“男クサイルな”男性誌「OCEANS」、憎めない脱力感を失い漂う“不自然な”自然体

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) ももクロ成功の秘訣 優れたITサービスは、先駆者のコピー&クローン? B787運航再開も安全は置き去り…事故原因未特定、訓練飛行中のトラブルも発覚! 生活保護法改正、申請拒絶の“水際作戦”助長と懸念の声続出 撤回求める緊急声明も ■特にオススメ記事はこちら! “男クサイルな”男性誌「OCEANS」、憎めない脱力感を失い漂う“不自然な”自然体 - Business Journal(5月21日)
む、む、無理しない……。
(「OCEANS HP」より)
 身近さや取っ付きやすさみたいな印象を醸したいとき、「等身大」「飾らない」「気張らない」なんて表現を用いたりします。「ガツガツ」「あくせく」「前のめり」「必死」「弱肉強食」「優勝劣敗」みたいなマインドとは、反対の方向性ですね。「頑張り過ぎなくていいんだよ」「肩の力を抜いて」などと、ある種のいたわりや労い、肯定感を相手に与える感じでしょうか。言われたほうも、ちょっと安心するんですね。「おかげでちょっと『ほっこり』したよ」みたいなことで。  で、今回取り上げるのはこちら。 『OCEANS 6月号』(インターナショナル・ラグジュアリー・メディア) 35歳までは正直キメキメでしたけど…… もう大人はお洒落で無理しない  「OCEANS」(以下、オーシャンズ)は、男性誌の中でも「夫」「父」という属性をかなり明確に打ち出した媒体のひとつ。「妻から愛され、ご近所の奥さま連中から『○○さんのご主人、素敵ね』とウワサされるような夫」「育児にも積極的に参加し、子どもと過ごすのが無上の喜び。もちろん子どもから好かれまくりの素敵パパ」たらん、と訴求してくるんです。そういう男ってカッコいいよな、とこちらの肩を叩きながら、イケメンが歯を輝かせて爽やかに話しかけてくるイメージとでも申しましょうか。  同誌で何かにつけて用いられるのは「37.5歳(読者平均年齢)」という記述。中心読者層として、結婚して数年、未就学~小学校低学年くらいの子どもがいる年代を意識した誌面づくりを実践していらっしゃいます。  基本的に、ただのオヤジ枠には収まらない、いい頃合いの大人カジュアルを推している雑誌であり、「GOETHE(ゲーテ)」(幻冬舎)や「GQ JAPAN」(コンデナスト・パブリケーションズ)のようなオピニオン(面倒くさい能書き!?)色は極薄。ファッション誌的な色合いが強い媒体です。  ただ、どこかムズムズ感をおぼえる、洒落臭い感じもあるんですよねぇ。“自然体な俺”を必死に演じてしまう不自然さにも似た、収まりの悪さでしょうか。「良き夫、良き父」推しをしながら、現実的な結婚生活や子育てにつきまとう所帯臭さを誌面からほぼ感じないあたりも、そうした不自然さを醸成してしまっている一因なのかもしれません。まあ、ある種の妄想ツールであるファッション誌という媒体に対して、無粋なことを言っているのは承知の上ですが。 ●オヤジギャグ的な脱力感があれば、まだ……。  ここでようやく、今回の特集に視点を戻すわけですが、特集の冒頭では、読者モデル諸氏が、自分の6~27年前の写真を開陳し、いまの姿と並べるコーナーが設定されています。要するに、新旧ファッション比較ということで、「前の自分はこんな感じで無理してましたけど、最近はイイ感じでヌケ感、わかっちゃってますよ?」みたいに笑いかけてくるんです。  いや、「無理しない」という言葉には共感します。でも、写真を見るにつけ、「昔も今も、方向性が違うだけでメチャメチャおしゃれじゃん」「つか『無理しない』と言いつつ、『無理しない(ヌケ感的な)』印象のファッションを、猛烈に気を配りながら着ているようにしか映らないわ」なんて思ってしまうのですね。わたくしのような、ファッションへの感度が低い人間からすると、「無理しないお洒落を励行するには、結局いろいろな無理を重ねなきゃいけないのかよ」と暗澹たる気分になってしまうのです。  たとえば、「昔の自分はダメダメでした。でも、○○したことによって、いまは成功しました」「私とアナタの違いは、○○したか、していないかの違いだけ」「元ダメ人間の私にできたのだから、アナタにもできる」みたいな論法は、仕事術系のビジネス書や自己啓発書にありがちなパターン。この論法のキモは、読者に対して「あ、それなら私にもできるそう」と思わせる、敷居の低さです。別にオーシャンズは自己啓発系ビジネス誌ではありませんが、「無理しない」にある種の癒やしやお手軽さを感じ取ってしまい、「これなら俺も着こなせるかも」とすがるような気持ちでこの特集を読んでしまうと、激しく裏切られてしまうかもしれません。「無理しない」ファッションって、なかなか高度で難しいですから。  そういえばオーシャンズって、2009年ごろまでは「男クサイル(男臭い+スタイル)」なんて微妙なキーワードをゴリゴリに押し出したりして、提案するファッションはいまと同じような方向性ながらも、もうちょっと茶目っ気というか、オヤジギャグ的な遊び心みたいなものが、特集タイトルや見出しから感じられたんですよ。『賢く、カッコよく、「大人のコロモ替え」の極意 夏先取りのイチOC!』(2009年6月号)とかね。ちなみにOCは「ON&CASUAL」の略とか(誌名の略称としても使われます)。  その他『“手ブラリアン”が狙うはローテクデイパ』(2009年8月号)とか、『タイドアップしてもクールでいたい! 「タイ涼族」におすすめの一本 そろそろ“重(おも)タイ”外して“主白(おもしろ)タイ』(同)とか、どこか憎めないような脱力感があったんです。個人的には、そのころのオーシャンズのほうが、最近のオーシャンズより好印象でございました。  「ガハハ、『男クサイル』って何だよ」と読者が笑顔でツッコめるくらいの距離感が、この雑誌にはちょうどいいような気がするんですけどね。 (文=漆原直行) ■おすすめ記事 ももクロ成功の秘訣 優れたITサービスは、先駆者のコピー&クローン? B787運航再開も安全は置き去り…事故原因未特定、訓練飛行中のトラブルも発覚! 生活保護法改正、申請拒絶の“水際作戦”助長と懸念の声続出 撤回求める緊急声明も 矢口真里と別居報道の中村昌也「アイツ全然料理つくらない。収入格差止まらない」 アドビ、クリエイティブ製品のパッケージ販売終了にどう対応?安価な別製品も豊富

股間でものを考える「LEON」「GQ」の神髄!セックスパーティに参加経験ある男は60%!?

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) AKB“女王様気取り”河西智美、黒い噂絶えない運営元社長とお泊り愛!? 沖縄の男はなぜ働かない!?「別れた妻にガソリン代を借りに…」 要介護者になる前に!! 「メタボ」よりキケンな「ロコモ」を解消せよ!! ■特にオススメ記事はこちら! 股間でものを考える「LEON」「GQ」の神髄!セックスパーティに参加経験ある男は60%!? - Business Journal(4月24日)
『LEON』(主婦と生活社/5月号)
 男性誌5月号の中から注目記事をピックアップ! ●“ちょい不良オヤジ”は、この春も下心ムキ出しでニキータを口説く 『LEON 5月号』(主婦と生活社) 「春こそモテるデートの季節です! 遊べるオヤジは連れ出し上手」  『LEON』といえば、“ちょい不良(ワル)オヤジ”でお馴染みの男性誌。その他の男性誌が“ビジネスパーソンとしてのカッコよさ”を多少なりとも盛り込んでくるのに対して、同誌は一貫してモテるオヤジ道をゴリ押ししてくる誌面づくり。とにかくキャラが立っているのです。  この特集は、いわゆる春のお出かけ(デート)ガイド的な内容。とはいえ、そこは『LEON』ですから、ドコを斬っても洒落臭くてバブリーなモテアピールでベッタリなのです。たとえば「『桜の時だけ』食べられる 旬な誘い文句で お花見前後にホテルの桜メニュー」とか「見ためも味も春たっぷりなカクテル~&スウィーツ お誘いネタに使える桜な一品」などなど、いかに婦女子(同誌では「ニキータ」と呼称します)を連れ出すか、喜ばせるか、モテるか、といった視点で前のめり気味に攻めてきます。  前のめり、ということでは「究極のサプライズは“愛ランドデート!” 連れ出し上手は島(都内)へ行く」てなページも。サプライズはいいけど、ちょっとした都内デートのつもりでやってきた婦女子をいきなり伊豆大島に連れて行って、果たして喜ばれるのでしょうか?     また、「高層階の夜景BARにはドラマあり! ほどよい暗さと大人の“錯覚”」なるホテルのバー紹介ページでは「まるでふたりだけのムーディな死角席」なんて見出しが躍ります。下心がムキ出しで、なんだかもう清々しいほど。  挙げ句の果てには「ホテルの中のヨコシマ“エアポケット”です “言い訳”付き ちょいふたりっきりになれる○秘スポット」までも。なになに……「あー、タクシー混んでるかも。あっちで座って待とうよ」というセリフとともに、コンラッド東京の宴会場アネックス1F「チャペル前の壁際のコーナーにあるベンチ」に誘え、と。まあ、えらく具体的でございますこと。  この特集も然りですが、『LEON』の何でも股間でモノを考えるような生臭さは、そのへんの小僧以上だなと、しみじみ痛み入る次第です。言ってしまえば、チョイ不良オヤジの皮をかぶった中二。それを“大人のオトコの色気の中から、ときおり見え隠れする少年っぽさ”みたいなマインドでそれっぽく誤魔化す感じが、いいかげん白々しいワケで。いや~、非常に素晴らしい芸風ですよね。 ●恋愛だって「成功」をキーワードに斬るのが『GQ』のジャスティス!? 『GQ JAPAN 5月号』(コンデナスト・ジャパン) 「LOVE & SEX 大人の恋について語ろう」  特集冒頭のリードいわく…… 「恋愛もセックスも、人生をエキサイティングにしてくれる男の相棒だ。相棒なのだから、隠語や俗語でこそこそ語るのではなく、正しい言葉で正々堂々と語るべきなのだ」  てな具合で、今月は『GQ』も股間まわりのことを熱く語っております。春になると股間がうずいてしまうのが正しい哺乳類の姿なのでしょうか。  まずは俳優の浅野忠信氏インタビュー(『All You Need is LOVE & SEX 恋愛こそがすべて!』てなタイトル)から入りまして、全体は大きく3部構成となっております。「Part 1 成功を呼び込む恋をしよう」「Part 2 クールな夫になる」「Part 3 彼女をベッドで満足させる」という並び。つか、本連載の第1回でも取り上げた先月号のスーツ特集に続いて、ここでもまた「成功」推しですか!?  で「成功を呼び込む恋をしよう」のくだりがどんな内容かと申しますと、アンジェリーナ・ジョリーやらヒラリー・クリントン、メリンダ・ゲイツ、マドンナあたりをケーススタディ的に持ち出し、「ミューズ? 悪女? 成功を呼び込む女の正しい見分け方」なんて斬り口でインプレッションしていくのです。アメリカを中心に世界中でフランチャイズ的に展開している雑誌ですし、海外事例のみで語るのもスタイルのひとつなのかもしれませんが、これは日本オリジナルの記事らしいので、1人くらい日本女性を出してもよかったのでは。国生さゆりさんや神田うのさん、奥菜恵さん、元谷芙美子さん(アパホテル社長)とかね。  そのほか、このパートでは元伝説の舞妓さんが語る「京都、佳つ乃の恋愛指南 男と女のきれいな別れ方」やら、ロングコラム「宗教人類学者・植島啓司が、説く。 男にはなぜ『愛人』が必要なのか」、美人ワーキングウーマンがメシを食いながらテキトーに鼎談する「美女が望むデートレストラン」など、わりとシッチャカメッチャカな企画が並びます。雑多すぎて、どのあたりが「成功」に繋がるのか判然としません。  なお「クールな夫になる」のパートでは「新しい家族のカタチ ~同性カップル編~」とゲイカップル事情に触れる、なかなかエッジの効いたページもあったり。また「彼女をベッドで満足させる」パートは「GQ SEX SURVEY 男たちの愛欲に満ちた日常」なるアンケート調査企画がメインなのですが、元ネタが英国版『GQ』なので、どうもピンッとこなかったするのですね。3Pの経験がある男は54%、セックスパーティに参加したことがある男は60%って、ジョンブル恐るべし。  40ページ以上に渡って長々と紙幅を割いていたこの特集。個人的にいちばん面白かった箇所はドコかといえば、大人のオモチャをシャレオツに紹介する「Sex Toys of "Good Design" ラブ・ガジェットのNOW & FUTURE」(たったの2ページ)でございましたとさ。 (文=漆原直行) ■おすすめ記事 AKB“女王様気取り”河西智美、黒い噂絶えない運営元社長とお泊り愛!? 沖縄の男はなぜ働かない!?「別れた妻にガソリン代を借りに…」 要介護者になる前に!! 「メタボ」よりキケンな「ロコモ」を解消せよ!! 野村HD、損失隠し加担の疑いで伊検察が捜査へ 利益没収、損害賠償請求も 黒田日銀・異次元金融緩和に潜むワナ…物価急上昇・国債暴落の可能性は?

男性誌『GQ』はオトコの自己陶酔をかき立てる魅惑の媒体?“スーツ自己啓発”で成功を掴め?

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) キンタロー。OLから芸能界デビューのきっかけは、好きだった先輩…番組内で涙の告白 復興税も加わり消費税もアップ 恐怖の “手取り収入”も減少でますます生活困窮 JALとANA、787問題でボーイングに賠償請求の意向固める…運航再開時期は未定 ■特にオススメ記事はこちら! 男性誌『GQ』はオトコの自己陶酔をかき立てる魅惑の媒体?“スーツ自己啓発”で成功を掴め? - Business Journal(3月19日)
表紙はベン・アフレックの「GQ」4月号
(コンデナスト・ジャパン)
 みなさん、こんにちは。  フリーランスで編集者/記者業を営んでおります、漆原直行と申します。  今回から始まる、この新連載。俎上に載せるのは、男性誌でございます。  もう少し詳しく申しますと、社会人男性を主要読者に据えた、ファッション、ライフスタイル、カルチャーを扱う雑誌たち。たとえば『GOETHE』(幻冬舎)、『LEON』(主婦と生活社)、『Men's EX』(世界文化社)、『MEN'S CLUB』(ハースト婦人画報社)、『OCEANS』(インターナショナル・ラグジュアリー・メディア)、『Safari』(日之出出版)といった媒体でしょうか。  20代半ば~40代あたりまでの社会人男性が持つ横顔はさまざまです。そうした読者事情を踏まえて、前述したような雑誌は「精力的に働く、仕事のデキるオトコ」「オフタイムは少年に戻って趣味に興じるオトコ」「素敵な婦女子とスマートに遊ぶオトコ」「隣の奥さんが羨むようなよき夫たるオトコ」「カッコいい父として子どもに慕われるオトコ」などなど、挙げていけばキリがありませんが、そういった“オトコ道”を読者に提案していくような姿勢が基本にあります。  これらの雑誌はもちろん「あ、このネクタイはいい色だな」「このバッグ、便利そう」といった、ファッションカタログ的、モノ情報誌的な実用性を備えた媒体ではありますが、一方で、独自の世界観ーーオトコの美学を求道し、極めんとするような、えも言われぬ洒落臭さーーにも充ち満ちているのですね。多かれ少なかれ、自己満足や自己陶酔の感覚をくすぐるつくりになっているワケです。  この連載では、そんな“オトコたちのうっとりワールド”をつまびらかにするべく、男性誌の注目記事を紹介していきたいと考えております。生温かく、ご笑覧いただければ幸いです。 ●デキるオトコは「正しい」装いで「成功」へと羽ばたく  ……と、初回なので前置きが長くなってしまいましたが、そろそろ本題へ。  男性誌界隈を見回しますと、4月号はスーツ特集が非常に多かったりします。新年度、新生活で「スーツでも新調しようかな」という時期と重なりますから、読者の情報ニーズだけでなく、かき入れ時で鼻息が荒いビジネスアパレル系のショップやメーカーの要求にも応える、非常に理にかなった選択といえるでしょう。  さて、スーツをフィーチャーする企画を組んだ各誌のなかでも、とりわけ印象的だった特集はこちら。 『GQ JAPAN4月号』(コンデナスト・ジャパン) 正しい仕事服とトレンドの正しい関係
成功のための服装術
2013年春夏版  内容としては、スーツを中心に働くオトコのための各種アイテムを紹介していくものなのですが、まず「成功」をキーワードに持ち出すあたりが、実にあざとい。「成功」といえば、自己啓発系ビジネス書でも頻用される、意識の高いビジネスパーソンの琴線にビンビン触れまくりのワードでございます。  そして特集の冒頭では、名物編集長・鈴木正文氏による、次のようなリードが添えられるのです。 「仕事をする男としてのルールを踏まえた『正しい』装いに、時代の気分をあざやかに盛り込むとき、あなたを見る目が変わり、あなたは成功へのステップを軽やかに踏み出すだろう」  ……これは強烈です。「あなたが変われば、あなたの世界が変わる」的な、それドコの『思考は現実化する』(自己啓発書の古典。ナポレオン・ヒル著)ですか!? とツッコみたくなるような、非常に自己啓発的なマインドに富んだ、濃厚な特集導入文といえるでしょう。いうなればこの特集、「スーツ自己啓発」なのですね。イイ感じでムズムズしてまいりました。  そんなこんなで内容に目を向けてみますと、メインとなるのは職業に応じたおすすめファッションの提案。たとえば「投資銀行家、弁護士、起業家、国際ビジネスマンだったら 誠実さが大事」とか「公認会計士、税理士、経営コンサルタントだったら ポジティブさを全開に!」とか。フリーターや期間工は……あ、ないのね。でも「水泳コーチ、一流パーソナルトレーナーだったら 爽やかさを前面に」って、ここだけなぜか職業がピンポイントすぎ。そのくせアドバイスはフツーだったり。さらに「評論家、新聞記者、自由業、作家だったら 個性をアピール」とは、ちと捻りがなさすぎでしょう。  つかそもそも、それを言ったらみんな多かれ少なかれ、個性をアピールしたいからこういう雑誌を見て参考にしているのでは? で、オススメされるのが一足3900円のド派手な靴下って……。  とはいうものの、全体的にはとってもスタイリッシュかつ読みやすくまとめられております。『成功者のためのバッグ選び』なるコーナーでは、トートバッグは「クリエイティブに見える」、クラッチバッグは「タフネゴシエーターに見える」、フラップオーバー型ブリーフケースは「決断力があるように見える」など、バッグによってどう自分を演出するかまで提案してくれる親切設計。ついつい、「俺もバッグを替えたら成功者になれるかも」てな気分になってしまうことでしょう。  そのほかにも、20~50代敏腕ビジネスパーソンの持ち物などをインタビューとともに紹介した『成功者の服装哲学と実践』、名物販売員がよくあるお悩みに答えるQ&A欄『ベテランショップスタッフの成功服指南』など、「成功」というブレないキーワードで彩られたコーナーが並び、とても盛りだくさんな特集に仕上がっておりました。  せっかくだから、自分もおすすめのコーディネートで「成功」への第一歩を踏み出してみようかと、気に入った組み合わせで総額を計算してみました。ジャケット、ベスト、ネクタイ、シャツ、パンツ、靴を合わせると……しめて36万6450円ナリ!  服装で「成功」を掴めるなら、このくらい安いもの……なの!? (文=漆原直行) ■おすすめ記事 キンタロー。OLから芸能界デビューのきっかけは、好きだった先輩…番組内で涙の告白 復興税も加わり消費税もアップ 恐怖の “手取り収入”も減少でますます生活困窮 JALとANA、787問題でボーイングに賠償請求の意向固める…運航再開時期は未定 行動力を高めるための習慣2つ 西武HDの背後にJR東海!? TOBで激化するサーベラスとの攻防に政府も参戦!