「大統領が国産サングラスをかけた」というニュースが驚きを持って受け止められているようだ。一方、このニュースを見たある脱北者は、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に次のように語っている。 「一国の指導者が国産製品を使うなんて、北朝鮮ではありえないことだ」  北朝鮮の金正恩第1書記は、サングラスを愛用することで知られている。ブランドは不明だが、海外から輸入した高級品であるとみられている。  また、今年3月に空軍のパイロットにプレゼントしたものをはじめ、正恩氏が人民にプレゼントするサングラスは海外の有名ブランド品であるといわれている。  正恩氏は、サングラスだけでなく、人民服の生地や時計なども海外の有名ブランド品を愛用している。夫人の李雪主氏も同様で、公務ではディオールのクラッチ・バッグを常に持ち歩いている。  世界中が見守る中、国産品をアピールする朴氏と、これ見よがしに舶来物を愛用する正恩氏。正恩氏は、今年の新年の辞で「輸入病(輸入に頼る傾向)をなくせ」と声高に強調していたが、まずは自分自身の“海外ブランド好き”をなくすべきではなかろうか。 (「デイリーNKジャパン」<http://dailynk.jp>より)

「肥えていいのは元帥様だけ!」無慈悲な粛清が続く北朝鮮で、“メタボ体形”は命取り!?

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かなりモダンな雰囲気の北朝鮮大使館(東南アジア某国)
 人民武力部長(国防相)を高射砲で処刑するなど無慈悲な粛正が続く北朝鮮で、在外公館にいる朝鮮労働党、政府、朝鮮人民軍の幹部らの脱北や亡命が相次いでいると韓国紙が報じた。背景には、先の読めない恐怖政治があることは言うまでもないが、飽食と運動不足のおかげで大使館員の多くがメタボ体形になっており、帰国した際に国内で目立つのではないかとビビっているらしい。「体格のいい幹部が、次々と粛正されている」(消息筋)といい、どうも「恰幅のよさは元帥様(金正恩第1書記)だけの特権」という空気が流れているのが原因のようだ。    朝鮮日報(電子版)は7月2日、北朝鮮の内部事情に詳しい消息筋の話として、「北朝鮮から中国や東南アジアなど海外に派遣されていた幹部や、外貨稼ぎの担当者など十数人が先日亡命した」と報じた。北朝鮮では4月末に玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長が反逆罪で銃殺されたと、韓国・国家情報院が明らかにしたばかり。金正恩の時代になって軍最高幹部のポストは頻繁に交代し、外された人物の動静が途絶えるケースが後を絶たない。玄部長はもとより、張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長(2013年12月処刑)、李英鎬(リ・ヨンホ)軍総参謀長(12年7月粛正との情報)、金正覚(キム・ジョンガク)人民武力部長(12年11月、左遷との情報)など、金正恩に負けず劣らず背が高かったり、恰幅のいい人物が次々と消されている。
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要塞のような高い壁で囲まれている
 そんな中、在外公館に勤務する幹部らが異様に動揺し、本国を捨てて逃げ出す者も出始めているというわけだ。武器や核の闇ビジネスでカネのめぐりがよく、肥えているのが影響しているようだ。    所用で東南アジアの北朝鮮大使館を訪れたことがあるという30代の日本人商社マンは、在外公館に勤務する大使館員の北朝鮮っぽくない風貌に驚いたという。「一見して、中国人の富裕層に見えた。一応、金日成と金正日の親子バッジは付けているものの、ポロシャツにスラックス、金のネックレスや時計をはめてジャラジャラした感じ。北朝鮮国内では干ばつによる食料危機が報じられているのに、彼らはかなりの肥満体だった」と証言する。
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大使館の掲示板にはあの人が
 彼らの遊び場兼商談場所は、市内のショッピングモールにある高級レストラン。中国や東南アジアにある大使館は住まいも兼ねており、居住部分は鉄筋コンクリートの豪華な造りで、大使館員が徒歩で外をウロウロすることはあまりないという。北朝鮮大使館の中では世界最大の、北京の北朝鮮大使館は、東京ドームが何個も入りそうな広大な敷地だ。中国に住む駐在員は「高い塀で囲まれているが、まるでひとつの街みたい」だと証言する。どこの大使館員も外歩きが少ないため、メタボっぽくなってしまうという。  一方、北朝鮮国内では「都市部の役人でも、田植え戦闘や草取り戦闘と称した農作業に動員される者が多く、この時期は日焼けして浅黒く、痩せた者が多い。富裕層の多い平壌でも、デブだと『この人、何しているんだろう』と、怪しまれる」(消息筋)とのこと。メタボは成人病も心配だが、北朝鮮では別の心配をしなければならず、大変そうだ。